三浦 章 (ミウラ アキラ)

工学研究院 応用化学部門 無機材料化学分野教授
教育イノベーション機構教授

インフォマティクスや人工知能が日々の生活を変えているように、これらは化学分野での物質創出も変えています。しかし、これらの新たな手法で材料をつくることには現状課題も山積しており、古典的な理論と壮大な思い込みや勘違い、実験的観察を組み合わせた材料探索は「ポストインフォマティクス時代」にも欠かすことができないように思います。私は、無機材料化学が扱う周期表の元素の膨大な組み合わせから革新的な材料を作り出すために、新規合成手法や新奇特性、便利な理論、手付かずの解析手法といったブレークスルーを目指します。


Google Scholar: https://scholar.google.com/citations?hl=en&user=_vPBvrAAAAAJ&view_op=list_works

研究者基本情報

■ 学位
  • 博士(工学), 北海道大学, 2007年12月
■ URL
researchmap URLホームページURL■ ID 各種
研究者番号
  • 10603201
ORCID IDJ-Global ID■ 研究キーワード・分野
研究キーワード
  • 合成反応設計
  • 複合アニオン化合物
  • 窒化物
  • 材料化学
  • 結晶構造解析
  • 無機合成化学
研究分野
  • ナノテク・材料, 無機物質、無機材料化学
  • ナノテク・材料, 無機材料、物性
■ 担当教育組織

経歴

■ 経歴
経歴
  • 2025年03月 - 現在
    北海道大学, 大学院工学研究院, 教授, 日本国
  • 2021年10月 - 2025年03月
    JSTさきがけ研究員(兼任)
  • 2020年03月 - 2025年03月
    北海道大学, 大学院工学研究院, 准教授
  • 2016年04月 - 2020年03月
    北海道大学, 大学院工学研究院, 助教
  • 2019年09月 - 2019年10月
    ローレンスバークレー国立研究所, 客員研究員, アメリカ合衆国
  • 2014年09月 - 2016年03月
    北海道大学, 大学院工学研究院, 特任助教
  • 2010年12月 - 2014年08月
    山梨大学, 大学院医学工学総合研究部 附属クリスタル科学研究センター, 助教
  • 2010年02月 - 2010年11月
    アーヘン工科大学, 博士研究員(Humboldt Research Fellowship)
  • 2008年01月 - 2009年12月
    コーネル大学, 博士研究員
学歴
  • 2006年04月 - 2007年12月, 北海道大学, 大学院工学研究院, 物質工学専攻博士後期課程早期修了
  • 2004年04月 - 2006年03月, 北海道大学, 大学院工学研究院, 物質化学専攻修士課程修了
  • 2000年04月 - 2004年03月, 北海道大学, 工学部, 応用化学科
委員歴
  • 2020年04月 - 現在
    物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム, QE委員
  • 2020年04月 - 現在
    物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム, 4期生メンター
  • 2019年03月 - 現在
    日本セラミックス協会, 行事企画委員, 学協会
  • 2014年12月 - 現在
    北海道大学物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム 教務専門員会, 教務委員, その他
  • 2014年12月 - 現在
    北海道大学物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム 広報専門委員会, 広報委員, その他
  • 2020年08月 - 2025年03月
    物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム 7期生メンター
  • 2023年09月 - 2024年09月
    日本セラミックス協会秋季シンポジウム, セッションオーガナイザー代表「元素・構造多様性に基づく無機化合物の物質科学」, その他
  • 2015年09月 - 2021年03月
    物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム, 2期生メンター, その他
  • 2018年04月 - 2019年03月
    物質科学フロンティアを開拓するAmbitiousリーダー育成プログラム, 独立ラボメンター, その他
  • 2017年04月 - 2018年03月
    電気化学会北海道支部, 幹事, 学協会
  • 2016年04月 - 2018年03月
    日本セラミックス協会ガラス部会, 事務局長補佐, 学協会
  • 2018年01月
    化学系学協会北海道支部2018年冬季研究発表会, 実行委員, 学協会
  • 2018年01月
    化学系学協会北海道支部2020年冬季研究発表会, 実行委員, 学協会
  • 2017年04月 - 2017年08月
    第49回日本セラミックス協会ガラス部会夏季若手セミナー 世話人, 学協会
  • 2015年04月 - 2017年03月
    応用化学学科広報員会, 広報委員, 学協会
  • 2015年10月 - 2016年01月
    HU-UCB Joint Symposium 世話人, その他
  • 2015年10月 - 2016年01月
    HU-UCB joint symposium on chemical sciences and engineering, 実行委員, その他
  • 2015年04月 - 2015年11月
    第41回固体イオニクス討論会, 世話人, 学協会
  • 2015年04月 - 2015年10月
    日本セラミックス協会東北北海道支部 第23回北海道地区ミナー2015, 世話人, 学協会
  • 2015年04月 - 2015年10月
    日本セラミックス協会第28回秋季シンポジウム 複合イオン化合物の創製と機能, オーガナイザー, 学協会
  • 2012年04月 - 2014年03月
    山梨大学工学部 コンピュータ処理専門委員会, 委員, その他
  • 2012年01月 - 2012年01月
    第50回セラミックス基礎科学討論会, 現地実行委員, 学協会
  • 2011年12月 - 2011年12月
    第6回日本フラックス成長研究発表会, 実行委員会, 学協会

研究活動情報

■ 受賞
  • 2025年06月, 日本セラミックス協会, JCS-JAPAN優秀論文賞
    Surface modification of Li3PO4 to Li1.3Al0.3Ti1.7(PO4)3 by wet chemical process and its sintering behavior
    Kento Ishii;Yuri Taniguchi;Akira Miura;Shogo Miyoshi;Kazunori Takada;Go Kawamura;Hiroyuki Muto;Atsunori Matsuda;Masayoshi Fuji;Tetsuo Uchikoshi, 33953783
  • 2024年03月, 電気化学会, 電気化学会論文賞
    Electrocatalytic property of Zn-Al layered double hydroxides for CO2 electrochemical reduction
    Noboru Yamaguchi;Ryosuke Nakazato;Keeko Matsumoto;Masako Kakesu;Nataly Carolina Rosero-Navarro;Akira Miura;Kiyoharu Tadanaga
  • 2023年07月, 東京工業大学フロンティア材料研究所, フロンティア材料研究所学術賞 研究奨励部門
    多元系セラミックス材料の高速合成法の開発とその理論解明
    三浦章, 33953783;31243281;36654893
  • 2022年06月, 独立行政法人日本学術振興会先進セラミックス第一二四委員会, 研究奨励賞
    新規窒化物創出を試行したNaNH2を用いた合成手法の開発
    三浦章, 33953092
  • 2021年03月, 北海道大学大学院工学研究院, 若手教員奨励賞授賞
    三浦 章
  • 2020年12月, 日本化学会北海道支部, 日本化学会北海道支部奨励賞
    硫化物および酸硫化物の合成手法開拓と機能性の発現
    三浦章
  • 2018年06月, 日本セラミックス協会, 21世紀記念 倉田 元治賞
    三浦 章
  • 2017年06月, 日本セラミックス協会, 日本セラミックス協会賞進歩賞
    窒化物・酸窒化物における合成プロセスの開発および理論の構築
    三浦 章
  • 2015年04月, 日本物理学会, Most Cited Articles in 2014 from Vol. 82 (2013)
  • 2014年03月, 日本セラミックス協会, 2014年年会最優秀ポスター発表賞
    三浦 章
  • 2012年09月, セラミックス協会第25回秋季シンポジウム, 特定セッション優秀発表賞
    三浦 章
  • 2012年01月, 50th Anniversary Symposium on Basic Science of Ceramics, Presentation Award
    三浦章
  • 2011年12月, 第6回日本フラックス成長研究発表会, 発表賞
    三浦 章
  • 2005年10月, セラミックス協会東北北海道支部研究発表会, 学生優秀発表賞
    三浦 章
■ 論文
■ その他活動・業績
■ 書籍等出版物
■ 講演・口頭発表等
■ 主な担当授業
  • 大学院共通授業科目(一般科目):自然科学・応用科学, 2024年, 修士課程, 大学院共通科目
  • 大学院共通授業科目(一般科目):自然科学・応用科学, 2024年, 修士課程, 大学院共通科目
  • 応用化学特別講義, 2024年, 修士課程, 総合化学院
  • 物質構造解析学特論, 2024年, 修士課程, 工学院
  • 物質構造解析学特論, 2024年, 修士課程, 総合化学院
  • 先端総合化学特論Ⅱ, 2024年, 博士後期課程, 総合化学院
  • 物質構造解析学特論, 2024年, 博士後期課程, 工学院
  • 国際交流Ⅰ, 2024年, 学士課程, 国際本部
  • 固体化学, 2024年, 学士課程, 工学部
  • 工学特別講義, 2024年, 学士課程, 工学部
  • 物理化学Ⅱ, 2024年, 学士課程, 工学部
  • 応用化学学生実験Ⅱ, 2024年, 学士課程, 工学部
■ 所属学協会
  • 日本化学会
  • 日本イオン交換学会
  • 電気化学会
  • 日本セラミックス協会
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • 大気下窒化物合成に基づく新規機能性材料の開拓
    科学研究費助成事業
    2024年04月01日 - 2027年03月31日
    三浦 章; 長尾 雅則
    本研究は、これまでの常識を覆す新規な窒化物合成技術の開発と、その革新的な合成技術を基盤とした高性能機能性材料の創出を目指すプロジェクトです。窒化物材料は、その優れた硬度、耐熱性、触媒性能、磁気特性などから、産業界において極めて重要な役割を果たしています。しかしながら、従来の窒化物合成法は、一般的に高真空や特殊ガス雰囲気といった非大気環境に加え、高価で大型な装置を必要とする場合が多く、さらに反応性が高い原料を用いる際には、安全性やコストといった課題が常にありました。本研究ではこれらの課題を克服し、大気下で行える新しい合成手法の開発に取り組みます。


    本年度は、この新しい手法の確立に向けた基盤研究として、窒化物合成に必須となる最適条件の迅速な特定手法を開発しました。特に、放射光XRDのその場測定を活用し、昇温過程における生成相をリアルタイムで追跡することで、最適な合成温度条件を効率的に見出すことに成功しました。この手法は、窒化物の合成温度幅が狭いという従来の課題を克服するもので、わずか30分以下で適切な合成条件を明らかにできます。この迅速な条件検討技術を用いて、出発原料である酸化物とジシアンシアナミドの反応から、Fe3N、VN、MnNCN, FeNCN, Fe3Cといった様々な窒化物を、箱型炉を用いた簡便な手法でグラム単位での合成を実現しました。さらに、得られた窒化物の物性評価として、XAFS測定や磁化率測定を実施しました。本年度の成果の一部は、アメリカ化学会のChemistry of Materials誌に掲載されています。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 24K01578
  • 電子顕微鏡による実空間・実時間三次元像の構築と化学・物理現象の解明
    科学研究費助成事業
    2024年06月28日 - 2026年03月31日
    三浦 章
    材料および合成反応は三次元+時間変化がある一方、現状の大半が二次元化された情報として取得されており、粒子の空間的な情報(異方性や体積変化)定量的な情報を得ることは困難である。本研究で提案する三次元高時間分解能観察技術は、検出器が16個ある電子顕微鏡と三次元化技術用いて初めて可能になるものであり、局所試料加熱技術と組み合わせることで、熱収縮過程や合成過程を追うことができる。In-situ XRDと組み合わせ、結晶相変化と併せて解析が可能になる。本研究では、高時間分解能の三次元像を構築し、その場XRDと組み合わせることで、固相反応および負膨張材料のメカニズム解明をめざす。
    今年度の実績として、相変化に伴う負熱膨張物質(Ca2RuO4-x)の形態変化の観察に成功したことがあげられる。相変化に伴い一次粒子の大きさは大きく変化しなかった一方で、二次粒子の大きさがことなる様子が観測された。このことは、粒子の異方できな形態変化に伴う一次粒子が作る空隙の変化によると考えられ、バルクの大きな体積変化を示唆するものと考えられる。
    そのほかにも、KFとSbF3の合成反応からKSbF4が生成する合成反応において、KFの大きさによって反応経路が変化することが明らかになった。放射光XRD、熱分析、その場SEM観察によって、KF粒子をボールミルした場合においては、固相反応が主に進行する一方で、KFをボールミルせず粒径が大きい場合には、液相が寄与することが明らかになった。
    日本学術振興会, 挑戦的研究(萌芽), 北海道大学, 24K21775
  • 物質輸送の差異を生かした新規準安定相の創出
    さきがけ
    2021年10月 - 2025年03月
    三浦章
    科学技術振興機構(JST), 北海道大学, 研究代表者
  • アミド化合物を用いた新規三元窒化物材料の創出
    科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    2021年04月01日 - 2024年03月31日
    三浦 章; 長尾 雅則
    本計画では、独自の合成技術であるアミド粉末を用いた自己燃焼反応により、従来法では得ることが困難であった新規三元系窒化物を合成する。化学的安定性を備えた4d、5d遷移金属窒化物と、化学的安定性は乏しいが多彩な物性発現が期待できる3d遷移金属窒化物または4f希土類金属窒化物を組み合わせ、新規電気化学触媒および新規磁性材料・超伝導材料を創造することを目指す。
    初年度は、酸性水溶液またはアルカリ性水溶液中の安定性に優れたモリブデン窒化物およびアルカリ性水溶液中で安定である窒化マンガンを母体とし、その中に希土類元素を導入することを目指し、合成実験を行った。モリブデン窒化物中には希土類元素は導入は困難であった。その一方、マンガン窒化物中へ微量の希土類元素の導入されたことが結晶構造解析および電子顕微鏡観察によって明らかになった。また、希土類イオンをドープしたマンガン窒化物の磁化率の温度依存性を測定したところ、マンガン窒化物とはことなる磁気転移をしめした。このことは、希土類元素のドーピングによって窒化マンガンの電子状態が変化したことを示唆している。アルカリ性水溶液中で電気化学測定を行い酸素還元触媒能を評価したところ、希土類ドープマンガン窒化物は希土類量を調整することで触媒能が向上することが明らかになった。X線光電子分光法(XPS)測定によって、窒化物表面の水酸化物吸着能が変化することが確認され、それによって触媒能が変化したと考察した。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 21H02022
  • 合成反応設計に基づく新規層状化合物の創出
    科学研究費助成事業 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
    2020年10月27日 - 2024年03月31日
    三浦 章; 藤岡 正弥; 後藤 陽介
    本研究は、日本・アメリカ・イギリスの若手研究者による国際共同研究であり、論理的な合成反応設計に基づく多元系層状化合物の探索により新規エネルギー材料の創出を目指すものである。
    本年度は論理的な合成設計の第一歩として、ミシガン大学のSun博士らと既知化合物の固相合成反応過程を調査を行った。具体的には1987年に発見された高温超伝導体YBa2Cu3O6+x(通称YBCO(ワイビーシーオー))の合成反応の調査を行った。YBa2Cu3O6+xは,酸化イットリウム(Y2O3),炭酸バリウム(BaCO3), 酸化銅(CuO)の粉末混合物を800-1000度に加熱することで合成さる。炭酸バリウムを用いた合成反応では,YBCOの合成に十時間以上の長時間の加熱が必要であった。第一原理計算は炭酸バリウムと他の化合物の反応エネルギーは小さいことを示し,放射光X線回折でも短時間では反応が進行しないことが確かめられた。一方,炭酸バリウム(BaCO3)の代わりに過酸化バリウム(BaO2)に置き換えると,30分以内にYBCOが生成した。過酸化バリウムを用いた反応における最初の反応は,熱力学的駆動力が最も大きい粉末の組み合わせから反応が進行することが明らかになった。実際に,過酸化バリウムと酸化銅の組み合わせで反応が進行することが,その場X線回折と電子顕微鏡観察で確かめられた。高温でのYBCOが生成する反応では反応エネルギーが小さく,物質拡散が重要になる。バリウム,銅と酸素と構成される中間生成物が溶融して酸化イットリウムと反応することで,YBCOが短時間で生成することが明らかになりました。このように複雑なセラミックスを合成する反応を,2相間の逐次的な反応に分けて考えることで、固相反応全体を理解することが可能になった。
    日本学術振興会, 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B)), 北海道大学, 20KK0124
  • 超高速燃焼反応による新規複合アニオン化合物の合成
    科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)
    2019年04月 - 2021年03月
    三浦 章
    本研究では、我々が開発した塩化物とナトリウムアミドによる大きな熱力学的駆動力を用いた短時間の新規無機化合物合成法を基盤に、高速な反応で複雑な組成の組み合わせを持つ複合アニオン化合物をはじめとする無機物質を合成することを目指した。塩化物とナトリウムアミドを反応させることで、窒化物や酸窒化物をはじめとするさまざまな物質が短時間で生成することが明らかになった。合成した化合物を、XRD、SEM、酸素窒素分析で調査し、合成した化合物の酸素還元能を調査した。
    最終年度では、高速で反応が進行する液相合成や固相合成にも範囲を広げ、新規材料合成法の開発を行った。Li2SやP2S5、LiClなどを出発原料とし、Li6PS5Clなどの複合アニオン化合物を、有機溶媒中でマイクロ波加熱することで短時間で合成する方法を見出した。これらの化合物の交流インピーダンス測定を行い硫化物電解質として使用できることを確認した。さらに、複合アニオン化合物を作るうえでは、複数の粉末からの固相合成は基本的な合成法であるが、合成過程は明らかではない。そこで、大きな熱力学的駆動力がある3種類の前駆体粉末の混合物を数百度で加熱することで短時間で進行するセラミックスの固相合成反応過程を、放射光X線回折、電子顕微鏡と第一原理計算を用いて調べた。逐次的に進行する短時間での固相合成過程を実験的に直接観測し、出発原料の様々な組合せの反応エネルギーを計算することで、反応過程の駆動力を理解した。複合アニオン化合物などのセラミックス材料は複雑な組成をもつものが多く、その合成過程は明らかではなく、試行錯誤によって合成されてきた。固相合成過程を論理的に理解することで、複雑な組成をもつ様々な複合アニオン化合物の合成反応を効率的に設計することが期待できる。
    日本学術振興会, 新学術領域研究(研究領域提案型), 北海道大学, 19H04682
  • 酸化物ゲル膜と溶融塩の反応による窒化物系薄膜の低温合成
    科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    2017年04月01日 - 2020年03月31日
    忠永 清治; 三浦 章
    本研究では、ゾル-ゲル法により作製したゲル膜を、窒素を含む低温溶融塩の液相と反応させる、あるいは、様々な窒素含有化合物のと共に熱処理を行うことにより、低温プロセスで窒化物あるいは酸窒化物の薄膜を形成する新規手法を開発することを目的とした。
    作製した酸化物ゲル膜を窒素気流下の電気炉で熱処理する際に、上流に尿素を置き、尿素を加熱して発生する化学種を用いてゲル膜を窒化する方法を検討したところ、あらかじめ液相法で作製した酸化銅あるいは酸化タンタルの薄膜を尿素存在下、窒素気流中熱処理を行うことにより、Cu3NまたはTaON薄膜形成できることを見出した。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 17H03382
  • 低温窒化法による酸窒化物の合成と電子構造制御による機能性の発現
    科学研究費助成事業 若手研究(A)
    2017年04月01日 - 2020年03月31日
    三浦 章
    高温の熱処理が必要な酸窒化物の合成を低温で合成できる手法を開発し、新規機能性材料の創出を目指した。その結果、ナトリウムアミドと塩化物、酸水化物の混合によるBaNbO2NやBaTaO2Nを数秒で合成することに成功した。また、新規窒化物であるマンガン―モリブデン窒化物を発見し、マンガンが窒化物格子中にはいることで、電子構造が変化し酸素還元触媒能が向上した。さらに、液相を介した窒化法によって、酸化物薄膜の窒化を試み、結果として酸化インジウム膜の電子移動度の向上に成功した。
    日本学術振興会, 若手研究(A), 北海道大学, 17H04950
  • 酸化物ゲル膜と溶融塩の反応による窒化物系薄膜の低温合成
    科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    2017年04月 - 2020年03月
    忠永 清治; 三浦 章
    本研究では、ゾル-ゲル法により作製したゲル膜を、窒素を含む低温溶融塩の液相と反応させる、あるいは、様々な窒素含有化合物のと共に熱処理を行うことにより、低温プロセスで窒化物あるいは酸窒化物の薄膜を形成する新規手法を開発することを目的とした。
    作製した酸化物ゲル膜を窒素気流下の電気炉で熱処理する際に、上流に尿素を置き、尿素を加熱して発生する化学種を用いてゲル膜を窒化する方法を検討したところ、あらかじめ液相法で作製した酸化銅あるいは酸化タンタルの薄膜を尿素存在下、窒素気流中熱処理を行うことにより、Cu3NまたはTaON薄膜形成できることを見出した。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 17H03382
  • BiCh2系層状化合物における機能性発現と化学圧力効果の相関解明
    科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    2016年04月01日 - 2019年03月31日
    水口 佳一; 三浦 章; 寺嶋 健成
    2012年に発見したBiCh2系層状超伝導体における化学圧力効果に着目し,化学圧力効果による局所構造の変化を解明した.それにより,超伝導発現条件や熱電性能向上機構が解明された.得られた知見に基づき新物質探索を行い,(Eu,RE)FBi(S,Se)2超伝導体,(La,Ce)OBiSSe超伝導体,(Ce,Pr)OBiS2超伝導体を発見した.さらに,4層型電気伝導層を持つLa2O2Bi3AgS6超伝導体を発見した.BiCh2系超伝導機構解明に向け,転移温度同位体効果を検証し,非従来型機構を提案した.BiCh2系の関連物質としてInS2系層状化合物やSbSe2系層状化合物を合成した.
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 首都大学東京, 16H04493
  • 自己燃焼反応による新規モリブデン窒化物の探索
    豊田理研スカラー
    2018年04月 - 2019年03月
    三浦 章
    公益財団法人豊田理化学研究所, 研究代表者, 競争的資金
  • BiCh2系層状化合物における機能性発現と化学圧力効果の相関解明
    科学研究費補助金(基盤(B))
    2016年04月 - 2019年03月
    水口 佳一
    文部科学省, 競争的資金
  • ビスマスの結合状態を制御した複合アニオン化合物ナノシートの合成とその評価
    科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    2015年04月01日 - 2017年03月31日
    三浦 章; 長尾 雅則; 石井 聡
    LaOBiS2をはじめとする層状複合アニオン化合物は、多元素で構成され高い設計の自由度があるため、近年超伝導体や熱電材料として盛んに研究がなされている。本研究では、LaOBiS2等のビスマスと硫化物・セレン化物アニオンが形成する化学結合を制御することで物性を制御し、さらに層間を剥離することで新たなシート状二次元ナノ材料の開発を目指した。主な研究成果として、希土類の化学状態と超電導転移の相関性や化学圧力と超伝導転移温度との関連性があげられる。予定していたLaOBiS2のナノシート化にも成功した。アンチモンやインジウムの新規層状酸硫化物の発見など、研究開始時には予想していない成果も得られている。
    日本学術振興会, 挑戦的萌芽研究, 北海道大学, 15K14113
  • 水熱反応による新しい超伝導ビスマス酸化物の探索と特性評価
    科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    2014年04月01日 - 2017年03月31日
    熊田 伸弘; 三浦 章; 武井 貴弘
    水熱反応を用いてペロブスカイト型構造を持つ3種類の新しいビスマス酸化物を合成することができた。(K1.00)(Ba1.00)3(Bi0.89Na0.11)4O12はTc=31.5Kでダブルペロブスカイト型構造を持っていた。(Ba0.62K0.38)(Bi0.92Mg0.08)O3および(Ba0.83K0.17)(Bi0.54Pb0.46)O3は単純ペロブスカイト型構造を持ち、Tcはそれぞれ30および22.8Kであった。いずれも化合物についても放射光X線回折データを持ちいたRietveld法によって結晶構造の精密化を行った。
    日本学術振興会, 基盤研究(C), 山梨大学, 26420678
  • 層状炭化物の低温窒化による窒化チタンシートの合成
    研究助成
    2016年04月 - 2017年03月
    三浦 章
    日本板硝子材料工学助成会, 研究代表者, 競争的資金
  • NaNH2融液を用いた窒化物ナノ粒子の合成
    国際交流援助
    2016年06月 - 2016年07月
    三浦 章
    矢崎科学技術振興記念財団, 研究代表者, 競争的資金
  • Ta5N6の結晶構造および電子構造
    海外発表促進助成
    2015年08月 - 2015年09月
    三浦 章
    日本科学協会, 研究代表者, 競争的資金
  • 窒化物の新規低温合成法の開拓と機能性材料の創出
    科学研究費助成事業 若手研究(B)
    2013年04月01日 - 2015年03月31日
    三浦 章
    少ない環境負荷で窒化物材料合成を可能にする新規手法として240℃以下の低温での酸化物とナトリウムアミドとの反応を用いた窒化反応を調査した。マンガン、鉄、銅およびインジウムの酸化物の窒化による窒化物の合成に成功した。本合成手法は、低温でアンモニア使用量を大幅に低減し、簡便な装置で酸化物を出発として窒化物微粒子を得る特徴がある。さらに、合成した種々の窒化物の光学特性および磁気特性を評価した。
    日本学術振興会, 若手研究(B), 山梨大学, 研究代表者, 競争的資金, 25820330
  • 色つき水晶の水熱合成による教育研究活動
    日教弘会山梨支部奨励金
    2011年07月 - 2012年03月
    三浦 章
    日教弘会山梨支部, 研究代表者, 競争的資金
  • Investigation of interlayer reactions in nitrides/carbodiimides by experimental and computational approaches
    Alexander von Humboldt Fellowship
    2010年02月 - 2010年11月
    三浦 章
    Alexander von Humboldt Foundation, 研究代表者, 競争的資金
  • 炭素熱還元窒化法による大型GaN結晶成長とその特性制御
    博士後期課程研究助成
    2007年04月 - 2007年12月
    三浦 章
    北海道大学クラーク財団, 研究代表者, 競争的資金
  • 炭素還元窒化法によるGaN:Sn結晶の作製とその電気及び光学特性
    笹川科学研究助成
    2006年07月 - 2007年03月
    三浦 章
    日本科学協会, 研究代表者, 競争的資金
■ 産業財産権
  • 電極活物質、電池及び電極活物質の製造方法
    特許権, 三浦章; 忠永清治
    特願2015-213703, 2015年10月
  • ガラスからメソポーラスシリカを製造する方法
    特許権, 武井貴弘; 熊田伸弘; 三浦章; 高橋浩幸
    特願2013-053787, 2013年03月
■ 学術・社会貢献活動/その他
社会貢献活動
  • 北海道大学化学系への二日体験入学
    2019年07月30日 - 2019年07月31日
    講師, 実演
  • 北海道大学化学系への二日体験入学
    2018年07月30日 - 2018年07月31日
    講師, 実演
  • さっぽろサイエンスフェスタin北大
    2018年03月04日
    実演
    北海道大学女性研究者支援室
  • 北海道大学化学系への二日体験入学
    2017年08月04日
    講師, 実演
  • 北海道大学工学部オープンキャンパス
    2016年08月
    講師, 実演
  • 「結晶材料の新展開」 文部科学省ミュージアム「情報ひろば」企画展示
    2014年08月01日 - 2014年08月31日
    運営参加・支援
    山梨大学
  • センター見学
    2011年 - 2014年
    運営参加・支援
    山梨大学 クリスタル科学研究センター
  • 一日体験化学教室
    2010年 - 2014年
    講師
    山梨大学
  • クリスタル科学研究センター公開
    2011年 - 2013年
    運営参加・支援
    山梨大学 クリスタル研究センター
  • クリスタル体験講座
    2011年 - 2013年
    実演
    山梨大学 クリスタル研究センター
その他
  • 2019年11月 - 2019年11月
    6大学助教を対象とした リーダー的素養を学び合う交流会(助教交流会)
  • 2017年07月 - 2017年07月
    安全保障輸出管理FD
  • 2016年11月 - 2016年11月
    アクティブ型授業への転換を目指して
  • 2016年08月 - 2016年08月
    北海道大学工学部オープンキャンパス
  • 2016年08月 - 2016年08月
    研究者のためのスキルアップセミナー
    「外部資金獲得のためのレイアウトとデザイン」についてのスキルアップセミナーを受講した。
  • 2015年09月 - 2015年09月
    第27回北海道大学教育ワークショップ(2日間)
    シラバスの構成法を中心としたワークショップを受講した。
  • 2015年03月 - 2015年03月
    Nature Masterclasses受講(2日間)
    Nature Masterclassesを受講し、論文執筆手法を学習した。
  • 2014年10月 - 2014年10月
    ファシリテーション講習を受講(3日間)
    ファシリテーションの基礎技術を習得した。

研究シーズ集

■ 研究シーズ