研究者データベース

研究者情報

マスター

アカウント(マスター)

  • 氏名

    小野 哲雄(オノ テツオ), オノ テツオ

所属(マスター)

  • 情報科学研究院 情報理工学部門 複合情報工学分野

所属(マスター)

  • 情報科学研究院 情報理工学部門 複合情報工学分野

独自項目

syllabus

  • 2021, ヒューマンコンピュータインタラクション特論, Human-Computer Interaction, 修士課程, 情報科学研究科, Computer, Robot, Agent, Interaction Design, User Interface, Usability, User Experience (UX), User-centered Design, Evaluation and Experiment.
  • 2021, ヒューマンコンピュータインタラクション特論, Human-Computer Interaction, 修士課程, 情報科学院, Computer, Robot, Agent, Interaction Design, User Interface, Usability, User Experience (UX), User-centered Design, Evaluation and Experiment.
  • 2021, 大学院共通授業科目(一般科目):自然科学・応用科学, Inter-Graduate School Classes(General Subject):Natural and Applied Sciences, 修士課程, 大学院共通科目, Computer, Robot, Agent, Interaction Design, User Interface, Usability, User Experience (UX), User-centered Design, Evaluation and Experiment.
  • 2021, ヒューマンコンピュータインタラクション特論, Human-Computer Interaction, 博士後期課程, 情報科学研究科, Computer, Robot, Agent, Interaction Design, User Interface, Usability, User Experience (UX), User-centered Design, Evaluation and Experiment.
  • 2021, ヒューマンコンピュータインタラクション特論, Human-Computer Interaction, 博士後期課程, 情報科学院, Computer, Robot, Agent, Interaction Design, User Interface, Usability, User Experience (UX), User-centered Design, Evaluation and Experiment.
  • 2021, 科学・技術の世界, The World of Science and Technology, 学士課程, 全学教育, ロボット,感情処理.言語獲得,常識獲得.倫理獲得,ロボットビジョン,映像認識,画像認識,音楽認識,人工生命,ヒューマノイドロボット,ロボットの自律的動作,光デバイス,ロボットの錯覚,発声メカニズム,ニューラルネット,デジタルエンジニアリング
  • 2021, ロボットとインタラクティブシステム, Robot and Interactive Systems, 学士課程, 工学部, ヒューマンコンピュータインタラクション,インタラクティブシステム,ヒューマンインタフェース,ヒューマンロボットインタラクション,ヒューマンエージェントインタラクション,確率モデル,確率ロボティクス,環境知能,対話システム,機械学習,入出力デバイス,バーチャルリアリティ,量的評価・質的評価,ユーザエクスペリエンス,次世代インタフェース,認知科学,人工知能
  • 2021, ロボット情報学, Robot Informatics, 学士課程, 工学部, ヒューマンコンピュータインタラクション,インタラクティブシステム,ヒューマンインタフェース,ヒューマンロボットインタラクション,ヒューマンエージェントインタラクション,確率モデル,確率ロボティクス,環境知能,対話システム,機械学習,入出力デバイス,バーチャルリアリティ,量的評価・質的評価,ユーザエクスペリエンス,次世代インタフェース,認知科学,人工知能
  • 2021, 計算機プログラミングⅡ, Computer Programming Ⅱ, 学士課程, 工学部, 計算機プログラミング、C言語、ポインタ、構造体、データ構造

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プロフィール情報

学位

  • 博士 (情報科学)(北陸先端科学技術大学院大学)

プロフィール情報

  • プロフィール

    1997年北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程修了.同年 (株)ATR知能映像通信研究所客員研究員.2001年公立はこだて未来大学情報アーキテクチャ学科助教授,2005年同学科教授.2009年北海道大学大学院情報科学研究科教授,2019年同大学院情報科学研究院教授,2023年同特任教授.博士(情報科学).ヒューマンエージェントインタラクション(HAI),ヒューマンロボットインタラクション(HRI),ロボット情報学,インタラクティブシステム,環境知能,情報科学,人工知能に関する研究に従事.情報処理学会フェロー.人工知能学会,ロボット学会,電子情報通信学会,ヒューマンインタフェース学会,ACM,各会員.

  • 小野, オノ
  • 哲雄, テツオ
  • ID各種

    200901089814179299

対象リソース

業績リスト

研究キーワード

  • 情報科学   人工知能   ヒューマンロボットインタラクション (HRI)   ヒューマンエージェントインタラクション(HAI)   環境知能   

研究分野

  • 情報通信 / ヒューマンインタフェース、インタラクション / ヒューマンエージェントインタラクション,ヒューマンロボットインタラクション,ロボット情報学,知能情報学,人間情報学

学歴

  • 1994年04月 - 1997年06月   北陸先端科学技術大学院大学   情報科学研究科 博士後期課程 修了
  • 1992年04月 - 1994年03月   北陸先端科学技術大学院大学   情報科学研究科   博士前期課程 修了

委員歴

  • 2024年03月 - 現在   情報処理学会   フェロー
  • 2013年 - 2022年   認知科学会   常任運営委員
  • 2018年 - 2021年   認知科学会   論文誌編集委員
  • 2017年 - 2019年   電子情報通信学会   クラウドネットワークロボット研究専門委員会 委員長
  • 2014年 - 2018年   ヒューマンインタフェース学会   理事
  • 2007年 - 2018年   情報処理学会   代表会員
  • 2016年 - 2017年   電子情報通信学会   クラウドネットワークロボット研究専門委員会 副委員長
  • 2015年 - 2017年   情報処理学会   北海道支部 支部長
  • 2013年 - 2015年   人工知能学会   代議員
  • 2012年 - 2014年   ヒューマンインタフェース学会   評議員
  • 2010年 - 2014年   人工知能学会   評議員
  • 2009年 - 2013年   情報処理学会   論文誌編集委員
  • 2011年 - 2012年   電子情報通信学会   論文誌特集号 編集委員長
  • 2004年 - 2009年   認知科学会   論文誌編集委員
  • 2006年 - 2008年   情報処理学会   知能と複雑系研究会 主査
  • 2005年 - 2008年   認知科学会   常任運営委員

受賞

  • 2024年06月 情報処理学会 情報処理学会フェロー
     ヒューマンエージェントインタラクション(HAI)の先駆的研究と学術分野の創設 
    受賞者: 小野哲雄
  • 2024年04月 情報処理学会 論文賞
     Kuiper Belt:VR における自然ではない視線角度を用いた視線入力手法の提案 
    受賞者: 崔 明根;坂本 大介;小野 哲雄
  • 2024年03月 情報処理学会 インタラクション2024 優秀論文賞
     AR入力デバイスとしての身体装着型トラックボールの検討 
    受賞者: 岩井 望;崔 明根;坂本 大介;小野 哲雄
  • 2024年03月 情報処理学会 インタラクション2024 インタラクティブ発表賞
     VRリダイレクションを用いた座位姿勢改善手法における閾値調査 
    受賞者: 小林 広夢;崔 明根;坂本 大介;小野 哲雄
  • 2023年02月 情報処理学会 特選論文
     Kuiper Belt:VRにおける自然ではない視線角度を用いた視線入力手法の提案 
    受賞者: 崔 明根;坂本 大介;小野 哲雄
  • 2022年12月 日本ソフトウェア科学会 WISS2022 対話発表賞
     Gino .Aiki: 合気道の身体の使い方の習得を支援するMRソフトウェア 
    受賞者: 鈴木湧登;坂本大介;小野哲雄
  • 2022年12月 日本ソフトウェア科学会 WISS2022 最優秀発表賞
     Gino .Aiki: 合気道の身体の使い方の習得を支援するMRソフトウェア 
    受賞者: 鈴木湧登;坂本大介;小野哲雄
  • 2022年03月 情報処理学会 情報処理学会シンポジウム インタラクション2022 論文賞.
     Kuiper Belt: バーチャルリアリティにおける極端な視線角度を用いた視線入力手法の検討. 
    受賞者: 崔 明根;坂本 大介;小野 哲雄
  • 2021年06月 情報処理学会 情報処理学会 DCON論文賞.
     両面透過型多層空中像表示技術の提案と実装. 
    受賞者: 巻口 誉宗;高田 英明;坂本 大介;小野 哲雄
  • 2019年10月 21st International Conference on Human-Computer Interaction with Mobile Devices and Services (MobileHCI '19), Mobile HCI '19, Best Demo Award.
     SCAN: Indoor Navigation Interface on a User-Scanned Indoor Map. 
    受賞者: Kenji Suzuki;Daisuke Sakamoto;Sakiko Nishi;Tetsuo Ono
  • 2019年03月 The 14th Annual ACM/IEEE International Conference on Human-Robot Interaction (HRI 2019), HRI 2019 Best Paper Nominee.
     Stop doing it! Approaching Strategy for a Robot to Admonish Pedestrians. 
    受賞者: Mizumaru, K;Satake, S;Kanda, T;Ono, T
  • 2018年12月 情報処理学会 情報処理学会 特選論文.
     複数ロボットの発話の重なりによって創発する空間の知覚. 
    受賞者: 水丸 和樹;坂本 大介;小野 哲雄
  • 2017年12月 HAIシンポジウム2017 HAIシンポジウム2017 Outstanding Research Award.
     複数ロボットの発話の重なりによって創発する空間の知覚. 
    受賞者: 水丸 和樹;坂本 大介;小野 哲雄
  • 2017年12月 HAIシンポジウム2017 Impressive Poster Award
     ぬいぐるみロボットを用いた休憩タイミング提示システムの提案 
    受賞者: 大西 紗綾;坂本 大介;小野 哲雄
  • 2016年10月 情報処理学会 北海道支部 情報処理学会 北海道支部 技術研究賞
     表面筋電を用いた物を把持した状態におけるジェスチャ入力手法の提案 
    受賞者: 御手洗 彰;棟方 渚;小野 哲雄
  • 2015年12月 HAIシンポジウム2015 Outstanding Research Award
     複数ロボットの対話の活性度を用いた注意誘導システムの研究 
    受賞者: 一條剛志;棟方渚;小野哲雄
  • 2014年12月 SIGGRAPH ASIA 2014, Best Demo Award,
     Touch at a Distance: Simple Perception Aid Device with User's Explorer Action 
    受賞者: Akita, J;Ono, T;Ito, K;Okamoto, M
  • 2013年08月 The First International Conference on Human-Agent Interaction (iHAI 2013) iHAI 2013 Best Poster Presentation Runners-Up
     Agents on Robots: Mixed Reality Robots with Changeable Appearances depending on the Situation 
    受賞者: 小野 哲雄
  • 2013年08月 The First International Conference on Human-Agent Interaction (iHAI 2013) iHAI 2013 Honorable Mention Award
     Robots that Can Feel the Mood: Adaptive Interrupts in Conversation Using the Activity of Communications 
    受賞者: 小野 哲雄
  • 2012年09月 The Second International Conference on Ambient Computing, Applications, Services and Technologies (AMBIENT 2012) Best Paper
     Development of the Future Body-Finger: A Novel Travel aid for the Blind 
    受賞者: Kiyohide Ito;Yoshiharu Fujimoto;Junichi Akita;Ryoko Otsuki;Akihiro Masatani;Takanori Komatsu;Makoto Okamoto;Tetsuo Ono
  • 2012年03月 ヒューマンインタフェース学会 特別賞
     
    受賞者: 小野 哲雄
  • 2011年10月 情報処理学会 北海道支部 技術研究賞
     
    受賞者: 小野哲雄
  • 2010年12月 HAIシンポジウム2010 Outstanding Research Award 優秀賞
     
    受賞者: 小野 哲雄
  • 2010年11月 7th Advances in Computer Entertainment Technology Conference, ACE 2010 Best Paper Award,
     RoboJockey: real-time, simultaneous, and continuous creation of robot actions for everyone 
    受賞者: Shirokura, T;Sakamoto, D;Sugiura, Y;Ono, T;Inami, M;Igarashi;T.ONO Tetsuo
  • 2009年03月 情報処理学会 平成20年度 論文賞
     遠隔存在感メディアとしてのアンドロイド・ロボットの可能性 
    受賞者: 坂本大介;神田崇行;小野哲雄;石黒浩;萩田紀博
  • 2008年12月 HAIシンポジウム2008 Outstanding Research Award 優秀賞
     
    受賞者: 小野 哲雄
  • 2008年10月 Asia Network beyond Design 2008, ANBD 2008 The Best Award,
     
    受賞者: Akita, J;Ono, T;Ito, K;Okamoto, M
  • 2007年03月 ヒューマンインタフェース学会 第7回(2007年度) 論文賞
     ITACO:メディア間を移動可能なエージェントによる遍在知の実現 
    受賞者: 小川浩平;小野哲雄
  • 2007年 情報処理学会 インタラクション2007 ベストペーパー賞
     
    受賞者: 小野 哲雄
  • 2004年03月 国際電気通信基礎技術研究所 創立記念日表彰
     
    受賞者: 小野 哲雄
  • 2001年09月 情報処理学会 山下記念研究賞
     ロボットの心を読む:関係性に基づくコミュニケーションのモデル 
    受賞者: 小野 哲雄
  • 2000年03月 国際電気通信基礎技術研究所 平成12年度 研究開発表彰
     
    受賞者: 小野 哲雄
  • 1999年06月 人工知能学会 第13回全国大会 優秀論文賞
     ヒューマンロボットインタラクションにおける関係性の創出 
    受賞者: 小野 哲雄
  • 1998年03月 情報処理学会 第56回全国大会 優秀賞
     身体的な関係性に基づくコミュニケーションの円環モデル 
    受賞者: 小野 哲雄
  • 1994年03月 北陸先端科学技術大学院大学 優秀修了者表彰
     
    受賞者: 小野哲雄

論文

  • 阿部 優樹, 崔 明根, 坂本 大介, 小野 哲雄
    情報処理学会論文誌 64 2 352 - 365 情報処理学会 2023年02月15日 
    ストリームライブ配信の普及にともない,ライブ配信時の配信者と視聴者の交流手法が研究されている.配信者側の交流支援手法はさかんに研究が行われてきている一方で,視聴者側のデザイン検討は少なく,特にストリームライブ配信視聴中のテキスト入力手法は十分に検討されていない.そこで我々は,視聴者側のユーザ体験を向上させるライブチャット用キーボードの検討を行った.まず,我々はストリームライブ配信を日常的に視聴するユーザにインタビュー調査を行い,ライブ配信視聴者の習慣や問題点を調査した.その結果,ユーザはスマートフォンでストリームライブ配信を視聴することが多く,その際には横持ちスマートフォンでの視聴が好まれる傾向がみられた.同時に,既存のスマートフォン上のキーボードは動画画面と大きく干渉するため,視聴者の没入感とコメント意欲を妨げていることが明らかになった.そこで,動画を隠さず,ライブチャット交流を円滑にする横持ちでのスマートフォンに最適化したキーボードの実現を目指して1) 両手を負担なく活用できるダブルフリックキーボード,2) 動画背景に対する半透明キーボードを提案し,その有用性をユーザビリティの観点から検証した.結果,スマートフォンの横持ち操作において,両手保持を想定したキー配置は有効であること,および一定以下の不透明なキーボードは動画背景で入力性能が低下することが明らかになった.最後に,横持ちスマートフォンでの文字キー配置や動画背景での不透明度の影響について考察を行う. With the spread of live streaming services, interaction methods between streamers and viewers during live streaming have been studied. While there has been much research on interaction methods for the streamer side, there has been little design study on the viewer side, and in particular, text input methods during live streaming have not been sufficiently studied. We propose a keyboard for live chat that improves the user experience on the viewer side. First, we conducted an interview survey of viewers who watch live streaming on a daily basis to investigate their preferences and problems. As a result, we found that viewers often watch live streaming on their smartphones, and that they tend to hold their smartphones horizontally when watching live streaming. At the same time, it was found that the current keyboard on smartphones interferes significantly with the video screen, which disturbs the viewer's immersion in the video and motivation to comment on the content. Therefore, we propose a keyboard optimized for smartphones in landscape mode that facilitates live chat interaction. Key features of our keyboard are 1) a double-flick keyboard that can utilize both hands, and 2) a semi-transparent, less occlude video screen. We conducted a study to understand the usability of the proposed keyboard. As a result, we found that a key arrangement of the double-flick keyboard for two-handed interaction is effective in text input for landscape mode, however, high clarity of the keyboard decreases performance in text input while watching a video. Finally, we discuss the effects of key arrangement in landscape mode and keyboard opacity for a live chat on streaming video.
  • Yuto Suzuki, Daisuke Sakamoto, Tetsuo Ono
    ISMAR-Adjunct 519 - 524 2023年
  • Maino Shinohara, Daisuke Sakamoto, Tetsuo Ono, James Everett Young
    HAI 133 - 141 2023年
  • Myungguen Choi, Daisuke Sakamoto, Tetsuo Ono
    CHI 2022 (2022 ACM CHI Conference on Human Factors in Computing Systems) 357 1 - 17 2022年04月 [査読有り][通常論文]
  • Kento Goto, Kazuki Mizumaru, Daisuke Sakamoto, Tetsuo Ono
    ACM/IEEE International Conference on Human-Robot Interaction (HRI 2022) 1192 - 1193 2022年03月 [査読有り][通常論文]
  • Sho Mitarai, Nagisa Munekata, Daisuke Sakamoto, Tetsuo Ono
    Journal of The Virtual Reality Society of Japan (TVRSJ) 26 4 333 - 344 2021年12月 [査読有り][通常論文]
  • Naoki Osaka, Kazuki Mizumaru, Daisuke Sakamoto, Tetsuo Ono
    The Ninth International Conference on Human-Agent Interaction (HAI 2021). 267 - 271 2021年11月 [査読有り]
  • Chenlin Hang, Tetsuo Ono, Seiji Yamada
    The 13th International Conference on Social Robotics (ICSR 2021) 375 - 385 2021年11月 [査読有り][通常論文]
  • 仮想エージェントによる応援がクライミング競技者のモチベーションに与える影響
    桂 大地, 大内 昴, 坂本 大介, 小野 哲雄
    知能と情報 (日本知能情報ファジィ学会) 33 4 501 - 513 2021年11月 [査読有り][通常論文]
  • 秋葉翔太, 崔 明根, 坂本大介, 小野哲雄
    情報処理学会論文誌 62 2 689 - 700 2021年02月 [査読有り][通常論文]
     
    本研究ではスマートフォンの片手操作時においてグループ化された複数のターゲットをユーザがタッチした際に,グループ内のターゲットを半円状に再配置した場合のターゲット選択手法を3つ提案する.提案手法では選択ターゲットを明示的に示すために,タッチされた点を中心として,選択候補となるターゲットすべてが指に被らないように指の周りに半円状に再配置する.本研究では,再配置した目標ターゲットを選択する手法として,目標ターゲットの方向へ直接指を傾けて選択するOne Half-Pie,2段に配置されたターゲットを押し込み動作によって切り替えながら選択するTwo Half-Pie,タッチした地点からドラッグした量に応じてターゲットの選択が行われるRailDraggerの3つの選択方法を実装し評価する.実験では3つの選択手法を用いてそれぞれポインティングタスクを行い,選択終了までの時間と選択精度の観点から選択手法の評価を行った.その結果,提案する3手法において選択時間に関してはRailDraggerが,選択精度に関してはTwo Half-Pieが最も優れていることが分かった.
  • 崔 明根, 坂本大介, 小野哲雄
    情報処理学会論文誌 62 2 667 - 679 2021年02月 [査読有り][通常論文]
     
    本稿では,密集した小さなターゲットに対して高速にターゲット選択を行うことができるよう拡張した手法であるバブルレンズ法を,視線操作インタフェースに適用した手法Bubble Gaze Lensを提案する.本手法は,サッケードが弾道的な運動と修正的な運動によって構成されていることを利用して,ターゲット付近で拡大レンズを起動することで,視線入力インタフェースにおける小さなターゲットの選択を容易にする.提案手法の有用性を検討するために既存手法であるBubble Gaze Cursorと提案手法Bubble Gaze Lensに対してポインティングタスクを行った結果,提案手法は既存手法と比較してつねに高速に動作し,エラー率を54.0%削減した.さらに,ユーザビリティやメンタルワークロードにおいても提案手法の方が既存手法よりも有意に優れていた.
  • 岡田友哉, 坂本大介, 小野哲雄
    情報処理学会論文誌 62 2 654 - 666 2021年02月 [査読有り][通常論文]
     
    本研究ではアウトドアアクティビティとしてのスキーに注目し,スキーポールを入力デバイスとしたジェスチャ入力手法を提案する.まず,複数人のスキー経験者にモバイルデバイス操作に適したジェスチャを考案してもらうことでユーザ定義型ジェスチャを設計した.設計したジェスチャの認識を行うため,ポールのグリップ部分の下に加速度,ジャイロセンサを装着し,そこから得られるセンサデータを利用するジェスチャ認識器を畳み込みニューラルネットワーク(CNN)で実装した.ジェスチャ実行時のデータを収集し,識別実験を実施した結果,ランダムに選択されたデータによって学習したときの正解率は約96.5%であり,1人のユーザのデータをテストデータとし,他のユーザのデータで学習したときの平均正解率は約85.8%であった.また,実際のスキー中の誤認識率を確認するためにスキー場にてデータを収集し,ジェスチャデータとの識別を行った結果,約99.3%の正解率でスキー滑走時とジェスチャ入力時の認識が可能であった.
  • Daichi Katsura, Naoto Nishino, Daisuke Sakamoto, Tetsuo Ono
    Proceedings of SPIE - The International Society for Optical Engineering 11766 2021年 
    There are a variety of sizes and thicknesses of holds used in climbing, and the ease of holding them varies greatly. However, the difficulty of holding has not been considered in previous studies on route exploration. In this study, we improved the search algorithm A∗ used in previous studies and incorporated the difficulty of the hold into the fitness. We also used the improved A∗ as the evaluation function to estimate the difficulty of holds using a genetic algorithm (GA). There was also no discussion on how many divisions of the hold should be divided by difficulty, so we assumed four divisions: 2, 4, 8, and 16 divisions. After adjusting the parameters during interviews with expert climbers, we compared the algorithm of the four divisions with that of previous studies using a questionnaire online. The results showed that the route of the algorithm, which considers the difficulty of the hold, was rated higher by expert climbers and that the 8-division algorithm was the best among the proposed methods.
  • 巻口 誉宗, 高田 英明, 坂本 大介, 小野 哲雄
    情報処理学会論文誌デジタルコンテンツ(DCON) 8 1 1 - 10 2020年02月26日 [査読有り][通常論文]
     
    遠隔地のスポーツのライブビューイングやステージイベントなどのエンターティンメント分野において,半透過スクリーンやハーフミラーを用いて被写体を空中像で表示する演出手法が活用されている.これまでこうした演出手法では,空中像を表示させたい領域に大がかりな装置を設置する必要があり,被写体の移動範囲が制限されていた.そこで我々は,空中像をステージ外や観客席に移動させる演出の実現を目的とし,可搬型のサイズ・構成で臨場感の高い空中像を表示できる両面透過型多層空中像表示技術を提案する.本手法は4台のディスプレイと4枚のハーフミラーを組み合わせたシンプルな光学系で構成される.観察者は装置の正面と背面の2方向から被写体の両面を空中像として観察でき,両面それぞれから近景と遠景の2層の背景空中像を観察できる.提案手法では表示面は4面しか持たないものの,ハーフミラーによる透過と反射によって背景の2層を正面・背面の観察方向で共有することで,両面それぞれから3層,合計6層の空中像を視聴できる.さらに,近景と遠景は正面・背面の観察方向にかかわらずに光学的な奥行きの順序関係が保たれることから,複数人が同時に装置両面から,多層化された臨場感の高い空中像を視聴できる.本稿では提案手法の光学構成の詳細から,実用性評価のために行ったプロトタイプ実装とイベントでの活用事例まで広く報告する.
  • 片手での小型携帯端末操作のための圧力情報を利用したズームアウト操作インタフェース
    鈴木健司, 坂本竜基, 坂本大介, 小野哲雄
    情報処理学会論文誌 61 2 233 - 243 2020年02月 [査読有り][通常論文]
  • Bubble Gaze Cursor:バブルカーソル法の視線操作への適用
    崔 明根, 坂本大介, 小野哲雄
    情報処理学会論文誌 61 2 221 - 232 2020年02月 [査読有り][通常論文]
  • Daichi Katsura, Subaru Ouchi, Daisuke Sakamoto, Tetsuo Ono
    HAI '20: 8th International Conference on Human-Agent Interaction(HAI) 254 - 256 2020年
  • Myungguen Choi, Daisuke Sakamoto, Tetsuo Ono
    ETRA '20: 2020 Symposium on Eye Tracking Research and Applications(ETRA) 11 - 10 2020年
  • 社会的ロボットの行動設計のための指針:ヒューマンロボットインタラクションの立場から
    小野哲雄
    日本設計工学会 54 11 711 - 716 2019年11月 [査読無し][招待有り]
  • Subaru Ouchi, Kazuki Mizumaru, Daisuke Sakamoto, Tetsuo Ono
    Proceedings of the 7th International Conference on Human-Agent Interaction, HAI 2019, Kyoto, Japan, October 06-10, 2019 232 - 233 ACM 2019年10月 [査読有り][通常論文]
  • Lei Ma, Daisuke Sakamoto, Tetsuo Ono
    Proceedings of the 7th International Conference on Human-Agent Interaction, HAI 2019, Kyoto, Japan, October 06-10, 2019 324 - 326 ACM 2019年10月 [査読有り][通常論文]
  • SCAN: Indoor Navigation Interface on a User-Scanned Indoor Map
    Kenji Suzuki, Sakiko Nishi, Daisuke Sakamoto, Tetsuo Ono
    21st International Conference on Human-Computer Interaction with Mobile Devices and Services (MobileHCI 2019) 2019年10月 [査読有り][通常論文]
  • Motohiro Makiguchi, Daisuke Sakamoto, Hideaki Takada, Kengo Honda, Tetsuo Ono
    The ACM Symposium on User Interface Software and Technology (UIST 2019) 2019年10月 [査読有り][通常論文]
  • 巻口 誉宗, 高田 英明, 本田 健悟, 坂本 大介, 小野 哲雄
    マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2019論文集 2019 176 - 179 2019年06月26日 [査読無し][通常論文]
  • スマートウォッチの傾きと筋電情報の組み合わせによるポインティング手法
    黒澤紘生, 坂本大介, 小野哲雄
    情報処理学会論文誌 60 2 364 - 375 2019年02月 [査読有り][通常論文]
  • Kazuki Mizumaru, Satoru Satake, Takayuki Kanda 0001, Tetsuo Ono
    The 14th Annual ACM/IEEE International Conference on Human Robot Interaction (HRI'19). 449 - 457 2019年 [査読有り][通常論文]
  • 複数ロボットの発話の重なりによって創発する空間の知覚
    水丸和樹, 坂本大介, 小野哲雄
    情報処理学会論文誌 59 12 2279 - 2287 2018年12月 [査読有り][通常論文]
  • 予測変換を用いた初心者向け作曲支援システム
    山下 峻, 藍 圭介, 坂本 大介, 小野 哲雄
    情報処理学会論文誌 59 11 1965 - 1977 2018年11月 [査読有り][通常論文]
  • Pressure-sensitive Zooming-out Interfaces for One-handed Mobile Interaction
    Kenji Suzuki, Ryuuki Sakamoto, Daisuke Sakamoto, Tetsuo Ono
    20th International Conference on Human-Computer Interaction with Mobile Devices and Services (MobileHCI 2018) 2018年09月 [査読有り][通常論文]
  • MyoTilt: Target Selection Method on Smartwatches using Tilting Operation and Electromyography
    Hiroki Kurosawa, Daisuke Sakamoto, Tetsuo Ono
    20th International Conference on Human-Computer Interaction with Mobile Devices and Services (MobileHCI 2018) 2018年09月 [査読有り][通常論文]
  • Human-Pet Interactionのなかの社会的ロボット:家庭におけるフィールド調査
    春日遥, 棟方渚, 坂本大介, 小野哲雄
    情報処理学会論文誌 59 8 1520 - 1531 2018年08月 [査読有り][通常論文]
  • M.Nishino, J.Akita, K.Ito, M.Okamoto, T.Ono
    16th International Conference on Computers Helping People with Special Needs (ICCHP 2018), Proceedings 19 - 22 2018年07月 [査読有り][通常論文]
  • Daisuke Sakamoto, Takayuki Kanda, Tetsuo Ono, Hiroshi Ishiguro, Norihiro Hagita
    Geminoid Studies: Science and Technologies for Humanlike Teleoperated Androids 39 - 56 2018年04月 [査読有り][通常論文]
     
    © Springer Nature Singapore Pte Ltd. 2018. In this study, we realize human telepresence by developing a remote-controlled android system called Geminoid HI-1. Experimental results confirm that participants feel a stronger presence of the operator when he talks through the android than when he appears on a video monitor in a video conference system. In addition, participants talk with the robot naturally and evaluate its humanlike-ness as equal to a man on a video monitor. We also discuss a remote-controlled system for telepresence that uses a humanlike android robot as a new telecommunication medium.
  • Kohei Ogawa, Christoph Bartneck, Daisuke Sakamoto, Takayuki Kanda, Tetsuo Ono, Hiroshi Ishiguro
    Geminoid Studies: Science and Technologies for Humanlike Teleoperated Androids 235 - 247 2018年04月 [査読有り][通常論文]
     
    © Springer Nature Singapore Pte Ltd. 2018. The first robotic copies of real humans have become available. They enable their users to be physically present in multiple locations simultaneously. This study investigates the influence that the embodiment of an agent has on its persuasiveness and its perceived personality. Is a robotic copy as persuasive as its human counterpart? Does it have the same personality? We performed an experiment in which the embodiment of the agent was the independent variable and the persuasiveness and perceived personality were the dependent measurements. The persuasive agent advertised a Bluetooth headset. The results show that an android is perceived as being as persuasive as a real human or a video recording of a real human. The personality of the participant had a considerable influence on the measurements. Participants who were more open to new experiences rated the persuasive agent lower on agreeableness and extroversion. They were also more willing to spend money on the advertised product.
  • Benjamin Luke Evans, Nagisa Munekata, Tetsuo Ono
    ACM/IEEE International Conference on Human-Robot Interaction 115 - 116 2017年03月06日 [査読有り][通常論文]
     
    The study of automatic music generation has led to the development of a variety of systems which incorporate different methods and technologies. However, it can be noted that many systems are evaluated by a comparison of its own performances and have limited objective evaluations conducted against other works in the field. This can be attributed to the general study of automatic music generation being weak in a framework for systematic discussion and comparison. In our study, we propose remodeling the interaction between humans and music-generation systems using a human-agent interaction model. Not only does this provide direction to a systematic discussion in the field, but also shows music-generation research lacks in definition of the "environment" it is meant to affect. We discuss some potential guidelines which could be applied to future music generation research to overcome this weakness.
  • 御手洗彰, 棟方渚, 小野哲雄
    バーチャルリアリティ学会 22 1 41 - 50 特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会 2017年03月 [査読有り][通常論文]
     

    In recent years, gesture recognition using surface-electromyogram (sEMG) has become popular and these approaches can classify gestures at a high recognition rate. In particular, easily-mountable sEMG based gesture recognition devices have been developed. When developing such devices for use in daily lives, it is necessary to consider situations where users will be using the device while gripping objects, such as umbrellas, bags and so on. By using sEMG of the forearm, it is possible to still collect data without intruding on what the user is doing in these situations. However, sEMG based gesture recognition while gripping an object still lacks sufficient investigation. Therefore, in this study, in order to investigate the feasibility of gesture input while gripping an object, we performed an experiment to measure recognition accuracy for four hand gestures of users while they are holding a variety of objects. From the results, we discuss both feasibility and problems of gesture input while gripping objects and propose a new approach to resolve those problems.

  • Design Principle for Social Robot Behavior Based on Communication Activity
    Tetsuo Ono, Nagisa Munekata
    12th ACM/IEEE International Conference on Human-Robot Interaction (HRI '17) 2017年03月 [査読有り][通常論文]
  • Haruka Kasuga, Daisuke Sakamoto, Nagisa Munekata, Tetsuo Ono
    Proceedings of the 5th International Conference on Human Agent Interaction, HAI 2017, Bielefeld, Germany, October 17 - 20, 2017 61 - 69 ACM 2017年 [査読有り][通常論文]
  • Masahiro Kitagawa, Benjamin Luke Evans, Nagisa Munekata, Tetsuo Ono
    HAI 2016 - Proceedings of the 4th International Conference on Human Agent Interaction 353 - 354 2016年10月04日 [査読有り][通常論文]
     
    In our research, we made a system in which a robot acquires motions from a human's motions and repeats the motion when the human communicates with the robot. By controlling the timing of the robot's imitation, we verified an effect of Mutual Adaptation between human and robot. As a result of the experiment in which we controlled the imitation timing, some experiment participants were influenced and changed their motion. We found in some cases the robot could affect human's motion by imitating that human's motion.
  • 御手洗 彰, 棟方 渚, 吉田 彩乃, 櫻沢 繁, 小野 哲雄
    電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 116 73 77 - 82 電子情報通信学会 2016年06月02日 [査読無し][通常論文]
  • 小野 哲雄
    認知科学 23 1 1 - 2 日本認知科学会 2016年
  • Shigeo Yoshida, Takumi Shirokura, Yuta Sugiura, Daisuke Sakamoto, Tetsuo Ono, Masahiko Inami, Takeo Igarashi
    IEEE COMPUTER GRAPHICS AND APPLICATIONS 36 1 62 - 69 2016年01月 [査読有り][通常論文]
  • 植田 一博, 小野 哲雄, 今井 倫太, 長井 隆行, 竹内 勇剛, 鮫島 和行, 大本 義正, Kazuhiro Ueda, Tetsuo Ono, Michita Imai, Takayuki Nagai, Yugo Takeuchi, Kazuyuki Samejima, Yoshimasa Ohmoto, 東京大学, 北海道大学, 慶應義塾大学, 電気通信大学, 静岡大学, 玉川大学, 京都大学, The University of Tokyo, Hokkaido University, Keio University, The University of Electro-Communications, Shizuoka University, Tamagawa University, Kyoto University
    人工知能学会誌 31 1 3 - 10 人工知能学会 ; 2014- 2016年 [査読無し][通常論文]
  • 人工知能やロボットと人間の関わりにおける研究倫理
    小野哲雄
    ヒューマンインタフェース学会誌 18 2 103 - 105 2016年 [査読無し][通常論文]
  • Benjamin Luke Evans, Izumi Fuse, Nagisa Munekata, Tetsuo Ono
    The Journal of Information and Systems in Education 15 1 42 - 47 教育システム情報学会 2016年 [査読有り][通常論文]
  • Tetsuo Ono, Takashi Ichijo, Nagisa Munekata
    2016 25TH IEEE INTERNATIONAL SYMPOSIUM ON ROBOT AND HUMAN INTERACTIVE COMMUNICATION (RO-MAN) 1187 - 1190 2016年 [査読有り][通常論文]
     
    In this study, we investigate the effects of the emergence of joint attention in social interaction consisting of two robots and one person. Especially, we focus on synchronous behaviors of two robots and the degree of communication activity caused by their behaviors. We predict that when two robots communicate with each other using synchronous behaviors, the degree of communication activity between them is observed to become higher. Moreover, as a person close to two robots becomes easily involved in their communication, joint attention among them will emerge there when the robots turn their eyes to the person. For verifying this prediction, we conducted two experiments to investigate whether a direction of participants' eyes were guided by two robots' eyes and heads movements. Results of the experiments showed that when two robots gazed at a participant at the high degree of communication activity, the direction of his/her eyes was easily guided by two robots' eyes and heads movements.
  • K.Ito, Y.Fujimoto, M.Okamoto, J.Akita, A.Masatani, T.Ono
    International Journal on Advances in Life Sciences (IARIA2015) 7 1&2 54 - 64 2015年01月 [査読有り][通常論文]
     
    © 2015 by authors. We have developed a sensory substitution device (SSD), called FutureBody-Finger (FB-Finger) based on a "smart" mechanism with an ecological interface. The primary aim of FB-Finger is to enable visually impaired persons to "recognize" their surrounding environment, specifically in terms of distance. FB-Finger comprises a position-sensitive device (PSD) sensor unit and a small actuator unit and is used to sense the distance as follows: (1) The distance between a (visually impaired) user and an object is measured via ultrasonic waves or infrared rays radiated from the PSD sensor unit; (2) Information on the measured distance is transformed in the actuator unit into haptic stimulation ("somatosensory stimulation") and then sent to a servo motor incorporated in the actuator unit; and (3) A lever connected to the servo motor catches the stimulation and creates angular motions to convey the information to the user's finger. In order to afford the device simple use and portability, FB-Finger was designed with a shape such that the forefinger skin/joints receive somatosensory stimulation. In this paper, we outline the concept underlying FB-Finger, describe its underlying mechanism, and report on two psychological experiments conducted. The results of the experiments show that FB-Finger estimates the distance between two objects (i.e., the user and an object) more accurately, and the somatosensory interface enclosed in the device performs better, than commercially available SSDs. On the basis of these findings, we also discuss the effectiveness, possible future improvements, and applicability of FB-Finger to electric travel aids and other assistive aids.
  • 棟方 渚, 櫻井 高太郎, 中村 光寿
    デジタルゲーム学研究 7 2 63 - 74 日本デジタルゲーム学会 2015年 [査読有り][通常論文]
  • 棟方 渚, 小野 哲雄
    ヒューマンインタフェース学会論文誌 17 2 171 - 177 ヒューマンインタフェース学会 2015年 [査読有り][通常論文]
  • Tamami Saga, Nagisa Munekata, Tetsuo Ono
    SIGGRAPH Asia 2014 Emerging Technologies, SA 2014 2014年11月24日 
    Today, wearable devices, that can constantly support us by being worn on a daily basis, are gathering attention. In contrast, although we can also find an increase of personal robots in daily life, "wearable robots" are not so prevalent. We developed a wearable robot as a partner, that moves on the human body autonomously. As daily support, the robot has an application to correct wearers' sitting posture. It estimates wearers' body state from some sensors, and if it perceives wearers' bad posture or habit, points them out by moving to a region of the problem directly. We may be able to make use of it, not only to correct our posture or bad habit, but especially, to train children.
  • Akita Junichi, Ono Tetsuo, Ito Kiyohide, Okamoto Makoto
    SIGGRAPH Asia 2014 Emerging Technologies, SA 2014 Association for Computing Machinery, Inc 2014年11月24日 
    Although we obtain a lot of information in our environment via the visual modality, we also obtain rich information via the non-visual modality. In the mechanism how we perceive our environment, we use not only the sensor information, but also "how it changes according to how we act." For example, we obtain the haptic information from the haptic sensor on our finger, and when we move our finger along to the surface of the touching object, the haptic information changes according to the finger motion, and we "perceive" the whole shape of the object by executing the action-and-sensing process. In other words, we have a high ability to "integrate" the relation of our body's action and its related sensing data, so as to improve the accuracy of sensor in our body. Based on this idea, we developed a simple perception aid device with user's explorer action, to perceive the object at a distance, which has a linked range sensor and haptic actuator, which we name "FutureBody-Finger." The distance sensor measures the distance to the object (20-80[cm]), and it is converted to the angle of lever attached at the servo motor (0-60[deg]). The user holds this device in his hand with attaching his index finger on the device's lever. For the long distance to the object, the lever leans to the front, and the user feels nothing. On the other hand, for the short distance to the object, the lever stands vertically, and the user feels the existence of the object. Although the device simply measures the distance to the single point on the object, as the user "explorers" around him, the user can obtain more rich distance information of the surrounding object, and hence, finally perceive the shape of the whole object.SIGGRAPH Asia 2014 Emerging Technologies, SA 2014; Shenzhen; China; 3 December 2014 through 6 December 2014; Code 109455
  • Tamami Saga, Nagisa Munekata, Tetsuo Ono
    HAI 2014 - Proceedings of the 2nd International Conference on Human-Agent Interaction 29 - 34 2014年10月29日 
    Today, wearable devices such as Google Glass[1] and Smart-Watch[2] are gathering attention. These devices can con-stantly support us by being worn on a daily basis. In contrast, although we can also find an increase of personal robots in daily life, "wearable robots" are not so prevalent. We focus on wearable robots and the "fixed" points on which they are worn. We believe that they can provide more con-tinuous and suitable support in a variety of ways by moving automatically on our bodies. Therefore, we propose a daily support system with a wearable robot that moves on the body, and we developed a small prototype robot that can move on a rail fixed on a belt worn on the human body.
  • Takashi Ichijo, Nagisa Munekata, Tetsuo Ono
    HAI 2014 - Proceedings of the 2nd International Conference on Human-Agent Interaction 229 - 232 2014年10月29日 [査読有り][通常論文]
     
    For realizing smooth communication, participants' viewpoints and usages of demonstrative pronouns assume an important role. Moreover, they both are strongly associated and construct a dialogue structure among participants. In this study, we investigate the relation constructed by their viewpoints and usages of demonstrative pronouns in a small group. Especially, we conducted experiments to verify whether demonstrative pronouns were unified in a small group consisted of two participants and a robot guided by the robot, and evaluate participants' psychological factors on this occasion. As a result of experiments, the unification of demonstrative pronouns in the small group guided by the robot led participants to smooth communication.
  • 探索行動に基づく形状知覚装置における情報提示方法の検討
    正谷智広, 秋田純一, 伊藤精英, 小野哲雄, 岡本誠
    第18回情報処理学会シンポジウム インタラクション2014, 大会論文集 669 - 672 2014年03月 [査読無し][通常論文]
  • Takumi Shirokura, Nagisa Munekata, Tetsuo Ono
    PhyCS 2014 - Proceedings of the International Conference on Physiological Computing Systems 315 - 322 2014年 
    We can share non-verbal emotional experiences, such as excitement and pleasure, by watching movies and sports events with others, like our friends and family. These shared experiences are thought to enhance excitement and pleasure compared to when watching videos alone. Our research provides this shared experience on the internet by sharing the viewer's excitement with others while watching videos that are on the web. We studied the relationship between users' excitement while watching videos on the web and their impressions of those videos. Here, we introduce a video player called ExciTube that allows users to share their excitement and view other users' excitement as visual information alongside the video they are watching. The user's excitement is expressed and shared by using avatars. We carried out user-involved demonstrations of ExciTube at our laboratory and at a Japanese domestic Computer Entertainment Developers Conference, and confirmed that people did enjoy using the system and felt other people's sense of excitement. Copyright © 2014 SCITEPRESS - Science and Technology Publications. All rights reserved.
  • Benjamin Luke Evans, Nagisa Munekata, Tetsuo Ono
    PhyCS 2014 - Proceedings of the International Conference on Physiological Computing Systems 161 - 166 2014年 
    Based on the assumption that composers compose with specific "intentions" in mind, we have conducted experiments to compare the "impressions" perceived by individual listeners with those "intentions" of the composer. We recorded physiological signals (skin conductance and finger tip temperature) of both the composer and listeners as they listened to the same music. Listener data was then cumulated and averaged for each song and compared to the data of the composer. Overall tendencies in physiological data, as well as a separate survey taken regarding emotions conveyed in the music, showed similarities between composer " intentions" and listener "impressions", indicating positive possibilities for using physiological data as an objective index of composers in future studies. Copyright © 2014 SCITEPRESS - Science and Technology Publications. All rights reserved.
  • Kiyohide Ito, Yoshiharu Fujimoto, Ryoko Otsuki, Yuka Niiyama, Akihiro Masatani, Takanori Komatsu, Junichi Akita, Tetsuo Ono, Makoto Okamoto
    Lecture Notes in Computer Science (including subseries Lecture Notes in Artificial Intelligence and Lecture Notes in Bioinformatics) 8548 2 65 - 72 2014年 [査読有り][通常論文]
     
    We developed a unique haptic interface, the "FB-Finger," which enables users to detect the distance to an object. When a user holds the FB-Finger and places his/her forefinger on a link, the finger bends or extends depending on the link's angular motion (which corresponds to the metric distance between the user and the object). We expected the FB-Finger to provide more accurate distance estimation than similar commercial electric travel aids. To test this hypothesis, we conducted psychological experiments with blindfolded sighted participants who were asked to make distance estimations in conditions using three different devices. Results revealed that the FB-Finger allowed participants to make more accurate judgments compared to the other devices. These findings suggest that using the FB-Finger provides significant potential for ETA application among visually impaired individuals. © 2014 Springer International Publishing.
  • Takashi Ichijo, Nagisa Munekata, Kazuo Hiraki, Tetsuo Ono
    ACM/IEEE International Conference on Human-Robot Interaction 178 - 179 2014年 [査読有り][通常論文]
     
    In this study, we investigate the two effects of joint attention, building relationships and sharing recognition, in group interaction consisting of two robots and one person. The building relationship is focused on entrainment resulting from the two robots' gazing at one person, while the sharing recognition refers to an original effect of the joint attention in a group interaction featuring the shared focus of individuals on one object. Results of experiments on the building relationships aspect showed that when two robots gazed at a person, he/she tended to be more immersed in communication with the robots. In the case of sharing recognition, when the two robots gazed at the target synchronously, the person could share it more correctly than when it was done asynchronously.
  • ExciTube:鑑賞者の興奮を共有する動画鑑賞システム
    代蔵巧, 棟方渚, 小野哲雄
    日本バーチャルリアリティ学会論文誌 18 3 247 - 254 2013年09月 [査読有り][通常論文]
  • 空気を読むロボット」:コミュニケーション空間を利用した人を動かすHAIデザイン
    小野哲雄, 今吉晃
    人工知能学会誌 28 2 284 - 289 2013年03月 [査読無し][通常論文]
  • Development of the Future Body-Finger: A novel travel aid for blind
    K.Ito, Y.Fujimoto, R.Otsuki, M.Okamoto, J.Akita, T.Komatsu, A.Masatani, T.Ono
    2nd International Conference on Ambient Computing, Applications, Services and Technologies (IARIA AMBIENT 2012) 60 - 63 2012年09月 [査読有り][通常論文]
  • 藤本義治, 岡本誠, 伊藤精英, 秋田純一, 小松孝徳, 小野哲雄
    ヒューマンインタフェースシンポジウム2011 (HIS2011), 学会論文集(CD-ROM) 2011 No.1223L  2011年09月 [査読無し][通常論文]
  • Teruhisa Nakamura, Nagisa Munekata, Fumihiko Nakamura, Tetsuo Ono, Hitoshi Matsubara
    Lecture Notes in Computer Science (including subseries Lecture Notes in Artificial Intelligence and Lecture Notes in Bioinformatics) 6972 59 - 64 2011年 [査読有り][通常論文]
     
    A universal game, Daruma, has been developed that can be played by both healthy people and people with physical limitations. It is based on the Japanese variation of the traditional outdoor children's game Red Light, Green Light. We devised two ways to play the game: one is by swinging an arm the other is by tapping a desk with two fingers. Players can select either of these choices, enabling people with physical limitations to enjoy the game. We conducted experiments to verify their ease of play and to evaluate their degrees of enjoyment and utility. We found that both ways of playing were appropriate for the visually impaired and that healthy people also enjoyed playing Daruma. © 2011 Springer-Verlag.
  • Makoto Okamoto, Takanori Komatsu, Kiyohide Ito, Junichi Akita, Tetsuo Ono
    ACM International Conference Proceeding Series a-35  2011年 [査読無し][通常論文]
     
    We created a new interactive design concept "FutureBody" that generates or augments new perceptions for users. The concept of FutureBody consists of two elements, "active searching" and "embodiment, " allowing users to search their environment actively and to emit indirect feedback to activate users' embodiments. We believe this concept will form the basis for a new perception design methodology for people. Copyright 2011 ACM.
  • RoboJockey: 連続的なロボットパフォーマンスのためのインタフェース
    代蔵巧, 坂本大介, 杉浦裕太, 小野哲雄, 稲見昌彦, 五十嵐健夫
    インタラクション2010 インタラクティブ発表(プレミアム) 2010年03月 [査読有り][通常論文]
  • Cognitive effects to interactions by relationships between humans and agents
    Tetsuo Ono, Kohei Ogawa
    WMSCI 2010 - The 14th World Multi-Conference on Systemics, Cybernetics and Informatics, Proceedings 1 18 - 23 2010年 
    In this research our purpose is to realize a natural interaction between humans and artifacts by an ITACO system. The ITACO system is able to construct a relationship between humans and artifacts by a migratable agent. The agent can migrate to various artifacts within an environment to construct a relationship with humans. We conducted the two experiments to confirm effects for human by a relationship that was constructed between humans and artifacts. The experimental results show that a relationship gave some influences to human's behavior and cognitive abilities. The results, moreover, show that the ITACO system and the migratable agent is an effective method to realize a natural interaction between humans and artifacts.
  • Takumi Shirokura, Daisuke Sakamoto, Yuta Sugiura, Tetsuo Ono, Masahiko Inami, Takeo Igarashi
    ACM International Conference Proceeding Series 53 - 56 2010年 [査読有り][通常論文]
     
    We developed a RoboJockey (Robot Jockey) interface for coordinating robot actions, such as dancing, similar to a "disc jockey" or "video jockey" who selects and plays recorded music or video for an audience, in this case, robot's actions, and giving people a new entertainment experience with robots. The system enables a user to choreograph a robot to dance using a simple visual language. Every icon on the interface is circular and can be operated from all positions around the tabletop interface. Users can coordinate the mobile robot's actions with a combination of back, forward, and rotating movements, and the humanoid robot's actions with a combination of arm and leg movements. Every action is automatically performed to background music. We demonstrated RoboJockey at a Japanese domestic symposium, and confirmed that people enjoyed using the system and successfully created entertaining robot dances. © 2010 ACM.
  • Takumi Shirokura, Daisuke Sakamoto, Yuta Sugiura, Tetsuo Ono, Masahiko Inami, Takeo Igarashi
    UIST 2010 - 23rd ACM Symposium on User Interface Software and Technology, Adjunct Proceedings 399 - 400 2010年 [査読有り][通常論文]
     
    We developed a RoboJockey (Robot Jockey) interface for coordinating robot actions, such as dancing - similar to "Disc jockey" and "Video jockey". The system enables a user to choreograph a dance for a robot to perform by using a simple visual language. Users can coordinate humanoid robot actions with a combination of arm and leg movements. Every action is automatically performed to background music and beat. The RoboJockey will give a new entertainment experience with robots to the end-users.
  • 小野 哲雄
    認知科学 17 3 572 - 579 日本認知科学会 = Japanese Cognitive Science Society 2010年 [査読有り][通常論文]
     
    We have proposed and developed a squid-like robot "IKABO" for Hakodate sightseeing promotion. We have designed not only the robot itself (hardware and software) but also intellectual production system, education system and local contribution system in Hakodate. We think the robot can be a new communication tool to connect Hakodate with the world.
  • 松原 仁, 柳 英克, 鈴木 昭二, 和田 雅昭, 片桐 恭弘, 中島 秀之, 鈴木 恵二, 小野 哲雄
    認知科学 17 3 572 - 579 日本認知科学会 = Japanese Cognitive Science Society 2010年 [査読有り][通常論文]
     
    We have proposed and developed a squid-like robot "IKABO" for Hakodate sightseeing promotion. We have designed not only the robot itself (hardware and software) but also intellectual production system, education system and local contribution system in Hakodate. We think the robot can be a new communication tool to connect Hakodate with the world.
  • 小野 哲雄
    電子情報通信学会論文誌A 92 11 828 - 839 一般社団法人電子情報通信学会 2009年11月 [査読有り][通常論文]
     
    スマート情報環境はユーザの行動を完全に予測することが不可能であり,動作エラーがユーザに不快感と不信感を与えてしまう.一方,インタフェースロボットはその機能や能力が理解されずにユーザとのインタラクションが継続的に発展しないことが問題として挙げられる.本研究では,Practical Magicと呼ぶスマート情報環境-ロボット-ユーザ間のインタラクション設計によってこれらの課題の解決策を探る.Practical Magicは,ロボットの行動と環境側の自律的なアクチュエータ動作との間に効果的な因果性を形成する動作設計モデルである.このモデルによって,(1)ロボットとの発展的なインタラクションの誘発と(2)自律的環境の動作エラーによる心理的不快感の軽減を試みる.そこで,Practical Magicによって,ロボットと環境動作との間に因果性知覚とその効果が生じるかを三つの実験で検証した.その結果,本研究で提案する動作設計モデル(Practical Magic)がユーザに意識されないスマート情報環境を構築し,インタフェースロボットの機能を活用した発展的なインタラクションにつながる可能性が見出された.
  • CyARM: Perception Aid Device Based on User's Exploration Action.
    Akita, J, Komatsu, T, Ito, K, Ono, T, Okamoto, M
    Advances in Human-Computer Interaction 2009年 [査読有り][通常論文]
  • CyARM: Haptic Sensing Device for Spatial Localization on Basis of Exploration by Arms
    Advances in Human-Computer Interaction Vol.2009 Article ID 901707  2009年 [査読有り][通常論文]
  • Practical Magic: Interaction Design of Robot Caused Perception of Causality in Smart Information Environment
    Daisuke Komagome, Tetsuo Ono
    The IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences Vol. J92-A No. 11 828 - 839 2009年 [査読有り][通常論文]
  • HAIへの学際的アプローチ
    小野哲雄
    人工知能学会誌 Vol. 24 No. 6 818 - 823 2009年 [査読無し][通常論文]
  • Kohei Ogawa, Christoph Bartneck, Daisuke Sakamoto, Takayuki Kanda, Tetsuo Ono, Hiroshi Ishiguro
    Robot and Human Interactive Communication (RO-MAN2009) 553 - 557 2009年 [査読有り][通常論文]
  • Ryo Mizuno, Kiyohide Ito, Tetsuo Ono, Junichi Akita, Takanori Komatsu, Makoto Okamoto
    FOUNDATIONS OF AUGMENTED COGNITION, PROCEEDINGS 5638 185 - + 2009年 [査読有り][通常論文]
     
    We have developed a new sensing device, named by "CyARM". CyARM is one of Active Perception device, based on activeness of human perception. In order to clarify information for shape perception using CyARM, an experiment had conducted. Results of this experiment show that shapes with sharp edges are identified easily, but shapes with smooth edges are identified with greater difficulty. In other words, the subjects perceived changes in distance from the sensor to the object as object edges. Furthermore, from the results of multi-dimensional scaling, it is suggested that object shapes perceived by the Subjects were classified according to the sharpness of the edge and by the ratio of height and width. In addition, motion analyses were conducted. The result shows, it is suggested that user tend to swing arm to front arm mainly in motion of lateral direction.
  • 小野 哲雄, 小川 浩平
    ヒューマンインタフェース学会誌 = Journal of Human Interface Society : human interface 10 2 115 - 118 ヒュ-マンインタフェ-ス学会 2008年05月25日 [査読無し][通常論文]
  • Kohei Ogawa, Tetsuo Ono
    Proceedings of the 17th IEEE International Symposium on Robot and Human Interactive Communication, RO-MAN 35 - 40 2008年 [査読有り][通常論文]
     
    In this paper we describe an ITACO system that is able to construct an emotional relationship between humans and interactive systems by a migratable agent. The agent in the ITACO system can migrate between interactive systems within an environment. We conducted psychological experiments to verify whether the ITACO system can construct an emotional relationship between humans and interactive systems such as a robot and a table lamp. The experimental results show that emotional relationships were constructed between humans and interactive systems. Thus emotional relationships gave an influence to human's behavior and cognitive abilities. ©2008 IEEE.
  • RobotMeme:模倣による人?ロボットの周辺的相互適応
    ヒューマンインタフェース学会論文誌 10 1 47 - 57 2008年 [査読有り][通常論文]
  • Kohei Ogawa, Tetsuo Ono
    INTELLIGENT VIRTUAL AGENTS, PROCEEDINGS 5208 296 - 307 2008年 [査読有り][通常論文]
     
    Our purpose in this paper is realizing a natural interaction between humans and artifacts by an ITACO system. The ITACO System is able to construct a relationship between humans and artifacts by a migratable agent. The agent in the ITACO system can migrate to various artifacts within an environment to construct a relationship with humans. We conducted the two experiments to confirm effects for human by a relationship that was constructed between humans and artifacts. The experimental results showed that a relationship gave some influences to human's behaviors and cognitive abilities. The results also showed that the ITACO system and the migratable agent were an effective method to realize a natural interaction between them.
  • Daisuke Komagome, Michio Suzuki, Tetsuo Ono, Seiji Yamada
    2007 RO-MAN: 16TH IEEE INTERNATIONAL SYMPOSIUM ON ROBOT AND HUMAN INTERACTIVE COMMUNICATION, VOLS 1-3 426 - + 2007年 [査読有り][通常論文]
     
    In late years, as new media turning into PC or mobile phone, a study about communication robots is prosperous. Robots are different from the conventional media, because robots have physical bodies like humans, so it is reported that humans bemust robots socially. Therefore, we decide to apply a concept of meme as a cultural gene to an interaction design with humans and robots in this study. By this design theory, we will realize Mimetic Mutual Adaptation by humans and robots imitating and adapting each other, exceeding a conventional form of one-way adaptation from humans to the media. Therefore, we called cultural information transmitted from robots '' RobotMeme '', we try that robots acquire cultural behaviors shared by human society and the robots transmits these meme to other robots by Human-Robot Mimetic Mutual Adaptation. Furthermore, we suggest '' A Design of RobotMeme '' to realize that robots create new cultural behaviors through human-robot interaction. In this paper, we describe an early stage of experiments to inspect whether RobotMeme were transmitted to human and observed that humans acquired original cultural behaviors of robots by imitation. From the results of these experiments, it is suggested that robots and human are going to be able to form the relations of interdependence by imitating each other.
  • Daisuke Sakamoto, Takayuki Kanda, Tetsuo Ono, Hiroshi Ishiguro, Norihiro Hagita
    HRI 2007 - Proceedings of the 2007 ACM/IEEE Conference on Human-Robot Interaction - Robot as Team Member 193 - 200 2007年 [査読有り][通常論文]
     
    In this research, we realize human telepresence by developing a remote-controlled android system called Geminoid HI-1. Experimental results confirm that participants felt stronger presence of the operator when he talked through the android than when he appeared on a video monitor in a video conference system. In addition, participants talked with the robot naturally and evaluated its human likeness as equal to a man on a video monitor. At this paper's conclusion, we will discuss a remote-control system for telepresence that uses a human-like android robot as a new telecommunication medium. Copyright 2007 ACM.
  • Takayuki Kanda, Masayuki Kamasima, Michita Imai, Tetsuo Ono, Daisuke Sakamoto, Hiroshi Ishiguro, Yuichiro Anzai
    Autonomous Robots 22 1 87 - 100 2007年01月 [査読有り][通常論文]
     
    This paper reports the findings for a humanoid robot that expresses its listening attitude and understanding to humans by effectively using its body properties in a route guidance situation. A human teaches a route to the robot, and the developed robot behaves similar to a human listener by utilizing both temporal and spatial cooperative behaviors to demonstrate that it is indeed listening to its human counterpart. The robot's software consists of many communicative units and rules for selecting appropriate communicative units. A communicative unit realizes a particular cooperative behavior such as eye-contact and nodding, found through previous research in HRI. The rules for selecting communicative units were retrieved through our preliminary experiments with a WOZ method. An experiment was conducted to verify the effectiveness of the robot, with the results revealing that a robot displaying cooperative behavior received the highest subjective evaluation, which is rather similar to a human listener. A detailed analysis showed that this evaluation was mainly due to body movements as well as utterances. On the other hand, subjects' utterance to the robot was encouraged by the robot's utterances but not by its body movements. © Springer Science+Business Media, LLC 2007.
  • 小野 哲雄
    人工知能学会誌 21 6 662 - 668 社団法人人工知能学会 2006年11月01日 [査読無し][通常論文]
  • 坂本大介, 小野哲雄
    コンピュータソフトウェア 23 2 101 - 107 2006年04月 [査読有り][通常論文]
  • Daisuke Sakamoto, Tetsuo Ono
    Proceedings of the 1st ACM SIGCHI/SIGART Conference on Human-Robot Interaction, HRI 2006, Salt Lake City, Utah, USA, March 2-3, 2006 355 - 356 ACM 2006年03月 [査読有り][通常論文]
  • 小松 孝徳, 北野 勇, 棟方 渚, 佐藤 智則, 高橋 和之, 本間 正人, 長田 純一, 畑 雅之, 乾 英雄, 鈴木 昭二, 鈴木 恵二, 松原 仁, 小野 哲雄, 坂本 大介, 佐藤 崇正, 内本 友洋, 岡田 孟
    日本バーチャルリアリティ学会論文誌 11 2 213 - 223 特定非営利活動法人 日本バーチャルリアリティ学会 2006年 [査読有り][通常論文]
     
    Our project aims to develop robot authoring system especially for non-robotic researchers, such as cognitive psychologists, social psychologists, designers and art performers, to provide an intuitive robot operating environment, which enable them do authoring the robot as they want. Concretely, we have been developing the robot system which has the following characteristics. 1) Changing the robot's appearances and functions by attaching or removing Sub Modules, e.g., arms, tails, ears, wings, on/from Core Module. When this Sub Module was attached on Core Module (robot's base body), the particular information embed in Sub Modules is sent to the robot controller and this controller change the robot's behaviors according to the received information. 2) Authoring (editing or turning-up) the robot's behaviors with using intuitive command system not like a traditional program language (e.g., move (10.0, 0.0)), but similar to our natural language (e.g., "move," "run").
  • Tetsuo Ono, Takanori Komatsu, Junichi Akita, Kiyohide Ito, Makoto Okamoto
    Computers Helping People with Special Needs, 10th International Conference, ICCHP 2006, Linz, Austria, July 11-13, 2006, Proceedings 1251 - 1258 Springer 2006年 [査読有り][通常論文]
  • ロボットの社会性:ロボットが対話者間の印象形成に与える影響評価
    ヒューマンインタフェース学会論文誌 8 3 381 - 390 2006年 [査読有り][通常論文]
  • 小川浩平
    ヒューマンインタフェース学会論文誌 8 3 373 - 380 2006年 [査読有り][通常論文]
  • 神田崇行, 鎌島正幸, 鎌島正幸, 今井倫太, 今井倫太, 小野哲雄, 小野哲雄, 坂本大介, 坂本大介, 石黒浩, 石黒浩, 安西祐一郎
    日本ロボット学会誌 23 7 898 - 909 The Robotics Society of Japan 2005年10月 [査読有り][通常論文]
     
    This paper reports the findings of a humanoid robot that pretends to listen to humans by effectively using its body properties in a route guidance situation. A human teaches a route to the robot, and the developed robot behaves as a human-like listener by utilizing both temporal and spatial cooperative behaviors to demonstrate that it is indeed listening to its human counterpart. The robot consists of many communicative units and rules for selecting appropriate units. A communicative unit realizes a particular cooperative behavior such as eye-contact and nodding, found through previous research. The rules for selecting communicative units were retrieved through WOZ experiments. An experiment was conducted to verify the effectiveness of the developed robot, and, as a result, the robot with cooperative behavior received higher subjective evaluation, which is rather similar to a human listener. The detailed analysis showed that this higher evaluation was due mainly to body movements as well as utterances. On the other hand, subjects' utterance to the robot was promoted by the robot's utterances but not by the body movements.
  • 秋田 純一, 伊藤 精英, 小野 哲雄, 岡本 誠
    情報処理学会論文誌 46 7 1693 - 1700 一般社団法人情報処理学会 2005年07月15日 [査読有り][通常論文]
     
    本稿では, 我々の身体が持つ感覚を拡張するというユーザインタフェースコンセプトとその1つの実装について述べる.我々は, 視覚や触覚などの感覚を通して外界から様々な情報を受け取る.そこで我々が外界を認識する能力を拡張, または身体障害者の感覚代行機器として, 既存の感覚機能を拡張するという発想が考えられる.このような発想に基づき, 本稿では, 我々の腕が外界認識において果たす「探る」という行為に着目し, この機能を利用した, CyARMと名づけた空間認識装置についてその実装方法とともに述べる.CyARMは超音波距離センサとユーザの腰に装着し, 長さが計測された距離に基づいて制御されるワイヤとから成る.CyARMを向けた方向に障害物が存在しない場合は, ワイヤは固定されずにユーザは腕を伸ばすころができるが, 障害物が存在する場合は距離に応じてワイヤの長さが収縮および固定され, ユーザは腕を伸ばすことができずに, あたかも障害物に触れているような感覚を生む.CyARMを使ったいくつかの評価実験を行った結果, 空間認識における有用性を確認できた.その結果に基づくCyARMの改善点についても述べる.
  • CyARM: Direct perception device by dynamic touch
    Akita,J, Ito,K, Komatsu,T, Ono,T, Okamoto,M
    Studies in Perception and Action VIII (ICPA13) 87 - 90 2005年07月 [査読有り][通常論文]
  • 小野 哲雄
    人工知能学会誌 20 4 401 - 406 社団法人人工知能学会 2005年07月01日 [査読無し][通常論文]
  • Daisuke Sakamoto, Takayuki Kanda, Tetsuo Ono, Masayuki Kamashima, Michita Imai, Hiroshi Ishiguro
    International Journal of Human Computer Studies 62 2 247 - 265 2005年02月 [査読有り][通常論文]
     
    Research on humanoid robots has produced various uses for their body properties in communication. In particular, mutual relationships of body movements between a robot and a human are considered to be important for smooth and natural communication, as they are in human-human communication. We have developed a semi-autonomous humanoid robot system that is capable of cooperative body movements with humans using environment-based sensors and switching communicative units. Concretely, this system realizes natural communication by using typical behaviors such as: "nodding," "eye-contact," "face-to-face," etc. It is important to note that the robot parts are NOT operated directly only the communicative units in the robot system are switched. We conducted an experiment using the mentioned robot system and verified the importance of cooperative behaviors in a route-guidance situation where a human gives directions to the robot. The task requires a human participant (called the "speaker") to teach a route to a "hearer" that is (1) a human, (2) a developed robot that performs cooperative movements, and (3) a robot that does not move at all. This experiment is subjectively evaluated through a questionnaire and an analysis of body movements using three-dimensional data from a motion capture system. The results indicate that the cooperative body movements greatly enhance the emotional impressions of human speakers in a route-guidance situation. We believe these results will allow us to develop interactive humanoid robots that sociably communicate with humans. © 2004 Elsevier Ltd. All rights reserved.
  • 星貴広, 三島悠, 秋田純一, 伊藤精英, 刑部育子, 小野哲雄, 岡本誠
    情報処理学会 インタラクション2005, 大会論文集 2005 4 57 - 58 2005年02月 [査読無し][通常論文]
  • Ubiquitous cognition: Mobile environment achieved by migratable agent
    Kohei Ogawa, Tetsuo Ono
    ACM International Conference Proceeding Series 111 337 - 338 2005年 
    We propose a concept of Ubiquitous Cognition and introduce an integrated agent for communication (ITACO) system based on the concept. To realize our proposed concept, the ITACO system tries to appropriately support a user using a migratable agent which is context-sensitive and gives continuous assistance. The key factor in this system is the construction of a relationship between the user and the agent, and to carry on this relationship between the user and the object that the agent has migrated to. Psychological experiments were carried out to verify this succession of the relationship between media. The results of the experiments showed that the subjects' attachment to the media as well as the relationship was succeeded through the media by the agent migration.
  • Kiyohide Ito, Makoto Okamoto, Junichi Akita, Tetsuo Ono, Ikuko Gyobu, Tomohito Takagi, Takahiro Hoshi, Yu Mishima
    Conference on Human Factors in Computing Systems - Proceedings 1483 - 1486 2005年 [査読有り][通常論文]
     
    With the concept of 'human-machine interface', designed especially for visually impaired persons, we have developed an electric aid device for use in guiding orientation and locomotion. The device, which we call CyARM, measures the distance between a person and an object with an ultrasonic sensor and transmits the distance information to the user's haptic sense. In this report, we will: (1) outline the concept of CyARM, (2) describe its mechanism, and (3) demonstrate three preliminary experiments that verify the usability of CyARM. We conducted the experiments in terms of detection of objects, detection of space, and tracking object movement. As a result of these experiments, we have concluded that CyARM is potentially effective for visually impaired persons. Our study will encourage therelated studies of user interfaces, particularly focusing on electric aid devices that guide visually impaired persons in detecting their environment.
  • Daisuke Sakamoto, Daisuke Sakamoto, Takayuki Kanda, Tetsuo Ono, Tetsuo Ono, Masayuki Kamashima, Masayuki Kamashima, Michita Imai, Michita Imai, Hiroshi Ishiguro, Hiroshi Ishiguro
    Proceedings - IEEE International Workshop on Robot and Human Interactive Communication 443 - 448 2004年12月 [査読有り][通常論文]
     
    Research on humanoid robots has produced various uses for their body properties in communication. In particular, mutual relationships of body movements between a robot and a human are considered to be important for smooth and natural communication, as they are in human-human communication. We have developed a semi-autonomous humanoid robot system that is capable of cooperative body movements with humans using environment-based sensors and switching communicative units. And we conducted an experiment using this robot system and verified the importance of cooperative behaviors in a route-guidance situation where a human gives directions to the robot. This result indicates that the cooperative body movements greatly enhance the emotional impressions of human in a route-guidance situation. We believe these results will allow us to develop interactive humanoid robots that sociably communicate with humans. © 2004 IEEE.
  • Takayuki Kanda, Michita Imai, Tetsuo Ono, Hiroshi Ishiguro
    Proceedings of IEEE 2004年11月 [査読無し][通常論文]
  • Masayuki Kamashima, Takayuki Kanda, Michita Imai, Tetsuo Ono, Daisuke Sakamoto, Hiroshi Ishiguro, Yuichiro Anzai
    2004 IEEE/RSJ International Conference on Intelligent Robots and Systems, Sendai, Japan, September 28 - October 2, 2004 2506 - 2513 IEEE 2004年09月 [査読有り][通常論文]
  • Makoto Okamoto, Junichi Akita, Kiyohide Ito, Tetsuo Ono, Tomohito Takagi
    9th International Conference on Computers Helping People with Special Needs (ICCHP 2004), Proceedings 462 - 467 Springer 2004年07月 [査読有り][通常論文]
  • Takayuki Kanda, Hiroshi Ishiguro, Tetsuo Ono, Michita Iraai, Ryohei Nakatsu
    Electronics and Communications in Japan, Part III: Fundamental Electronic Science (English translation of Denshi Tsushin Gakkai Ronbunshi) 87 5 48 - 58 2004年05月 [査読有り][招待有り]
     
    This paper proposes a human-robot communication system based on observations of robot-robot conversations to encourage humans to consider robots as natural targets for communication. In the proposed system, when nearby robots are communicating, voices and gestures are used to indicate that the robots are conversing with each other. When humans in the vicinity observe a robot building a relationship by interacting with another robot or the surrounding environment, they regard robots as equal targets for communication and build relationships with robots or carry out natural communications with robots. We used robots with sufficient body expression capabilities to actually implement a robot system that enabled communications according to robot-robot conversations or situations. This paper reports on a robot system that implements both of these kinds of robot-robot conversations and human-robot conversations and verifies the effects of the observation of robot-robot conversations through psychological experiments. © 2004 Wiley Periodicals, Inc.
  • Takayuki Kanda, Hiroshi Ishiguro, Tetsuo Ono, Michita Imai, Takeshi Maeda, Ryohei Nakatsu
    Electronics and Communications in Japan, Part III: Fundamental Electronic Science (English translation of Denshi Tsushin Gakkai Ronbunshi) 87 4 55 - 65 2004年04月 [査読有り][招待有り]
     
    In the design of everyday robots which communicate with humans in ordinary life, particular attention must be devoted to interactions and relationships in order to achieve natural and smooth communications. For this purpose, Robovie, which we developed, is equipped with hardware mechanisms suitable for communication, such as a rich inventory of sensors, an appearance that is readily personified, and a gesture expression ability comparable to that of humans. In addition, its programs have a software architecture that was designed for easy realization of interactive functions. As a result of these distinctive features, Robovie is suitable for use as a platform for research on humanized robots, such as research on communications between robots and humans, and on the body form of robots. This paper describes its hardware and software architecture. The usefulness of Robovie as a research platform is demonstrated by experiments designed to verify its interactive functions. © 2003 Wiley Periodicals, Inc.
  • 高木友史, 秋田純一, 伊藤精英, 小野哲雄, 岡本誠
    情報処理学会 インタラクション2004, 大会論文集 2004 5 181 - 182 2004年03月 [査読無し][通常論文]
  • 神田 崇行, 今井 倫太, 小野 哲雄, 石黒 浩
    情報処理学会論文誌 44 11 2699 - 2709 一般社団法人情報処理学会 2003年11月15日 [査読有り][通常論文]
     
    将来,日常生活の中で人間と関わりながら活動する人間型ロボットが現実のものとなりつつある.このようなロボットは,擬人的な身体を活用することで非言語情報をともなったコミュニケーションを行い,人間と自然で円滑な対話をすることが可能になると考えられる.このような身体をともなったコミュニケーションを実現するため,我々は音声やゼステャを用いて人間と自律的に対話する人型対話ロボットを開発してきた.さらに,このようなコミュニケーションロボットにとって重要な身体動作を見いだすため,ロボットと人間との相互作用の際の身体動作を時間的・空間的に高い分解能で数値的に取得し,主観的な評価と比較することを試みた.実験の結果,得られた身体動作の数値解析結果から,視線や身体動作の協調の重要性が見いだされた.また,この身体動作と主観的評価の関係を用いて人間の瞬間的な評価を推定することで,ロボットの行動開発などに利用することが可能になる.
  • Takayuki Kanda, Hiroshi Ishiguro, Michita Imai, Tetsuo Ono
    Proc. International Joint Conference on Artificial Intelligence (IJCAI) 2003年08月 [査読有り][通常論文]
  • Tetsuo Ono, Michita Imai, Takayuki Kanda, Hiroshi Ishiguro
    Proceedings of IEEE International Symposium on Computational Intelligence in Robotics and Automation (CIRA) 2003年07月 [査読有り][通常論文]
  • Robovie: Communication Technologies for a Social Robot
    Michita Imai, Tetsuo Ono, Hiroshi Ishiguro
    Artifficial Life Robotics, Vol.6, pp.73-77, 2003. 2003年04月 [査読有り][通常論文]
  • 小野 哲雄
    ヒューマンインタフェース学会誌 = Journal of Human Interface Society : human interface 5 1 3 - 6 ヒュ-マンインタフェ-ス学会 2003年02月25日 [査読無し][通常論文]
  • 神田 崇行, 石黒 浩, 小野 哲雄, 今井 倫太, 中津 良平
    電子情報通信学会論文誌. D-I, 情報・システム, I-情報処理 85 7 691 - 700 一般社団法人電子情報通信学会 2002年07月01日 [査読有り][通常論文]
     
    本論文では,人がロボットを自然なコミュニケーションの対象とみなすための,ロボット同士の対話観察に基づく人-ロボット対話システムを提案する.提案システムにおいては,近くにいるロボット同士が通信する際に音声やジェスチャによりロボット同士が対話していることを表現する.周囲の人間は,ロボットが他のロボットや環境と相互作用して関係を構築することを観察することで,ロボットを対等なコミュニケーションの対象とみなし,ロボットと関係を築き,またロボットと自然なコミュニケーションを行うようになる。我々は,実際に十分な身体表現能力をもつ実ロボットを用い,ロボット同士の対話や状況に応じたコミュニケーションが可能なロボットシステムを実装した.本論文では,このようなロボット同士の対話と人-ロボット対話の双方を実現するロボットシステムについて報告し,ロボット同士の対話を観察する効果を心理学的実験を通して検証する.
  • 神田 崇行, 石黒 浩, 小野 哲雄, 今井 倫太, 中津 良平
    日本ロボット学会誌 20 3 315 - 323 一般社団法人 日本ロボット学会 2002年04月15日 [査読有り][通常論文]
     
    This paper reports an evaluation about autonomous behaviors of an interaction-oriented robot, which will work in our daily life as our partner. To develop and improve such an interaction-oriented robot, it is necessary to find out the evaluation method of the human-robot interaction. We tried to evaluate the robot named"Robovie", which has a human-like upper torso, a sufficient physical expressing ability, and abundant sensors for communicating with humans. Robovie autonomously exhibits playing behaviors such as a handshake, hug, and short conversation, based on visual, auditory, and tactile information. For the evaluation, we installed three behavior patterns"passive", "active", and"complex"into Robovie. As the result, "passive"pattern brought the best impression. We also analyze the dynamic aspects of the interactions with a concept of"entrain level", then we suggest interaction-chain model for human-robot communication.
  • Takayuki Kanda, Hiroshi Ishiguro, Michita Imai, Tetsuo Ono, Kenji Mase
    IEEE/RSJ International Conference on Intelligent Robots and Systems (IROS 2002) 2002年04月 [査読有り][通常論文]
  • 神田 崇行, 石黒 浩, 小野 哲雄, 今井 倫太, 前田 武志, 中津 良平
    電子情報通信学会論文誌. D-I, 情報・システム, I-情報処理 85 4 380 - 389 一般社団法人電子情報通信学会 2002年04月01日 [査読有り][通常論文]
     
    日常生活の中で人間とかかわりながら活動する日常活動型のロボットにおいては,自然で円滑なコミュニケーションのために相互作用と関係性を重視してロボットを設計することが必要である.我々の開発したRobovieはこのために豊富なセンサ,擬人化しやすい外見,人間と同様のゼスチャ表現能力といったコミュニケーションに適したハードウェア機構をもつ.更に,相互作用機能を容易に実現するため考案したソフトウェアアーキテクチャに基づきプログラムを行う.このような特徴から,Robovieはロボットと人間とのコミュニケーションやロボットの身体性に関する研究といったヒューマノイドロボットを用いた研究のプラットホームとしての利用に適している.本論文では,Robovieのハードウェア及びソフトウェアアーキテクチャについて報告し,相互作用機能の実証実験について報告することで,Robovieの研究用プラットホームとしての有用性を示す.
  • 今井 倫太, 小野 哲雄, 中津 良平, 安西 祐一郎
    電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 85 3 370 - 379 一般社団法人電子情報通信学会 2002年03月01日 [査読有り][通常論文]
     
    人間同士の会話では,聞き取りにくい発話であっても,聞き手が,話し手の意図や周囲の状況を頼りに話し手のいわんとする内容を理解する.本論文では,人間とロボット間のコミュニケーションを人間同士に近づけるために,ロボットの意図や実世界の情報を人間が参照し始める条件を明らかにする.具体的には,人間とロボットの関係に注目したコミュニケーションモデル(協調伝達モデル)を提案する.また,モデルの妥当性を検証するために実際のロボットを用いた行動実験を行う.実験では,CGエージェントを用いてロボット上に人間との関係を築き,人間とロボットの関係性がコミュニケーションに与える影響について調べた.実験の結果,ロボットの意図や状況を人間に参照させるためには人間とロボット間に関係を構築するインタフェースが必要なことがわかった.
  • M Imai, T Kanda, T Ono, H Ishiguro, K Mase
    IEEE ROMAN 2002, PROCEEDINGS 411 - 416 2002年 [査読有り][通常論文]
     
    This paper investigates the relationship between the direction of a robot's face and its gaze as noticed by a person. Non-verbal information such as gaze movement or gestures is crucial to conversation between people. In particular, the effect of a gaze is most important in non-verbal communication because gaze movements convey various information such as timing of taking turns or a target indicated by a person. This paper argues that the important role of a gaze also applies to interaction between a human and a robot. In spite of the importance of the gaze, there has been no study on the relationship between a robot's head orientation and its gaze. We have conducted an experiment to investigate this relationship in an experimental environment named RM-RT, where the robot's head orientation is fixed to a particular person during a conversation. The results indicate that people notice the robot's gaze according to the robot's head orientation.
  • Takayuki Kanda, Hiroshi Ishiguro, Tetsuo Ono, Michita Imai, Kenji Mase
    Proceedings - IEEE International Workshop on Robot and Human Interactive Communication 271 - 276 2002年 [査読有り][通常論文]
     
    This paper illustrates how robots can effectively cooperate to facilitate communication with people. We expect that communication robots will play an important role in our daily life. Although these robots can communicate with each other by radio, infrared, or other invisible means, our results show that it is important to human understanding that they are able to communicate with each other by voice and gestures as well. This lets humans know that the robots can talk with them and among themselves. Thus, humans come to regard the robots as appropriate targets for natural communication. © 2002 IEEE.
  • Takayuki Kanda, Hiroshi Ishiguro, Tetsuo Ono, Michita Imai, Ryohei Nakatsu
    Proceedings - IEEE International Conference on Robotics and Automation 2 1848 - 1854 2002年 [査読有り][通常論文]
     
    In this paper, we report about a new interaction-oriented robot, which communicates with humans and will participate in human society as our partner. For realizing such a robot, we have started a new collaborative work between cognitive science and robotics. In the way of robotics, we have developed a humanoid robot named "Robovie" that has enough physical expression ability. On the other hand, through cognitive experiments, we obtained important ideas about the robot's body property. To incorporate these ideas, we have developed software architecture and implemented autonomous interactive behaviors to the robot. Further, we have evaluated the robot's performance of the interactive behaviors through psychological experiments. The experiments reveled how humans recognize the robot.
  • 今井 倫太, 小野 哲雄, 石黒 浩, 中津 良平, 安西 祐一郎
    情報処理学会論文誌 42 11 2618 - 2629 一般社団法人情報処理学会 2001年11月15日 [査読有り][通常論文]
     
    本稿では, ロボットの自発的発話生成における注意の表出機構を提案する.実世界の情報に関して述べた発話を人間に正しく理解させるためには, ロボットと同じ実世界の情報に人間の注意を向ける必要がある.本稿で提案する注意の表出機構では, ロボットが注目する情報源にロボットの首を向けることによって物理的対象への注意を表出し, ロボットと人間との共同注意を達成する.また, 人間の方へ首を向けアイコンタクトも行い, より確実に人間の注意を情報源へと向ける.本稿では, 注意の表出機構を利用して発話生成機構Linta-IIIを実装した.Linta-IIIは, 注意の表出の度合いに応じて発話文の表現を変え, 実世界の情報への文の依存度を調整する.また, 本稿では, 行動実験を行い, 人間の発話理解における注意の表出機構の有効性を示した.
  • Tetsuo Ono, Michita Imai, Hiroshi Ishiguro
    23rd Annual Meeting of the Cognitive Science Society (CogSci2001) 732 - 737 2001年08月 [査読有り][通常論文]
  • 小野 哲雄, 今井 倫太, 神田 崇行
    知識ベ-スシステム研究会 52 31 - 36 人工知能学会 2001年07月05日 [査読無し][招待有り]
  • 小野 哲雄, 今井 倫太, 石黒 浩, 中津 良平
    情報処理学会論文誌 42 6 1348 - 1358 一般社団法人情報処理学会 2001年06月15日 [査読有り][通常論文]
     
    本稿では, コミュニケーションにおける身体表現に注目し, 「共創」対話という枠組みを提案する.共創対話とは, 従来の情報技術では十分に扱えなかった, 身体の同調的動作による対話者間の関係の構築, および, この関係に基づく情報伝達のメカニズムを理解するための枠組みである.本稿では, この枠組みの妥当性を検証するため, 人と人および人とロボットのインタラクションに関する実験を行う.具体的には, 順路案内の場面における人と人, および, 人とロボットの身体表現と情報伝達との関連に注目する.実験の結果, 人と人のインタラクションでは, 身体の同調的な動作により円滑な情報伝達が行われていることが明らかとなった.また, 人とロボットのインタラクションでは, 人がロボットの身体の向きや, 腕, 首の動きに引き込まれるように同調的な動作をしたとき, 円滑な情報伝達が行われることが明らかとなった.本研究の結果は, 次世代インタラクションの実現には人の身体に根差した情報技術の開発が必要であることを示している.
  • H. Ishiguro, T. Ono, M. Imai, T. Kanda
    Proc. Int. Symposium Robotics Research 2001年04月 [査読有り][通常論文]
  • 「ロボビー」:ロボットの社会参加に向けたコミュニケーションテクノロジー
    今井倫太, 小野哲雄, 石黒 浩
    ATR Journal 2001年04月 [査読無し][通常論文]
  • 今井倫太, 小野哲雄, 石黒浩
    Proceedings of 10th IEEE International Workshop on Robot and Human Communication (RO-MAN2001) 512-517  2001年 [査読有り][通常論文]
     
    ロボットの腕や視線を用いた注意の表出を行い人間と共同注意を実現する機構を提案した。また、身体表現に応じて人間の注意を推測する機構も提案した。
  • Hiroshi Ishiguro, Tetsuo Ono, Michita Imai, Takeshi Maeda, Takayuki Kanda, Ryohei Nakatsu
    Industrial Robot 28 6 498 - 503 2001年 [査読有り][通常論文]
     
    The authors have developed a robot called "Robovie" that has unique mechanisms designed for communication with humans. Robovie can generate human-like behaviors by using human-like actuators and vision and audio sensors. Software is a key element in the systems development. Two important ideas in human-robot communication through research from the viewpoint of cognitive science have been obtained - one is importance of physical expressions using the body and the other is the effectiveness of the robot's autonomy in the robot's utterance recognition by humans. Based on these psychological experiments, a new architecture that generates episode chains in interactions with humans is developed. The basic structure of the architecture is a network of situated modules. Each module consists of elemental behaviors to entrain humans and a behavior for communicating with humans.
  • 小野 哲雄, 今井 倫太, 江谷 為之, 中津 良平
    情報処理学会論文誌 41 1 158 - 166 一般社団法人情報処理学会 2000年01月15日 [査読有り][通常論文]
     
    本稿では,人とロボットの間に円滑なインタラクションを成立させるためのインタフェースモデルを提案する.本モデルでは,ユーザはまず携帯端末上の擬人化エージェントとインタラクトすることにより,エージェントに対して信頼感や親近感を持つようになる.その後,必要に応じて,エージェントはロボットへ移動(migration)するが,ユーザとエージェントの関係はそのまま継承されるため,ユーザはロボットに対して信頼感や親近感を持ち,さらにこの関係を維持するため,ロボットに対して追従行動をとると予測できる.本研究では,提案したモデルをロボットシステムとして実装し,そのシステムを用いた心理実験により評価を行った.その結果,上記の予測を検証することができた.本稿ではさらに,本研究における問題点について議論し,本システムの応用例としてのガイドロボットシステムについて述べる.
  • Michita Imai, Tetsuo Ono, Hiroshi Ishiguro, Yuichiro Anzai
    Proceedings - IEEE International Workshop on Robot and Human Interactive Communication 1 - 6 2000年 [査読有り][通常論文]
     
    This paper proposes an attention expression mechanism for a robot to generate utterances spontaneously. The robot must direct the attention of a person to the same real world information as the robot for the person to interpret an utterance from the robot. The attention expression mechanism exposes the robot's focus of attention by turning its head towards the target of attention. In particular, the mechanism exposes the attention of the robot to the person as well as real world information for the person to develop joint attention. In addition, we introduce an utterance generation mechanism named Linta-III, which was developed with the attention expression mechanism. © 2000 IEEE.
  • Tetsuo Ono, Michita Imai, Hiroshi Ishiguro
    Proceedings - IEEE International Workshop on Robot and Human Interactive Communication 334 - 339 2000年 [査読有り][通常論文]
     
    The purpose of this paper is to construct a methodology for smooth communications between humans and robots. Here, focus is on an anthropomorphic mechanism which is indispensable in human-artifact communications. In this paper we propose a model of utterance understanding based on the anthropomorphic mechanism in the emerging relationship between humans and robots. Concretely speaking, we implement a robot interface system that applies our proposed model. The characteristic of our interface system is its ability to construct a relationship between a human and a robot by a method of having an agent, which interacts with the person, migrates from the mobile PC of the person to the robot. Psychological experiments were carried out to explore the validity of the following hypothesis: By anthropomorphizing a robot based on such a relationship, a person can estimate the robot's intention with ease, and, moreover, the person can even understand the robot's unclear utterances made by synthesized speech sounds. The results of the experiments statistically supported our hypothesis. © 2000 IEEE.
  • Tetsuo Ono, Michita Imai, Ryohei Nakatsu
    Advanced Robotics 14 4 311 - 326 2000年 [査読有り][通常論文]
     
    The purpose of this paper is to construct a methodology for smooth communication between humans and robots. Here, focus is on a mindreading mechanism, which is indispensable in human-human communication. We propose a model of utterance understanding based on this mechanism. Concretely speaking, we apply the model of a mindreading system to a model of human-robot communication. Moreover, we implement a robot interface system that applies our proposed model. The characteristic of our interface system is its ability to construct a relationship between a human and a robot by a method of having an agent, which interacts with the person, migrate from the mobile PC of the person to the robot. Psychological experiments were carried out to explore the validity of the following hypothesis: By reading a robot's mind based on such a relationship, a person can estimate the robot's intention with ease and, moreover, the person can even understand the robot's unclear utterances made by synthesized speech sounds. The results of the experiments statistically supported our hypothesis.
  • T Ono, M Imai
    SEVENTEENTH NATIONAL CONFERENCE ON ARTIFICIAL INTELLIGENCE (AAAI-2001) / TWELFTH INNOVATIVE APPLICATIONS OF ARTIFICIAL INTELLIGENCE CONFERENCE (IAAI-2000) 142 - 148 2000年 [査読有り][通常論文]
     
    The purpose of this paper is to construct a methodology for smooth communications between humans and robots. Here, focus is on a mindreading mechanism, which is indispensable in human-human communications. We propose a model of utterance understanding based on this mechanism. Concretely speaking, we apply the model of a mindreading system (Baron-Cohen 1996) to a model of human-robot communications. Moreover, we implement a robot interface system that applies our proposed model. Psychological experiments were carried out to explore the validity of the following hypothesis: by reading a robot's mind, a human can estimate the robot's intention with ease, and, moreover, the person can even understand the robot's unclear utterances made by synthesized speech sounds. The results of the experiments statistically supported our hypothesis.
  • Robot-Mediated Communications: Robots promoting matchmaking between humans
    Tetsuo Ono, Michita Imai, Tameyuki Etani
    Robot and Human Communication - Proceedings of the IEEE International Workshop 237 - 241 1999年 
    As expectations are high for robots to provide daily support to humans, and for humans and robots to work together constantly in the future, it is important to investigate how relationships between them can be formed in society. This paper looks at Robot-Mediated Communications in human society. We predict thai human communication patterns will change when the robots described above come to join humans. We therefore propose a robot system that considers alt of this. The characteristics of our robot system include a consistent interface connected to a digital world and a physical world, guidance according to the user's interest, and autonomous behaviors using artificial life technology. A robot with these functions can be a matchmaker between humans who have similar interests and can therefore promote creative collaboration. We describe this Robot-Mediated Communications in this paper.
  • Attractive interface for human robot interaction
    Michita Imai, Tetsuo Ono, Tameyuki Etani
    Robot and Human Communication - Proceedings of the IEEE International Workshop 124 - 129 1999年 
    This paper describes a human robot interface named the Attractive Interface, which promotes rich encounters between humans and robots. Considering the expected participation of robots in human society, the interface employs not only communication devices like a speech synthesis system but also a mechanism to promote the rich encounters. This key mechanism of the Attractive Interface is an agent migration mechanism that employs a personal CG agent as the interface between a human and a robot. This paper also proposes a robot tour guide system based on the Attractive Interface, and discusses the effect of agent migration.
  • Agent migration: communications between a human and robot
    Michita Imai, Tetsuo Ono, Tameyuki Etani
    Proceedings of the IEEE International Conference on Systems, Man and Cybernetics 4 1999年 
    This paper describes a new human robot interface that enhances the relationship between a user and a robot. Our idea is to introduce a personal CG agent and an agent migration mechanism in the human robot interface. The agent migration mechanism enables the agent to migrate between a mobile PC and an autonomous mobile robot. Since the user can obtain familiarity with his/her own personal CG agent, he/she also begins to naturally interact with the robot according to the migration of the agent. We have developed a tour guide system named ITAKO with the interface. The ITAKO system gives a user a tour guide by using the mobile PC and the robot.
  • 小野 哲雄, 岡田 美智男
    情報処理 39 9 51 - 52 一般社団法人情報処理学会 1998年09月15日 [査読無し][通常論文]
  • 小野 哲雄, 東条 敏, 佐藤 理史
    Research report 96 1 - 14 北陸先端科学技術大学院大学 1996年08月 [査読無し][通常論文]
  • 小野 哲雄, 佐藤 理史
    認知科学 = Cognitive studies : bulletin of the Japanese Cognitive Science Society 2 3 48 - 65 1995年08月31日 [査読有り][通常論文]
  • 小野 哲雄
    年報いわみざわ : 初等教育・教師教育研究 12 13 - 21 北海道教育大学 1991年03月25日 [査読無し][通常論文]

MISC

  • 田中雅人, 原武史, 井上裕太, 山田誠二, 松迫正樹, 小野哲雄, 寺田和憲 日本放射線技術学会総会学術大会予稿集 80th 2024年
  • 田中雅人, 原武史, 井上裕太, 山田誠二, 松迫正樹, 小野哲雄, 寺田和憲 日本放射線技術学会総会学術大会予稿集 80th 2024年
  • 木ノ原中也, 巻口誉宗, 高田英明, 高田英明, 坂本大介, 小野哲雄 日本ソフトウェア科学会研究会資料シリーズ(Web) (91) 2020年
  • 松村耕平, 尾形正泰, 小野哲雄, 加藤淳, 阪口紗季, 坂本大介, 杉本雅則, 角康之, 中村裕美, 西田健志, 樋口啓太, 安尾萌, 渡邉拓貴 情報処理学会研究報告(Web) 2017 (HCI-174) Vol.2017‐HCI‐174,No.13,1‐8 (WEB ONLY) 2017年08月16日 [査読無し][通常論文]
  • 藍 圭介, 坂本 大介, 小野 哲雄 聴覚研究会資料 = Proceedings of the auditory research meeting 47 (5) 365 -367 2017年07月20日
  • 藍 圭介, 坂本 大介, 小野 哲雄 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 117 (138) 107 -109 2017年07月20日
  • 渡部 敏之, 坂本 大介, 小野 哲雄 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 117 (95) 13 -15 2017年06月16日
  • SCHILLEN ANTON, ONO TETSUO, MUNEKATA NAGISA 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 116 (73) 51 -56 2016年06月02日
  • 今井 倫太, 小野 哲雄, 篠沢 一彦, 大澤 博隆, 飯塚 博幸, 硯川 潤, Michita Imai, Tetsuo Ono, Kazuhiko Shinozawa, Hirotaka Osawa, Hiroyuki Iizuka, Jun Suzurikawa, 慶應義塾大学, 北海道大学, ATR知能ロボティクス研究所:大阪教育大学, 筑波大学, 北海道大学, 国立障害者リハビリテーションセンター研究所, Keio University, Hokkaido University, ATR Intelligent Robotics Laboratories:Osaka Kyoiku University, The University of Tsukuba, Hokkaido University, Research Institute National Rehabilitation Center for Persons with Disabilities 人工知能 = journal of the Japanese Society for Artificial Intelligence 31 (1) 43 -49 2016年01月01日
  • ゲーミフィケーションを利用した多人数参加型実世界指向インフォーマルコミュニケーション支援システム
    藍圭介, 木村泰知, 棟方渚, 小野哲雄 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2015論文集 533 -537 2015年09月 [査読無し][通常論文]
  • 兼古 哲也, 棟方 渚, 小野 哲雄 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2014論文集 2014 255 -260 2014年09月12日
  • 小野 哲雄, 今吉 晃, 兼古 哲也 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 114 (85) 11 -16 2014年06月16日 
    本稿では,HAIおよびHRIの研究分野において,今後,重要になると考えられる「社会的スキル」について,その定義と応用可能性について述べる.本稿では特に,コミュニケーションと社会的空間の利用に焦点をあて,我々の実装した拡張社会空間システムの設計方針および応用事例を示す.本システムが創り出す「膜」状の相互作用空間は,人とのインタラクションにおけるロボットの文脈適応的な振る舞いを実現し,また人と人のコミュニケーションにおける創造的な情報支援を可能にするなど,人とロボットの共創インタフェースとしての役割を果たすことができる.
  • エバンズ ベンジャミン ルカ, 棟方 渚, 小野 哲雄 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 114 (73) 53 -56 2014年06月06日 
    作曲者は何か意図をもつて作曲する.その前提のもと,我々はリスナーが楽曲に対して抱く印象と,楽曲の作曲者が持つ意図とを比較し,それらの印象について調査してきた.リスナーは一般に作曲者の意図と似た印象を抱くものの,音楽の知識や経験などのリスナーの特性に応じて,異なる思考を持つて楽曲を聴いていると考えられる.そこで本稿では,リスナーの音楽経験が楽曲印象に与える影響に着目し,リスナー特性ごとに,その楽曲印象を作曲者意図と比較した.作曲者とリスナーそれぞれが楽曲を聴いている際の生体信号(皮膚温,皮膚電気抵抗)計測データや,アンケート調査の結果を比べ,考察を行った.
  • 山田 太雅, 棟方 渚, 小野 哲雄 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報 114 (73) 27 -32 2014年06月06日 
    近年,gimpに代表されるようなペイントソフトウェアの開発が盛んに行われている.その一方で,作画技術の向上や,ユーザのモチベーション維持を目的とした支援システムについては,あまり研究が進められていない.そこで,ユーザの模写技術向上を目的とした支援システムに着目した.支援システムを作成するにあたり,必要となる特徴量の抽出方法を2つ提案する.2つの抽出法についてそれぞれ精度実験を行い,アルゴリズムの利点や欠点を見つけることができた.
  • エバンズベンジャミンルカ, 棟方 渚, 小野 哲雄 研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC) 2014 (11) 1 -4 2014年05月30日 
    作曲者は何か意図をもって作曲する.その前提のもと,我々はリスナーが楽曲に対して抱く印象と,楽曲の作曲者が持つ意図とを比較し,それらの印象について調査してきた.リスナーは一般に作曲者の意図と似た印象を抱くものの,音楽の知識や経験などのリスナーの特性に応じて,異なる思考を持って楽曲を聴いていると考えられる.そこで本稿では,リスナーの音楽経験が楽曲印象に与える影響に着目し,リスナー特性ごとに,その楽曲印象を作曲者意図と比較した.作曲者とリスナーそれぞれが楽曲を聴いている際の生体信号(皮膚温,皮膚電気抵抗)計測データや,アンケート調査の結果を比べ,考察を行った.Composers composer with specific intentions in mind. Based on this assumption, we have conducted research, comparing the impressions listeners feel towards music they listen to and the intentions composers have behind those songs. We have seen, in general, listeners have similar impressions to the intentions of composers. However, we believe listeners listen to music in different ways based on their characteristics (e.g. musical experience,) which would result in a difference of impression within listener groups. In this paper, we have focused on the difference of listener impressions caused by difference in musical experience, and have compared those impressions with composer intentions. We discuss different findings we have made from the physiological data (skin conductance response, skin conductance level and fingertip temperature) and survey data obtained from our experiment.
  • 山田太雅, 棟方渚, 小野哲雄 研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC) 2014 (6) 1 -6 2014年05月30日 
    近年,gimp に代表されるようなペイントソフトウェアの開発が盛んに行われている.その一方で,作画技術の向上や,ユーザのモチベーション維持を目的とした支援システムについては,あまり研究が進められていない.そこで,ユーザの模写技術向上を目的とした支援システムに着目した.支援システムを作成するにあたり,必要となる特徴量の抽出方法を 2 つ提案する.2 つの抽出法についてそれぞれ精度実験を行い,アルゴリズムの利点や欠点を見つけることができた.
  • 代蔵 巧, 棟方 渚, 小野 哲雄 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2013論文集 2013 272 -277 2013年09月27日
  • エバンズベンジャミンルカ, 棟方 渚, 小野 哲雄 研究報告音楽情報科学(MUS) 2013 (4) 1 -6 2013年08月24日 
    作曲者は,何か意図を持って作曲する.特に,ある聴衆を想定して曲を制作する場合は,そのリスナー一人一人に何か想いを伝えたかったり,あるいはある情景を連想してもらいたかったりという願いを作曲者は持つ.本研究では,作曲者が抱くこれら 「意図」 と,リスナーが楽曲を聞いて抱く 「印象」 とを調べ,比較する実験を行った.実験では,特定の場面や情景を想定して作曲されたミュージカル音楽いくつかを,2 日にわたって被験者に聴かせ,それぞれに対して抱いた 「印象」 をアンケートやインタビューで調査するとともに,楽曲を聴いている際の生体信号 (脈波,皮膚電気抵抗,皮膚温) も記録した.これらリスナー情報に,作曲者本人のインタビューや,更に音楽の専門家による楽曲の客観的評価も交え,作曲者の意図とリスナーの印象の相違点を調べ,その要因を考察した.Composers compose with certain predetermined intentions. They seek to compose music that will deliver specific thoughts and feelings to listeners, or even try to paint a picture in their mind. In this research, we have conducted experiments to compare those predetermined "intentions" of the composer and the "impressions" perceived by individual listeners. In these experiments, we had participants listen to music from a musical - music written with concrete intentions. Participants listened to the music over two days, answered a questionnaire regarding the impressions they received from the music and also participated in some short interviews. Further, we recorded biological signals (pulse, skin conductance and skin temperature) of the participants while they were listening to the music. Along with this information from the listeners, we also evaluated information from the composer regarding his intentions behind the songs, as well as some objective analyses of the songs given by a number of musicians. Our research compares and contrasts the intentions, the impressions and the objective analyses, and discusses how these interacted with one another.
  • エバンズベンジャミンルカ, 棟方 渚, 小野 哲雄 研究報告音楽情報科学(MUS) 2013 (37) 1 -4 2013年08月24日 
    現代の音楽は多種多様に発展しており,特に自動作曲プログラムなどの進展は顕著である.しかしパターンマッチングや確率モデルに基づいたシステムの動作は,作曲家が楽曲を創作する過程や思考とは大きく異なり,ユーザによる作曲過程の調整が難しい.出力だけでなく,作曲過程にも楽譜データを利用するシステムの方が,従来システムに比べ,音楽の知識を持つユーザにはより使いやすいと考える.これまで我々は,楽譜データに基づく自動作曲システムの実現に向けて,バス課題を実行するシステム "Creating Music for You(CMY)" を実装してきた.本研究では CMY に新たに,バス声部の転回系を作曲規則として実装し,入力の制限を緩和した.また,プログラム実行時に任意の規則の利用・非利用が設定できるようにし,出力する楽曲の可能性を増大できる仕組みも実装した.As modern music is evolving in many ways, the advancement of automated music composing software is particularly noticeable. However, these systems, which generally rely heavily on pattern-matching technology and statistical models, operate using a composition mechanism which is totally different from that of the composer, making the system unrealistic for the user to adjust and control. A system which uses sheet-music-type data not only in the output but also in the composing process itself would offer the musically knowledgeable user an easier programme to work with. In previous research, we created an automated music composing system "Creating Music for You" (CMY), which composes four part harmony from bass-part music the user inputs. In this research, we have implemented the theory of chord inversions (i.e. chords with non-tonic bass notes), and have also enabled the user to choose which rules to use in the composition process. Both of these modifications allow for a wider variety of harmonic options in the output music.
  • 山田 太雅, 棟方 渚, 小野 哲雄 情報科学技術フォーラム講演論文集 12 (3) 327 -328 2013年08月20日
  • 代蔵巧, 棟方渚, 小野哲雄, 児玉敬, 御子柴憲彦, 山下昌哉 電子情報通信学会技術研究報告 113 (185(HCS2013 32-49)) 73 -77 2013年08月16日 [査読無し][通常論文]
  • BENJAMINLUKEEVANS, 東条敏, 棟方渚, 小野哲雄 第75回全国大会講演論文集 2013 (1) 301 -302 2013年03月06日 
    大衆化された音楽は多種多様に発展しており,特に自動作曲プログラムなどの進展は顕著である.しかしパターンマッチングや確率モデルに基づいた蓋然的操作を行うこれらシステムの動作は,作曲家が楽曲を創作する過程や思考とは大きく異なり,出力された音楽に不自然な和音や旋律進行が含まれるなどの問題点が挙げられる.本研究では,与えられたバス譜から,上3声を加えた合唱譜を自動作成するシステムを構築した.開発したシステムは,古典的な西洋音楽の基礎的理論体系を利用して複数の楽曲を作成し,ユーザが設定する嗜好に基づいてそれぞれ評価し,最終的な楽曲を出力する.本論文では開発したシステムの概要やその評価について記述し,和声理論を学習するユーザの学習補助ツールとしての本システムの可能性を検討した.
  • 吉川浩, 棟方渚, 小野哲雄 情報処理学会全国大会講演論文集 75th (1) 1.11-1.12 -12 2013年03月06日 [査読無し][通常論文]
     
    ガウス誤差関数を利用したヒルベルト変換FIRフィルタを提案する.ヒルベルト変換は携帯電話やディジタル無線などのディジタル信号処理部に必須のフィルタである.提案するフィルタは,インパルス応答の収束スピードが時間の2乗の指数という速さでゼロに収束するため打切り誤差が小さく少ないタップ数で高精度なフィルタを実現できる.またフィルタ係数は数式によって計算できるため,Remezアルゴリズムのような反復計算をする必要はなく,反復計算が終わらないなどの問題がない.そしてパラメータによってフィルタ帯域,通過域のリップル,タップ数の間のトレードオフを自由に設定でき,目的に応じたフィルタを柔軟に設計することができる.
  • 児玉渉, 小野哲雄 情報処理学会全国大会講演論文集 75th (4) 4.127-4.128 -129 2013年03月06日 [査読無し][通常論文]
     
    近年、ヒューマンエージェントインタラクション(HAI)に関する研究が盛んに行われており、特にネットワークロボットに関する研究では、3つの異なるタイプ(ビジブル型、バーチャル型、アンコンシャス型)のロボットを用いて、人と高度な対話コミュニケーションの実現を目指している。しかし、個々のHAIの場面において、これらの3つのタイプのロボットが人に与える影響に関しては研究がなされておらず、人から見た場合、統一的なサポートを受けているという印象を持ちえない。そこで、本研究ではAR技術を用いて移動ロボット上にキャラクターエージェントを構築することにより、シチュエーションに応じたインタラクションを検証した。
  • EVANS Benjamin, 東条敏, 棟方渚, 小野哲雄 情報処理学会全国大会講演論文集 75th (2) 2.301-2.302 2013年03月06日 [査読無し][通常論文]
  • 山田 誠二, 小野 哲雄, Seiji Yamada, Tetsuo Ono, 国立情報学研究所:総合研究大学院大学:東京工業大学 人工知能学会誌 = Journal of Japanese Society for Artificial Intelligence 28 (2) 254 -255 2013年03月01日
  • 代蔵巧, 棟方渚, 小野哲雄 情報処理学会シンポジウムシリーズ(CD-ROM) 2013 (1) ROMBUNNO.2EXB-09 2013年02月21日 [査読無し][通常論文]
  • 今吉晃, 棟方渚, 小野哲雄 人工知能学会全国大会論文集(CD-ROM) 27th ROMBUNNO.1J4-OS-22B-5 -4 2013年 [査読無し][通常論文]
  • 巻口誉宗, 吉川浩, 棟方渚, 小野哲雄 情報処理学会シンポジウム論文集 2012 (3 (CD-ROM)) 2012年
  • 今吉 晃, 棟方 渚, 小野 哲雄 情報科学技術フォーラム講演論文集 10 (3) 551 -554 2011年09月07日
  • 代蔵 巧, 棟方 渚, 小野 哲雄, 松原 仁 研究報告 エンタテインメントコンピューティング(EC) 2011 (2) 1 -6 2011年03月19日 
    本研究では,他者の存在を感じながら動画を鑑賞することが出来る動画鑑賞システムの開発と検証を行った.このシステムでは,他者を模したアバタを,動画とともに表示することで,アバタを通して他者を感じることが出来る.アバタの振る舞いには,過去にその動画を鑑賞したことのある,他のユーザの興奮が反映される.ユーザの興奮は,手掌の皮膚コンダクタンス反応によって評価した.ユーザの趣向と興奮度の関係を調べるための実験を通して,本システムの開発を行った.このシステムにより,これまでの動画サイトでは感じられにくい他者の存在とともに動画を鑑賞することで,新たな動画体験を提案する.In this study, We developed and experiment on video watching system that use presence of others. This system feels others by avatar in displaying avatar as others on the video. The excitement of other users who have appreciated the video in the past is reflected in the behavior of avatar. The user's excitement was evaluated by the skin conductance response of the palm. We propose a new video experience.
  • 巻口誉宗, 吉川浩, 棟方渚, 小野哲雄 日本バーチャルリアリティ学会大会論文集(CD-ROM) 16th 2011年
  • 巻口誉宗, 吉川浩, 棟方渚, 小野哲雄 情報処理北海道シンポジウム講演論文集 2011 2011年
  • 兼古 哲也, 棟方 渚, 小野 哲雄 人工知能学会全国大会論文集 25 1 -4 2011年
  • 鈴木 祥太, 小野 哲雄, 山本 敏雄 全国大会講演論文集 72 179 -180 2010年03月08日
  • 藤本 義治, 小野 哲雄 全国大会講演論文集 72 437 -438 2010年03月08日
  • 小野 哲雄, 園山 隆輔, 村川 賀彦, 山田 誠二, 角所 考, 今井 倫太, 竹内 勇剛 人工知能学会誌 24 (6) 876 -884 2009年11月01日 [査読無し][通常論文]
  • 岩附 千晴, 小野 哲雄 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2009 "1P1 -D21(1)"-"1P1-D21(4)" 2009年05月25日 [査読無し][通常論文]
     
    This paper investigates reliability of information communicating between humans and robots for constructing a robot system spreading a rumor. In recent years, development of robots is active and accordingly the chance to meet the robots increases in the public space. However, it is expected that there is the difference between the reliability of information from humans and robots. We carried out experiments to investigate this problem. As a result, the reliability of information from robots is higher than that from humans. The results of the experiments give a helpful suggestion to design a social robot.
  • 小野 哲雄 情報処理学会研究報告. ICS, [知能と複雑系] 2009 (34) 13 -16 2009年03月13日 [査読無し][通常論文]
     
    本発表では,近年のHAI(Human-Agent Interaction)に関する研究成果にもとづき,環境知能の実現可能性について議論を行う.環境知能に関する研究では,人間と環境との相互作用に知能の本質があると考え,人工知能(情報処理)技術を用いて環境を知的化することを目指している.本発表では,エージェントやロボットに関連する人工知能技術に加え,人間の多様な認知的要素を取り入れた相互作用の観点から環境知能について考察する.
  • 代蔵 巧, 小野 哲雄 全国大会講演論文集 71 231 -232 2009年03月10日
  • 村山 幹朗, 小野 哲雄 全国大会講演論文集 71 (4) "4 -107"-"4-108" 2009年03月10日 [査読無し][通常論文]
  • 駒込大輔, 三島木一磨, 代蔵巧, 小野哲雄, 戸田真志 情報処理学会シンポジウム論文集 2009 (4) 73 -74 2009年02月26日 [査読無し][通常論文]
  • 栗原 聡, 秋山 英三, 伊藤 孝行, 今井 倫太, 岩崎 敦, 大須賀 昭彦, 小野 哲雄, 北村 泰彦, 松原 繁夫, 峯 恒憲, 森山 甲一 コンピュータソフトウェア 25 (4) 1 -2 2008年10月28日 [査読無し][通常論文]
  • 水野 亮, 伊藤 精英, 秋田 純一, 小野 哲雄, 小松 孝徳, 岡本 誠 デザイン学研究. 研究発表大会概要集 (55) 120 -121 2008年06月20日 [査読無し][通常論文]
     
    In this article, we attempted to test whether the shape could be perceived using an environment perception device with movements similar to sensory organs. In the experiment, the active sensing device known as CyARM was adopted. CyARM measures and transmits the distance between a user and an object to the user's haptic sense. Results of the experiment clarified that sharp-edged shapes are able to be specified, but round-edged shapes are more difficult to specify. Object shapes are classified by sharpness of the shape and by the ratio of height and width. This result is suggest similarity between perceived and actual shapes.
  • 高橋 和之, 小野 哲雄 全国大会講演論文集 70 163 -164 2008年03月13日
  • 駒込 大輔, 小野 哲雄 全国大会講演論文集 70 (2) "2 -473"-"2-474" 2008年03月13日 [査読無し][通常論文]
  • 村山 幹朗, 小野 哲雄 全国大会講演論文集 70 (4) "4 -83"-"4-84" 2008年03月13日 [査読無し][通常論文]
  • 板垣 祐作, 小野 哲雄 全国大会講演論文集 70 (4) "4 -291"-"4-292" 2008年03月13日 [査読無し][通常論文]
  • 鈴木 道雄, 小野 哲雄 全国大会講演論文集 70 (4) "4 -293"-"4-294" 2008年03月13日 [査読無し][通常論文]
  • 小野 哲雄, 坂本 大介, 小川 浩平, 駒込 大輔 情報処理学会研究報告知能と複雑系(ICS) 2008 (5) 1 -7 2008年01月22日 [査読無し][通常論文]
     
    本稿の目的は,人間とシステムが関係を構築する際の要因を明らかにし,この関係に基づくインタラクションの設計論を考察することである.具体的にはまず,我々がこれまで行ってきた,人間とシステムとの間に関係を構築するための設計手法に関する研究を紹介する.それらは,エージェントが環境内にあるさまざまなメディアを移動しながら人間と関係を構築する手法(ITACOシステム),ロボットと人間が同調的な身体動作をとおして関係を構築する手法(共創対話),三者間の社会的なダイナミクスにより関係が構築される研究(ロボットの社会性),および,人間がロボットの身体動作を模倣することによって関係が連続的に他者へ伝播していくというRobotMemeに関する研究である.これらの研究事例を概観することにより,人間とシステムが関係を構築する際に重要となるいくつかの要因が明らかとなる.さらに,システムと関係を構築することが人間の認知システムに影響を与えていることが明らかとなる.この2点から,関係に基づくインタラクションの設計論について考察する.In this paper, we discuss a methodology of interaction design investigating factors regarding relation between humans and artifacts. Concretely, we introduce the results of our researches, i.e., ITACO system using an agent migration mechanism, Embodied Communication emerging from cooperative gesture, Sociality of Robots based on the balance theory, and RobotMeme applied mutual adaptation between human and robot. We will bring the problems of interaction design through this survey of our researches into relief.
  • 小川 浩平, 小野 哲雄 情報処理学会研究報告. ICS, [知能と複雑系] 2008 (5) 9 -16 2008年01月22日 [査読無し][通常論文]
     
    本論文において我々は,インタラクティブシステムの間を移動可能なエージェントを用いたITACOシステムを提案する. ITACOシステムとは,エージェントがインタラクティブシステムの間を移動することにより,人間とインタラクティブシステムとの間に,感情をともなった関係を築くことが可能なシステムである.我々は, 2つの実験を通じてITACOシステムが人間とロボットやテーブルランプなどのインタラクティブシステムとの間に感情をともなった関係を築くことができるかどうかを検証した.実験の結果より,感情をともなった関係が築かれることによって人間の認知能力や行動に対して一定の影響を与えることがわかった.
  • 水野亮, 伊藤精英, 小野哲雄, 秋田純一, 小松孝徳, 岡本誠 ヒューマンインタフェースシンポジウム論文集(CD-ROM) 2008 2008年
  • 板垣 祐作, 小川 浩平, 小野 哲雄 人工知能学会全国大会論文集 8 (0) 68 -68 2008年 [査読無し][通常論文]
     
    本研究の目的は我々が提案しているITACOシステムを用いて、見た目を変化させるエージェントを人間がどのように認知するかに関して検証することである。特に本稿では、エージェントの姿が見えない場合、人間との対話にどのような影響があるかを検証した。
  • 板垣 祐作, 小川 浩平, 小野 哲雄 人工知能学会全国大会論文集 22 1 -4 2008年 [査読無し][通常論文]
  • 坂本 大介, 神田 崇行, 小野 哲雄, 石黒 浩, 萩田 紀博 情報処理学会論文誌 48 (12) 3729 -3738 2007年12月15日 [査読有り][通常論文]
     
    本研究では人間の存在感を伝達するために遠隔操作型アンドロイド・ロボットシステムを開発した.本システムでは非常に人に近い外見を持つアンドロイド・ロボットであるGeminoid HI-1を使用する.本システムを使用した実,験の結果Geminoid HI-1を通して伝わる人間の存在感はビデオ会議システムを使用した場合の人間の存在感を上回ったことが確認された.さらに,被験者はビデオ会議システムと同程度に本システムにおいて人間らしく自然な会話ができたことが確認された.本稿ではこれらのシステムと実験について述べたあと,遠隔操作型アンドロイド・ロボットシステムによる遠隔存在感の実現についての議論を行う.
  • 小野 哲雄 情報処理 48 (12) 1432 -1433 2007年12月15日 [査読無し][通常論文]
  • 長嶋 祐二, 竹内 勇剛, 木村 朝子, 岡本 明, 西山 敏樹, 椎尾 一郎, 深谷 美登里, 田中 久弥, 堀内 靖雄, 岸野 文郎, 井野 秀一, 田内 雅規, 前田 義信, 亀井 且有, 小林 真, 角 康之, 高橋 宏, 仲谷 善雄, 水口 充, 岡田 英彦, 北村 喜文, 中川 正樹, 三浦 元喜, 塩瀬 隆之, 岡田 美智男, 猪木 誠二, 渋谷 雄, 福住 伸一, 森本 一成, 黒田 知宏, 和田 親宗, 堀 雅洋, 辻野 嘉宏, 石橋 明, 亀山 研一, 葛岡 英明, 三宅 美博, 大倉 典子, 清川 清, 竹内 勇剛, 安田 晴剛, 三輪 敬之, 山下 淳, 市川 熹, 西本 一志, 小谷 賢太郎, 大須賀 美恵子, 萩原 啓, 上杉 繁, 小野 哲雄, 渡辺 富夫, 才脇 直樹, 阪田 真己子, 関根 千佳, 榊原 直樹, 古田 一雄, 村田 和義 ヒューマンインタフェース学会誌 = Journal of Human Interface Society : human interface 9 (4) 328 -345 2007年11月25日 [査読無し][通常論文]
  • 駒込 大輔, 小野 哲雄 デザイン学研究. 研究発表大会概要集 (54) 338 -339 2007年06月20日 [査読無し][通常論文]
     
    In this paper, we consider interaction design of robots which improves imitation and creativity towards humans. Robots are useful media to support that humans create something, because robots have physical bodies, netwerks and archiving memories. But it is too difficult for robots to giving informations suited for context activly. Consequently, we focus on imitating ability which humans have. Imitation is not a mere copy, creating new values by putting great ideas in past together. Therefore, we regard robots as social media and we performed pilot experiments which inspect whether humans imitate robots' original behaviors. As the result, we showed that humans have an ability to imitate not-living robots unconsciously.
  • 鈴木 道雄, 駒込 大輔, 小野 哲雄, 山田 誠二 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2007 "2A2 -F02(1)"-"2A2-F02(4)" 2007年05月11日 [査読無し][通常論文]
     
    In this paper, we propose a concept of RobotMeme and describe a robot system based on our concept. A robot which lives together with humans is considered to acquire human physical movements in daily life. Moreover, the robot also communicates with humans and other robots using the acquired physical movements. These movements will be gradually spread in human society. In our study, we call this spread element a "cultural meme." We implemented the robot system transmitting the cultural meme and did experiments using the robot system for investigating the validity of our concept. We briefly report the results of the experiments.
  • 石塚 樹, 小野 哲雄 電子情報通信学会技術研究報告. AI, 人工知能と知識処理 106 (585) 23 -29 2007年03月14日 
    昨今,情報処理技術の発達にともない,パーソナルコンピュータや携帯電話端末をはじめとした,高度な情報処理を実行することのできる機器が社会に広く普及し,人と機器との間に,従来の「使う」に加えて「対話する」という新たな関係が生まれはじめている.本研究では,集団における人の振る舞いを取り扱う領域において共通して重要な概念であるミクロマクロループと,そのループ構造を持つ例である拍手という行為に注目する.また,実際の人との間に同ループ構造を形成するように拍手を協創するシステムを実装し,それを用いた実験から,人と社会的相互行為を図るシステムにとって同ループ構造が重要であることを示す.
  • 石塚樹, 小野 哲雄 情報処理学会研究報告知能と複雑系(ICS) 2007 (26) 23 -29 2007年03月14日 
    昨今,情報処理技術の発達にともない,パーソナルコンピュータや携帯電話端末をはじめとした,高度な情報処理を実行することのできる機器が社会に広く普及し,人と機器との間に,従来の「使う」に加えて「対話する」という新たな関係が生まれはじめている.本研究では,集団における人の振る舞いを取り扱う領域において共通して重要な概念であるミクロマクロループと,そのループ構造を持つ例である拍手という行為に注目する.また,実際の人との間に同ループ構造を形成するように拍手を協創するシステムを実装し,それを用いた実験から,人と社会的相互行為を図るシステムにとって同ループ構造が重要であることを示す.Recently, the equipment that can execute advanced information processing including the personal computer and the cellular phone widely spreads to the society as information processing technology develops, and a new relation "Dialogue" in addition to "Use" arises between the person and the equipment. In this research, we focus on the concept "micro-macro loop" that is important to discuss about group interaction and the act of applause that is the example with micro-macro loop. We implement the system that collaborate applause with actual human as building micro-macro loop structure, and sustain that this structure is important for the system aims social interaction with human.
  • 坂本 大介, 神田 崇行, 小野 哲雄, 石黒 浩, 萩田 紀博 情報処理学会研究報告. ICS, [知能と複雑系] 2006 (131) 37 -42 2006年12月13日 [査読無し][通常論文]
     
    本研究では遠隔地に存在するロボットを操作する際に必要となるカメラからの情報を適切に処理し,ロボットのオペレータに提示するシステムの開発を行った.本システムは6台のカメラからの情報をコミュニケーションのコンテキストに応じて適切に処理し提示するインタフェースにより,オペレータの操作を支援する.本稿ではこのシステムを用いて公共の場所で実際にロボットを遠隔操作した様子を報告する.
  • 駒込 大輔, 鈴木 道雄, 小野 哲雄, 山田 誠二 情報処理学会研究報告. ICS, [知能と複雑系] 2006 (131) 7 -12 2006年12月13日 [査読無し][通常論文]
     
    本研究では,人とロボットのインタラクションの設計論に,文化の伝達を担う遺伝子としてのミームの概念を適用する.この設計論により,人とロボットが相互適応しながら,人間社会に共有されている文化的身体動作をロボットが獲得し,他の人やロボットに伝播することが可能となる.さらに,人との関わりの中から,ロボットが新たな文化的身体動作を創出するというロボット・ミームの構想を提案する.本稿では,ロボット・ミーム構想を実現するための初期実験として,人がロボット独特のコミュニケーション方法を模倣することを検証した.
  • 坂本 大介, 神田 崇行, 小野 哲雄, 石黒 浩, 萩田 紀博 電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎 106 (412) 37 -42 2006年12月06日 [査読無し][通常論文]
     
    本研究では遠隔地に存在するロボットを操作する際に必要となるカメラからの情報を適切に処理し,ロボットのオペレータに提示するシステムの開発を行った.本システムは6台のカメラからの情報をコミュニケーションのコンテキストに応じて適切に処理し提示するインタフェースにより,オペレータの操作を支援する.本稿ではこのシステムを用いて公共の場所で実際にロボットを遠隔操作した様子を報告する.
  • 駒込 大輔, 鈴木 道雄, 小野 哲雄, 山田 誠二 電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎 106 (412) 7 -12 2006年12月06日 [査読無し][通常論文]
     
    本研究では,人とロボットのインタラクションの設計論に,文化の伝達を担う遺伝子としてのミームの概念を適用する.この設計論により,人とロボットが相互適応しながら,人間社会に共有されている文化的身体動作をロボットが獲得し,他の人やロボットに伝播することが可能となる.さらに,人との関わりの中から,ロボットが新たな文化的身体動作を創出するというロボット・ミームの構想を提案する.本稿では,ロボット・ミーム構想を実現するための初期実験として,人がロボット独特のコミュニケーション方法を模倣することを検証した.
  • 鈴木 有吾, 岡本 誠, 伊藤 精英, 秋田 純一, 小松 孝徳, 小野 哲雄 電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 106 (285) 23 -26 2006年10月05日 [査読無し][通常論文]
     
    視覚障害者が空間を把握するための感覚代行器として、岡本らによりCyARMが開発された。これはユーザと対象物との距離をワイヤの長さ(腕の屈伸)によって知覚するという直感的なインタフェースを持つ環境認識装置である。CyARMを日常生活で使用する場合、対象物までの距離が正確にわからなくては利用者が危険を回避することができない。そのためCyARMによって伝達される「距離感」は人間の感覚特性を考慮して設計することが重要である。そこで本研究ではCyARMが人間に与える距離感がどのような特徴を示すのかを距離感実験によって明らかにし、改善への指標を得た。
  • 小川 浩平, 中田 瑞希, 小野 哲雄 人工知能学会全国大会論文集 6 (0) 272 -272 2006年 [査読無し][通常論文]
     
    2者対話における身体動作に含まれる両者の関係性を考慮した,新しいインタラクティブシステムのデザイン手法を提案する.本稿では,そのための基礎実験を実施し,その妥当性を検証した.
  • 小川 浩平, 中田 瑞樹, 小野 哲雄 人工知能学会全国大会論文集 20 1 -4 2006年 [査読無し][通常論文]
  • 今井 倫太, 小野 哲雄 計測と制御 = Journal of the Society of Instrument and Control Engineers 44 (12) 846 -852 2005年12月10日 [査読無し][通常論文]
  • 坂本 大介, 小野 哲雄 情報処理学会研究報告知能と複雑系(ICS) 2005 (109) 15 -20 2005年11月08日 
    ロボット技術の発展に伴い,今後実際に社会に出て人と共に暮らすことのできるロボットが登場することが予想される.ロボットが実際に人とともに社会生活を行うためにはいまだ様々な問題が残されている.特に,ロボットが既存の人間関係や社会関係にどのような影響を与えるのかという問題に関する研究は多く行われていない.本稿では社会的なロボットが人間関係,社会関係にどのような影響を与えるかを扱う学問であるロボット社会心理学を提案し,この有効性を確かめるための実験を行った.これによりロボットが実際に人間関係に良い影響も悪い影響も与える可能性があることを確認した.つまり,ロボットは人間関係を壊すことが可能性であり,同時に人間と共に良い関係を築くことも可能であることを確認した.これについて報告する.With the developments in Robotics, Robots that live with us will appear on the daily life in near future. However, there are many problems on social robots. In particular, the effects of robots behaviors influence the human relations and societies have not clarified. In this paper, we conducted an experiment to verify the effect of robots behaviors influence the human relations using the 'Balance theory'. The result shows that a robot can affect a good or bad influence on the human relations. A Human's impression of another human, had undergone a change by a robot. In other words, robots can construct or collapse the human relations.
  • 佐藤 崇正, 坂本 大介, 内本 友洋, 北野 勇, 岡田 孟, 本間 正人, 小松 孝徳, 鈴木 昭二, 鈴木 恵二, 小野 哲雄, 松原 仁, 畑 雅之, 乾 英男 2005年09月 [査読無し][通常論文]
     
    第23回日本ロボット学会学術講演会CD-ROM 1I24
  • 秋田 純一, 伊藤精英, 小野 哲雄, 岡本 誠 情報処理学会論文誌 46 (7) 1693 -1700 2005年07月15日 
    本稿では,我々の身体が持つ感覚を拡張するというユーザインタフェースコンセプトとその1つの実装について述べる.我々は,視覚や触覚などの感覚を通して外界から様々な情報を受け取る.そこで我々が外界を認識する能力を拡張,または身体障害者の感覚代行機器として,既存の感覚機能を拡張するという発想が考えられる.このような発想に基づき,本稿では,我々の腕が外界認識において果たす「探る」という行為に着目し,この機能を利用した,CyARMと名づけた空間認識装置についてその実装方法とともに述べる.CyARMは超音波距離センサとユーザの腰に装着し,長さが計測された距離に基づいて制御されるワイヤとから成る.CyARMを向けた方向に障害物が存在しない場合は,ワイヤは固定されずにユーザは腕を伸ばすころができるが,障害物が存在する場合は距離に応じてワイヤの長さが収縮および固定され,ユーザは腕を伸ばすことができずに,あたかも障害物に触れているような感覚を生む.CyARMを使ったいくつかの評価実験を行った結果,空間認識における有用性を確認できた.その結果に基づくCyARMの改善点についても述べる.This paper describes a new concept of user interface as extending our senses, and one implementation of this concept. We receive various signals from outside environment through our sense devices, such as vision, tactile, and so on. It is natual to use a device to assist such senses for extending our senses for environment recognition, and this implies a possibility for assistant devices for diabled persons. In this paper, we focus on the function of our arm's action for environment recognition by grouping objects, and describe the concept of the environment recognition device named CyARM, as well as its implementation and its evaluations. The CyARM has ultrasonic distance sensor and a wire connected to the user's body, which is controlled by motor according to the measured distance. The user can extend the wire by stretching the arm when no object can be found at the aiming direction. If some objects are found at the aiming direction, the wire are retracted and fixed at the certain position in order to keep the user's arm flexed; the user will feel like touching something. The result of evaluation experiments shows the effectiveness of CyARM for environment recognition, and we also describe its improvements.
  • 小野 哲雄 知能と情報 : 日本知能情報ファジィ学会誌 : journal of Japan Society for Fuzzy Theory and Intelligent Informatics 17 (2) 150 -155 2005年04月15日 [査読無し][通常論文]
  • 坂本大介, 長田純一, ぜんじろう, 宮内見, 佐藤崇正, 内本友洋, 北野勇, 岡田孟, 本間正人, 小松孝徳, 鈴木昭二, 鈴木恵二, 小野哲雄, 松原仁, 畑雅之, 乾英男 情報処理学会シンポジウム論文集 2005 (10) 2005年
  • 鈴木昭二, 鈴木恵二, 松原仁, 小野哲雄, 小松孝徳, 内本友洋, 岡田孟, 北野勇, 坂本大介, 佐藤崇正, 本間正人, 畑雅之, 乾英男 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会講演論文集(CD-ROM) 2005 2005年
  • 小川 浩平, 小野 哲雄 人工知能学会全国大会論文集 19 1 -4 2005年 [査読無し][通常論文]
  • 鈴木 昭二, 佐藤 崇正, 本間 正人, 畑 雅之, 乾 英男, 鈴木 恵二, 松原 仁, 小野 哲雄, 小松 孝徳, 内本 友洋, 岡田 孟, 北野 勇, 坂本 大介 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2005 (0) 8 -8 2005年 [査読無し][通常論文]
  • 小野 哲雄, 福田 将史 年次大会講演論文集 : JSME annual meeting 2004 (5) 297 -298 2004年09月04日 [査読無し][通常論文]
     
    In this paper we propose a tourism information system using a personal agent with user's interests. Our system consists of a tourism information server and the agent connected to the server who has user's interests. The server has stored tourism information, e.g. tourist routes, tourist attractions/hotel information etc., and vectors of user's interests which s/he has registered beforehand. The agent tries to support the user consistently as occasion may require using the information from the server. Furthermore, the agent can migrate among some media for adapting user's situation.
  • 岡本 誠, 秋田 純一, 伊藤 精英, 小野 哲雄 年次大会講演論文集 : JSME annual meeting 2004 (5) 299 -300 2004年09月04日 [査読無し][通常論文]
     
    The purpose of this research is to develop an interactive device for environment recognition, which uses senses other than vision. At present there is no interactive device with which a person who is visually handicapped can gain an intuitive impression of the external world. Our device, which we have named CyARM, has a mechanism that controls the motion of a visually impaired person's arm according to information about distance gathered by an ultrasonic sensor. The user can identify not only the existence of an object, but also its form.
  • 神田 崇行, 今井 倫太, 小野 哲雄, 石黒 浩 情報処理学会論文誌 44 (11) 2699 -2709 2003年11月15日 
    将来,日常生活の中で人間と関わりながら活動する人間型ロボットが現実のものとなりつつある.このようなロボットは,擬人的な身体を活用することで非言語情報をともなったコミュニケーションを行い,人間と自然で円滑な対話をすることが可能になると考えられる.このような身体をともなったコミュニケーションを実現するため,我々は音声やゼスチャを用いて人間と自律的に対話する人型対話ロボットを開発してきた.さらに,このようなコミュニケーションロボットにとって重要な身体動作を見いだすため,ロボットと人間との相互作用の際の身体動作を時間的・空間的に高い分解能で数値的に取得し,主観的な評価と比較することを試みた.実験の結果,得られた身体動作の数値解析結果から,視線や身体動作の協調の重要性が見いだされた.また,この身体動作と主観的評価の関係を用いて人間の瞬間的な評価を推定することで,ロボットの行動開発などに利用することが可能になる.This paper reports an importance of cooperative behaviors in human-robot interaction,which found through precisely measuring of body movements during human-robot interactions.We believe that a humanoid robot is becoming to participate in our daily life.Since such a humanoid body provides an abundance of non-verbal information,it enables us to smoothly communicate with a humanoid robot.Toward this effect,we have developed a humanoid robot that autonomously interacts with humans by speaking and making gestures.This robot is used as a testbed for studying embodied communication.We intend to identify the essential communicative behaviors.Our strategy is to analyze the human-robot interaction in terms of numerical body movements.A motion capture system allows us to precisely measure the body movements.We have performed experiments to compare the body movements with impressions of the robot;as the result,the experiments have revealed the importance of cooperative behaviors.
  • 松原 仁, 小野 哲雄 電子情報通信学会総合大会講演論文集 2003 "SS -51"-"SS-52" 2003年03月03日
  • M Imai, T Ono, R Nakatsu, Y Anzai ELECTRONICS AND COMMUNICATIONS IN JAPAN PART III-FUNDAMENTAL ELECTRONIC SCIENCE 86 (2) 13 -23 2003年 [査読無し][通常論文]
     
    In conversations between two people, the listener understands the content spoken by the speaker even if the speech is hard to hear by relying on the intent of the speaker and the surroundings. In this paper, we explain the condition where the human starts to refer to the robot's intent and real-world information in order to bring human-robot communication closer to communication between humans. Specifically, we propose a communication model, a cooperative communication model, that focuses on the human-robot relationship. We also conduct behavioral experiments using an actual robot to prove the validity of this model. In the experiment, we built a relationship with a human in a robot by using a computer graphics (CG) agent and examined the effect of the human-robot relationship on the communication. We found from the experimental results that an interface that builds a relationship between a human and a robot is required in order for the intent and state of the robot to be referenced by the human. (C) 2002 Wiley Periodicals, Inc.
  • 小野 哲雄, 今井 倫太, 神田 崇之 人工知能基礎論研究会 49 29 -34 2002年09月05日 [査読無し][通常論文]
  • KANDA Takayuki, ISHIGURO Hiroshi, ONO Tetsuo, IMAI Michita, MAEDA Takeshi, NAKATSU Ryohei IEICE transactions on information and systems 85 (4) 793 -793 2002年04月01日
  • IMAI Michita, ONO Tetsuo, NAKATSU Ryouhei, ANZAI Yuichiro IEICE transactions on fundamentals of electronics, communications and computer sciences 85 (3) 731 -731 2002年03月01日 
    This paper proposes a person's communication model named Cooperative Communication Model to develop a robot's utterance generation mechanism. In a conversation between people, even though speaking voice is not clear for a hearer, he/she can obtain information form the utterance, reffering to the context of the conversation or situations around him/her. Cooperative Communication Model argues that such a person's faculty of speech understanding is based on the relationship between a speaker and a hearer. This paper has also developed a robot system depending on Cooperative Communication Model to conduct a psychological experiment on the model. The robot system employed a personal CG agent to develop a relationship between a person and a robot to investigate the effect of the developed relationship on the communication between them. The experimental results indicated the validity of Cooperative Communication Model and the significance of a human-robot interface that develops a relationship between the person and the robot to make the person notice robot's intention or situations around it.
  • 今井 倫太, 小野 哲雄, 石黒 浩, 中津 良平, 安西 祐一郎 情報処理学会論文誌 42 (11) 2618 -2629 2001年11月15日 
    本稿では,ロボットの自発的発話生成における注意の表出機構を提案する.実世界の情報に関して述べた発話を人間に正しく理解させるためには,ロボットと同じ実世界の情報に人間の注意を向ける必要がある.本稿で提案する注意の表出機構では,ロボットが注目する情報源にロボットの首を向けることによって物理的対象への注意を表出し,ロボットと人間との共同注意を達成する.また,人間の方へ首を向けアイコンタクトも行い,より確実に人間の注意を情報源へと向ける.本稿では,注意の表出機構を利用して発話生成機構Linta-IIIを実装した.Linta-IIIは,注意の表出の度合いに応じて発話文の表現を変え,実世界の情報への文の依存度を調整する.また,本稿では,行動実験を行い,人間の発話理解における注意の表出機構の有効性を示した.This paper proposes an attention expression mechanism for a robot togenerate a situated utterance spontaneously. The crucial factor tomake it easier for the person to interpret the situated utterance isto develop joint attention between the person and the robot. Todevelop joint attention with the person, the attention expressionmechanism draws person's attention to the same real world informationwhere the robot pays attention by turning its head towards the targetof the attention and carrying out eye-contact with the person. Inaddition, an utterance generation mechanism Linta-III was developedwith the attention expression mechanism. Linta-III adapts anutterance text in response to developing joint attention. Also, thispaper conducted an experiment to confirm the effect of the attentionexpression mechanism on developing joint attention.
  • 石田 亨, 中西 英之, 長尾 確, 小野 哲雄 電子情報通信学会技術研究報告. AI, 人工知能と知識処理 101 (420) 63 -65 2001年11月09日 [査読無し][通常論文]
     
    エージェント研究の流れは, コンピュータインタフェースの一形態として人間のコンピュータ利用を支援する「個人的エージェント」から, 社会的役割を持ち, 人と人のインタラクションに介在する「社会的エージェント」へと向かっているように思われる.本パネルでは, ソフトウェアエージェントからロボットに至るまでの, 我が国で最新の研究を紹介し, 「社会的エージェント」という新しい研究分野に定義を与え, その可能性を議論する.
  • 小野 哲雄, 今井 倫太, 神田 崇行, 石黒 浩 情報処理学会研究報告. ICS, [知能と複雑系] 2001 (97) 1 -6 2001年10月12日 [査読無し][通常論文]
     
    本稿では, コミュニケーションにおける身体表現に注目し, 共創対話のモデルを提案する.共創対話とは, 従来の情報技術では十分に扱えなかった, 身体の同調的動作による対話者間の関係の構築, および, この関係に基づく情報伝達のメカニズムを説明するためのモデルである.本稿では, このモデルの妥当性を検証するため, 人とロボットのインタラクションに関する実験を行う.具体的には, 順路案内の場面における人とロボットの身体表現と情報伝達との関連に注目する.実験の結果, 人とロボットのインタラクションでは, 人がロボットの身体の向きや, 腕, 首の動きに引き込まれるように同調的な動作をしたとき, 円滑な情報伝達が行われることが明らかとなった.
  • 小野 哲雄, 今井 倫太, 石黒 浩, 中津 良平 情報処理学会論文誌 42 (6) 1348 -1358 2001年06月15日 
    本稿では,コミュニケーションにおける身体表現に注目し,「共創」対話という枠組みを提案する.共創対話とは,従来の情報技術では十分に扱えなかった,身体の同調的動作による対話者間の関係の構築,および,この関係に基づく情報伝達のメカニズムを理解するための枠組みである.本稿では,この枠組みの妥当性を検証するため,人と人および人とロボットのインタラクションに関する実験を行う.具体的には,順路案内の場面における人と人,および,人とロボットの身体表現と情報伝達との関連に注目する.実験の結果,人と人のインタラクションでは,身体の同調的な動作により円滑な情報伝達が行われていることが明らかとなった.また,人とロボットのインタラクションでは,人がロボットの身体の向きや,腕,首の動きに引き込まれるように同調的な動作をしたとき,円滑な情報伝達が行われることが明らかとなった.本研究の結果は,次世代インタラクションの実現には人の身体に根差した情報技術の開発が必要であることを示している.In this paper we propose a framework of embodied communication focusing on physical expression.This framework aims at clarifying the mechanism of communication based on the relationship which emerges by the entrainment resulted from mutual physical actions.Psychological experiments were carried out to explore the validity of our proposed framework.Concretely speaking,the experiments focused on a correlation between physical expression and utterance understanding in human-human and human-robot interactions.The results of the experiments showed that subjects communicated with humans smoothly using entrained actions each other,whereas subjects could communicate with a robot smoothly only when the robot practiced sufficient physical expression entrained subjects' actions.The results, moreover,suggest that an investigation of embodiment is indispensable for developing the interactive technologies in the next generation.
  • 小野 哲雄, 今井 倫太, 石黒 浩 情報処理学会研究報告. ICS, [知能と複雑系] 2000 (96) 7 -12 2000年10月13日 [査読無し][通常論文]
     
    本稿では, 人とロボットの間のコミュニケーションをとおして, 「心を読む」という相互行為のメカニズムの解明とモデル化を目指す.本研究では特に, コミュニケーションを行う主体の「身体的実在」と, 主体間に構築される「関係」に注目する.この観点から, 関係性に基づくコミュニケーションのモデルを提案し, このにモデルに基づくロボットシステムを実装する.具体的には, 提案したモデルに基づくヒューマンロボットインタフェースシステムを実装し, 「心を読む」という相互行為と人の発話理解の関係について心理実験により調べる.実験結果は, 提案したモデルの重要性を示すものであった.さらに本稿では, インタラクションを行っている複数の人々の間の「関係」を読み, そのインタラクションに参加する, 現在構築中のロボットシステムについても述べる.
  • 今井 倫太, 小野 哲雄, 石黒 浩, 安西 祐一郎 人工知能学会全国大会論文集 = Proceedings of the Annual Conference of JSAI 14 506 -507 2000年07月03日 [査読無し][通常論文]
  • 小野 哲雄, 今井 倫太 日本認知科学会大会発表論文集 = Annual meeting of the Japanese Cognitive Science Society 17 24 -25 2000年06月30日 [査読無し][通常論文]
  • 小野 哲雄, 今井 倫太, 江谷 為之, 中津 良平 情報処理学会論文誌 41 (1) 158 -166 2000年01月15日 
    本稿では,人とロボットの間に円滑なインタラクションを成立させるためのインタフェースモデルを提案する.本モデルでは,ユーザはまず携帯端末上の擬人化エージェントとインタラクトすることにより,エージェントに対して信頼感や親近感を持つようになる.その後,必要に応じて,エージェントはロボットへ移動(migration)するが,ユーザとエージェントの関係はそのまま継承されるため,ユーザはロボットに対して信頼感や親近感を持ち,さらにこの関係を維持するため,ロボットに対して追従行動をとると予測できる.本研究では,提案したモデルをロボットシステムとして実装し,そのシステムを用いた心理実験により評価を行った.その結果,上記の予測を検証することができた.本稿ではさらに,本研究における問題点について議論し,本システムの応用例としてのガイドロボットシステムについて述べる.We propose a robot interface model with a lifelike agent in order toconstruct a relationship between humans and robots, and show theresults of psychological experiments using the proposed model. In ourmodel, the agent can migrate from a user's mobile PC to a robot whenthe agent has to work in the physical world. As a result of themigration, the robot can inherit the context from the interactions between a user and an agent so that a relationship between a user anda robot is formed. We conducted experiments for the inspection of ourprospects mentioned above. The focus of our experiments was toexplore the validity of the hypotheses as follows; 1) subjects come tobe familiar with the robots to which the agent migrated from the PC,and 2) subjects unconsciously follow the robots because of theentrainment of the relationship. The results of the experimentssupported our hypotheses statistically.
  • 小野 哲雄, 今井 倫太, 江谷 為之 人工知能学会全国大会論文集 = Proceedings of the Annual Conference of JSAI 13 46 -49 1999年06月15日 [査読無し][通常論文]
  • 小野 哲雄, 今井 倫太, 江谷 為之 情報処理学会研究報告. ICS, [知能と複雑系] 98 (90) 43 -49 1998年10月02日 [査読無し][通常論文]
     
    本稿では、人間とロボットの間に円滑なコミュニケーションを成立させるための方法について述べる。まず、擬人化エージェントを用いたロボットインタフェースを提案する。ユーザは、このエージェントと携帯端末上でインタラクトすることにより関係性を構築する。その後、必要に応じて、エージェントはロボットへ移動するが、この関係性は継承されるため、ユーザはロボットの指示にしたがってナビゲートされるようになる。ロボットに移動したエージェントは、ユーザの情報と要求モデルをすでにもつため、同様の内部状態をもつロボットを出会うと、惹き込み合いコミュニケーションを始める。これらのロボットにナビゲートされてきたユーザ同士もコミュニケーションを始めるため、マッチメイキングが促進される。さらに本稿では、今後の研究として、人間とロボットの役割行動などの、ロボットの社会性について考察する。
  • 今井 倫太, 江谷 為之, 小野 哲雄 Human interface : proceedings of the Symposium on Human Interface : ヒューマンインタフェイスシンポジウム論文集 14 743 -748 1998年09月28日 [査読無し][通常論文]
  • 小野 哲雄, 東条 徹, Tetsuo Ono, Satoshi Tojo, (株)エイ・ティー・アール知能映像通信研究所, 北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科, Japan Advanced Institute of Science and Technology 人工知能学会誌 = Journal of Japanese Society for Artificial Intelligence 13 (4) 546 -559 1998年07月01日 
    We propose a model of common language acquisition, assuming an artificial community that consists of multiple agents ; each agent owns different grammar rules at the first stage, however they come to organize a common grammar in the community through a number of exchanges of sentences between them. We hypothesize that each agent has ability of abductive and inductive inference. In the early stage of the life-span of agents, they try to generate grammar rules abductively, to parse other's sentences, however in the later stage, they try to find rules inductively from a number of sentence examples they acquired so far. The communicative ability of agents is measured by energy. The energy score of each agent becomes high if he/she could recognize others' sentences, or his/her utterances could be recognized by others. According to this energy score, each agent changes his/her behavior ; when the score is high, he/she can increase the chances of utterance, anb can give more influence upon the grammar of the whole community. As each agent modifies his/her grammar by the inferences, the common grammar in the community keeps changing dynamically. In our computer simulation, we could show (1) that the adaptability and the robustness of the common grammar were realized if abductive/inductige inferences were adequately combined, (2) that the common grammar was developed when agents selected the proper inference autonomously, and (3) that the fusion and the bifurcation of grammar emerged through a larger-scale, longer-term experiment.
  • 小野 哲雄, 岡田 美智男 日本認知科学会大会発表論文集 = Annual meeting of the Japanese Cognitive Science Society 15 196 -197 1998年06月25日 [査読無し][通常論文]
  • 小野 哲雄, 岡田 美智男 全国大会講演論文集 56 (0) 408 -409 1998年03月17日 [査読無し][通常論文]
  • 小野 哲雄, 佐藤 理史 全国大会講演論文集 49 (2) 309 -310 1994年09月20日 [査読無し][通常論文]
     
    人間の思考,学習,記憶などすべての認知活動に,感情の要因が深く関わっている.この感情について,従来よりさまざまな分野で研究が行なわれてきた.しかし,感情を科学的に分析することは難しく,感晴過程を記号計算の過程とみなす計算アプローチにおいても,十分なモデル化が行なわれていない.本稿では,この感情について,免疫システムに基づく計算モデルを提案する.
  • 小野 哲雄 年会論文集 7 (1) 9 -10 1991年08月21日 [査読無し][通常論文]
     
    教育にコンピュータを利用する研究がさかんに行われているが,これらの研究はコンピュータを利用する必然性や学習者の「理解」とは何かという本質的な問題に答えてはいない.ここでは,認知心理学の視点から「理解」を捉え直し,その「理解」を支援するCAIの可能性について議論していきたい.
  • 小野 哲雄 年会論文集 (6) 165 -166 1990年07月 [査読無し][通常論文]
     
    プログラミング言語は、人工的な仮想"言語"であるため、その「シンボル」の「意味」・「イメージ」がとらえにくくなっている。このことが初学者の理解を困難にしている一因である。本研究では、プログラミング言語を「スクリプト」のもとに「イメージ化」することにより、学習者の認知構造に取り込みやすくする効果的な教授法を実践した。

書籍等出版物

  • 小野哲雄 (担当:共著範囲:第6章,pp. 115-134.)
    勁草書房 2023年07月 (ISBN: 4326103248) 256
  • 認知科学講座3 心と社会
    小野哲雄 (担当:共著範囲:第6章 ヒューマンエージェントインタラクションと環境知能)
    東京大学出版会 2022年09月 (ISBN: 4130152033) 272
  • 小野哲雄 (担当:分担執筆範囲:3.1節,3.4節,3.8節,コラム3.2)
    オーム社 2022年07月 (ISBN: 4274228894) 267
  • プロジェクション・サイエンス:心と身体を世界につなぐ第三世代の認知科学
    鈴木宏昭, 小野哲雄, 他 (担当:分担執筆範囲:5章 プロジェクション・サイエンスがHAI研究に理論的基盤を与える可能性)
    近代科学社 2020年09月
  • マインドインタラクション:AI学者が考える≪ココロ≫のエージェント
    山田誠二, 小野哲雄 (担当:共著)
    近代科学社 2019年09月
  • 人工知能学大事典
    小野 哲雄 (担当:分担執筆範囲:エージェントの憑依)
    共立出版 2017年07月
  • ロボット情報学ハンドブック
    小野 哲雄 (担当:分担執筆範囲:ロボットの身体性と引き込み)
    ナノオプトニクスエナジー 2010年03月
  • 人とロボットの<間>をデザインする
    小野 哲雄 (担当:共著範囲:第3章 「憑依」するエージェント:ITACOプロジェクトの展開)
    2007年12月
  • ロボット工学ハンドブック
    小野 哲雄 (担当:分担執筆範囲:ヒューマノイドをメディアとした認知研究,マルチモーダルインタフェース)
    コロナ社 2005年06月

所属学協会

  • 日本ロボット学会   ヒューマンインタフェース学会   電子情報通信学会   ACM   人工知能学会   日本認知科学会   情報処理学会   Information and Communication Engineers   The Institute of Electronics   Association for Computing Machinery   The Japanese Society for Artificial Intelligence   Japanese Cognitive Science Society   Information Processing Society of Japan   

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 納得感のある人間-AI 協調意思決定を目指す信頼インタラクションデザインの基盤構築と社会浸透
    科学技術振興機構 (JST):戦略的創造研究推進事業 (CREST)
    研究期間 : 2021年10月 -2027年03月 
    代表者 : 研究代表者:山田誠二,主たる研究分担者:小野哲雄
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2021年04月 -2025年03月 
    代表者 : 岡本 誠, 秋田 純一, 小野 哲雄, 伊藤 精英
  • “ナッジ”エージェント:人をウェルビーイングへと導くエージェントの基礎的研究
    科研費:挑戦的研究(萌芽)
    研究期間 : 2019年07月 -2022年03月 
    代表者 : 研究代表者:小野哲雄
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2016年04月 -2020年03月 
    代表者 : 今井 倫太, 小野 哲雄, 中臺 一博
     
    人とロボットのコミュニケーションにおいて、タイミングや「間」の観点から研究を行い、円滑なコミュニケーションの実現方法の研究を行う。成果の一つ目は、人がロボットとのコミュニケーションに対して感じる飽きを推定する手法を構築した。人の顔の向きから、コミュニケーションの飽きが推定でき、ロボットの会話の質を向上できた。二つ目は、リアルタイムで人の体動を模倣し、「間」を生成する手法を構築した。従来は時間遅延によって体動模倣を人に気がつかれないようにしていたのに対して、本研究では、体動模倣の大きさを変化させる方法を考案した。リアルタイムに気付かれずに体動模倣をし、人とのコミュニケーションを向上できた。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2014年07月 -2019年03月 
    代表者 : 今井 倫太, 小野 哲雄, 篠沢 一彦, 大澤 博隆, 長谷川 孔明
     
    人工物に対して人が持つ他者モデルは複数のタイプがある.本研究は,人と人工物のインタラクションを,アンビエントモデル(部屋・建物),身体化モデル(道具・車椅子・車・テレプレゼンスロボット),他者モデル(自律ロボット)の三つに分類し設計論を明らかにした.他者モデルの研究では,人工物への他者モデルを人に抱かせる今性生成アーキテクチャならびに,二体のロボットが時間的にオーバラップした行動を示すことの有効性を示した.身体化モデルの研究では,人に適応的に動く電動車椅子を構築した.アンビエントモデルの研究では、キャラクタ性のあるエージェントを利用して,人との関係性に根ざしたサービスデザインを研究した.
  • 認知的インタラクションデザイン学:意思疎通のモデル論的理解と人工物設計への応用
    科研費:新学術領域研究(研究領域提案型)
    研究期間 : 2014年10月 -2019年03月 
    代表者 : 研究代表者, 植田一博, 研究分担者, 小野哲雄
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2013年04月 -2017年03月 
    代表者 : 岡本 誠, 秋田 純一, 伊藤 精英, 小野 哲雄
     
    本研究は、視覚障がい者や聴覚障がい者、あるいは健常者が、体性感覚を使用して環境を理解できるユーザインタフェース(以下UI)を研究した。視覚障がい者用では、指に距離情報を伝えるF.B.Fingerや多方向の環境変化を伝えるF.B.Surface、多種の環境情報をユーザに伝えるマルチモーダルなUI等を開発した。聴覚障がい者用では、音環境を髪の毛を伝って頭皮に伝えるONTENNAを開発した。 ambient2012の論文賞、SIGRAPH ASIAグッドプレゼンテーション賞、グッドデザイン賞BEST100、情報処理学会YAMAHA賞、デザイン学会グッドプレゼンテーション賞など多数の受賞をした。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2013年04月 -2016年03月 
    代表者 : 東条 敏, 小野 哲雄, 植田 一博, 橋本 敬, 平田 圭二
     
    音楽の和音進行のカデンツ規則は,自然言語の文脈自由文法のクラスに属する.本研究では楽曲から文脈自由規則を発見する試みとして,音楽理論GTTMに基づくタイムスパン木に係り受け関係を見出すこと,進化言語学のモデルILMによる文法発見の規則を効率化することの両面から研究を行った.まずタイムスパン木にはピッチ(音高)の概念を組み込み,それにより和音が発見できることから,和音連鎖列の妥当性をTPS理論から評価した.さらにタイムスパンの構成から楽曲間の距離を測る方法を考案し,この数値的距離と心理的類似性との関係を研究した.進化言語学の方法においては文脈自由規則の短縮化などを用いILMの効率化を図った.
  • 複数ロボットの共同注視を用いた注意誘導システムの研究
    科研費:挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2014年04月 -2016年03月 
    代表者 : 研究代表者:小野哲雄
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2011年04月 -2015年03月 
    代表者 : 山崎 敬一, 山崎 晶子, 久野 義徳, 池田 佳子, 今井 倫太, 小野 哲雄, 五十嵐 素子, 樫村 志郎, 小林 亜子, 関 由起子, 森本 郁代, バーデルスキー マシュー, 川島 理恵, 中西 英之, 小林 貴訓
     
    本研究は、人間の言語的・身体的相互行為とそれを支援する身体化されたテクノロジーのデザインに関心を持つ社会学者とロボット工学者の共同研究である。本研究では多文化に対応する身体化されたテクノロジーを開発するために、海外のミュージアム等で研究を行い、そこでの人間同士の言語的・身体的行為をヴィデオエスノグラフィーの手法で分析した。また、日本語話者と英語話者に対する比較ロボット実験と、日本とハワイを結ぶ遠隔ロボット実験を行った。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2010年04月 -2014年03月 
    代表者 : 山崎 敬一, 山崎 晶子, 久野 義徳, 池田 佳子, 今井 倫太, 小野 哲雄, 山田 洋子, 岡田 謙一, 小林 亜子, 五十嵐 素子, 森本 郁代, 中西 英之, カメイダイチ アンドリュー, 江原 由美子, 関 由起子, 葛岡 英明, 渋谷 百代, 樫村 志郎
     
    この研究では、さまざまな対人支援活動(サービス)を複数の人がいる前で行う場面を、エスノメソドロジー・会話分析・相互行為分析の手法で分析し、人々がどのようにして言語的・身体的に自分の目の前にいる他者への配慮を示すのかを明らかにした。また、他者の前でサービスをすることや受けることの社会的意味を分析し、その分析から他者に対して配慮を示すロボットを開発し、人々の反応を分析した。 具体的には:1.ミュージアム、2.高齢者施設、3.保育園の調査を行った。また、その調査に基づき1.ガイドロボット、2.クイズロボット、3.ケアロボット、4.ロボット車いす、5.肩のせ型遠隔操作ロボットの開発と実験を分析した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2009年07月 -2014年03月 
    代表者 : 今井 倫太, 小嶋 秀樹, 野村 竜也, 大村 廉, 小野 哲雄, 小野 哲雄
     
    ロボットが、人と信頼関係を結び人とコミュニケーションするために必要な振る舞いについて明らかにした。具体的には、ロボットの視線の振る舞いの効果、人の振る舞いの予測、ロボットに対する人の心理指標に関する研究を行った。ロボットの視線の振る舞いに関しては、人が手の動きを予測し、ロボットが視線を向けると、人がロボットに対してコミュニケーションを取る姿勢を示すことが明らかになった。また、ロボットの体全体での覗き込む動作でも、同様の姿勢を引き出せることが明らかになった。さらに、ロボット2体の視線の効果も検証した。心理指標に関しては、ロボットに対して人が持つ不安を指標化し、信頼関係の心理指標を確立した。
  • ヒューマンエージェントインタラクションによる環境知能の実現
    科研費:基盤研究(B)
    研究期間 : 2010年04月 -2014年03月 
    代表者 : 研究代表者:小野哲雄
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2010年 -2012年 
    代表者 : 岡本 誠, 小野 哲雄, 伊藤 精英, 秋田 純一, 小松 孝徳
     
    空間印象認識装置 CyARM の研究を発展させ,距離情報や光源の明るさを指に伝える新しい装置(F.B.Finger)を完成させた.この装置を用いて評価実験を行ったところ,市販の歩行支援装置よりも優れた距離感認識性能を持つことが分かった.その結果を国際会議(ambient2012)で発表し,Best Presentation 賞を受賞した.またこの装置を使った暗闇展覧会等を行い,視覚障がい者の方々に参加してもらい,その様子は新聞等にも取り上げられた
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2009年 -2012年 
    代表者 : 山崎 晶子, 久野 義徳, 小林 貴訓, 池田 佳子, 小野 哲雄, 山崎 敬一, 山崎 敬一
     
    ミュージアムにおける鑑賞行為の社会学的分析を行い、その知見をもとにデザイン指針を作成し、ミュージアムガイドロボットによる鑑賞支援を行った。日系の展示を中心として多文化環境におけるガイドと複数人の観客との相互行為の分析を行った。この知見をもとに、鑑賞支援ロボットと日本語話者と英語話者に対して質問を行うロボットの研究を行った。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2005年 -2008年 
    代表者 : 岡本 誠, 小野 哲雄, 伊藤 精英, 秋田 純一, 小松 孝徳, 小松 孝徳, 水野 亮
     
    本研究は、センサーで獲得した空間情報を腕の向き・腕の屈伸など体の動きに働きかけて, 外部の様子を非接触で直感的に利用者(主に視覚障害者)に伝達する装置(以下、CyARM)を開発した. 超音波や赤外線を利用した実験装置を開発し, 認知的な評価を行なった結果, 物体の存在, 物体までの距離, 物体の厚さ(隙間)が判別できることが分かった. また, 簡単な学習によって物体の形状(球体、立方体等)を8割程度判別できることも分かった.
  • メディア間を移動することにより環境に遍在する認知システムの研究
    科研費:萌芽研究
    研究期間 : 2005年04月 -2007年03月 
    代表者 : 研究代表者:小野哲雄
  • センサつきキッチンとレシピ自動作成システムの開発とその教育的利用に関する研究
    科研費:基盤研究(C)
    研究期間 : 2003年04月 -2005年03月 
    代表者 : 研究代表者:小野哲雄
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2004年 -2004年 
    代表者 : 高玉 圭樹, 新田 克己, 小野 哲雄, 生天目 章, 宮崎 和光, 矢入 健久
     
    本企画調査では,1種類の相互作用だけでなく,多種多様な相互作用を適切に利用かつ操作できる設計原理(本稿では,これを多系間相互作用における設計原理と呼ぶ)の重要性や必要性を調査すると共に,この設計原理構築の可能性を模索した.具体的には,異なる視点から相互作用をアプローチする研究者16名を集め,多様な相互作用に関する最先端の研究動向を調査し,それらを基に相互作用を体系的に調査・整理した.実施内容は次のとおりである. (1)相互作用研究の分類軸:相互作用と人間・機械の知能に関連する各研究分野において、それぞれ相互作用のどのような局面に焦点が当てられてきたかを分析し,さまざまな相互作用の「軸」を抽出して体系的な整理を可能にした. (2)相互作用研究間の関係:(1)で整理した相互作用の分類軸を基に,相互作用に関連する様々な研究分野間の関係を明示的かつ多角的に捉え,整理し考察することによって,これまで曖昧であった一連の相互作用研究の全体像を明確にした.また,異なる研究領域間で共有可能な知見と共有困難な個別の知見をまとめた. (3)相互作用の設計原理:従来各分野で個別に考えられてきた相互作用の設計法に関して,より一般的な方法論的枠組,すなわち設計原理の構築の可能性を検討した.
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2003年 -2004年 
    代表者 : 岡本 誠, 小野 哲雄, 伊藤 精英, 秋田 純一
     
    本研究は、視覚に障害を持った人が外界の印象を直感的に認識できる装置がないことに着目し、視覚以外の感覚を用いた全く新しい空間印象認識装置について研究した。前年度は、空間情報(距離・方位)や物体情報を抽象化した記号(音、点字)で伝えるのではなく、腕の向き・腕の屈伸などに働きかけ、外部の印象を非接触で直感的に利用者に伝達する装置(CyARM=サイアーム)を開発した。 本年度は、前年度までの研究成果を踏まえ、装置の小型化を行い評価機を用いた実証実験を行った。 1)装置の改善:センサ部と駆動部を分離した評価機(CyARM L2)を開発した。これは、ユーザが装置を保持しやすく、駆動部のノイズがセンサに影響を与えない効果がある。 2)ユーザインタフェースに関わる実証実験:物体の存在感、相対距離感、追歩行、日常環境での歩行の各実験を行った。(1)物体の存在感実験では、視覚を遮断した被験者は、ランダムに提示される前方の物体を、ほぼ正確に認識することが確認できた。(2)追歩行実験では、動的な対象を追跡する能力の評価実験を行った。このタスクは難易度が高く追跡を失敗するケースもあったが、計測距離や探索範囲を状況に応じて能動的に制御する機能が必要などの知見が得られた。(3)日常生活環境での歩行実験:箱や椅子の障害物、階段などの構造物をCyARMで識別して所定のゴールまで移動できるかを試した。手に伝わる感覚と実在物の関係を認識するにはある程度学習が必要であるが、階段を「がさがさしたもの」と認識するなど特徴を触感している状況は確認できた。また、ワイヤーの巻取り速度の遅延が、物体の方位を特定に誤差を生じさせることも分かった。 3)成果の発表 国内外の論文発表(海外査読付き論文発表3件、国内査読付き論文発表1件、国内口頭発表1件)特許申請:2件、メディア(雑誌、新聞)掲載:3件、テレビラジオ放送:3件


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