Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology:Grants-in-Aid for Scientific Research(基盤研究(B))
Date (from‐to) : 2007 -2009
Author : Mizue KAYAMA, 飯田 周作, Hajime SATOH, Takahito KAMIHIRA, Takao FUTAGAMI, Shusaku IIDA, Yasushi FUWA, Yoshihisa KUNIMUNE, Izumi FUSE, Rika KAYATSU, Takeharu TASAKI, Atsushi KONNO, Toshiharu KANO, Midori NOBE, Michiyoshi YAMAGAMI, Shigeru NOSHIRO, Yuji YAMASHITA, Hiroki SHIBATA, Kunimasa FUJITA, Cortla, STARRETT
本研究の目的は,高等学校情報科における情報の科学的な理解促進のための教育プログラムの開発にある.学校教育における情報教育の一環としての情報科の位置づけを意識し,さらには情報産業を担う人材の早期育成の観点からプログラムの具体化および運用を図るものである.本研究において,情報の科学的理解のための根本を「情報の表現法」としてとらえ,さらにそのミニマムエッセンシャルズとして,以下の3学習対象として定め、3ヶ年の研究期間において,以下の研究成果を得た.1)情報的見方・考え方の根本を成す「アルゴリズム的思考」AL・大学レベルの教育における課題例題材と各題材に対する代表的なエラー解答の収集(情報系学部専門科目9か年分、工学系専門科目2か年分)・アルゴリズム設計用ツールの開発と大学での教育実践(工学系専門科目半期)2)システム設計・運用分野で基礎としての「符号と情報システム」IS・符号体系の設計と設計した符号を利用した飛行船制御を通しで情報システムの基礎を学ぶ教材"マジカル・スプーン"の設計/量産/配布と、実践支援(小中校合わせて延べ50校、約4500人の児童・生徒)および教員向けワークショップの企画・運営・マジカル・スプーン教育実践事集の編纂3)マルチメディア分野の基本概念としての「情報的デザイン」ID・「体験!情報デザイン」ワークショップの企画・運営・大学レベルでの情報デザイン課題事例集...