研究者データベース

小松 知未(コマツ トモミ)
北方生物圏フィールド科学センター
准教授

基本情報

所属

  • 北方生物圏フィールド科学センター

職名

  • 准教授

学位

  • 博士(農学)(北海道大学)

J-Global ID

研究キーワード

  • 農業経営学   地域農業論   

研究分野

  • 環境・農学 / 農業社会構造
  • 人文・社会 / 食料農業経済

担当教育組織

職歴

  • 2023年01月 - 現在 北海道大学 大学院農学研究院 基盤研究部門 農業経済学分野 農業経営学研究室
  • 2016年10月 - 2022年12月 北海道大学大学院農学研究院 基盤研究部門 農業経済学分野 農業経営学研究室 講師
  • 2013年10月 - 2016年09月 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター 農・環境復興支援部門 食・農復興支援担当 特任准教授
  • 2012年02月 - 2013年09月 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター 復興計画支援部門産業復興支援担当 特任助教
  • 2011年10月 - 2012年01月 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター 復興計画支援部門産業復興支援担当 特任研究員

学歴

  • 2011年01月 - 2011年09月   北海道大学大学院   農学院 専門研究員
  • 2007年04月 - 2010年12月   北海道大学大学院   農学院 博士後期課程
  • 2005年04月 - 2007年03月   北海道大学大学院   農学院 博士前期課程
  • 2001年04月 - 2005年03月   北海道大学   農学部   農業経済学科

所属学協会

  • 東北農業経済学会   北海道農業経済学会   日本農業経済学会   日本農業経営学会   北海道農業普及学会   日本協同組合学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • 早尻, 正宏, 守友, 裕一 (担当:分担執筆範囲:市民環境団体の多元的展開-ヨークシャデールズ・ミレニアムトラスト-)
    北海学園大学出版会 2021年01月 (ISBN: 9784910236018) 300p
  • 谷本, 一志, 小林, 国之, 仁平, 恒夫 (担当:分担執筆範囲:南空知地域における大規模水田輪作経営の展開-JAいわみざわ管内・北村地区を事例に-)
    農林統計出版 2020年11月 (ISBN: 9784897324326) xiii, 325p
  • 2015年農林業センサス総合分析報告書
    農林水産省編 (担当:分担執筆範囲:福島県の動向)
    農林統計協会 2018年03月
  • 原発事故と福島の農業
    根本圭介編 (担当:分担執筆範囲:高田大輔・小松知未 果樹-中通り県北地域の果樹への影響と販売対策)
    東京大学出版会 2017年09月
  • 原発災害下での暮らしと仕事-生活・生業の取り戻しの課題-
    協同組合研究誌, にじ, 編集部企画, 小山良太, 田中夏子監修 (担当:分担執筆範囲:原子力災害から4年目の福島-食・農・くらしの再建と協働-)
    筑波書房 2016年 11月22日
  • 福島大学の支援知をもとにしたテキスト災害復興支援学
    福島大学うつくしまふくしま未来支援センター編 (担当:分担執筆範囲:原子力災害後の食と農の再生)
    八朔社 2014年 165-175
  • 福島農からの日本再生 内発的地域づくりの展開
    守友裕一, 大谷尚之, 神代英昭 (担当:分担執筆範囲:住民による放射線量調査と新たな地域づくり−伊達市霊山小国地区−)
    農山漁村文化協会 2014年 71-92
  • 農の再生と食の安全−原発事故と福島の2年
    小山良太, 小松知未 (担当:共著)
    新日本出版社 2013年 1-254
  • 脱原発の大義
    農山漁村文化協会編 (担当:分担執筆範囲:小山良太・小松知未:急がれる放射能汚染マップの作成と安全検査の体系化−原子力災害と福島県の現状・課題・展望−)
    農山漁村文化協会 2012年 98-109
  • 放射能に克つ農の営み−ふくしまから希望の復興へ−
    菅野正寿, 長谷川浩編 (担当:分担執筆範囲:小松知未・小山良太;地域住民と大学の連携)
    コモンズ 2012年 227-241
  • 放射能汚染から食と農の再生を
    小山良太, 小松知未, 石井秀樹 (担当:共著)
    家の光協会 2012年 1-87
  • 組織法人の経営展開−大規模水田の論理−
    小松知未 (担当:単著)
    農林統計出版 2012年 138 1-138

その他活動・業績

受賞

  • 2016年 東北農業経済学会 木下賞(学会誌賞)
     論文「米全量全袋検査の運用実態と課題−放射性物質検査に関する制度的問題に着目して−」 
    受賞者: 小松知未
  • 2015年 東北農業経済学会 木下章(奨励賞)
     原子力災害被災地域における調査研究と研究成果を通じた現地支援 
    受賞者: 小松知未
  • 2013年 日本農業経営学会 奨励賞
     著書『組織法人の経営展開−大規模水田の論理−』農林統計出版、2012年8月 
    受賞者: 小松知未
  • 2010年 北海道農業経済学会 奨励賞
     口頭報告「北海道南空知地域における組織機能の拡充と収益分配に関する研究」 
    受賞者: 小松知未

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(A)
    研究期間 : 2017年04月 -2021年03月 
    代表者 : 柳村 俊介, 澁谷 美紀, 安延 久美, 近藤 巧, 角田 毅, 小内 純子, 松村 一善, 中村 勝則, 淡路 和則, 東山 寛, 小松 知未
     
    2年目の2018年度は,前年度に引き続き,北海道,東北,東海近畿,山陰での国内調査と韓国,タイ,ドイツ,インドネシアにおける海外調査を行った。このうち北海道,山陰,タイ,インドネシアの調査に関しては,担当する研究分担者に加え研究代表者を含む複数のメンバーが参加し,調査地の詳しい情報を共有しながら調査研究についての意見交換を行った。 2017年度に行った調査研究の結果,海外調査において注目すべき政策として次をマークした。タイでは2016年から開始された「集合的農地拡大システム事業」,韓国では農村政策の柱をなす「マウル総合開発事業」および農村インフラ整備と農地流動化対策を実施済する農漁村公社の事業である。これらについての情報の収集を行うとともに,政策が農業・農村にどのように浸透しているのか,農業経営と農村社会に対していかなる影響を与え,そこに政策側の意図との齟齬がないか等を検討できるように設計して農村実態調査を行った。 2019年3月21日~23日の日程で,韓国とタイの研究協力者3名を招き,研究の中間取りまとめのためのセミナーを開催した。13の研究発表に基づいて活発な討論が行われた。セミナーのタイトルを「農業構造政策と農村社会政策の動向と展望に関する国際セミナー」として,農業・農村の変動と関連づけて農業構造政策と農村社会政策の動向を把握することに力点を置いた。 研究発表としては,東北,タイ,ドイツ,インドネシアの調査研究に基づく学会発表,学術論文の刊行がなされた。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2015年07月 -2020年03月 
    代表者 : 小山 良太, 石井 秀樹, 野川 憲夫, 林 薫平, 則藤 孝志, 小松 知未
     
    本研究では、効果的な放射能汚染対策を実施するために放射性物質循環系の解明と様々な研究機関で実施されている研究成果の一元化・情報整理を行う。研究成果は被災地で運用・普及してこそ意味がある。その上で、営農環境情報、作物ごとのリスク管理体制の構築と放射能検査体制を組み込んだ食料生産・流通過程の認証システムの検討を行った。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2014年04月 -2020年03月 
    代表者 : 小松 知未
     
    本研究では、原子力災害の被害地域において、生産から流通までを一体的にサポートする果樹経営支援システムを提示した。事例地域は、放射性物質による汚染レベルが深刻な地域である福島県県北地域とした。第一に、事例地域の概況と原子力災害後の果樹産地・果樹経営の動向をまとめた。第二に、地域主体が行ってきた、放射性物質対策と農産物検査の実態を整理した上で、農業経営における生産及び販売対策の課題を析出した。最後に、国内外での調査結果を踏まえ、果樹経営における経営改善方策と、関係機関のサポート体制の再編方向を示した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 
    代表者 : 守友 裕一, 小松 知未, 林 薫平, 小山 良太, 則藤 孝志, 石井 秀樹, 棚橋 知春, 早尻 正宏
     
    本研究は福島第一原発事故後の「ポスト除染」の段階での「帰還と復興をめざす地域づくりモデル」の構築を目的とした。対象地域には住民参加の組織ができ、その支援に大学、研究者が継続的に入るという特徴があった。新しいステージでの地域復興・再生は住民参加を基礎に、専門的知識、技術を持った人々との協働が不可欠となっている。新たな地域づくりモデルとは、住民参加を前提とし、専門的技術、理論に支えられた、主体・地域間の連携によって成されるということが、到達した新知見である。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
    研究期間 : 2012年08月 -2014年03月 
    代表者 : 小松 知未
     
    本研究では、原子力災害の被害地域において、生産から流通までを一体的に管理する水田営農再生システムをモデル的に提示した。事例地域は、放射性物質による汚染レベルが深刻な地域である福島県伊達地域とした。第一に、事例地域の概況と原子力災害後の水田営農の動向をまとめた。第二に、地域主体が行ってきた、放射性物質対策と農産物検査の実態を整理し、現況の対策の課題を析出した。最後に、国内外での調査結果を踏まえ、水田営農における既存の重層的な組織構造(水利組合・農業集落・共同作業組織)と、関係機関のサポート体制(地方自治体・農業協同組合・研究機関など)の再編方向を示した。

教育活動情報

主要な担当授業

  • 実践農学総論
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 農学院
    キーワード : 植物病害防除、ウィルス、農薬、ヘルスフード、窒素循環、環境負荷低減畜産、農業気象災害、農業経営モデル
  • 農業経営学特論
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 農学院
    キーワード : 農業経営、担い手、経営管理、農業経営政策
  • 農業経営管理論
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 農学部
    キーワード : 農業経営者、農業経営管理、農業経営計画、農業経営戦略
  • 農業経済学外国書講読
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 農学部
    キーワード : 農業経済学、英語文献講読
  • 農業経済学実験Ⅰ
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 農学部
    キーワード : 農業経営学、農業経済学、経営分析
  • 農業経済学実験Ⅱ
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 農学部
    キーワード : 農業経営学、農業経済学、経営分析
  • 農業経済学実験Ⅲ
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 農学部
    キーワード : 農業経営学、農業経済学、経営分析
  • 一般教育演習(フレッシュマンセミナー)
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 全学教育
    キーワード : 農業、食料、農業経済学、経済学、食料自給率、食生活
  • 農業経済学概論
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 農学部
    キーワード : 農業経済学、農業環境政策学、農業経営学、開発経済学、協同組合学、食料農業市場学、地域連携経済学、農資源経済学


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