研究者データベース

研究者情報

マスター

アカウント(マスター)

  • 氏名

    野村 昂亮(ノムラ コウスケ), ノムラ コウスケ

所属(マスター)

  • 理学研究院 物理学部門 非線形物理学分野

所属(マスター)

  • 理学研究院 物理学部門 非線形物理学分野

独自項目

PositionHistory

  • 大学院理学研究院附属原子核反応データベース研究開発センター長, 2023年4月1日, 2025年3月31日

researchmap

プロフィール情報

所属

  • 北海道大学, 大学院理学研究院, 准教授
  • 北海道大学, 原子核反応データベース研究開発センター, センター長

学位

  • 理学博士(2012年03月 東京大学)

プロフィール情報

  • 野村, ノムラ
  • 昂亮, コウスケ
  • ID各種

    S-4774-2019, 202101007940427485

対象リソース

所属

  • 北海道大学, 大学院理学研究院, 准教授
  • 北海道大学, 原子核反応データベース研究開発センター, センター長

業績リスト

研究キーワード

  • 原子核理論   

研究分野

  • 自然科学一般 / 素粒子、原子核、宇宙線、宇宙物理にする理論

経歴

  • 2023年04月 - 現在 北海道大学 大学院理学研究院 准教授
  • 2019年05月 - 2023年02月 ザグレブ大学 理学部 Assistant Professor
  • 2018年12月 - 2019年04月 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 先端基礎研究センター 卓越研究員
  • 2018年01月 - 2018年11月 ザグレブ大学 理学部 博士研究員
  • 2016年04月 - 2017年10月 筑波大学 計算科学研究センター 日本学術振興会特別研究員PD
  • 2015年10月 - 2016年03月 ザグレブ大学 理学部 博士研究員
  • 2015年09月 - 2015年09月 オルセー原子核研究所 博士研究員
  • 2013年09月 - 2015年08月 原子力庁 国立重イオン加速器研究所 マリーキュリーフェロー
  • 2012年04月 - 2013年03月 ケルン大学 日本学術振興会海外特別研究員
  • 2009年04月 - 2012年03月 東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻 日本学術振興会特別研究員DC1

学歴

  • 2009年04月 - 2012年03月   東京大学   大学院理学系研究科   物理学専攻
  • 2007年04月 - 2009年03月   東京大学   大学院理学系研究科   物理学専攻
  • 2005年04月 - 2007年03月   東京大学   理学部   物理学科
  • 2003年04月 - 2005年03月   東京大学   教養学部   理科一類

受賞

  • 2016年03月 日本物理学会 第10回日本物理学会若手奨励賞(理論核領域)
     
    受賞者: 野村昂亮
  • 2012年03月 Springer Springer Theses Prize
     
    受賞者: 野村昂亮
  • 2012年03月 東京大学大学院理学系研究科 研究奨励賞(博士課程)
     
    受賞者: 野村昂亮
  • 2009年03月 東京大学大学院理学系研究科 研究奨励賞(修士課程)
     
    受賞者: 野村昂亮

論文

MISC

書籍等出版物

  • Chirality and Wobbling in Atomic Nuclei
    Kosuke Nomura (担当:分担執筆範囲:Chapter 11)
    CRC Press 2024年12月 (ISBN: 9781032691282)
  • Nomura, Kosuke (担当:単著)
    Springer 2013年 (ISBN: 9784431542339) xiii, 188 p.

担当経験のある科目(授業)

  • 量子力学演習I北海道大学
  • 量子力学I北海道大学
  • 物理学II北海道大学
  • 現代物理学入門北海道大学
  • 原子核物理学I北海道大学
  • 原子核物理学北海道大学
  • 物理学I北海道大学
  • Numerical Methods and Mathematical Modelingsザグレブ大学・理学部物理学科
  • Theoretical Nuclear Structureザグレブ大学・理学部物理学科
  • Nuclear Structureザグレブ大学・理学部物理学科

所属学協会

  • 欧州物理学会   米国物理学会   日本物理学会   

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • Exotic Nuclear Structure and Dynamics
    Croatian Ministry of Science and Education, Croatian Science Foundation, and Swiss Federal Institute of Technology in Lausanne:Tenure-Track Pilot Programme
    研究期間 : 2019年05月 -2023年02月 
    代表者 : 野村昂亮
  • Uncertainty Quantification within the Nuclear Energy Density Functional Framework
    Croatian Science Foundation:
    研究期間 : 2019年05月 -2022年
  • 重い不安定核構造の理論研究
    文部科学省:卓越研究員事業
    研究期間 : 2018年04月 -2020年03月 
    代表者 : 野村昂亮
  • QuantiXLie Center of Excellence
    Croatian government and European Union:
    研究期間 : 2019年05月
  • 原子核の集団運動とエキゾチック核構造に関する理論的研究
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 特別研究員奨励費
    研究期間 : 2016年04月 -2018年03月 
    代表者 : 野村 昂亮
     
    今年度も前年度に引き続き、核子多体系の微視的理論である密度汎関数理論DFTに基づいた相互作用するボソン模型IBMの枠組みにおいて、原子核の集団励起を記述する研究を行った。今年度は先ず、DFT平均場計算からIBMハミルトニアンを導き、不安定核ビームを用いた実験研究において重要な、中性子過剰Ge, Se, Kr同位体の分光学的性質を記述した。特に、核子数の変化に伴う原子核形状と励起状態の遷移、いわゆる量子相転移と、異なる変形状態の共存(変形共存)状態を系統的に調べ、それらを特徴付ける励起状態エネルギーや電磁遷移などの物理量を計算した。理論的予言も行い、将来の不安定核実験のための重要な指針となりうる。さらに、前年度から継続して、この方法を奇核(陽子数または中性子が奇数)に拡張する研究にも取り組んだ。具体的には、偶偶核(陽子数、中性子数ともに偶数)をコアとしてそれに単一核子の自由度を加え、両者の間の相互作用をDFT計算に基づいて決定する。今年度は、Ba, Xeなどの、偶偶核コアが非軸対称変形した奇核の分光学的性質、特に量子相転移の秩序変数と考えられるいくつかの物理量を計算した。奇核構造の理解はベータ崩壊などの基本的な崩壊過程の記述にも不可欠である。近年、奇核の励起状態に関する多くの実験データが生み出されている一方、それらの微視的かつ系統的な記述は、特に中重核領域では理論的に非常に困難である。本研究で開発した手法は、中重領域の奇核構造への有力なアプローチといえる。それとは独立に、2重ベータ崩壊の研究も行った。対相関基底を用いた殻模型空間からアイソスピン自由度を考慮したボソン模型空間への写像によって、pf殻領域の原子核のボソンハミルトニアンと2重ベータ崩壊演算子を構築し、同崩壊過程の核行列要素を計算した。特に、ボソン模型における中性子陽子対の重要性を調べた。
  • Microscopic and Algebraic Theory of Nuclei under Extreme Conditions
    European Commission:Seventh Framework Programme Marie-Curie Actions
    研究期間 : 2013年09月 -2015年08月 
    代表者 : 野村昂亮
  • 原子核集団運動の統一的記述と不安定核の構造
    日本学術振興会:海外特別研究員
    研究期間 : 2012年04月 -2013年08月 
    代表者 : 野村昂亮
  • 不安定核の集団運動に関する理論的研究
    日本学術振興会:科学研究費助成事業 特別研究員奨励費
    研究期間 : 2009年04月 -2012年03月 
    代表者 : 野村 昂亮
     
    平均場理論と相互作用するボソン模型(IBM)の関連性という観点から、中重核の4重極集団運動を研究した。平均場理論では原子核の内部固有状態の物理量を計算できるが、励起状態のエネルギーと波動関数を計算するのは一般に難しい。一方IBMは励起状態の物理量をうまく記述できるが現象論的である。そこで、平均場理論から出発してIBMハミルトニアンを導く方法を近年開発した.4重極集団運動に関わる相互作用強度は、核子系からIBM系へのポテンシャルエネルギー面の写像によって導出する。まず、有限レンジのGogny型密度汎関数を用いて、白金近傍の広い範囲の重い原子核に適用した結果、実験で示唆される、4重極変形した原子核の持つ対称性とそれらの間の遷移「形状相転移」をほぼ再現した。さらに、回転に対する核子系のレスポンスをIBM系に写像する方法を考察した。従来のIBMでは現象論的にしか扱われなかった回転の質量:項(LL項)に注目して、平均場理論とIBMの両方でクランキング模型を用いて慣性モーメントを計算し、両者で等しくなるようにLL項のパラメータの値を微視的に決定した。強く軸対称変形した原子核においてイラスト状態のエネルギーを正確に再現することが出来た。相対論的平均場模型(RMF)の有効相互作用に基づいて、集団運動ハミルトニアンとIBMのハミルトニアンを導き、両者の励起状態の性質を比べ、前者における質量項の扱いや後者でのボソン三体力の必要性など、問題点を明らかにした。非相対論的なSkyrme力やRMFの相互作用などの微視的な自由度から出発して非軸対称変形した原子核の構造を調べた。ほぼ全ての非軸対称核は、従来知られてきたガンマ不安定な描像でもrigid triaxialの描像のどちらでもなくちょうどその中間であるという、経験的に知られた系統的性質を再現した。また、この性質を説明するのにボソンの三体力をIBMに導入する必要がある事を示した。

メディア報道

  • INNOVATION BOOST FOR CROATIA
    報道 : 2020年03月
    執筆者 : 本人以外
    発行元・放送局 : SDC magazine One World
    番組・新聞雑誌 : SDC magazine One World
     インターネットメディア
  • EPFL News - A partnership to boost researchers' career prospects in Croatia
    報道 : 2020年01月
    執筆者 : 本人以外
    発行元・放送局 : EPFL, Switzerland
     インターネットメディア
  • ZNANSTVENICI OD MILIJUN EURA Istražuju životinje hrvatskog podzemlja, rudarenje promjenjivog neba i dinamiku egzotičnih atomskih jezgara
    報道 : 2019年11月25日
    執筆者 : 本人以外
    番組・新聞雑誌 : Jutarnji list
     新聞・雑誌
  • 原子核の「歪(いびつ)な」変形の謎を解明
    報道 : 2012年07月
    執筆者 : 本人
    番組・新聞雑誌 : 東京大学理学部ニュース
     会誌・広報誌

学術貢献活動

  • Progress of Theoretical and Experimental Physics
    期間 : 2016年05月 - 現在
    役割 : 査読
    種別 : 査読等
  • Physical Review Letters
    期間 : 2015年12月 - 現在
    役割 : 査読
    種別 : 査読等
  • Journal of Physics G: Nuclear and Particle Physics
    期間 : 2015年10月 - 現在
    役割 : 査読
    種別 : 査読等
  • Physics Letters B
    期間 : 2015年06月 - 現在
    役割 : 査読
    種別 : 査読等
  • Physical Review C
    期間 : 2014年02月 - 現在
    役割 : 査読
    種別 : 査読等
  • 10th International Workshop on Quantum Phase Transitions in Nuclei and Many-Body Systems
    期間 : 2022年07月10日 - 2022年07月15日
    役割 : 企画立案・運営等
    種別 : 学会・研究会等
    主催者・責任者 : University of Zagreb, Croatia, and Hebrew University, Israel
  • National Fund for Scientific and Technological Development (FONDECYT)
    期間 : 2018年11月
    役割 : 審査・評価
    種別 : 審査・学術的助言
    主催者・責任者 : Chilean National Commission for Scientific and Technological Research (CONICYT)


Copyright © MEDIA FUSION Co.,Ltd. All rights reserved.