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研究者情報

マスター

アカウント(マスター)

  • 氏名

    開出 雄介(カイデ ユウスケ), カイデ ユウスケ

所属(マスター)

  • 公共政策学連携研究部 公共政策学部門 公共政策学分野

所属(マスター)

  • 公共政策学連携研究部 公共政策学部門 公共政策学分野

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プロフィール情報

所属

  • 北海道大学, 大学院公共政策学連携研究部, 准教授

学位

  • 博士(法学)(2021年09月 東京大学)

プロフィール情報

  • 開出, カイデ
  • 雄介, ユウスケ
  • ID各種

    202101009801824553

所属

  • 北海道大学, 大学院公共政策学連携研究部, 准教授

業績リスト

研究分野

  • 人文・社会 / 国際法学

経歴

  • 2022年10月 - 現在 北海道大学 大学院公共政策学連携研究部 准教授
  • 2021年01月 - 2022年09月 京都大学 白眉センター/大学院法学研究科 特定助教

論文

  • 外交的保護の法的構造——国家責任法論の再構成のために——
    開出雄介
    国家学会雑誌 131 7・8 60 - 136 2018年08月 [査読無し][通常論文]
  • 現代国家責任法論の一課題 ―二つの現代国家責任法論とそれらを分かつもの―
    開出雄介
    社会科学研究 68 1 157 - 183 2017年06月 [査読有り][通常論文]

MISC

  • James Crawford, State Responsibility: The General Part (Cambridge University Press, 2013, lxxiv +825 pp.)
    開出雄介 国家学会雑誌 129 (11・12) 75 -79 2016年12月

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究
    研究期間 : 2022年04月 -2026年03月 
    代表者 : 開出 雄介
  • 外交的保護の構造転換——現在の国家責任法論の前提を問い直す——
    村田学術振興財団:研究助成
    研究期間 : 2020年07月 -2021年06月
  • 外交的保護の歴史的展開
    公益信託山田学術研究奨励基金:
    研究期間 : 2020年04月 -2021年03月
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 特別研究員奨励費
    研究期間 : 2016年04月 -2019年03月 
    代表者 : 開出 雄介
     
    本年度は、修士論文を書き直し、『国家学会雑誌』に公表した。この論文「外交的保護の法的構造――国家責任法論の再構成のために――」(国家学会雑誌131巻7・8号)は、常設国際司法裁判所(PCIJ)・国際司法裁判所(ICJ)による外交的保護(外国領域内の自国民が国際法上違法な待遇を受けたとき、国家が領域国の国際法上の責任を問うこと)の理解と、学説の通説的見解による外交的保護の理解が、全く異なったものであることを、主に論じた。 特別研究員に応募する段階では、この論文をもう少し早く公表し、特別研究員に採用される3年間のあいだにこの論文を踏まえて研究をさらに進め、博士論文を完成させる予定であった。しかし実際には、このような予定どおり研究は進まず、この論文の書き直し、公表にかかる作業に予想以上の時間がかかってしまい、この論文の出版が、今年度の10月となってしまったため、今年度中の博士論文の提出は、断念せざるを得なかった。もっとも、この論文の公表に至る過程で、研究それ自体だけではなく、研究者としての能力を向上させることができたので、来年度中には、博士論文が提出できるのではないかと考えている 博士論文は、仲裁実行における外交的保護について検討するなどして、外交的保護についての議論を拡充・強化するだけでなく、外交的保護以外の類型についても、冒頭にあげた論文で得られた視座から、分析し直すことによって、国家責任法全体の再構成を試みる予定である。


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