田邉 鉄, 清原 文代 コンピュータ&エデュケーション 27 (27) 24 -27 2009年
[査読無し][通常論文] 大学の初習外国語の授業は時間数が限られているので,学習者同士で助け合い,学び合うことが望ましい。だが,日本の大学における初習外国語授業は,モチベーションや学習能力が大きく異なる学習者が混在しているため,学び合う関係が成立しにくい。私たちはこの問題を解決するために,自然に学び合いの輪に参加することができる,問題を出し合うゲーム式教材を考案した。ここでは,この教材の概要と授業で期待される成果について,開発の経緯と試用結果をもとに述べる。