文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
研究期間 : 2006年 -2008年
代表者 : 上田 正生, 井上 圭一, 越川 武晃, 溝口 光男, 井上 圭一, 山下 仁, 矢野 貴大
本研究はPC鋼材によって圧着されたプレキャストコンクリート柱・梁接合構造の優れた原点指向性に着目し, 地震などにより過大な外力が作用した後においても, 接合部近傍の柱と梁に鋼板を巻くことにより, 通常は避けられぬ接合端上下の梁の圧潰損傷を防ぎ, 被災後の補修も必要がなく, 尚且つ必要とあれば構造自体を解体した後, 部材をそのまま再利用可能な構造の開発を試みたもので, これを実験により検証したものである。