研究者データベース

徳田 由佳子(トクダ ユカコ)
国際連携機構
特任講師

基本情報

所属

  • 国際連携機構

職名

  • 特任講師

学位

  • 修士(2011年09月 東北大学)

J-Global ID

研究キーワード

  • 地域研究   

研究分野

  • 人文・社会 / 地域研究

職歴

  • 2019年09月 - 現在 北海道大学 国際連携機構ロシアモスクワオフィス 留学コーディネーター
  • 2015年01月 - 2019年03月 東北大学 国際連携推進機構ロシア交流推進室 特任助教
  • 2005年04月 - 2012年03月 東北大学 東北アジア研究センター 基礎研究部門 ロシア・シベリア研究分野 助手

研究活動情報

作品等

  • ノボシビルスク技術シーズに関する調査研究
    2003年 -2004年
  • ノボシビルスク技術シーズに関する調査研究
    2003年 -2004年

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • ロシア新聞データベースの構築と日露報道の比較研究
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2012年04月 -2015年03月 
    代表者 : 徳田 由佳子
     
    本年度も前年度に引き続いて、ロシア科学アカデミーシベリア支部が定期的に刊行している新聞スクラップ『ダイジェストプレス』を収集し、データソースとして利用可能な状態にするため、これら素材のテキスト化を行った。日本のマスメディアによって報道されるロシア情報は、ウクライナ問題や原油価格の暴落による経済危機についてが大半を占め、他の情報に関しては殆ど触れられないケースが多い。しかし『ダイジェストプレス』ではこれらの問題以外にもロシアの大学教育改革やロシア科学アカデミーの改組などに関する問題も多数収録されており、政府と現場、双方の立場を比較的公正に見ることができる。従ってロシアの学術政策および現状を客観的に評価、理解するための素材として有益な資料収集が達成できたと言える。 現在ネット上には有料で利用可能なロシア新聞データベースが存在している。これらはアルヒーフの閲覧も可能であるが、最新情報に関しては一般に流通している新聞しか収録されていない。しかし、本研究ではシベリア、特にノボシビルスクの住民が出版しているローカル新聞もカバーしているため、この地方の情報を得るには貴重なコレクションである。今回、科学アカデミーの改組に関連し、ロシア科学アカデミー最大の地方支部であるシベリア支部の動向やノボシビルスク大学との関係が注目されるが、これらに関しての情報も網羅できた点で、「特徴あるロシア新聞データベースを構築するためのソース蓄積」という面での成果は得られた。 一方で、システムそのものの構築に関しては計画通りに作業を進めることができなかった。本年度でプロトタイプの全文検索データベースシステムを作成する予定であったが、実際に利用するに便利と言えるようなシステムは構築できなかった。これまで蓄積した有益なデータソースを利用するため、どんなに時間を必要としてもシステム構築を遂行することが望ましい。
  • シベリアの科学技術におけるポテンシャルの実態に関する調査研究
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究(B)
    研究期間 : 2006年 -2007年 
    代表者 : 徳田 由佳子
     
    シベリアの科学技術ポテンシャルの実態調査を目的とし、本年度も昨年度に引き続き資料分析とシベリアの科学の中心と言えるロシア科学アカデミーシベリア支部(SB RAS)の現地調査を行った。具体的には本拠地ノボシビルスク科学センターとロシアのエネルギー経済が好調で注目度が高まっているケメロヴ ォ科学センターの2カ所を訪れ、現在SB RASがロシアの地方行政や国策に与えている影響、さらにBRICsの1つとして世界中で高まっている対口シアへの投資活動との関連につての実態把握に努めた。年度末には2年間に及ぶ調査をまとめ報告書として出版したが、この様な調査は今後ヨーロッパロシアのみならず、我が国では十分認識されていないシベリアの科学ポテンシャルをも考慮した戦略的なロシア進出の実現が可能になる点で有益と言える。 SB RASの知的財産権の観点からは、世界的にも有名な触媒研究所や化学・固体化学研究所などの化学系研究所、そしてシベリアの資源開発という必然性から鉱山や物理系の発明特許取得数がぬきんでている特徴がある。技術移転やソフト開発などに代表される諸外国との委託研究契約や技術取引については、調査前にはSB RAS内に自国の連絡事務所を開設するなど技術情報収集に国を挙げて取り組んでいる中国や韓国であると推測していたが、調査の結果、アメリカやドイツなどの先進国がこれらアジア諸国よりも多いことが分かった。これはSB RASの科学ポテンシャルが世界レベルにあることを証明していると言えよう。しかし、そのポテンシャルを世界に十分アピールできるような環境がSB RASにはまだ整っていないことも忘れてはいけない。シベリアが持つ科学ポテンシャルを十分に発揮するためには開発技術のデータベース化、マネージメントのシステム構築などが今後の課題であると言えよう。


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