研究者データベース

山口 篤(ヤマグチ アツシ)
水産科学研究院 海洋生物資源科学部門 海洋生物学分野
准教授

基本情報

所属

  • 水産科学研究院 海洋生物資源科学部門 海洋生物学分野

職名

    准教授

学位

  • 博士(水産学) (北海道大学)

ホームページURL

科研費研究者番号

  • 50344495

ORCID ID

  • 0000-0002-5646-3608

プロフィール

  • 1971年生まれ、宮城県仙台市出身。海洋の動物プランクトン生態学を専門とし、特に亜寒帯域や寒帯域におけるカイアシ類の生活史、中・深層性カイアシ類の摂餌および物質循環に関する研究が多い。2015年からは北海道大学北極域研究センターの兼務教員として、北極域における気候変動が動物プランクトンに与える影響の評価研究も行っている。

研究キーワード

  • 深海生物学   動物プランクトン   カイアシ類   物質循環   環境動態解析   海洋生態系   生物海洋学   

研究分野

  • 環境学 / 環境動態解析
  • 水産学 / 水産学一般

職歴

  • 2018年03月 - 2019年03月  米国ウッズホール海洋学研究所客員研究員
  • 2015年04月 - 現在  北海道大学北極域研究センター准教授
  • 2008年04月 - 現在  北海道大学大学院水産科学研究院准教授
  • 2010年04月 - 2018年03月  国立研究開発法人 産業技術総合研究所客員研究員
  • 2007年04月 - 2008年03月  北海道大学大学院水産科学研究院助教
  • 2002年04月 - 2007年03月  北海道大学大学院水産科学研究科助手
  • 1999年04月 - 2002年03月  株式会社 関西総合環境センター社員

学歴

  • 1996年 - 1999年   北海道大学   水産学研究科   博士課程   日本
  • 1994年 - 1996年   北海道大学   水産学研究科   修士課程   日本
  • 1990年 - 1994年   北海道大学   水産学部   水産増殖学科   日本

所属学協会

  • 水産海洋学会   日仏海洋学会   日本海洋学会   日本プランクトン学会   日本水産学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • 水産科学・海洋環境科学実習
    山口 篤・今井一郎・平譯 享・松野孝平 (担当:分担執筆範囲:プランクトン・微生物関係)
    海文堂 2019年08月
  • Pacific and Arctic Oceans: New Oceanographic Research
    ()
    Nova Science Publishers 2008年
  • Marine Ecosystems of the North Pacific Ocean, 2003-2008
    ()
    North Pacific Marine Science Organization 2010年
  • Ecosystem processes during the Oyashio spring bloom
    ()
    Elsevier 2010年
  • New Frontiers in Crustacean Biology (Crustaceana Monographs, 15)
    ()
    Brill Academic Publishers 2011年

その他活動・業績

特許

受賞

  • 2018年02月 第33回北方圏国際シンポジウム 青田昌秋賞
  • 2016年07月 米国沿岸警備隊 北極功労メダル
     米国
  • 2014年10月 PICESベストポスタープレゼンテーションアワード(モニタリング分野)
  • 2014年10月 日本プランクトン学会論文賞
  • 2013年10月 PICESベストポスタープレゼンテーションアワード(生物海洋学分野)
     
    受賞者: 山口 篤
  • 2012年03月 日本海洋学会ベストポスター賞
     
    受賞者: 山口 篤
  • 2011年04月 文部科学大臣表彰若手科学者賞
     日本
  • 2006年04月 日本海洋学会岡田賞
     日本
  • 2001年03月 日本プランクトン学会奨励賞
     日本

競争的資金等の研究課題

  • 季節海氷域における海洋酸性化と石灰質生物の応答メカニズムの解明
    文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
    研究期間 : 2019年 -2023年 
    代表者 : 木元 克典
  • 画像イメージングによるベーリング海陸棚域における動物プランクトン経年変動解析
    文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(A))
    研究期間 : 2017年 -2021年 
    代表者 : 山口 篤
  • 光学プランクトン観測システムによる動物プランクトン生産力の定量評価(国際共同研究強化)
    文部科学省:科学研究費補助金(国際共同研究加速基金(国際共同研究強化))
    研究期間 : 2016年 -2018年 
    代表者 : 山口 篤
  • 同位体分析から食物連鎖の源流を探る:西部北太平洋生態系保全指標の開発に向けて
    文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
    研究期間 : 2016年 -2018年 
    代表者 : 相田 真希
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(A))
    研究期間 : 2012年 -2016年 
    代表者 : 山口 篤
  • 海洋生態系における放射性物質の移行・濃縮状況の把握
    文部科学省:科学研究費補助金(新学術領域研究(研究領域提案型))
    研究期間 : 2012年 -2016年 
    代表者 : 神田 穣太
  • 文部科学省:科学研究費補助金(若手研究(B))
    研究期間 : 2009年 -2011年 
    代表者 : 山口 篤
     
    夏季の西部北太平洋(158°E線に沿った3定点[39°N,41°N,44°N])においてMOCNESSによる大型動物プランクトンの昼夜の定量採集を行い、特に端脚類とオキアミ類の日周鉛直移動について明らかにし、またそれに伴う能動輸送量の推定を行い、当海域の物質循環における大型動物プランクトンの寄与を明らかにした。端脚類は17属25種が出現し、バイオマスは昼間は26-110mg DMm^<-2>、夜間は18-1178mg DMm^<-2>の範囲で変化していた。亜熱帯域では暖水性種であるPhronima属が昼夜の個体数、バイオマス共に優占していた。移行領域では昼間はThemisto pacificaが個体数、バイオマス共に優占していたが、夜間にはCyphocaris challengeriとVibilia gibbosaがバイオマスの大半を占めており、顕著な日周鉛直移動を行っていた。オキアミ類は7属19種が出現し、バイオマスは昼間は18-176mg DMm^<-2>、夜間は437-1562mg DMm^<-2>の範囲で変化し、いずれの定点でも夜間のバイオマスの増加が顕著であり、0-40m層に明瞭なピークが見られた。夜間のバイオマスの多い層では、Euphausia属とThysanoessa属がその占有率のほとんどを占めていた。本研究で推定された夜間表層での摂餌量は9.10-30.63...
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(S))
    研究期間 : 2004年 -2008年 
    代表者 : 岸 道郎
     
    日本周辺の黒潮・親潮・対馬暖流の各生態系を対象として, (1) 気候変化に伴う海洋環境と生産力の歴史的変化が生態系構造と機能, 特に低次栄養段階生物の生産, 種多様性, 卓越種交替にどのような影響を与えてきたか(ボトムアップコントロール), (2) 高次生物と漁業活動が各生態系の構造と機能にどのように影響してきたか(トップダウンコントロール), (3) 物理-低次生産-高次生産-資源利用に関する多様なモデルを作成して20世紀以降の海洋生態系の歴史的変遷を評価し, (4) 将来の気候変化と人間活動に応答する生態系変化を予測するための生態系モデルを構築して, 日本周辺の海洋生態系の多様性保全と生物資源の最適な資源利用方策を策定することを目標とする。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(若手研究(B))
    研究期間 : 2003年 -2004年 
    代表者 : 山口 篤
     
    西部北太平洋を中心とする北太平洋全域で採集された動物プランクトン試料について湿重量、乾燥重量、C,H,N量、灰分量、有機物重量およびカロリー量を測定し、各8単位間のバイオメトリー式を求めた。いずれの単位間も両対数式で極めて有意な関係式を得ることができた(p<0.0001)。これまで動物プランクトンバイオマスは作業時間効率の観点より、その多くが1つの単位(湿重量が多い)でしか測定されていなかったが、本研究で得られたバイオメトリー式を用いることによって他の単位で表示することができるようになり、海洋における物質循環にはたす動物プランクトンの役割をより正確かつ定量的に把握することが可能となった。本研究において得られた動物プランクトン各単位間のバイオメトリー式を他の海域(北大西洋、サルガッソー海)で報告されている関係式と比較したところ、炭素量が他の海域に比べて約1.5倍高いことが分かった。この関係式の海域差は、各海域に固有な動物プランクトン相の反映であると解釈できる。北太平洋亜寒帯域の動物プランクトン相に卓越する(バイオマスの60〜80%)大型かいあし類Neocalanus属は体内に脂質を蓄積する(C含有量は乾燥重量の50%を越える)ことが知られている。この主要動物プランクトンの高い脂質の蓄積が、北太平洋亜寒帯域において動物プランクトン炭素量が高い要因であると考えられる。このように動物...
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(A))
    研究期間 : 2002年 -2004年 
    代表者 : 池田 勉
     
    本研究は、親潮域を中心とした西部北大平洋域で、水深500-1000mの「中層」、1000-3000mの「深層」に生息する主要な深海性動物プランクトン各種の生活史パラメターと現存量を連続野外採集によって把握するとともに、申請者の考案による簡易型保温コッドエンドを装着した閉鎖式ネットで‘生きている'深海性動物プランクトンを採集し船上実験室で代謝活性の測定と、凍結標本についての体化学成分(電子伝達系(ETS)酵素活性、核酸)の分析を行い、彼らの生理学的・生態学的特性を明らかにする目的で実施した。以下に得られた主要な結果を述べる。大型植食性カイアシ類で深海に潜って休眠するEucalanus、休眠しないMetridiaの生活史が明らかにされた。中・深層性動物プランクトン群集中、出現個体数で最も優占する体長1mm程度の貝虫類1種とポエキロストマトイダ・カイアシ類数種についてその個体群構造を1年間にわたって解析した結果、世代時間が1-2年と極端に長いことが判明した。彼らの中には、若齢期に上層に分布し、成熟すると下層に移動する個体発生的鉛直移動を行う種も見られた。産卵期は周年にわたるが主産卵期は植物プランクトンの春期ブルーム期とは関係なく、夏-秋であった。クラッチサイズ(抱卵数)は100個を超えることはまれで、表層種より少なく、生涯を通しての捕食圧が中・深層で低いことが伺われた。現存量は、同...
  • 西部北太平洋亜寒帯域における深海性動物プランクトンの分布と生理生態学
  • 光学式プランクトンカウンターを用いた歴史的試料の解析
    研究期間 : 2005年
  • 北極海における動物プランクトン群集の水平・経年変動
    研究期間 : 2009年
  • 北太平洋における動物プランクトン群集の東西比較
    研究期間 : 2009年

教育活動情報

主要な担当授業

  • 水産生物学
    開講年度 : 2017年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 水産学部
  • プランクトン学
    開講年度 : 2017年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 水産学部
    キーワード : 植物プランクトン,動物プランクトン,生活史,生活環,生理,生態,物質循環,生態系,生物ポンプ,赤潮,貝毒
  • 生物海洋学
    開講年度 : 2017年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 水産学部
  • 水圏生物学
    開講年度 : 2017年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 水産学部
    キーワード : 学名、命名法、系統樹、分類体系、学術標本、種多様性
  • 洋上実習Ⅰ
    開講年度 : 2017年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 水産学部
    キーワード : 乗船実習 おしょろ丸 北太平洋西部 流し網 海洋観測 プランクトン サケ 外洋 生態系 目視調査 操船 
  • 洋上実習Ⅱ
    開講年度 : 2017年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 水産学部
  • 海洋生物科学Ⅱ
    開講年度 : 2017年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 水産学部
    キーワード : 海洋生態系、物質循環、プランクトン、ネクトン、ベントス
  • 海洋環境化学実験
    開講年度 : 2017年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 水産学部
    キーワード : 魚類 プランクトン 解剖 分類 形態 生態 生理 サケ
  • 海洋生物科学実験Ⅲ
    開講年度 : 2017年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 水産学部
    キーワード : 魚類 プランクトン 解剖 分類 形態 生態 生理 サケ

大学運営

委員歴

  • 2019年 - 現在   日本プランクトン学会   評議員
  • 2016年 - 現在   日本プランクトン学会報   編集委員   日本プランクトン学会
  • 2014年 - 現在   Journal of Marine Science and Technology   Editorial Board
  • 2014年 -2017年   Fisheries Oceanography   Editorial Board
  • 2013年 -2019年   水産海洋学会   国際誌委員
  • 2009年 -2017年   日本プランクトン学会   評議員   日本プランクトン学会
  • 2006年 -2012年   PICES(北太平洋海洋科学機構)   BIO委員   PICES(北太平洋海洋科学機構)BIO委員
  • 2009年 -2010年   Deep-Sea Research II   Guest Editor (Volume 57, Issues 17-18)
  • 2005年 -2010年   日本プランクトン学会   幹事長   日本プランクトン学会


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