梅田 隆行 (ウメダ タカユキ)

情報基盤センター スーパーコンピューティング研究部門教授

研究者基本情報

■ 学位
  • 博士(情報学), 京都大学
■ URL
researchmap URLホームページURL■ ID 各種
研究者番号
  • 40432215
ORCID IDJ-Global ID■ 研究キーワード・分野
研究キーワード
  • 計算機シミュレーション
  • 数値スキーム
  • ハイパフォーマンスコンピューティング
  • プラズマ科学
  • 宇宙科学
  • 電磁界
研究分野
  • 情報通信, 高性能計算, ハイパフォーマンスコンピューティング
  • 情報通信, 計算科学, 計算機シミュレーション
  • 自然科学一般, 宇宙惑星科学, 宇宙プラズマ
  • エネルギー, プラズマ科学, プラズマ物理
■ 担当教育組織

経歴

■ 経歴
経歴
  • 2024年02月 - 現在
    名古屋大学, 大学院工学研究科 電気工学専攻, 客員教授, 日本国
  • 2024年02月 - 現在
    名古屋大学, 宇宙地球環境研究所, 客員教授, 日本国
  • 2024年02月 - 現在
    北海道大学, 情報基盤センター, 教授, 日本国
  • 2018年09月 - 2024年02月
    名古屋大学, 宇宙地球環境研究所 附属統合データサイエンスセンター, 准教授, 日本国
  • 2015年10月 - 2018年08月
    名古屋大学, 宇宙地球環境研究所 附属統合データサイエンスセンター, 講師, 日本国
  • 2015年08月 - 2015年09月
    名古屋大学, 太陽地球環境研究所 附属ジオスペース研究センター, 講師, 日本国
  • 2007年04月 - 2015年07月
    名古屋大学, 太陽地球環境研究所 附属ジオスペース研究センター, 助教, 日本国
  • 2006年04月 - 2007年03月
    名古屋大学, 太陽地球環境研究所 附属ジオスペース研究センター, 助手, 日本国
  • 2004年04月 - 2006年03月
    カリフォルニア大学ロサンゼルス校, 地球物理学研究所, 大学院研究員, アメリカ合衆国
  • 2001年04月 - 2004年03月
    日本学術振興会特別研究員(DC1), 日本国
学歴
  • 2001年04月 - 2004年03月, 京都大学, 大学院情報学研究科, 通信情報システム専攻, 博士後期課程, 日本国
  • 1999年04月 - 2001年03月, 京都大学, 大学院情報学研究科, 通信情報システム専攻, 修士課程, 日本国
  • 1995年04月 - 1999年03月, 京都大学, 工学部, 電気電子工学科, 日本国
委員歴
  • 2025年04月 - 現在
    データ活用社会創成プラットフォーム協働事業体, 運営委員, その他
  • 2025年01月 - 現在
    学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点, 共同研究課題審査委員, その他
  • 2024年04月 - 現在
    北海道大学情報基盤センター, 共同利用・共同研究委員, その他
  • 2024年04月 - 現在
    北海道大学情報基盤センター, 共同利用・共同研究委員会システム専門委員長, その他
  • 2024年04月 - 現在
    北海道大学情報基盤センター, 協議員会委員, その他
  • 2024年04月 - 現在
    北海道大学, 情報セキュリティ委員, その他
  • 2020年04月 - 現在
    名古屋大学宇宙地球環境研究所, 統合データサイエンスセンター運営委員, その他
  • 2019年10月 - 現在
    高度情報科学技術研究機構, HPCIシステム利用研究課題審査委員会レビュアー, 学協会
  • 2012年04月 - 現在
    京都大学生存圏研究所, KDK共同利用専門委員, その他
  • 2010年10月 - 現在
    日本地球惑星科学連合, 連合大会レギュラーセッション「宇宙プラズマ理論・シミュレーション」コンビーナ, 学協会
  • 2010年07月 - 現在
    地球電磁気・地球惑星圏学会, レギュラーセッション「宇宙プラズマ理論・シミュレーション」コンビーナ, 学協会
  • 2024年04月 - 2026年03月
    高度情報科学技術研究機構, HPCI連携サービス委員, 学協会
  • 2024年04月 - 2025年03月
    北海道大学情報基盤センター, 学際大規模計算機システム技術審査委員, その他
  • 2023年09月 - 2024年03月
    名古屋大学情報連携推進本部, 次期スパコン検討WG研究会委員, その他
  • 2023年09月 - 2024年01月
    名古屋大学工学部, G30自動車工学プログラム運営委員, その他
  • 2023年04月 - 2024年01月
    名古屋大学大学院工学研究科, 大学院推薦入試広報委員, その他
  • 2021年04月 - 2024年01月
    名古屋大学宇宙地球環境研究所, 共同利用・共同研究委員, その他
  • 2020年04月 - 2024年01月
    名古屋大学情報連携推進本部, 情報セキュリティ連絡協議会組織責任者, その他
  • 2020年04月 - 2024年01月
    名古屋大学高等研究院, 若手育成プログラム(YLC)審査委員, その他
  • 2020年04月 - 2023年03月
    名古屋大学工学部, 工学部電気電子情報工学科令和2年度入学生学年担当, その他
  • 2020年11月 - 2022年10月
    サイエンティフィック・システム研究会, A64FXシステムアプリ性能検討WG 推進委員, その他
  • 2021年04月 - 2022年03月
    日本学術振興会, 特別研究員等審査委員会専門委員, 学協会
  • 2019年11月 - 2021年03月
    名古屋大学宇宙地球環境研究所, 宇宙地球環境情報処理システム仕様策定委員長, その他
  • 2016年08月 - 2019年03月
    名古屋大学情報連携推進本部, 次期スパコン検討WG委員および次期スーパーコンピュータシステム仕様策定委員, その他
  • 2017年01月 - 2018年12月
    サイエンティフィック・システム研究会, メニーコア時代のアプリ性能検討WG 推進委員
  • 2014年06月 - 2018年02月
    生存圏フォーラム, 運営委員
  • 2014年05月 - 2016年03月
    名古屋大学太陽地球環境研究所, 太陽地球環境情報処理システム仕様策定委員, その他
  • 2014年03月 - 2016年02月
    サイエンティフィック・システム研究会, ポストペタアプリ性能WG 推進委員
  • 2012年05月 - 2015年08月
    名古屋大学情報連携統括本部, 教育研究用高性能コンピュータシステム仕様策定委員, その他
  • 2010年12月 - 2013年05月
    サイエンティフィック・システム研究会, マルチコアクラスタ性能WG 推進委員
  • 2009年07月 - 2010年11月
    名古屋大学太陽地球環境研究所, 太陽地球環境情報処理システム仕様策定委員, その他
  • 2008年10月 - 2009年03月
    名古屋大学情報連携推進本部, スーパーコンピュータシステム技術審査委員, その他

研究活動情報

■ 受賞
  • 2023年11月, Division of Plasma Physics, Association of Asia Pacific Physical Societies, 7th Asia-Pacific Conference on Plasma Physics (AAPPS-DPP2023) Poster Prize
    Reduction of Anisotropy in Numerical Dispersion in the Explicit Finite-Difference Time-Domain Method with Laplacian
    H. Sekido;T. Umeda;Y. Miyoshi
  • 2018年11月16日, Division of Plasma Physics, Association of Asia Pacific Physical Societies, 2nd Asia-Pacific Conference on Plasma Physics (AAPPS-DPP2018) Poster Prize
    Non-MHD effects in the nonlinear development of the MHD-scale Rayleigh-Taylor instability
    T. Umeda;Y. Wada, 国内外の国際的学術賞
  • 2015年04月15日, 文部科学省, 科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学者賞
    先端的宇宙プラズマ計算機シミュレーション手法の研究
    日本国
  • 2012年10月22日, 地球電磁気・地球惑星圏学会, 大林奨励賞
    計算機シミュレーション手法の開発とその宇宙プラズマ現象への応用
    国際学会・会議・シンポジウム等の賞, 日本国
  • 2008年11月29日, Frontiers in Computational Science 2008 Program Committee, Best Presentations Award for International Conference of Frontiers in Computational Science 2008 Grant Prix
    Vlasov code simulation of GEM reconnection challenge
    K. Togano;T. Umeda;T. Ogino, 国内外の国際的学術賞, 日本国
  • 2005年10月23日, 国際電波科学連合, 国際電波科学連合若手研究者賞
    国内外の国際的学術賞
■ 論文
■ 書籍等出版物
  • プラズマの計算科学 : 宇宙・核融合のマクロとミクロ描像を解き明かすMHDとPICシミュレーション
    梅田 隆行(編); 金田 行雄; 笹井 理生(監修)
    共立出版, 2024年11月, 9784320122734, xi, 315p, 図版 [2] p (ページ付なし), 日本語
  • Computer Physics
    Takayuki Umeda, Simulation of collisionless plasma with the Vlasov method
    Nova Science, 2012年12月, 9781613247907, 315-332, 英語, 学術書, Numerical schemes for solving the Vlasov-Maxwell system of equations are presented. Our Universe is filled with collisionless plasma, which is a dielectric medium with nonlinear interactions between charged particles and electromagnetic fields. Thus computer simulations play an essential role in studies of such highly nonlinear systems. The full kinetics of collisionless plasma is described by the Vlasov-Maxwell equations. Since the Vlasov equation treats charged particles as position-velocity phase-space distribution functions in hyper dimensions, huge supercomputers and highly-scalable parallel codes are essential. Recently, a new parallel Vlasov-Maxwell solver is developed by adopting a stable but less-dissipative scheme for time integration of conservation laws, which has successfully achieved a high scalability on massively parallel supercomputers with multi-core scalar processors. The new code has applied to 2P3V (two dimensions for position and three dimensions for velocity) problems of cross-scale plasma processes such as magnetic reconnection, Kelvin-Helmholtz instability and the interaction between the solar wind and an asteroid. © 2012 Nova Science Publishers, Inc. All rights reserved., [分担執筆]
  • Wave Propagation
    Takayuki Umeda, Electromagnetic waves in plasma
    In Tech, 2011年03月, 9789533072753, 311-330, 英語, 学術書, [分担執筆]
  • Space Plasma Simulation, Lecture Notes in Physics, Volume 615
    Yoshiharu Omura; Takayuki Umeda; Hiroshi Matsumoto, Simulation of electron beam instabilities and nonlinear potential structures
    Springer Berlin Heidelberg, 2003年03月20日, 9783540006985, 79-92, 英語, 学術書, [査読有り], [分担執筆]
■ 主な担当授業
  • 情報理工学実験Ⅱ, 2024年, 学士課程, 工学部
  • コンピュータシステム, 2024年, 学士課程, 工学部
  • 情報理工学演習Ⅰ, 2024年, 学士課程, 工学部
■ 所属学協会
  • 2024年01月 - 現在
    アジア太平洋物理学会連合 プラズマ物理学領域
  • 2021年02月 - 現在
    アイ・トリプル・イー
  • 2009年 - 現在
    日本地球惑星科学連合
  • 2003年 - 現在
    アメリカ地球物理学連合
  • 2000年 - 現在
    地球電磁気・地球惑星圏学会
■ Works(作品等)
  • Fortran90 wrapper for HDF5
    Takayuki Umeda, 2024年03月01日 - 現在, Fortran90 wrapper subroutines and sample codes for writing/reading HDF5 datasets, [コンピュータソフト]
  • VLASOV1m
    Takayuki Umeda, 2013年07月27日 - 現在, One-dimensional electrostatic Vlasov code in MATLAB, [コンピュータソフト]
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • 「ポスト富岳」時代に向けた新たな電磁流体シミュレーションコードの研究開発
    科学研究費助成事業
    2024年04月01日 - 2029年03月31日
    梅田 隆行
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 24K00603
  • 流体シミュレーションで運動論的物理過程はどこまで再現できるか?
    科学研究費助成事業
    2019年04月 - 2024年03月
    梅田 隆行
    宇宙プラズマ環境変動の予測において計算機シミュレーションは今後不可欠な手段となる。既存の磁気流体力学(MHD)方程式に基づくプラズマ流体シミュレーションでは、慣性効果、圧力テンソルの非対角成分、熱輸送テンソルや四次以上の高次モーメント量などの非MHD項は無視されている。本研究では、第一原理運動論プラズマシミュレーションと流体ミュレーションとの直接比較によって、非MHD項である高次モーメント量が従来のMHD量に対してどのくらいの強度を持つのかを定量的に評価し、非MHD項の各項の重要性を議論する。また高次モーメント量を導入した新たな電磁流体方程式系を導出し、その数値シミュレーション手法を開発する。
    Thompson [1961]のジャイロ平均した速度分布関数の近似式に基づいて、三次及び四次モーメント量の近似式を導出した。また、ケルヴィン・ヘルムホルツ不安定性の2次元full-Vlasovシミュレーション結果より三次及び四次モーメント量を計算し、導出した近似式との直接比較を行った。その結果、四次モーメント量はよく近似できていることに対し、三次モーメント量はほどんど近似できていないことを示した。本研究グループの過去の研究において二次モーメント量もよく近似できていることを示した[Umeda et al. 2016]ため、この結果はThompson [1961]の奇数モーメント量の近似式を見直す必要があることを示唆する。
    1次元full-Vlasovシミュレーションによる接触不連続のパラメータサーベイを行い、Maxwell速度分布を持つプラズマ中ではMHD平衡解としての接触不連続が存在しないことを示唆した。更に、full-Vlasovシミュレーションと全く同一パラメータを用いた1次元hybrid-Vlasovシミュレーションとの直接比較を行い、接触不連続の崩壊の要因が三次モーメント量である熱輸送量であることを示した。この結果は、流体と運動論の差を作る要因の1つが三次モーメント量であることを示唆する。
    高次モーメント量を含む電磁流体方程式を導出し、差分化のための格子系の検討を行った。また、staggered格子系の方程式についての高次精度化スキームの検討を行い、1次元Maxwell方程式について従来のFDTD法を四次精度に拡張した。
    令和元年度の課題として設定した3つのうち、境界層の多次元full-Vlasovシミュレーションは順調に進んでいる。また磁場に沿った円柱座標系の回転方向に平均化したVlasov方程式を用いたThompson[1961]のモーメント近似法について、3次モーメント量である熱輸送テンソルの近似精度が悪いことを示した研究結果を出版した。4次モーメントまでを含んだ電磁流体方程式を導出し、計算手法の検討を行っている最中である。
    Vlasovシミュレーションについては計算を継続する。また磁場に沿った円柱座標系の回転方向に平均化したVlasov方程式を用いたThompson 1961のモーメント近似法について、平均化したVlasov方程式そのものについて、導出過程から見直す。四次モーメントまでを含んだ電磁流体方程式については、計算手法の検討を引き続き行い、また磁場に対するガウスの法則(磁場の無発散)を満たすため、staggered格子系の導入を試みる。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 名古屋大学, 研究代表者, 19H01868
  • 運動論的乱流形成とその散逸に伴うプラズマ加熱・粒子加速機構
    科学研究費助成事業
    2014年04月01日 - 2019年03月31日
    齊藤 慎司; 成行 泰裕; 梅田 隆行
    本研究課題では、プラズマ中の個々の荷電粒子の運動の性質が重要になる運動論的プラズマ乱流の複雑な発展過程について研究を行った。運動論的乱流の散逸によって生じるプラズマの加熱や加速機構について注目し、どのようにして運動論的乱流からプラズマ粒子にエネルギーを輸送するのかについて研究を進めた。本研究ではホイッスラー波動と呼ばれるプラズマ波動によって構成される波動乱流に注目し、プラズマ粒子、特にイオンの散乱過程について新しい知見を得た。これまでこの波動乱流では加熱や加速が起こりにくいと考えられてきたイオンが、乱流中に生じる不安定性や非線形発展に伴う局所的な性質によって、加速や加熱を受けることがわかった。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 名古屋大学, 26287119
  • 電磁プラズマ流体シミュレーションの共通数値解法の開発:MHDから多流体まで
    科学研究費助成事業
    2015年04月 - 2018年03月
    梅田 隆行
    ケルヴィン・ヘルムホルツ不安定性およびレイリー・テイラー不安定性の非線形発展について、2次元ブラソフシミュレーションにより研究を行った。初期勾配層の幅に対するイオン慣性長やイオンジャイロ半径を変化させたシミュレーションを行い、ホール効果およびジャイロ運動効果などの非MHD効果の寄与を議論した。非MHD効果があまり効かない場合にはMHDシミュレーションと同様の対称的な不安定性の発達が見られ、ホール効果が影響する場合には、非対称に発達することが分かった。またジャイロ運動効果が影響する場合には、イオンジャイロ半径スケールの新たな不安定性が生じ、不安定性の構造の成長を阻害することが分かった。
    日本学術振興会, 萌芽研究, 名古屋大学, 研究代表者, 競争的資金, 15K13572
  • ハイブリッド粒子コードを用いた無衝突衝撃波における宇宙線陽子の生成過程の研究
    科学研究費助成事業
    2014年04月 - 2018年03月
    梅田 隆行
    計数ソートを用いた粒子データの並べ替えと座標配列に従属した粒子データ構造への変更により、Particle-In-Cell型のプラズマ粒子コードの高速化を行った。高速化したコードによる大規模2次元粒子シミュレーションにより、垂直衝撃波の非定常性である再形成について研究を行い、その存在が衝撃波遷移層における微視的不安定性の成長モードに依存することを示唆した。
    衝撃波遷移層における大振幅ホイッスラーモード波の発展について、1次元および2次元粒子シミュレーションを行った。1次元では波の発展ともなって電子が相対論的に加速されたが、2次元では新たな不安定性により波が急速に減衰し、電子加速は起こらなかった。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 名古屋大学, 研究代表者, 競争的資金, 26287041
  • パルサー終端衝撃波における新しい粒子加速過程の探求
    科学研究費助成事業
    2013年04月01日 - 2016年03月31日
    銭谷 誠司; 篠原 育; 長井 嗣信; 梅田 隆行; 和田 智秀
    磁気リコネクションと衝撃波のそれぞれの素過程について、基礎的な研究を行った。磁気リコネクション系を議論するために必要な重要領域の定義を提案し、さらに粒子軌道との関係について考察した。次に、粒子シミュレーションで相対論的高速で流れる粒子分布を扱うためのアルゴリズムを提案し、相対論的磁気リコネクションの重要領域の電磁流体的な力学関係を議論した。公開磁気流体コードを開発してシミュレーション研究を行い、リコネクションと衝撃波との相互作用を議論した。磁気流体コードを併用して、かにパルサー系で起きるガンマ線爆発(フレア)現象を説明するモデルを考案した。
    日本学術振興会, 若手研究(B), 国立天文台, 25871054
  • 6次元プラズマシミュレーション
    科学研究費助成事業
    2013年04月 - 2015年03月
    梅田 隆行
    6次元電磁ブラソフコードの開発を行った。実空間の移流計算の際に、6次元分布関数のデータの並びを速度-位置から位置-速度に転置することにより、使用メモリ量を大幅に削減した。また転置により、インテル系Xeonプロセッサにおいては、従来のコードよりも大幅に性能向上できた。一方で、富士通FX10及び京コンピュータにおいては、従来の5次元コードに比べて1割ほど実効効率が落ちたため、今後更なるチューニングを施す必要がある。
    本研究ではさらに、ケルビン・ヘルムホルツ不安定性や弱磁化小天体の大規模シミュレーションを行い、磁気流体スケールとイオンスケール及び電子スケールについて、物理過程の分離を行った。
    日本学術振興会, 萌芽研究, 名古屋大学, 研究代表者, 競争的資金, 25610144
  • 大規模ブラソフシミュレーションによる宇宙プラズマのスケール間結合の研究
    科学研究費助成事業
    2011年 - 2012年
    梅田 隆行
    ポストペタフロップスコンピュータ用プラズマシミュレーション技術である第一原理ブラソフコードの研究開発を行った。超多次元保存則である無衝突ボルツマン(ブラソフ)方程式を高精度かつ安定に解き進めることかできる数値解法を開発し、10,000コア以上のスカラ型超並列計算機に向けた並列化を行った。また宇宙プラズマ中の様々なマルチスケール現象に対して適用を行い、世界で初めて磁化天体のグローバルブラソフシミュレーションに成功するとともに、速度シア層におけるケルビン-ヘルムホルツ不安定性において、流体スケールの境界層渦構造の発展が、粒子スケールのイオンジャイロ運動に大きく影響を受ける結果を得た。
    日本学術振興会, 若手研究(B), 名古屋大学, 研究代表者, 競争的資金, 23740367
  • 磁気流体波による太陽風非平衡プラズマの生成過程
    科学研究費助成事業
    2010年 - 2012年
    成行 泰裕; 梅田 隆行; 齊藤 慎司; 鈴木 建; 羽田 亨; 成田 康人
    本研究では、太陽風中の非平衡な速度分布が磁気流体波によって生成される過程について、数値計算・理論解析を用いた議論を行った。その結果、(1)磁気流体波が存在する場合に現れる「見かけの」非平衡速度分布が磁気流体系の平衡状態に対応していること、(2)太陽コロナから伝搬する磁気流体波が伝搬過程で生じる急峻化の過程で非平衡な速度分布が生成されること、(3)非平衡な速度分布によって励起される短波長の波動によって低周波の磁気流体波の減衰が促進されること、などが明らかになった
    日本学術振興会, 若手研究(B), 22740324
  • 次世代第一原理粒子シミュレーションによる無衝突衝撃波の粒子加速機構の解明
    科学研究費助成事業
    2009年 - 2011年
    梅田 隆行
    大規模な2次元全粒子シミュレーションにより、垂直衝撃波の非定常性について研究を行い、以下の成果を得た。衝撃波面におけるイオンの反射によってイオンと電子に相対速度が生じ、電子スケールの変形不安定性によって電磁ホイッスラー波動が励起する。このホイッスラー波動はリップルと呼ばれるイオンスケールの衝撃波面の変動と磁気的相互作用し、互いに強め合う。その結果、衝撃波面に入射する上流イオンと波面で反射するイオンが激しく散乱され、周期的かつコヒーレントなイオンの反射を抑制し、衝撃波の再形成が消滅する。以上により、垂直衝撃波の非定常性の1つである再形成の存在の有無が、電子スケールの微視的不安定性にコントロールされていることを明らかにし、電子-イオン-流体間のスケール間結合過程が存在することを示した。
    日本学術振興会, 新学術領域研究(研究課題提案型), 名古屋大学, 研究代表者, 競争的資金, 21200050
  • 実証型ジオスペースモデリングに向けた内部磁気圏基本モデルの構築による宇宙嵐の研究
    科学研究費助成事業
    2008年 - 2011年
    関 華奈子; 三好 由純; 天野 孝伸; 齊藤 慎司; 梅田 隆行; 松本 洋介; 海老原 祐輔; 高田 拓
    本研究では、マクスウェル方程式とボルツマン方程式とを同時に数値的に解くことで、内部磁気圏の場と粒子の時間発展を自己無撞着にシミュレートすることが可能な数値コードを開発した。具体的には、内部磁気圏の環電流粒子のグローバルなダイナミクスを現実的な計算機リソースで再現するために、本研究では粒子軌道をドリフト近似したブラソフ方程式(ドリフト運動論的方程式)とマクスウェル方程式を連立させ、場と粒子の自己無撞着な時間発展を追跡する方程式系を新たに導いた。またこの連立方程式系を数値的に解く3次元(分布関数は5次元)のシミュレーションコードを開発し、実際に磁気流体波動が伝播する様子を再現することを確認した。本研究で開発した新モデルにより、宇宙嵐時の粒子加速に重要な役割を果たすと思われている低周波波動や惑星間空間衝撃波到達に伴う磁気圏の急激な圧縮現象SC等の速い現象を、物理モデルに基づき自己無撞着にシミュレートしその物理機構を詳細に研究することが可能となった。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 名古屋大学, 20340134
  • 次世代スーパーコンピュータに向けたブラソフシミュレーション手法の研究
    科学研究費助成事業
    2009年 - 2010年
    梅田 隆行
    次々世代宇宙プラズマシミュレーション技術である第一原理ブラソフコードの研究開発を行った。超多次元保存則である無衝突ボルツマン(ブラソフ)方程式を高精度かつ安定に解き進めることかできる数値解法を開発した。スカラ型超並列計算機に向けた並列化を行い、1,000以上のコアを用いた場合でも80%を超える並列計算効率を得ることに成功した。また宇宙プラズマ中の様々なマルチスケール現象に対して適用を行い、流体スケールと粒子スケール間の結合を示唆する結果を得た。
    日本学術振興会, 若手研究(B), 名古屋大学, 研究代表者, 競争的資金, 21740352
  • 革新的なブラソフシミュレーション手法の研究
    科学研究費助成事業
    2007年 - 2008年
    梅田 隆行
    次世代宇宙プラズマシミュレーション技術である第一原理ブラソフコードの研究開発を行った。連続体の多次元発展方程式である無衝突ボルツマン(ブラソフ)方程式を高精度かつ安定に解き進めることかできる数値解法を開発し、宇宙プラズマ中の様々なマルチスケール現象に対してベンチマークテストを行った。その結果、新たに開発したコードは従来のブラソフコードよりもはるかにロバストであることがわかった。次世代スーパーコンピュータに向けた高速化および超並列化が今後の課題である
    日本学術振興会, 若手研究(スタートアップ), 名古屋大学, 研究代表者, 競争的資金, 19840024
  • 開放系プラズマモデルによる静電孤立波の計算機実験
    科学研究費助成事業
    2001年 - 2003年
    梅田 隆行
    本年度の研究によって得られた以下の成果を国内・国際会議および学会誌に論文発表をしたとともに、膨大なデータの保存のためにハードディスク等を購入した。
    1.二次元及び、三次元電磁粒子コードにおいて、電流密度の計算を従来の方法より高速に行う計算アルゴリズムを開発し、コンピュータ科学雑誌に発表した。この手法を用いて、数値的熱雑音がより少なく計算効率の良い三次元電磁粒子コードを新たに開発した。
    2.従来電磁界を無視した静電粒子コードを用いて行われていた電子ビーム不安定性の計算機実験を、世界に先駆けて電磁粒子モデルへ拡張した。背景磁場と二次元構造を持つ静電孤立波の磁場に垂直な電界を受けて電子がE×Bドリフトすることにより二次元静電孤立波の垂直方向の端において電流が生じ、二次元静電孤立波の周辺に電磁界が励起することを明らかにした。また、計算機実験結果がオーロラ領域で観測されている静電孤立波に伴った電磁界成分の特性とよく一致していることを示した。さらに、孤立した静電ポテンシャル内において形成された電流構造が電磁波の放射源となり得るという新しい物理過程について明らかにした。これは、従来の電子ビームや連続的な波動からの直接的な電磁放射とは全く異なる物理過程であり、宇宙プラズマ物理のみならず、実験室プラズマや天体プラズマへの適応が可能な新たな電磁放射過程である。この成果を、2件の国内会議、国際測地学・地球物理学連合会札幌大会及びアメリカ地球物理学連合秋大会において研究発表を行い、論文としてJGR誌に発表した。また、上記の最新の結果を含む静電孤立波の国内外の研究に関して、実験室及び宇宙空間におけるプラズマ実験に関する国際研究集会において招待講演を行った。
    日本学術振興会, 特別研究員奨励費, 京都大学, 01J03821
■ 産業財産権
  • FDTD解析方法
    特許権, 梅田 隆行; 関戸 晴宇, 国立大学法人東海国立大学機構
    特願2022-082029, 2022年05月19日
    特開2023-170345, 2023年12月01日
  • 相対論的運動方程式に基づく荷電粒子の運動解析方法
    特許権, 梅田 隆行, 国立大学法人東海国立大学機構
    特願2022-032260, 2022年03月03日
    特開2023-128129, 2023年09月14日
  • 磁場のローレンツ力による荷電粒子の運動解析方法
    特許権, 梅田 隆行, 国立大学法人名古屋大学
    特願2017-118277, 2017年06月16日
    特開2019-003457, 2019年01月10日
■ 学術・社会貢献活動/その他
社会貢献活動
  • 宇宙プラズマの第一原理ブラソフシミュレーション
    2017年03月
    講師
    神戸大学計算科学教育センター
    KOBE HPC Spring School 2017
    神戸大学計算科学教育センター
  • 宇宙プラズマの第一原理ブラソフコードの性能評価
    2015年12月
    講師
    高度情報科学技術研究機構
    平成27年度「京」における高速化ワークショップ
    秋葉原UDX
    大学院生, 研究者, 学術団体, 企業
    宇宙プラズマの第一原理ブラソフコードの性能評価
  • 京コンピュータを用いた宇宙プラズマの第一原理ブラソフシミュレーション
    2013年10月
    講師
    サイエンティフィック・システム研究会
    科学技術計算分科会 2013年度会合「ペタからエクサへの課題」
    ホテルオークラ神戸
    教育関係者, 研究者, 社会人・一般, 学術団体, 企業, 行政機関
  • 宇宙科学とコンピュータシミュレーション
    2010年08月
    講師
    高知工業高等専門学校
    STP教育研究セミナー公開講座
    高知工業高等専門学校
  • STPシミュレーションの過去・現在・未来
    2009年09月
    講師
    名古屋大学太陽地球環境研究所
    宇宙地球惑星科学若手会 2009年夏の学校
    伊勢青少年研修センター
    大学生, 大学院生, 研究者
メディア報道
  • 青山学院大学ら8大学の共同研究グループが「大型レーザー装置で実験室に宇宙プラズマ衝撃波を生成 -- 宇宙線の生成メカニズム解明に向け新たな研究手段を確立 -- 」
    2020年08月30日
    青山学院大学
    [インターネットメディア]