小林 快次 (コバヤシ ヨシツグ)

総合博物館教授

研究者基本情報

■ 学位
  • Ph.D., Southern Methodist University
■ URL
researchmap URLホームページURL■ ID 各種
J-Global ID■ 研究キーワード・分野
研究キーワード
  • 国際情報交換
  • 系統
  • 化石
  • 進化
  • 形態機能
  • 機能形態
研究分野
  • 自然科学一般, 地球生命科学
■ 担当教育組織

経歴

■ 経歴
経歴
  • 2019年 - 現在
    大阪大学, 総合学術博物館, 招聘教授
  • 2019年 - 現在
    北海道大学, 総合博物館, 教授
  • 2013年 - 2019年
    大阪大学, 総合学術博物館, 招聘准教授
  • 2009年 - 2019年
    北海道大学, 総合博物館, 准教授
  • 2008年 - 2009年
    北海道大学, 総合博物館, 助教
  • 2005年 - 2008年
    北海道大学, 総合博物館, 助手

研究活動情報

■ 受賞
  • 2018年10月, 北海道, 北海道文化奨励賞
    小林快次
  • 2017年11月, 北海道新聞文化賞 学術部門
    小林快次
  • 2015年06月, 日本古生物学会, 学術賞
    小林快次
■ 論文
■ その他活動・業績
■ 書籍等出版物
■ 主な担当授業
  • 大学院共通授業科目(一般科目):複合領域, 2024年, 修士課程, 大学院共通科目
  • 大学院共通授業科目(一般科目):自然科学・応用科学, 2024年, 修士課程, 大学院共通科目
  • 大学院共通授業科目(教育プログラム):博物館学, 2024年, 修士課程, 大学院共通科目
  • 環境と人間, 2024年, 学士課程, 全学教育
  • 古生物学, 2024年, 学士課程, 理学部
  • 環境と人間, 2024年, 学士課程, 全学教育
  • 博物館展示論, 2024年, 学士課程, 文学部
  • 歴史・文化モジュール特殊科目B, 2024年, 学士課程, 現代日本学プログラム課程
  • 現代地球惑星科学概論1, 2024年, 学士課程, 理学部
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • オルニトミモサウルス類から探る恐竜における特異な収斂進化メカニズムの解明
    科学研究費補助金(基盤研究(C))
    2015年 - 2017年
    小林 快次
    デイノケイルスの含気化は、生命史上最も巨大化した動物である竜脚類を超えるものであった.この含気化はデイノケイルスの祖先系の種に見られることから,初期の段階で確立しており,進化とともに含気化が進むことで巨大化を可能としたと考えられる.また,頭骨は,広いくちばし,深い下顎,長い吻部と言った特徴を持つ.これらは採餌と食べ物の細分化を可能とした構造を持っていた.さらに,体内の胃石は円磨度が高く,胃における物理的な消化活動の高さを持っていたと考えられる.脊椎の長い神経棘は,他の恐竜よりもかなり複雑な構造をしている.長い神経棘には複数の機能があり,必要に応じてその機能のウエイトを変えて進化したと考察した.
    文部科学省, 基盤研究(C), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 15K05324
  • 恐竜の食性復元と鳥類の起源におけるその意義
    科学研究費補助金(基盤研究(C))
    2012年 - 2014年
    小林 快次
    平成25年度は,獣脚類恐竜の植物食性の進化(テリジノサウルス類)と繁殖行動(テリジノサウルス類),および集団行動(オルニトミモサウルス類)の研究を行い,成果を挙げた.前年度に米国古脊椎動物学会と日本古生物学会で発表していた研究内容を,PlosOneに出版した.中国遼寧省から発見された恐竜を,新しいテリジノサウルス類恐竜としてジアンチャンゴサウルスと命名した.この研究によって,非鳥類型恐竜から鳥類へと進化するにしたがい、植物食性は段階を追って進化していったことを明らかにした.また,モンゴル南部のゴビ砂漠において,世界最大の獣脚類恐竜の営巣地を発見した.巣は込み合った状態で形成され,テリジノサウルス類は集団で行動し,営巣地を形成していたということを判明した.また,孵化率が非常に高いということから,テリジノサウルス類はワニ類のように巣の近くで天敵から卵を守り孵化率を上げていたと考えられる.どちらも,ニュース性が高く,NHKの全国ニュース等,多くマスコミに取り上げられた.
    文部科学省, 基盤研究(C), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 24540494
  • 恐竜類の脳や神経システムの形態解析及び鳥類への進化過程
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2006年 - 2009年
    小林 快次; 金子 勝比古
    本研究によって、非鳥類型恐竜類から鳥類への脳や骨の進化過程において多くの情報を得ることができ、またそれらの境界を探ることができた。脳の進化過程としては、特に嗅覚の肥大・縮小というマクロの構造変化に注目することによって、非鳥類型恐竜から鳥類への生活や食性の変化を明らかにすることができた。このことは、中生代当時の生態系において、恐竜たちがどのようにニッチを奪い合って進化してきたかをみることが可能になり、これまで考えられてきた以上に複雑な進化をしていたことがわかった。また、これらの境界にあたるグループで鳥類に属すか否かの議論がされているオビラプトロサウルス類においても、脳の構造の視点から、これは非鳥類型恐竜に属すことが考えられ、体骨格の鳥類に類似した特徴は収斂進化であることを示す。活や食性の進化と同様、恐竜は複雑な進化を遂げながら、鳥類へ移行していったことがわかった。今後の課題としては、マクロなスケールではなくよりミクロな構造を分析することである。このさらなる研究によって、脳や神経システムからみた恐竜類の進化過程がより明らかになってくるであろう。
    文部科学省, 基盤研究(B), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 18340162