研究者データベース

研究者情報

マスター

アカウント(マスター)

  • 氏名

    金山 準(カネヤマ ジユン), カネヤマ ジユン

所属(マスター)

  • メディア・コミュニケーション研究院 メディア・コミュニケーション部門 公共ジャーナリズム論分野

所属(マスター)

  • メディア・コミュニケーション研究院 メディア・コミュニケーション部門 公共ジャーナリズム論分野

独自項目

syllabus

  • 2021, 市民社会論演習, Civil Society Studies, 修士課程, 国際広報メディア・観光学院, 民主主義、人民主権、社会契約、ルソー、国家、自由、公共性、世論、丸山眞男、戦後民主主義
  • 2021, 公共性とコミュニケーション, Public Communication, 修士課程, 国際広報メディア・観光学院, 公共性とコミュニケーション、民主主義、国家、社会理論、公共圏、熟議民主主義、メディア、選挙運動、ジャーナリズム、文化的多様性
  • 2021, フランス語Ⅰ, French I, 学士課程, 全学教育, フランス語、フランス語入門、フランス語圏、フランス文化
  • 2021, 一般教育演習(フレッシュマンセミナー), Freshman Seminar, 学士課程, 全学教育, 主権、社会契約、国家、自由、自律、教育、自己、孤独
  • 2021, フランス語Ⅱ, French II, 学士課程, 全学教育, フランス語基礎

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プロフィール情報

学位

  • 博士(学術)(東京大学)

プロフィール情報

  • 金山
  • ID各種

    201301018545169700

対象リソース

業績リスト

研究キーワード

  • 社会思想史   社会哲学   政治思想史   思想史   フランス   

研究分野

  • 人文・社会 / 思想史 / 社会思想史
  • 人文・社会 / 哲学、倫理学 / 社会哲学
  • 人文・社会 / 政治学 / 政治思想史

経歴

  • 2022年10月 - 現在 北海道大学 大学院メディア・コミュニケーション研究院 教授
  • 2008年11月 - 2022年09月 北海道大学 大学院メディア・コミュニケーション研究院 准教授
  • 2013年09月 - 2014年08月 パリ第8大学 哲学科 客員研究員
  • 2009年10月 - 2010年03月 北海道教育大学 札幌校 非常勤講師
  • 2008年04月 - 2008年10月 東京外国語大学 海外事情研究所 研究員
  • 2007年06月 - 2008年03月 日本学術振興会 特別研究員(PD)
  • 2006年04月 - 2007年05月 日本学術振興会 特別研究員(DC2)

学歴

  • 2004年04月 - 2007年05月   東京大学   大学院総合文化研究科   国際社会科学専攻 博士課程
  • 2002年04月 - 2004年03月   東京大学   大学院総合文化研究科   国際社会科学専攻 修士課程
  • 1999年04月 - 2002年03月   東京大学   教養学部   総合社会科学学科
  • 1997年04月 - 1999年03月   東京大学   教養学部   文科III類

委員歴

  • 2021年07月 - 現在   日本放送協会(NHK)   北海道地方放送番組審議会委員

受賞

  • 2022年06月 日仏会館・読売新聞 渋沢・クローデル賞 奨励賞
  • 2016年05月 政治思想学会 研究奨励賞
     
    受賞者: 金山準

論文

  • フランス哲学・思想研究 28 71 - 84 2023年09月01日 [査読無し][招待有り]
  • プルードンの集合理性論--自律・社会・コミュニケーション--
    金山準
    思想 1134 59 - 78 2018年09月 [査読無し][招待有り]
  • De l'antinomie à la série ; la notion de l'équilibre chez Proudhon
    Jun Kaneyama
    Cahiers critiques de philosophie 17 207 - 224 2016年12月 [査読無し][招待有り]
  • 金山準
    日仏社会学会年報 27 63 - 75 2016年11月 [査読無し][招待有り]
  • 金山準
    政治思想研究 16 206 - 237 政治思想学会 2016年05月 [査読有り][通常論文]
  • 金山準
    社会思想史研究 39 39 111 - 130 藤原書店 2015年09月 [査読有り][通常論文]
  • ジョルジュ・ソレルの思想とソレル主義の展開
    金山準
    東京大学大学院総合文化研究科 博士学位請求論文 2011年01月 [査読無し][通常論文]
  • 金山 準
    国際広報メディア・観光学ジャーナル 9 25 - 44 北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院 = Graduate School of International Media, Communication, and Tourism Studies, Hokkaido University 2009年09月 [査読有り][通常論文]
     
    The aim of this article is to reconsider the relation between bios (the cultural and social life) and zoe (the biological life), dealing with the political thoughts of Antonio Gramsci. As is well known, his major interest is the cultural power ruling in the civil society. The notion of "hegemony" has had a great influence over the social sciences of the 20th century. But he also devotes a large part of the Prison Notebooks to researching the changes of the biological life in the industrial society (drinking, sexual instinct, etc.). I will reexamine the relation between these two major regio...
  • 神話と機械――ジョルジュ・ソレルと二〇世紀「社会主義」――
    金山準
    思想 1002 126 - 144 2007年09月 [査読無し][招待有り]
  • 金山準
    政治思想研究 5 5 143 - 161 The Japanese Conference for the Study of Political Thought 2005年05月 [査読有り][通常論文]
  • 金山 準
    相関社会科学 14 2 - 17 東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻 2005年03月 [査読有り][通常論文]

MISC

書籍等出版物

  • プルードン 反「絶対」の探求
    金山準 (担当:単著)
    岩波書店 2022年02月 (ISBN: 9784000615211) 228
  • 野口, 雅弘, 山本, 圭, 高山, 裕二 (担当:分担執筆範囲:「プルードン」)
    ミネルヴァ書房 2021年04月 (ISBN: 9784623090990) v, 201p 64-65
  • プロレタリアートの理論のために: マルクス主義批判論集
    上村忠男, 竹下和亮, 金山準 (担当:共訳範囲:ソレル「『プロレタリアートの理論のための素材』へのまえがき)
    未來社 2014年08月 (ISBN: 4624934431) 239 134-183
  • 岩波講座 政治哲学 第4巻 国家と社会
    杉田敦 (担当:分担執筆範囲:第三章「ソレル――主体の変容と想像力」)
    岩波書店 2014年02月 (ISBN: 4000113542) 240 49-74
  • イタリア版「マルクス主義の危機」論争:ラブリオーラ、クローチェ、ジェンティーレ、ソレル
    上村忠男 (担当:共訳範囲:ジョルジュ・ソレル「マルクス主義における必然性と宿命論」)
    未來社 2013年08月 (ISBN: 4624934407) 293 105-139頁
  • 小沢弘明, 三宅芳夫, 小沢 弘明, 三宅 芳夫 (担当:分担執筆範囲:「ナショナリズムから「境界の廃止」へ?――B・アンダーソン『三つの旗の下に――アナーキズムと反植民地主義の想像力』)
    論創社 2012年10月 (ISBN: 484601178X) 247 232-241
  • 上村 忠男, 山田 忠彰, 金山 準, 土肥 秀行 (担当:共訳範囲:フェッラーリス「「懐疑派」の衰朽」、アモローゾ「ハイデガーにおけるlucus a (non) lucendoとしての開かれ=空き地」、マルコーニ「ウィトゲンシュタインと空回りする車輪」)
    ジャンニ ヴァッティモ, ピエル・アルド ロヴァッティ 法政大学出版局 2012年08月 (ISBN: 458800977X) 374 175-259
  • 宇野 重規, 伊達 聖伸, 高山 裕二 (担当:分担執筆範囲:第四章「神と正義 プルードンの場合」)
    白水社 2011年07月 (ISBN: 9784560081495) 266 135-164
  • 小田川 大典, 乙部 延剛, 五野井 郁夫, 青木 裕子, 金山 準 (担当:共訳範囲:第四章「国家概念の再利用」)
    イェンス バーテルソン 岩波書店 2006年08月 (ISBN: 4000228668) 361 175-228

講演・口頭発表等

  • 木村周市朗著『ドイツ国家学と社会改革:クラウゼ派自然法論の成立と問題圏』(御茶の水書房、2023年)を読む コメント  [招待講演]
    金山準
    社会思想史学会第49回大会 2024年11月
  • 19世紀フランスにおけるアソシエーションの理念--自由な協力はいかにして可能か?  [招待講演]
    金山準
    思想としての〈連帯〉と〈オートノミー〉――人と人との理想的なつながりを求めて(日仏会館・日仏文化講座) 2024年06月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 金山準
    日仏哲学会2023年春季大会シンポジウム(早稲田大学) 2023年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • プルードンの集合理性論:自由主義と社会主義のあいだで  [通常講演]
    金山準
    社会思想史学会第42回大会(京都大学) 2017年11月 口頭発表(一般)
  • プルードンとルルー;正義・人類・宗教  [通常講演]
    金山準
    フランス政治思想研究会 2015年12月
  • プルードンと弁証法  [招待講演]
    金山準
    甦るプルードン—『貧困の哲学』合評シンポジウム(日仏社会学会・日仏会館共催) 2015年07月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • リスクと社会連帯  [通常講演]
    金山準
    北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院主催シンポジウム「偏在するリスク」 2010年09月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • サン=シモンと「ヨーロッパ社会の再組織化」  [通常講演]
    金山準
    北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院主催国際シンポジウム「超国家的枠組、標準化、ネットワーク化:ヨーロッパ、日本、アフリカの組織的多様性マネージメント」 2010年07月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • デュルケムとソレル:連帯と無限をめぐって  [通常講演]
    金山準
    早稲田政治学会第8回研究会 2008年03月 口頭発表(一般)
  • ジョルジュ・ソレルとサンディカリズム――「ソレリズム」の生成と展開――  [通常講演]
    金山準
    社会思想史学会第31回大会(法政大学) 2006年10月 口頭発表(一般)

所属学協会

  • 日仏哲学会   Société Proudhon   政治経済学会   日仏社会学会   社会思想史学会   政治思想学会   

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2021年04月 -2024年03月 
    代表者 : 金山 準
     
    本研究の最大の目的は、フランス19世紀中葉、具体的には七月王政期(1830-48)から第二帝政期(1852-70)にかけての社会思想を、鉄道の主題を軸に検討することである。政治革命・産業革命にも比する世界史的意義を有する19世紀の交通の発展、具体的には鉄道網の飛躍的拡大について、これまで物流史や産業史の観点からは検討されてきたものの、それを同時代の思想家がどう捉えたかという点についてはこれまで十分に検討されてこなかった。 この問いが興味深いのはとりわけ以下の理由による。鉄道は同時代の重要な問いとしての「連帯」をまさにインフラ面で支えるものである。と同時に、物理的・精神的な距離の急速な縮減は、宗教的な想像力を強く刺激するものでもあり、しばしば鉄道ネットワークの拡大と円滑化は、「交感(communion)」として捉えられた。その意味で鉄道の主題は、19世紀フランス思想史研究の重要な主題である「社会的なもの」と「宗教的なもの」を架橋する可能性を持っている。 本研究で中心的に扱う思想家はM・シュヴァリエ、P・ルルー、P.-J.プルードンの三者である。第一年度である今年度は、まずフランス鉄道網構想の原点に位置づけられるM・シュヴァリエについて文献収集と検討をおこなった。ただし今年度はシュヴァリエについて具体的な成果を報告するまでには至らなかった。 それと並行して、研究実施者のかねてよりの研究対象であるプルードンの思想についても研究を進め、単著『プルードン 反「絶対」の探求』(岩波書店、2022年)を刊行した。本書のうち、「連合主義」を論じた第三章と、「集合理性」を論じた第四章がとくに本研究に関わっている。
  • 人民の意志から人民の理性へ;19世紀フランスにおける理性と社会
    日本学術振興会:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 2018年04月 -2021年03月 
    代表者 : 金山準
  • 「人類」というユートピア--19世紀フランスにおける社会的なものと宗教的なもの
    日本学術振興会:科学研究費補助金(若手研究(B))
    研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 
    代表者 : 金山準
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2012年04月 -2015年03月 
    代表者 : 長島 美織, 鈴木 純一, 金山 準, 山田 吉二郎
     
    本研究の主眼は、リスク社会論(特にベックのもの)の根底にある概念枠組みを抽出し、社会がリスク化するということは具体的にどのようなことを意味するのかについて考察を行うことであった。この課題に答えるため、大きくわけて、3つの領域を検討した。ひとつは、近代化論の再検討であり、リスク概念の考察とともに、これをマンハイムの時代分析やイデオロギーに関する論考をもとに、検討した。2番目の領域としては、サブ政治を軸とした現代社会におけるリスクとその政治性に関する研究である。3番目の領域は、環境問題、特に持続可能性との関連から、リスク化について検討した。
  • 日本学術振興会:科学研究費補助金(若手研究(B))
    研究期間 : 2011年04月 -2013年08月 
    代表者 : 金山準
     
    本研究は、関連から大革命以降のフランス思想史について、とくに宗教思想と社会思想との関連に留意しつつ検討することを目的とするものであった。とくに本研究が主対象としたのはピエール=ジョセフ・ プルードンの思想である。論点は大別して、第一に プルードンの思想における宗教の契機についてあらためて問い直すこと、第二に、彼の宗教論をフランス19世紀の社会思想、とくに革命後の混乱の中で問われた社会連帯・社会統合の再建の思想全体の再検討につなげることである。 プルードンと宗教の関係の概要については、研究期間中に発表した文献で一定程度明らかにすることができた。ただしより子細な研究については膨大な草稿群の検討が必要となり、より時間をかけた研究が求められる。最終年度である今年度は当初予定の期間を七か月残して中止となったが、引き続き上記の研究を継続した。最終年度中に発表された成果としては、プルードン主義者の一人と評されるG・ソレルの思想についての翻訳がある。 研究期間全体を通した成果としては、プルードンの宗教思想はそれ自身として検討されたことがあったものの、その社会思想的な意義についてはまだ明らかになっておらず、その点を示した点で意義があったと考えられる。また単なる反宗教でもなく、他方で統合の道具としての宗教でもなく、社会を律すべき「正義」の探究と結びついた彼の宗教論を通じて、19世紀フランスの社会連帯と宗教の関係として新しい側面を示すことができた。他方で今後に残る課題としては、第一にプルードンの未発表の草稿や読書ノートの検討が挙げられる。フランスで出版予定だった一部草稿の出版の遅滞もあり、これらの読解には予想以上の時間を要する。また第二に、同時代の思想家、とりわけP・ルルーのような宗教的社会主義者とプルードンの関係は必須であり、これらをも対象に収めて検討する必要があるだろう。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2006年 -2007年 
    代表者 : 金山 準
     
    本研究の目的は、フランス社会思想家ジョルジュ・ソレルの思想を通じて、20世紀史における「暴力」と「革命」の思想の歴史的意義を考察することにあった。平成19年度における第一の検討対象は、資本主義・議会制民主主義の乗り越えを測った左右の「社会主義」に彼の思想が及ぼした影響を主たる検討対象とした。 『思想』掲載の論文「神話と機械-ジョルジュ・ソレルと二○世紀「社会主義」-」では、フランス・サンディカリズムとソレルと接点を確認する。サンディカルズムは一九世紀フランス社会思想の伝統を世紀末に受け継いだフランス・サンディカリズムの影響を受けつつも、彼がそれをまったく別の文脈(たとえばマルクス主義)へと接続する点を強調した。このようなソレル思想は、二〇世紀の左派に対する多大なインスピレーションの源泉になると同時に、ファシズムとも明らかな親近性をもっている。同論文は、単なる「非合理主義」と捉えられがちなソレルの思想についてその内実を精査することで、彼の影響力の源泉がむしろ「モラル」と生産力への志向にあることを示した点に重要な意義がある。 また、学会報告「デュルケムとソレル:連帯と無限をめぐって」では、ソレルが第三共和政の公的イデヲローグたるデュルケムから深い影響を受けつつも、反体制の社会主義者へと転換していく契機を考察した。従来フランス第三共和政期の思想史研究においては、体制派の思想家と反体制派の思想家とはそれぞれ別個に扱われてきたが、本報告はそれらを同一の次元において扱う視座を提供した点に意義がある。


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