研究者データベース
Last Updated :2024/07/25
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プロフィール情報
所属
学位
プロフィール情報
姓
小杉, コスギ名
雅俊, マサトシID各種
201401075863588365
所属
業績リスト
研究キーワード
研究分野
経歴
- 2021年09月 - 現在 北海道大学 大学院経済学研究院 准教授
- 2016年04月 - 2021年08月 弘前大学 人文社会科学部 准教授
- 2014年04月 - 2016年03月 金沢星稜大学 経済学部経営学科 専任講師
学歴
- 2011年04月 - 2014年03月 北海道大学 大学院経済学研究科博士後期課程 修了
- 2008年04月 - 2011年03月 北海道大学 大学院経済学研究科修士課程 修了
- 2004年04月 - 2008年03月 北海道大学 経済学部経済学科 卒業
委員歴
受賞
論文
- ネットワーク理論の視座によるクラウドファンディングについての一試論熊田憲, 小杉雅俊地域未来創生センタージャーナル 10 13 - 22 2024年02月 [査読無し][通常論文]
- 熊田憲, 小杉雅俊地域未来創生センタージャーナル 8 13 - 20 2022年02月
- 農福連携における福祉施設の利用者を対象にしたマネジメント・コントロール・システム ー特定非営利活動法人の事例研究ー小杉雅俊原価計算研究 45 1 34 - 47 2021年08月 [査読有り][通常論文]
- イギリスにおける品質コスト最小化に向けた取り組み：1980年代初頭の圧力容器・配管製作現場における試験的研究に基づく考察小杉雅俊人文社会科学論叢 10 219 - 235 2021年02月 [査読無し]
- 1980年代の英国羊毛産業による品質コストマネジメント：NEDOによるBS6143適用の実証プロジェクト小杉雅俊産業経理 80 4 161 - 171 産業経理協会 2021年01月 [査読無し][招待有り]
- 熊田憲, 小杉雅俊人文社会科学論叢 9 109 - 119 弘前大学人文社会科学部 2020年08月本研究は、株式形態の投資型クラウドファンディングと地域イノベーションの関連性や、その可能性に着眼し、資金提供のプラットフォームをオンライン上で提供する仲介事業者に対し、ヒアリング調査に基づくケーススタディーを行い、その現実的な効果と課題を考察した。当該調査をベースに、現時点での国内の株式形態の投資型クラウドファンディングの類型におけるスキームを整理し、特徴として組み込まれているインキュベーション機能が、地域イノベーション創出における中長期的な支援として有効であることを指摘した。一方で、ベンチャー企業のイグジットにより利益を生み出す株式形態の投資型クラウドファンディングのビジネスモデルにおいては、事業規模、スケールの小さいプロジェクトに対するインセンティブは働かない現状があることも指摘するに至った。この特徴から、地域の新規事業や新規企業は支援対象となりにくいことは明白であり、上記ジレンマを解消することが必要になる。
- Masatoshi KOSUGI, Keikichi KATOJournal of Japanese Management 4 1 15 - 29 2019年11月 [査読有り][通常論文]
- 熊田憲, 小杉雅俊地域未来創生センタージャーナル 5 17 - 25 2019年02月 [査読無し][通常論文]
- 小杉雅俊人文社会科学論叢 2 101 - 112 弘前大学人文社会科学部 2017年02月 [査読無し][通常論文]
- イギリスにおける品質コスト概念とその運用に関する研究小杉雅俊北海道大学大学院博士学位論文 2014年03月 [査読無し][通常論文]
- 小杉雅俊原価計算研究 38 2 102 - 112 日本原価計算研究学会 2014年03月 [査読有り][通常論文]
プロセスコストモデルは,品質コストの理論的なバックボーンとして機能するPAFアプローチの弱点について,異なる観点から品質コストを分類し,プロセスの視覚化を伴う形で具体的な品質改善活動を示し,克服しようと志向するものである。プロセスコストモデルの具体的な内容とその現実的効果について検討する。 - Masatoshi KOSUGIBusiness and Accounting Research 1 53 - 60 International Conference on Business Management 2012年12月 [査読有り][通常論文]
MISC
- 加藤惠吉, 黄孝春, 小杉雅俊, 内藤周子, V.カーペンター 地域未来創生センタージャーナル (7) 63 -66 2021年02月 [査読無し]
type:Article - 加藤惠吉, 黄孝春, 小杉雅俊, 内藤周子, V.カーペンター 地域未来創生センタージャーナル (6) 61 -65 2020年02月 [査読無し][通常論文]
type:Article - 自然栽培法を起点とするマネジメント構築の試みと課題黄孝春, 加藤惠吉, 小杉雅俊, 内藤周子 地域未来創生センタージャーナル (5) 29 -32 2019年02月 [査読無し][通常論文]
- Considerations of the attempt to Strengthen Agricultural Competitiveness: A Case Study of the Collaboration between Agriculture and WelfareMasatoshi KOSUGI, Keikichi KATO The 30th Asian-pacific Conference on International Accounting Issues Programs & Proceedings 502 -509 2018年11月 [査読無し][通常論文]
- Historical Development of the Theoretical Framework of Quality Costing: Consideration about the Limitation of Trade-off Relationship and the Possibility of Process Cost ModelMasatoshi KOSUGI The 30th Asian-pacific Conference on International Accounting Issues Programs & Proceedings 415 -431 2018年11月 [査読無し][通常論文]
- 農作物の品質向上に主眼を置いたマネジメント・コントロール・システムの考察と検討小杉雅俊 弘前大学若手・新任研究者支援事業 平成29年度研究成果集 40 2018年03月 [査読無し][通常論文]
- 自然栽培法がもたらす付加価値について—販売・加工の側面から—黄孝春, ビクター・カーペンター, 加藤惠吉, 内藤周子, 小杉雅俊 地域未来創生センタージャーナル (4) 35 -40 2018年02月 [査読無し][通常論文]
- クラウドファンディングによる地域活性化の可能性と課題—青森県のアグリビジネスを事例に—熊田憲, 小杉雅俊 東日本カンファレンス2017in弘前 研究・事例発表要旨集 25 -29 2017年09月 [査読無し][通常論文]
- コメの自然栽培法と地域農業の活性化黄孝春, ビクター・カーペンター, 加藤惠吉, 内藤周子, 小杉雅俊 地域未来創生センタージャーナル (3) 47 -50 2017年02月 [査読無し][通常論文]
書籍等出版物
講演・口頭発表等
- Collaboration by Social Welfare Facility to Achieve Social Reintegration: Efforts in JapanMasatoshi KosugiBritish Accounting & Finance Association Management Accounting Research Group Conference 2023 2023年11月 口頭発表（一般）
- Efforts to Support Social Reintegration of People with Mental Disabilities: Analyzing Japanese Social Welfare Corporations from the Perspective of Management Control SystemsMasatoshi KosugiThe QMUL Accounting and Accountability Research Group Seminar 2023年10月 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- Customer management within a management control system: a case study of a social welfare in Itayanagi-cho, Aomori, Japan [通常講演]Masatoshi KosugiEuropean Accounting Association 45th Annual Congress 2023年05月 口頭発表（一般）
- Masatoshi KosugiAmerican Accounting Association 2022 Virtual Annual Meeting 2022年08月 口頭発表（一般）
- Brew saké and prosper: Convergent evolution and brewery accounting during the Tokugawa shogunateMasatoshi Kosugi, Mitsunori Kasukabe, Frances Miley, Andrew ReadThe 4th Alternative Accounts Europe Conference 2022年01月 口頭発表（一般）
- 農福連携の事例研究：マネジメント・コントロール・システムの視点から小杉雅俊日本会計研究学会 第100回北海道部会 2021年12月 口頭発表（一般）
- Accounting and political costs: Saké, secrecy and survival during the Tokugawa Shogunate, 1603-1868Masatoshi Kosugi, Mitsunori Kasukabe, Frances Miley, Andrew ReadThe 16th Accounting History Symposium 2021年12月 口頭発表（一般）
- The Uniqueness and Significance of Quality Costing in British Manufacturing in the 1980s [通常講演]Masatoshi KOSUGIAccounting History Review Conference 2021 2021年06月 口頭発表（一般）
- Remuneration by the real supply of crops: farm management under the community concept in Japan [通常講演]Masatoshi KOSUGIThe European Institute for Advanced Studies in Management 7th European Reward Management Conference 2019年12月 口頭発表（一般）
- Consideration on the relationship between quality and cost in the 1970's in the U.K.: Case Review of the Milk Marketing Board [通常講演]Masatoshi KOSUGIAccounting History Review Conference 2019 2019年09月 口頭発表（一般）
- バランスト・スコアカード導入の効果と課題 —農業生産法人におけるケース・スタディー— [通常講演]加藤惠吉, 小杉雅俊日本管理会計学会 2019年度年次全国大会 2019年08月 口頭発表（一般）
- 地方銀行における組織間連携によるクラウドファンディングの取り組み [通常講演]熊田憲, 小杉雅俊産学連携学会 第17回大会 2019年06月
- Focus on the Collaboration between Agriculture And Welfare : a case study of agricultural production corporation in Japan [通常講演]Masatoshi KOSUGIAccounting Research Seminars with University of Phayao 2019年05月 口頭発表（一般）
- Considerations of the attempt to Strengthen Agricultural Competitiveness: A Case Study of the Collaboration between Agriculture and Welfare [通常講演]Masatoshi KOSUGI, Keikichi KATOThe 30th Asian-pacific Conference on International Accounting Issues 2018年11月 口頭発表（一般）
- Historical Development of the Theoretical Framework of Quality Costing: Consideration about the Limitation of Trade-off Relationship and the Possibility of Process Cost Model [通常講演]Masatoshi KOSUGIThe 30th Asian-pacific Conference on International Accounting Issues 2018年11月 口頭発表（一般）
- Agricultural competitiveness with Quality: possibility of the Collaboration between Agriculture and Welfare [通常講演]Masatoshi KOSUGIAccounting Research Seminars 2018年09月 口頭発表（一般） University of Sussex University of Sussex
- 農作物の品質を高めるためのマネジメント・コントロール・システム—農福連携をベースとした農業法人の事例研究— [通常講演]小杉雅俊, 加藤惠吉日本会計研究学会 第77回大会 2018年09月 口頭発表（一般）
- クラウドファンディングによる新規事業支援の組織間連携と課題 [通常講演]熊田憲, 小杉雅俊産学連携学会 第16回大会 2018年06月 ポスター発表
- A Study on Conceptual Framework about Quality Costing: Is there a trade-off relationship necessary? [通常講演]Masatoshi KOSUGIAccounting Research Seminars 2017年11月 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等 University of Sussex University of Sussex
- クラウドファンディングによる地域活性化の可能性と課題 —青森県のアグリビジネスを事例に— [通常講演]熊田憲, 小杉雅俊産学連携学会・地域活性学会・日本地域政策学会共催 東日本リエゾンカンファレンス2017 2017年09月 口頭発表（一般）
- Historical positioning of the trade-off relationship of quality cost elements in the evolution of quality costing [通常講演]Masatoshi KOSUGIThe Ninth Accounting History International Conference 2017年09月 口頭発表（一般）
- 1960年代における品質原価の再検討 —Feigenbaumによる理論的枠組みの意義と展開— [通常講演]小杉雅俊日本会計研究学会 第92回東北部会 2017年07月 口頭発表（一般）
- 品質コストの適用を阻害する要因についての一考察 [通常講演]小杉雅俊第41回弘前大学経済学会大会 2016年10月 口頭発表（一般）
- 品質コストの実態に関する考察 —諸外国における文献のサーベイを踏まえて— [通常講演]小杉雅俊日本会計研究学会 第135回中部部会 2015年07月 口頭発表（一般）
- プロセスコストモデルの展開 ―品質コスト収集の一技法としての考察― [通常講演]小杉雅俊日本原価計算研究学会 第39回全国大会 2013年08月 口頭発表（一般） 専修大学
- 品質コストの分類に関する考察 [通常講演]小杉雅俊日本経営会計学会 第14回全国研究発表大会 2013年06月 口頭発表（一般） 名城大学
- The Transition and Function of Quality Cost : Case Study Research in the United Kingdom [通常講演]Masatoshi KOSUGIInternational Conference on Business Management 2012 2012年08月 口頭発表（一般） Bond University, Australia International Conference on Business Management
所属学協会
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会：科学研究費助成事業 基盤研究(C)研究期間 : 2024年04月 -2028年03月代表者 : 小杉 雅俊
- 日本学術振興会：科学研究費助成事業 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))研究期間 : 2022年11月 -2025年03月代表者 : 小杉 雅俊
- 日本学術振興会：科学研究費助成事業 若手研究研究期間 : 2019年04月 -2024年03月代表者 : 小杉 雅俊農福連携の事例研究により、福祉施設の利用者に対するマネジメント・コントロールの実践が、福祉施設の理念の実現や事業収益の拡大と、利用者自身の目的達成を同時的に実現できることを明らかにした。福祉施設の利用者は、対象法人での作業を選択する立場にあり、この意味において顧客としての立場にある。しかし、本研究の調査事例においては、顧客(利用者)をコントロールする上での困難が発生していなかった。この理由は、主に文化コントロールが効果的に機能することで、施設職員と利用者の区別なく「みんなで一緒に足を使って農業をやろう」という概念が浸透し、利用者が福祉施設そのものや、自分の作業に対して愛着を持ち、誇りを感じることで、利用者が顧客としての意識ではなく、「仲間」としての意識を持つからである。この概念は、法人の設立目的や理念に込められた、障がい者の社会復帰や自己実現を導くためのものであり、同法人の実務実践とその仕組みであるMCSに整合的に反映されている。利用者の体験により醸成される組織への愛着と誇りは、彼らの仲間意識だけでなく、農作業といった実際の業務にも現れ、これが農作物の質を高めたり、増収増益を実現させる大きな要因になっている。仲間に貢献できているという実感を、利用者は日々の農作業の体験とその達成感で得ており、さらなる成長が促される仕組みになっている。この実現のために、調査事例においては丁寧な成果コントロールと人事コントロールの実践が行われていた。文化・成果・人事の3つのコントロールが補完的に機能している。さらに、本研究の調査事例から、行動コントロールが人事コントロールに代替されるため存在しない状況で、利用者のコントロールが成功しているという事例が実在することを明らかにできた。
- 日本学術振興会：科学研究費助成事業(若手研究(B))研究期間 : 2017年04月 -2019年03月代表者 : 小杉 雅俊本研究は、品質コストマネジメントを対象として、理論的フレームワークであるトレードオフ関係が担う機能を、プロセスコストモデルなどトレードオフ関係を使わないアプローチが、機能的にどのように代替できているのか、さらに従来の理論に対してどのような点が相違点であるのかについて、検討・考察を深めた。その上で、品質コストマネジメントで想定されるプロセスに沿う形で、各アプローチの理論的な関係性について明確にした。
社会貢献活動
- 期間 : 2021年02月07日役割 : 司会イベント・番組・新聞雑誌名 : 令和2年度地域未来創生センターオンライン公開シンポジウム期間 : 2021年02月03日役割 : 講師主催者・発行元 : 弘前大学・弘前市教育委員会イベント・番組・新聞雑誌名 : 地域未来創生塾＠中央公民館「この世のパラダイスの作り方〜鹿嶋編〜」コメンテーター期間 : 2020年02月08日役割 : コメンテーター主催者・発行元 : メルコ学術振興財団イベント・番組・新聞雑誌名 : 公開特別経営セミナー『自然栽培と管理会計』管理会計的視点から見た農福連携期間 : 2019年01月26日役割 : パネリストイベント・番組・新聞雑誌名 : 平成30年度地域未来創生センターフォーラム『自然栽培と農福連携 オリンピック・パラリンピック 食材の供給』自然栽培法がもたらす付加価値について期間 : 2018年01月20日役割 : 司会主催者・発行元 : 弘前大学人文社会科学部地域未来創生センターイベント・番組・新聞雑誌名 : 平成29年度地域未来創生センターフォーラム