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Master

Affiliation (Master)

  • Faculty of Fisheries Sciences Marine Bioresource and Environmental Science Marine Bioresource Science

Affiliation (Master)

  • Faculty of Fisheries Sciences Marine Bioresource and Environmental Science Marine Bioresource Science

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Profile and Settings

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  • Name (Japanese)

    Nishimura
  • Name (Kana)

    Kinya
  • Name

    201501014114171007

Alternate Names

Achievement

Research Interests

  • 共食い   可塑性   自然選択   表現型   食物網   生活史   表現型可塑性   防御   誘導防御   膨満形態   ovipasition   DNAマイクロアレー   間接効果   外洋   越冬幼生   地理的隔離   収束安定   外鰓   仔魚   抑制   頭でっかち   ゲーム   トランスクリプトーム   形態   reproductive behavior   進化   形質   トレードオフ   次世代シーケンサー   反応基準   

Research Areas

  • Life sciences / Ecology and environmental science

Research Experience

  • 2009 - 2015 Hokkaido University

MISC

  • 西村 欣也  数理解析研究所講究録  1597-  141  -144  2008/05  [Not refereed][Not invited]
  • Kishida Osamu, Nishimura Kinya  Japanese Journal of Ecology  57-  (1)  40  -47  2007/03/31  [Not refereed][Not invited]
     
    多くの動物は、捕食者に出会うと逃げたり隠れたりするが、形さえも変化させ捕食を回避しようとするものもいる。形態の変化による防御戦略は誘導防御形態戦略とよばれ、多様な生物分類群でみられる表現型可塑性として知られる。最近の研究では、捕食者動物は、ただ捕食されにくい形に変わるだけでなく、その変化が柔軟であり、捕食者環境の時間的・空間的な変異によく対応していることが知られている。本稿では、エゾアカガエルのオタマジャクシの捕食者誘導形態の防御機能と、柔軟な形態変化能について紹介する。エゾアカガエルのオタマジャクシは、捕食者のエゾサンショウウオの幼生とオオルリボシヤンマのヤゴに対して、それぞれに特異的な形態を発現する。サンショウウオ幼生によって誘導された膨満型の形態はサンショウウオ幼生による丸のみを妨げ、ヤゴによって誘導された高尾型の形態はヤゴによる捕食を回避するために有効である。これらの形態変化は柔軟性に富んでおり、一度、どちらかの捕食者に対して特異的な防御形態を発現した後でも、捕食者が交替したときには、新たな捕食者に特異的な防御形態へ変化できる。また、捕食の危険が取り除かれたときは元の形態へと戻る。捕食者特異的な形態の互換性は、捕食者種に特異的な防御形態誘導を獲得するうえで重要な役割を果たしたと考えられる。また、形態変化の可逆性は防御にコストがかかることを示唆している。これらの形態変化の時間的な可変性に加えて、オタマジャクシは危険の強度に応じた調整的な防御形態発現を示す。このことはオタマジャクシが捕食強度に応じて費用対効果を最大化するように防御を発現している可能性を示唆している。
  • 岸田 治, 西村 欣也  日本生態学会大会講演要旨集  50-  (0)  166  -166  2003  [Not refereed][Not invited]


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