宋 志毅 (ソン ツイ)

触媒科学研究所 高分子機能科学研究部門准教授

研究者基本情報

■ 学位
  • 理学博士, 中国南開大学
■ URL
researchmap URLホームページURL■ ID 各種
J-Global ID■ 研究キーワード・分野
研究キーワード
  • organic synthesis
  • organometal
  • early transition metal
  • C-C bond cleavage
  • C-C bong formation
  • フルオレン誘導体
  • インデン誘導体
  • シクロペンタジエニル
  • 有機合成
  • 遷移金属
  • がカップリング
研究分野
  • ナノテク・材料, 有機合成化学, 有機金属化学、有機合成、高分子材料
■ 担当教育組織

経歴

■ 経歴
経歴
  • 2017年07月 - 現在
    北海道大学, 触媒科学研究所, 准教授
  • 2011年03月 - 2017年06月
    北海道大学, 触媒化学研究所, 助教
  • 2008年10月 - 2011年02月
    北海道大学, 特任助教
  • 2006年09月 - 2008年09月
    北海道大学, JST, 博士研究員, 日本国
  • 2004年07月 - 2006年06月
    Beijing University, Postdoctoral researcher
学歴
  • 2001年09月 - 2004年06月, Nankai University, Department of Chemistry, organic chemistry
  • 2001年09月 - 2004年06月, 南開大学, 化学学院, 有機化学

研究活動情報

■ 論文
■ その他活動・業績
■ 書籍等出版物
  • 合成の科学、知識のアップデート
    宋志毅 高橋保, Grignard Reactions with Transition Metals
    Georg Thieme Verlag KG, 2013年01月, [共著]
■ 主な担当授業
  • 大学院共通授業科目(一般科目):自然科学・応用科学, 2024年, 修士課程, 大学院共通科目
  • 応用化学特別講義, 2024年, 修士課程, 総合化学院
  • 先端総合化学特論Ⅱ, 2024年, 博士後期課程, 総合化学院
■ 所属学協会
  • 日本化学会
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • 固体触媒による結晶セルロース分解
    科学研究費助成事業
    2021年04月01日 - 2024年03月31日
    福岡 淳; 小林 広和; 宋 志毅
    本研究の目的は、結晶セルロースを加水分解できる固体触媒を開発することである。そのためにトップダウン型とボトムアップ型の触媒設計を用いる。本年度はトップダウン型アプローチとして、カーボンナノチューブなどの炭素材料を切り開き、シート状にした材料にカルボキシ基を導入した固体触媒を調製するために、文献調査を行った。また、活性炭を固体触媒として用いた結晶セルロースの加水分解を行った。無触媒や酸点がない活性炭を触媒として用いた場合、グルコース収率は1%未満となりほとんど反応しなかった。しかし、触媒として酸点を持つ空気酸化活性炭(AC-Air)やグラフェンオキシドを用いたところグルコース収率が5-10%程度に向上した。この結果から、比較的反応しやすいセルロース表面部分でのみ加水分解が起こっており、内部まで反応が進まないことが低収率の原因であると考えられる。さらに、ボトムアップ型のアプローチとして、ピレンユニットと酸点を持った分子触媒の合成を行った。4-ブロモフタル酸と1-ピレンボロン酸の鈴木カップリングにより、ピレンとフタル酸を併せもつPyrene-COOHを合成した。ここでカルボキシル基はメタ・パラ位の位置をもつことを確認した。Pyrene-COOHを触媒として結晶セルロースの反応を行うとグルコース収率は3.2%となり、フタル酸を用いると収率が6.5%となったことから、Pyrene-COOHはセルロースに吸着して作用している可能性があるものの、セルロースの加水分解はほとんど進行しないことが分かった。これは、触媒のカルボキシ基とセルロースのグリコシド結合の接触が限定的であることが原因であると思われる。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 21H01708
  • 円偏光による結合回転制御に基づくキラル高分子構造の構築
    科学研究費助成事業
    2019年04月01日 - 2022年03月31日
    中野 環; 宋 志毅
    円偏光による不斉誘起を直鎖型高分子、規則的な分岐構造を有する有機構造体さらには機能性低分子に適用しらせん構造あるいはねじれ構造を誘起した。直鎖型高分子であるポリナフタレン誘導体への不斉誘起を検討し、基底状態での不斉重合と円偏光法では異なるキラル構造が誘起されることを見出した。また、ベンゼン環が規則正しく結合した有機構造体内部の単結合回りのねじれを円偏光法により一方向巻きに制御した。さらに、青色発光を示す低分子化合物への円偏光照射により高い効率で不斉誘起し、加えて、キラル化した化合物が高効率な円偏光発光体となり青色円偏光LEDの素材として有望であることを見出した。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 19H02759
  • チタン試薬によるアルキンとシクロペンタジエンからのフルオレン誘導体と類縁体の合成
    科学研究費助成事業
    2011年 - 2012年
    宋 志毅
    チタノセンジクロリドと二当量アセチレンとの酸化的環化反応より、ビス(シクロペンタジエニル)チタナシクロペンタジエン錯体が生成する。そこにアゾベンゼンを加えると、チタナサイクルのジエン部位とシクロペンタジエニル配位子とがカップリングし、対応するインデン誘導体が高収率で得られた。種々の置換基(アルキル,アルケニル,アルキニル,アリールなど)を持つチタナシクロペンタジエン錯体においても対応するインデン誘導体が高収率で生成することが分かった。さらに、二当量のアルキン試薬の代わりに芳香環を架橋部として有するジインを用いて、同様の環化反応を行うと、一連のポリアセン(アントラセン、ペンタセンなど)誘導体が得られることがわかた。今回開発した反応により得られたインデン誘導体をブチルリチウム及び四塩化ジルコ二ウムと反応させると、一連の置換インデニル配位子を有するジルコノセン錯体が収率良く得られることを見出した。
    日本学術振興会, 若手研究(B), 北海道大学, 23750097