研究者データベース

浅川 和幸(アサカワ カズユキ)
教育学研究院 教育学部門 教育学部門教育基礎論分野
教授

基本情報

所属

  • 教育学研究院 教育学部門 教育学部門教育基礎論分野

職名

  • 教授

学位

  • 修士(教育学)(北海道大学)

科研費研究者番号

  • 30250400

J-Global ID

研究キーワード

  • シティズンシップ教育   地域労働市場   地域アイデンティティ   生活指導   生徒指導   道徳教育   社会的自立   キャリア教育   進路指導   ノンエリート青年   教育社会学   

研究分野

  • 人文・社会 / 社会学
  • 人文・社会 / 教育社会学

職歴

  • 2014年04月 - 現在 北海道大学 大学院教育学研究院 教授
  • 2007年04月 - 2014年03月 北海道大学(教育学研究院) 准教授
  • 2004年08月 - 2007年03月 北海道大学(教育学研究科) 助教授
  • 2000年04月 - 2004年07月 北海道大学大学院教育学研究科 助手
  • 1993年03月 - 2000年03月 北海道大学教育学部 助手

所属学協会

  • 北海道教育学会   日本教育社会学会   日本労働社会学会   日本産業教育学会   Society for The Study of Social Policy   The Japanese Association of Labor Sociology   The Japan Sociological Society   

研究活動情報

論文

  • 「人口減少社会」における「総合的な探究の時間」の構想と実践の課題--(教職課程)「新聞づくりを生かしたシティズンシップ教育」を素材に--
    浅川和幸
    北海道大学教職課程年報 10 1 - 71 2020年03月 [査読無し][通常論文]
  • 大学生の「学び」を支える考え方の現状と課題--大学生は自分の「教育キャリア」をどのように振り返ったか--
    浅川 和幸
    教育学の研究と実践 13 13 - 18 2019年03月 [査読無し][通常論文]
  • 中学生の地域理解の構造と地域アイデンティティ
    浅川 和幸
    下川中学校調査報告書 1 - 95 2019年03月 [査読無し][通常論文]
  • 西興部村の未来と「若き担い手」--中学3年生は何を考えていたか--
    浅川 和幸
    西興部村調査報告書1 1 - 86 2017年12月 [査読無し][通常論文]
  • 興部町の酪農ヘルパーの仕事と将来志向
    浅川 和幸
    興部町酪農調査報告書 興部町酪農の若き担い手の仕事と将来志向 30 - 51 2016年03月 [査読無し][通常論文]
  • 「地方消滅論」と小規模自治体の活性化のあり方を考える-西興部村の若き担い手の調査をとおして-
    浅川 和幸
    北海道大学教職課程年報 5 11 - 36 2015年03月 [査読無し][通常論文]
  • 大学進学にみる地域格差--北海道を事例に
    浅川 和幸
    教育学の研究と実践 9 25 - 34 2014年09月 [査読無し][招待有り]
  • 地域教育調査報告--2013年度西興部村調査
    浅川 和幸
    北海道大学教職課程年報 4 15 - 21 2014年03月 [査読無し][通常論文]
  • 道徳教育論を考える
    浅川 和幸
    北海道大学大学院教育学研究院紀要 119 27 - 50 2013年12月 [査読無し][通常論文]
  • 学校統廃合による中学生の生活と意識の変化--北海道旧産炭地A中学校を事例に
    浅川 和幸
    北海道大学大学院教育学研究院紀要 117 1 - 31 2012年12月 [査読無し][通常論文]
  • 疲弊する地域における中学生の生活と意識:釧路市の中学2年生を対象に
    浅川 和幸
    教育学の研究と実践 7 5 - 14 2012年03月 [査読無し][招待有り]
  • 「財政再建団体」指定以降の夕張市の現状――高齢者調査をてがかりとして
    浅川 和幸
    教育学の研究と実践 6 5 - 12 2011年03月 [査読無し][招待有り]
  • 附論 北海道の新規高卒者の労働市場の現状
    浅川 和幸
    教育学の研究と実践 5 39 - 46 2010年03月 [査読無し][招待有り]
  • 北海道の「キャリア教育」実践の特徴と課題
    浅川 和幸
    教育学の研究と実践 5 29 - 38 2010年03月 [査読無し][招待有り]
  • 浅川 和幸
    『調査と社会理論』・研究報告書 28 0 35 - 49 北海道大学大学院教育学研究院教育社会学研究室 2009年03月24日 [査読無し][通常論文]
     
    日系ブラジル人のトランスナショナルな移動と定住. 小内透編著. (外国人集住地域の社会学的総合研究 ; その8)
  • 浅川 和幸
    『調査と社会理論』・研究報告書 27 0 43 - 61 北海道大学大学院教育学研究院教育社会学研究室 2009年03月24日 [査読無し][通常論文]
     
    地域生活における外国人と日本人の関係. 小内透編. (外国人集住地域の社会学的総合研究 ; その7)
  • 第1章 北海道の現状
    労働政策研究報告書(地方の若者の就業行動と移行過程) 108 8 - 50 2009年 [査読無し][通常論文]
  • 第4章 若者の意識とソーシャルネットワーク:北海道の特徴
    労働政策研究報告書(地方の若者の就業行動と移行過程) 108 103 - 126 2009年 [査読無し][通常論文]
  • 浅川 和幸
    日本労働社会学会年報 19 3 - 29 日本労働社会学会 2009年 [査読無し][招待有り]
  • 浅川 和幸
    北海道大学大学院教育学研究院紀要 105 1 - 28 北海道大学大学院教育学研究院 2008年06月 [査読無し][通常論文]
     
    現在の若者問題において,就業意識と自己意識の分析がバラバラに行われている状況に対する批判的な問題意識から,札幌市の高校3年生の就業意識と自己意識との関係を分析した。自己意識の因子分析からは,単一の自己アイデンティティを重視する一元型だけでなく,いわゆる「状況依存的自己」を指し示す二つの型が抽出された。就業意識の因子分析からは,従来的な,労働のなかで自己の発達を期す型も抽出されたが,第一因子は「将来展望」をもたず「マイペース」を重視するものであった。自己意識の<状況依存/一元>は,将来目標の<不明/明>を経由して,就業意識の時間的な秩序化の在り方と関わっていた。すなわち,一元型と労働のなかで自己の発達を期す型が結びついた<発達型>と,「状況依存的自己」と「将来展望」をもたず「マイペース」を重視する型が結びついた<非発達型>の二つが見出された。この<非発達型>は,未来を起点に今に関わるという労働主体的な発想をもたず,消費主体的な発想になっていた。さらに社会意識・将来意識において,<非発達型>は非常に悲観的で,不幸せ感を強くもっていた。このように,就業意識と自己意識の関係を分析することから,「時間的展望」の違いという新たな視角の重要性が示唆された。
  • 北海道大学大学院教育学研究院紀要 105 1 - 28 2008年 [査読無し][通常論文]
  • 浅川 和幸
    「調査と社会理論」・研究報告書 23 15 - 48 北海道大学大学院教育学研究科教育社会学研究室 2007年03月 [査読無し][通常論文]
  • 浅川 和幸
    北海道大学大学院教育学研究科紀要 98 37 - 68 北海道大学大学院教育学研究科 2006年 [査読無し][通常論文]
     
    北海道S市の三つの高等学校の3年生を対象に職業意識の分析を行なった。主成分分析からは,三つの職業意識が明らかになった。「貢献琢磨意識」,「転職獲得意識」,そして「経済的安定意識」である。職業意識の中心に「専門を磨く」や「社会貢献」があった。またクラスター分析からは,四つの職業意識類型が明らかになった。二つはこの「貢献琢磨意識」に強く影響された「貢献琢磨」型と「安定琢磨」型で,後者は「経済的安定意識」の影響も受けていた。残りの二つは,全般的に職業意識の高い「すべて望む」型と,全般的に職業意識の低い「期待しない」型である。この二つは現れ方は違うが,自分の適性把握と将来の目標発見に困難を抱えていた。進路指導からキャリア教育への転換において,勤労意識の形成が重視されているが,本稿の分析からは,確かに一部の生徒はそれを必要としていること,さらに生徒の多くはもっと具体的な職業の情報と技術・知識も求めていることが明らかになった。
  • 浅川 和幸
    北海道大学大学院教育学研究科紀要 94 193 - 229 北海道大学大学院 2004年10月 [査読無し][通常論文]
  • 浅川 和幸
    北海道大学大学院教育学研究科紀要 89 307 - 342 北海道大学大学院 2003年03月 [査読無し][通常論文]
  • 浅川 和幸
    日本労働社会学会年報 13 167 - 198 日本労働社会学会 2002年 [査読有り][通常論文]
  • 浅川 和幸
    『調査と社会理論』・研究報告書 18 1 - 88 北海道大学教育学部教育社会学研究室 2001年03月 [査読無し][通常論文]
  • 浅川 和幸
    北海道大學教育學部紀要 65 207 - 218 北海道大学 1995年 [査読無し][通常論文]
  • 浅川 和幸
    『調査と社会理論』・研究報告書 11 81 - 140 北海道大学教育学部教育社会学研究室 1987年 [査読無し][通常論文]
     
    倉敷市/倉敷,児島,玉島,水島 地域産業変動と住民諸階層の生産・労働-生活様式の変質,分析シリーズ6 水島地区-第2編

書籍

  • 教職への道しるべ
    浅川 和幸 (担当:分担執筆範囲:第5章 道徳教育と教師)
    八千代出版 2016年03月
  • 在日ブラジル人の労働と生活
    浅川 和幸 (担当:分担執筆範囲:第2章 ブラジル人労働者の労働と社会関係--「顔の見えない定住化」の終焉とそのゆくえ)
    お茶の水書房 2010年
  • 映画マニアの社会学 スクリーンにみる人間と社会
    浅川 和幸 (担当:分担執筆範囲:老いと障害をみつめて)
    明石書店 1997年
  • 倉敷・水島/日本資本主義と都市社会
    浅川 和幸 (担当:分担執筆範囲:生産工程と職場の構造)
    お茶の水書房 1992年

講演・口頭発表等

  • 中高生が地域社会に主権者としてどう関わるのか~人口減少社会をみすえて~  [招待講演]
    浅川 和幸
    十勝管内高等学校教育研究会地歴公民科総会・分科会 2019年11月 口頭発表(基調)
  • 北海道の地方における中学生の進路行動--地域アイデンティティの構造から考える  [通常講演]
    浅川 和幸
    日本教育学会第77回大会 2018年09月 口頭発表(一般)

その他活動・業績

  • 松永伸太朗『アニメーターの社会学--職業規範と労働問題』
    浅川 和幸 日本労働社会学会年報 (29) 141 -144 2018年10月 [査読無し][通常論文]
  • 中学生の将来志向と地域アイデンティティ
    浅川 和幸 興部町中学校調査報告書 1 -74 2017年03月 [査読無し][通常論文]
  • 浅川 和幸 北海道大学大学院教育学研究院紀要 (117) 1 -31 2012年 [査読無し][通常論文]
     
    公立学校の統廃合は,国や地方自治体の財政削減のために,北海道でも急ピッチで進められている。ところで統廃合を進める際に,財政削減というあからさまな目的だけではなく,統合で学校規模を大きくすることが児童・生徒に良い影響をもたらすという説明も持ち出されている。この「規模のある学校」論は,保護者から統廃合の同意を調達することに効果を発揮している。しかしながら,統廃合の生徒への影響を検討した研究は極めて少なく,「規模のある学校」論の真偽も確かめられていない。本稿は,統廃合が行われたひとつの中学校を対象として,その後の変化について事例研究を行い,統廃合の影響を検討した。生徒へのアンケート調査の分析の結果から,統廃合は生徒の学校生活における対人関係,特に友人関係を変え,それと学習面の変化が連動していることが明らかになった。特に二つの要因が,この変化に影響していた。第一に,統廃合は,廃校とする規模の小さな学校の生徒を,相対的に大きな規模の生徒社会に投げ込む形になる。前学校/現学校という差異,すなわち「学校経路」要因である。第二に,女子生徒/男子生徒の差異,すなわち性別要因である。中学時代の微妙な友人関係が,統廃合の評価に大きく影響した。本事例において統廃合の「良い影響」は,部分的で矛盾したものであった。「規模のある学校」論の憶説を,現実的な学校社会のダイナミズムの理解に置き換える必要がある。
  • 浅川 和幸, 西島 央 日本教育社会学会大会発表要旨集録 0 (63) 2011年09月20日 [査読無し][通常論文]
  • The Present Conditions of Yubari After "Local Government of Financial Reconstruction" Appointment
    Theory and Practice of Education (6) 5 -12 2011年 [査読無し][通常論文]
  • 浅川 和幸, 菅原 健太 教育学の研究と実践 0 (4) 23 -32 2009年03月 [査読無し][通常論文]
  • 日系ブラジル人労働者の労働と生活--職場における「みえない定住化」とそのゆくえ--
    『調査と社会理論』・研究報告書 (28) 35 -49 2009年 [査読無し][通常論文]
  • 日系ブラジル人労働者の労働と職場生活--県営A団地で生活する多様な労働者を事例に--
    『調査と社会理論』・研究報告書 (27) 43 -61 2009年 [査読無し][通常論文]
  • 高校生の就業意識と進路指導
    教育学の研究と実践 (4) 23 -32 2009年 [査読無し][通常論文]
  • High School Students' Occupation Conciousness and the VocationalGuidance: The Cace of Entering Empioyment
    ANNUAL REVIEW OF LABOR SOCIOLOGY (19) 3 -29 2009年 [査読無し][通常論文]
  • The Relation between Self-consciousness anc Occupational consciousness in the case of High School Student
    Bulletin of Faculty of Education, Hokkaido University (105) 1 -28 2008年 [査読無し][通常論文]
  • 「日系ブラジル人労働者の労働と生活-A人材派遣会社を事例に」
    『調査と社会理論』・研究報告書 (23) 15 -48 2007年 [査読無し][通常論文]
  • 「高校生の自己意識と就業意識」
    『発達・学習支援ネットワーク研究』 (第7号) 35 -71 2007年 [査読無し][通常論文]
  • 浅川 和幸, 上山 浩次郎, 菅原 健太 日本教育社会学会大会発表要旨集録 0 (58) 247 -252 2006年09月22日 [査読無し][通常論文]
  • 「進路指導の転換期における高校生の職業意識-北海道S市を事例に」
    『北海道大学大学院教育学研究科紀要』 (第98号) 37 -68 2006年 [査読無し][通常論文]
  • 「高校生の将来志向と地域定着意識」
    『発達・学習支援ネットワーク研究 若者支援の地域ネットワークづくりのために』 (第3号) 30 -64 2005年 [査読無し][通常論文]
  • 「新規高卒就職の変化と進路指導」
    『北海道大学大学院教育学研究科紀要』 94 194 -229 2004年 [査読無し][通常論文]
  • 浅川 和幸 北海道大学大学院教育学研究科紀要 0 (89) 307 -342 2003年 [査読無し][通常論文]
  • 「北海道の情報系人材養成機関の配置と課題-コンピュータ・カレッジを事例に」
    『北海道大学大学院教育学研究科紀要』 (89) 307 -342 2003年 [査読無し][通常論文]
  • 「専門学校と職業教育-北海道情報系専門学校を事例に-」
    『日本労働社会学会年報』 13 167 -198 2002年 [査読無し][通常論文]
  • 『調査と社会理論』・研究報告書<18>
    2001年 [査読無し][通常論文]
  • 「情報処理企業と専門学校-北海道の情報系専門学校を事例に」
    『調査と社会理論』 18 1 -88 2000年 [査読無し][通常論文]
  • 小林 甫, 小内 透, 浅川 和幸, 上原 慎一, 中囿 桐代, 北沢 梅英, 小西 二郎, 宮内 洋, 三田 眞帆 日本教育社会学会大会発表要旨集録 0 (47) 213 -218 1995年09月15日 [査読無し][通常論文]
  • 小林 甫, 浅川 和幸, 上原 慎一, 中囿 桐代, 北沢 梅英, 小西 二郎, 宮内 洋 日本教育社会学会大会発表要旨集録 0 (46) 175 -180 1994年10月08日 [査読無し][通常論文]

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 人口減少時代における地方発参加型教育実践の比較研究による新しい中等教育原理の探究
    日本学術振興会:科学研究費助成金(基盤研究(C)):
    研究期間 : 2019年04月 -2021年03月 
    代表者 : 浅川 和幸
  • 人口減少時代におけるノンエリート青年の社会的自立と中等教育の改善に関する研究
    日本学術振興会:科学研究費助成金(基盤研究(C))
    研究期間 : 2016年04月 -2019年03月 
    代表者 : 浅川 和幸
  • 地方ノンエリート青年の社会的自立と進路指導・生徒指導の改善に関する研究
    日本学術振興会:科学研究費助成事業(基盤研究(C))
    研究期間 : 2013年04月 -2016年03月 
    代表者 : 浅川 和幸
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 2010年 -2012年 
    代表者 : 浅川 和幸
     
    平成22年度は、研究目的であるノンエリート青年の「学校から職場への移行」とその内実としての職業的・人格的自立のプロセスに及ぼす影響について検討する作業のための第一段階として、高校を卒業したOBとOGに関する聞き取り調査と対象とした地域である夕張市特有の地域文化の基層について理解するための高齢者に関する聞き取り調査のふたつを主に行った。前者は、高等学校における進路指導・キャリア教育を高校の中で完結した問題であると捉えるのではなく、「人生」というスパンにおける、地域をベースにした自立の問題に焦点をおいて検討するためである。ここでは、地域の様々な産業で働く高校OB・OGから振り返ってみた時の、高校生活の経験や高校における広い意味での教育(生徒指導や進路指導を含める)との関連を問うたものである。研究実施計画でも書いたように、地域労働市場と高校教育との関連を、特に地域労働市場のジェンダー的な構成について検討するという意味もある。また後者については、高校生の保護者調査のための前提として祖父母の世代にあたる年輩者が、地域社会の大変動の中で、どんな社会的な価値を残そうとしているのかを知る目的であったが、この点については「山共同体」における「濃密な生活体験」が、直接的に炭鉱に雇用されていることを越えて、地域社会へ広がった「人情」を強く意識したものであることが明らかにされた。また、このふたつの聞...
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
    研究期間 : 2008年 -2010年 
    代表者 : 間宮 正幸, 村澤 和多里, 室橋 春光, 松田 康子, 浅川 和幸, 上原 慎一, 横井 敏郎, 大沼 義彦
     
    わが国の若者自立支援の実際に鑑み、特別な教育的ニーズに視点をあてて学校から職場への移行支援とその後の労働と生活に焦点をあてた。先駆的実践が行われているUK 北アイルランド、アイルランド共和国、韓国で調査を行い、それぞれの国でシンポジウムを開催した。とくに、韓国の学校相談システムと青少年相談支援システムに関する調査を行ったことで、今後のわが国での若者自立支援の方向の一端が見えてきた。また、わが国のハローワーク、若者サポートステーションでの臨床研究を行い、さらに、発達障害をもつ若年母親の生活調査や北海道夕張高校で人生イメージ調査を行い、企業・事業書での人間的自立に関する調査を行った。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(A))
    研究期間 : 2005年 -2008年 
    代表者 : 小内 透, 藤井 史朗, 都築 くるみ, 結城 恵, 酒井 恵真, 小内 純子, 李 明玉, 藤井 史朗, 都築 くるみ, 結城 恵, 酒井 恵真, 小内 純子, 浅川 和幸, 品川 ひろみ, 飯田 俊郎, アンジェロ イシ, 野崎 剛毅, 小野寺 理佳, 新藤 慶
     
    日本に住む日系ブラジル人は定住化しつつあるといわれるが、エスニック・コミュニティ、エスニック・メディアや母国政府によるブラジル人学校の認可等の政策展開によって、日系ブラジル人の定住化は、母国とのつながりを維持・強化する形で進んでおり、それが、日本人とブラジル人の希薄な社会関係を維持し、地域における様々なトラブルの一つの基盤になっていることが、日本の外国人集住地とブラジルの日系人集住地の調査によって明らかになった。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
    研究期間 : 1998年 -2001年 
    代表者 : 小内 透, 冨山 さくら, 小内 純子, 酒井 恵真, 浅川 和幸, 冨山 さくら
     
    1.本研究で対象にした群馬県太田・大泉地区では、日系ブラジル人の急増・定住化に伴って、地域社会における機構的システムないし諸制度が大きく変容している。第1に、日系ブラジル人を利用した独自の業務請負システムが構築され、第2に、行政機構が外国人が利用しやすい形に改変されている。第3に、ブラジル協会のように、エスニック・コミュニティの内部に新たな諸機構が構築されつつある。2.これに対し、ホスト住民の労働-生活世界の変化は少なかった。日系ブラジル人は職場でも、地域でもホスト住民と強いつながりをもたず、セグリゲート化が進行している。ホスト住民と接触せざるをえない場面はゴミ出し、騒音、交通事故等に限定され、むしろ、それらがホスト住民にとって外国人に対する不信感を増幅させる機会になっている。3.その中で、公立学校における子ども同士の閧係や外国人と接触するボランティア活動は、共同関係形成の1つの可能性を示している。公立学校は子ども同士が「自然体」での交流を行う場になっているし、ボランティア活動に参加した人々は外国人に対する一面的な見方を確実に変化させている。4.このように、日本人と日系ブラジル人のセグリゲート化の現状が問われると同時に、次世代の教育やボランティア活動を通じて、労働-生活世界における日本人と外国人の共同関係がどのように形成されていくかが、この地域の将来のあり方を決める重要な要素...
  • 文部科学省:科学研究費補助金(総合研究(A), 基盤研究(B))
    研究期間 : 1995年 -1997年 
    代表者 : 藤田 栄史, 浅川 和幸, 京谷 栄二, 辻 勝次, 猿田 正機, 野原 光, 浅生 卯一
     
    本研究は、90年代に入り明確に打ち出された「人と環境にやさしい工場」というコンセプトのもとでの、日本自動車メーカー各社の生産体制の変化に機軸を置きつつ、生産体制の変化に伴う企業組織と企業間関係の変化、ならびに、以上の変化と並行する労働者の労働・地域・家族生活と意識の上での変化、そして労使関係の変化を把握しようとしたものである。三年間にわたる研究期間中に、複数企業の複数工場における工場見学を交えたヒアリング調査を行うとともに、自動車産業労働者に対し聞き取り調査を行うなど、実証的研究を進めてきた。自動車メーカー各社は90年代に入り、国際競争激化と生産のグローバル化、国内自動車市場の成熟化に対応し、日本国内においては、一本調子の生産拡大を前提とした体制から、生産減少・停滞と車種変動、混流生産に対応できる体制の構築へと力点を移し、現場での持続的改善を続けながらも、開発・生産・販売のトータル・システムとしての効率化の追求へと重点を移行し、「開発から販売を含めた画期的な低コスト化技術・手法の開発」を進め、コンピュータを活用したトータル・システムとしての合理化をはかってきた。こうした戦略展開に基づいた生産体制が「人と環境にやさしい工場」であり、職場環境・作業負担の改善、組立ラインへの自動機の導入拡大を図るとともに、「分割ライン」・「完結工程化」という新しいコンセプトを作り出し、日本自動車や...
  • 文部科学省:科学研究費補助金(国際学術研究)
    研究期間 : 1993年 -1995年 
    代表者 : 小林 甫, グリサッティ パオロ, 山口 喬, リム ソフィア, カヴァリョーヴァ ガリー, ディアマンティ イルヴォ, カンコーフ アレクサンド, コルスーノフ ヴィクトル, ストレペートフ ヴィクト, サルトーリ ディアナ, ボロフスコーイ ゲンナデ, ネレシーニ フェデリコ, 所 伸一, 田中 夏子, 新原 道信, 浅川 和幸, 杉村 宏, 木村 保茂, グリサッテイ パオロ, メルレル アルベルト, 横山 悦生, ベルナルディ ロレンツォ, デイアマンティ イルヴォ, グリサッティ パオロ, カヴァリエーヴァ ガリー, 上原 慎一, 土田 俊幸, 小内 透, クム ソフィア
     
    昨年度までの研究によって、非重工業化地域の内発的な産業・社会の発展を将来的に担う、青年層における青年期自立の内実は、職業的自立と社会的自立との相互連関を追求することで考察しうることを確認した。本年度はそのことを、3カ国の青年層に対する「共通調査票」を作成して、定量的に分析することに主眼を置いた。イタリアでは、ヴェネト州内の国立技術高校、職業高校(ヴィチェンツァ市)、私立の職業訓練機関(ヴェロ-ナ市)の生徒を対象とした。サハリンでは、ユジノサハリンスク市、コルサコフ市の職業技術学校、普通科高等学校/リチェ-イの生徒、失業地帯マカロフ市の職業技術学校生と失業青年を取り上げた。日本は、北海道・長野県・岐阜県の工業高校生、東京の工業高等専門学校生、そして北海道と岐阜県の職業能力開発短期大学校生を選んだ。教育階梯差と地域差を考慮してである。この国際共通調査の結果を含め、2年数か月の研究成果を持ち寄り、国際研究報告会を札幌で行った(平成6年10月6日-11日。イタリアの報告4、ロシア3、日本6)。イタリア人の報告によれば、工業や手工業を学んでいる青年層は、現在校を自ら選んで入学し(学科への興味、技術・技能の習得など)、卒業後は家業を継ぐか、自らによる起業を望んでいる。ロシアにおいては、不本意入学的な職業技術学校生と、“意欲"を示す高校生/リチェ-イ生に二分されるが、卒業後の進路としては、...
  • 文部科学省:科学研究費補助金(一般研究(B))
    研究期間 : 1992年 -1994年 
    代表者 : 小林 甫, 内田 司, 所 伸一, 木村 保茂, 浅川 和幸
     
    本年度は、最終年度に予定していた地域調査と、全体的な総括作業とを行った。前者では、〔札幌-小樽-羊蹄山麓〕という地域連鎖のなかの羊蹄山麓地域(後志管内・京極町)での地域調査を、中学2年の生徒とその母親、中学校の全教師への面接調査、町教育委員会幹部への聴取調査、地域生活構造を明らかにするための京極農業共同組合の幹部・農協青年部や4Hクラブの会員からの聞き取りとして実施した。その結果、全般的な“過疎化"現象の進展の中での農民層分解は、農家の経済的基板のみに由来するのでなく、「生産=生活」組織体として“イエ"の存在基板と密接に関連しているので、家族関係における“相互承認"の重要性が性別や世代を越えて認知されている。だが農業それ自体の展望の暗さは、「良い学校⇒良い会社⇒良い生活」という主流トリア-デの是認を一部に生じさせる。なおかつ大半の母親は、小樽I中学生・札幌K中学生の母親・札幌生活クラブ生協の女性組合員と同じく、そうした指向性からは自由になっている。こうして、上述の主流トリア-デは、生活者のレベルでは“ゆらぎ"だしている。問題はオルターナティブの如何にある。全体総括に関わる点だが、わたしたちの調査からとりあえず判断できることは、「好い生活」とそれを支える「好い友人」「好い仕事」への指向性である。これらには「人間の価値」を土台に置いた「生活価値意識」が貫かれているが、小樽-京極で...
  • Self-organization of Work System,the Relation between Education and Vocational Training
    研究期間 : 1992年

教育活動情報

主要な担当授業

  • 教育学調査実験Ⅰ
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 教.学院
  • 学校教育特論
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 教育学院
    キーワード :   行為遂行性、ジェンダー・ポリティクス、J.バトラー
  • 教育学調査実験Ⅱ
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 教.学院
  • 学校教育特論
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 教育学院
    キーワード :   行為遂行性、ジェンダー・ポリティクス、不安定性、政治、J.バトラー
  • 教育学調査実験Ⅲ
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 教.学院
  • 教育学研究法
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 教育学院
    キーワード : リサーチクエスチョン、研究法、調査法、実験、論文執筆、課題設定、文献リサーチ、量的調査、質的調査、問題認識、研究対象と研究者、研究倫理、学会発表
  • 教育学調査実験Ⅳ
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 教.学院
  • 学校社会学
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード :   「日本型戦後社会システム」、「日本型新身分社会システム」、競争の陶冶力、学校社会、教師
  • 専門演習Ⅰ
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
  • 教育学特別講義Ⅰ
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード :   データ分析、作表、論文作成。
  • 専門演習Ⅳ
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
  • 教育学特別講義Ⅴ
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード :  地域づくり  調査・発信型の民主主義  新聞づくり(取材・発信)  シティズンシップの「主体化」 シティズンシップ教育
  • 生活指導論
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
  • 教育基礎論講義
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード :   「日本型戦後社会システム」、「日本型新身分社会システム」、競争の陶冶力、学校社会、教師
  • 学校教育実習
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
  • 教育基礎論講義
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード :   データ分析、作表、論文作成。
  • 教育基礎論講義
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
  • 教育基礎論調査実習
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード :   学校、教育実践、地域、調査、参与観察、方法論、データ解析
  • 教育実習 A(高等学校)
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード : 教職課程  教育実習  高等学校教員免許
  • 教育実習 B(中学校)
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード : 教職課程  教育実習  中学校教員免許
  • 教育実習 C(事前・事後指導)
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード : 教職課程  教育実習  授業案  事前指導  事後指導
  • 専門演習
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード :   「地方消滅論」、「田園回帰」、学校統廃合、生徒指導
  • 専門演習
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード :   教育政治学、進路指導、生徒指導(生活指導)、道徳科、「公共」
  • 専門演習Ⅲ
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード :   教育政治学、進路指導、生徒指導(生活指導)、道徳科、「公共」
  • 卒業論文
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード :   卒業論文
  • 道徳教育論
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード :   現代社会と道徳、道徳教育の理論、道徳教育の歴史、道徳の授業、児童・生徒の道徳的社会化
  • 教職実践演習
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード : 教職課程 振り返り 定時制高校 教科指導 生徒指導 学び続ける教員像
  • 教育基礎論講義
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード :  地域づくり  調査・発信型の民主主義  新聞づくり(取材・発信)  シティズンシップの「主体化」 シティズンシップ教育
  • 新聞作りを生かしたシティズンシップ教育
    開講年度 : 2018年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード :  シティズンシップ教育  シティズンシップの「主体化」  調査・発信型の民主主義  地域づくり  新聞づくり(取材・発信)  「公共」 

大学運営

委員歴

  • 2009年04月 - 2014年03月   北海道教育学会   編集委員会事務局長   北海道教育学会
  • 2009年10月 - 2013年09月   日本教育社会学会   研究活動委員会   日本教育社会学会
  • 2009年 - 2011年   日本教育社会学会   理事   日本教育社会学会
  • 2010年08月   北海道教育学会   理事   北海道教育学会


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