研究者データベース

大場 靖子(オオバ ヤスコ)
人獣共通感染症国際共同研究所 分子病態・診断部門
准教授

基本情報

所属

  • 人獣共通感染症国際共同研究所 分子病態・診断部門

職名

  • 准教授

学位

  • 博士(医学)(北海道大学)

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J-Global ID

研究キーワード

  • アルボウイルス   蚊媒介性ウイルス   ポリオーマウイルス   

研究分野

  • ライフサイエンス / ウイルス学

所属学協会

  • 日本分子生物学会   日本ウイルス学会   

研究活動情報

書籍

  • 河岡, 義裕 
    集英社 2021年03月 (ISBN: 9784087211597) 315p
  • グローバル時代のウイルス感染症
    澤 洋文, 江下 優樹, 大場靖子 (担当:共著範囲:リフトバレー熱フレボウイルス感染症)
    日本医事新報社 2019年01月
  • 蚊のはなし -病気との関わり-
    大場靖子 (担当:共著範囲:蚊のうつす病気)
    朝倉書店 2017年08月

講演・口頭発表等

  • 地球規模で広がる蚊媒介ウイルス感染症の対策に向けて  [招待講演]
    大場 靖子
    2021年度 山口大学 中高温微生物研究センター発酵微生物部門シンポジウム「未来を拓くバイオSDGs」 2022年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 多種の蚊に内在するフラビウイルスエレメント  [通常講演]
    大場靖子
    第67回ウイルス学会 2019年10月 ポスター発表
  • Research activities of Hokkaido Univ. CZC in Zambia  [招待講演]
    大場靖子
    筑波会議2019 2019年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • ザンビアに生息する蚊から同定されたウエストナイルウイルス  [通常講演]
    大場靖子
    第66回日本ウイルス学会学術集会 2018年10月 ポスター発表
  • 節足動物媒介性ウイルス  [招待講演]
    大場靖子
    熱研サマースクール2018 2018年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 蚊に潜むウイルス  [招待講演]
    大場靖子
    LOVE LABO 2018 2018年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 病原体を見える化?  [招待講演]
    大場靖子
    WinterSchool2017@微研 2017年12月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • An RNA virus enrichment approach for viral metagenomics using Ribonuclease R  [通常講演]
    大場靖子
    ConBio2017 2017年12月 ポスター発表
  • Discovery of diverse mosquito-borne bunyaviruses in field-collected mosquitoes  [通常講演]
    大場靖子
    第65回日本ウイルス学会 2017年10月 ポスター発表

その他活動・業績

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 国立研究開発法人科学技術振興機構:ムーンショット型研究開発事業
    研究期間 : 2020年12月 -2024年03月 
    代表者 : 大場 靖子
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽)
    研究期間 : 2020年07月 -2023年03月 
    代表者 : 大場 靖子
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2019年04月 -2023年03月 
    代表者 : 松野 啓太, 大場 靖子, 梶原 将大
  • 国立研究開発法人日本医療研究開発機構:地球規模保健課題解決推進のための研究事業 日米医学協力計画の若手・女性育成のための日米共同研究公募
    研究期間 : 2021年10月 -2023年03月
  • 国立研究開発法人日本医療研究開発機構:新興・再興感染症研究基盤創生事業(海外拠点活用研究領域)
    研究期間 : 2020年07月 -2023年03月
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)
    研究期間 : 2016年06月 -2021年03月 
    代表者 : 澤 洋文, 松野 啓太, 中尾 亮, 大場 靖子
     
    本計画研究は、吸血性節足動物の内在性ウイルス (エレメント)が宿主に及ぼす影響、及び節足動物内の微生物叢における役割を解明することを目的とし、平成29年度に引き続き、1)新規内在性フラビウイルスエレメント・フレボウイルスの同定、2)蚊内在性フラビウイルスエレメント・マダニ内在性フレボウイルスの機能・動態解析、3)微生物叢の解析と節足動物実験室内コロニーの樹立、4)蚊・マダニに共生する新規ウイルスの同定と機能解析、の4項目を実施している。平成30年度の実施実績は下記の通り。 1) 日本国内、シエラレオネ、ザンビア、ボリビアにおいて採集した蚊、マダニを用いてウイルス遺伝子のスクリーニングを実施した。内在性フラビウイルスを保有する蚊種を新たに同定し、遺伝子解析、性状解析を実施した。マダニ中から検出されたフレボウイルスの遺伝子配列と既知のフレボウイルス遺伝子配列との相同性を解析し、系統樹解析によりウイルスの進化およびマダニとの共進化に関する新たな知見を得た。 2)および3) 内在性フラビウイルスエレメントに対するdsRNAを作製し、ネッタイシマカ由来細胞、およびネッタイシマカ継代個体に導入し、遺伝子発現抑制効果を検証した。また、マダニに内在する新規フレボウイルスのRNAポリメラーゼ、および核タンパク質の活性を、既存のダニ媒介性フレボウイルスミニゲノムアッセイ系を用いて評価した。 3) 新たに3種のマダニについて実験室内コロニーを樹立した。また、17種のマダニについてミトコンドリアゲノムの遺伝子配列を決定し、系統解析を行った。 4) 野外で採集した蚊・マダニを用いて、メタゲノム解析および細菌・ウイルス分離培養を試みた。野外で採集したマダニのミトゲノム情報による集団遺伝構造解析を実施した。
  • Virome解析による中南米・東南アジアに潜在する病原性ウイルスの探索
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2016年04月 -2020年03月 
    代表者 : 澤 洋文, 大場 靖子, 佐々木 道仁
     
    本研究は、現在申請者が有している国際ネットワークを活用し、調査フィールドを線として繋げ、Virome解析手法等を用いて、新興・再興感染症の原因となる新規及び既知の病原体の分布状況を把握すること、得られた情報を既得の情報と比較することにより病原性ウイルスの分布・進化・生活環を把握することを目指す。 平成30年10月17日から27日にかけて、新たな調査地域として南米に位置するボリビアを共同研究者研究分担者の大場靖子講師と共に訪問し、現地に生息する蚊、およびマダニを採集した。 現地での活動は、Gabriel Rene Moreno大学の獣医学部の川森先生、副学長のPereira教授、Ariel研究員との共同研究で実施し、現地JICA海外協力隊の田中さん、松尾さんにも協力を得て、ボリビア北部のアマゾン川流域のトリニダ、サンタクルス近郊のアンブロ国立公園、日本人移住地域であるサンファンの農場において、蚊、ダニを採集した。蚊は、捕虫網、CDCトラップ、およびBGセンチネルトラップを用いて、宿舎の周囲、また、密林で採集した。その結果、Psorophora属を含む計2,214匹のメスの蚊を捕獲した。その後、冷凍して死んだ蚊を北海道大学人獣共通感染症リサーチセンターに輸送し、RNAを抽出し、フラビウイルス、アルファウイルス、ブニヤウイルス等をRT-PCR法を用いて解析した。その結果、新規ウイルスを8種同定し、1種の新規ウイルスを単離した。現在得られたゲノム情報を用いて分子進化学的解析を実施し、他の地域で得られている情報と比較している段階である。 また、インドネシアのボゴール大学の獣医学部の副部長であるAgus Setiyono教授が、平成30年10月に北大人獣共通感染症リサーチセンターを訪問し、次年度の研究の打ち合わせを実施した。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 2015年 -2018年 
    代表者 : 大場 靖子
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2012年04月 -2016年03月 
    代表者 : 澤 洋文, 大場 靖子, 石井 秋宏
     
    本研究は、野生動物の腸管から採集した糞便検体から、ウイルスゲノムを濃縮する方法を確立し、Virome解析を実施し、ヒトから単離されたブファウイルスに相同性を有する新規ブファウイルス(Mpulungu bufavirus)を検出することに成功した。また、解析により得られたブファウイルスのゲノム配列を基にしたnested PCR法を構築し、野生動物由来の536検体を用いて、ブファウイルスの感染状況を検索した結果、ジネズミ類の約1/3(17/49=34.7%)にブファウイルスのゲノムを検出した。本検出系はブファウイルスのスクリーニングに有用であることを明らかにした。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(若手研究(B))
    研究期間 : 2011年 -2013年 
    代表者 : 大場 靖子
     
    本研究は、ヒトポリオーマウイルスであるJCウイルス(JCV)が発現する長鎖RNAの機能を明らかにし、それらが宿主細胞内にてウイルス増殖を制御するメカニズムを解明することを目的としている。JCVゲノムから転写されていることが判明した10kb前後の後期遺伝子方向の長鎖RNAの機能を解析するため、長鎖RNAをin vitroで合成しウイルスゲノムと共に細胞内に導入した結果、ウイルスmRNAの発現に顕著な変化は認められなかった。また、長鎖RNAのノンコーディング領域に対するsiRNAを作成し発現抑制を試みたが、十分な抑制効果が確認できなかった。後期遺伝子方向のRNAを詳細に解析した結果、Agnoproteinのコーディング領域内約120bpの繰り返し配列が様々な数で生じていることが判明した。このことから約5kbのRNAスプライシングが数回にわたり起こっていると考えられた。このスプライシングがウイルス遺伝子発現に与える影響について今後検討を行う。こうしたウイルス遺伝子の転写、翻訳に関わる細胞内因子を探索するため、siRNAライブラリーを用いた網羅的解析を行う予定である。この解析に用いるレポーターウイルスを作製するため、後期遺伝子のVP2、VP3、VP1領域をそれぞれGFPに置換したウイルスゲノムを作成し、蛍光タンパク質発現、ゲノム複製、他のウイルスタンパク質発現の効率を比較検討した。IMR-32細胞では3種類のレポーターウイルスはGFPを発現し、ゲノム複製も確認できた。これらのレポーターゲノムの早期タンパク質TAgの開始コドンを停止コドンに置換したものでは、GFP発現が顕著に低下したことから、これらのレポーターウイルスはゲノム複製および早期、後期タンパク質発現を反映するものと考えられた。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(若手研究(スタートアップ))
    研究期間 : 2008年 -2009年 
    代表者 : 大場 靖子
     
    (1)JCウイルスの早期タンパク質であるT抗原は、ウイルス後期遺伝子のみならず様々なプロモーターの転写活性を亢進するが、こうした転写亢進は感染許容細胞であるIMR-32細胞において特に顕著でありJCウイルス感染の細胞特異性を規定する一つの要因となっていると考えられた。(2)多くの食品に含まれ医薬品としても用いられているカフェインは、JCウイルスの早期タンパク質発現ならびにウイルスゲノム複製を抑制し、ウイルス増殖を顕著に抑制することが判明した。
  • ATLモデルマウスを用いたT-cell腫瘍化機構の解明と治療法の開発
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 特別研究員奨励費
    研究期間 : 2005年 -2007年 
    代表者 : 大場 靖子
     
    HTLV-1 Taxトランスジェニックマウスで発症するT-cell腫瘍は、ATL患者由来の腫瘍細胞と同様にアポトーシス抑制因子であるsurvivinの発現が顕著に亢進していることから、これまでにsurvivinを標的とした腫瘍細胞の増殖抑制の検討を行ってきた。HMG-CoA還元酵素阻害剤であるスタチン系薬剤は高脂血症治療薬として臨床で広く用いられているが、白血病細胞をはじめとした多くの腫瘍細胞でapoptosisを誘導することが報告されている。スタチンの一つであるロバスタチンはsurvivinの発現を抑制効果、apoptosis誘導効果を検討した。本マウス由来のT-cell腫瘍細胞を培養し、ロバスタチン(5,10,20μM)またはDMSO(control)を培養液中に加え、48時間後に細胞を回収しapoptosisの測定を行った。その結果、ロバスタチンの濃度依存性にsurvivinのタンパク質発現量が低下し、それに伴いcaspase3の活性化が見られ、Annexin-Vに陽性のapoptosis細胞が増加することが明らかとなった。また、Tax発現細胞でのsurvivin発現増加はNF-kB経路の活性化を介していることから、IkBのリン酸化をimmunoblotにより検討した結果、ロバスタチンの濃度依存性にIkBのリン酸化が低下していた。このことから、ロバスタチンはNF-kBの活性化を抑制し、survivinの発現を低下させる可能性が示唆された。今後、腫瘍細胞を腹腔内接種したSCIDマウスまたはTaxトランスジェニックマウスを用いて、ロバスタチンのin vivoにおける効果を検討する予定である。

教育活動情報

主要な担当授業

  • 感染病理学特論
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 博士後期課程
    開講学部 : 国際感染症学院
    キーワード : 病理、感染症、細胞応答
  • 人獣共通感染症対策専門特論
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 博士後期課程
    開講学部 : 国際感染症学院


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