研究者データベース

長谷川 貴彦(ハセガワ タカヒコ)
文学研究院 人文学部門 歴史学分野
教授

基本情報

所属

  • 文学研究院 人文学部門 歴史学分野

職名

  • 教授

学位

  • 博士(文学)(東京大学)

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J-Global ID

研究キーワード

  • アソシエーション   政治文化   公共圏   福音主義   市民社会   自由主義   福祉   貧困   ナラティヴ   イギリス   福祉国家   グローバル・ヒストリー   社会構成主義   西洋史   東アジア   比較史   近代   近世   世界史   歴史理論   歴史   

研究分野

  • 人文・社会 / ジェンダー
  • 人文・社会 / ヨーロッパ史、アメリカ史
  • 人文・社会 / 史学一般
  • 人文・社会 / 経済史

職歴

  • 2019年04月 - 現在 北海道大学 大学院・文学研究院 教授
  • 2013年04月 - 2019年03月 北海道大学 大学院・文学研究科 教授
  • 2017年10月 - 2018年03月 慶應義塾大学 経済学部 訪問教授
  • 2016年02月 関西学院大学 文学部 非常勤講師(集中講義)
  • 2007年04月 - 2013年03月 北海道大学 大学院・文学研究科 准教授(職名変更)
  • 2012年08月 北海道教育大学 旭川校 非常勤講師(集中講義)
  • 2009年10月 - 2010年02月 ロンドン大学 歴史学研究所 客員研究員
  • 2007年12月 東京大学 大学院 非常勤講師(集中講義)
  • 2005年04月 - 2007年03月 北海道大学 大学院・文学研究科 助教授(配置換え)
  • 2007年02月 北海道教育大学 旭川校 大学院 非常勤講師(集中講義)
  • 1996年10月 - 2005年03月 北海道大学 文学部 助教授
  • 1998年10月 - 1999年09月 オクスフォード大学 文部省在外研究員

所属学協会

  • 国際歴史理論ネットワーク   アメリカ歴史学会   国際文化史学会   政治経済学・経済史学会   社会経済史学会   北大史学会   史学会   歴史学研究会   

研究活動情報

論文

書籍

  • Western Historiography in Asia Circulation, Critique and Comparison
    Edited by, Q. Edward Wang, Okamoto Michihiro, Li Longguo (担当:共著)
    De Gruyter Oldenbourg 2022年03月 
    This volume provides a unique and critical perspective on how Chinese, Japanese and Korean scholars engage and critique the West in their historical thinking. It showcases the dialogue between Asian experts and their Euro-American counterparts and offers valuable insights on how to challenge and overcome Eurocentrism in historical writing.
  • 『講座 世界歴史』第1巻「世界史とは何か」
    (担当:共著範囲:長谷川貴彦「現代歴史学と世界史認識」)
    岩波書店 2021年10月
  • 社会経済史学会編, 馬場哲編集委員長 (担当:分担執筆)
    丸善出版 2021年06月 
    社会経済史学は、社会経済の歴史を研究する学問分野である。対象でいえば、空間的にはアジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカなど全世界に及び、時間的には中世またはそれ以前から現代に至る期間をカバーしている。方法的にも経済学と歴史学を基盤に、人文社会科学や自然科学も必要に応じて利用する学際性の強い学問である。『社会経済史学事典』はこのような特徴をもつ社会経済史学の全体像を、最新状況を踏まえて体系的に示すことを目的としている。1章で斯学の歴史と方法、2〜6章で経済活動の諸分野、7〜9章で経済活動を営む人々の生活と生存、10〜11章で人々の交流と移動、12章で人々を取り巻く自然環境、13〜14章で社会経済活動の政治的・領域的枠組み、15〜16章で国家間の諸問題を取り上げている。
  • 現代思想2021年6月号 特集=いまなぜポストモダンか
    大橋完太郎, 千葉雅也, 宮崎裕助, 小泉義之, 星野太, 郷原佳以, 佐藤泉, 乗松亨平, 長谷川貴彦 (担当:共著範囲:歴史学とポストモダン)
    青土社 2021年06月
  • 歴史学の縁取り方 フレームワークの史学史
    恒木健太郎/左近幸村 編 (担当:共著範囲:第2章 「転回」以降の歴史学――新実証主義と実践性の復権(長谷川貴彦))
    東京大学出版会 2020年09月
  • 『現代思想』 2020年9月臨時増刊号 総特集◎コロナ時代を生きるための60冊
    上野千鶴子, 吉川浩満, 小川眞里子, 長谷川貴彦ほか (担当:共著範囲:17世紀危機論の系譜:ル=ロワ=ラデュリ『気候の歴史』)
    青土社 2020年09月
  • 長谷川, 貴彦 
    岩波書店 2020年03月 (ISBN: 9784000223034) ix, 273p
  • 成田, 龍一, 長谷川, 貴彦 (範囲:成田龍一・小川幸司との鼎談、「物語論的転回2.0 歴史学におけるスケールの問題」執筆、リンダ・コリー「イギリスとイスラーム 1600ー1800年」翻訳)
    岩波書店 2020年02月 (ISBN: 9784000613897) xvii, 212p
  • Burke, Peter, 長谷川, 貴彦 
    法政大学出版局 2019年12月 (ISBN: 9784588350092) viii, 248p
  • Hunt, Lynn Avery, 長谷川, 貴彦 
    岩波書店 2019年10月 (ISBN: 9784000241793) vi, 120, 9p
  • Davidoff, Leonore, Hall, Catherine, 山口, みどり, 梅垣, 千尋, 長谷川, 貴彦 (担当:共訳)
    名古屋大学出版会 2019年08月 (ISBN: 9784815809553) viii, 409, 100p 
    現在、没落を言われる「中間層」は、どのようにして形成されたのか。―― 経済・政治・社会が急激に変動する産業革命の中心国を舞台に、家族とジェンダーに注目し、そのイデオロギー・制度・実践を、さまざまな男女の具体的な生き様を通して、あざやかに描き出した名著、待望の邦訳。
  • 歴史書の愉悦
    長谷川貴彦 (担当:共著範囲:セリーナ・トッド『ザ・ピープル』)
    ナカニシヤ出版 2019年06月 254 
    時代をこえて読みつがれる古今東西の歴史学の名著23冊を、現代の歴史学の俊英たちが鮮やかに読み解く。
  • 吉川 浩満, 北原 みのり, 檜垣 立哉, 島薗 進, 松本 卓也, 藤原 辰史, 大内 裕和, 小島 寛之, 長谷川貴彦 
    青土社 2018年03月 
    激動の時代とともになされる学問の再編成。このとき、既存の古典は浮沈し、新たな重要書の台頭は知の布置を様変わりさせるだろう。哲学・人類学・社会学から、フェミニズム・クィアスタディーズ、そして経済学・数学・物理学まで。いま、新しく「現代」を考えるために読むべき316冊。
  • (担当:共著)
    岩波書店 2018年02月 
    思想の言葉 岡本充弘/〈鼎談〉「世界史」をどう語るか 小川幸司・成田龍一・長谷川貴彦/グローバル・ヒストリーの可能性と問題点――大きな歴史のあり方 岡本充弘/物語論的転回2.0 長谷川貴彦/転回するグローバル・ターン キャロル・グラック/グローバル・ヒストリー論と「カリフォルニア学派」岸本美緒/綿と資本主義のグローバルな起源 スヴェン・ベッカート/気候と資本――結合する複数の歴史 ディペシュ・チャクラバルティ/〈書評〉誰のために歴史を書くのか――セバスティアン・コンラート『グローバル・ヒストリーとはなにか?』小田原琳
  • 長谷川 貴彦 (担当:単著)
    岩波書店 2017年09月 (ISBN: 4004316774) 224 
    著者インタビュー: 月刊東京 393号 2018年4月 シノドス 2017年12月20日 書評掲載: 図書新聞 3337号 2018年2月3日 TBS調査情報 540号 2018年1月2日 信濃毎日新聞 2017年12月10日 毎日新聞(朝刊)2017年12月3日 山梨日日新聞 2017年12月3日 読売新聞(夕刊)2017年11月20日 徳島新聞 2017年11月19日 週刊東洋経済 2017年11月4日号 朝日新聞(朝刊)2017年10月15日
  • 伊藤守, 小泉秀樹, 三本松政之, 似田貝香門, 橋本和孝, 長谷部弘, 日髙昭夫, 吉原直樹 (担当:共著範囲:項目「社会史研究の系譜」)
    春風社 2017年07月 (ISBN: 4861105382) 1168
  • 歴史学研究会 
    績文堂出版 2017年06月 (ISBN: 4881161334) 311
  • 長谷川 貴彦, 兼子 歩 (担当:共訳)
    ソニア・O・ローズ 法政大学出版局 2017年01月 (ISBN: 4588350080) 262 
    書評掲載: 「出版ニュース」2017年3月上旬号 「ふぇみん」2017年3月15日号 山口みどり氏『図書新聞』2017年7月1日号 奥田伸子氏『女性とジェンダーの歴史』5号(2018年3月) 小二田章氏『歴史学研究』970号(2018年5月号) 弓削 尚子氏『ジェンダー史学』14号(2018年)
  • 長谷川 貴彦 (担当:単訳)
    リン・ハント 岩波書店 2016年10月 (ISBN: 4000226401) 224 
    岩波書店ホームページ:https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS /02/1/0226400.html
  • 酒井直樹, 福井憲彦, 成田龍一, 鹿野政直, 色川大吉, ひろたまさき, 喜安明, 田中克彦, 西川祐子, キャロル・グラック, ハリー, ハルトゥーニアンほか (担当:分担執筆範囲:長谷川貴彦「安丸民衆史の射程 ヨーロッパ史の視点から」)
    靑土社 2016年08月 (ISBN: 4791713273) 312 
    http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2964
  • 長谷川 貴彦 (担当:単著)
    岩波書店 2016年05月 (ISBN: 4000611267) 256 
    書評掲載: 長野壮一氏『クリオ』31号(2017年5月) 福元健之氏『西洋史学』263号(2017年6月) 小関隆氏『歴史と経済』236 号 (2017年7月) 田村理氏『道歴研年報』18号(2017年11月) 早島 瑛氏『社会経済史学』84巻2号(2018年) 岩波書店ホームページ:https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS /06/7/0611260.html 書香の森:http://www.let.hokudai.ac.jp/book/11456/
  • 角松生史, 小田中直樹, 山本顕治編, 角松 生史, 山本 顕治, 小田中 直樹 (担当:共著範囲:第12章「『社会的連帯』のイギリス的特質 福祉国家の歴史的源流をめぐって」を執筆)
    日本評論社 2016年01月 (ISBN: 4535521395)
  • 岡本充弘, 鹿島徹, 長谷川貴彦, 渡辺賢一郎編, 岡本充弘, 鹿島徹, 長谷川貴彦, 渡辺賢一郎 (担当:共編者(共編著者)範囲:第2部「言語論的転回と西洋史研究」の章を執筆)
    御茶の水書房 2015年09月 (ISBN: 4275020227) 434 
    書評掲載: 坂本 慎一氏『渋沢研究』渋沢研究会 編 (29) 、109-115、2017年1月. 大谷哲・小坂俊介氏『新しい歴史学のために』290号(2017年)
  • 長谷川 貴彦 (担当:単著)
    東京大学出版会 2014年03月 (ISBN: 4130261479) 266 
    書評掲載: 高田実氏『歴史と経済』226号(2015年1月) 岩下誠氏『西洋史学』257号(2015年6月30日) 赤木誠氏『西洋史学論集』53号(2016年) 永島剛氏『社会経済史学』82巻1号(2016年5月) 大森 弘喜氏『成城大学経済研究』216号(2017年3月) 「この一冊」『週刊 社会保障』68号(2015年1月) 書香の森:http://www.let.hokudai.ac.jp/book/1267/ 東大出版会:http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-026147-0.html
  • 喜安 朗, 岡本 充弘, 谷川 稔, 北原 敦 
    御茶の水書房 2013年05月 (ISBN: 4275010329) 341
  • 歴史学研究会 
    東京大学出版会 2013年05月 (ISBN: 4130230654) 280 
    書評掲載: 松塚 俊三氏「批判と反省」『歴史学研究』 (917) 2014-04 柳沢 遊氏『歴史と経済』 57(1)2014-10 p.38-40
  • 長谷川 貴彦 (担当:単著)
    山川出版社 2012年12月 (ISBN: 463434954X) 90
  • 高田 実, 中野 智世 
    ミネルヴァ書房 2012年09月 (ISBN: 4623063755) 398 
    書評掲載: 金澤 周作氏 『西洋史学』 (248) 2012 p.290-292 近藤 正基氏『海外社会保障研究』 (184) 2013 p.71-75 渡邊 竜太氏 他『西洋史研究』 (42) 2013 p.178-188 大杉 由香氏『社会経済史学』 80(1) 2014 p.110-112 深澤 敦氏『歴史と経済』 56(2) 2014-01 p.42-44
  • 井野瀬 久美惠 
    昭和堂 2010年10月 (ISBN: 4812210100) 339 
    書評掲載: 松隈 達也氏『九州歴史科学』(39) 2011-11 p.47-56 水野 祥子氏『西洋史学論集』 (49) 2011 p.127-131 見市 雅俊氏『歴史学研究』 (905) 2013-05 p.44-47
  • 長谷川 貴彦 (担当:単訳)
    G. ステッドマン・ジョーンズ 刀水書房 2010年08月 (ISBN: 4887083904) 330 
    書評掲載: 小関隆氏『社会経済史学』 77(2) 2011 p.300-302 米田綱路氏『図書新聞』No.2988 2010.11.6
  • 長谷川 貴彦 (担当:単訳)
    ピーター・バーク 法政大学出版局 2010年01月 (ISBN: 4588350048) 264
  • 近藤 和彦 (担当:共著範囲:「ナポレオン戦争期における政治社会の再編 貧民の状態改善協会とイギリス社会改革)
    山川出版社 2008年05月 (ISBN: 463467212X) 606 
    書評掲載: 井内 太郎氏『史学雑誌』 118(10) 2009-10 p.1850-1858 松園 伸氏『年報政治学』2009(1) p.376-378 坂巻 清氏『社会経済史學』76(2) 2010-08-25 p.308-309
  • 山本 史郎, 木畑 洋一, 草光 俊雄, 丹治 愛, 中尾 まさみ, 安西 信一, 橋本 尚江, 西川 克之, 長谷川 貴彦, 浜井 祐三子 
    [山本史郎] 2007年

講演・口頭発表等

  • コメント:『家族の命運』をめぐる回想 エゴ・ヒストリーとして  [招待講演]
    長谷川貴彦
    イギリス女性史研究会・第34回研究会・合評会:ダヴィドフ&ホール『家族の命運 : イングランド中産階級の男と女 : 1780~1850』名古屋大学出版会、2019年。 2020年12月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • コメント:高橋幸八郎のエゴ・ヒストリーに向けて  [招待講演]
    長谷川貴彦
    政治経済学・経済史学会 2020 年秋季学術大会 パネル・ディスカッション:比較経済史学の思想と実践――高橋幸八郎関連未公開書簡を中心に 2020年10月
  • 「転回する歴史学とグローバル文化史」  [招待講演]
    長谷川貴彦
    中央大学学術シンポジウム「グローバル文化史の試み」主催公開研究会 2020年09月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 疫病の時代を生きる  [招待講演]
    長谷川貴彦
    北海道高等学校世界史研究会 2020年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 社会史からのコメント:「生きること」の経済史学 -「再生産と生活の接点」に視点をあわせて-  [招待講演]
    長谷川貴彦
    政治経済学・経済史学会、秋季学術大会、 2020年01月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募) 早稲田大学
  • コメント  [通常講演]
    長谷川貴彦
    「資本主義の比較史」シンポジウム 2018年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 岐路に立つイギリス 歴史から読み解く『現在』  [招待講演]
    長谷川貴彦
    第22回北大人文学カフェ 2018年07月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 札幌 北海道大学
     
    EUからの離脱、スコットランドの独立問題、そして2度にわたる総選挙など、2010年代のイギリスでは、その進路をめぐっての政治的選択がおこなわれてきました。こうしたイギリスの〈現在(いま)〉を考えるためには、歴史的視点が必要となるでしょう。帝国からの撤退、ヨーロッパとの連合という国際関係の変化は、国内におけるスコットランドやウェールズでの地域主義の動きを噴出させてきました。また第二次世界大戦を起点とする福祉国家体制の確立、「英国病」とサッチャリズムの登場というかたちでの二大政党間の政治的コンセンサスの変化。そして、経済成長と移民の流入による階級社会から多文化社会への変容。国際関係や政治・経済のみならず、社会や文化をめぐる複雑な要因が絡み合いながら揺れ動くイギリスの姿を、戦後のあゆみのなかに位置づけていっしょに考えてみましょう。
  • 物語論的転回2.0 —『メタヒストリー』と現代歴史学—  [招待講演]
    長谷川貴彦
    国際シンポジウム「『メタヒストリー』の射程で考える歴史叙述と記憶の問題系」 2017年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • エゴ・ドキュメントの比較史 趣旨説明  [通常講演]
    長谷川貴彦
    日本西洋史学会シンポジウム「エゴ・ドキュメントの比較史」 2017年05月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • エゴ・ドキュメントと歴史学  [招待講演]
    長谷川貴彦
    日本オーラル・ヒストリー学会シンポジウム 2017年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 現代歴史学の展望 ポスト言語論的転回の位相  [通常講演]
    長谷川貴彦
    近代社会史研究会・「越境する歴史学」研究会共催 2016年12月 口頭発表(一般)
  • 著者応答:兼子歩氏・田村理氏らによる『現代歴史学への展望』(岩波書店、2016年)の書評  [通常講演]
    長谷川貴彦
    北海道歴史研究者協議会例会 2016年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名) 北海道大学 北海道歴史研究者協議会
  • 長谷川貴彦
    歴史研究の新展開:公開合評会『現代歴史学への展望 言語論的転回を超えて』(岩波書店、2016年) 2016年07月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 東京、東洋大学 東洋大学人間科学総合研究所
  • 長谷川貴彦
    2016年度政治経済学・経済史学会春季学術集会「経済史学とフレームワーク -その協同と相克の過程から-」 2016年06月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名) 東京大学 政治経済学・経済史学会
  • コメント:「生活」と「福祉」の交錯 ―日本と韓国の生活改善運動・新生活運動をどうみるか?―  [通常講演]
    長谷川貴彦
    社会経済史学会第85回全国大会パネル・ディスカション 2016年06月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • A Short History of Historiography in Modern Japan: Brief Comments on Stefan Berger’s The Past as History (Palgrave, 2015)  [通常講演]
    長谷川貴彦
    Review Forum for Writing the Nation Series 2016年04月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名) Seoul
  • コメント  [通常講演]
    長谷川貴彦
    第240回「歴史と人間」研究会シンポジウム:戦後西洋史学をふり返る―20世紀末の「社会史」の勃興を中心に― 2015年12月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募) 
    今日の西洋史研究は、研究の細分化・専門化が著しく進行し、その結果、研究全体のありようが非常に見えにくくなっています。これからの歴史学を展望するためにも、まずは、これまでの日本における西洋史研究をふり返ってみる必要がありそうです。このシンポジウムでは、戦後西洋史学の重大な転機となっただけでなく、20世紀末における知の一大トレンドとなった「社会史」の勃興に焦点を合せることにしました。「社会史」勃興の立役者となった雑誌『社会史研究』と角山榮・川北稔編『路地裏の大英帝国』の刊行に、当時、それぞれ若手研究者として関わったお二人の報告者に当時の知的環境をお話しいただき、さらに、西洋史と日本史を専門とするお二人のコメンテーターに、後継世代の視点から、議論の俎上にのせるべきイシューを提示していただきます。「社会史」のあり方については、「下からの」歴史学や、日常性の重視、消費の復権、社会の周縁への注目などさまざまな理解が可能ですが、そこには、旧態依然とした方法論に飽き足らず、研究パラダイムの刷新をはかりたいという想いが通奏低音として流れ
  • 著者応答:成田龍一氏・小田中直樹氏による『歴史を射つ』(御茶の水書房、2015年)へのコメント  [通常講演]
    長谷川貴彦
    公開合評会:『歴史を射つ』(御茶の水書房、2015年) 2015年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • ソニア・ローズ『ジェンダー史とは何か』(2010)を読む  [通常講演]
    長谷川貴彦
    第10回 福祉社会研究会 2015年09月 口頭発表(一般)
  • エゴ・ドキュメントと現代歴史学  [通常講演]
    長谷川貴彦
    第1回 エゴ・ドキュメントの比較史研究会 2015年08月 その他
  • ポスト「第三の道」時代のイギリス社会 —「大きな社会」(Big Society) 論争を手がかりにー  [通常講演]
    長谷川貴彦
    SC研究会-「縮小社会」とケアの学際的研究 2015年07月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 長谷川貴彦
    立教大学史学会大会・公開講演会「近代の編成原理―イギリス、アメリカ、日本における組織、倫理、専門知」 2015年06月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 東京 立教大学史学会
     
    組織化、専門化、科学化を大きなメルクマールとした近代像についての再検討が始まっている。国家機構を軸にして専門家たちが社会の主導権を握るといった理解に対して、さまざまな民間団体が多様な知や倫理とともに折衝をつづけるなかで生まれる社会の動態を解き明かそうとする試みである。本講演会は特に「福祉の混合体」論などで注目を集める中間団体とそこでの知のありようについて、イギリス、アメリカ合衆国、日本の事例を比較しつつ考えてみたい。
  • 長谷川貴彦
    第233回『歴史と人間』研究会 2015年03月 口頭発表(一般) 一橋大学 
    グローバル時代に求められる歴史叙述とは、どのようなものなのだろうか。多くの歴史家は、現実の動きに翻弄されがちで、その方向性を見定めることは極めて難しくなっている。だが、そうした問いに対するヒントを与えてくれる書物が刊行された。まさに『グローバル時代の歴史叙述』(Writing History in the Global Era, New York : W.W. Norton, 2014)という題名をもつ、リン・ハントの著作である。この報告では、社会史から言語論的転回への史学史上の転換に関するみずからの研究のアウトラインを提示しつつ、アメリカ歴史学の全体像を伝えるハントの著書の批判的検討を通じて、グローバル時代の日本における歴史学のあり方を考える素材を提供したいと思う。
  • 重田園江氏報告「世紀転換期ヨーロッパにおける社会連帯と産業デモクラシー」へのコメント  [通常講演]
    長谷川貴彦
    SC 研究会-統治システムと市民社会の学際的研究 2015年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 市場経済の基底にあるもの 18世紀イングランドの個人と中間団体  [通常講演]
    長谷川貴彦
    九州西洋史学会秋季大会シンポジウム「レッセ・フェール的市場経済社会の歴史的再検討」 2014年11月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 長谷川貴彦
    2014年比較教育社会史研究会秋季例会 2014年11月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 長谷川貴彦
    国際シンポジウム『グローバリゼーションと現代歴史学』「国民国家論と民衆史」 2014年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 著者応答:小野塚知二氏 (東京大学)高井哲彦氏(北海道大学)による書評『イギリス福祉国家の歴史的源流:近世・近代転換期の中間団体』(東京大学出版会、2014年)  [通常講演]
    長谷川貴彦
    政治経済学・経済史学会北海道部会 & 社会経済史学会北海道部会 2014年07月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名) 札幌
  • Poverty and Welfare in early modern England: The Origin of British Welfare State  [招待講演]
    長谷川貴彦
    Changing Civil Society and Governance: Perspectives from Europe and Japan, 2014年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • イギリス産業革命論の現在ーポスト修正主義の新潮流ー  [通常講演]
    長谷川貴彦
    東京大学 経済史研究会 (第515回) 2014年01月 口頭発表(招待・特別)
  • 「福祉」への歴史的アプローチ 近世・近代移行期のイギリスを事例として  [通常講演]
    長谷川貴彦
    政治経済学・ 経済史学会秋季学術大会 2013年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 書評:恒木健太郎『「思想」としての大塚史学―戦後啓蒙と日本現代史』(新泉社、2013年)  [通常講演]
    長谷川貴彦
    社会経済史学会北海道部会 2013年09月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 東アジアの西洋史学  [招待講演]
    長谷川貴彦
    日本西洋史学会第63回大会シンポジウム 2013年05月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 著者応答・書評『産業革命』(山川出版社、2012年)  [通常講演]
    長谷川貴彦
    政治経済学・経済史学会北海道部会 2013年02月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 現代歴史学の挑戦 イギリスの経験から  [通常講演]
    長谷川貴彦
    歴史学研究会創立80周年記念シンポジウム「歴史学のアクチュアリティ」 2012年12月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • ピーター・バーク教授へのコメント  [通常講演]
    長谷川貴彦
    東洋大学人間総合科学研究所10周年記念国際シンポジウ ム「文化と歴史:トランスナショナル・カルチュラルヒストリーの今後」 2012年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 二宮史学との対話 歴史学の転換点に  [招待講演]
    長谷川貴彦
    シンポジウム「歴史からの問い、歴史への問い 二宮宏之と歴史学」 2012年06月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 社会運動史とニューレフト史学  [招待講演]
    長谷川貴彦
    東洋大学人間総合科学研究所シンポジウム「社会運動史の時代」 2012年06月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 語りのかたち パーソナル・ナラティヴの歴史学  [通常講演]
    長谷川貴彦
    日本西洋史学会第62回大会シンポジウム 2012年05月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 訳者報告:G.ステッドマン・ジョーンズ著『階級という言語』をめぐって  [通常講演]
    長谷川貴彦
    政治経済学・経済史学会北海道部会・ 社会政策学会北海道部会・北海道大学教育学研究院産業教育研究グループ 2012年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • パーソナル・ナラティヴ論の射程 現代歴史学の課題と方法  [通常講演]
    長谷川貴彦
    明治大学史学科特別講演 2011年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 言語論的転回と文化史  [招待講演]
    長谷川貴彦
    遅塚忠躬先生追悼記念シンポジウム「これまでの歴史学、これからの歴史学 遅塚忠躬先生からのメッセージ」 2011年11月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 現代歴史学のなかの『階級という言語』  [通常講演]
    長谷川貴彦
    第190回『歴史と人間』研究会 2010年12月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • パーソナル・ナラティヴ論の射程――女性史研究の方法をめぐって  [通常講演]
    長谷川貴彦
    第15回イギリス女性史研究会 2010年12月 口頭発表(一般)
  • ヨーロッパ福祉国家研究への視座  [通常講演]
    長谷川貴彦
    社会経済史学会第79回全国大会シンポジウム「『福祉の複合体』の国際比較史:第一次大戦前夜の中間団体と国家福祉」 2010年06月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • ヘイドン・ホワイト教授へのコメント  [通常講演]
    長谷川貴彦
    ヘイドン・ホワイト招聘国際セミナー「歴史学とポストモダニズム」 2009年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • ポスト・サッチャリズムの歴史学 歴史認識論争と近代イギリス像の変容  [通常講演]
    長谷川貴彦
    歴史学研究会大会・全体会「新自由主義の時代と現代歴史学の課題 その同時代史的検証」 2008年05月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • イギリス帝国史研究の新潮流  [通常講演]
    長谷川貴彦
    北海道と国内植民地シンポジウム「帝国と移民問題」 2007年08月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • イギリス自由主義の社会的基盤  [通常講演]
    長谷川貴彦
    日本西洋史学会第57回大会シンポジウム「市民社会と社会問題 18−19世紀ヨーロッパの政治,経済,社会」 2007年05月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • ニューレフト史学の遺産  [通常講演]
    長谷川貴彦
    「歴史と人間」研究会15周年特別企画シンポジウム『近代イギリス史研究の現場を回顧する 都築忠七先生を迎えて』 2006年12月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 博愛主義団体と社会改革 「貧民の状態改善協会」の諸活動  [通常講演]
    長谷川貴彦
    政治経済学・経済史学会(北海道部会) 2006年09月 口頭発表(招待・特別)
  • 博愛主義的団体と社会改革 19世紀初頭イングランドの国家と社会  [通常講演]
    長谷川貴彦
    企画セッション「制度進 化への経済史的アプローチ フィランスロピーの進化」第10回進化経済学会大会 2006年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • イギリス名誉革命体制下における中央と地方 「貧民の状態改善協会」の活動 1797-1817  [通常講演]
    長谷川貴彦
    史学会第101回大会 2003年11月 口頭発表(一般)
  • コメント  [招待講演]
    長谷川貴彦
    歴史学研究会大会・全体会「公共性再考: グローバリゼーションとナショナリズム」 2003年05月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • Comment:Civil Society, Voluntary Action and Relations with the State  [通常講演]
    長谷川貴彦
    The Anglo-Japanese Kobe Seminar on the History of Civil Society 2003年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 名誉革命体制下のアソシエーション  [通常講演]
    長谷川貴彦
    日本西洋史学会第50回大会記念シンポジウム「福祉国家 の社会史」 2000年05月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • イギリス中間層論の現在  [招待講演]
    長谷川貴彦
    社会経済史学会第66回全国大会組織委員会シンポジウム 1998年05月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 産業革命期のモラル・リフォメーション運動  [通常講演]
    長谷川貴彦
    北大史学会 1997年07月 口頭発表(一般)
  • 産業革命期の都市政治文化 バーミンガム総合病院 1765-1800年  [通常講演]
    長谷川貴彦
    日本西洋史学会第45回大会 1995年05月 口頭発表(一般)

その他活動・業績

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • コミュニティ・アクションの誕生 民衆的アーカイヴによる戦後福祉国家史の再検討
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2021年04月 -2024年03月 
    代表者 : 長谷川 貴彦
  • 日本学術振興会:科学研究費補助金(基盤研究B)
    研究期間 : 2018年04月 -2021年03月 
    代表者 : 角松生史
  • 日本学術振興会:科学研究費補助金(基盤研究B)
    研究期間 : 2018年04月 -2021年03月 
    代表者 : 長谷川貴彦
  • グローバル 社会におけるデモクラシーと国民史・集合的記憶の機能に関する学際的研究
    日本学術振興会:課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業
    研究期間 : 2017年02月 -2019年09月 
    代表者 : 橋本伸也
     
    グローバル化の下で強化されるアイデンティティ政治と、それに起因するナショナリズムの復権や排外主義的態度の激化に際して「国民史」と「集合的記憶」の果たす機能を解明し、またナショナリズムとデモクラシーの複雑な関係をときほぐすことで紛争回避に資する歴史叙述と集合的記憶のあり方を提起する。
  • 歴史研究の新展開とグローバルシティズンシップ
    東洋大学:平成27−28年度井上記念研究助成大型研究
    研究期間 : 2015年04月 -2017年03月 
    代表者 : 道重一郎
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
    研究期間 : 2015年 -2017年 
    代表者 : 角松 生史
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
    研究期間 : 2015年 -2017年 
    代表者 : 長谷川 貴彦
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
    研究期間 : 2012年 -2014年 
    代表者 : 角松 生史, 桑原 勇進, 小玉 重夫, 山本 顕治, 小田中 直樹, 佐々木 弘通
     
    研究開始初年度にあたる本年度は、研究キーワード「リスク」を中心とした各分担者の個別研究に加えて、全体研究会3回、シンポジウム1回を開催した。市民社会とリスクに関して、第1回研究会における研究分担者桑原の報告(「リスク管理・安全性に関する判断の統制の構造」、第3回研究会におけるゲスト講師若松良樹氏(成城大学)の報告(「予防原則と合理的選択理論の間で」)で問題意識を確認し、また、各論的分野として防災法制(第1回研究会角松報告)、Sunsteinのリスク論(第2回研究会角松報告)、化学物質管理(第3回研究会ゲスト講師小島恵氏)に関する検討を行った。2013年1月13日に神戸大学で開催されたシンポジウム「リスクと市民社会」では、戸田山和久氏(「科学哲学から見たリスク」)、戸部真澄氏(「リスクと市民社会一公法学の視点から」)、小塩隆士氏(「社会保障によるリスク処理とその課題」)の報告と長谷川晃氏、小玉重夫氏のコメントを受け、フロアも交えた活発な議論を含めて、現段階の研究成果を発信したところである。2013年度は研究キーワード「ガバナンス」の下に研究活動を継続し、ルーヴァン・カトリック大学において国際シンポジウムを開催することを予定している。本年度の第2回研究会では、研究協力者Dimitri Vanoverbekeを交え、同シンポジウムについての打ち合わせを行った。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
    研究期間 : 2012年 -2014年 
    代表者 : 小山 哲, 小田中 直樹, 佐々木 博光, 橋本 伸也, 長谷川 貴彦, 長谷川 まゆ帆
     
    本年度は、メンバーのあいだでの問題意識と情報の共有のために国内で研究会を3回にわたって開催し、さらに次年度に計画されている海外からの研究者の招聘のために国外で予備的なシンポジウムを行った。日時と内容は以下のとおり。・第1回研究会(5月21日、東京大学駒場キャンパス)研究計画について意見交換・第2回研究会(7月21日、京都大学文学研究科)「「新しい世界史」構想と「西洋史学」の過去・現在・未来について考える」(問題提起:小田中直樹)・第3回研究会(11月11日、京都大学文学研究科)「留学生の視点から見る東アジアの「西洋史学」」(企画:長谷川まゆ帆、報告者:チャン・サウイー、チョ・スビン)・プレ・シンポジウム・イン・ソウル(12月1日、ソウル、漢陽大学比較歴史・文化研究所)「韓国と日本の「西洋史学」」(報告者=Lim Jie-Hyun、小田中直樹、小山哲)ソウルでの意見交換をふまえて、2013年5月11日に、Lim Jie-Hyun氏を招聘して日本西洋史学会大会で公開シンポジウムを開催する予定である。以上とは別に、研究代表者(小山哲)が「第2回在外ポーランド史研究者会議」のオープニング・セッション「公的空間における歴史家」にパネリストとして参加し、日本の歴史研究・教育について報告した(9月13日、クラクフ)。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 2009年 -2013年 
    代表者 : 長谷川 貴彦
     
    平成23年は、昨年度に引き続き、基本的には「貧民の語り」を通じて貧困の範疇分類化とそのレトリックの分析に取り組んだ。第一に、貧困の原因の発見しようと試みた。貧困の原因を不況による失業、不作・凶作など社会経済的要因のみによるものではなく、高齢期、病気、寡婦や孤児になった場合など、個人のライフサイクルのなかでも貧困に陥りやすいリスキーな時期があることを重視して分類した。第二に、そうした貧困に対応する生存維持の手段の発見しようと試みた。救貧やヴォランタリズムに加えて、家族・親族ネットワーク、近隣関係、質入れ、売春、犯罪など、多様な貧民の生存戦略を明らかにしようとした。第三に、「貧民の語り」をめぐるレトリックの分析を言語論的に分析、語りのパターンを発見して、言語論的位相と社会経済的次元の接合を試みた。夏には、前年度繰り越し分から、ノルウエーのオスロ大学で開催された国際文化史学会に参加して、歴史学方法論の最新の手法を吸収することにつとめた。これらの成果は、「イギリス労働者文化のメタヒストリー」『歴史評論』737号などの論文にまとめられた。また秋には、遅塚忠躬先生を記念するシンポジウム『これまでの歴史学、これからの歴史学』にて「言語論的転回と文化史」と題する報告を行い、明治大学特別記念講演にて「パーソナル・ナラティヴ論の射程」と題する講義を行なった。これまで研究成果は、単著としてまとめられ、平成24年度には刊行される予定となっている。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
    研究期間 : 2009年 -2011年 
    代表者 : 角松 生史, 横田 光平, 小玉 重夫, 長谷川 貴彦, 山本 顕治, 藤川 久昭, 小田中 直樹, 桑原 勇進, 世取山 洋介, 進藤 兵, 都築 幸恵, 佐々木 弘通, 横田 光平, 小玉 重夫, 長谷川 貴彦, 内野 美穂
     
    1990年代後半以降のわが国の統治システムの構造的変容(「構造改革型」統治システム)を対象として、社会構成主義的方法を共通の立脚点とした学際的共同研究を行った。各年度毎に研究キーワードを設定して(2009年度「参加」、2010年度「責任」、2011年度「関係」)シンポジウム・共同研究会を開催した。「まちづくり」と市民参加、説明責任、教育基本法改正、歴史的記憶、裁判員制度、子どもの権利といったトピックについて、構造改革型統治システムのマクロ的・ミクロ的諸相が社会構成主義的観点から分析された。
  • 持続可能なまちづくり・環境行政のための市民・住民参加の制 度設計に関する学際的研究-社会構成主義的視点の導入
    旭硝子財団:旭硝子財団研究助成
    研究期間 : 2009年04月 -2010年03月 
    代表者 : 角松生史
  • 新渡戸稲造とクエーカー・ネットワーク 歴史的アプローチ
    北海道大学クラーク財団:新渡戸稲造基金
    研究期間 : 2008年04月 -2009年03月 
    代表者 : 長谷川貴彦
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 2005年 -2008年 
    代表者 : 長谷川 貴彦
     
    本研究では、福音主義とアソシエーションに焦点を当てイギリス名誉革命体制の統治構造の再編過程を考察した。福音主義者は、1780年代以降、日曜学校運動、奴隷貿易廃止運動などの団体を設立することによって中央と地方の関係を再編していった。とりわけ、サポレオン戦争期に設立された「貧民の状態改善協会」は、福祉に関わる情報収集団体として活動を行い、協会は集積された情報をもとに工場法などの社会政策立法に関与して、統治構造を変容させる社会改革を主導していったのである。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
    研究期間 : 2003年 -2006年 
    代表者 : 草光 俊雄, 山本 史郎, 浜井 祐三子, 中尾 まさみ, 丹治 愛, 木畑 洋一, 橋本 尚江, 草光 俊雄
     
    本研究の目的は、後期ヴィクトリア朝からエドワード朝あたりにかけて成立した、田園主義的価値観を基盤としたイングリッシュネスという概念が、どのような歴史的コンテクストのなかで、どのような他の概念(ブリティッシュネス、コスモポリタニズムのような)との関連のなかで生じてきたか、を追跡することをとおして、イングリッシュネス概念の特質を明らかにしようとすることであった。4年間の研究をとおして確認しえたことは、この時代のイングリッシュネス概念というのは、18世紀後半以降の産業革命とそれに起因する都市化の拡大という現象と、大英帝国の帝国主義的拡大とそれによる民族と文化の多様化という現象とが契機となって形成された反動的メンタリティであり、それぞれ都市化の反動としての田園への回帰(「土地へ還れ」)と、大英帝国の拡大の反動としての「小英国主義」という傾向を帯びつつ、文化的に構築された概念だったということである。そしてそれはまた、グレート・ブリテン・アンド・アイルランド連合王国成立以後、ヴィクトリア朝のなかで進んでいた国民国家的ナショナリズムの展開(「想像の共同体」という問題)と深く関わった政治的に構築された概念でもある。その意味でそれは、OEDやDNBといった大きな辞典・事典の編纂・英文学のカノンおよび英文学の研究方法の成立、国家的英雄の銅像の建立といった現象とも関わる問題だった。そのようなものとして、この主題は18世紀後半以降の政治的・経済的・社会的・文化的な多様な動向と関連させて研究しなければならないものであり、それがまさにわれわれが文学と歴史の学際的研究をめざしたゆえんである。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(A))
    研究期間 : 2002年 -2005年 
    代表者 : 近藤 和彦, 勝田 俊輔, 青木 康, 安村 直己, 長谷川 貴彦, 高山 博, 太田 和子, 篠原 琢, 西川 杉子, 山根 徹也, 坂下 史, 富田 理恵, 古谷 大輔, 長谷川 まゆ帆, 太田 和子, 高澤 紀恵, 高山 博, 松塚 俊三, 篠原 琢
     
    この研究は、近世・近代のヨーロッパおよびその植民地の歴史を対象とし、その政治社会のダイナミズムに焦点をあてて考察する4年間の共同プロジェクトであった。研究代表者と分担者の役割分担は、別記のとおりである。最新のリサーチにもとづく広域ヨーロッパの歴史的・批判的研究とするため、これまでの複合国家・政治文化をめぐる学界の研究蓄積について周到な整理と分析をくわえ、研究組織として理解を共有しながら各テーマを深化し総括する必要があった。共同研究を遂行しつつ心がけたのは、国際的学界に積極的に参与すること、また日本の知識人にとって試金石のような意味をもってきたヨーロッパ像を構築しなおすことであった。常時プロジェクトに参加する研究組織にくわえて、内外の研究者に特定のテーマについての助言や協力をお願いした。また具体的でありながら一般的な意味をもつ歴史の呈示をめざし、21世紀のわが政治社会のありかたにも展望をえようとした。究極的には、この共同研究の成果を学会発表や学術出版によって、またウェブサイトなどの手段で、世に問い討論を喚起することが目的であり、これは部分的にはすでに実現しており、また継続中である。この科研費補助金により、代表者をふくむ各研究者は、欧米において、また日本において学術情報と意見の交換を積極的にすすめることができた。論文の発表もつづき、顕著な実績のあがった研究プロジェクトであった。この研究成果報告書における各章は、それぞれの経過的な報告である。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(奨励研究(A), 若手研究(B))
    研究期間 : 2001年 -2002年 
    代表者 : 長谷川 貴彦
     
    本研究は、アソシエーション(任意団体)の役割を組み込むことによって、名誉革命体制下における中央と地方の関係を再検討しようとするものである。アソシエーションの全国団体は、1780年代から地域レベルで実践される博愛主義的活動に関する情報の収集と交換、財政的援助、議会での立法化に向けたロビー活動を行うナショナル・センターとして設立された。とりわけ、ナポレオン戦争期に国教会福音主義者ウィリアム・ウィルバフォースらによって設立された「貧民の状態改善協会」(The Society for Bettering the Condition of the Poor)は、福祉に関わる情報の総合的な収集と分析、供与を行っていった。本研究は、この「協会」が発行した『活動報告集』(1797-1817)、オクスフォード大学ボードリアン図書館に残されているウィルバフォース文書、大英図書館所蔵の書簡史料などを中心に、「貧民の状態改善協会」の活動の実態を把握した。その結果、次のようなことが明らかになった。第一は、福祉国家起源論争に関わるものである。「協会」は、地方レベルでの福祉に関する情報を全国に拡大することによって、萌芽的な形態ではあるがナショナル・ミニマムを実現しようとする志向性を持っていたからである。第二は、同時代的な文脈でのヨーロッパ大陸の諸国家との比較体制論に関わるものである。「協会」は、中央と地方を媒介することによって、社会政策に関する近代的な中央官庁を欠いたイギリスがなぜに社会の解体を未然に防止し、工業化と重商主義戦争を遂行する事が可能だったかを明らかにすることになった。
  • 近代イギリスにおけるヴォランタリズムの生成と発展に関する基礎研究
    旭硝子財団:旭硝子財団研究助成(奨励研究)
    研究期間 : 1998年 -2000年 
    代表者 : 長谷川貴彦
  • 近代イギリスにおけるヴォランタリズムの生成と発展に関する基礎研究
    松下国際財団:松下国際財団研究助成(一般研究)
    研究期間 : 1997年 -1998年 
    代表者 : 長谷川貴彦

教育活動情報

主要な担当授業

  • 修士論文
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学研究科
  • 大学院共通授業科目(一般科目):複合領域
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 大学院共通科目
    キーワード : セックス、ジェンダー、セクシュアリティ, 人文科学、社会科学、自然科学
  • 修士論文・特定課題指導特殊演習
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学研究科
  • 西洋史学特別演習
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学院
    キーワード : 言語論的転回,文化論的転回,啓蒙,市民社会
  • 修士論文
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学院
  • 西洋史学特別演習
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学院
    キーワード : 時間論的転回,空間論的転回,グローバル・ヒストリー,ビッグ・ヒストリー,ディープ・ヒストリー
  • 修士論文・特定課題指導特殊演習
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学院
  • 西洋史学特殊講義
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学研究科
    キーワード : 時間論的転回,空間論的転回,グローバル・ヒストリー,ビッグ・ヒストリー,ディープ・ヒストリー
  • 歴史の視座
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 全学
  • 西洋史学特殊講義
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学研究科
    キーワード : 福祉国家、ヨーロッパ統合、文化革命、産業衰退、英国病、サッチャリズム、第三の道
  • 博士論文指導特殊演習
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 博士後期課程
    開講学部 : 文学研究科
  • 西洋史学特殊講義
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学院
    キーワード : 時間論的転回,空間論的転回,グローバル・ヒストリー,ビッグ・ヒストリー,ディープ・ヒストリー
  • 博士論文指導特殊演習Ⅰ
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 博士後期課程
    開講学部 : 文学院
  • 西洋史学特殊講義
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学院
    キーワード : 福祉国家、ヨーロッパ統合、文化革命、産業衰退、英国病、サッチャリズム、第三の道
  • 博士論文指導特殊演習Ⅱ
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 博士後期課程
    開講学部 : 文学院
  • 西洋近現代史特別演習
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学研究科
    キーワード : 言語論的転回,文化論的転回,啓蒙,市民社会
  • 卒業論文
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 文学部
  • 西洋近現代史特別演習
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 文学研究科
    キーワード : 時間論的転回,空間論的転回,グローバル・ヒストリー,ビッグ・ヒストリー,ディープ・ヒストリー
  • 歴史の視座
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 全学教育
    キーワード : イギリス史、現代史、同時代史、戦後史、
  • 西洋史学演習
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 文学部
    キーワード : 近代ヨーロッパ史
  • 西洋史学概論
    開講年度 : 2020年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 文学部
    キーワード : 西洋史学 導入科目 史学史

大学運営

委員歴

  • 2019年02月 - 現在   社会経済史学会   理事
  • 2013年 - 現在   国際歴史理論ネットワーク(International Network for Theory of History)   Ambassador
  • 2010年07月 - 2011年07月   北大史学会   委員長


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