今井 圭理 (イマイ ケイリ)

水産学部 附属練習船おしょろ丸助教

研究者基本情報

■ 学位
  • 博士(水産学), 北海道大学
■ URL
researchmap URLホームページURL■ ID 各種
研究者番号
  • 40725983
J-Global ID■ 研究キーワード・分野
研究分野
  • 環境・農学, 環境動態解析
■ 担当教育組織

研究活動情報

■ 受賞
  • 2023年03月, 日本水産学会, 水産学技術賞
    我が国沖合海域における海洋プラスチックごみ調査の規準化およびデータベース整備
    内田圭一、萩田隆一、向井徹、今井圭理、清水健一、八木光晴、山中有一、三橋廷央、磯辺篤彦、黒田真央
■ 論文
■ その他活動・業績
■ 所属学協会
  • 日本海洋学会
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • プランクトンサイズで分画した有機物粒子の生元素組成比の時空間変化の解明
    科学研究費助成事業
    2025年04月01日 - 2028年03月31日
    芳村 毅; 伊佐田 智規; 今井 圭理
    日本学術振興会, 基盤研究(C), 北海道大学, 25K15414
  • 海洋物質循環の基準値であるレッドフィールド比を再考する
    科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    2021年04月01日 - 2024年03月31日
    芳村 毅; 工藤 勲; 今井 圭理
    海洋によるCO2の吸収・固定量は植物プランクトンによる炭素と栄養素の利用比率によって変化します。その比率としてレッドフィールド比が良く知られており,気候変化を予測する生態系モデルにおいて固定値として使われていますが,実測データの蓄積は十分ではありません。また,プランクトン群集はサイズの異なる多くの種で形成されますが,それらをひとまとめにした比率しか議論されてきませんでした。海洋環境の変化によりプランクトン群集組成が変化すると予測されていますが,その変化が生態系に与える影響を評価できません。そこで,本研究は有機物粒子のサイズ分画手法を確立したうえで,各サイズ画分の主要4元素組成比(炭素:窒素:リン:ケイ素)に関するデータを取得します。
    研究一年目の2021年度は海水中の有機物粒子をサイズ毎に分画するための手法を検討しました。撹拌式セルを用いた限外ろ過システムを応用した「限外ろ過方式」と,孔径の異なるフィルターに連続的に通過させる「逐次ろ過方式」を並行して検討しました。その結果,限外ろ過方式はフィルター上に粒子が捕捉されてしまい,有機物粒子量を過小評価することがわかりました。有機物粒子のサイズ分画手法としては逐次ろ過方式が適していることがわかりました。逐次ろ過方式はリンおよびケイ素の分析試料を作成するのに適していますが,炭素および窒素を分析するためにはフィルター上に集めた有機物粒子を液体に懸濁させて回収する必要があります。フィルターに付着する有機物粒子を完全に回収する手法を検討した結果,超音波洗浄を利用することで達成できることがわかりました。これらの検討により,孔径の異なるメンブレンフィルターを用いた逐次ろ過方式によって有機物粒子を三つにサイズ分画し,超音波洗浄を活用して回収した有機物粒子の主要4元素を分析することで,各サイズ画分の元素組成比を分析するための道筋が完成しました。
    日本学術振興会, 基盤研究(C), 北海道大学, 21K12219
  • 日本沿岸海域における海洋酸性化の動態予測手法の開発
    科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    2019年04月01日 - 2022年03月31日
    今井 圭理; 渡辺 豊
    日本沿岸海域における海洋酸性化の時空間変化とその規模を予測するために日本沿岸海域へ適用可能なpHの経験的関数(パラメタリゼーション:pH = f (塩分、酸素、クロロフィルa等))の開発を目指した。環境の変動が大きい沿岸海域での海洋酸性化の動態を把握するには膨大なpHデータが必要となることから、日本沿岸海域(北海道・東北沿岸海域)を年間幾度も航行する北海道大学・練習船「おしょろ丸」の表面海水モニタリングシステムを改良し、多項目な連続データ取得を可能にした。
    日本学術振興会, 基盤研究(C), 北海道大学, 19K12292
  • 海洋生態系における放射性物質の移行・濃縮状況の把握
    科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)
    2012年06月28日 - 2017年03月31日
    神田 穣太; 喜多村 稔; 西川 淳; 青野 辰雄; 山口 篤; 高木 省吾; 土屋 光太郎; 立田 穣; 林 敏史; 野田 明; 渡辺 豊; 茂木 正人; 田中 祐志; 守屋 繁春; 小林 卓也; 芳村 毅; 石丸 隆; 五十嵐 敏; 須賀 次郎; 山川 紘; 大津 秀暁; 伊藤 友加里; 高澤 伸江; 内山 香織; 久保 篤史; 今井 圭理
    海洋生態系における福島第一原子力発電所事故由来の放射性物質について、以下の研究を行った。1)福島沿岸域において生物と環境の放射性セシウムについて、年に2回の船舶観測による経時的なデータセットを得た。また外洋域の動物プランクトンについても複数の海域で時系列データを得た。2)岩礁性の底生魚に重点を置いて、生態系への移行経路を検討した結果、懸濁・沈降粒子や堆積物の有機物画分等からの移行は小さいことを確認した。3)現場観測データを用い、生態系内の放射性セシウム推移をモデルにより再現し、海洋生物の放射能レベルの今後の推移について検討した。
    日本学術振興会, 新学術領域研究(研究領域提案型), 東京海洋大学, 24110005