長谷川 靖哉 (ハセガワ ヤスチカ)

工学研究院 応用化学部門 機能材料化学分野教授
総合イノベーション創発機構化学反応創成研究拠点教授

2010.4 北海道大学大学院工学研究院 教授
2005.4 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 助教授 → 2006.4 准教授
1999.12 大阪大学大学院工学研究科 助手 → 2004.10 学内講師
1994.4 新日本理化株式会社 研究開発本部 研究員

研究者基本情報

■ 学位
  • 博士(工学), 大阪大学
■ URL
researchmap URLホームページURL■ ID 各種
研究者番号
  • 80324797
J-Global ID■ 研究キーワード・分野
研究キーワード
  • エネルギー移動
  • 分光
  • 量子化学
  • 光物理化学
  • センサー
  • 有機機能材料
  • 配位高分子
  • 発光
  • 希土類
  • 錯体化学
  • 光化学
研究分野
  • ナノテク・材料, 有機機能材料
  • ナノテク・材料, 無機・錯体化学
  • ナノテク・材料, 機能物性化学
■ 担当教育組織

経歴

■ 経歴
経歴
  • 2010年04月 - 現在
    北海道大学, 大学院工学研究院, 教授
  • 2005年04月 - 2010年03月
    奈良先端科学技術大学院大学, 准教授
  • 1999年12月 - 2005年03月
    大阪大学大学院工学研究科, 助手
  • 1994年04月 - 1999年11月
    新日本理化株式会社, 研究員
学歴
  • 1994年04月 - 1997年03月, 大阪大学, 大学院工学研究科
  • 1992年04月 - 1994年03月, 静岡大学, 大学院院工学研究科
  • 1988年04月 - 1992年03月, 静岡大学, 工学部, 材料精密化学科
委員歴
  • 2024年 - 現在
    錯体化学会, 出版委員会, 学協会
  • 2024年 - 現在
    錯体化学会, ダイバシティ委員会, 学協会
  • 2022年04月 - 現在
    複合系の光機能研究会, 理事, 学協会
  • 2014年05月 - 現在
    日本希土類学会, 理事, 学協会
  • 2024年01月 - 2027年12月
    光化学協会, 理事, 学協会
  • 2023年06月 - 2025年05月
    高分子学会, 高分子編集委員会, 学協会
  • 2018年01月 - 2021年12月
    光化学協会, 理事, 学協会
  • 2016年05月 - 2020年05月
    高分子学会, 理事, 学協会
  • 2015年04月 - 2019年12月
    錯体化学会, 将来計画委員会委員, 学協会
  • 2015年04月 - 2016年03月
    日本化学会, 代議員, 学協会
  • 2014年04月 - 2016年03月
    高分子学会, 「高分子」編集委員会委員, 学協会
  • 2014年04月 - 2016年03月
    複合系の光機能研究会, 会長, 学協会
  • 2012年04月 - 2016年03月
    日本化学会, 化学フェスタ実行委員, 学協会
  • 2014年01月 - 2015年12月
    光化学協会, 理事, 学協会
  • 2012年04月 - 2014年03月
    複合系の光機能研究会, 副会長, 学協会
  • 2012年01月 - 2013年12月
    光化学協会, 常任理事, 学協会
  • 2009年04月 - 2012年12月
    日本化学会, 「Chemistry Letters」Associate Editor, 学協会
  • 2008年04月 - 2010年03月
    複合系の光機能研究会, 役員会世話人・会計, 学協会
  • 2006年04月 - 2008年03月
    複合系の光機能研究会, 役員会世話人・事務局, 学協会
  • 2003年09月 - 2006年03月
    複合系の光機能研究会, 役員会世話人・庶務, 学協会
学内役職歴
  • 総長補佐, 2017年4月1日 - 2019年3月31日
  • 総長補佐, 2019年4月1日 - 2020年9月30日
  • 総長補佐, 2020年10月12日 - 2022年3月31日
  • 総長補佐, 2022年4月1日 - 2024年3月31日

研究活動情報

■ 受賞
  • 2021年05月, 日本希土類学会, 日本希土類学会賞(塩川賞)
    希土類配位空間の設計と光機能化
  • 2017年04月, 文部科学省, 文部科学大臣表彰 科学技術賞
    強発光を示す希土類分子ナノ材料に関する研究
    長谷川靖哉
  • 2016年06月, 日本画像学会, コニカミノルタ科学技術振興財団研究奨励賞
    希土類錯体の光機能創出と画像技術応用
    長谷川靖哉
  • 2014年03月, 日本化学会, 日本化学会第31回学術賞
    光機能を示す希土類ナノ物質に関する研究
    長谷川靖哉
  • 2013年09月, 光化学協会, 光化学協会賞
    希土類物質のナノ構造制御と光機能に関する研究
    長谷川靖哉
  • 2010年03月, 平成21年度NAIST学術賞
    希土類を基盤とした光機能ナノ物質の創成
    長谷川靖哉
  • 2006年09月, 光化学協会, 光化学協会奨励賞
    希土類元素を基盤とする光機能材料の開拓
    長谷川靖哉
  • 2004年05月, 日本希土類学会, 第9回・日本希土類学会奨励賞
    光機能を有する希土類錯体および希土類ナノ結晶の創成
    長谷川靖哉
■ 論文
■ その他活動・業績
■ 書籍等出版物
  • 高輝度かつ高耐久性を有する発光性有機-無機ハイブリッド材料─希土類錯体の高分子化─
    長谷川靖哉, 57, 86-89
    セラミックス, 2022年, [分担執筆]
  • 発光色変化を示す希土類分子材料の開発
    長谷川靖哉, 101-106
    日本化学会編 化学同人, 2021年, [分担執筆]
  • 希土類元素ブロック高分子を用いた表示材料への展開
    長谷川靖哉, 58, 138-146
    日本画像学会誌, 2019年, [単著]
  • 発光性希土類錯体を用いた農林水産業の支援
    長谷川靖哉
    グリーンテクノ情報, 2018年, [単著]
  • PSP/TSP のための新材料開発
    小幡誠; 三ツ石方也; 長谷川靖哉, Vol.38 No.148, 10-16
    可視化情報, 2018年, [共著]
  • 希土類配位高分子の励起エネルギー移動
    長谷川靖哉, ディビジョントピックス p.497
    化学と工業, 2017年, [単著]
  • 新時代を切り開く希土類錯体ポリマー
    長谷川靖哉, 90, 174-181
    科学と工業, 2016年, [単著]
  • ナノ材料解析の実際
    長谷川靖哉, 第26章 磁気光学効果
    講談社, 2016年, [共著]
  • 元素ブロック材料の創出と応用展開
    長谷川靖哉, 新型発光体創成を目指した希土類元素ブロックの三次元空間配列
    シーエムシー出版, 2016年, [共著]
  • 発光の辞典 基礎からイメージングまで
    長谷川靖哉, 5.5.4 希土類物質の発光
    朝倉書店, 2015年, [共著]
  • 希土類物質のナノ構造制御と光機能
    長谷川靖哉
    化学工業, 2015年, 477
  • 光を操る希土類高分子ブロック
    中西貴之; 長谷川靖哉
    高分子, 2015年, 64, 203
  • カメレオン発光体の開発
    長谷川靖哉
    パリティ (丸善), 2015年, vol. 30, 25
  • 希土類錯体を用いたルミネッセンス材料科学
    長谷川靖哉
    化学工業 (化学工業社), 2014年, vol.65, No.5, 348
  • 温度変化を感知するカメレオン発光体
    長谷川靖哉
    パリティ (丸善), 2014年, vol.29, No.2, 44
  • 温度センシングを可能にするカメレオン発光体
    長谷川靖哉
    工業材料 (日刊工業新聞社), 2014年, vol 62, No.1, 24-25
  • 光化学の辞典
    光化学協会; 光化学の辞典編集委員会
    朝倉書店, 2014年, 24-25
  • 錯体化学
    長谷川靖哉; 伊藤肇
    講談社, 2014年
  • 授業:学生満足度ナンバー1の秘訣とは?
    長谷川靖哉
    化学 (化学同人), 2013年, vol.68, No.4, 17-19
  • 金属ナノ・マイクロ粒子の最新技術と応用
    米澤徹監修, 3−4光磁気材料
    シーエムシー出版, 2013年, 209-217
  • 希土類が拓く次世代光機能材料の創成
    長谷川靖哉
    希土類, 2012年, 61, 11-22
  • 世界を底から変える力 「化学」を自由に使いこなす方法
    長谷川靖哉
    化学工業日報, 2012年
  • 属および半導体ナノ粒子の科学
    日本化学会編, 15章ランタニド系半導体の光物性
    化学同人, 2012年
  • 磁性半導体EuXナノ結晶の合成と光磁気機能
    長谷川靖哉; 河合壯
    日本結晶成長学会誌, 2010年, 37, 273
  • 次世代の光情報通信用を指向した新型希土類ナノ結晶の開発
    長谷川靖哉
    化学工業, 2010年, 61, 744-751
  • 希土類ナノ結晶を用いた次世代光情報通信用の機能材料
    長谷川靖哉
    未来材料, 2010年, 10, 12, 61
  • 強発光を示すEu錯体の分子設計
    長谷川靖哉
    マテリアルインテグレーション(ティーアイシー), 2010年, 23, 20
  • 光ナノ科学への招待
    長谷川靖哉; 細川陽一郎; 中嶋琢也
    化学同人, 2010年, 4759803882
  • 配位化合物の電子状態と光物理
    山内; 野崎編, 2章
    三共出版, 2010年
  • 希土類錯体を用いた蛍光体
    長谷川靖哉
    光アライアンス(日本工業出版), 2009年, 20, 17-20
  • 京都・花灯路を希土類錯体で照らす
    長谷川靖哉
    Electronics Communications, 2009年, 25, 2
  • 光機能を有する希土類錯体
    長谷川靖哉; 中川哲也
    化学工業, 2009年, 60, 590
  • 希土類錯体を用いた発光材料および顔料
    長谷川靖哉
    顔料, 2008年, 52, 2, 2
  • 新しい機能材料創成を目指したフォトクロミック希土類錯体の開発
    長谷川靖哉; 中川哲也; 河合壯
    化学工業, 2008年, 59, 879
  • 光磁気特性を有する希土類ナノ結晶
    長谷川靖哉
    光化学, 2008年, 39, 11
  • 希土類錯体が拓いた光の色彩画
    長谷川靖哉
    現代化学, 2008年, 4, 25
  • 蛍光材料の基礎と新展開−固体照明・ディスプレイ材料−
    金光義彦; 岡本伸治編, 3章 局在発光中心:希土類・遷移金属
    オーム社, 2008年, 79-130
  • 希土類の材料技術ハンドブック: 第2章14節 非対称配位子錯体の蛍光体 合成法, 構造, 評価法
    足立吟也編, 第2章14節 非対称配位子錯体の蛍光体 合成法, 構造, 評価法
    エヌティーエス, 2008年, 120-127
  • 紫外線で発光する透明インク
    長谷川靖哉
    化学, 2007年, vol. 62, No. 11, p.73
  • 光機能性高分子材料の新たな潮流:第I編
    市村國宏編, 第3章 希土類を基盤とした光情報機能物質
    シーエムシー出版, 2007年, 37-58
  • 錯体化学会選書2 金属錯体の光化学
    佐々木陽一; 石谷治編著, 9章 希土類の金属錯体の発光
    三共出版, 2007年
  • 強発光を示す希土類錯体の設計戦略
    長谷川靖哉
    Bull. Jpn. Soc. Coord. Chem., 2006年, 48, 2
  • 光る分子の底力 ―発光体デザインの魅力―
    長谷川靖哉; 柳田祥三
    化学同人, 2006年, 4873266165
  • 希土類の機能と応用
    足立吟也編, 2.8章 希土類錯体を用いた発光材料
    シーエムシー出版, 2006年, 138-144
  • 希土類錯体の発光過程制御とレーザー発振に関する研究
    長谷川靖哉
    光化学, 2005年, 36, 41
  • ナノサイズEuO/EuSを用いた光機能デバイス向けプラスティックの開発
    長谷川靖哉
    工業材料, 2005年, 53, 76
  • 光機能を有する希土類錯体および希土類ナノ結晶の創成
    長谷川靖哉
    希土類, 2004年, 45, 1
  • 海外レポート・マンチェスター大学留学記
    長谷川靖哉
    Electronics Communications, 2004年, 20, 32
  • 光子ブロックって何?
    高原淳一; 川畑弘; 長谷川靖哉; 長山智男; 小西毅; 細川陽一郎; 兼松泰男; 小林哲郎
    OPTRONICS, 2003年, 2, 150
  • 錯体化学−基礎と最新の話題−
    基礎錯体工学研究会編, 6.4.2章 有機強発光体としての希土類錯体
    講談社, 2003年
  • フォトクロミック分子の応用:レーザー発振と出力コントロール
    長谷川靖哉
    化学と工業, 2002年, 55, 581
  • 光らないネオジムをどのように光らせるか
    長谷川靖哉
    化学と工業, 2000年, 53, 126
  • フッ素化合物を用いた光機能の創製
    柳田祥三; 北村隆之; 和田雄二; 長谷川靖哉
    科学と工業, 1998年, 72, 333
  • Nd(III)の溶液中における発光:液体ネオジムレーザーの開発を目指して
    柳田祥三; 長谷川靖哉; 岩室光則; 和田雄二
    光化学, 1997年, 26, 22
■ 主な担当授業
  • 総合化学特別研究, 2024年, 修士課程, 総合化学院
  • 化学計測学特論, 2024年, 修士課程, 総合化学院
  • 総合化学実験指導法, 2024年, 修士課程, 総合化学院
  • 大学院共通授業科目(一般科目):自然科学・応用科学, 2024年, 修士課程, 大学院共通科目
  • 総合化学実験研究法, 2024年, 修士課程, 総合化学院
  • 先端総合化学特論Ⅱ, 2024年, 博士後期課程, 総合化学院
  • 総合化学特別研究第一, 2024年, 博士後期課程, 総合化学院
  • 環境と人間, 2024年, 学士課程, 全学教育
  • 総合化学研究・指導法, 2024年, 博士後期課程, 総合化学院
  • 電子材料化学, 2024年, 学士課程, 工学部
  • 工学特別講義, 2024年, 学士課程, 工学部
  • 量子化学Ⅰ, 2024年, 学士課程, 工学部
  • 錯体化学, 2024年, 学士課程, 工学部
■ 所属学協会
  • 複合系の光機能研究会
  • 高分子学会
  • 錯体化学会
  • 日本希土類学会
  • 光化学協会
  • 日本化学会
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • 生体環境で安定かつ可逆変形する希土類錯体を用いた癌細胞成長の光情報解析
    科学研究費助成事業
    2023年06月30日 - 2026年03月31日
    長谷川 靖哉
    ポリエーテル鎖を有するユウロピウム錯体を合成し、そのユウロピウム錯体をがん細胞内へ導入する実験を行なった。本細胞実験に先立ち、ポリエーテル鎖を有するユウロピウム錯体の生理培養液中での安定性を評価した。ポリエーテル鎖を有するユウロピウム錯体は生理培養液中で巨大な分子会合体を形成することが蛍光顕微鏡観察および光散乱測定(DLS測定)により明らかになった。この巨大な分子会合体が生理培養液中のアミノ酸によるユウロピウム錯体の分解を抑制していると考えられる。この巨大な分子会合体はがん細胞表面に吸着し、ユウロピウム錯体が細胞内に侵入して赤色発光することが蛍光顕微鏡観察によって明らかになった。
    この赤色発光するがん細胞の発光スペクトルと発光寿命を計測して発光速度定数の算出を行なった。この発光速度定数はがん細胞内によりこまれると急激に増大し、その発光速度定数の変化時間はがん細胞の活性度(悪性度)によって大きく異なることが明らかとなった。様々な種類のがん細胞取り込み実験を行い、悪性度の高いがん細胞ほどユウロピウム錯体が取り込まれやすいことがわかった。特に悪性度の異なる脳細胞(NHA: normal human astrocytes)を用いて実験を行なったところ、悪性度の高いがん細胞ほど発光速度定数の変化速度が早いことがわかった。具体的には、Eu(III)錯体を投入直後と 3 時間後の測定において発光速度定数は NHA/TS (良性グレード II 神経膠腫) で 4%、NHA/TSR (悪性グレード III 神経膠腫) で 7%、NHA/TSRA (悪性、グレード IV 神経膠腫)で 27% の増加を示した。以上、がん細胞の悪性度を光物理化学解析によって初めて評価することに成功した。
    日本学術振興会, 挑戦的研究(萌芽), 北海道大学, 23K17925
  • ミセル反応場で合成する希土類配位ナノ粒子の構造制御と光機能材料化
    科学研究費助成事業
    2022年04月01日 - 2026年03月31日
    長谷川 靖哉; 庄司 淳; 北川 裕一
    Eu(III)配位高分子[Eu(hfa)3(m-dpb)]n(hfa:ヘキサフルオロアセチルアセトナート、m-dpb:1,3-ビス-(ジフェニルホスホリル)ベンゼン)の粒径制御合成に成功した。 このEu(III)配位高分子はカチオン性CTAB(臭化セチルトリメチルアンモニウム)およびアニオン性SDS(ドデシル硫酸ナトリウム)界面活性剤を使用し、水性ミセル溶液中で[Eu(hfa)3(H2O)2]およびリンカーm-dpbリガンドの錯体化によりEu(III)配位粒子を合成した。
    [Eu(hfa)3(m-dpb)]n の粒子サイズと形態を走査型電子顕微鏡 (SEM) 測定を使用して観察した。Eu(III)配位高分子のサイズはCTAB濃度の増加により徐々に減少した。 また、形成される結晶構造はミセル系はバルク配位高分子とは異なることが明らかとなった。合成されたEu(III)配位粒子とEuバルク配位高分子はUV照射下で4fー4f遷移に基づく赤色発光を示した。その4f-4fの発光量子収率、放射速度定数(kr)、非放射速度定数(knr)は発光寿命と発光スペクトルを用いて見積もった。Eu(III)配位粒子のkr値はEuバルク配位高分子のkr値とほぼ同じであった。 一方、Eu(III)配位粒子のknr値はEuバルクのknr値よりもはるかに小さく、大きな発光量子収率を与えることがわかった(Eu(III)配位粒子の発光量子収率=91%)。 これらの結果は、ミセル系で形成されたEu(III)配位粒子の結晶構造の knr 値が、Eu(III)配位粒子で観察される他の結晶構造の knr 値よりも小さいことを示している。 発光寿命の急激な変化は、結晶形状の異方性などの結晶構造に起因すると考えられる。この研究では、Eu(III)配位粒子のサイズ制御と発光特性の密接な関係を初めて実証した。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 23K23420
  • ミセル反応場で合成する希土類配位ナノ粒子の構造制御と光機能材料化
    科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    2022年04月 - 2026年03月
    長谷川 靖哉
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 研究代表者, 22H02152
  • 水圏環境で生体分子と会合体を形成する発光性希土類錯体の開発
    科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)
    2022年04月 - 2024年03月
    長谷川 靖哉
    日本学術振興会, 新学術領域研究(研究領域提案型), 北海道大学, 研究代表者, 22H04516
  • 情報科学を基盤としたキラル型希土類錯体の機械学習および探索
    科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽)
    2020年07月 - 2023年03月
    長谷川 靖哉
    本研究では情報科学と機械学習を基盤としたキラルEu(III)錯体の配位空間研究を検討した。具体的には、機械学習を行うために必要な基礎データとして、数種類のキラルEu(III)錯体[Eu(+hfc)4]-M+ (M = Na, K, Rb, Cs, NEt4+,NEt3Me+, hfc: へプラフルオロブチリルカンファー)の合成および光物性評価を行った。
    [Eu(+hfc)4]- Cs+の三分子に関しては四つの+hfc配位子のフルオロアルキル基が全て対カチオンを取り囲む向きに配置しており、複数のCH-F相互作用およびCs-F間の結合があることが分かった。一方で、[La(+hfc)4]- Na+は三つの+hfc配位子がNaイオンを取り囲む向きに配位しているのに対して、残り一つのhfc配位子はフルオロアルキル基がLa-Naの結合に対して垂直な方向に延びていた。このことより、[La(+hfc)4]- Na+は他の三つの錯体と比較して配位幾何学構造が大きく異なることが分かった。
    [Eu(+hfc)4]- Cs+のgCPLは本測定と既報でほぼ等しい値が得られた。 [Eu(+hfc)4]-NEt4+および[Eu(+hfc)4]- NEt3Me+では1.4を超える大きいgCPLが観測され、対カチオンの構造を最適化することでさらなるgCPL増大の可能性が示唆された。一方、MeOH溶液中での[Eu(+hfc)4]- NEt4+のgCPLは-0.08であった。Square antiprism構造を取らない[Eu(+hfc)4]- Na+もgCPLが+0.15と低いことから、Eu(+hfc)4錯体ではSquare antiprism構造によって+hfc配位子のフルオロアルキル基がEu(III)イオンに対し一方向に局在する配位環境がCPL強度を増大させると考えられる。
    日本学術振興会, 挑戦的研究(萌芽), 北海道大学, 20K21201
  • 形状制御された酸化チタン微結晶上での結晶面選択的光不斉水素化反応の解明
    科学研究費助成事業
    2019年04月01日 - 2022年03月31日
    甲谷 繁; 宮部 豪人; 川島 祥; 長谷川 靖哉; 北川 裕一
    本研究では、2-アセトナフトン(2-NP)などのアキラルな芳香族ケトンから不斉炭素を有するキラルな2級アルコール(2-NPOH)への光不斉水素化反応において、TiO2に共吸着するキラルな低分子有機化合物によるエナンチオ選択的な不斉誘起機構を検討した。
    成果(1):新しく見出したキラル共吸着剤2-アミノ-1-フェニルエタノール(PhEA)は、安定に2-NPの水素化反応へ関与し、高い収率と比較的強いエナンチオ選択性を示すことが明らかとなった。成果(2):本反応のエナンチオ選択性は、結晶面の割合のみに依存するわけではなく、フッ化物イオンの吸着によっても立体化学的に強く影響を受けることが明らかとなった。
    日本学術振興会, 基盤研究(C), 兵庫医療大学, 19K05681
  • 水圏環境における発光性希土類分子会合体の形成と光機能
    科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)
    2020年04月 - 2022年03月
    長谷川 靖哉
    水圏環境における生体環境計測のための検出分子として、水溶性の発光性希土類錯体が現在注目されている。この希土類錯体は極めて長い発光寿命(数百マイクロ秒)を示すことから、時間分解蛍光解析による水溶液中および生体系の状態観察が可能になる。本研究課題では、発光性の希土類錯体にポリエーテル鎖を導入し、水圏環境における分子集合体の形成と新しい生体環境モニター開発を目指した。具体的には、昨年合成されたポリエーテル鎖導入ユウロピウム錯体(水溶性ユウロピウム錯体)の水溶液中における会合体形成と光物性(発光量子効率、発光寿命、光増感エネルギー移動効率)との関係を明らかにし、得られた水溶性ユウロピウム錯体を癌細胞の生体観察へと展開した。具体的には、生理培養液(DMEM+FBS: アミノ酸、グルコース、牛血清などを含む水溶液)での水溶性ユウロピウム錯体の発光挙動を計測し、この生理培養液の中にがん細胞を導入することによる水溶性ユウロピウム錯体の発光挙動変化を計測した。
    水溶性のポリエーテルを導入したユウロピウム錯体Eu-ntfa-TEGPOを合成した。Eu-ntfa-TEGPOは水圏環境で巨大な分子集合体を形成し、発光量子効率が増大することがわかった。この発光機能増大は、分子集合体形成による振動失活への抑制が行われたためと考えられる。さらに、水溶性のユウロピウム錯体をがん細胞へ導入する試験(生体環境への導入)も行ったところ、がん細胞へユウロピウム錯体が取り込まれる様子が観察された。
    水溶性ポリエーテルを導入した新しいユウロピウム錯体を導入し、水圏環境で分子集合体を形成することによる強発光化に成功した。さらに アミド結合によって分子集積する希土類配位高分子や希土類錯体のナノ集積体合成にも成功した。分子集合体は希土類錯体の光機能化に重要であることが明らかになった。
    日本学術振興会, 新学術領域研究(研究領域提案型), 北海道大学, 20H05197
  • 希土類錯体から配位高分子へのソフトクリスタル変形と光機能評価
    科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)
    2020年04月 - 2022年03月
    長谷川 靖哉
    本研究では、外部刺激によって希土類の配位数と幾何学構造が変化する新しいソフトクリスタル変形の創成および光機能評価を検討した。七配位Tb(III) 錯体から八配位のTb(III)配位高分子へのソフトクリスタル転移の結晶連結の詳細を検討した。また、加熱による結晶相転移が起こるキラル型Eu(III)配位高分子の円偏光機能解析についても検討を行った。
    七配位から八配位へのソフトクリスタル変形の結晶連結では、七配位型の二核Tb(III)錯体(図1)から八配位のTb(III) 配位高分子への変形は2つの異なる結晶を連結することができる。この結晶連結に関して、接合結晶面の方位依存性があることが明らかになった。さらに、レーザー光によってDy(III) 結晶からTb(III)結晶へ光エネルギーが確実に伝達していることを明らかにした。
    キラルEu(III) 配位高分子の相転移計算では、相転移が可能なキラル型Eu(III)配位高分子の円偏光発光特性は配位高分子の配列構造に大きく依存していることを明らかにした。今回はその配列構造を段階的に変化させたモデルを設定し、それらのモデルの遷移双極子モーメント(ED)を計算した。この計算の結果、Eu(III)配位高分子のL M C TにおけるEDの大きさは配列距離に大きく依存することがわかった。 このED変化が円偏光発光特性に強く影響を与えていると推測される。
    以上、希土類配位高分子の配位構造および結晶の構造転移に基づく光機能の発現および機能解明に成功した。これらの研究成果は本領域の研究推進に大きく貢献したと言える。
    日本学術振興会, 新学術領域研究(研究領域提案型), 北海道大学, 20H04653
  • ソフトクリスタル挙動を示すキラル希土類配位高分子の合成と光機能評価
    科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)
    2018年04月 - 2020年03月
    長谷川 靖哉
    キラル配位子を導入した希土類錯体は異方性の高い円偏光発光を示す。この集合状態におけるキラル希土類錯体の光機能解明は学術的に重要である。本研究では、結晶相転移(ソフトクリスタル挙動)を誘起するキラル希土類配位高分子の合成および光機能評価を行う。具体的には、相転移挙動を誘起するエチニル含有ホスフィンオキシドとキラル型Eu(III)錯体との反応によりキラル希土類配位高分子の合成を行う。そのキラル希土類配位高分子の様々な固体状態(結晶系α、結晶系β、ガラス状態など)における基礎光物性とキラル光機能(CDおよびCPL特性)の評価を行い、相転移挙動におけるキラル機能を明らかにする。さらに、Eu(III)とTb(III)の混合系配位高分子を合成し、温度変化による光誘起エネルギー移動過程をアレニウス解析によって評価する。
    初年度では、本研究に先立ち、キラル配位子を導入したユウロピウム配位高分子の合成に成功した。この配位高分子は螺旋構造を形成していることがX線構造解析により明らかになった。その螺旋構造の形成により希土類配位高分子の発光特性と円偏光特性が大きく向上することを明らかにした。また、テルビウム配位高分子の光誘起エネルギー移動過程が錯体をつなぐリンカー配位子の分子構造によって大きく影響を受けることも本研究により明らかになった。さらに、エチニル基を導入したキラル型ユウロピウム配位高分子の合成にも初めて成功した。
    以上のことから、本研究は研究の目的および実施計画どおりに研究が進行し、優れた研究成果をいくつもあげることに成功した。さらに、本研究を進めるにあたり、領域内のエキスパート研究者との共同研究も大きく進展し、本領域の活性化に大きく貢献できた。
    日本学術振興会, 新学術領域研究(研究領域提案型), 北海道大学, 研究代表者, 18H04497
  • 積層構造を有する発光性希土類配位ナノ粒子の合成と光機能
    科学研究費補助金(基盤研究(B) )
    2018年04月 - 2020年03月
    長谷川靖哉
    文部科学省, 研究代表者, 競争的資金
  • 元素ブロック高分子材料の創出
    科学研究費助成事業
    2012年06月28日 - 2017年03月31日
    中條 善樹; 菅原 義之; 中 建介; 渡辺 明; 大下 浄治; 國武 雅司; 冨田 育義; 郡司 天博; 西野 孝; 松川 公洋; 内藤 裕義; 長谷川 靖哉; 田中 一義
    無機元素を含む機能の最小ユニットを「元素ブロック」と呼ぶ。これらを連結、集積することで「元素ブロック材料」と呼べる無機成分の特性を活かした高機能性材料の創出が期待できる。新奇の元素ブロックとそれらの連結・集積・複合化から、様々な高機能性材料が得られてくると期待できる。特に、それらの新素材から従来の高分子では達成できない機能や、一般的な無機材料では乏しいとされる製膜性や機能設計の適用性などを兼ね備えた物性が得られる可能性が多分にある。我々は、この考えの元、様々な元素ブロックを開発し、学理を構築することができた。さらに、多様な高機能性材料を元素ブロックを組み合わせることで生み出すことができた。
    日本学術振興会, 新学術領域研究(研究領域提案型), 京都大学, 24102001
  • 希土類半導体へのナノ磁気格子導入による光磁気特性増大
    科学研究費補助金(基盤研究(B)
    2014年04月 - 2017年03月
    長谷川靖哉
    文部科学省, 研究代表者, 競争的資金
  • 磁性金属元素ブロックの三次元空間制御による新機能性高分子の創成
    科学研究費補助金(新学術領域研究(研究領域提案型))
    2012年10月 - 2017年03月
    長谷川 靖哉
    金属元素ブロックを三次元的に空間制御および分子レベルで機能化することで、従来の無機材料や高分子材料を超えた新領域の機能物質を構築できる。我々はこの金属元素ブロックとして希土類を選択し、希土類元素が三次元的に配列することによる光磁気機能の発現について研究を行った。希土類錯体が三次元配列した希土類元素ブロック高分子の開発に成功し、熱耐久特性および発光効率が向上することを明らかにした。さらに、希土類ナノ結晶を鰓裂させることによる光磁気効果増大にも成功した。
    文部科学省, 新学術領域研究(研究領域提案型), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 24102012
  • テルビウムクラスターの協奏的ファラデー効果発現および光磁気機能解明
    科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)
    2012年04月 - 2015年03月
    長谷川 靖哉
    常磁性のテルビウムイオンを9つ含むテルビウムクラスターの光磁気特性が検討された。このテルビウムクラスターの幾何学構造はX線構造解析により明らかになった。テルビウムクラスターを含むPMMA薄膜の光磁気特性はファラデー効果により評価を行った。得られたファラデー効果は単核のテルビウム錯体よりも大きく、市販されているテルビウムガラスよりも150倍に相当することがわかった。本研究では、テルビウムクラスターの配位構造と光磁気特性との相関を初めて明らかにした。
    文部科学省, 挑戦的萌芽研究, 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 24655109
  • 磁性半導体ナノ結晶の磁気光学効果増強のための内部・表面磁気構造制御
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2011年04月 - 2013年03月
    長谷川 靖哉
    文部科学省, 基盤研究(B), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 23350057
  • 希土類ナノ結晶と金粒子の超格子形成と機能創発
    科学研究費補助金(新学術領域研究(研究領域提案型))
    2011年 - 2012年
    長谷川 靖哉
    金ナノ粒子は光エネルギーを吸収することにより、表面プラズモン電場増強が発生する。この電場増強が配列したEuXのスピン偏極に影響を与え、特異的な光磁気物性が期待できる。本研究「希土類ナノ結晶と金粒子の超格子形成と機能創発」を行うために、23年度はEuSナノ結晶とAuナノ粒子の複合体形成(EuS-金ナノ複合体)を行い、電場増強下における光磁気機能評価を行った。
    具体的には、Au錯体を新規に合成し、オレイルアミン中で300℃にて反応をおこなうことににより、Auナノ粒子を合成した。同時にユーロピウム錯体を原料としたEuSナノ結晶を合成し、EuSナノ結晶とAuナノ粒子をヘキサンジチオールで連結した(EuS-金ナノ複合体)。その複合形状は透過型電子顕微鏡により観察した。
    得られたEuS-金ナノ複合体は、金ナノ粒子のプラズモンバンドに起因する吸収帯のレッドシフトが観測された。このレッドシフトは誘電率が高いEuSが金ナノ結晶の近傍に存在することを意味している。
    このEuS-金ナノ複合体をポリメタクリル酸メチルのTHF溶液に分散し、キャスト法にてEuS-金ナノ複合体を含むポリメタクリル酸メチル薄膜を調整した。得られたEuS-金ナノ複合体含有ポリマー薄膜に印可磁場150000eにおけるファラデー回転(磁場印加中の物質に偏光をあてると、その偏光面が回転する現象:ファラデー回転)がプラズモン吸収バンド領域において増大することが明らかとなった。
    本研究により、EuSナノ結晶の光磁気特性(ファラデー効果)におけるプラズモン電場増強効果が初めて明らかになった。
    文部科学省, 新学術領域研究(研究領域提案型), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 23111701
  • 半導体ナノ結晶の自己会合体における秩序の構造構築と光磁性材料への展開
    科学研究費助成事業
    2010年 - 2012年
    河合 壯; 中嶋 琢也; 湯浅 順平; 長谷川 靖哉
    半導体ナノ結晶の自己組織化による高機能化を目指してPb(II), Eu(III), Cd(II)のカルコゲナイド半導体のナノ結晶の精密合成とその複合材料化による自己組織構造形成に取り組んだ。EuSナノ結晶については、PbSナノ結晶との複合化に成功し、コアシェル構造を創出することに成功した。さらにこれにより光磁気特性の高感度化に成功した。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 奈良先端科学技術大学院大学, 22350062
  • 走査型電気化学ナノ顕微鏡の開発と局部界面反応発現機構・速度論の解明
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2009年 - 2011年
    伏見 公志; 金野 英隆; 長谷川 靖哉
    本研究の目的は、実用材料界面構造ゆらぎのin situ解析を目指した超高分解能走査型電気化学ナノ顕微鏡(SECN)を開発と「材料下地金属組織および組成の不均一性を要因とする金属溶解反応および不働態皮膜形成反応の不均一性発現機構および局部反応速度分布の定量」への適用である。今年度、以下の事項について検討、研究成果を得た。1)前年度に引き続き、LIGA技術による電極代表長さ1μm以下のプローブ微小電極の作製と走査型レーザー変位計への組み込みによるSECNシステムの構築を試みた。電極代表長さ0.2μm程度のSECN用白金プローブ作製に成功したものの、電気化学測定への再現性ある取り付けに難航しており、SECNシステムの完成には至っていない。2)炭化水素熱分解法により同軸二重構造微小炭素化物電極を新規に開発した。本電極と多チャンネルポテンショスタットの動作により走査型電気化学顕微鏡(SECM)プローブに新しくシールド機能を付加した。白金/エポキシ樹脂境界モデル試料上のレドックスメディエータを用いたSG/TCモード測定において、検出感度と面分解能をそれぞれ45%ならびに5%程度、向上させることができた。3)2)にて開発したSECMを用いて、硫酸系水溶液中、多結晶鉄電極の鉄溶解反応速度に関する金属組織依存性を調査した。低指数面のうち001面の溶解速度が多結晶面に比べて低く、これが昨年度の調...
    文部科学省, 基盤研究(B), 北海道大学, 連携研究者, 競争的資金, 21360350
  • プラズモン増強電場による希土類ナノ結晶の光磁気効果の影響に関する研究
    科学研究費補助金(特定領域研究)
    2009年 - 2010年
    長谷川 靖哉; 河合 壯; 中嶋 琢也; 湯浅 順平
    これまで、ファラデー効果に理想的な物質として希土類ナノ結晶EuX(ユーロピウムカルコゲナイド:X=O,S,Se)の合成およびファラデー効果に関する研究を世界に先駆けて行ってきた。希土類ナノ結晶EuXのファラデー効果(光磁気効果)における表面プラズモンの電場増強効果を検討し、大きなファラデー効果増大および学術的機構解明を目的として、AuとEuSが結合した複合系ナノ粒子の合成を行った。複合型ナノ粒子の合成は、平均粒子サイズ15nmの立方体型EuS結晶と平均粒子サイズ10nmの球状型Au粒子をトルエン中に入れ、ヘキサンジチオールを添加して撹拌することで得た。得られた複合ナノ粒子は透過型電子顕微鏡にて状態観察を行った。さらに、吸収スペクトル測定により、複合型ナノ粒子におけるAuのプラズモン吸収バンドが長波長側へのおおきくシフトしていることが明らかとなった。これは、金ナノ粒子近傍に存在するEuSナノ粒子の影響と考えられる。得られたEuS-Au複合ナノ粒子をポリマー(ポリメタクリル酸メチル)が溶解した有機溶媒中に分散し、キャスト法にて「EuS-Au複合ナノ粒子含有ポリマー薄膜」を作製した。得られたポリマー薄膜に1.5Tの磁場を印可し、偏光の回転角度変化(ファラデー効果)に関する測定を行った。この測定の結果、プラズモン吸収バンド領域の波長において、おおきく偏光回転角が変化することが分かった...
    文部科学省, 特定領域研究, 奈良先端科学技術大学院大学->北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 21020023
  • 希土類ナノ物質/有機ハイブリッド化による巨大組織体形成と機能創発
    科学研究費補助金(新学術領域研究(研究領域提案型))
    2009年 - 2010年
    長谷川 靖哉
    これまで、ファラデー効果に理想的な物質として希土類ナノ結晶EuX(ユーロピウムカルコゲナイド:X=0,S,Se)の合成およびファラデー効果に関する研究を世界に先駆けて行ってきた。このEuXナノ結晶から構成される巨大な自己組織体はEuXナノ結晶間の磁気的相互作用を増大させると考えられ、新しい機能材料への展開が期待される。本年度は溶液中におけるEuSナノ結晶から構成される巨大組織体の構造制御および機能発現に関する検討を行った。平均粒子サイズ15nmのEuSナノ結晶をアルコール中に分散し、その溶液中における自己会合体形成を光散乱測定(DLS測定)により観察した。観察の結果、アルコール分子の分子サイズが小さいもにほど、大きなEuSナノ結晶会合体を形成することがわかった。さらに、その会合体の大きさは使用するアルコール分子の種類によって制御できることも明らかにした。この溶液中における自己会合体の構造については小角X線散乱測定により同定をした。EuSナノ結晶会合体を含むアルコール溶液に磁場を印可し、偏光回転角測定を行った。測定の結果、偏光回転が見られる波長領域はEuSナノ結晶分散溶液にくらべて大きく超波長シフトしていることがあきらかとなった。これは、EuSナノ結晶会合体においてEuS結晶同士のエキシトン・カップリングが発生したためと現在考えている。本研究により、EuSナノ結晶会合体を形成す...
    文部科学省, 新学術領域研究(研究領域提案型), 奈良先端科学技術大学院大学->北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 21111516
  • 発光性イオン液体複合材料の開発とセンサーへの応用
    科学研究費補助金(特定領域研究)
    2008年 - 2009年
    中嶋 琢也; 長谷川 靖哉; 湯浅 順平; 河合 壯
    通常、高分子電解質の交互積層(Layer-by-Layer)法による薄膜の作成には水媒体が用いられるが、水分の存在は薄膜の応用を大幅に制限している。特に、水素貯蔵材料などの禁水系材料や電子デバイスのコーティングには無水条件が望まれ、非水系へのLayer-by-Layer法の展開が必要とされる。我々は、イオン液体がそのイオン組成により種々の物質、特に、ポリマーに対する溶解性を制御できることから交互積層膜作製の媒体として利用できると考えた。さらに、いくつかのイオン液体はセルロースやシルクならびにカーボンナノチューブなど難溶性の物質を容易に溶解できることから、分子性溶媒では達成できない薄膜が作製できると期待される。また、ナノメートルスケールで垂直方向に設計が可能な交互積層薄膜作製法の開発により、イオン液体含有高性能センサー作製のための基礎技術が確立できる。以上より、本研究では、典型的な高分子電解質、カーボンナノチューブならびにセルロースを材料とした交互積層薄膜の作製を行った。いずれの材料においても、規則的な膜厚成長が確認され、特にセルロースにおいては高透明、高強度の薄膜を与えた。
    文部科学省, 特定領域研究, 奈良先端科学技術大学院大学, 連携研究者, 競争的資金, 20031018
  • 形態制御された希土類ナノキューブの会合体形成および光機能材料への展開
    科学研究費補助金(基盤研究(C))
    2007年 - 2009年
    長谷川 靖哉; 杉浦 忠男
    EuSナノ結晶は光情報通信用の光アイソレーターや磁気メモリへの応用が期待される重要な物質である。本研究では、キュービック形状を有するEuSナノ結晶の合成を行い、その自己会合体(三次元超格子:SLS)形成に初めて成功した。さらに、その自己会合体の磁気特性向上が観測された。
    文部科学省, 基盤研究(C), 奈良先端科学技術大学院大学, 研究代表者, 競争的資金, 19510104
  • コアシェル構造を有する希土類ナノ結晶の光磁気特性
    科学研究費補助金
    2008年 - 2008年
    長谷川 靖哉; 河合 壯; 中嶋 琢也; 湯浅 順平
    EuXナノ結晶は希土類元素から構成される磁性半導体である。磁場印加下では、この物質を通過する直線偏光は回転(ファラデー効果)することから、次世代の光情報通信用アイソレーター素子として、現在注目されている。このEuXナノ結晶を光機能材料へ展開するために、まずEuSおよびEuSeナノ結晶を含むポリマー薄膜を作製した。具体的には、EuSおよびEuSeナノ結晶をPMMA含有エチルメチルケトンに溶解し、ガラス基板状にスピンコートすることにより薄膜を調製した。得られた薄膜に1.5Tの磁場(B)を印加し、薄膜中を透過する直線偏光の回転角を測定したところ、この回転角はEuSナノ結晶の形状に依存することが明らかとなり、キューブ状のEuSおよびEuSeナノ結晶は大きな回転角(ファラデー効果)を示すことがわかった。この大きなファラデー効果の原因を明らかにするために、EuSおよびEuSeナノ結晶の磁気測定を行った。キューブ形状を有するEuSおよびEuSeナノ結晶は保持力を有することがこの測定から明らかとなり、この保持力が大きなファラデー効果発現の原因となっていることがわかった。
    文部科学省, 奈良先端科学技術大学院大学, 研究代表者, 競争的資金, 20900127
  • イミダゾリウム基を含むフォトクロミック分子材料の開発
    科学研究費補助金(特定領域研究)
    2008年 - 2008年
    中嶋 琢也; 長谷川 靖哉; 湯浅 順平; 河合 壯
    電荷の局在状態の光制御を実現するシステムを目指し、ジアリールエテン、ターアリーレン(ジアリールアリーレン)へのイミダゾリウム環の導入を行った。光化学反応に伴い、導入されたイミダゾリウム環は正電荷が非局在化したイミダゾリウム型と局在化したイミダゾリニウム型に相互変換する。本年度は、この正電荷の局在構造変化によるソルバト、イオノクロミズムや反応性の発現など興味深い特徴を見出した。(1)イミダゾリウム置換ジアリールエテンはトルエンからピリジンまで幅広い極性の溶媒中においてフォトクロミック反応を示すことを見出した。閉環体における局在正電荷はルイス塩基結合サイトとして働き、高ドナー数を有する分子やアニオンと特異的に相互作用する。その結果、π共役構造を変化させ、マルチクロミック特性(光、溶媒、イオン応答)を示すことを見出した。(2)ジチアゾリルイミダゾリウムは種々の溶媒中で可逆的にフォトクロミック反応を示し、(1)と同様に、ソルバトクロミズムを示した。この場合、溶媒のドナー数ではなく誘電率に応答した吸収ピークシフトを示した。低極性溶媒中において局在カチオンはヨードアニオンと強く相互作用し、イミダゾリニウムのN(1)-C(2)-N(3)の二重結合性を低下させ、π共役系の縮小により低波長シフトを与えた。さらに、局在カチオンの高い反応性は、強い求核剤であるメトキシドとの求核付加反応によりpho...
    文部科学省, 特定領域研究, 奈良先端科学技術大学院大学, 連携研究者, 競争的資金, 20044019
  • フォトクロミックスイッチングユニットによるπ共役分子鎖の光機能化
    科学研究費補助金(特定領域研究)
    2005年 - 2008年
    河合 壯; 中嶋 琢也; 田中 仙君; 松井 龍之介; 長谷川 靖哉; 湯浅 順平; 田中 仙君
    フォトクロミック分子によるπ共役系スイッチングを目指して、さまざまなπ共役系を有するフォトクロミック分子の開発とその評価を行った。フォトクロミックターアリーレンの中央のアリール部に対してπ共役ユニットを導入したところ、π共役系の拡張に伴って吸収の長波長シフトが見出された。さらにフォトクロミック反応前後の吸収波長はそれぞれの構造におけるπ共役系の広がりに対応して変化することが見出され、ターアリーレン系フォトクロミック分子においてπ共役系の方向切り替えが可能であること明らかになった。一方、光によりπ共役分子ワイヤーの形成を目指して、光照射に伴って安定な芳香族ユニットが形成する新しい光化学反応の開発に成功した。この分子では光反応後に形成する中間体から、自発的にメタノールが脱離し、安定な芳香族分子を形成し、さらにπスタックによる超分子集合体を形成することが見出された。類似の反応は従来は酸素などの酸化剤の存在が必要であったらが、脱離ユニットを安定なアルコールとすることで、自発的な光脱離反応が可能となった。
    文部科学省, 特定領域研究, 奈良先端科学技術大学院大学, 連携研究者, 競争的資金, 17067011
  • コアシェル構造を有する希土類ナノ結晶の光磁気特性
    科学研究費補助金(特定領域研究)
    2007年 - 2007年
    長谷川 靖哉; 河合 壯; 中嶋 琢也
    二価のユーロピウムEu(II)から構成されるカルコゲナイド(EuX;X=O,S,Se,Te)は強磁性を示す化合物半導体でる。これまでEuXナノ結晶の合成および特異的な光磁気特性が報告されているが、そのナノ結晶の会合状態や配列を制御した例はない1)。大きな磁気光学効果を示すEuXナノ結晶を任意に会合および配列できれば、会合状態に基づく新たな光磁気特性が期待できる。本研究ではEuSのナノサイズ化及びEuSナノ会合体の形状制御を行い、光の放射圧によってナノ粒子を補足して操作するレーザートラッピング法を用いてEuSナノ会合体の形態制御を行った。EuSナノ結晶の原料となるEu(III)錯体は、塩化ユウロピウムと硫黄を含む有機配位子との錯形成により合成した。この錯体を6時間加熱還元し、反応終了後にクロロホルム・ヘキサン混合溶液を用いて精製することにより紫色粉末を得た。得られた紫色粉末のXRD測定の結果より、バルクのEuSのピークと一致することが明らかとなり、Scherer式から算出される平均サイズは11nmとなった。さらに、この立方体型EuSナノ結晶はメタノール中において平均サイズ330nm程度の会合体を形成していることがDLS測定から明らかになった。次にレーザートラッピング法を用いて、ガラス基板上におけるEuS会合体の二次元配列を試みた。レーザートラッピング実験における散乱光強度の経時...
    文部科学省, 特定領域研究, 奈良先端科学技術大学院大学, 研究代表者, 競争的資金, 19018017
  • フォトクロミック・ターアリレン誘導体による革新光スイッチ分子の構築
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2005年 - 2007年
    河合 壯; 池田 篤志; 長谷川 靖哉; 中嶋 琢也
    π共役ポリマーや分子の性質は、π共役系とその広がりに強く支配されている。π共 役系の広がりを光や外部摂動で制御できれば、従来にない分子レベルの光スイッチングや光メモリが可能となる。特に、光照射に伴い可逆に分子構造が変化するフォトクロミック分子は本質的にπ共役系の構造が可逆に変化することから、光スイッチングユニットとして有力な候補と考えられる。本研究では、光スイッチングユニットの中でも、とくにπ共役系の方向切り替え特性を有するターアリーレン系フォトクロミック分子を中心にπ共役スイッチングユニットの開発を進めた。ターアリーレン系フォトクロミックユニットとして、立体障害の抑制の観点から、チアゾールやイミダゾールをアリールユニットとして導入したリアリールイミダゾールおよびジアリールチアゾール誘導体を合成した。ジチエニルチアゾール構造の場合には比較的高い反応量子収率を示すことや単結晶状態での高い反応性を観測するなど、比較的優れたフォトクロミック反応性を見出した。単結晶構造解析の結果、チアゾールユニットの窒素原子とメチルチオフェンユニットのメチル水素原子との間で水素結合が形成しており、これが比較的高い反応性の起源となっていることが明らかになった。また、アリールユニットの芳香族性を制御することにより、着色状態の熱安定性が大きく変化する現象を見出した。この現象を利用すると、光照射後に着色状態...
    文部科学省, 基盤研究(B), 奈良先端科学技術大学院大学, 連携研究者, 競争的資金, 17350069
  • ビナフチル・ペリレンダイマーの単一分子円偏光蛍光計測と光スイッチング
    科学研究費補助金(萌芽研究)
    2005年 - 2007年
    河合 壯; 内藤 昌信; 長谷川 靖哉; 中嶋 琢也
    光学活性分子から発せられる蛍光は右円偏光成分と左円偏光成分の強度が異なり、この現象は円偏光性発光(CPL)と呼ばれる。近年、CPLを基盤にした高輝度液晶ディスプレイ用の偏光光源をはじめとして、3次元ディスプレイ、記憶材料、光通信など高度な光情報プロセッシングが提案されており、幅広い応用が期待されている。本研究では、光学活性なフルオロフォアからなる高特性の円偏光性発光材料の開発を行った。前年度開発されたビナフチルペリレンダイマーは高い蛍光量子収率、高い円二色性をしめし有望である。今年度はビナフチルペリレンダイマーの会合状態におけるCPL非対称性を評価し、さらに光照射に伴うスイッチングを検討した。従来、散乱性媒質におけるCPL非対称性の精密計測は成功例がなく、今回はこのため顕微CPL計測システムの検討を行った。その結果、顕微蛍光計測においても安定で高精度なCPL計測が可能であることを初めて見出した。また、ビナフチルペリレンダイマーの会合状態における発光スペクトルとCPLスペクトルの計測に初めて成功した。会合状態においては特徴的なCPLの増強が観測された。また会合状態においてはCPLの非対称性には特徴的な分散を有することを初めて見出した。これは非結晶性の分子会合状態における局所構造の不均質性を直接観測したものと考えている。分子会合状態をレーザー光により制御することで、CPL特性の光...
    文部科学省, 萌芽研究, 奈良先端科学技術大学院大学, 連携研究者, 競争的資金, 17655019
  • 希土類ナノ粒子の光磁気ポーラロン発生に伴うf軌道のスピン制御
    科学研究費補助金(特定領域研究)
    2005年 - 2006年
    長谷川 靖哉; 河合 壯; 中嶋 琢也
    本研究では、EuOやEuSよりも高い光磁気効果が期待されるEuSeナノ粒子の検討を行なった。EuSeナノ粒子の原料となるEu(III)錯体は、セレンを含む有機配位子Se_2P(Ph)_2の誘導体とEu(III)イオンとの錯化反応により合成した。このEu(III)錯体に関して、構造が異なる2種類の錯体を原料としてそれぞれEuSeナノ結晶の合成検討を行った。具体的には、各Eu錯体をHDA(Hexadecylamine)中300℃で24時間熱還元反応を行い、反応終了後に粒子を遠沈させることで紫色の固体粉末を得た。紫色粉末固体の同定は、透過型電子顕微鏡測定(TEM)およびX線粉体解析(XRD)を用いて行った。得られた紫色粉体を含むPMMA薄膜をガラス基板上に作製し、ファラデー測定により光磁気特性の評価を行なった。比較サンプルとして、従来の合成法によって得られたEuSナノ粒子を含むPMMAも同時に調製を行なった。紫色粉体のXRD測定から2θ=25.1^0,28.6^0,41.0^0,48.8^0,59.8^0および67.6^0に回折ピークが観測され、これらのピークはEuSeの(111),(200),(220),(311),(400)および(420)に相当することがわかった。さらに、TEM測定を行ったところ、原料であるEu(III)錯体の化学構造に違いにより、異なった形状(球状および立方...
    文部科学省, 特定領域研究, 大阪大学->奈良先端科学技術大学院大学, 研究代表者, 競争的資金, 17042015
  • イオン性液体-蛍光性半導体ナノ結晶界面構造反応の単一粒子・単一分子蛍光計測
    科学研究費補助金(特定領域研究)
    2005年 - 2006年
    河合 壯; 長谷川 靖哉; 中嶋 琢也
    II-VI族半導体は発光性材料として広く研究されてきた。特に近年、ナノメートルサイズの半導体結晶においてその発光現象が広く検討されている。ナノ結晶の構造上の特徴として、表面に有機分子を保護層として有していることが挙げられ、さまざまな有機配位子に関する工夫や提案も進められている。このように半導体ナノ結晶は有機化学からの工夫の余地が広く、また界面におけるダイナミックな反応の解析と制御を目指す本特定領域の趣旨からも興味深い研究対象のひとつであると考えられる。本研究ではこれまでに見出されたイオン性液体中におけるCdTeナノ結晶からの蛍光の増強現象の解明とイオン液体中におけるCdTeナノ結晶の単一分子レベルの蛍光計測を進めた。イオン液体中においてはCdTeナノ結晶の蛍光は冷却に伴ってさらに増強されることが見出された。このような低温での蛍光増強は水溶液中で蛍光が低下することとまったく逆の傾向となった。さらに100K以下ではほぼ100%の蛍光量子収率を示すことが明らかになった。また、その発光波長は低温では格子定数の低下に伴い、次第に短波長シフトすることが見出された。20K以下の低温では、逆に発光波長が長波長シフトする現象が見出された。この傾向はCdSeなど関連するナノ結晶で見出されており、励起子の電子準位が電子間の交換相互作用により分裂していることに対応している。ナノ結晶の粒径が小さくなる...
    文部科学省, 特定領域研究, 奈良先端科学技術大学院大学, 連携研究者, 競争的資金, 17034042
  • 非対称型ユーロピウム(III)錯体の分子設計と光物理特性
    科学研究費補助金(若手研究(B))
    2003年 - 2005年
    長谷川 靖哉
    非対称型ユーロピウム錯体、Eu(hfa)3(TPPO)2をポリフェニルシルシスキ,オキサン(polyphenylsilsesqioxane : PPSQ)中にドープすることにより、錯体の非対称構造に基づくレーザー発振特性の向上を明らかにした。さらに、配位子場を非対称化させることにより、Eu(hfa)3(TPPO)2よりも優れたレーザー発振特性を導くことに成功した。これらのユーロピウム錯体の非対称構造はX線構造解析により明らかにし、その非解消構造に基づく電子遷移許容化の程度は量子化学計算(Judd-Ofelt解析)により見積を行なった。これらの解析結果から、ユーロピウム錯体の発光特性向上には非対称構造が極めて重要と結論した。さらに、非対称配位子場を有するユーロピウム4核錯体(クラスター)の合成も行なった。このユーロピウム多核錯体は強発光特性とともに「熱耐久性」にも優れ、300℃以上の加熱においても発光特性を維持できることが明らかとなった。この特異的な「熱耐久性」は4つのユーロピウムイオンからなるネットワーク構造が重要と考えられる。さらに、配位子による「配位部位の非対称構造」が優れた発光特性を可能にしていると結論づけた。本研究は、強発光特性を示す希土類錯体を材料へ展開する上で興味深い成果である。また、以上の考え方を応用することにより、強発光テルビウム錯体の合成にも成功した。このテ...
    文部科学省, 若手研究(B), 大阪大学->奈良先端科学技術大学院大学, 研究代表者, 競争的資金, 15750155
  • ナノサイズ酸化ユーロピウム(II)の合成および光磁気特性
    科学研究費補助金(奨励研究(A), 若手研究(B))
    2001年 - 2002年
    長谷川 靖哉
    概要高強度エキシマーレーザー照射によるEuOナノ結晶の合成に成功した。本系においては繰り返し周波数1Hz、レーザー強度130mJに設定し、レーザー光を1000回サンプル(硝酸ユーロピウム(III)、尿素、メタノール)に照射することにより、結晶性の高い、平均粒径4.7nmのナノサイズEuOが得られた。得られたEuOナノ結晶は青色領域に強発光を示すことが発光スペクトル測定より明らかとなった。合成時間は約15分であり、これまでの水銀ランプによる光還元法(72時間光照射)に較べて極めて速い時間でEuOの合成が可能になった。さらに、レーザー照射回数毎の発光スペクトルおよび吸収スペクトルを測定したところ、EuOナノ結晶の結晶成長に重要なEu(II)の前駆体の存在が明らかとなった。本研究はEuOナノ結晶の結晶成長のメカニズム解明に重要な知見を与えた。一方、前年度報告した液体アンモニア法によるEuOナノ結晶合成を応用して、EuS(硫化ユーロピウム(II))ナノ結晶の合成に成功した。本合成法は液体アンモニアに硫化水素を吹き込むことにより合成ができ、平均粒径20nmのEuSが得られた。このEuSナノ結晶は磁化率測定(SQUID)により強磁性を示すことが明らかとなった。世界初のEuSナノ結晶の合成および磁気特性を本研究により明らかとした。
    文部科学省, 奨励研究(A), 若手研究(B), 大阪大学, 研究代表者, 競争的資金, 13740397
  • ゼオライトナノ結晶発光性分子複合素子
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2000年 - 2002年
    和田 雄二; 長谷川 靖哉; 北村 隆之; 柳田 祥三
    Nd^<3+>の光吸収能力は、f-f電子遷移に由来するため、本質的に低い。光吸収能力の高い配位子の励起3重項状態からのエネルギー移動を経た発光を示すNd^<3+>錯体が報告されている。Nd^<3+>の発光の良好な増感剤と知られる8-quinolinolを、ゼオライト細孔内のNd^<3+>にPMSと共配位さたことによる、初のゼオライト細孔内でのエネルギー移動を経たNd^<3+>発光に成功した。細孔内のNd^<3+>に対して低振動な環境を与えることのできるPMSを導入した後、8-quinolinolに導入した。その結果、8-quinolinolからのエネルギー移動を経たNd^<3+>の発光を観測することができた。Ru[bpy_3]^<2+>は、系間交差率がほぼ100%で、^3MLCT発光を示す。この準位はNd(III)の吸収準位と良く一致することから、Nd(III)の良好な増感剤候補である。Gd(III)の導入されたサンプルに比べてNd(III)の導入されたサンプルの^3MLCT発光強度は減少した。また、^3MLCTの発光寿命が減少したことから、[Ru(bpy)_3]^<2+>の^3MLCTからNd(III)へエネルギー移動が確認された。寿命測定からエネルギー移動効率は、Φ_=0.63と、高い値を示すことがわかった。Nd(III)の発光波長を検知した励起スペクトルにおいて...
    文部科学省, 基盤研究(B), 大阪大学, 連携研究者, 競争的資金, 12450345
  • 色素増感型酸化チタン太陽電池の実用化研究
    科学研究費補助金(基盤研究(A))
    1999年 - 2001年
    柳田 祥三; 村澤 貞夫; 北村 隆之; 和田 雄二; 長谷川 靖哉
    (1)低分子ゲル化剤を用いた擬固体化色素増感太陽電池の電解質溶液中のヨウ素酸化還元対の電子伝達機構について検討し、イオンの拡散だけではなく、要素間の結合の相互変換を伴う電子ホッピング(Grotthuss型)によることを明らかにした。また、常温で液体で蒸気圧がなく、不燃性の溶融塩を用いた太陽電池を構築し、かつ、溶融塩とゲル化剤を組み合わせた擬固体太陽電池を構築し、80℃の高温下でも安定な色素増感太陽電池の構築に成功した。(2)色素増感太陽電池の作用電極である多孔質酸化チタン中の、電子伝達挙動について理論的な解析を試み、電解質中のイオンの種類、濃度の影響から、電子の移動がアンバイポーラー拡散によること、またイオンの酸化チタン表面への強い吸着が電子移動速度を加速させることを明らかにした。(3)酸化チタン微結晶の結晶系を精密に制御し、同じ原料から純粋なアナタースおよびルチル結晶を作り分けることに成功した。また結晶系の違いによる電子伝達挙動に違いを明らかにした。(4)水溶性のセルロース増粘剤を用いた酸化チタンゾルを調製し、有機溶媒を用いないスクリーンプリント法による多孔質酸化チタン電極作製法を開発した。(5)導電性高分子(ポリピロール)を用いた固体型色素増感太陽電池の改善を行った。対極にカーボンブラック粒子からなる導電性炭素材料を用いることで、性能は従来の6倍まで向上した。ポリ(3,4...
    文部科学省, 基盤研究(A), 大阪大学, 連携研究者, 競争的資金, 11358006
  • 無機ナノゼオライトホストによる導電性高分子の高秩序配列化と新物性
    科学研究費補助金(特定領域研究(A))
    2000年 - 2000年
    和田 雄二; 長谷川 靖哉; 北村 隆之; 柳田 祥三
    概要1)ナノサイズホージャサイト型ゼオライトの合成を文献に基づきその手法を確立した。そのナノゼオライトをネオジム交換し、さらにフッ素アルキル基を含むスルホニルアミド(PMS)を配位子として、ネオジム錯体をゼオライト細孔内に合成した。このゼオライトは、(Nd(PMS)-n-FAU)は、ジメチルスルホキシド中に安定に分散することが、DLS測定ならびに吸収スペクトルから明らかとなった。吸収スペクトルには、ネオジムに起因のf-f遷移がみられた。未処理のものはほとんど分散しないことことから、PMSはn-FAU粒子の外表面を化学的に修飾することにより、分散を促進していることがわかった。吸収スペクトルから、均一に溶解したと仮定したジメチルスルホキシド中のネオジム濃度は8.7mMと計算された。発光スペクトルには、ネオジムの遷移に帰属される近赤外領域の発光が観測された。寿命は22msで一次減衰であった。吸収スペクトルの形状からネオジムは、対称性の高い環境に存在しすることがわかった。重水素化ジメチルスルホキシド中の発光量子収率は有機媒体中における最高値9.5%と、錯体溶液の値、3.3%の3倍にも向上したことから、ゼオライトは低振動ホストとして優れていると結論できる。この値は、有機溶媒中におけるネオジムからの発光として最高値である。2)ナノサイズホージャサイト型ゼオライトをユーロピウムで交換し、か...
    文部科学省, 特定領域研究(A), 大阪大学, 連携研究者, 競争的資金, 12020232
  • 超高圧下での有機光化学反応
    科学研究費補助金(萌芽的研究)
    1999年 - 2000年
    柳田 祥三; 北村 隆之; 和田 雄二; 長谷川 靖哉
    基底状態のオリゴパラフェニレンは,気相中や溶液中では隣り合う芳香環同士が互いにおよそ20度程度捻れた構造を取り,光励起状態では共平面状態になるという構造変化を引き起こす。さまざまなオリゴフェニレン誘導体の光物性を高圧条件下に測定し,吸収,蛍光スペクトルの長波長シフトと,吸光度の増加,蛍光量子収率の減少が観測された。これらの変化は,圧力の増加に伴う溶媒の誘電率が上昇したために起こる基底状態分子への作用と,溶媒の粘度が上昇したことに伴う,励起状態での構造緩和過程への作用とによることが明らかとなった。一方部分フッ素化パラフェニレン類は,基底状態で会合体を形成するが,圧力の上昇に伴い会合体の形成が促進されることが明らかとなった。また励起状態では,構造の緩和過程が促進されるため,発光量子収率の増加が観測された。パラフェニレン類のこれらの光物性の変化は,圧力の印可に伴う溶質分子,あるいは溶媒分子との間の分子間相互作用の増強によることを明らかにした。アゾベンゼンとソのぺルフルオロ体の光異性化反応を希薄溶液中高圧条件下に測定し,異性化の速度,および定常状態でのcis-trans比を求めた。圧力が高い場合にはtrans体の生成比が増大し,励起中間体から基底状態のtrans体への失活過程の活性化体積が小さいことが判明した。一方,これら両化合物の1:1混合溶液の場合,逆に圧力の印可に伴いcis体の...
    文部科学省, 萌芽的研究, 大阪大学, 連携研究者, 競争的資金, 11875188
  • 希土類錯体から配位高分子へのソフトクリスタル変形と光機能評価
■ 産業財産権
  • 発光材料、酸素センサー、及び塗料
    特許権, 北川裕一; 中井拓真; 島かおり; 庄司淳; 長谷川靖哉; 伏見公志
    特願2022-03353, 2022年03月04日
  • 希土類錯体、発光材料、発光体、及び、ホスフィンオキシド基を有する化合物
    特許権, 長谷川靖哉; 林嬢; 北川裕一; 伏見公志
    特願2021-074135, 2021年04月26日
  • 発光材料;発光インク;発光体及び発光デバイス
    特許権, 長谷川靖哉; ツァンテン; 北川裕一
    特願2020-119391, 2020年07月10日
  • ビスホスフィンオキシド希土類錯体及び光学機能性材料
    特許権, 長谷川靖哉、北川裕一、鶴井真、田村健、佐野夏博
    特願2019-132858, 2019年07月18日
  • 希土類錯体, 希土類錯体溶液、発光性成形体、発光性物品を製造する方法
    特許権, 北川裕一、島かおり、和田智志、長谷川靖哉、伏見公志
    特願2019-085626, 2019年04月26日
  • 希土類化合物、ホスフィンオキシド化合物及び発光体
    特許権, 北川裕一; 鈴江郁哉; 長谷川靖哉; 伏見公志
    特願2018-241307, 2018年12月25日
  • 希土類錯体、発光体及び発光デバイス
    特許権, 長谷川靖哉; フェレイラダダローサペドロパウロ; 北川裕一; 伏見公志
    特願2018-158240, 2018年08月27日
  • 希土類錯体、放射線治療用光学イメージング剤、中性子線検出用シンチレーター及びカルボラン誘導体
    特許権, 長谷川靖哉、齋藤康樹、北川裕一、中西貴之、伏見公志
    特願特願2019-30678, 2018年06月28日
  • 希土類錯体ポリマー及び発光体
    特許権, 中西貴之; 松田賢司; 沢登拓矢; 北川裕一; 伏見公志; 長谷川靖哉
    特願2018-011508, 2018年
  • 希土類錯体及び発光材料
    特許権, 北川裕一; 鈴江郁哉; 中西貴之; 伏見公志; 長谷川靖哉
    特願2017-035043, 2017年02月27日
  • ホスフィンオキシド化合物、希土類錯体及び発光材料
    特許権, 長谷川靖哉; フェレイラ ダ; ローサ; ペドロ パウロ; 中西貴之; 北川裕一; 伏見公志
    特願2017-035041, 2017年02月27日
  • 希土類化合物、発光体、発光デバイス、波長変換材料及びセキュリティ材料
    特許権, 中西貴之; 袴田翔; 北川裕一; 伏見公志; 長谷川靖
    特願2017-221678, 2017年
  • Eu錯体及び有機EL素子
    特許権, 長谷川靖哉; 名取詩織; 中西貴之; 北川裕一; 伏見公志; 赤木努; 内藤裕義; 福留淳
    特願2016-170553, 2016年09月01日
  • 近赤外線発光を示すポルフィリンガラス
    特許権, 森末光彦; 佐々木園; 中西貴之; 長谷川靖哉
    特願2016-161750, 2016年08月22日
  • キラル型希土類錯体ポリマーおよびそれを用いた光学機能材料
    特許権, 長谷川靖哉; 北川裕一; 中西貴之; 伏見公志; 小礒尚之
    特願2016-135217, 2016年07月07日
  • 希土類錯体ポリマー
    特許権, 中西貴之; 平井悠一; 北川裕一; 伏見公志; 長谷川靖哉
    特願2016-092667, 2016年
  • 蛍光材料、蛍光材料の発光スペクトルを制御する方法及び蛍光システム
    特許権, 中西貴之; 松井貴文; 北川裕一; 伏見公志; 長谷川靖哉
    特願2016-122896, 2016年
  • 発光材料、インク、及び発光デバイス
    特許権, 中西貴之; 岡井翼; 北川裕一; 伏見公志; 長谷川靖哉; 田中一生; 権正行; 中條善樹
    特願2016-176913, 2016年
  • キラル型希土類錯体ポリマーおよびそれを用いた光学機能材料
    特許権, 長谷川靖哉; 三浦由衣; 北川裕一; 中西貴之; 伏見公志; 小礒尚之
    特願2016-019164, 2016年
  • 高分子錯体及びその製造方法,長谷川靖哉
    特許権, 中島綾子; 中西貴之; 北川裕一; 伏見公志
    特願2015-45416, 2015年
    特許第6666009号
  • 希土類錯体及びその製造方法、並びにプラスチック成形体
    特許権, 長谷川靖哉; 小野寺宏光
    特願2015-046001, 2015年
  • 希土類錯体および発光素子
    特許権, 北川裕一; 大野良輔; 長谷川靖哉; 伏見公志; 中西貴之
    特願2015-045930, 2015年
  • 希土類錯体、発光材料及びその製造方法、並びに発光シート
    特許権, 中西貴之; 岡井翼; 長谷川靖哉; 北川裕一; 伏見公志
    特願2015-046202, 2015年
  • 希土類金属錯体及びそれを用いる発光装置
    特許権, 長谷川靖哉; 柳澤慧; 中西貴之; 北川裕一; 伏見公志; 小飯塚徹
    特願2015-003282, 2015年
    特許第6643804号
  • 三光子励起により発光する発光性組成物
    特許権, 川俣純; 鈴木康孝; 守友博紀; 藤井旺成; 長谷川靖哉; 山本昌紀
    特願2014-205115, 2014年
  • 配位子、高分子錯体及びその製造方法
    特許権, 長谷川靖哉; 山本昌紀; 中西貴之; 伏見公志
    特願2014- 023813, 2014年
  • 有機ELデバイス用薄膜及びその製造方法
    特許権, 長谷川靖哉; 菅原猛司; 赤木努; 砂糖正典; 上野一彦
    特願2013-183620, 2013年
  • 希土類錯体ポリマーとその製造方法、及びプラスチック成形体
    特許権, 小野寺宏光; 長谷川靖哉
    特願2013-183142, 2013年
  • 配位子および希土類錯体
    特許権, 長谷川靖哉; 平井悠一; 中西貴之; 伏見公志
    特願2013-141994, 2013年
  • シート集積型希土類錯体及びその用途
    特許権, 長谷川靖哉; 立野栞; 中西貴之; 伏見公志
    特願2013-141995, 2013年
  • 発光性複合材料および発光体ナノ結晶
    特許権, 小野寺宏光; 長谷川靖哉
    特願2012-245490, 2012年
  • 機能性材料の構造体及び機能性材料の構造体の製造方法
    特許権, 中西貴之; 長谷川靖哉; 前田将司; 川島祥; 伏見公志
    特願2011-264892, 2011年
  • 希土類錯体ポリマー
    特許権, 長谷川靖哉; 宮田康平; 伏見公志; 加藤昌子; 小林厚志
    特願2011-103136, 2011年
  • 金属イオンドープEu(II)化合物のナノ結晶及び薄膜
    特許権, 長谷川靖哉; 前田将司; 熊谷美那; 伏見公志
    特願2011-047623, 2011年
  • Eu(II)化合物及び金属を含有する複合ナノ結晶及び複合薄膜
    特許権, 長谷川靖哉; 川島祥; 熊谷美那; 伏見公志
    特願2011-047595, 2011年
  • 円偏光発光性希土類錯体
    特許権, 湯浅順平; 宮田康平; 妻鳥紘之; 原田聖; 長谷川靖哉; 河合壯
    特願2012-504424, 2011年
    特許第5713360号
  • 希土類錯体及びその利用
    特許権, 長谷川靖哉; 河合壯; 中嶋琢也; 中川哲也; 宮田康平
    特願2009-176558, 2009年
    US 8,975,385 B2
  • 金属錯体およびその利用
    特許権, 河合壯; 長谷川靖哉; 中川哲也
    特願2009-120950, 2009年
  • 希土類錯体およびその利用
    特許権, 長谷川靖哉; 河合壯; 原田聖
    特願2009-503899, 2009年
    特許第5371009号
  • 希土類錯体ナノ結晶およびその応用
    特許権, 長谷川靖哉; 中川哲也; 河合壯
    特願2008-241703, 2008年
  • 構造解析装置及び構造解析方法
    特許権, 長谷川靖哉; 河合壯; 湯浅順平; 片岡幹雄; 山田晃平
    特願2008-232489, 2008年
    特許第5414073号
  • 希土類金属錯体並びにそれを用いた波長変換材料
    特許権, 長谷川靖哉; 河合壯; 倉持悠輔; 横尾敏明
    特願2008-320608, 2008年
  • 近赤外強発光性希土類錯体
    特許権, 長谷川靖哉; 河合壯; 川井秀記
    特願2008-052779, 2008年
    特許第5207492号
  • 希土類錯体およびその利用
    特許権, 長谷川靖哉; 河合壯; 原田聖
    特願2007-059484, 2007年
  • 発光性希土類九核錯体
    特許権, 柳田祥三; 長谷川靖哉; 萬関一広
    特願2006-029509, 2006年
    特許第4702887号
  • 希土類錯体およびその利用
    特許権, 長谷川靖哉; 河合壯; 中川哲也
    特願2006-208684, 2006年
    特開2008-031120
    特許第5110484号
  • ナノサイズEuSe結晶及びナノサイズEuSe結晶の製造方法
    特許権, 長谷川靖哉; 河合壯; 安達隆明
    特願2006-64890, 2006年
  • 情報識別装置、情報識別方法、情報識別システム、及び発光部材
    特許権, 長谷川靖哉; 河合壯
    特願2005-239452, 2005年
  • 発光性希土類多核錯体
    特許権, 萬関一広; 長谷川靖哉; 柳田 祥三
    特願2005-033363, 2005年
  • 耐酸性希土類錯体
    特許権, 堀木エリ子; 長谷川靖哉; 兼松泰男; 松本雅治; 猪谷太栄; 八伏俊彰
    特願2005-067240, 2005年
  • 円偏光発光性を有する新規希土類錯体
    特許権, 永田美彰; 長谷川靖哉; 柳田祥三
    特願2004-72487, 2004年
    特開2005-97240
    特許第3687791号
  • 有機ラジカル配位子を有する希土類錯体を含有する発光材料
    特許権, 塚原保徳; 長谷川靖哉; 柳田祥三
    特願2003-428217, 2003年
    特開2005-187546
    特許第4009587号
  • 識別マーク
    特許権, 矢野大輔; 永田美彰; 長谷川靖哉; 柳田祥三
    特願2003-346988, 2003年
    特開2005-114909
  • 印刷インキおよび印刷物
    特許権, 矢野大輔; 永田美彰; 長谷川靖哉; 柳田祥三
    特願2003-346987, 2003年
    特開2005-112947
  • 熱耐久性を有する希土類錯体
    特許権, 萬関一広; 長谷川靖哉; 柳田祥三
    特願2003-348491, 2003年
  • 強発光性希土類錯体
    特許権, 長谷川靖哉; 柳田祥三; 和田雄二
    特願2003-315948, 2003年
    特許第4378139号
  • ナノサイズのEuO結晶又はEuS結晶を含有する光磁気応答性プラスティック
    特許権, 柳田祥三; スピッチャー・トンチャン; 長谷川靖哉; 和田雄二
    特願2003-155534, 2003年
  • 強発光希土類錯体
    特許権, 長谷川靖哉; 柳田祥三; 和田雄二
    特願2003-102237, 2003年
    特開2004-262909
  • 発光強度の増強された無機蛍光体、該無機蛍光体を含む分散液
    特許権, 萬関一広; 兼松 泰男; 柳田 祥三; 長谷川靖哉; 前田和紀
    特願2003-070161, 2003年
  • 発光ブロック
    特許権, 長谷川靖哉; 兼松泰男; 川畑弘; 長山智男; 小西毅; 小林哲郎
    特願2003-020635, 2003年
  • 希土類錯体含有薄膜を用いたレーザー発振装置
    特許権, 長谷川靖哉; 柳田祥三; 保田直紀; 川井秀記; 長村利彦
    特願2002-342126, 2002年
    特許第4048932号
  • ジアステレオマー構造配位子を有する錯体及びそれを用いた光学機能材料
    特許権, 長谷川靖哉; 柳田祥三; 和田雄二
    特願2002-064542, 2002年
    特許第35797441号
  • 希土類錯体を用いた光機能材料及び発光装置
    特許権, 長谷川靖哉; 柳田祥三; 和田雄二; 島田順一; 川上養一; 藤田茂夫
    特願2001-350723, 2001年
  • 希土類錯体並びにそれを用いた光機能材料及び発光装置
    特許権, 長谷川靖哉; 柳田祥三; 和田雄二; 島田順一; 川上養一; 藤田茂夫
    特願2001-272547, 2001年
    特開2003-081986
    特許第3668966号
  • 発光装置
    特許権, 島田順一; 川上養一; 藤田茂夫; 長谷川靖哉; 柳田祥三; 和田雄二
    特願2001-135116, 2001年
    特許第3897110号
  • 希土類三元錯体及びそれを用いた光機能材料
    特許権, 曽我部健作; 長谷川靖哉; 柳田祥三
    特願平2000-278207, 2000年
  • ナノサイズの希土類酸化物又は硫化物及びそれらの光化学反応を用いた製法
    特許権, 柳田祥三; 和田雄二; 長谷川靖哉
    特願2000-175299, 2000年
    特開2001-354417
    特許第4148635号
  • 希土類金属担持ナノサイズ(ホスト-ゲスト)複合体
    特許権, 柳田祥三; 和田雄二; 長谷川靖哉
    特願平11-62298, 1999年
    特開2000-256251
  • 発光性インク組成物
    特許権, 長谷川靖哉; 柳田祥三; 藤田淳
    特願平10-257777, 1998年
    特開2000-086952
  • 希土類錯体を含む樹脂組成物及び成形体
    特許権, 長谷川靖哉; 曽我部健作; 和田雄二; 柳田祥三
    特願平10-238973, 1998年
    特開2000-063682
  • 有機EL素子
    特許権, 長谷川靖哉; 河村祐一郎; 和田雄二; 柳田祥三
    特願平810-063512, 1998年
    特開平11-260552
  • 希土類錯体
    特許権, 長谷川靖哉; 曽我部健作
    特願平10-071361, 1998年
    特開平11-246510
  • 希土類錯体
    特許権, 岩室光則; 柳田祥三; 長谷川靖哉
    特願平9-238568, 1997年
    特開平11-080165
  • スルホンイミド及びその製造方法
    特許権, 長谷川靖哉; 曽我部健作
    特開平11-92446, 1997年
    特願平09-273668
  • 希土類錯体
    特許権, 柳田祥三; 長谷川靖哉; 和田雄二; 山中龍彦; 大久保崇; 藤田淳
    特願平9-56718, 1997年
    特願平10-539429
  • 結晶化ガラス複合体の製造方法および結晶ガラス複合体
    特許権, 中西貴之; 渡邊和音; 伏見公志; 長谷川靖哉
    特願2012-060575
■ 学術・社会貢献活動/その他
その他
  • 2022年10月
    YAHOO!JAPAN ニュース
    野菜の重力4割増、植物の成長促す透明フィルムがスゴい
  • 2022年10月
    読売新聞22面
    植物成長促すフィルム 北大 紫外線→赤色光変換
  • 2022年10月
    日刊工業新聞Newsウェーブ21 22ページ
    北大、植物の成長促す透明フィルム開発 塗布で「紫外線→紫外光」波長変換
  • 2022年05月
    読売新聞28面
    エウレカ!北大 光る「魔法」を実用化
  • 2022年03月
    日経新聞
    「赤色光」で野菜3割大きく 北大・長谷川教授がフィルム開発
  • 2016年03月 - 2016年03月
    日経産業新聞3面
    「大学解剖:北大 理工学融合した新産業に 照明やセンサー、光化学に光明」
  • 2016年 - 2016年
    日刊工業新聞
    キラリ研究開発
  • 2015年 - 2015年
    日経新聞
    「太陽電池、効率2%向上 紫外線に反応 発光素材を装着」
  • 2015年 - 2015年
    朝日新聞 30面
    「太陽電池の効率化フィルム」
  • 2015年 - 2015年
    日本テレビ
    「世界一受けたい授業:新素材」
  • 2013年 - 2013年
    日刊工業新聞19面
    「カメレオン発光体 幅広く温度測定可能 北大 繰り返し使用対応」
  • 2013年 - 2013年
    毎日新聞 24面
    「塗料 温度で変化 北大開発 名付けてカメレオン発光体」
  • 2013年 - 2013年
    日経新聞 web
    「北大、温度で色かわる「カメレオン」発光体」
  • 2013年 - 2013年
    日経新聞 42面
    「温度で色かわる発光体 北大が開発 宇宙船などに応用期待」
  • 2013年 - 2013年
    北海道新聞 2面
    「-100度〜250度対応、温度変化で色が変わる カメレオン発光体開発」
  • 2013年 - 2013年
    朝日新聞 33面
    「カメレオン発光体 北大が開発」
  • 2013年 - 2013年
    中日新聞 web
    「北大 温度で色変わる発光体開発」
  • 2013年 - 2013年
    産經新聞12面
    「色で精密に温度計測 北大 発光大会初、宇宙船に応用も」
  • 2013年 - 2013年
    京都新聞web 佐賀新聞web 山形新聞web 四国新聞web 信濃毎日新聞 web
    「温度で色変わる発光体開発 北大、航空機開発などに応用も」
  • 2013年 - 2013年
    Yahoo web, マイナビ web
    「北大、温度域によって色が変化する高効率な「カメレオン発光体」を開発」
  • 2013年 - 2013年
    TBS 「サタデーすばっと!」
    「温度で色かわるカメレオン発光体」
  • 2013年 - 2013年
    National Geographic web
    「温度によって色が変わるカメレオン発光体」
  • 2013年 - 2013年
    電気新聞1面
    「カメレオン発光体 北大研究チームが開発」
  • 2013年 - 2013年
    別冊ニュートン「注目のスーパーマテリアル」p.121
    「塗る温度計」
  • 2012年 - 2012年
    北海道新聞(朝刊11面)
    「明るさLED素材の100倍 北大大学院研究グループ 新たな有機発光体開発」
  • 2012年 - 2012年
    日刊工業新聞(朝刊31面)
    「北大 熱に強い有機発光帯 輝度無機の100倍300℃で燃えず」
  • 2012年 - 2012年
    NHK総合
    「北大 新しい有機発光帯開発に成功」
  • 2011年 - 2011年
    千歳民報(1面)
    「最先端の光技術学ぶ」
  • 2011年 - 2011年
    テレビ北海道 道新ニュースの特番にて
    「北の知力 LED省エネ進化へ「発光体」開発」
  • 2008年 - 2008年
    日刊工業新聞(朝刊25面)
    「近紫外線で光る新素材 図柄変わる看板」
  • 2008年 - 2008年
    山形新聞(朝刊5面)
    「昼と夜は別の顔 特殊塗料の看板完成」
  • 2008年 - 2008年
    テレビ東京
    「トレンディーたまご:ルミシス」
  • 2008年 - 2008年
    山形新聞(朝刊5面)
    「フルカラー発光、絵柄も」
  • 2008年 - 2008年
    テレビ東京
    「モーニングサテライト」フルカラー発光印刷によるTrick Wallを紹介
  • 2007年 - 2007年
    子供の科学12月号,p.11
    「白壁が紫の光でフルカラーに!」
  • 2007年 - 2007年
    あかい奈良 冬 vol.38.
    「奈良に最先端技術あり」
  • 2007年 - 2007年
    NHK神戸
    「ニュースKOUBE発」フルカラー発光印刷によるTrick Wallを紹介
  • 2007年 - 2007年
    NHK総合
    「おはよう日本」 フルカラー発光印刷によるTrick Wallを紹介
  • 2007年 - 2007年
    総合報道(1面)
    白壁がフルカラー写真に「日岡利彩色絵画」開発
  • 2007年 - 2007年
    NHK 奈良
    フルカラー発光印刷によるTrick Wallを紹介
  • 2007年 - 2007年
    奈良テレビ
    「気になる時間」フルカラー発光印刷を紹介
  • 2007年 - 2007年
    科学新聞(8面)
    「インクに希土類錯体 紫色LED照射で赤色発光 カラー写真、白壁に表示」
  • 2007年 - 2007年
    奈良新聞(朝刊18面)
    「ライト当てたらアラ不思議 白壁がカラーの変身 特殊インクを開発」奈良新聞
  • 2007年 - 2007年
    朝日新聞(夕刊10面)
    「紫外線の下 浮かぶ色彩 特殊インキ開発」
  • 2007年 - 2007年
    Science Potal
    「白壁を瞬時にフルカラー画像に変える発光技術開発」
  • 2007年 - 2007年
    産經新聞(朝刊3面)
    「白壁 瞬時に色彩画 LED照射で輝くインク」
  • 2007年 - 2007年
    日経新聞(朝刊15面)
    「紫外光当てるとカラー発色 透明インクを開発」
  • 2006年 - 2006年
    NHK大阪
    「ぐるっと関西おひるまえ」世界最強の発光体を紹介
  • 2006年 - 2006年
    奈良新聞
    奈良県“暮らしと環境”フェスティバル特集 ―奈良先端科学技術大学院大学 人に地球に科学の力 光情報分子化学講座―
  • 2004年 - 2004年
    日経CNBC CS衛星放送・全国のケーブルテレビ・スカイパーフェクトTV
    「関西発!経済リポート」にて、強発光希土類錯体についての関西TLOとの協力関係および工業化について紹介
  • 2003年 - 2003年
    日本経済新聞
    プラスティックでレーザー光発振 阪大など
  • 2003年 - 2003年
    化学工業日報
    プラレーザーに実用可能 阪大 新たな強発光錯体創製
  • 2002年 - 2002年
    テレビ大阪
    「大学発ベンチャー」にて強発光希土類錯体を含むプラスティックを紹介
  • 2002年 - 2002年
    日経産業新聞
    日経先端技術から〜液体中でも強く光る材料
  • 2001年 - 2001年
    週間朝日
    大阪大学柳田教授の発明は金なり
  • 2001年 - 2001年
    徳島新聞
    LED光の色を調製
  • 2001年 - 2001年
    ロイター共同通信
    LED光の色を調製 大学から企業に技術移転
  • 2001年 - 2001年
    京都新聞
    発光ダイオード光の色調製 メーカーへ技術移転
  • 2001年 - 2001年
    日刊工業新聞
    LEDの発光色制御技術 日亜化学に移転
  • 2001年 - 2001年
    化学工業日報
    日亜化学、関西TLOから技術ライセンス
  • 2001年 - 2001年
    日経産業新聞
    関西TLOと特許契約
  • 2001年 - 2001年
    日本経済新聞
    LED発光色調製 日亜化学に技術移転
  • 2001年 - 2001年
    日経産業新聞
    LEDの発光調製技術容易に
  • 毎日新聞(朝刊22面)
    「白い紙や透明ガラスにフルカラー印刷」

研究シーズ集

■ 研究シーズ