研究者データベース

岸田 治(キシダ オサム)
北方生物圏フィールド科学センター 森林圏ステーション 苫小牧研究林
准教授

基本情報

所属

  • 北方生物圏フィールド科学センター 森林圏ステーション 苫小牧研究林

職名

    准教授

学位

  • 博士(水産科学) (北海道大学)

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研究キーワード

  • アズマヒキガエル   外来種   誘導防御   表現型可塑性   誘導攻撃   間接効果   生態系機能   形態変化   エゾサンショウウオ   適応   捕食   相互作用   エゾアカガエル   両生類   栄養カスケード   メソコスム   遺伝学   動物   生態学   進化生態学   行動生態学   群集生態学   個体群生態学   

研究分野

  • 基礎生物学 / 生態・環境

職歴

  • 2012年11月 - 現在  北海道大学北方生物圏フィールド科学センター准教授
  • 2009年04月 - 2012年10月  北海道大学北方生物圏フィールド科学センター助教

研究活動情報

論文

書籍

  • 多種系における表現型可塑性(分担執筆) シリーズ群集生態学2 進化生物学からせまる
    ()
    京都大学学術出版会 2009年

その他活動・業績

受賞

  • 2009年 第13回 日本生態学会宮地賞
     日本

競争的資金等の研究課題

  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
    研究期間 : 2012年 -2012年 
    代表者 : 岸田 治
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(B))
    研究期間 : 2010年 -2012年 
    代表者 : 齊藤 隆
     
    (a)個体群の周期変動と遺伝的距離の関係:石狩湾沿いにある連続した森林にさまざま距離間隔で8調査プロット(0.5ha)を設置し,エゾヤチネズミの標識-再捕獲調査を実施した.プロット間の距離は50-2000mで,さまざま距離間隔で個体群間の遺伝的距離と地理的な距離の関係,個体の分散行動を分析することができる.個体数が石狩地方よりも数倍大きく変動する根室市で石狩地方と類似の調査を行った.捕獲個体数は石狩で約300頭、根室で約500頭に達し,現在DNAを分析している.(b)大きなスケールの個体群構造解析:前課題で収集したエゾヤチネズミのサンプル(1360個体)のmtDNAの分析をほぼ終了し,現在,沿海州のサンプルを含めて地理系統学的な解析を行っている.(c)石狩湾個体群の解析結果:2009年の予備調査で採取したエゾヤチネズミのサンプル(162個体)のmtDNAを解析した結果,雌雄で集団構造に大きな違いがあることが分かった.メスの集団は500m以上離れると相互に遺伝的距離が大きな離れた個体群が見られく,比較的近距離から個体群の独立性が認められた.また,1.5km以上離れると遺伝的に類似していると見なされる集団は見られなくなった.一方,オスには個体群間の地理的距離と遺伝的な距離に明瞭な関係は認められず,個体群相互に遺伝的な交流がある適度保たれていた.これは,オスは良く分散するがメスは出...
  • 文部科学省:科学研究費補助金(若手研究(B))
    研究期間 : 2010年 -2011年 
    代表者 : 岸田 治
     
    エゾサンショウウオ幼生(捕食者)、エゾアカガエルのオタマジャクシ(被食者種1)、ミズムシ(被食者種2)、落葉(オタマジャクシ及びミズムシの餌)からなる生態系をモデルとして、個体の形質変化の生態学的・進化学的意義を探索した。この系では、サンショウウオはオタマジャクシがいるときに捕食に有効な大顎型の形態に変化すること、逆に、オタマジャクシはサンショウウオがいるときに頭部を膨らませた防御形態を発現することが知られている。1.形態変化の生態学的意義:相互作用の改変と生態系機能へのカスケード効果オタマジャクシの防御形態を操作した水槽実験により、「オタマジャクシが防御することで、サンショウウオが栄養価の低いミズムシを高頻度で食うようになり、生き残ったオタマジャクシが落葉の分解を促進することや、サンショウウオの変態が遅れること」を明らかにした。この研究により、被食者の防御適応が、捕食者の生活史や群集を構成する種の個体数に加え、生態系機能にまで影響することが明確に示された。2.形態変化の進化学的意義個体の形質変化が相互作用を変えるのであれば、それは群集構成種の形質選択にも作用すると考えられる。この仮説を検討するために、ミズムシの体サイズ分布に対するサンショウウオの選択圧がオタマジャクシの存在によって異なるのか、実験的に調べた。その結果、「オタマジャクシがいない場合に比べ、オタマジャクシがいる...
  • 文部科学省:科学研究費補助金(若手研究(スタートアップ), 研究活動スタート支援)
    研究期間 : 2009年 -2010年 
    代表者 : 岸田 治
     
    変化する生物群集のなかで生物個体は形質をどのように変えるのか?その結果として個体群や群集レベルでどのような帰結がもたらされるのか?個体の応答性と高次の生態学的要素との相互関係の理解は、表現型可塑性研究の新しいムーブメントである。平成21年度は、1.この未開の領域において優先的に取り組まれるべき課題を明らかにするため、捕食者-被食者系の表現型可塑性に関する最近の研究の論点と成果をまとめた。その結果、(1)3種以上の相互作用系での個体の形質変化、(2)複数の誘導形質間の発現・機能上の関係性、(3)捕食者の可塑性による相互作用強度の変更、(4)捕食者と被食者の対抗性とその生態学的な影響、等のトピックについての理解が不足していることがわかった。そこでこれらについて理論的・実証的に研究する方法を提案した(以上は、総説論文として、Population Ecology誌に公表した)。2.次にトピック(4)に関する理論的研究を行った。捕食者と被食者の対抗的な可塑性の進化動態と個体群動態を数学的にモデル化し解析したところ、被食者が効果的な防御をもつときに捕食者と被食者の対抗的な可塑性が共進化しやすく、2種の個体群動態が安定的に持続することが分かった。3.最後に、個体の可塑性の群集生態学的影響を定量的に評価するためのモデル実験系を確立した。報告者はこれまでに可塑性研究の有効なモデル系として、エゾ...

教育活動情報

主要な担当授業

  • 森林圏科学特論Ⅲ
    開講年度 : 2017年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 環境科学院
    キーワード : 脊椎動物,保全,野外調査,研究発表 Vertebrate Ecology, Conservation, Field Investigation, Presentation
  • 動物生態学特論Ⅱ
    開講年度 : 2017年
    課程区分 : 修士課程
    開講学部 : 環境科学院
    キーワード : 動物、個体群、群集、生態系 Animal, population, community, ecosystem
  • 野生動物管理実習
    開講年度 : 2017年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 農学部
    キーワード : 野生動物管理、哺乳類、両生類、昆虫類,捕獲,カメラトラップ
  • 野生動物管理学
    開講年度 : 2017年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 農学部
    キーワード : 野生生物管理,生物多様性,遺伝的多様性,個体群生態学,移入種
  • 森林空間機能学
    開講年度 : 2017年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 農学部
    キーワード : 森林、環境保全機能、生物多様性保全、野生生物保全、土地利用、流域保全、森林利用
  • 国際交流Ⅱ
    開講年度 : 2017年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 国際本部
  • 森林空間機能学演習
    開講年度 : 2017年
    課程区分 : 学士課程
    開講学部 : 農学部
    キーワード : 森林の種類と分布、森林空間、環境保全機能、森林保全、資料作成方法、発表方法、ディスカッション


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