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土永 孝(ツチナガ タカシ)
メディア・コミュニケーション研究院 メディア・コミュニケーション部門 公共ジャーナリズム論分野
特任准教授

基本情報

所属

  • メディア・コミュニケーション研究院 メディア・コミュニケーション部門 公共ジャーナリズム論分野

職名

  • 特任准教授

学位

  • 文学修士(北海道大学)

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J-Global ID

プロフィール

  • 兼任で、北海道大学アクセシビリティ支援室相談員を務めています。

研究キーワード

  • 障害学   障害学生への情報保障   批評   James Joyce   聴覚障害者への英語教育   手話・ろう文化   

研究分野

  • 人文・社会 / 特別支援教育
  • 人文・社会 / 文学一般
  • 人文・社会 / 英文学、英語圏文学
  • 人文・社会 / 外国語教育

担当教育組織

職歴

  • 1994年 - 2007年 北海道大学言語文化部 助教授
  • 1994年 - 2007年 Associate Professor
  • 2007年 - 北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 准教授
  • 1992年 - 1994年 北海道大学言語文化部 講師
  • 1992年 - 1994年 Lecturer
  • 1987年 - 1992年 酪農学園大学酪農学部 講師
  • 1987年 - 1992年 Lecturer

学歴

  • 1984年04月 - 1987年03月   北海道大学   文学研究科   英米文学専攻博士課程
  •         - 1987年   北海道大学
  • 1982年04月 - 1984年03月   北海道大学   文学研究科   英米文学専攻修士課程
  •         - 1984年   北海道大学
  •         - 1982年   北海道大学   文学部   文学科
  •         - 1982年   北海道大学

所属学協会

  • 障害学会   日本手話学会   

研究活動情報

論文

  • 北海道大学における初年次学生に対する英語オンライン授業の試み
    土永孝
    第58回東北・北海道地区大学一般教育研究会 研究集録 34 - 38 2009年 [査読無し][通常論文]
  • 「手話・ろうの異化作用:今、なぜ、『聴くこと』なのか?」
    土永孝
    『国際広報メディア研究科・言語文化部研究報告叢書54 聴くことの時代』 195 - 217 2003年 [査読無し][通常論文]
  • 土永孝
    『The Northern Review』 30 30 35 - 49 北海道大学英語英米文学研究会 2002年 [査読無し][通常論文]
  • 土永孝
    酪農学園大学紀要 16 1 - 13 酪農学園大学 1991年 [査読無し][通常論文]
  • 土永孝
    酪農学園大学紀要 13 1 19 - 28 酪農学園大学 1988年 [査読無し][通常論文]
  • James Joyce, Ulyssesにおける読者を惑わせる記述についての覚え書
    土永孝
    北海道英語英文学 31 45 - 56 1986年 [査読有り][通常論文]
  • James Joyce, Ulysses試論 ―― "Sirens"挿話における作者の隠れた声 ――
    土永孝
    北海道英語英文学 29 23 - 35 1984年 [査読有り][通常論文]

書籍

  • アメリカ文学の〈自然〉を読む--ネイチャーライティングの世界へ
    スコット・スロヴィック, 野田研一編 (担当:分担執筆範囲:95-112 シェリル・グロトフェルティ「アメリカのエコクリティシズム--過去、現在、未来」の翻訳)
    ミネルヴァ書房 1996年
  • 主題と方法---イギリスとアメリカの文学を読む
    平善介編 (担当:共著範囲:231-243 「読むことと権威についての二つの寓話」)
    北海道大学出版会 1994年

講演・口頭発表等

  • 北海道大学における初年次学生に対する英語オンライン授業の試み  [通常講演]
    土永 孝
    東北・北海道地区大学一般教育研究会第1分科会 2008年09月 口頭発表(一般)
  • 教養外国語教育における英語オンライン授業の試み  [招待講演]
    土永 孝
    北海道教育大学函館校学内講演会 2007年02月 その他
  • "Bartleby"論--読むことをめぐって  [通常講演]
    土永 孝
    日本アメリカ文学会第31回大会 1992年10月 口頭発表(一般)

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 文部科学省:科学研究費補助金(萌芽研究)
    研究期間 : 2006年 -2007年 
    代表者 : 土永 孝
     
    「A.昨年度に引き続き、日本のろう・難聴学生が現在受けている英語教育の実態と問題点を明らかにするために、現場の教員・学生にインタビューを行う」については、ろう教育研究者から紹介と通訳の協力を得て、海外留学を目指すろう者等にインタビューを行うことができた。しかし、本務校での職務に時間をとられ、インタビューの分量は予定を大幅に下回ってしまった。これまでの調査だけでも、学習者の過去の英語学習体験内容はさまざまであり、英語学習教材に対する要望も多岐にわたることが確認された。当初の予想どおり、単一の教材ですべてのろう・難聴英語学習者に対応するのではなく、いくつかの学習者のタイプに応じて数種類の教材を作り分けていく必要があることが確認できた。「B.日本のろう・難聴学生が現在受けている英語教育の実態と問題点を明らかにし、海外のろう・難聴学生に対する外国語教育の先進的な試みを探るための文献調査を引き続き行う」については昨年度収集した文献の読み込みを行った。「C.日本のろう・難聴学生に適した英語教授法と教材の構想を作り上げる」については、本研究専用にeラーニングシステム、moodleサーバを立て、さらにこれと連動する動画ストリーミングサーバ設置の準備をほぼ完了した。サーバ設置後、研究室の電源増強工事が必要なことがわかったため、本格運用は平成20年度中に工事が終わり次第開始する。運用開始後は、こ...
  • 文部科学省:科学研究費補助金(萌芽研究)
    研究期間 : 2002年 -2003年 
    代表者 : 土永 孝
     
    本年度は日本手話をめぐる言説の資料としての文献収集を昨年度に引続き行ない、読解・分析の作業にとりかかりました。文献は(1)医療関係者(2)ろう教育関係者(3)手話学習に関心を持つ一般の人々、これら三者の目にふれそうなものを中心に集めていますが、まだ十分ではないことがわかりました。とくにろう教育関係者を取り巻く言説については、その変化を通時的に捉えるために過去の資料の読解も必要であることを痛感しています。したがって、文献収集も、読解・分析作業も、さらに広範囲にわたって行なう必要があります。今回補助金で得られた資料を足がかりとして、この後も長期間にわたって作業を継続します。手話学習者をとりまく言説については、文献だけでなく手話学習者としての私自身の体験・活動・調査を通して整理しようとしていますが、まだ成果を得るところまでは到達していません。この課題も継続して取り組みます。本年度も手話・聴覚障害に関係する数々の集会に参加しましたが、そこで一つ見えてきたことは、新生児聴覚スクリーニング検査が、日本手話をめぐるさまざまな言説が関わり合い対立し合う場・問題圏となっていることです。この検査をめぐってはいくつかの問題点が指摘されており、本年度は医療関係者、ろう教育関係者、行政担当者、親、ろう者、聴覚障害者等が集まって異なる立場から議論するシンポジウムが開催されました。この検査をめぐる議論・対...
  • 文部科学省:科学研究費補助金(奨励研究(A))
    研究期間 : 1994年 -1994年 
    代表者 : 土永 孝
     
    本年度の研究期間内で、Joyceのテクストのハイパーテクスト化を実現するために必要な環境整備を何とか終えることができた。まず、ワークステーションを運用できるようにするのにかなりの時間と労力がかかった。X-Window環境を実現し、World Wide Web(WWW)ブラウザ、Mosaicを使えるようにした。ついで、ハイパーテクスト記述言語HTMLを使ってデータを作成するために、エディタ、Muleをインストール、さらに、作成したデータを公開するために必要なWWWサーバとしてNCSA httpdをインストールし、これで当初の研究目標を達成するための環境が一応整った。アルバイトを使ってJoyceの"The sisters"のテクスト、および関連文書の入力も行ない、現在はこの材料をもとにしてハイパーテクストを構築する作業が進行中である。この1年間に日本でもInternetに対する関心が爆発的に増大したが、この状況の中で、自力でWWWサーバを構築し、Internetの世界を体験することができたおかげで、見えてきた事柄がいくつかある。一つはWWWにおける著作権の問題である。ハイパーテクストに他人の論文や注釈などを組み込むことは著作権の侵害になりうる。この問題が解決されるまでは、WWWサーバへのアクセスを制限することにより、Joyceのハイパーテクストを私的な実験のレベルに留める必要があ...

教育活動情報

主要な担当授業

  • マイノリティ論演習
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 国際広報メディア・観光学院
    キーワード : 手話、ろう文化、聴覚障害、難聴、ろう、中途失聴、障害学、社会モデル、人工内耳、合理的配慮、マイノリティ
  • 研究倫理と手法
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 国際広報メディア・観光学院
    キーワード : 研究倫理、研究手法、引用、研究協力者、質的研究
  • 健康と社会
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 全学教育
    キーワード : 障害理解、アクセシビリティ、障害のある学生、合理的配慮、支援学生の養成、アドボカシー
  • 英語Ⅰ
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 全学教育
    キーワード : 英文読解
  • 英語技能別演習
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 全学教育
    キーワード : 英?読解 受信型
  • 英語技能別演習
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 全学教育
    キーワード : 英文読解 基礎英語
  • 英語演習
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 全学教育
    キーワード : 英?読解 英英辞典
  • 英語演習
    開講年度 : 2021年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 全学教育
    キーワード : 機械翻訳 英文読解

大学運営

社会貢献活動

  • 北海道障がい者施策推進審議会第6回意思疎通支援部会講師
    期間 : 2017年08月25日 - 2017年08月25日
    役割 : 講師
    主催者・発行元 : 北海道障がい者施策推進審議会
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 北海道障がい者施策推進審議会第6回意思疎通支援部会
  • 第59回北大祭公開講義「障害?障がい?障碍?」
    期間 : 2017年06月04日 - 2017年06月04日
    役割 : 講師
    主催者・発行元 : 第59回北大祭実行委員会
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 第59回北大祭


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