北原 モコットゥナㇱ (キタハラ モコットゥナㇱ)
アイヌ・先住民研究センター | 教授 |
アイヌ共生推進本部 | 教授 |
Last Updated :2025/07/15
■研究者基本情報
プロフィール情報
- 東アジアの木製祭祀具、アイヌ語、口承文芸、民族音楽に関心あり。
Researchmap個人ページ
ホームページURL
J-Global ID
■経歴
経歴
■研究活動情報
論文
- アイヌ民族の葬制・祖霊祭祀と遺骨の「再埋葬・慰霊」 : 民族誌・文学による検討
北原モコットゥナㇱ
アイヌ・先住民研究, 4, 127, 145, 2024年03月, [査読有り]
日本語, 研究論文(学術雑誌), 45201683 - アイヌの火神はなぜ老婆なのか(第45回大会シンポジウム 神話と昔話―女性神をめぐって―)
北原モコットゥナㇱ
口承文芸研究, 45, 27, 38, 日本口承文芸学会, 2022年03月31日, [査読有り], [国内誌]
日本語, 研究論文(学術雑誌) - 「北海道大学キャンパスガイドマップ」のアイヌ語併記作業について : 翻訳と脱植民地化に関する議論をめぐって
佐藤 知己, 北原モコットゥナシ, イヤス シリヤ
アイヌ・先住民研究, 2, 75, 101, 北海道大学アイヌ・先住民研究センター, 2022年03月01日, [査読有り]
研究論文(学術雑誌) - アイヌ・和人への手紙(2)アイヌ・和人の当事者性 : 付A アイヌ文化の真正性 付B対談:アイデンティティ・当事者性について
北原モコットゥナㇱ
アイヌ先住民研究, 2, 103, 140, 北海道大学アイヌ・先住民研究センター, 2022年03月01日, [査読有り], [筆頭著者]
日本語, 研究論文(学術雑誌) - 特集「歴史的トラウマから展望するアイヌ・先住民研究」序論 : アイヌ/和人への手紙
北原モコットゥナシ
アイヌ・先住民研究, 1, 3, 5, 北海道大学アイヌ・先住民研究センター, 2021年03月
歴史的トラウマと先住民研究に関する特集序論。 - 歴史的トラウマ概念のアイヌ研究への導入を探る
北原モコットゥナシ
アイヌ・先住民学研究, 1, 7, 34, 北海道大学アイヌ・先住民研究センター, 2021年03月, [査読有り]
日本語, 研究論文(学術雑誌), 本稿では、先住民研究において重要な知見を提供してきた歴史的トラウマ概念を取り上げ、アイヌ民族研究における有効性を考える。現代のアイヌ民族の文化状況は、近代のそれとは大きく変化し、偏見や差別を引き起こす文化的差は減少してきていると考えられる。その反面、民族性の違いに起因する疎外感やアウティング(属性の暴露)に対する恐怖といった状況はそれほど変化しておらず、それがアイヌのとしての自己肯定感を持ちにくい状況を生んでいる。歴史的トラウマと、スティグマの概念を導入することによって、こうした状況の説明が可能になる。 次に、トラウマを可視化することと、その解消が研究上・政策上の課題であることを述べる。従来のアイヌ政策では、こうした悲嘆・トラウマの存在やその治癒が意識されないか、軽視され、もっぱら文化振興に重心がおかれてきた。文化の喪失とトラウマは、連動してはいるけれども完全には重ならず、文化を回復すれば差別による問題も解消するわけではない。今後の政策においては、文化復興とは別にトラウマの解消に取り組むこと、その際、他の差別やハラスメントにおける加害防止プログラムなどを参照すべきことを提言する。 - 《研究ノート》近代アイヌ社会のミソジニー・ジャイノフィリア
北原モコットゥナシ
千葉大学ユーラシア言語文化論集, 23, 105, 124, 千葉大学ユーラシア言語文化論講座, 2020年12月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要), 近代以降の民族誌に記された、当該時期のアイヌ社会におけるミソジニー(女性嫌悪)、ジャイノフィリア(女性羨望)の概要をまとめた。 - アイヌ民族が語る「はじまりの物語」
北原 次郎太, モコットゥナシ
原教界, 89, 70, 77, 台湾国立政治大学原住民族研究中心, 2019年10月, [招待有り]
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要), アイヌ民族の口承文芸について基本的な解説をするとともに、台湾先住民との類似などを述べた。 - アイヌ口承文芸に見るシャマン儀礼の再検討
北原次郎太
口承文芸研究, 40, 36, 49, 日本口承文芸学会, 2017年03月, [査読有り], [国内誌]
日本語, 研究論文(学術雑誌), アイヌ民族のシャマン儀礼について、民族誌と口承文芸中の事例をより分け、それぞれの特質を考えた。 - 覚書 : ikupasuyの口舌型式再検討
北原, 次郎太
千葉大学ユーラシア言語文化論集, 17, 103, 134, 千葉大学ユーラシア言語文化論講座, 2015年12月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要), 収集地が明確なikupasuy(捧酒箆・祭具)の資料群をもとに、口舌の有無と形式から地域的特徴を見た。 - ≪テキスト≫『上川アイヌ 熊まつり』収載の祈り詞
北原, 次郎太
千葉大学ユーラシア言語文化論集, 15, 233, 256, 千葉大学ユーラシア言語文化論講座, 2013年12月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要), 1953年に記録された、石狩川中流域から上流のアイヌ語によるクマ送りの祈り詞の翻刻と解説。 - 【資料報告】二谷国松口述 知里真志保筆録 新築祝いの祈り詞
北原, 次郎太
千葉大学ユーラシア言語文化論集, 14, 263, 305, 千葉大学ユーラシア言語文化論講座, 2012年09月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要), アイヌ語沙流方言の話者が、新築儀礼において唱えた祈り詞の翻刻と和訳、解説。東京都保谷市にあった民俗学博物館において。 - 火の神の夫 - apekamuy・cisekorkamuy・cisekamuy -
北原, 次郎太
千葉大学ユーラシア言語文化論集, 10, 105, 142, 千葉大学ユーラシア言語文化論講座, 2008年03月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要), 樺太および北海道西部で女神とされる火の神の夫をテーマに、しばしば誤解される家屋神と家族神の関係、火神の地域的差異についてまとめ、考察した。 - 木幣制作技術の復元 : 形状・加工痕
北原, 次郎太
千葉大学ユーラシア言語文化論集, 7, 7, 69, 88, 千葉大学ユーラシア言語文化論講座, 2004年08月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要), イナウ(木幣・木製祭具)の加工痕を手掛かりに、イナウの制作過程を復元した。 - トンコリの戦後史2 : 1977年〜1998年まで
北原, 次郎太
千葉大学ユーラシア言語文化論集, 6, 6, 67, 94, 千葉大学ユーラシア言語文化論講座, 2003年07月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要), 戦後に北海道に移住した樺太アイヌやその近親者を中心に、北海道や本州に弦楽器トンコリが普及していく過程をまとめた。前稿では1945年~1976年までを扱い、本編では1977年~1998年までを取り扱った。 - 樺太アイヌの火神の祭壇
北原, 次郎太
千葉大学ユーラシア言語文化論集, 5, 72, 96, 千葉大学ユーラシア言語文化論講座, 2002年03月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要), 1945年以前に記録された、樺太アイヌの火神の祭壇について資料を修正し、北海道の祭壇との比較を通じて考察した。 - 沼端ウメ 口述・和田文治郎 筆録「貧しき子婿選びの試験にパスして女を得る」
北原, 次郎太
千葉大学ユーラシア言語文化論集, 4, 4, 44, 59, 千葉大学ユーラシア言語文化論講座, 2001年03月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要), 樺太西海岸鵜城村のアイヌ語話者による口承文芸のテキスト。樺太、北海道で医師として活動する傍ら、アイヌ語の調査を行った和田文治郎のフィールドノートから翻刻、和訳した。
その他活動・業績
- ヤランガに雁のとまる時 アイヌのたましい
北原モコットゥナㇱ, アークティックサークル 北方民族博物館友の会季刊誌, 135, 12, 13, 2025年06月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他) - ヤランガに雁のとまる時 小人の話
北原モコットゥナㇱ, アークティックサークル 北方民族博物館友の会季刊誌, 134, 12, 13, 2025年03月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他) - ヤランガに雁のとまる時 羽衣説話
北原モコットゥナㇱ, アークティックサークル 北方民族博物館友の会季刊誌, 133, 12, 13, 2024年12月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他) - ヤランガに雁のとまる時 お守りの像
北原モコットゥナㇱ, アークティックサークル 北方民族博物館友の会季刊誌, 132, 12, 13, 2024年09月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他) - ヤランガに雁のとまる時 俺の素性をいってみろ
北原モコットゥナㇱ, アークティックサークル 北方民族博物館友の会季刊誌, 131, 12, 13, 2024年06月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他) - 北海道大学におけるアイヌ民族に対する差別的言動を防止するための取組
岡田, 真弓, 北原, モコットゥナシ, 谷本, 晃久, アイヌ・先住民研究/Aynu Teetawanoankur Kanpinuye, 4, 181, 192, 2024年03月29日, [査読有り], [国際誌]
本稿では、北海道大学におけるアイヌ民族に対する差別的言動の防止に係る取組を紹介する。アイヌ民族の人権、歴史、文化、言語を尊重し、学内のアイヌ民族が置かれた環境を改善することは、大学においてアイヌと和民族(和人)等の非アイヌが新たなパートナーシップを築く礎となる。一方、非アイヌの大学構成員にとって、差別・偏見の解消を阻む課題の本質を理解することは容易ではない。アイヌ共生推進本部では、大学構成員がアイヌ民族に対する偏見、先入観、ステレオタイプを認識し、差別や敵対的環境を生み出さないように行動したり、身を守ったりすることができるよう支援するために、学生への教育、教職員への研修、そしてウェブページやリーフレットによる情報発信を行っている。今後もこれらの取組の検証と改善を継続していき、アイヌ民族にとってもその他の構成員にとっても安心で快適な学内環境の実現を目指す。, 北海道大学アイヌ・先住民研究センター/Aynu Teetawanoankur Kanpinuye cise, 日本語, 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) - ヤランガに雁のとまる時 赤いきつねと黒のたぬき
北原モコットゥナㇱ, アークティックサークル 北方民族博物館友の会季刊誌, 130, 12, 13, 2024年03月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他) - ヤランガに雁のとまる時 女神と虹
北原モコットゥナㇱ, アークティックサークル 北方民族博物館友の会季刊誌, 129, 12, 13, 2023年12月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他) - ヤランガに雁のとまる時 雷様のお姿は
北原モコットゥナㇱ, アークティックサークル 北方民族博物館友の会季刊誌, 128, 12, 13, 2023年09月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他) - ヤランガに雁のとまる時 アイヌ文学とジェンダー
北原モコットゥナㇱ, アークティックサークル 北方民族博物館友の会季刊誌, 127, 12, 13, 2023年06月
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他) - ヤランガに雁のとまる時 文学の中の楽器
北原モコットゥナㇱ, アークティックサークル 北方民族博物館友の会季刊誌, 126, 12, 13, 2023年03月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他) - 共生に向けたウシンリッピタ
北原モコットゥナㇱ, 架橋(鳥取市人権情報センター機関誌), 48, 18, 25, 2023年02月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他) - ヤランガに雁のとまる時 文学と文様
北原モコットゥナㇱ, アークティックサークル 北方民族博物館友の会季刊誌, 125, 12, 13, 2022年12月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他) - 海神の信仰と神話
北原モコットゥナㇱ, 令和4年度アイヌ工芸品展図録 アトゥイ 海と奏でるアイヌ文化, 92, 95, 2022年09月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他) - ヤランガに雁のとまる時 人格神の足跡を辿る旅
北原モコットゥナㇱ, アークティックサークル 北方民族博物館友の会季刊誌, 124, 12, 13, 2022年09月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他) - アイヌ文化と遠野物語
北原モコットゥナㇱ, 現代思想7月臨時増刊号, 50, 8, 290, 302, 2022年06月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) - ヤランガに雁のとまる時 口承文芸とシャマニズム
北原モコットゥナㇱ, アークティックサークル 北方民族博物館友の会季刊誌, 123, 12, 13, 2022年06月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他) - ヤランガに雁のとまる時 口承文芸の舞台
北原モコットゥナㇱ, アークティックサークル 北方民族博物館友の会季刊誌, 122, 12, 13, 2022年03月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他) - ヤランガに雁のとまる時 樹木神と船神
北原モコットゥナㇱ, アークティックサークル 北方民族博物館友の会季刊誌, 121, 12, 13, 2021年12月, [招待有り]
日本語 - ヤランガに雁のとまる時 クマ送り 人と動物の交換
北原モコットゥナㇱ, アークティックサークル 北方民族博物館友の会季刊誌, 120, 12, 13, 2021年09月, [招待有り] - ヤランガに雁のとまる時 アイヌ民族の口承文芸
北原モコットゥナㇱ, アークティックサークル 北方民族博物館友の会季刊誌, 119, 2021年06月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他) - 先住民族アイヌの精神世界を知る
北原モコットゥナㇱ, 別冊太陽 : 日本のこころ, 280, 9, 13, 2020年05月, [招待有り]
平凡社, 日本語, 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) - モノ・コトからたどるアイヌの伝統文化 (アイヌをもっと知る図鑑 : 歴史を知り、未来へつなぐ) -- (アイヌ民族の世界観)
北原 モコットゥナシ, 山崎 幸治, 別冊太陽 : 日本のこころ, 280, 82, 96, 2020年05月, [招待有り]
平凡社, 日本語 - 北の旅日記 東南アジアにイナウを追う
北原次郎太, アークティックサークル 北方民族博物館友の会 季刊誌, 98, 2016年03月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他)
書籍等出版物
- ミンタㇻ3 アイヌ民族33のニュース
北原,モコットゥナㇱ, 瀧口, 夕美, 小笠原, 小夜, 第1章から第4章の本文
北海道新聞社, 2024年11月14日, 9784867211472, 127p, 日本語, 一般書・啓蒙書, [共著] - アイヌもやもや : 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。
北原, モコットゥナㇱ(著, 田房, 永子
303BOOKS, 2023年12月12日, 9784909926296, 179p, 日本語, [共著] - ミンタㇻ2 アイヌ民族 21の人物伝
北原 モコットゥナㇱ, 小笠原小夜, テキスト部分
北海道新聞社, 2022年08月27日, 4867210714, 144, 一般書・啓蒙書, 17世紀から現代までの、樺太・北海道・千島のアイヌ民族を紹介。文化解説、様々な世代・職業のアイヌ民族へのインタビューも収録。, [共著] - アイヌ文化史辞典
関根, 達人, 菊池, 勇夫, 手塚, 薫, 北原, モコットゥナㇱ
吉川弘文館, 2022年06月29日, 4642014802, 676, 日本語, 事典・辞書, [共編者(共編著者)] - ミンタㇻ1 アイヌ民族 27の昔話
北原 モコットゥナㇱ, 小笠原, 小夜, テキスト部分
北海道新聞社, 2021年09月18日, 4867210404, 152, 日本語, 新聞(北海道新聞社『週刊まなぶん』)連載を書籍化したもの。
口承文芸の紹介と文化解説、様々な世代・職業のアイヌ民族へのインタビューを収録。, [共著] - 調べる学習百科 アイヌ もっと知りたい! くらしや歴史 (岩崎書店の調べる学習百科シリーズ)
北原, モコットゥナㇱ, 蓑島, 栄紀
岩崎書店, 2018年08月31日, 4265086314, 64, 日本語, 一般書・啓蒙書, [監修] - アイヌ・先住民研究センターブックレット4号 花とイナウ 世界の中のアイヌ文化
北原次郎太, 共著者, 今石みぎわ, 1章、2章(5章、コラム、キーワード集は分担執筆)
2015年03月, [共著] - アイヌの祭具 イナウの研究
北原次郎太
2014年03月, [単著]
講演・口頭発表等
- アイヌ口承文芸の研究+upopoyでの活動
北原モコットゥナㇱ
夏期海外研修, 2022年05月31日, フロリダ大学, 日本語, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
北海道大学, 日本国, [招待講演], [国際会議] - アイヌ語復興に向けた取り組み-言語権とトラウマの回復-
北原モコットゥナㇱ
沖縄外国文学会, 2021年06月19日, 日本語, 口頭発表(招待・特別)
沖縄県那覇市, 日本国, [招待講演], [国内会議] - ウポポイ(民族共生象徴空間)の紹介
北原モコットゥナㇱ
Ainu, Okinawa and Indigeneity Series, 2021年02月23日, ブリティッシュコロンビア大学日本研究センター, 日本語, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
[招待講演], [国際会議] - 共生を志向する教育-2つの世界をつなぐ-
北原モコットゥナㇱ
日本教育行政学会第55回大会, 2020年10月03日, 日本教育行政学会, 日本語, 口頭発表(招待・特別)
北海道大学, 日本国, [招待講演], [国内会議] - 学校副読本のアイヌ語表記から見える問題
北原モコットゥナㇱ
北海道方言研究会第229回例会, 2020年09月13日, 北海道方言研究会, 日本語, 口頭発表(招待・特別)
北海道札幌市札幌国際大学, 日本国, [招待講演], [国内会議] - アイヌ文学の世界-韓・日との比較
北原モコットゥナㇱ
みんぱくゼミナール《特別展関連》, 2020年04月18日, 国立民族学博物館, 日本語, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
大阪府吹田市, 日本国, [招待講演], [国内会議] - アイヌ語とアイヌ文化
北原モコットゥナㇱ
シンポジウム アイヌ語・アイヌ文化と東北文化・東北方言, 2020年01月11日, 弘前学院大学, 日本語, シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
青森県弘前市, 日本国, [招待講演], [国内会議] - 民族的マイノリティ/マジョリティ教育について
北原モコットゥナㇱ
令和元年度 道南ブロック博物館施設等連絡協議会 研修会, 2019年06月28日, 道南ブロック博物館施設等連絡協議会, 日本語, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
北海道八雲町, 日本国, [招待講演], [国内会議] - アイヌ文化の次世代継承
北原モコットゥナㇱ
グリーンランドとアイヌの狩猟文化:環境保全と文化継承の取り組みから, 2019年02月15日, 北海道大学低温科学研究所/アイヌ・先住民研究センター, 日本語, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
北海道札幌市北海道大学総合博物館, 日本国 - 好意か偏見か-アイヌ文化紹介・教育のあり方とは
北原モコットゥナㇱ
平成30年度アイヌ文化財専門職員等研修会, 2019年01月13日, 北海道教育委員会, 日本語, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
北海道札幌市, 日本国, [招待講演], [国内会議] - 人格神の習合を考える-アイヌと隣接諸地域の伝承を手がかりに-
北原モコットゥナㇱ
シンポジウム「アイヌ・日本・北方諸民族の人格神をめぐって」(札幌学院大学言語学談話会第93回・北フォーラム通算第29回 共催), 2018年10月28日, 札幌学院大学, 日本語, 口頭発表(基調)
北海道江別市文京台11番地B101教室, 日本国, [招待講演], [国内会議] - 共生に向けたウシンリッピタ
北原モコットゥナㇱ, 橋本隆行
2018年10月05日, 名寄市立大学, 日本語, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
北海道, 日本国, [招待講演], [国内会議] - 「民族共生」実現に向けた教育を
北原モコットゥナㇱ
人権教育講演会, 2018年07月30日, 札幌市教育委員会, 日本語, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
北海道札幌市, 日本国, [招待講演], [国内会議] - アイヌ文化学習用の教材紹介
北原モコットゥナㇱ
2017年12月12日, 釧路アイヌ協会, 日本語, シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
釧路市春採生活館, 日本国, [国内会議] - 石川県輪島市に残された奉納イナウ
北原モコットゥナㇱ
北海道民族学会, 2017年10月14日, 北海道民族学会, 日本語, 口頭発表(一般)
釧路市, 日本国 - 新採用者向け研修「北海道の歴史と文化」
北原モコットゥナㇱ
2017年06月20日, NHK札幌放送局, 日本語, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
北海道札幌市, 日本国, 札幌放送局に新規に勤務することになった職員向けの、アイヌ民族の文化・歴史の概説、報道で取り上げる際のポイントなどを解説。, [招待講演] - アイヌ文化は生きているー文化復興の今ー
北原モコットゥナㇱ
様似町生活館活動推進事業 講演会, 2017年03月04日, 様似町教育委員会, 日本語, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
北海道様似町, 日本国, [招待講演] - アイヌ文化財の保全と活用
北原モコットゥナㇱ
平成28年度アイヌ民族文化財専門職員等研修会, 2017年02月24日, 北海道教育委員会, 日本語, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
北海道札幌市, 日本国, [招待講演], [国内会議] - アイヌ語学習の現状と課題
北原モコットゥナㇱ
危機的な状況にある言語・方言に関する研究協議会, 2016年09月23日, 文化庁国語科, 口頭発表(招待・特別)
東京都, 日本国, [招待講演], [国内会議] - 共生のための民族教育 ー考え方と教材ー
北原モコットゥナㇱ
学校教育におけるアイヌ文化に関する講習会, 2016年01月12日, 日本語, 口頭発表(招待・特別)
北海道札幌市, 日本国, [招待講演], [国内会議] - アイヌ文化のかたちー生活様式にみる伝統工芸の世界ー
北原モコットゥナㇱ
函館市北方民族資料館ミュージアムトーク, 2015年10月, 函館市北方民族資料館, 日本語, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
北海道函館市, 日本国, [招待講演], [国内会議]
担当経験のある科目_授業
- 文化人類学
札幌大谷大学
2017年 - 現在, 日本国 - 文化人類学
小樽商科大学
2010年 - 現在, 日本国 - 人間の理解(歴史と文化)
北海道科学大学
2019年 - 2023年 - ユーラシア口承文芸論a
千葉大学
2014年08月 - 2014年08月 - アイヌの歴史と文化
上智大学
2014年02月 - 2014年03月 - アイヌ文化論
札幌大学
2014年 - 異文化理解と共生
筑波大学
2013年02月 - 初級アイヌ語
札幌大学
2010年 - 2013年 - 文化史特殊講義F
札幌学院大学
2008年09月 - 2009年03月 - アイヌ文化論演習c
千葉大学
2008年08月 - 2008年08月 - 初級アイヌ語
2007年09月 - 2008年03月 - アイヌ語入門
藤女子大学
2005年04月 - 2005年08月
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 先住民族研究形成に向けた人類学と批判的社会運動を連携する理論の構築
科学研究費助成事業
2020年04月01日 - 2025年03月31日
太田 好信, 瀬口 典子, 辻 康夫, 松島 泰勝, 池田 光穂, 冨山 一郎, 加藤 博文, 北原 次郎太
本研究は、二つの相互に関連する目的をもつ。第一に、日本ではいまだ黎明期にある先住民族研究が、既存の学問領域(人類学、文化人類学、政治学、考古学、歴史学)、ならびに批判的社会運動との対話を通し、多様性を重んじる社会を形成するにあたり重要な役割を果たすという主張に理論的根拠を付与することである。(ここでは先住民族研究を先住民族による自らのための知と便宜的に捉えておく。)第二に、海外(とくに、アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど)では高等研究機関内に先住民族研究の拠点が存在し、既存の学問、ならびに批判的社会運動との連携も進行中であるが、この事実を念頭におき、それらの諸機関との間に知的交流の回路を形成し、その結果、日本における先住民族研究の存在意義を理論的に補強することである。
一部の例外はあるものの、令和2(2020)年度はコロナ禍の影響を受け、上記、第二の目的である海外調査はほぼ不可能であったため、第一の目的の具体的根拠となる活動をおこなった。とくに、琉球人遺骨返還を求める批判的社会運動と学術との対話を促進した。対話の前提となる(遺骨返還に関する)共通認識を獲得するために、現地視察、聞き取りもおこなった。さらに、遺骨返還をテーマにした「対話」シンポジウムを二度開催した。さらに、アイヌ民族による批判的社会運動について、聞き取り調査をおこなった。また、理論形成を進めるため、科研代表者と分担者との間で、研究打ち合わせ会を全5回おこなった。令和2(2020)年度の活動から、当初は予想していなかった社会運動内部におけるジェンダーによる無意識の階層化についても、今後、検討を要するという提起がなされた。理論的課題として、アイヌ民族や琉球民族の存在を否定する側の論理と批判的社会運動との矛盾した関係について考察を深める必要があるという認識にも至った。
日本学術振興会, 基盤研究(A), 九州大学, 20H00048 - アイヌ文化の基層と形成過程における古代日本文化の影響に関する基礎的研究
科学研究費助成事業
2015年04月01日 - 2018年03月31日
蓑島 栄紀, 三上 喜孝, 田中 史生, 笹生 衛, 北原 次郎太, 瀬川 拓郎, 井上 雅孝, 原 京子, 奈良 智法, 鈴木 和子, 藤原 弘明
本研究では、古代日本(とくに東北地方)の文化と、同時代の北海道文化・アイヌ文化との関係について、宗教や儀礼の側面から、具体的な比較検討をおこなった。特に、宗教・儀礼にかかわる金属製品や木製品などの分布や形態、機能について検討した。
それにより、アイヌ文化における宗教・儀礼の道具の源流が、擦文時代やそれ以前に遡る可能性が指摘できた。また、古代北海道やその隣接地域における宗教・儀礼の痕跡が、交易や交流において重要な場所に多くみられる傾向を指摘することができた。
日本学術振興会, 基盤研究(C), 北海道大学, 15K02824 - 「日本型先住民族政策」の憲法政策学的・学際的研究
科学研究費助成事業
2011年04月01日 - 2016年03月31日
常本 照樹, 佐々木 雅寿, 山下 竜一, 長谷川 晃, 辻 康夫, 北原 次郎太, 山崎 幸治, 加藤 博文
英米型の先住民族政策とは異なる、日本とアイヌ民族の実状に適合した先住民族政策のあり方を追求した結果、憲法13条の「個人の尊重」に個人としてのアイヌが自らのアイデンティティを選択する自由の根拠を求め、その自由を実質化する責務を国に課すことによって民族文化の復興を目指すことが、第一段階として必要にして合理的であることが明らかになるとともに、文化の伝承・発信の具体的あり方も示すことができた。また文化の復興は、社会的・経済的地位の向上政策に対する国民理解の推進のために必要であるだけでなく、地位の向上に主体的に取り組むアイヌの累増のためにも有効であることが明らかになった。
日本学術振興会, 基盤研究(A), 北海道大学, 23243004 - 大学博物館所蔵古写真の現代的意義に関する研究
科学研究費助成事業
2009年 - 2011年
加藤 克, 山崎 幸治, 北原 次郎太, 三浦 泰之, 市川 秀雄, 猪熊 樹人, 内田 祐一, 大沼 忠春, 熊崎 農夫博, 古原 敏弘, 佐藤 理夫, 鈴木 邦輝, 角 達之助, 高谷 文仁, 坪岡 始, 福士 廣志, 薮中 剛司
博物館関係者が残したおよそ25,000カットにおよぶ古写真(プリント・ネガ)のデジタル化とデータベース化を行い、被写体や撮影場所、撮影時期の調査を行った。本研究では、(1)写真を用いて博物館標本の失われた情報を復元したこと、(2)アイヌ文化研究の基盤となる情報となりうることを確認したこと、(3)地域文化財の記録を復元したことなどが成果といえる。さらに、整理結果を目録(報告書)として刊行し、各地域の大学・図書館等に配布し、本プロジェクト期間に限定されない利用体制を構築したことが最大の成果である。
日本学術振興会, 基盤研究(C), 北海道大学, 21601001