研究者データベース
| 石川 奈保子(イシカワ ナオコ) |
| 高等教育推進機構 高等教育研究部 |
| 准教授 |
Last Updated :2023/12/05
基本情報
所属
職名
学位
科研費研究者番号
- 40846896
J-Global ID
研究キーワード
研究分野
職歴
- 2023年10月 - 現在 北海道大学 高等教育推進機構 高等教育研究部 准教授
- 2022年10月 - 2023年09月 北海道大学 高等教育推進機構 高等教育研究部 助教
- 2019年04月 - 2022年09月 早稲田大学 人間科学学術院 講師（任期付）
学歴
所属学協会
研究活動情報
論文
- オンライン授業での大学生の自己調整学習方略使用と学習計画の立て方との関係石川奈保子, 石田百合子日本教育工学会論文誌 46 4 641 - 652 2022年12月 [査読有り][通常論文]
- 石川 奈保子, 城 綾実, 牧野 遼作, 宗政 由桐日本教育工学会論文誌 46 suppl. 197 - 200 2022年12月 [査読有り][通常論文]
- 大学オンライン課程における学生からの援助要請への対応態度による学習支援者の配慮事項の違い石川奈保子日本教育工学会論文誌 44 suppl. 129 - 132 2021年02月 [査読有り][通常論文]
- オンライン大学の学生の自己調整学習とその支援方法石川奈保子早稲田大学 2019年 [査読有り][通常論文]
- オンライン大学で学ぶ学生の自己調整学習方略およびつまずき対処方略石川奈保子, 向後千春日本教育工学会論文誌 41 4 329 - 343 2018年03月 [査読有り][通常論文]
- 大学院のオンライン授業におけるレポート相互評価の実践：ルーブリック活用が評価の信頼性・妥当性におよぼす効果の検討鈴木伸子, 石川奈保子, 向後千春コンピュータ&エデュケーション 43 43 - 48 2017年 [査読有り][通常論文]
- 大学通信教育課程の社会人学生における自己調整学習方略間の影響関係の分析石川奈保子, 向後千春日本教育工学会論文誌 40 4 315 - 324 2017年 [査読有り][通常論文]
- Ishikawa NaokoEducational technology research 37 1-2 61 - 72 日本教育工学会 2014年 [査読有り][通常論文]
This paper examined the effects of comprehensive learning strategies on learning English words. We encouraged first year, middle school students to use organization strategies when learning English words. Students who normally use various learning strategies have a tendency to use them actively after they are taught new learning strategies. However, students who do not use many learning strategies tend to continue to use their favorite strategies even after they are taught organization strategies. Nevertheless, the findings showed that teaching learning strategies facilitates students' use of new learning strategies. - 中学生の一般的学習方略の違いが英単語学習方略に及ぼす影響石川奈保子日本教育工学会論文誌 37 2 153 - 163 2013年08月 [査読有り][通常論文]
- eラーニングによる導入教育が社会人学生の学習スキルと態度に及ぼす影響石川奈保子早稲田大学 2013年 [査読有り][通常論文]
- 石川奈保子, 向後千春, 冨永敦子日本教育工学会論文誌 37 増刊号 21 - 24 日本教育工学会 2013年 [査読有り][通常論文]
本研究では,eラーニング制の社会人学生の,導入科目の受講前後における大学での学びに対する自信について調査した.その結果,以下の2点が明らかになった.(1)新入生は,特に学習に対して不安を感じている一方,大学で学ぶことに対する周りの理解についてはそれほど不安を感じていない.(2)導入科目のホームワークを実施した学生は,学習,大学内でのコミュニケーション,大学で学ぶことに対する周りの理解への自信が上昇した.このことから,入学直後に大学で学ぶ際のスキルを導入教育で提供し,さらに実際に実習してもらうことによって,学生が大学での学びに対する自信を付けることに寄与できることが示唆された. - 大学におけるeラーニングとグループワークを組み合わせたブレンド型授業の設計と実践向後千春, 冨永敦子, 石川奈保子日本教育工学会論文誌 36 3 281 - 290 2012年 [査読有り][通常論文]
- 大学eラーニング課程におけるスタディスキルコンテンツ向後千春, 石川奈保子日本教育工学会論文誌 35 増刊号 13 - 16 2011年 [査読有り][通常論文]
書籍
講演・口頭発表等
- 研究指導を目的とした学部ゼミナールでの反転授業の改善と効果検証 [通常講演]阿部 真由美, 石川 奈保子日本教育工学会研究会 2023年07月 口頭発表（一般）
- 可変展示空間における展示物解説時の共通基盤構築 [通常講演]宗政由桐, 楊潔, 牧野遼作, 城綾実, 石川奈保子人間・環境学会第30回大会 2023年05月 口頭発表（一般）
- 石川奈保子日本教育工学会2023年春季全国大会 2023年03月 口頭発表（一般）
- 研究指導を目的とした学部ゼミナールでの反転授業の実践 [通常講演]阿部真由美, 石川奈保子日本教育工学会研究会 2022年12月 口頭発表（一般）
- 石川奈保子日本教育工学会研究会 2022年12月 口頭発表（一般）
- 大学授業のレポート課題における再提出方式とフィードバック方法の検討 [通常講演]石川 奈保子, 阿部 真由美, 川﨑 弥生日本教育工学会研究会 2022年05月 口頭発表（一般）
- 大学教員から見たオンライン授業での困難および障害学生への対応ーLMSを改善するための研究③ー [通常講演]石川奈保子, 川﨑弥生, 上村碧, 青木千帆子教育システム情報学会研究会 2022年05月 口頭発表（一般）
- 障害のある学生から見たオンライン授業とニーズ認識の欠如ーLMSを改善するための研究②ー [通常講演]青木千帆子, 上村碧, 川﨑弥生, 石川奈保子教育システム情報学会研究会 2022年05月 口頭発表（一般）
- 授業支援システム（LMS）のアクセシビリティ検証―LMSを改善するための研究①― [通常講演]青木千帆子, 石川奈保子, 川﨑弥生, 上村碧, 柴田宣史, 有松紀子, 小寺洋一, 中野泰志教育システム情報学会研究会 2022年03月 口頭発表（一般）
- 複合的活動の組織化における関与配分の再考 ―科学教室を例に― [通常講演]城綾実, 牧野遼作, 石川奈保子, 臼田泰如, 山本敦, 門田圭祐, 楊潔, 宗政由桐社会言語科学会 2022年03月 ポスター発表
- 石川奈保子日本教育工学会研究会 2021年12月 口頭発表（一般）
- コロナ禍における子ども向け科学館の来館者対応 [通常講演]石川奈保子, 城綾実, 牧野遼作, 宗政由桐日本教育工学会研究会 2021年10月 口頭発表（一般）
- 農業高校の教員におけるVR教材採用への態度 [通常講演]石川奈保子, 中村駿, 前田菜摘, 中西啓喜, 西原是良, 神長伸幸日本教育工学会2021年秋季全国大会 2021年10月 ポスター発表
- 教育の場を構築する科学館職員の動機と方略 [通常講演]石川奈保子, 牧野遼作, 城綾実, 宗政由桐日本教育工学会研究会 2021年07月 口頭発表（一般）
- 大学オンライン授業における自己調整学習方略の活用とeラーニング指向性との関連 [通常講演]石川奈保子, 石田百合子日本教育工学会研究会 2021年05月 口頭発表（一般）
- オンライン大学で学ぶ女性の学習環境 [通常講演]石川奈保子日本教育工学会2021年春季全国大会 2021年03月 口頭発表（一般）
- オンライン大学のメンターによる学生支援の課題 [通常講演]石川奈保子日本教育工学会2020年春季全国大会 2020年03月 口頭発表（一般）
- オンライン大学のメンターによる学生への支援の実態 [通常講演]石川奈保子日本教育工学会研究会 2019年12月 口頭発表（一般）
- 大学生のパソコン操作スキルへの自信は授業内容への自信にどのように影響するか [通常講演]石川奈保子, 丸山美紀日本教育工学会研究会 2019年10月 口頭発表（一般）
- 自己調整学習研究の多様な展開−教育方法学・教育工学・スポーツ科学・医学教育との対話− [通常講演]企画, 指定討論, 中谷素之, 企画, 司会, 岡田涼, 企画, 犬塚美輪, 話題提供, 細矢智寛, 石川奈保子, 藤田勉, 松山泰日本教育心理学会第61回総会 2019年09月 シンポジウム・ワークショップパネル（公募）
- オンライン大学の授業におけるレポート再提出方式の実践とその効果 [通常講演]石川奈保子, 阿部真由美, 向後千春日本教育工学会研究会 2019年05月 口頭発表（一般）
- 中学生が持つ学校や学習塾の先生に対する信頼感 [通常講演]南方美紀, 石川奈保子日本教育工学会研究会 2018年12月 口頭発表（一般） 日本教育工学会
- メタ課題を用いたオンライン大学の学生に対する自己調整学習の支援 [通常講演]石川奈保子, 向後千春日本教育工学会研究会 2018年12月 口頭発表（一般） 日本教育工学会
- オンライン大学の授業におけるレポート再提出方式の導入とその効果 [通常講演]杉浦真由美, 石川奈保子, 阿部真由美, 向後千春日本教育工学会研究会 2018年05月 口頭発表（一般） 日本教育工学会
- オンライン大学の学生のメンターに対する学業的援助要請態度とつまずき対処方略 [通常講演]石川奈保子, 向後千春日本教育工学会研究会 2017年12月 口頭発表（一般） 日本教育工学会
- 非認知的スキルがオンライン大学の学生の自己調整学習方略の使用に及ぼす影響 [通常講演]石川奈保子, 向後千春日本教育工学会研究会 2017年10月 口頭発表（一般） 日本教育工学会
- 大学通信教育課程の社会人学生の自己調整学習方略使用と方略指導および交友関係 [通常講演]石川奈保子, 向後千春日本教育工学会研究会 2016年12月 口頭発表（一般） 日本教育工学会
- オンライン授業におけるルーブリックを活用した相互評価の信頼性と妥当性の検討 [通常講演]鈴木伸子, 石川奈保子, 向後千春日本教育工学会研究会 2016年12月 口頭発表（一般） 日本教育工学会
- オンライン授業におけるルーブリックを活用した相互評価の信頼性の検討 [通常講演]鈴木伸子, 石川奈保子, 向後千春日本教育工学会第32回全国大会 2016年09月 ポスター発表 日本教育工学会
- 学びのサードプレイスに関する研究の現状 [通常講演]渡辺敬宣, 田中瑞穂, 高崎亜希子, 荒川明美, 田中理恵子, 山元有子, 石川奈保子, 向後千春日本教育工学会第32回全国大会 2016年09月 ポスター発表 日本教育工学会
- GritおよびSelf-Controlが成人の自己調整学習方略の使用に及ぼす影響 [通常講演]石川奈保子, 向後千春日本教育工学会第32回全国大会 2016年09月 ポスター発表 日本教育工学会
- 成人の自己調整学習方略尺度の開発および方略間の影響関係の分析 [通常講演]石川奈保子, 向後千春日本教育工学会研究会 2016年03月 口頭発表（一般） 日本教育工学会
- 反転授業を実施するための工夫：オンデマンドビデオとグループワークの設計とその連携 [通常講演]向後千春, 石川奈保子大学教育学会第36回大会 2014年06月 口頭発表（一般） 大学教育学会
- eラーニング制の社会人学生の学生生活における自信と学習動機 [通常講演]石川奈保子, 向後千春2012年10月 口頭発表（一般） 日本教育工学会
- eラーニングで学ぶ社会人学生の初年次教育科目への要望および学生生活の状況 [通常講演]石川奈保子, 向後千春日本教育工学会研究会 2012年07月 口頭発表（一般） 日本教育工学会
- eラーニングで学ぶ社会人学生のスタディスキル科目受講前後における学生生活に対する自信の変化 [通常講演]石川奈保子, 向後千春日本教育工学会研究会 2011年12月 口頭発表（一般） 日本教育工学会
- 社会人大学生が入学時に必要とするサポートについての調査 [通常講演]石川奈保子, 向後千春, 冨永敦子JSiSE2011第36回全国大会 2011年09月 口頭発表（一般） 教育システム情報学会
- eラーニング指向性尺度およびブレンド型指向性尺度の検討 [通常講演]冨永敦子, 向後千春, 石川奈保子日本教育工学会研究会 2011年07月 口頭発表（一般） 日本教育工学会
- 中学生の英単語学習方略使用状況の変化と学業成績の関連 [通常講演]石川奈保子日本教育工学会研究会 2011年07月 口頭発表（一般） 日本教育工学会
- ブレンド型講義に対する評価とその理由 [通常講演]石川奈保子, 向後千春, 冨永敦子日本教育工学会研究会 2011年05月 口頭発表（一般） 日本教育工学会
- 中学生の英単語の学習方略と学業成績の相関及び使用方略の変化 [通常講演]石川奈保子日本教育工学会研究会 2010年12月 口頭発表（一般） 日本教育工学会
- 大学eラーニング課程におけるスタディスキルコンテンツの受講状況とその評価 [通常講演]向後千春, 石川奈保子日本教育工学会研究会 2010年10月 口頭発表（一般） 日本教育工学会
- 大学 e ラーニング課程における基礎学習スキルコンテンツの視聴状況 [通常講演]向後千春, 石川奈保子日本教育工学会研究会 2009年12月 口頭発表（一般） 日本教育工学会
その他活動・業績
- 石川 奈保子, 向後 千春 日本教育工学会研究報告集 17 (4) 83 -89 2017年10月21日
- 石川 奈保子, 向後 千春 日本教育工学会研究報告集 16 (5) 193 -200 2016年12月17日
- 鈴木 伸子, 石川 奈保子, 向後 千春 日本教育工学会研究報告集 16 (5) 165 -172 2016年12月17日
- 石川 奈保子, 向後 千春 日本教育工学会研究報告集 16 (1) 417 -424 2016年03月05日
- 石川 奈保子, 向後 千春 日本教育工学会研究報告集 2012 (4) 95 -102 2012年10月27日
- 石川 奈保子, 向後 千春 日本教育工学会研究報告集 2012 (3) 115 -120 2012年07月31日
- 石川 奈保子, 向後 千春 日本教育工学会研究報告集 2011 (5) 17 -24 2011年12月17日
- 冨永 敦子, 向後 千春, 石川 奈保子 日本教育工学会研究報告集 2011 (3) 91 -98 2011年07月02日
- 石川 奈保子, 向後 千春, 冨永 敦子 日本教育工学会研究報告集 2011 (2) 111 -118 2011年05月14日
- 向後 千春, 石川 奈保子 日本教育工学会研究報告集 2010 (4) 13 -20 2010年10月23日
- 向後 千春, 石川 奈保子 日本教育工学会研究報告集 2009 (5) 239 -244 2009年12月19日
受賞
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 日本学術振興会：科学研究費助成事業 研究活動スタート支援研究期間 : 2019年08月 -2024年03月代表者 : 石川 奈保子eラーニング制大学通信教育課程（オンライン大学）で学ぶ女性の学習環境の現状をインタビュー調査することで、学習阻害要因と、その対処としてどのように自己調整学習をしているのかを明らかにすることを目的とする。オンライン大学の学生の約９割は社会人である。特に女性は、仕事に加え、家事・育児・介護も担いながら学習している場合も多い。女性の学習環境における問題点と理想、学習時間の確保や学習継続のための方略について検討することで、生涯学習の成功の方法構築に寄与したい。 2019年度は14人に対してインタビュー調査を実施した。(1)学習の目的、(2)学習環境の現状と理想、(3)学習をうまく進めるために工夫していること、(4)卒業後の自身の理想像、について、半構造化面接法を用いてインタビューした。 2020年度は、引き続きインタビュー調査を実施するとともに、データ分析と成果発表を進める。インタビュー対象人数は合計20人程度を想定している。よって、2020年度はさらに６人程度の協力者にインタビュー調査を実施する。2019年度の課題として、20・30代の協力者が少ないことが挙げられる。そこで、若年層を中心に協力者を募集することで、幅広い年代の学生が在籍する「オンライン大学」だからこそ構築される学習環境を明らかにしたい。最終年度であるため、データ分析を進めながら学会発表を順次行う。最終的な成果として論文化を進めていく。