研究者データベース

白木沢 旭児(シラキザワ アサヒコ)
文学研究院 人文学部門 歴史学分野
教授

基本情報

所属

  • 文学研究院 人文学部門 歴史学分野

職名

  • 教授

学位

  • 博士(経済学)(京都大学)

J-Global ID

研究キーワード

  • 日中戦争   植民地   朝鮮   戦時経済   満洲   残留帰国者   植民論   長期建設   日清戦争   甲午農民戦争   戦時体制   人絹   日朝貿易   陶磁器業   朝鮮総督府   人絹織物   植民学   強制連行   リンク制   東亜経済懇談会   開拓団   東学   人工連   白衣   貿易   東学党   経済建設   輸出統制   日満支   韓国   日本史   

研究分野

  • 人文・社会 / 日本史
  • 人文・社会 / 経済史
  • 環境・農学 / 農業社会構造
  • 人文・社会 / 食料農業経済

職歴

  • 2019年04月 - 現在 北海道大学 大学院・文学研究院 教授

所属学協会

  • 歴史学研究会   農業史学会   日本農業経済学会   日本史研究会   土地制度史学会   社会経済史学会   

研究活動情報

論文

  • 東北地方経済史の新視点
    白木沢 旭児
    松本武祝編著『東北地方「開発」の系譜-近代の産業振興政策から東日本大震災まで-』明石書店 161 - 176 2015年03月 [査読無し][招待有り]
  • 戦時期華北占領地区における綿花生産と流通
    白木沢 旭児
    野田公夫編著『日本帝国圏の農林資源開発―「資源化」と総力戦体制(Ⅱ)―』 179 - 211 2013年03月 [査読無し][通常論文]
  • 白木沢 旭児
    日本歴史 774 76 - 93 2012年10月 [査読無し][通常論文]
  • 北海道・樺太地域経済の展開-外地性の経済的意義-
    白木沢 旭児
    原暉之編著『日露戦争とサハリン島』(スラブ・ユーラシア叢書10)北海道大学出版会 367 - 395 2011年10月 [査読無し][通常論文]
  • 白木沢 旭児
    札幌大学総合研究 2 187 - 199 札幌大学 2011年03月 [査読無し][通常論文]
  • 日中戦争の経済的特質-華北現地製鉄問題を中心に-
    環東アジア研究センター年報 6 114 - 128 2011年 [査読無し][通常論文]
  • 日本における統制経済の形成と展開
    歴史と経済 207 31 - 39 2010年 [査読無し][通常論文]
  • 第2章第3節食糧需給の緩和と統制撤廃、第2章第4節食糧需給構造の変容
    戦後日本の食料・農業・農村第2巻(Ⅰ)戦後改革・経済復興期Ⅰ 123 - 202 2010年 [査読無し][通常論文]
  • Shirakizawa Asahiko
    北海道大学文学研究科紀要 125 右1 - 右40 2008年06月20日 [査読無し][通常論文]
  • 白木沢 旭児
    福井県文書館研究紀要 5 1 - 20 福井県文書館 2008年03月 [査読無し][通常論文]
  • 北海道・北方における終戦記念日
    『資料で読む世界の8月15日』 31 - 42 2008年 [査読無し][通常論文]
  • 「八・一五」でも終わらなかった北海道の戦争
    『東アジアの終戦記念日-敗北と勝利のあいだ-』 65 - 84 2007年 [査読無し][通常論文]
  • Shirakizawa Asahiko
    北海道大学文学研究科紀要 120 右95 - 右129 2006年11月24日 [査読無し][通常論文]
  • 戦間期北海道・十勝の雑穀について
    大津十勝川研究 4 1 - 7 2006年 [査読無し][通常論文]
  • 戦時期札幌の会社について
    札幌の歴史 51 2 - 12 2006年 [査読無し][通常論文]
  • 道歴研年報 6 1 - 12 2006年 [査読無し][通常論文]
  • 「戦後食糧輸入の定着と食生活改善」
    農業史研究 36 10 - 20 2002年 [査読無し][通常論文]
  • 戦争と北大、北大における戦後改革
    『北大の125年』 45 - 77 2001年 [査読無し][通常論文]
  • 工場及びその他事業場における労働と生活
    北海道と朝鮮人労働者-朝鮮人強制連行実態調査報告書- 396 - 415 1999年 [査読無し][通常論文]
  • 『大恐慌期日本の通商問題』
    御茶の水書房 1999年 [査読無し][通常論文]
  • 戦前期人絹織物業の市場構造と統制-福井産地を中心に-
    社会経済史学 第64巻 第2号 23 - 51 1998年 [査読無し][通常論文]
  • 戦間期福井県における機業経営-島崎織物と勝山機業兄弟を中心に-
    福井県史研究 16 63 - 91 1998年 [査読無し][通常論文]
  • 「戦前日本の対中南米貿易-輸入補償機構の成立-」
    佐賀大学経済論集 30 3-4 61 - 86 1997年 [査読無し][通常論文]
  • 馬場・結城財政下の通商政策-輸出統制税を中心に-
    『近代農史論争-経営・社会・女性-』 235 - 247 1996年 [査読無し][通常論文]
  • 1930年代の通商政策
    『日本国家の史的特質-近世・近代-』 495 - 516 1995年 [査読無し][通常論文]
  • 北海道拓殖銀行と金融市場
    札幌の歴史 25 18 - 31 1993年 [査読無し][通常論文]
  • 戦前中小工業と世界市場-輸出統制の歴史的意義-
    市場史研究 12 49 - 65 1993年 [査読無し][通常論文]
  • 関東大震災後の神戸港生糸輸出
    歴史と神戸 178 2 - 14 1993年 [査読無し][通常論文]
  • 1930年代の羊毛工業と貿易統制
    土地制度史学 141 18 - 32 1993年 [査読無し][通常論文]
  • 1930年代の陶磁器市場と輸出組合
    社会経済史学 57 6 28 - 58 1992年 [査読無し][通常論文]
  • 1930年代の農家生産物輸出の動向
    『小農の史的分析-農史研究の諸問題-』 149 - 164 1990年 [査読無し][通常論文]
  • 1930年代の統制経済と中小工業-陶磁器業を中心に-
    日本史研究 331 88 - 119 1990年 [査読無し][通常論文]
  • 近畿都市近郊農業と商品市場
    『戦間期近畿農業と農民運動』 213 - 249 1989年 [査読無し][通常論文]
  • 農地改革期における階層変動
    佐賀大学経済論集 21 6 57 - 85 1989年 [査読無し][通常論文]
  • 1930年代前半の統制経済論-ファシズム期経済思想の一側面-
    日本史研究 315 36 - 64 1988年 [査読無し][通常論文]
  • 坂根 嘉弘, 田中 力, 富山 一郎, 白木沢 旭児, 岩崎 正弥
    農業史研究会会報 20 19 - 44 日本農業史学会 1987年09月 [査読無し][通常論文]
  • Shirakizawa Asahiko
    土地制度史学 29 2 46 - 62 1987年01月20日 [査読無し][通常論文]
     
    The purpose of this paper is to make a quantitative analysis of marketing agricultural production in the pre-war Japan and to analyze the process of regulation of sale as the price policy for recovering from the World Panic in 1930s. The conclusions are as follows. (1) In 1930s, Japanese agriculture had achieved the stage where the marketing production of food got an over-half share of the agricultural production. The national market of agricultural products had been built up including remote places of production, too. But the remarkable differences among each area were found in the marketing production. So, in the view of the variety of marketing products we could divide them into three types-the first type was rice-crop monoculture, the second sericulture and the third diversified farming. (2) The regulation of sale was carried on most widely as the price policy. Two major associations, Industrial Association and Agricultural Association, carried out the regulation of sale. But they had their own pricinciple and function each other. The regulation of ric-crop was carried on with the financial expense, the regulation of sericulture under the organization by capitals and peasants, the regulation of vegetable and fruit by way of "Autonomous Regulation." (3) Late 1930s the problem of the presense of the two major association was dissolved by the way that the regulation of sale was taken charge of Industrial Association alone. This meant the charge in Industrial Association : from the exclusion of the wholesale dealers and the price control by the productors into the sable and low-priced supply of food. As mentioned above the regulation of sale was shifted from the price policy for recovering from the panic in early 1930s into the policy for food exploitation, which was involved into the wartime-footing in late 1930s. In the farm villages, however, the peasants got over the panic forced both the support themselves and the increase of the yield. They couldn't but carry on "Autonomous Regulation."

書籍

  • 白木沢 旭児, 白木沢 旭児 (担当:単著)
    北海道大学出版会 2017年04月 (ISBN: 4832968319) 504
  • 白木沢 旭児 (担当:単著)
    吉川弘文館 2016年11月 (ISBN: 4642038612) 295
  • 寺林 伸明, 白木沢 旭児, 劉 含発 (担当:共編者(共編著者))
    御茶の水書房 2014年02月 (ISBN: 4275010612) 588
  • 寺林 伸明, 白木沢 旭児, 劉 含発 
    [出版者不明], 中西印刷 2013年
  • 松江 崇, 津曲 敏郎, 村松 正隆, 櫻井 義秀, 押野 武志, 近藤 浩之, 白木沢 旭児, 加藤 重広 
    北海道大学出版会 2012年 (ISBN: 9784832933804)
  • 新札幌市史 第8巻Ⅱ 年表索引編
    白木沢 旭児 (担当:分担執筆範囲:産業・経済)
    札幌市 2008年
  • 白木沢 旭児 
    [北海道大学大学院文学研究科] 2007年
  • 新札幌市史 第5巻 通史5(下)
    白木沢 旭児 (担当:分担執筆)
    札幌市 2005年
  • 北大百二十五年史 論文・資料編
    白木沢 旭児 (担当:編者(編著者))
    北海道大学 2003年
  • 北大百二十五年史 通説編
    白木沢 旭児 (担当:編者(編著者))
    北海道大学 2003年
  • 白木沢 旭児 
    [北海道大学] 2003年
  • 新札幌市史 第5巻 通史5(上)
    白木沢 旭児 (担当:分担執筆)
    札幌市 2002年
  • 北大の125年
    白木沢 旭児 (担当:分担執筆)
    北海道大学 2001年
  • 新札幌市史 第8巻Ⅰ 統計
    白木沢 旭児 (担当:編者(編著者))
    2000年
  • 白木沢 旭児 (担当:単著)
    御茶の水書房 1999年02月 (ISBN: 4275017412) 394
  • 新札幌市史 第3巻 通史3
    白木沢 旭児 (担当:分担執筆)
    1997年
  • 新札幌市史 第4巻 通史4
    白木沢 旭児 (担当:分担執筆)
    札幌市 1997年
  • 福井県史 通史編6 近現代2
    白木沢 旭児 (担当:分担執筆)
    福井県 1996年
  • 福井県史 資料編17 統計
    白木沢 旭児 (担当:分担執筆)
    福井県 1993年
  • 敦賀市史 通史編 下巻
    白木沢 旭児 (担当:分担執筆)
    敦賀市 1989年

講演・口頭発表等

  • コメント 日本近現代史研究の視点から-金子肇「近現代中国の税政と同業者統制-上海における同業団体の動揺と解体-」をめぐって  [通常講演]
    白木沢 旭児
    ワークショップ「激動期東アジア諸地域の中間団体と国家-中国・日本・台湾-」 2015年07月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 日中戦争下華北における農業問題-日本語資料による研究-  [招待講演]
    白木沢 旭児
    東アジア国際農業史学会 2015年05月 口頭発表(招待・特別)
  • コメント  [招待講演]
    白木沢 旭児
    政治経済学・経済史学会2013年春季総合研究会「東北地方「開発」の系譜-国際的契機に着目して-」 2013年06月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 戦前樺太と道北の地域経済  [通常講演]
    白木沢 旭児
    国際シンポジウム「海峡をまたぐ歴史:日本とロシアの歴史家の目でみる」 2011年08月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 日中戦争の経済的特質-華北現地製鉄問題を中心に-  [招待講演]
    白木沢 旭児
    国際ワークショップ「日中戦争の深層」 2010年11月 口頭発表(招待・特別)
  • 戦前期北方圏における企業経営-開発と伝統-  [招待講演]
    白木沢 旭児
    経営史学会第46回全国大会統一論題「フロンティアと企業者活動」 2010年10月 口頭発表(招待・特別)
  • 日本における統制経済の形成と展開  [招待講演]
    白木沢 旭児
    共通論題「1930年代における経済政策思想の転換-危機下の社会問題を視点として-」政治経済学・経済史学会 2009年10月 口頭発表(招待・特別)

その他活動・業績

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日ソ戦争および戦後の引揚・抑留に関する総合的研究
    文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(A))
    研究期間 : 2017年04月 -2021年03月 
    代表者 : 白木沢 旭児
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
    研究期間 : 2011年 -2014年 
    代表者 : 白木沢 旭児, 辻 弘範, 寺林 伸明, 内藤 隆夫
     
    国内では学習院大学東洋文化研究所において友邦文庫を、東洋文庫においてアムール沿岸、朝鮮、中国華北関係資料を、東京経済大学において大倉財閥資料を、神戸市立図書館において青丘文庫を収集した。国外では延世大学校中央図書館国学資料室および韓国国立中央図書館において朝鮮中等教育関係資料を、台湾中央研究院および台湾國史館において日本統治期台湾関係資料を収集した。また、満洲移民経験者である國井榮治氏から聞き取りを行った。第4回研究会(2012年8月15日、北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟W513室)は、東俊佑「北蝦夷地における蝦夷地政策の展開とアイヌの動向」、崔誠姫「広島大学文書館における植民地期朝鮮関係資料調査の結果報告書及び朝鮮の中等教育」、寺林伸明「第一次鏡泊湖義勇隊訓練所、同開拓団等の日本人引揚者(鏡友会員)」「北海道関係の二つの「満洲開拓団」-鏡泊湖義勇隊開拓団と阿城・八紘開拓団の日中関係者調査-」、湯山英子「函館の中国残留孤児を訪ねて」という報告を行った。第5回研究会2013年1月13日、立教大学池袋キャンパス本館1203教室)は日本植民地研究会との共催で行い、白木沢旭児「趣旨説明」、劉含発「日本人「満洲開拓団」の入植による中国人の被害」、寺林伸明「「満洲開拓団」の日中関係者に見る“五族協和”の実態」、辻弘範「在朝日本人の記憶と記録」という報告を行った。札幌在住者を中心とする科研なので、東京にて研究会を開催したことは、関東および関西在住者と直接討論ができ、有意義であった。本科研の前身にあたる基盤研究(B)(海外学術調査)「日中戦争下の中国東北農民と日本人「開拓団」との関係史、および残留帰国者の研究」(研究代表者、寺林伸明)の研究成果報告書を作成・印刷した。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 2007年 -2009年 
    代表者 : 白木沢 旭児
     
    日中戦争は長期戦であると同時に長期建設を行うことを意味していた。長期建設は、1938年~1940年までは、第三国貿易を前提として、それと両立するものとして行われた。1940年の外交転換以降は、東亜アウタルキーを目指して行われた。具体的には、中国・華北占領地を中心として、石炭、鉄鉱石、綿花、羊毛などを取得すること、1940年頃からは、現地において製鉄など素材部門の工業をおこすことを意味していた。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 2004年 -2006年 
    代表者 : 白木沢 旭児
     
    本課題において、(1)輸出振興策・輸出入リンク制の形成過程、(2)貿易省設立問題、(3)官民協議会(日満支経済懇談会・東亜経済懇談会)の貿易構想、の3点を具体的な研究課題として設定し、資料収集と分析を進めてきた。この過程で、(2)は分析が進まず、論文原稿執筆には至っていない。(1)と(3)については、論文あるいは論文原稿が完成し、本課題の研究成果報告書に収録している。本テーマによる分析結果は、第一に、貿易政策の背景を知るために、第三国貿易と円ブロック貿易の競合関係}に着目し、日満支経済懇談会、東亜経済懇談会の議事録を分析し、論文「日中戦争期の貿易構想」、「日中戦争期の東亜経済懇談会」として発表した。第二には、池田蔵商相期の輸出振興策の形成過程とその政策効果について分析し「日中戦争と貿易政策」という題名で口頭報告を行い原稿は本報告書に収録している。第三には、日満交通路におけるいわゆる「北鮮ルート」に着目し、北陸3港(新潟・伏木・敦賀)の貿易取扱量がどのように変化したのか、という点を検証し、口頭報告は福井県史研究会にて行い、原稿を本報告書に収録している。第四に、戦時期の札幌市における会社設立動向を分析し、「戦時期札幌の会社について」として発表した。第五には、戦時経済に関する研究書の書評を執筆したので、本報告書に収録した。なお、本課題を進める過程で、中国大陸における「長期建設」がきわめて重要な問題であることを認識し、改めて「日中戦争と長期建設」を研究課題として設定し、本課題のなかで積み残したことも継続して研究する予定である。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
    研究期間 : 2000年 -2002年 
    代表者 : 白木沢 旭児, 桜井 英治, 南部 昇, 権 錫永, 井上 勝生, 河内 祥輔, 川口 暁弘
     
    (東学党鎮圧部隊に関する研究)防衛庁防衛図書館、外務省外交史料館、国立国会図書館、第22連隊(松山)関係資料調査を行い、これまで明らかにされてこなかった日本軍による朝鮮・東学農民軍鎮圧の経過を明らかにすることができた。(植民学、植民論、日本人の朝鮮観に関する研究)北海道大学所蔵の佐藤昌介関係文書、植民学関係文献を広く調査し、北大植民学が、成立当初の北海道移民論から1902年頃を機に海外(満韓)移民論に転換したこと、北海道植民は大農を成立させず地主制の生成に帰結したことなどが明らかにされた。また、明治期日本人の朝鮮観に関しては、「白衣」「亡国論」をめぐって、欧米人とも異なる、当該期日本人の朝鮮認識の特徴と、その意味が明らかにされた。(朝鮮における植民地統治・政策に関する研究)韓国中央図書館、韓国国会図書館、韓国政府記録保存所等の資料調査により、今後の本格的調査の準備作業を行った。また、北大附属図書館所蔵の「未整理パンフレット」の分類、目録作成作業を行い、朝鮮はじめ旧植民地関係機関が発行したパンフレット類を多数整理し、保存・利用の体制をつくった。(戦時労務動員に関する研究)北大附属図書館が保存する北海道炭鉱汽船株式会社本社資料(北炭本社資料)の労務関係について、その概要を整理し、東アジア学術シンポジウムにて報告し、韓国国史編纂委員会の資料調査に協力した。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(奨励研究(A))
    研究期間 : 1995年 -1995年 
    代表者 : 白木沢 旭児
     
    人絹織物業の最大の産地である福井県を対象に、『福井新聞』(1931年〜44年)、県内繊維企業営業報告書、商工会議所月報、織物同業組合月報、福井人絹取引所資料等を収集し、かつ輸出組合資料、日本輸出人造絹織物工業組合資料、外務省記録、『日刊工業新聞』・『中外商業新報』マイクロフィルムを収集した。これらの分析を通じて、以下のことがわかった。人絹織物業は、当該期日本の代表的輸出産業であるが、人絹糸生産過程の技術革新、海外消費市場の拡大により急激な成長を遂げ、他産業にみられるカルテル組織は、人絹糸生産部門(日本人絹連合会=人絹連)においても人絹織物生産部門(日本輸出人造絹織物工業組合連合会=人工連)においても弱体かつ後進的であり、統制忌避・自由競争を特徴としていた。ところが、海外諸国における輸入防遏措置が強まる1935年頃から日本絹人絹糸布輸出組合連合会(=輸連)が輸出統制を提起し、これが人絹連の操短再開、アウトサイダーの加入を促進し、人工連の生産統制を促した。福井産地は当初生産統制に批判的であった。福井産地が投げかけた生産統制の改革要求は、実績10割保留、零細機業家への傾斜配分、超過生産手数料の半減などでこれらは、日中戦争開始後に部分的に実現した。日中戦争は、人絹織物生産・輸出の伸びを抑制したが、新たに拡大した中国市場に向けて生産がシフトした。1938年から開始される人絹織物の団体リンク制は、産地では輸出向き製品の統制解除・自由生産と受けとめられた。しかし、協定糸は予定数量を下回り、福井産地は原糸不足に悩まされ、輸出実績は計画を大きく下回り、内地流入・円ブロック流出を防げなかった。39年末のリンク制改革は、人工連の役割を大きく低下させ、近衛新体制下に企業合同という新たな事態を迎え、中小工業としての輸出人絹織物業は、衰退の道をたどるのである。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(奨励研究(A))
    研究期間 : 1993年 -1993年 
    代表者 : 白木沢 旭児
     
    平成4年度までの資料収集に基づき、論文「1930年代の羊毛工業と貿易統制」を執筆した。このなかで南アフリカ連邦共和国およびオーストラリアとの通商問題の解決方法として羊毛輸入統制が行われたが、国内の輸出産業と輸入関連産業との利害対立が激化し、1936年末の貿易収支大幅赤字により拡大均衡目的の貿易統制は破綻し、以後日満支ブロック形成、アウタルキー的原料国策が唯一の選択肢となったということを明らかにした。本年度はこの延長上に外務省所轄の通商審議委員会資料、輸出組合資料、各国為替管理・輸入制限関係資料を収集した。その結果、(1)拡大均衡目的の輸出統制が輸入統制を巻き込むなかで国内産業界の利害対立を惹起すること、(2)外務省の国際協調路線が商工省・軍部の原料国策にとってかわられること、(3)輸入関連産業を代表する三井物産安川雄之助の「中国市場確保論」はきわめて早い1934年6月に提唱されたが、これは物産内部の路線対立に敗れた安川が拡大均衡目的の輸出統制を選択した物産主流派に対する警鐘の意味で主張していること、(4)輸出統制と輸入統制をリンクさせようという考え方は1933年頃から見られること、(5)入超国としての日本は複関税制度導入など輸入制限措置を模索するが二国間で見た場合日本側出超のケースが非常に多いという世界市場における日本の特殊事情から見送られ、通商擁護法制定にとどまったこと、などを確認した。これらについては現在、資料整理・解読の段階であり、論文執筆は平成6年度に行う予定である。
  • 戦間期日本の輸出産業の市場構造と通商政策、貿易統制

教育活動情報

主要な担当授業

  • 博士論文指導特殊演習
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 博士後期課程
    開講学部 : 文学研究科
  • 大学院共通授業科目(教育プログラム):RJE3
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 大学院共通科目
    キーワード : 環境評価、文化的多様性、防災管理
  • 博士論文指導特殊演習Ⅰ
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 博士後期課程
    開講学部 : 文学院
  • 大学院共通授業科目(教育プログラム):RJE3
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 大学院共通科目
    キーワード : Hokkaido, Ainu nationality, Sapporo city, exploitation, development, coal mine
  • 修士論文
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学研究科
  • 日本史学特殊講義
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学研究科
    キーワード : 近代    社会経済史
  • 修士論文・特定課題指導特殊演習
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学研究科
  • 日本史学特殊講義
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学院
    キーワード : 近代    社会経済史
  • 卒業論文
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 文学部
  • 日本近現代史特別演習
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学研究科
    キーワード : 近代    社会経済史
  • 修士論文・特定課題指導特殊演習
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学院
  • 日本近現代史特別演習
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学院
    キーワード : 近代    社会経済史
  • 複合環境文化論
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学院
    キーワード : 格差問題、エネルギー問題、外来種問題、世界内存在、環世界、生態学的心理学、アフォーダンス
  • 教科教育法(地理歴史II)
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード : 教科教育法 歴史教育 教材開発 
  • 教科教育法(地理歴史I)
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード : 教科教育法 授業指導案作成 授業実習
  • 教科教育法(社会・地理歴史Ⅰ)
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 教育学部
    キーワード : 教科教育法 授業指導案作成 授業実習
  • 日本史学概論
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 文学部
    キーワード : 日本史 古代 中世 近世 近代 現代 時代区分 国家 社会 地域 政治 経済 外交 文化
  • 日本歴史ⅠB
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 現代日本学プログラム課程
    キーワード : 日本史 古代 中世 近世 近代 現代 時代区分 国家 社会 地域 政治 経済 外交 文化
  • 日本史学演習
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 文学部
    キーワード : 満洲  国共内戦  残留日本人
  • 日本史学演習
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 文学部
    キーワード : 炭鉱  北海道  地域
  • 日本歴史ⅠB
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 現代日本学プログラム課程
    キーワード : 満洲  国共内戦  残留日本人
  • 日本歴史ⅠB
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 現代日本学プログラム課程
    キーワード : 炭鉱  北海道  地域
  • 歴史の視座
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 全学教育
    キーワード : 戦後   北海道   経済史
  • 日本史学演習
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 文学部
    キーワード : 古文書
  • 日本歴史ⅠB
    開講年度 : 2019年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 現代日本学プログラム課程
    キーワード : 古文書

大学運営

学内役職歴

  • 2017年4月1日 - 2019年3月31日 高等教育推進機構副機構長
  • 2017年4月1日 - 2019年3月31日 教育改革室室員
  • 2019年4月1日 - 2020年9月30日 教育改革室室員
  • 2014年4月1日 - 2016年3月31日 教育研究評議会評議員


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