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  • Faculty of Economics and Business Division of Modern Economics and Management Social and Historical Economics

Affiliation (Master)

  • Faculty of Economics and Business Division of Modern Economics and Management Social and Historical Economics

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  • Name (Japanese)

    Hashimoto
  • Name (Kana)

    Tsutomu
  • Name

    200901048612780685

Alternate Names

Achievement

Research Interests

  • Political Philosophy   Sociology   liberalism   経済思想   

Research Areas

  • Humanities & social sciences / Sociology / theory of sociology
  • Humanities & social sciences / Politics / political philosophy
  • Humanities & social sciences / Economic doctrines and thought
  • Humanities & social sciences / Legal theory and history

Research Experience

  • 2011/04 - Today Hokkaido University Facutly of Economics professor
  • 1998/04 - 2011/03 Hokkaido University Faculty of Economics associate professor
  • 1996/04 - 1998/03 Hokkaido University Faculty of Economics lecturer

Education

  • 1993/04 - 1996/03  Tokyo University  Inter-disciplinary social sciences
  • 1991/04 - 1993/03  Tokyo University  Inter-disciplinary social sciences
  • 1990/04 - 1991/03  Yokohama National University  Faculty of Economics
  • 1986/04 - 1990/03  Yokohama National University  Faculty of Economics

Published Papers

MISC

  • 【論説】「ふるさと納税2.0「ふるさと“孫”納税」案」
    橋本努  『税務弘報』  2  -3  2024/11
  • 書評「佐藤仁著『争わない社会 「開かれた依存関係」をつくる』NHK出版、2023.5.刊行」
    橋本努  共同通信社により、各種地方紙に掲載(cf.「南日本新聞」)  2024/09
  • 書評「今月の1冊「クィン・スロボディアン『グローバリスト――帝国の終焉とネオリベラリズムの誕生』(原田太津男/尹春志訳、白水社、2024)」
    橋本努  α-Synodos  325-  2024/07/15
  • 書評「クリステン・R・ゴドシー『エブリデイ・ユートピア』高橋璃子訳、河出書房新社、2024年5月30日刊行」
    橋本努  『日本経済新聞』  26  -26  2024/07/13
  • 【オンライン記事】「政治の「右派と左派」、実は権威に弱い人と強い人の違いだった納得の理由」
    橋本努  『ダイヤモンド・オンライン』  2024/06/26
  • 「できないヤツほど自信過剰なのはなぜ?誰しもが把握できない「自己認識の限界」」
    橋本努  『ダイヤモンド・オンライン』  2024/06/25
  • 「「貧富の格差」はもはや必然、キリストも認めた理不尽を乗り越える方法」
    橋本努  『ダイヤモンド・オンライン』  2024/06/24
  • 書評「キャス・サンスティーン/エイドリアン・ヴァーミュール『法とリヴァイアサン 行政国家を救い出す』吉良貴之訳、勁草書房」
    橋本努  『週刊読書人』  2024/06/14
  • 【インタビュー記事】「経営学の理論を掘り下げ、人生の哲学を体系的に語りなおす『「人生の地図」のつくり方』著者、橋本努氏インタビュー」
    橋本努, 聞き手, 構成, 芹沢一也  シノドス(webstie)  2024/05/28
  • 【論説】「「イデオロギー」なき利己主義」(特集2「トランプは世界を崩すか」)
    橋本努  『Voice』  138  -145  2024/05
  • 【オンライン記事】「「最も幸福になれる」年収と労働時間のバランスとは…「幸福の損益分岐点」を研究者たちが徹底調査した結論」
    橋本努  プレジデントオンライン(PRESIDENT Online)  2024/04/30
  • 【オンライン記事】「必ずしも「上昇志向」をもつ必要はない…自分にふさわしい生き方がわかる「人間の欲求8類型」を解説する」
    橋本努  プレジデントオンライン(PRESIDENT Online)  2024/04/29
  • 【インタビュー】「ミニマリストは幸せになれるのか?|人生哲学?節約術?新しい生活様式?経済社会学者・橋本 努が語る、ミニマリストのリアルとは」
    橋本努  LIFULL Stories(Web版)  2024/03/01
  • 書評「デヴィッド・ハーヴェイ『反資本主義 新自由主義の危機から〈真の自由〉へ』大屋定晴監訳/中村好孝/新井田智幸/三崎和志訳、作品社」
    橋本努  『週刊読書人』  3  -3  2024/02/02
  • 書評「今月の1冊「デヴィッド・グレーバー/デヴィッド・ウェングロウ『万物の黎明――人類史を根本からくつがえす』」」
    橋本努  α-Synodos  319-  2024/01/15
  • 書評「大澤真幸『資本主義の〈その先〉へ』筑摩書房」
    橋本努  『公明新聞』  5  -5  2023/10/02
  • 書評「今月の1冊 大澤真幸『資本主義の〈その先〉へ』筑摩書房」
    橋本努  「α-Synodos」  315-  2023/09/16
  • 書評Hidenobu Kojima, Political and Economic Thoughts of Market and Communality (Shijo to Kyodosei no Seiji Keizai Shiso, in Japanese), Kyoto: Minerva Shobo, 2022, 367pp.
    Tsutomu, Hashimoto  『経済学史研究(The History of Economic Thought)』  65-  (1)  96  -98  2023/07
  • 【新聞インタビュー記事】「北海道でも維新躍進 支持広げた理由は? 今後どうなる? 識者に聞く」
    橋本努  『毎日新聞』地方版/北海道  2023/04/15
  • 【書評】 「今月の1冊 橋爪大三郎『日本のカルトと自民党――政教分離を問い直す』」
    橋本努  α-Synodos  310-  2023/04/15
  • 【インタビューを含む新聞記事】 「勤労の「檻」を生んだのは マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』」
    橋本努  朝日新聞  25  -25  2023/04/06
  • 【インタビューを含む新聞記事】 「NIKKEI TheSTYLE――未知のリスクに「備える民」」(文化時評)
    橋本努  日本経済新聞  12  -12  2023/03/12
  • 【新聞インタビュー記事】'23統一地方選 知事選告示まで1カ月 与野党対決、公約に注目
    橋本努  毎日新聞 地方版  2023/02/23
  • 【書評】 柄谷行人『力と交換様式』岩波書店、2022年10月5日刊
    橋本努  公明新聞  5  -5  2023/01/30
  • 【書評】 ティモシー・パチラット『暴力のエスノグラフィー 産業化された屠殺と視界の政治』小坂恵理訳、羅芝賢解説、明石書店
    橋本努  東洋経済  86  -86  2023/01/21
  • 【書評】 ゴールディン『未来救済宣言グローバル危機を超えて』矢野修一訳、白水社、
    橋本努  東洋経済  92  -92  2022/12/17
  • 光熱費のインパクト大きく
    橋本努  北海道新聞  10  -10  2022/11/19
  • 【書評】 エマニュエル・トッド『我々はどこから来て、今どこにいるのか? アングロサクソンがなぜ覇権を握ったか(上)』『我々はどこから来て、今どこにいるのか? 民主主義の野蛮な起源(下)』堀茂樹訳、文藝春秋、2022年10月刊行
    橋本努  週刊読書人  3  -3  2022/11/18
  • 今月の一冊 エマニュエル・トッド『我々はどこから来て、今どこにいるのか?』(上・下)
    橋本努  αシノドス(オンライン配信)“α-Synodos”  305-  2022/11/15
  • 【書評】 水越康介『応援消費 社会を動かす力』岩波新書、2022年7月20日刊
    橋本努  公明新聞  5  -5  2022/10/31
  • 【書評】 スティーブン・ピンカー『人はどこまで合理的か(上・下)』、橘明美訳、草思社、2022年
    橋本努  東洋経済  (2022年10月1日号)  92  -92  2022/10/01
  • 【書評】 熊田一雄『格差社会の宗教文化 「民衆」宗教の可能性を再考する』風媒社、2022年
    橋本努  『東洋経済』  (2022年9月17-24日号)  139  -139  2022/09/17
  • 【エッセイ】 「今月の一冊 ショシャナ・ズボフ『監視資本主義』」
    橋本努  αシノドス(オンライン配信)  (302)  2022/08/15
  • 【新聞記事】(記者作成記事) 「<コロナが変えたくらしの姿>北大公開講座から*第8回 新型コロナウイルスとナッジ政策*橋本努教授*強制せず行動変容促す」
    橋本努  『北海道新聞』朝刊全道版  20  -20  2022/08/10
  • 【書評】 三上直之『気候民主主義 次世代の政治の動かし方』岩波書店、2022年
    橋本努  『東洋経済』  (2022年8月6日号)  83  -83  2022/08/06
  • 【書評】 クリステン・R・ゴドシー『あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない』高橋璃子訳、河出書房新社
    橋本努  『東洋経済』  (7月9日)  2022/07/09
  • 【エッセイ】 橋本努「今月の一冊――『アセンブリ』(アントニオ・ネグリ=マイケル・ハート)」
    橋本努  α-Synodos  (299)  2022/05/15
  • 【書評】チャールズ・C・マン『魔術師と予言者 2050年の世界像をめぐる科学者たちの闘い』布施由紀子訳、紀伊國屋書店
    橋本努  『東洋経済』  (2022年4月23日)  92  -92  2022/04/23
  • 【対談】 橋本努×若森みどり 「自律を超える善き生(ウェルビイング)の理想を探る――橋本努『自由原理――来るべき福祉国家の理念』をめぐる対談」
    橋本努, 若森みどり  シノドス(ウェブサイト)  2022/04/20
  • 【書評】 マット・ジョンソン/プリンス・ギューマン『「欲しい!」はこうしてつくられる』花塚恵訳、白揚社、2022年1月26日刊行
    橋本努  東洋経済  (4月9日)  90  -90  2022/04/09
  • 【書評】 ジェイク・ローゼンフェルド『給料はあなたの価値なのか』みすず書房、2022年2月10日刊行
    橋本努  『東洋経済』2022年3月5日号  106  -106  2022/03/05
  • 【書評】鶴見哲也/藤井秀道/馬奈木俊介『幸福の測定 ウェルビーイングを理解する』中央経済社
    橋本努  『東洋経済』2022年1月22日号  88  -88  2022/01/22
  • (耕論)新自由主義、どこへ行く 藤井達夫さん、小林りんさん、橋本努さん
    橋本努  『朝日新聞』2021年12月14日、朝刊  2021/12/14
  • 立憲復活のヒント 専門家二人に聞く 「新しいリベラル層」鍵
    橋本努  北海道新聞  5  -5  2021/12/02
  • 立憲民主党:あす立憲代表選 リベラル復活の道は 「声なき多数派」つかむ政策を 北大大学院・橋本努教授に聞く
    橋本努  毎日新聞、 地方版/北海道  23  -23  2021/11/29
  • 【書評】 橋本之克『9割の買い物は不要である』秀和システム、2021.9.10.刊行
    橋本努  『東洋経済』2021年11月27日号  83  -83  2021/11/27
  • くらしナビ・ライフスタイル:@大学 うちのセンセイ 未来に役立つ思想を 北海道大学大学院経済学研究院教授・橋本努さん
    橋本努  毎日新聞、東京朝刊  12  -12  2021/11/22
  • 【書評】 ヤニス・バルファキス『クソったれ資本主義が倒れたあとの、もう一つの世界』江口泰子訳、講談社、2021年9月13日刊行
    橋本努  『東洋経済』  (11月13日号)  94  -94  2021/11/13
  • 追悼・那須耕介さん
    那須耕介, 橋本努  勁草書房サイト「けいそうビブリオフィル」  2021/10/29
  • 【書評】大澤真幸『〈世界史〉の哲学 近代篇2 資本主義の父親殺し』講談社、2021年6月18日刊
    橋本努  『公明新聞』  4  -4  2021/10/04
  • まだ論じられたことのない、自由の三つの新しい始原――『自由原理 来るべき福祉国家の理念』(岩波書店)
    橋本努  シノドス・ライブラリー(ウェブ掲載)  2021/08/05
  • 【書評】イワン・クラステフ/スティーヴン・ホームズ『模倣の罠 自由主義の没落』立石洋子訳、中央公論社、2021.4.21.刊行
    橋本努  『東洋経済』  (7月31日号)  96  -96  2021/07/31
  • 【書評】大澤真幸『〈世界史〉の哲学 近代篇I 〈主体〉の誕生』講談社、2021年5月10日刊
    橋本努  『公明新聞』  4  -4  2021/07/26
  • 【書評】大澤真幸『新世紀のコミュニズム』NHK出版新書、2021.4.10.刊行
    橋本努  『東洋経済』  (7月17日号)  101  -101  2021/07/17
  • 新しいリベラル政治とは? ウェブ調査で浮かび上がる政治意識
    橋本努  α-Synodos  2021/07/15
  • 【書評】ハワード・スティーヴン・フリードマン『命に〈価格〉をつけられるのか』南沢篤花訳、慶應義塾大学出版会
    橋本努  『東洋経済』  (7月3日)  102  -102  2021/07/03
  • 【書評】L・ランダル・レイ『ミンスキーと〈不安定性〉の経済学』横川太郎監訳、鈴木正德訳、白水社、2021.3.15.刊行
    橋本努  『東洋経済』  (5月29日)  88  -88  2021/05/29
  • リベラリズムの失われた理念を取りもどす
    橋本努  [ネット配信] “α-Synodos”  vol.287-  2021/05/15
  • 【書評】ローレンス・ハミルトン『アマルティア・センの思想 政治的リアリズムからの批判的考察』神島裕子訳、みすず書房、2021.1.18.刊行
    橋本努  『東洋経済』  (2021年5月15日号)  88頁  -88頁  2021/05/15
  • ナッジ理論は強制的措置の代わりになるか 失敗から得られた教訓
    橋本努  毎日新聞  2021/05/09
  • 【書評】ペーテル・エールディ『ランキング -- 私たちはなぜ順位が気になるのか?』高見典和訳、日本評論社、2020.12.25. 刊行 『東洋経済』、82頁、所収
    橋本努  東洋経済  (2021年4月10日号)  82  -82  2021/04/10
  • 【書評】ナオミ・クライン『地球が燃えている -- 気候破壊から人類を救うグリーン・ニューディールの提言』中野真紀子/関房江訳、大月書店、2020.11.16.刊行
    橋本努  東洋経済  (2021年3月20日号)  100  -100  2021/03/20
  • <コメントと質疑応答> 環境問題を解決する -- ナッジ政策の可能性 --
    講演者, 中上英俊, 株式会社住環境計画研究所, 代表取締役会長, コメンテーター, 宇山生朗, 北海道行動デザインチーム, 北海道環境生活部気候変動対策課, コメンテーター, 橋本努, 大学大学院経済学研究院, 司会 岡田美弥子, 経済学研究院  地域経済経営ネットワーク研究センター年報  (10)  17  -27  2021/03
  • 【書評】「倫理的な人間関係の復活提唱 中道左派の新しいバイブル」 ポール・コリア―著『新・資本主義論 「見捨てない社会」を取りもどすために』伊藤真訳、白水社刊
    橋本努  東洋経済  (2020.12.26.-2021.1.2.新春合併特大号)  184  -184  2020/12/26
  • 【書評】 ステファニー・ケルトン『財政赤字の神話 MMTと国民のための経済の誕生』土方奈美訳、早川書房、2020.10.15.刊行 『東洋経済』、100頁、所収
    橋本努  東洋経済  (2020年12月12日号)  100  -100  2020/12/12
  • 【書評】 クリストフ・リュトゲ『「競争」は社会の役に立つのか 競争の倫理入門』慶応義塾大学出版会、2020.8.15.刊行
    橋本努  東洋経済  (2020年10月17日号)  98  -98  2020/10/17
  • 【書評】 日本経済新聞社編『ネオ・エコノミー 世界の知性が挑む経済の謎』日本経済新聞出版、2020.5.21.刊行
    橋本努  東洋経済  (2020年8月29日号)  95  -95  2020/08/29
  • 【書評】「没後100年M・ウェーバーに迫る二冊」 今野元『マックス・ヴェーバー』岩波新書/野口雅弘『マックス・ウェーバー』中公新書
    橋本努  公明新聞  4  -4  2020/07/27
  • 【インタビュー記事】「新型コロナ克服への提言 人の行動変化促す「仕掛け」共有して」
    橋本努  北海道新聞  5  -5  2020/07/19
  • 【対談】那須耕介×橋本努「めんどうな自由、お仕着せの幸福 番外編2:『ナッジ!?』刊行記念・編者対談(前編) 「小さなおせっかい」の楽園と活動的生」
    那須耕介, 橋本努  勁草書房ビブリオフィル  2020/06/23
  • 【対談】那須耕介×橋本努「めんどうな自由、お仕着せの幸福 番外編1:『ナッジ!?』刊行記念・編者対談(前編) 「小さなおせっかい」の楽園と活動的生」
    那須耕介, 橋本努  勁草書房ビブリオフィル  2020/06/18
  • 【エッセイ】 Chapter-01「新型コロナウイルスとナッジ政策」
    橋本努  α-Synodos  276-  2020/06/15
  • 【書評】 小林盾著『美容資本 なぜ人は見た目に投資するのか』勁草書房、2020.3.20..刊行
    橋本努  東洋経済  (2020年6月6日号)  84  -84  2020/06/06
  • 【書評】 デヴィッド・グレーバー著『民主主義の非西洋的起源について』以文社、2020.4.24..刊行
    橋本努  週刊読書人  (2020年6月5日号)  4  -4  2020/06/05
  • シノドス国際社会動向研究所報告書「新しい中間層の可視化に向けて(2)」
    橋本努, 金澤悠介, 吉田徹  シノドス国際社会動向研究所のサイト  2020/05/13
  • 【書評】 ヤシャ・モンク著『自己責任の時代 その先に構想する、支えあう福祉国家』那須耕介・栗村亜寿香訳、みすず書房、2019.11.18.刊行
    橋本努  東洋経済  (2020年3月14日号)  101  -101  2020/03/14
  • 【報告】「〈セミナー〉第二次世界大戦以前の日本において何が希少資源であったのか(研究報告者Jean-Pascal Bassino)」
    橋本努  地域経済経営ネットワーク研究センター年報  (9)  36  -36  2020/03  [Not refereed]
  • 【書評】 岩田一政/日本経済研究センター編『2060デジタル資本主義』日本経済新聞社、2019.12.4.刊行
    橋本努  東洋経済  (2020年2月29日号)  96  -96  2020/02/29
  • 【書評】 樫村愛子著『この社会で働くのはなぜ苦しいのか 現代の労働をめぐる社会学/精神分析』作品社、2019.10.30.刊行
    橋本努  東洋経済  (2020年1月18日号)  93  -93  2020/01/18
  • 【大会報告要旨】橋本努「自生的な善き生 (Well-being) の理論」
    橋本努  経済社会学会年報  42-  131  -133  2020
  • 【書評】曾暁霞(そう・ぎょうか)著『日本における近代経済倫理の形成』作品社、2019.6.刊行
    橋本努  東洋経済  138  -138  2019/12/09  [Not refereed][Not invited]
  • 【書評】ブライアン・カプラン『大学なんか行っても意味はない?』月谷真紀訳、みすず書房、2019年 7月刊行
    橋本努  東洋経済  132  -132  2019/11/12
  • 「ウェーバー『プロ倫』に隠された謎とは 現代の文脈で「社会科学の古典」を解き明かす」
    橋本 努  ネットマガジン「現代新書」講談社  (8月10日)  2019/08  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「P.W.シンガー、エマーソン・T・ブルッキング著『「いいね!」戦争 兵器化するソーシャルメディア』」
    橋本 努  東洋経済  (8月10-17日)  150  -150  2019/08  [Not refereed][Not invited]
  • 「「ある宗教」を信じていた人々が、なぜか金持ちになれた理由 3分で理解できる『プロ倫』の中身」
    橋本 努  ネットマガジン「現代ビジネス」講談社  (7月13日)  2019/07  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「古野庸一著『「働く」ことについての本当に大切なこと』」
    橋本 努  東洋経済  (7月13日)  104  -104  2019/07  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「ジェリー・Z・ミュラー著『測りすぎ』松本裕訳、みすず書房」
    橋本 努  東洋経済  (6月29日)  134  -134  2019/06  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「ヘザー・ブーシェイ/J・ブラッドフォード・デロング/マーシャル・スタインバウム編『ピケティ以後――経済学と不平等のためのアジェンダ』山形浩生/守岡桜/森本正史訳、青土社」
    橋本 努  週刊読書人  (4月20日)  4  -4  2019/04  [Not refereed][Not invited]
  • インタビュー「提言2019統一地方選 次の北海道27 次の50年を目指して」
    橋本 努  北海道新聞  (3月21日)  5  -5  2019/03  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「折戸えとな著『贈与と共生の経済倫理学』ヘウレーカ」
    橋本 努  東洋経済  (3月30日)  134  -134  2019/03  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「スティーヴン・K・ヴォ―ゲル『日本経済のマーケットデザイン』日本経済新聞社」
    橋本 努  東洋経済  (3月19日)  124  -124  2019/03  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「岩本茂樹『思考力を磨くための社会学』中央公論新社」
    橋本 努  共同通信、「北日本新聞」など各地方紙に配信  2019/02  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「持永大/村野正康/土屋大洋著『サイバー空間を支配する者』日本経済新聞出版社」
    橋本 努  東洋経済  (11月3日)  98  -98  2018/11  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「キャス・サンスティーン『#リパブリック』勁草書房」
    橋本 努  東洋経済  (10月27日)  98  -98  2018/10  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「D.ウェイド・ハンズ『ルールなき省察』高見典和/原谷直樹/若田部昌澄監訳、慶応義塾大学出版会」
    橋本 努  経済セミナー  (8-9月号)  104  -104  2018/09  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「松島斉『ゲーム理論はアート』日本評論社」
    橋本 努  東洋経済  (6月2日)  90  -90  2018/06  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「ジェフリー・ミラー『消費資本主義! 見せびらかしの進化心理学』片岡宏仁訳、勁草書房」
    橋本 努  東洋経済  (4月28日)  114  -114  2018/04  [Not refereed][Not invited]
  • (耕論)NPO、埋もれてない? 鬼澤秀昌さん、水無田気流さん、橋本努さん
    橋本 努  朝日新聞  2018/04  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「ジル・ドスタレール、ベルナール・マリス著『資本主義と死の欲動』藤原書店」
    橋本 努  東洋経済  (3月31日)  114  -114  2018/03  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「デヴィッド・グレーバー著『官僚制のユートピア』酒井隆史訳、以文社」
    橋本 努  共同通信  2018/01  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済 = Weekly toyo keizai  (6761)  96  -96  2017/11/25
  • 書評「寺西重郎『歴史としての大衆消費社会』慶応義塾大学出版会」
    橋本 努  東洋経済  (11月25日)  96  -96  2017/11  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「後藤玲子『潜在能力アプローチ』岩波書店」
    橋本 努  経済セミナー  (697)  110  -110  2017/09  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「生態的合理主義の地平 若松良樹『自由放任主義の乗り越え方』勁草書房」
    橋本 努  法と哲学  (3)  133  -134  2017/06  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「ウルリッヒ・ベック著『変態する世界』枝廣淳子/中小路佳代子訳、岩波書店」
    橋本 努  共同通信  2017/05  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「キャス・サーンスティン『選択しないという選択』勁草書房」
    橋本 努  東洋経済  (5月13日)  97  -97  2017/05  [Not refereed][Not invited]
  • ミニマリズムで脱・資本主義
    橋本 努  エコノミスト  (5月9日)  40  -41  2017/05  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「ダニエル・コーエン『経済成長という呪い』東洋経済新報社」
    橋本 努  東洋経済  (11月11日)  104  -104  2017  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「ハーマン・サイモン『価格の掟 ザ・プライシングマンと呼ばれた男の告白』中央経済社」
    橋本 努  東洋経済  (1月28日)  100  -100  2017/01  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  東洋経済  (1月14日)  104  -104  2017/01  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  TACS MONTHLY  (497)  13  -18  2017  [Not refereed][Not invited]
  • 問題2017-5.社会学的啓蒙2.0 によって,いかにして新しい中間層イデオロギーを可視化するか
    橋本 努  理論と方法  32-  (1)  145  -145  2017  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  東洋経済  (12月3日)  106  -106  2016/12  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「上村雄彦編『世界の富を再分配する30の方法』」
    橋本 努  東洋経済  (7月16日)  127  -127  2016/07  [Not refereed][Not invited]
  • 内田隆三×橋本努 都市の潜在能力 ロスト近代・ヘテロトピア・自然の多産性
    橋本 努  city & life  (116)  20  -27  2016/06  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「カル・ラウスティアラ、クリストファー・スプリングマン著『パクリ経済』」
    橋本 努  東洋経済  (3月12日)  123  -123  2016/03  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  TASC MONTHLY  (483)  20  -29  2016/03  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  地域経済経営ネットワーク研究センター年報  5-  (5)  57  -63  2016/03  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  東洋経済  (2月20日)  112  -112  2016  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「後藤玲子著『福祉の経済哲学』」
    橋本 努  図書新聞  (1月1日)  10  -10  2016/01  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済 = Weekly toyo keizai  (12月12日)  112  -112  2015/12  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  東洋経済  (11月21日)  138  -138  2015/11  [Not refereed][Not invited]
  • 経済学は、どこから来て、どこへ向かうのか?岩井克人+若田部昌澄+橋本努
    橋本 努  総力ガイド! これからの経済学 マルクス、ピケティ、その先へ 経済セミナー増刊号  4  -17  2015/09  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「榊原英資『戦後70年、日本はこのまま没落するのか』朝日新聞出版」
    橋本 努  東京新聞  (8月9日)  9  -9  2015/08  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「佐々木俊尚『21世紀の自由論 「優しいリアリズム」の時代へ』NTT出版」
    橋本 努  東洋経済  (8月1日)  111  -111  2015/08  [Not refereed][Not invited]
  • 「ぼくはぼくだ」は承認されないのか~エヴァンゲリオンをめぐる論点」石岡良治(批評家)、橋本努(北海道大学大学院教授)、坂村健(東京大学大学院教授)
    橋本 努  アエラ(AERA)  (37)  35  -37  2015/08  [Not refereed][Not invited]
  • トマ・ピケティ『21世紀の資本』――100年先を見据えた政治変革という、人類の英知が問われている
    橋本 努  図書新聞  (5月2日)  2  -2  2015/05  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「キャス・サンスティーン著『恐怖の法則 予防原則を超えて』勁草書房、2015年刊行」
    橋本 努  東洋経済  (4月11日)  113  -113  2015/04  [Not refereed][Not invited]
  • 報告者へのコメント
    橋本 努  学術の動向  20-  (3)  88  -90  2015/03  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「トマ・ピケティ『21世紀の資本』みすず書房」
    橋本 努  東京新聞  (2月8日)  2015/02  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  経済社会学会年報  (37)  148  -151  2015
  • 橋本 努  社会学研究  (95)  151  -155  2015  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  社会思想史研究 : 社会思想史学会年報  (39)  246  -249  2015  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「中山智香子『経済ジェノサイド――フリードマンと世界経済の半世紀』平凡社, 2013+服部茂幸『新自由主義の帰結――なぜ世界経済は停滞するのか』岩波新書, 2013」
    橋本 努  経済学史研究  56-  (2)  148  -149  2015/01  [Not refereed][Not invited]
  • 9.創エネ・省エネのための新しいライフスタイルに向けて
    橋本 努  さっぽろ エネルギーの未来(札幌市市長政策室政策企画部)  69  -72  2015  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「ロバート・スキデルスキー、エドワード・スキデルスキー『じゅうぶん豊かで、貧しい社会』筑摩書房刊」
    橋本 努  東洋経済  (11月8日号)  126  -126  2014/11  [Not refereed][Not invited]
  • シリーズ評論「地域の電力を考える④ 自然エネ開発拠点に
    橋本 努  北海道新聞  (11月9日)  1  -1  2014/11  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「仲正昌樹『精神論ぬきの保守主義』新潮社、2014年5月刊行」
    橋本 努  波(新潮社)  (2014年6月)  74  -75  2014/06  [Not refereed][Not invited]
  • 月曜討論 新大学生に贈る「教養論」 試練乗り越えるツール
    橋本 努  (5月5日)  9  -9  2014/05  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済 = Weekly toyo keizai  (6519)  112  -112  2014/04/05  [Not refereed][Not invited]
  • 書評「菊池理夫・小林正弥編著『コミュニタリアニズムの世界』勁草書房、2013年12月刊行」
    橋本 努  図書新聞  (3156)  7  -7  2014/04  [Not refereed][Not invited]
  • 連載「学問は楽しい!」第1回~第10回
    橋本 努  共同通信  2014/04  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済 = Weekly toyo keizai  (6506)  116  -116  2014/01/18  [Not refereed][Not invited]
  • 増税は決めたけれど 乏しい「正当性」、説得力なし
    橋本 努  朝日新聞  (10月2日)  17  -17  2013/10  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済 = Weekly toyo keizai  (6458)  142  -142  2013/04/27  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  談 : speak, talk, and think  (98)  37  -50,53-61  2013  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済  (6369)  110  -110  2012/01/14  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済  (6347)  146  -146  2011/09/17  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済  (6294)  158  -158  2010/11/20  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済  (6276)  118  -118  2010/08/07  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  創文  (527)  1  -5  2010/01  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  エコノミスト  87-  (14)  77  -79  2009/03/10  [Not refereed][Not invited]
  • HASHIMOTO Tsutomu  Ryukoku journal of economic studies  48-  (3)  213  -235  2009/03  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  春秋  (504)  1  -4  2008/12  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済  (6173)  152  -152  2008/11/15  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  本  33-  (9)  58  -60  2008/09  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済  (6144)  116  -116  2008/05/24  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済  (6141)  174  -174  2008/05/03  [Not refereed][Not invited]
  • 「マックス・ウェーバー論争へようこそ」
    橋本努  『日本マックス・ウェーバー論争』  1  -15  2008  [Not refereed][Not invited]
  • Hashimoto Tsutomu  Japanese sociological review  58-  (2)  256  -257  2007/09/30  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済  (6099)  140  -140  2007/09/08  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済  (6088)  142  -142  2007/06/30  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済  (6083)  140  -140  2007/06/02  [Not refereed][Not invited]
  • HASHIMOTO Tsutomu  JSR  58-  (2)  256  -257  2007  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  創文  (487)  1  -5  2006/06  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  The history of economic thought  47-  (2)  172  -173  2005/12/24  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済  (5985)  144  -144  2005/10/15  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  The history of economic thought  47-  (1)  115  -117  2005/07/07  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  創文  (472)  52  -56  2005/01  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済  (5899)  122  -122  2004/06/26  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  週刊東洋経済  (5886)  82  -82  2004/04/24  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  経済学史学会年報  (42)  118  -128  2002/11  [Not refereed][Not invited]
  • 橋本 努  創文  (428)  37  -42  2001/01  [Not refereed][Not invited]
  • 「科学と社会の呼応」
    橋本努  『Popper Letters』  8-  (1)  14  -16  1996  [Not refereed][Not invited]
  • 「善を共有する回路はどこにあるのか-前田論文を読んで」
    橋本努  『理論戦線』  49-  43  -46  1996  [Not refereed][Not invited]
  • 東 清二郎, 橋本 努  経済学史学会年報  33-  (33)  193  -194  1995  [Not refereed][Not invited]

Books etc

  • 橋本, 努 
    筑摩書房 2024/03 (ISBN: 9784480864833) 359p
  • 田中, 成明, 足立, 幸男 (「卓越的自由主義」149-169頁、所収)
    勁草書房 2023/09 (ISBN: 4326404299) 256
  • Liberalism and the Philosophy of Economics, London: Routledge
    Hashimoto Tsutomu (Single work)
    Routledge 2022/09 (ISBN: 9781032278087)
  • Hausman, Daniel M., 橋本, 努, ニキ, リンコ (Single translation)
    ダニエル・ハウスマン 勁草書房 2022/05 (ISBN: 9784326504923) xiv, 223p
  • ロスト欲望社会
    橋本努編 
    勁草書房 2021/07
  • 消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神
    橋本努 
    筑摩書房 2021/06
  • ナッジ! したいですか? されたいですか? される側の感情、する側の勘定
    那須耕介, 橋本努, 吉良貴之, 瑞慶山広大 (Joint work)
    勁草書房(電子配信のみ) 2020/12
  • 那須, 耕介, 橋本, 努 
    勁草書房 2020/05 (ISBN: 9784326550845) v, 256p
  • 小峯敦編『戦争と平和の経済思想』
    橋本努 (Contributor「冷戦期以降の戦争と経済思想--E.シューマッハー、J.ガルブレイス、K.ボールディング--」、171-191頁)
    晃洋書房 2020/03
  • 橋本, 努 (Single work全体)
    講談社 2019/07 (ISBN: 9784065165928) 317p
  • Yukihiro Ikeda and Annalisa Rosselli eds., War in the History of Economic Thought: Economists and the Question of War
    HASHIMOTO Tsutomu (ContributorTakata Yasuma’s theory on power and his political stance on race)
    Routledge 2017/07
  • 社会学理論応用事典
    橋本 努 (Contributorパロールとエクリチュール)
    丸善出版 2017
  • 遠藤, 薫, 佐藤, 嘉倫, 今田, 高俊, 盛山, 和夫, 友枝, 敏雄, 佐藤, 俊樹, 高橋, 徹( 社会学), 橋本, 努, 園田, 茂人, 町村, 敬志, 橋爪, 大三郎, 正村, 俊之, 徳安, 彰, 小松, 丈晃 
    ミネルヴァ書房 2016/12 (ISBN: 9784623077687) xv, 355, 10p
  • 遠藤薫・佐藤嘉倫・今田高俊編『社会理論の再興 社会システム論と再帰的自己組織性を超えて』
    橋本 努 (Contributor近代と公共性 ハーバーマス批判の試み)
    ミネルヴァ書房 2016/12
  • 内田隆三編『現代社会と人間への問い いかにして現在を流動化するのか?』
    橋本 努 (Contributor自律していない者たちの社会契約――リバタリアン・パターナリズム論の射程)
    せりか書房 2015/11
  • 西谷修ほか共著『戦争思想2015』
    橋本 努 (Contributorテロリズムとの戦争)
    河出書房新社 2015
  • 猪木武徳+マルクス・リュッターマン編『近代日本の公と私、官と民』
    橋本 努 (Contributor高田保馬の勢力説)
    NTT出版 2014/10
  • 橋本, 努, 米村, 幸太郎, 黒石, 晋, 本郷, 亮, 若森, みどり, 藤田, 菜々子, 井上, 彰, 山根, 純佳, 沖, 公祐, 鍋島, 直樹, 桑田, 学, 根本, 志保子, 山本, 理奈, 鳥澤, 円, 持元, 江津子, 瀧川, 裕貴, 吉野, 裕介, 太子堂, 正称, 松井, 名津, 三上, 真寛, 吉田, 昌幸, 佐藤, 方宣 (Editor)
    勁草書房 2014/10 (ISBN: 9784326504022) xvii, 600, xxiiip
  • 大沢, 真幸, 塩原, 良和, 橋本, 努, 和田, 伸一郎 (Joint work)
    新曜社 2014/08 (ISBN: 9784788514003) 345p
  • 井上達夫編『立法学のフロンティアI立法学の哲学的再編』
    橋本 努 (Contributor可謬主義と熟成主義の立法過程論)
    ナカニシヤ出版 2014/07
  • 橋本, 努 (Single work)
    筑摩書房 2013/01 (ISBN: 9784480066985) 232p
  • 橋本, 努 (Single work)
    弘文堂 2012/05 (ISBN: 9784335551529) vii, 416p
  • 大澤真幸編『3.11以降の思想家25人 シンキング・オー別冊』
    橋本 努 (Contributorチャールズ・テイラー「世俗社会の苦難を直視する」)
    左右社 2012/01
  • ケインズ学会, 平井, 俊顕, 浅田, 統一郎, 小野, 善康, 吉川, 洋, 野口, 旭, 伊藤, 邦武, 岩井, 克人, 間宮, 陽介, 伊東, 光晴, 若田部, 昌澄, 伊藤, 誠, 塩野谷, 祐一, 根岸, 隆, 橋本, 努, 山脇, 直司 (Contributor「ケインズと新自由主義――市場と国家のベストミックスは可能か?」)
    作品社 2011/12 (ISBN: 9784861823572) 281p
  • 押村高編『政治の発見 第八巻 越える』
    橋本 努 (Contributorグローバル化の逆説――新自由主義批判がはぐくむ越境ネットワーク)
    風行社 2010/12
  • 橋本, 努 (Single work)
    NTT出版 2010/12 (ISBN: 9784757142572) 277p
  • 大沢, 真幸, 斎藤, 美奈子, 橋本, 努, 原, 武史 (Joint work)
    筑摩書房 2010/12 (ISBN: 9784480842947) 479p
  • 本田由紀編『労働再審 第一巻』大月書店
    橋本 努 (Contributorポスト・フォーディズムの問題圏 対抗的創造性の理念)
    大月書店 2010/11
  • 仲正, 昌樹, 橋本, 努, 石黒, 太, 福原, 明雄, 中山, 尚子, 菊地, 夏野, 高原, 幸子, 高橋, 慎一, 堀江, 有里, ギブソン 松井, 佳子, 田代, 志門, 清家, 竜介, 白井, 聡, 浜野, 喬士 (Contributor全的自由の立場)
    御茶の水書房 2010/09 (ISBN: 9784275008985) viii, 396p
  • 芹沢, 一也, 荻上, チキ, 飯田, 泰之, 鈴木, 謙介, 橋本, 努, 本田, 由紀, 吉田, 徹 (Contributorだれも新自由主義を全否定できない)
    光文社 2009/05 (ISBN: 9784334975715) 350p
  • 絓, 秀実, 芹沢, 一也, 橋本, 努, 鈴木, 謙介, 荻上, チキ (Joint work)
    ポプラ社 2009/04 (ISBN: 9784591109250) 260p
  • 橋本, 努 
    相国寺教化活動委員会 2009/03 191p
  • 井上達夫編『岩波哲学講座 第10巻 社会/公共性の哲学』
    橋本 努 (Contributorグローバルな公共性はいかにして可能か)
    岩波書店 2009
  • 橋本, 努 (Single work)
    講談社 2008/08 (ISBN: 9784062584197) 278p
  • 橋本, 努, 矢野, 善郎 (Joint editor)
    ナカニシヤ出版 2008/08 (ISBN: 9784779502736) vii, 345p
  • 仲正, 昌樹, 堅田, 研一, 中山, 尚子, 石黒, 太, 合田, 香奈子, 堀江, 有里, 丹波, 博紀, 吉良, 貴之, 橋本, 努, 田中, 均, Van Eikels, Kai (ContributorNHK改革論)
    御茶の水書房 2008/02 (ISBN: 9784275005625) vi, 287p
  • 橋本, 努 (Single work)
    筑摩書房 2007/11 (ISBN: 9784480063939) 269p
  • 橋本, 努 
    弘文堂 2007/04 (ISBN: 9784335460272) 502p
  • 鈴木信雄責任編集『経済思想 第10巻 日本の経済思想2』
    橋本 努 (Contributor左右田喜一郎――真・善・美にならぶ貨幣)
    日本経済評論社 2006/08
  • 橋本, 努 (Editor)
    日本経済評論社 2006/05 (ISBN: 4818818224) x, 352p
  • 仲正昌樹編『叢書アレテイア 7 グローバル化と市民社会』
    橋本 努 (Contributor自由主義と公共性:公共彫刻広場モデルの提案)
    御茶の水書房 2006
  • 仲正, 昌樹, 橋本, 努 (Contributor自由としての配分:配分原理の自由主義的基礎)
    御茶の水書房 2004/12 (ISBN: 4275003535) v, 258p
  • 尾近, 裕幸, 橋本, 努 (Joint editor)
    日本経済評論社 2003/03 (ISBN: 481881492X) vii, 407p
  • 日本ポパー哲学研究会編『批判的合理主義1 基本的諸問題』
    橋本 努 (Contributor『世界4』論の射程)
    未来社 2001
  • 橋本, 努, 橋本, 直人, 矢野, 善郎, Schwentker, Wolfgang, 中西, 武史, 富永, 健一, 佐久間, 孝正, 大西, 晴樹, 長尾, 龍一, 嘉目, 克彦, 山之内, 靖, 内田, 芳明, 石田, 雄, 上山, 安敏, 雀部, 幸隆, 牧野, 雅彦, 佐野, 誠, 浜井, 修, 向井, 守, 折原, 浩, 住谷, 一彦 (Joint editor)
    未來社 2000/11 (ISBN: 9784624400507) v, 351, 22p
  • Mason, Roger S., 鈴木, 信雄, 高, 哲男, 橋本, 努 (Joint translation)
    名古屋大学出版会 2000/10 (ISBN: 4815803919) iii, 242, 19p
  • 大澤真幸編『社会学の知33』
    橋本 努 (Contributor自由な社会はいかにして可能か?)
    新書館 2000/04
  • 相関社会科学有志編『ヴェーバー・デュルケーム・日本社会――社会学の古典と現代』(折原浩記念論文集)
    橋本 努 (Contributor折原浩の学問教育論――ウェーバーと現実との対決)
    ハーベスト社 2000
  • 橋本, 努 (Single work)
    勁草書房 1999/09 (ISBN: 4326101261) xi, 386, 25p
  • O'Driscoll, Gerald P., Rizzo, Mario J., 橋本, 努, 井上, 匡子, 橋本, 千津子 (Joint translation)
    勁草書房 1999/02 (ISBN: 4326501588) 340p
  • Koslowski, Peter, 鬼塚, 雄丞, 杉浦, 克己, 松原, 隆一郎, 山脇, 直司, 橋本, 努 (Joint translationコスロフスキー「資本主義の倫理」)
    新世社,サイエンス社 (発売) 1996/06 (ISBN: 491578763X) vii, 228p
  • 太田, 一広, 鈴木, 信雄, 高, 哲男, 八木, 紀一郎, 坂本, 達哉, 八幡, 清文, 市岡, 義章, 千賀, 重義, 松井, 名津, 石塚, 良次, 小林, 純, 井上, 琢智, 内田, 博, 岸川, 富士夫, 古川, 順一, 御崎, 加代子, 井上, 義朗, 吉田, 雅明, 水田, 健, 橋本, 努, 丸山, 真人 
    名古屋大学出版会 1995/04 (ISBN: 4815802564) iii, 305, 4p
  • 大田一廣/鈴木信雄/高哲男/八木紀一郎編『経済思想史──社会認識の諸類型──』
    橋本 努 (Contributorフリードリッヒ・A・ハイエク──社会の自生的秩序化作用の利用)
    名古屋大学出版会 1995/03
  • 橋本, 努 (Single work)
    創文社 1994/12 (ISBN: 4423730723) viii, 272, 32p
  • Redman, Deborah A., 橋本, 努, 浦上, 博逵 (Single translation)
    文化書房博文社 1994/10 (ISBN: 4830107057) xv, 493p
  • 河上倫逸/長尾龍一郎編『開いた社会の哲学──カール・ポパーと現代』
    橋本 努 (Contributor「世界4」論)
    未來社 1994

Presentations

  • "Fukuoka Masanobu: A thinker of Economic Thought in Japan"
    Hashimoto Tsutomu, Hokkaido Univ
    History of Economic Thought Society of Australia  2024/09
  • A Critical Evaluation of the Hokkaido Government's Well-Being Indicators
    Tsutomu, Hashimoto
    経済社会学会、第60回全国大会  2024/09
  • Citizenship Trading and Wellbeing
    Tsutomu Hashimoto
    IVR Congress 2024, Soul, Soongsil University  2024/07
  • 【講演】「経営学の諸理論がもつ倫理的含意について」
    橋本努
    南山大学経営研究センター/日本経営倫理学会中部地区研究部会 共催  2023/12
  • 【講義】「幸福のための経済原理をさぐる」
    不識庵  2023/11
  • 【講演】「人生の選択理論」  [Invited]
    橋本努
    無名会(札幌)、月例会  2023/10
  • 福祉国家の変容と「新しい」リベラル——社会調査による検討
    金澤悠介, 橋本努
    第96回日本社会学会大会  2023/10
  • A Study on Happiness and Well-being Indicators in Local Governments in Japan: Some Issues on Its Legitimacy and Management
    Oda Kasumasa, Hashimoto Tsutomu
    第96回日本社会学会大会  2023/10
  • 【講座】「新しいリベラルⅡ 調査分析による日本の政治意識」
    橋本努, 北海道大学大学院教授, 金澤悠介, 立命館大学准教授
    朝日カルチャーセンター オンライン講義(立川教室)  2023/10
  • 【講座】「新しいリベラルⅠ 現代日本のリベラリズム入門」第三回 新しいリベラルとは何か?:理論の紹介
    橋本努
    朝日カルチャーセンター オンライン講義(立川教室)  2023/09
  • 【講座】「新しいリベラルⅠ 現代日本のリベラリズム入門」第一回 衰退しつつある日本のリベラル勢力  [Not invited]
    橋本努
    朝日カルチャーセンター オンライン講義(立川教室)  2023/09
  • Natural Farming and Commons in Masanobu Fukuoka
    Tsutomu, Hashimoto
    経済社会学会 第59回全国大会  2023/09
  • 愛の無差別主義と新リベラル――『平山朝治著作集』第一~二巻について  [Invited]
    橋本努
    平山朝治 筑波大学教授退任記念講演会「言語ゲームとしての社会 〜母語による社会科学へ〜」  2023/03
  • 【オンライン講座】ルトガー・ブレグマン『隷属なき道』とガイ・スタンディング『ベーシックインカムへの道』について  [Invited]
    橋本努
    さっぽろ自由学校「遊」「ベーシックインカムを再考する 生活保障と脱成長との関係から」  2023/03
  • 北海道大学大学院経済学研究院 公開講座「資本主義を問い直す--経済思想の観点から--」
    橋本努
    2022/09
  • 集中講義①「ウェルビーイングのための社会科学」
    橋本努
    ソーシャルアクションアカデミー 2022  2022/09
  • 【学会報告】 「市民権の売買とウェルビイング」
    橋本努
    経済社会学会 第58回全国大会  2022/09
  • 【講演】「消費者ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神」  [Invited]
    橋本努
    産学連携プロジェクト「北海道大学との産業創出講座における協業内容のご紹介」 ソニー R&D Business Planning  2022/08
  • 「新型コロナウイルスとナッジ政策」  [Invited]
    橋本努
    令和4年度北海道大学公開講座(全学企画) コロナ時代の新常識  2022/07
  • On Spontaneous Well-being  [Invited]
    Hashimoto Tsutomu
    [Symposium] The Future of Liberalism: Japan, France and Germany in Global Context  2022/06
  • 第1部 基調鼎談「2030年 日本社会のアジェンダ」
    嵯峨生馬, 坂口 緑, 橋本努
    ソーシャルアクションタンク シンポジウム 2022  2022/02
  • バトン----創造性を刺激する、読書のためのトークセッション 第3回『炭鉱と美術 旧産炭地における美術活動の変遷』
    國盛麻衣佳, 橋本努
    (SCARTSレクチャーシリーズ  2022/01
  • Conversation sur le libéralisme entre France et Japon: Principes de liberté et esquisse d'un libéralisme soutenable  [Invited]
    Hashimoto Tsutomu, Claude GAMEL
    Conversation sur le libéralisme entre France et Japon  2022/01
  • ロスト欲望社会と消費ミニマリズム
    橋本努
    NPO法人「環境文明21」全国交流大会  2021/12
  • ロスト欲望社会~エコ・ミニマリズムのすすめ
    橋本努
    第27回日本EVフェスティバル  2021/11
  • 「社会意識の分断」という観点から見た現代日本の政治意識の構造
    金澤悠介, 橋本努
    第94回日本社会学会大会  2021/11
  • Who are the New Liberals in Japan? Results of the Latest Surveys at Synodos Institute in Japan
    Hashimoto Tsutomu
    Lunch Seminar on Japanese Economy and Society, Institut français de recherche sur le Japon à la Maison franco-japonaise  2021/11
  • 福祉国家の思想史:橋本努『自由原理――来るべき福祉国家の理念』を読む
    斉藤尚, 田中拓道, 寺尾範野, 田中将人, 橋本努
    社会思想史学会大会  2021/10
  • 【イベント】バトン----創造性を刺激する、読書のためのトークセッション  [Invited]
    水野祐, 橋本努
    (SCARTSレクチャーシリーズ)  2021/10
  • ミニマリズム:新しい消費の思想とは  [Not invited]
    橋本努, 石島裕之
    【シノドス・トークラウンジ】  2021/10
  • セッション「福祉国家の思想史」
    斉藤 尚, 山崎 聡, 永嶋 信二郎, 若森 みどり, 小峯 敦, 西澤 保, 橋本努
    経済学史学会第85回大会  2021/09
  • 【トーク・イベント】バトン----創造性を刺激する、読書のためのトークセッション
    長谷川愛, 橋本努
    2021/09
  • 【ラウンドテーブル】ロスト近代の消費文化:道徳と倫理・無印良品・ミニマリズム
    畑山要介, 小田和正, 鈴木康治, 橋本努
    経済社会学会大会  2021/09
  • 書評会 対象図書:橋本努著『自由原理 来るべき福祉国家の理念』岩波書店、2021年
    橋本努ほか
    経済学史学会北海道部会2021年度第1回研究報告会(オンライン開催)  2021/07
  • The Nature of Unintended Consequence in Max Weber’s thesis on Protestant Ethic and the Spirit of Capitalism  [Not invited]
    Hashimoto Tsutomu
    2019 Seoul National University - Hokkaido University JOINT SYMPOSIUM  2019/11
  • The Nature of Unintended Consequence in Max Weber’s thesis on Protestant Ethic and the Spirit of Capitalism  [Not invited]
    Hashimoto Tsutomu
    日本社会学会大会  2019/10
  • 自生的な善き生(Well-being)の理論  [Not invited]
    橋本努
    経済社会学会全国大会  2019/09
  • A Theory of Spontaneous Well-being  [Not invited]
    Hashimoto Tsutomu
    IVR 2019,7-12 July, Lucerne, Switzerland  2019/07
  • Capability as Potentiality  [Not invited]
    HASHIMOTO Tsutomu
    The 13th Conference of the International Society for Utilitarian Studies  2014/08

Association Memberships

  • JAPAN ASSOCIATION OF LEGAL PHILOSOPHY   THE JAPAN SOCIOLOGICAL SOCIETY   経済社会学会   THE JAPANESE SOCIETY FOR THE HISTORY OF ECONOMIC THOUGHT   

Research Projects

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    Date (from‐to) : 2022/04 -2027/03 
    Author : 橋本 努
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    Date (from‐to) : 2020/04 -2024/03 
    Author : 金澤 悠介, 橋本 努, 吉田 徹, 富永 京子
     
    本研究の目的は、代表性の高いデータセットを用いて、現代日本人の間に潜在する社会意識の分断をデータ内在的に解明するとともに、それと人々の政治行動の対応関係を経験的に明らかにすることである。2020年度は2022年度に実施する本調査のプレ調査として、20~69歳の男女を対象として2020年10月下旬にweb調査を実施した。このweb調査では、調査項目として社会意識(望ましい社会像、政治的アクターへの信頼、権威主義、ナショナリズムなど)、選好する政策、政治行動(投票行動、支持政党、社会運動参加など)、社会経済的地位などを測定した。 web調査データに対して初歩的分析を行うことで、次のような知見が得られた。第一に、社会意識項目への回答に対し潜在クラス分析を適用した結果、(a)新しいリベラル層、(b)旧リベラル層、(c)ライト保守層、(d)コア保守層、(e)非政治層、という政治志向性が大きく異なる5つのグループが抽出された。この5つのグループは自身のイデオロギー的位置(保守かリベラルか)だけでなく、将来世代への投資傾向や普遍主義的な価値観なども異なっていた。第二に、抽出された社会意識類型と社会経済的地位との関連を分析したところ、グループごとにその社会経済的地位の特徴が異なっていた。社会経済的地位のうち、特に年代、性別、学歴がグループごとの差異を生み出していた。第三に、社会意識類型と政治行動の関連を分析したところ、グループによってその政治行動のありかたが大きく異なっていた。グループによって支持政党が異なるとともに、政治行動のレパートリーも異なっていた。
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
    Date (from‐to) : 2020/04 -2024/03 
    Author : 若森 みどり, 斉藤 尚, 橋本 努
     
    本研究プロジェクトの初年度となった2020年度は、様々な分野で興隆している近年のコモンズ論を収集する作業を行いつつ、それらを総合的に検討して個別の議論において引き出される多様な規範的含意を評価するための理論枠組みを学術的に検討する知的資源として、以下の2点に照明を当て、4回の研究会をオンライン開催で行った。 第一は、日本の経済思想の貢献、とりわけヴェブレンの制度主義の経済思想やデューイのプラグマティズムの哲学を一部継承し社会的共通資本の思想を築いた、宇沢弘文の貢献に学ぶことである。 2020年度は宇沢弘文の経済思想に関する2回の研究会をオンライン形式で開催した。宇沢弘文の社会的共通資本の理論は近年、内外で注目されている点を踏まえつつ、社会的共通資本という概念がどのように生まれ発展してきたのかという、その思想形成に取り組んだ。この過程で、思想史研究やアーカイブズ研究によって明らかにすべき課題が山積していることを認識した。 第二については、コモンズ論に関心を持つ若手の二人の研究協力者を迎えて、海外のコモンズに関する近年の議論を収集し情報の共有を行う一環として、2回の研究会をオンライン形式で開催した。 持続可能な世界のための実践としての「コモニング」という行為や、ある対象を「私有財」でもなく「公共財」でもなく「コモン」として考えるという方法によって、通常の市場交換によっては捉えられない経済倫理や様々な実証研究、フィールド研究、気候問題や食糧問題などの、新たな枠組みが与えられることを確認した。
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
    Date (from‐to) : 2020/04 -2023/03 
    Author : 畑山 要介, 橋本 努, 丸山 千賀子, 根本 志保子, 伊藤 賢一, 神野 由紀, 生垣 琴絵
     
    本研究の目的は、物質性の哲学の展開を社会学に導入することで消費社会論を理論的に刷新し、記号理論とは異なる仕方で「モノの倫理的消費」を再評価することである。今年度は、当初の研究計画よりも多くの6回の消費社会論研究会と2回の合評会を開催し、(1)「脳を拡張する機能としてのモノの意義に関する研究」と(2)「モノの消費行動における倫理性の再評価に関する研究」の2つのユニット研究を推進した。 (1)脳を拡張する機能としてのモノの意義に関する研究:人間と物質の関係をめぐる現代的理論として、アクターネットワーク理論や新しい実在論などを取り入れるとともに、消費理論におけるその有効性について検討した。こうした基礎的な検討を重ねるとともに、その一方でハンドメイドや無印良品といった経験的な対象を分析し、現代社会における物質の消費のあり方を考察した。また物質がもたらす消費の快楽性についての考察も展開し、この快楽性が倫理的消費につながっているという見方を提示した。 (2)「モノの消費行動における倫理性の再評価に関する研究」:ケイト・ソパーやダニエル・ミラーの消費論の分析を通じて、消費の倫理性をめぐる先端的な理論を検討した。またそこから、顔の見える産消関係や消費者運動の意義を捉え返し、今日におけるそれらのあり方について考察を展開した。また外部の研究者を招き、実践理論の観点から持続可能な消費について検討した。 以上の考察・分析をもとに、研究会内で出版ワーキング・グループを編成して出版に向けた原稿執筆をおこなった。これらの成果については、次年度において出版が予定されている。なお、代表者は本年度の『経済社会学会年報』に本研究に関する研究成果の一部を既に査読論文の形で公表した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    Date (from‐to) : 2018/04 -2023/03 
    Author : 橋本 努
     
    2020年度は、福祉政策を支える「ウェルビイング」概念の新たな理念化とその指標化をめぐって、以下のような研究実践を得た。まず単著として、これまでの私の研究のいわば集大成となる成果を刊行した(橋本努『自由原理 来るべき福祉国家の理念』岩波書店、2021年2月17日刊)。本書には、これまで発表した諸論文を収録したほか、書下ろしとして、「福祉国家の根本問題」を収めた。これは、現在のウェルビイングの問題が、福祉国家の根本問題として位置づけられることを思想史的に整理して提示したものである。 また今年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大とともに、私たちの生活スタイルが改めて問われた一年であったが、これを受けて、講演「新型コロナウイルスとナッジ政策 人の行動を促す仕掛け」をUHB大学一般教養講座(公開講座)の一部として行った。このナッジ政策をめぐっては、この他に、電子書籍の共著、那須耕介/橋本努/吉良貴之/瑞慶山広大『ナッジ! したいですか? されたいですか? される側の感情、する側の勘定』勁草書房、および、紙媒体の共編著、那須耕介・橋本努編『ナッジ!? 自由でおせっかいなリバタリアン・パターナリズム』勁草書房を、それぞれ刊行した。学会報告としては、経済社会学会(第56回全国大会)にて、「消費社会はどこへ向かっているのか──欲望消費社会を超えて」と題する報告を行った。この他、招待論文として、「資本主義の精神とは何か――ウェーバー「プロ倫」の読み方」を雑誌『現代思想』(2020年12月号)に寄せた。
  • 福祉政策を支えるウェルビイング思想の新たな探求
    文部科学省:科学研究費補助金基盤研究(C)
    Date (from‐to) : 2018/04 -2023/03 
    Author : 橋本 努
  • 日本の地方自治体において環境およびその他のウェルビイング諸指標を政策に生かす方法についての研究
    村田学術振興財団:村田学術振興財団助成金
    Date (from‐to) : 2021/04 -2022/03
  • 日本の地方自治体において環境およびその他のウェルビイング諸指標を政策に生かす方法についての研究
    高橋産業経済研究財団:高橋産業経済研究財団助成金
    Date (from‐to) : 2020/04 -2021/09 
    Author : 橋本努, 小田和正
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
    Date (from‐to) : 2017/04 -2021/03 
    Author : NOZAKI Akiko
     
    This study aims to construct a normative theory of justice that calls into question how collective decision making ought to be conducted. After advancing individual studies including unique reports at international conferences, a workshop on the same topic as this study was held at an international conference(SW 78 Collective Decision Making in a Theory of Justice at IVR World Congress 2019). Building on those discussions, I show that the freedom of diverse individuals and the maintenance of a level of collectivity/group cohesion can each serve as a foundation for the other and that they perform complementary functions. More specifically, it has been established that this topic connects the theory of freedom underlying the social welfare state, liberal nationalism, expertise and liberalism.
  • 正義論としての集合的意思決定論
    文部科学省:科学研究費補助金基盤研究(C)
    Date (from‐to) : 2017/04 -2021/03 
    Author : 野崎 亜紀子
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
    Date (from‐to) : 2017/04 -2020/03 
    Author : Ikegaki Kotoe
     
    In this study, we set a theme that has not studied so far, "Civil society and consumers," and were able to organize and summarize discussions from various fields based on the following two issues. The first issue is "Civil society theory in economic thought and theory." We have organized the discussion to discover the significance of consumer autonomy and consumption required in the society of mass production and mass consumption from economic thought and consumer society theory. The second issue is "Construction of the spiritual history of the consumer movement." We have organized discussions on the construction of alternative production/consumption/distribution relationships such as consumer civic groups' activities and production-consumption partnerships.
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
    Date (from‐to) : 2016/04 -2020/03 
    Author : Komine Atsushi
     
    Can the dissemination of economics decrease international conflicts? After four-year research, we come to conclude that yes it can, yet there are two important reservations. First, we must not forget the possibility of economics that leads to promoting international conflicts because of penetrating typical economic ideas into the all over the world. Second, we must not forget to doubt a twofold accepted idea both inside and outside economics, that is, ‘free trade leads to international peace’, and ‘peace or war is a given condition regardless of economics’. Now, it is necessary to carefully examine by what conditions economics can contribute peace by considering history of economic thought. A two competing factors regarding economics is, first, to think about more efficient use of limited resources by both quantitative and qualitative criteria (value and price), second, based on core of economic thinking, to have numerous ideas to bridge other disciples.
  • 新しい中間層の可視化理論とその実証分析:リベラル派中間市民(コモン・シティズン)の新たな供給源を探る
    三菱財団:三菱財団助成金
    Date (from‐to) : 2018/04 -2020/03 
    Author : 富永京子:吉田徹, 金澤悠介
  • 消費者と市民の経済思想:戦後日本社会論の再構築
    文部科学省:科学研究費補助金基盤研究(C)
    Date (from‐to) : 2017/04 -2020/03 
    Author : 生垣 琴絵
  • 戦争と平和の経済思想~経済学の浸透は国際紛争を軽減できるか
    文部科学省:科学研究費補助金基盤研究(B)
    Date (from‐to) : 2016/04 -2020/03 
    Author : 小峯 敦
  • 新しい中間層の可視化理論とその実証分析:リベラル派中間市民(コモン・シティズン)の新たな供給源を探る
    三菱財団:三菱財団助成金
    Date (from‐to) : 2018/10 -2019/09 
    Author : 橋本 努
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
    Date (from‐to) : 2015/04 -2018/03 
    Author : INOUE Tatsuo, TAJIMA Masaki, KATSURAGI Takao, ISHIYAMA Fumihiko, OE Hiroshi, INADA Yasuaki, HASHIMOTO Tsutomu, OKUDA Junichiro, TAKIKAWA Hirohide, YOKOHAMA Tatsuya, MATSUMOTO Mitsuo, TANIGUSHI Koichi, FUJIOKA Daisuke, OHYA Takehiro, INOUE Akira, IKEDA Hirono, KAKU Shun, YOSHINAGA Kei, KIRA Takayuki, URAYAMA Seiko, ANDO Kaoru, YONEMURA Kotaro, MORI Yuichiro, HIRAI Mitsuki, MATSUDA Kazuki
     
    The purpose of our research is to construct a new philosophical foundation of ‘global legisprudence’ by developing and integrating the theoretical resources of legisprudence and global justice. We revealed that the conventional theories of legisprudence which almost exclusively focused on domestic legislation could not appropriately deal with the problems that domestic legislation and global order formation interacted with each other. Then we presented some guides for division of labor between domestic legislation and global law-making, and explored how to guarantee democratic accountability of both. Thereby we built a philosophical foundation of global legisprudence.
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
    Date (from‐to) : 2014/04 -2017/03 
    Author : NOZAKI Akiko, Lütge Christoph
     
    This study considered the possibility of a social theory that assumes the existence of non-autonomous individuals who are not the autonomous individuals supposed by liberalism, as the group growing in size within a risk society. The study focuses on risk with an unknown occurrence ratio. For this study, we examined the principles of justice used by Global Justice and Bioethics; Belmont Report and rules on research of reproductive cells that will impact future generations. Based on an examination of these actual issues, the study also explored the possibility and theory of rules through the systematic framework provided by Libertarian Paternalism. In designing a system for risk amidst a risk society premised upon rational, autonomous human beings and irrational, non-autonomous human beings, the study inquired into the possibility of structuring a best-matching theory to logically support its rules. In our next stage, we should focus on collectivity and gregariousness.
  • リスク社会における自由と恊働の秩序
    文部科学省:科学研究費補助金基盤研究(C)
    Date (from‐to) : 2014/04 -2017/03 
    Author : 野崎 亜紀子
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
    Date (from‐to) : 2014/04 -2017/03 
    Author : Hashimoto Tsutomu
     
    The idea of neo-liberalism took its new form especially in Northern Europe and show new developments on its thought and policy. We explored the idea of this new type of liberal economic thought and its potentialities. On the other hand, many of original criticisms against neoliberalism have been made in French literatures. With reference to such criticism, we explored some possible forms of new liberalism. For example we examined Amartya Sen’s contribution of capacity approach and Sun Stein’s "Libertarian-Paternalism" in modern economic thought.
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
    Date (from‐to) : 2012/04 -2015/03 
    Author : INOUE TATSUO, TAJIMA Masaki, KATSURAGI Takao, ISHIYAMA Fumihiko, OE Hiroshi, INADA Yasuaki, HASHIMOTO Tsutomu, OKUDA Junichiro, TAKIKAWA Hirohide, YOKOHAMA Tatsuya, MATSUMOTO Mitsuo, TANIGUSHI Koichi, FUJIOKA Daisuke, OHYA Takehiro, INOUE Akira, KONOE Sara, KAKU Shun, YOSHINAGA Kei, ANDO Kaoru, YONEMURA Kotaro, IKEDA Hirono, KIRA Takayuki, URAYAMA Seiko, HIRAI Mitsuki
     
    Our research developed, both thematically and methodologically, the project of the new theoretical movement of ‘legisprudence’, which has come to the fore in the world of international legal philosophy in the past few years. We investigated deeply into the new urgent problems of our legislative system, which is now undergoing a profound change owing to the structural transformations of the Japanese political practice. We showed that the conventional legislation-studies focused on the routine process and techniques of bill-formation and the specific legislative policies cannot meet the challenges posed by these problems of structural change. Two advocate a more promising alternative, we developed the theoretical resources of ‘legisprudence’ and presented some philosophical guides for a normative conception of the comprehensive legislative system design, thereby building the ‘legisprudential’ foundation of the legislative system reform.
  • 立法システム改革の立法理学的基盤構築
    文部科学省:科学研究費補助金基盤研究(B)
    Date (from‐to) : 2012/04 -2015/03 
    Author : 井上達夫
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
    Date (from‐to) : 2011 -2014 
    Author : HASHIMOTO Tsutomu
     
    This project developed studies on philosophical foundations on “ecology” driven capitalism based on recent arguments on economic thought, especially on arguments of naturalism and developmentalism. Such policies as protecting environment can become a driving force of capitalism and produce more employment at the same time. To promote the protection of the environment and the capital accumulation, what kind of policy the government can pursue? I described a new vision and proposed some ideas on policy making.
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
    Date (from‐to) : 2009 -2011 
    Author : INOUE Tatsuo, TAJIMA Masaki, KATSURAGI Takao, ISHIYAMA Fumihiko, OE Hiroshi, OKUDA Jyunichiro, HASHIMOTO Tsutomu, INADA Yasuaki, TAKIKAWA Hirohide, MATSUMOTO Mitsuo, TANIGUCHI Koichi, OHYA Takehiro, INOUE Akira, YOSHINAGA Kei, KAKU Shun, ANDO Kaoru
     
    This research developed the study of legislation which is still in a germinal stage in Japan. We reconstructed it by combining it with the new theoretical movement of'legisprudence' which appears in the world of international legal philosophy these days. Our research elucidated the basic conditions for the effectiveness and legitimacy of the entire system of government which produces, reevaluates and revises law. Thereby it indicated the direction in which we can contribute to the qualitative improvement of legislation as a whole and protection of its democratic legitimacy based on the functional analysis and normative evaluation of the entire process of legislation.
  • 立法学の公共哲学的基盤構築
    文部科学省:科学研究費基盤研究(B)
    Date (from‐to) : 2006/04 -2009/03 
    Author : 井上達夫
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
    Date (from‐to) : 2006 -2008 
    Author : INOUE Tatsuo
     
    本研究は、法哲学の新領域である「立法学(legisprudence)」の理論的基盤を深化発展させることを目的とし、議論の精査・分析を行った。結果、公共的価値の理解自体が分裂する多元的社会において、公共的正統性を備えた決定がいかにして可能かという観点から立法制度、立法政策が孕む問題点を析出し、さらに、現在の日本の立法過程における問題が立法の正統性保障のみならず立法の合理性保障と、謙抑性の保障にもあることを見いだした。
  • <公共哲学としての法哲学>の知的基盤創出
    文部科学省:科学研究費補助金基盤研究(B)
    Date (from‐to) : 2003/04 -2006/03 
    Author : 橋本 努
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
    Date (from‐to) : 2003 -2005 
    Author : INOUE Tatsuo, TAJIMA Masaki, KATSURAGI Takao, ISHIYAMA Fumihiko, OHE Hiroshi, TAKIKAWA Hirohide
     
    Our research aimed to reconstruct philosophy of law as public philosophy by investigating comprehensively into the philosophical basis and normative implications of the concept of publicness. It was focused on the three tasks : (1)assessing the comparative merits and demerits of the competing conceptions of publicness, and constructing a unifying theory that can adequately accommodate their tensions and turn them into fruitful complementarities ; (2)presenting new approaches to the traditional issues about the concept of law by exploring into the internal connection between the concept of law and that of publicness ; and (3)elucidating the mediating role of positive law and its institutional structure in turning the ideal theory of publicness into reality under non-ideal conditions. Our results are as follows Task (1) : We have found the following conclusions warranted. First, the competing traditional conceptions of publicness can be adequately characterized and contrasted by classifying them into the three models : sphere-based theory, agent-based theory and process-based theory. Second, the traditional three models are inadequate to get over the legitimacy-crisis in contemporary pluralistic societies. Third, the new fourth model, reason-based theory that we constructed as an alternative to the traditional models can work as a unifying theory that overcomes their limits and defects and rescues their complementary merits by articulating the underlying principle that they need as their normative ground and constraint. Task (2) : We have shown that the conceptual distinction between the first-order and second-order publicness and the related one between publicness in law and publicness of law implied by reason-based theory give us the best theoretical vantage point from which we can elucidate the internal connections between law and publicness and identify the crucial normative issues neglected in the conceptual analyses and debates about the nature of law. To exemplify this point, we discussed the issues of duty to obey law, revolutionary creation of law, limits of law and others Task (3) : We have reached the conclusion that positive law can effectively sustain and develop the public order of contemporary societies only if two conditions are met. First, to enhance the publicness in law, both legal interpretation and legislation must be informed and guided by a more principled deliberation on substantive and specific public values (the first-order publicness) than it is now the case. Second, to secure publicness of law, the institutional structure for legal decision making must be designed not just with the view of improving its quality in terms of the first-order publicness but also with full consideration for the second-order publicness. We have realized that legisprudence (the theory of legislation), now emerging in contemporary legal philosophy, can play an indispensable role in finding effective ways to meet these conditions and that we have to organize a new joint research in legisprudence to develop the present one Part of the results of our research was presented in international settings. Inoue published two papers in internationally coauthored books as shown in the References below. Inoue and Takikawa presented their papers at the World Congress of the international association of Legal and Social Philosophy (IVR) held at Granada in 2005. Takikawa's paper was published in the proceedings of this conference, and Inoue's paper is to appear in a new book edited by Luc Wintgens now in preparation for publication. Domestically, a book that is comprised of the contributions by all the investigators and collaborators for our project is forthcoming from Nakanishiya Shuppan
  • Japan Society for the Promotion of Science:Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
    Date (from‐to) : 1999 -2000 
    Author : OKON Hiroyuki, TOMO Shigeki, IKEDA Yukihiro, HASHIMOTO Tsutomu, NAKAMURA Syuichi, NAKAYAMA Chikako
     
    (1) The research into the development of the Austrian school of economics: From its emergence to its present state This is the first research in Japan, which treats with the development of the Austrian school of economics from its emergence to the present state. In this research, Austrian economics, which so far has been explored and evaluated only partially, is placed within economics, and its significance is evaluated. (2) The evaluation of economists in the Austrian tradition In this research, firstly Menger, Bohm-Bawerk, and Hayek are evaluated. As well as this, Mises, Morgenstern, Israel Kirzner and Roger Garrison who represent neo-Austrian economists today are picked up and evaluated. As the result of this, we can distinguish what is called "the Austrian school" as a whole. (3) The research on the characteristic features of Austrian economics In this research, through the intensive studies of such themes as "methodology in economics", "economic calculation", "knowledge problem", "market process", and "entrepreneurship", we can explore the characteristic features of Austrian economics. In the fields of "finance and banking", "trade-cycle theory", and "liberalism", we can make comparisons between the Austrian approach and neoclassicism, and also the, former and Keynesianism. What is more, by considering "game theory", we can demonstrate that the origin of the ideas of "interdependence of individual decisions" and "asymmetric information" can be found in the Austrian tradition. (4) Publication of the research results The results of this research will be published in a book titled " Austrian economics", which is edited by Okon and Hashimoto, from Nihon Keizai Hyoron-Sya Inc. this year.
  • 文部科学省:科学研究費補助金(奨励研究(A))
    Date (from‐to) : 1999 -2000 
    Author : 橋本 努
     
    本年度は、九月に単著の著作として『社会科学の人間学-自由主義のプロジェクト』を勁草書房から出版し、研究成果を世に問うことができた。本書は、自由主義の観点から社会制度構想およびその人格理念について論究したものである。次に、学会では、10月における経済学史学大会において、「ハイエクの進化論に関する考察」を報告した。これは同大会における「進化論」のテーマ・セッションの中で、マーシャル、ヴェブレンにつづく第三報告として位置づけられた。その内容は、従来のハイエク研究における進化論の意義を批判しつつ、新たに「洗練された自生化主義」という観点からハイエクを解釈し再構成したものである。論文としては、「ジョージ・ソロス-開かれた社会への戦略」『インターコミュニケーション』NTT出版、1999.11,2000 winter号.を発表した。また、近刊として、尾近裕幸(国学院大学)との共編著『オーストリア学派の経済学』を予定しており、この本に所収されるいくつかの論文を執筆した。すなわち「ミーゼス」「市場プロセス」「方法論」「知識論」という四つの論文を手がけた。この他、終章にあたる論文「オーストリア学派とは何か」を現在執筆中である。さらに英文論文として、"The Purpose and Significance of the Methodology of the Social Sciences in the Age of Post-Scientism",in Economic Journal of Hokkaido University,vol29,2000.7.(forthcoming).を執筆した。
  • <立法理学>としての立法学の法哲学的再編
    文部科学省:科学研究費補助金基盤研究(B)
    Author : 橋本 努

Academic Contribution

  • シノドス・トークラウンジ
    Date (from-to) :2020/08-Today
    Role: Planning etc
  • ソーシャル・アクション・タンク
    Date (from-to) :2020/05/01-Today
    Role: Planning etc
  • シノドス国際社会動向研究所
    Date (from-to) :2017/04-Today
    Role: Planning etc
    Type: Academic research


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