日本学術振興会:科学研究費助成事業
研究期間 : 2008年 -2012年
代表者 : 木村 俊一, 澤木 勝茂, 井上 昭彦, 鈴木 輝好, 辻村 元男, 鈴木 淳生, 高嶋 隆太, 八木 恭子, 後藤 允, 中野 張
「OR指向ファイナンス」とは,数理ファイナンス理論をオペレーションズ・リサーチ(OR)における意思決定支援という観点からそのモデル作りを見直そうという本研究の基本概念である.この基本概念の下に,5つの研究テーマ(1) オプション価格評価;(2) 仕組債の価格評価;(3) 数理ファイナンス理論 (4) 企業ファイナンスにおける価値評価;(5) リアルオプションに対する数理モデルの開発とそれらの応用に関する研究を行い,数多くの国際的な研究成果を得た.