西山 徳明 (ニシヤマ ノリアキ)

観光学高等研究センター教授
アイヌ・先住民研究センター教授
Last Updated :2024/12/04

■研究者基本情報

学位

  • 博士(工学), 京都大学, 1995年03月

Researchmap個人ページ

研究キーワード

  • 建築学
  • 都市計画
  • 文化遺産マネジメント
  • ツーリズム
  • 文化財保存活用地域計画
  • 文化的景観
  • 伝統的建造物群保存地区
  • 観光開発国際協力
  • リビングヘリテージ

研究分野

  • 人文・社会, 観光学
  • 社会基盤(土木・建築・防災), 建築計画、都市計画

■経歴

経歴

  • 2010年04月 - 現在
    北海道大学, 観光学高等研究センター, 教授
  • 2013年04月 - 2019年03月
    北海道大学, 観光学高等研究センター, 教授/センター長
  • 2004年 - 2010年
    九州大学芸術工学研究院教授
  • 1998年 - 2007年
    国立民族学博物館客員助教授(併任)
  • 2003年 - 2004年
    九州大学芸術工学研究院助教授
  • 1995年 - 2003年
    九州芸術工科大学芸術工学部環境設計学科助教授
  • 1992年 - 1995年
    九州芸術工科大学芸術工学部環境設計学科助手

学歴

  • 1988年04月 - 1992年05月, 京都大学, 工学研究科, 博士課程
  • 1986年04月 - 1988年03月, 京都大学, 工学研究科, 修士課程, 日本国
  • 1980年04月 - 1986年03月, 京都大学, 工学部, 建築学第二学科, 日本国

委員歴

  • 2022年07月 - 現在
    別海町教育委員会, 別海町文化財保存活用地域計画策定協議会委員, 自治体
  • 2022年06月 - 現在
    公益財団法人日本ナショナルトラスト, 観光資源専門委員, その他
  • 2022年05月 - 現在
    公益財団法人江頭ホスピタリティ事業振興財団, 助成対象審査委員会 委員, その他
  • 2021年10月 - 現在
    文化庁 (広域文化観光・まちづくりグループ), 文化財保存活用地域計画 指導専門家, 政府
  • 2021年10月 - 現在
    札幌市, はぐくみの軸強化方針検討会 委員, 自治体
  • 2021年04月 - 現在
    熊本県 (阿蘇世界文化遺産登録推進協議会), 保存管理専門部会 委員, 自治体
  • 2020年03月 - 現在
    中標津町教育委員会, 中標津町文化財保存活用地域計画協議会委員, 自治体
  • 2019年10月 - 現在
    熊本県, 阿蘇の文化的景観マネジメント委員会 会長, 自治体
  • 2019年05月 - 現在
    下郷町教育委員会, 下郷町伝統的建造物群保存地区保存審議会 委員, 自治体
  • 2018年04月 - 現在
    公益財団法人はまなす財団, 知床斜里町観光協会アドバイザー, その他
  • 2017年06月 - 現在
    熊本県(阿蘇世界文化遺産登録推進協議会), 阿蘇世界文化遺産学術委員会 委員, 自治体
  • 2017年02月 - 現在
    文化庁, 地域文化総合活用推進事業に係る協力者会議 委員, 政府
  • 2016年09月 - 現在
    岩国市, 「錦帯橋資料館整備検討委員会」会長, 自治体
  • 2016年04月 - 現在
    別海町, 「教育委員会別海町史跡旧奥行臼駅逓所整備検討委員会」委員, 自治体
  • 2016年04月 - 現在
    札幌市, 「豊平館アドバイザー会議」委員, 自治体
  • 2015年12月 - 現在
    日本エコツーリズム協会, 「エコツーリズム大賞本審査委員会審査」委員, その他
  • 2015年06月 - 現在
    文化庁文化財部, 文化財保存活用大網及び文化財保存活用地域計画等に関する検討会 委員, 政府
  • 2014年04月 - 現在
    太宰府市, 太宰府市景観・市民遺産会議委員, 自治体
  • 2013年07月 - 現在
    国際連合世界観光機構(UNWTO)アジア太平洋センター, スペシャルアドバイザー, 政府
  • 2013年04月 - 現在
    萩市, 萩まちじゅう博物館文化遺産活用事業実行委員会講師, 自治体
  • 2012年06月 - 現在
    国土交通省国土交通大学校, 専門課程 歴史まちづくりによる地域活性化・観光振興研修 講師, 政府
  • 2012年04月 - 現在
    竹富町, 伝統的建造物群保存地区等保存審議会, 自治体
  • 2012年04月 - 現在
    別海町, 史跡旧奥行臼駅逓所保存管理計画策定委員会委員, 自治体
  • 2010年05月 - 現在
    国際協力事業団(JICA), 課題別支援委員会(観光セクター開発分野)委員, 政府
  • 2009年07月 - 現在
    岩国市, 帯橋世界文化遺産専門委員会, 自治体
  • 2009年04月 - 現在
    (社)日本ユネスコ協会連盟, 「未来遺産プロジェクト委員会」委員, その他
  • 2007年10月 - 現在
    岐阜県白川村, 景観審議会会長, 自治体
  • 2007年04月 - 現在
    財団法人日本交通公社, 専門委員, その他
  • 2007年 - 現在
    財団法人日本交通公社専門委員
  • 2006年12月 - 現在
    文化遺産国際協力コンソーシアム, 会員, 学協会
  • 2006年10月 - 現在
    日本イコモス, 会員, 学協会
  • 2006年06月 - 現在
    NPO法人全国町並み保存連盟, 理事, その他
  • 2005年06月 - 現在
    竹富島遺産管理型NPO「NPOたきどぅん」, 主任研究員, その他
  • 2003年10月 - 現在
    萩市, 萩まちじゅう博物館推進委員会委員, 自治体
  • 1990年04月 - 現在
    日本都市計画学会会員, 会員, 学協会
  • 1986年04月 - 現在
    日本建築学会会員, 会員, 学協会
  • 2016年01月 - 2022年05月
    国立研究開発法人土木研究所, 外部評価委員, 政府
  • 2020年 - 2022年03月
    太宰府市教育委員会, 太宰府市文化財保存活用地域計画策定協議会 会長, 自治体
  • 2015年01月 - 2021年10月
    国土交通省北海道局, 「国土審議会」専門委員, 政府
  • 2011年04月 - 2021年03月
    文化庁, 文化審議会専門委員(文化財分科会), 政府
  • 2015年05月 - 2020年06月
    2020東京オリ・パラの成功を支援する北海道の会, 常任幹事, その他
  • 2019年04月 - 2020年03月
    文化庁, 文化庁選定「歴史の道百選」追加選定委員会 委員, 政府
  • 2018年05月 - 2020年03月
    北海道, 史跡「開拓使札幌本庁本庁舎跡および旧北海道庁本庁舎」の保存活用に関する有識者懇談会 委員, 自治体
  • 2018年04月 - 2020年03月
    公益財団法人はまなす財団, 「知床斜里町観光協会アドバイザー」, その他
  • 2018年04月 - 2020年03月
    札幌市, 「歴史文化基本構想策定委員会」副会長, 自治体
  • 2018年04月 - 2020年03月
    札幌市, 歴史文化基本構想策定委員会 副会長, 自治体
  • 2017年04月 - 2020年03月
    札幌市, 「都市景観審議会」会長, 自治体
  • 2016年07月 - 2019年06月
    北海道, 北海道景観審議会委員, 自治体
  • 2017年05月 - 2019年05月
    公益社団法人日本都市計画学会, 理事, 学協会
  • 2019年02月 - 2019年03月
    文化庁(地域文化創生本部事務局), 「文化財保存活用地域計画広報コンテンツ」制作委託業務に係る技術審査専門員, 政府
  • 2018年05月 - 2019年03月
    北海道, 「史跡『開拓使札幌本庁本庁舎跡および旧北海道庁本庁舎』の保存活用に関する有識者懇談会」委員, 自治体
  • 2012年09月 - 2019年03月
    和歌山大学観光学部・大学院観光学研究科, 観光教育研究アドバイザー, 学協会
  • 2018年07月 - 2018年07月
    北海道, 「ほっかいどう歴史・文化・自然「体感」交流空間構想検討会議(第2回)」有識者委員(2018.7.13), 自治体
  • 2018年06月 - 2018年06月
    日本展示学会, 「日本展示学会第37回研究大会」講演講師(2018.6.30), 学協会
  • 2018年06月 - 2018年06月
    文化庁, 「平成30年度 歴史文化基本構想連絡協議会」パネリスト・コーディネーター(2018.6.27,28), 政府
  • 2018年06月 - 2018年06月
    国土交通大学校, 「平成30年度専門課程観光・歴史まちづくり行政研修」講師(2018.6.14), 学協会
  • 2017年08月 - 2018年06月
    竹富町, 「竹富島地域自然資産協議会」委員, 自治体
  • 2018年05月 - 2018年05月
    札幌市, 札幌市歴史文化基本構想策定支援業務に係る企画競争実施委員会 委員, 自治体
  • 2018年04月 - 2018年04月
    北海道教育委員会, 「平成30年度高等学校進路指導対策会議講話」講師(2018.4.27), 自治体
  • 2017年06月 - 2018年03月
    札幌市, 「札幌市歴史的資産保存活用推進方針検討委員会」委員, 自治体
  • 2017年06月 - 2018年03月
    北海道, 北海道の歴史文化施設活性化に関する懇談会 構成員, 自治体
  • 2017年06月 - 2018年03月
    札幌市, 札幌市歴史的資産保存活用推進方針検討委員会 委員, 自治体
  • 2016年09月 - 2018年03月
    岩国市, 錦帯橋資料館整備検討委員会 会長, 自治体
  • 2016年07月 - 2018年03月
    萩市, 「堀内・平安古伝建地区整備活用協議会」委員, 自治体
  • 2016年07月 - 2018年03月
    萩市, 佐々並市旧小林家住宅整備活用協議会 委員, 自治体
  • 2012年04月 - 2018年03月
    美瑛町, 景観審議会特別委員, 自治体
  • 2018年01月 - 2018年01月
    北海道教育委員会, 「平成29年度ハイレベル学習セミナー」講師(2018.1.5), 自治体
  • 2017年12月 - 2017年12月
    独立行政法人国際協力機構, 調査団員(Fiji)(2017.12.10〜18), 政府
  • 2017年12月 - 2017年12月
    独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, パネルディスカッションのコメンテーター(2017.12.9), 学協会
  • 2016年11月 - 2017年10月
    竹富町教育委員会, 重要文化財旧与那国家住宅活用計画策定委員会 委員, 自治体
  • 2017年08月 - 2017年08月
    学校法人立命館, 「JICA研修」講師(2017.8.1), 学協会
  • 2017年06月 - 2017年06月
    国土交通大学校, 「H29年度専門課程観光・歴史まちづくり行政研修」講師(2017.6.13), 学協会
  • 2017年06月 - 2017年06月
    内閣府, 「パネルディスカッション」コーディネータ(2017.6.18), 政府
  • 2016年08月 - 2017年03月
    寿都町, 教育委員会 寿都町歴史文化基本構想策定委員, 自治体
  • 2016年07月 - 2017年03月
    萩市, 「佐々並市旧小林家住宅整備活用協議会」委員, 自治体
  • 2016年07月 - 2017年03月
    沖縄県, マリンタウンMICEエリアまちづくりビジョン策定委員会委員, 自治体
  • 2015年06月 - 2017年03月
    北海道, 「赤レンガ庁舎保存活用検討委員会」委員, 自治体
  • 2015年05月 - 2017年03月
    美瑛町, 十勝岳山麓ジオパーク推進協議会 十勝岳山麓ジオパーク推進協議会学識顧問, 自治体
  • 2013年04月 - 2017年03月
    (社)日本都市計画学会北海道支部, 副支部長, 学協会
  • 2012年04月 - 2017年03月
    札幌市, 都市景観審議会委員, 自治体
  • 2004年09月 - 2017年03月
    NPO萩まちじゅう博物館, 顧問, その他
  • 2016年01月 - 2016年03月
    国立大学法人琉球大学, 非常勤講師, 学協会
  • 2015年10月 - 2016年03月
    株式会社農都共生総合研究所, 農山漁村地域ビジネス創出人材育成事業プログラム委員会, その他
  • 2015年08月 - 2016年03月
    江差町, 歴史文化基本構想策定委員会委員, 自治体
  • 2015年07月 - 2016年03月
    宗像市, 「宗像・沖ノ島と関連遺産群」世界遺産推進会議委員, 自治体
  • 2015年07月 - 2016年03月
    北海道開発局, 歴史・文化観光に関する検討委員会, 政府
  • 2014年04月 - 2016年03月
    国際協力事業団(JICA), JICA研修「中南米地域 持続可能な地域観光開発」コース講師(28年3月まで), 政府
  • 2013年08月 - 2016年03月
    北海道, 「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録推進のあり方に関する意見交換会委員, 自治体
  • 2005年10月 - 2016年03月
    熊本市, 国指定史跡「池辺寺跡」整備指導委員会委員, 自治体
  • 2002年10月 - 2016年03月
    萩市, 伝統的建造物群保存地区保存審議会委員, 自治体
  • 2014年08月 - 2015年07月
    国土交通省, 「日本らしく美しい景観づくりに関する懇談会」メンバー, 政府
  • 2014年10月 - 2015年03月
    国土交通省, 「都市景観大賞」審査委員, 政府
  • 2014年03月 - 2015年03月
    北海道, 縄文遺産群保存管理計画検討会議実行委員会「北海道縄文遺産群保存管理計画検討会議」委員, 自治体
  • 2013年09月 - 2015年03月
    宇治市, 重要文化的景観「宇治の文化的景観」保存整備計画作成にかかる専門指導員, 自治体
  • 2013年04月 - 2015年03月
    札幌市, 豊平館修理整備等検討委員会委員, 自治体
  • 2013年02月 - 2015年03月
    尾道市, 文化財保存活用推進準備委員会アドバイザー, 自治体
  • 2012年09月 - 2015年03月
    奄美市, 赤木名地区文化的景観等策定専門委員会委員, 自治体
  • 2012年04月 - 2015年03月
    阿蘇市, 阿蘇環境デザイン策定委員会委員, 自治体
  • 2010年04月 - 2015年03月
    阿蘇市, 阿蘇文化的景観調査検討委員会学術検討部会(土地利用部門)協力員, 自治体
  • 2013年07月 - 2014年03月
    文部科学省, 平成25年度 成長分野等における中核的専門人材養成の戦略的推進事業〜観光分野における教育認証のための情報公開ガイドライン開発と横断的教育教材の開発調査開発委員, 政府
  • 2013年01月 - 2014年03月
    荒尾市, 旧万田坑施設保存活用計画策定委員会委員, 自治体
  • 2012年05月 - 2014年03月
    平戸市, 文化的景観推進委員会委員, 自治体
  • 2012年05月 - 2014年03月
    文化庁, 文化審議会世界文化遺産・無形文化遺産部会世界文化遺産特別委員会ワーキンググループ委員, 政府
  • 2011年07月 - 2014年03月
    宇城市, 三角西港保存活用計画策定委員会委員, 自治体
  • 2011年04月 - 2014年03月
    太宰府市景観・市民遺産会議, 議長, 自治体
  • 2010年04月 - 2014年03月
    国際協力事業団(JICA), JICA研修「中南米地域 持続可能な地域観光開発」コース コースリーダー, 政府
  • 2005年10月 - 2014年03月
    雲仙市, 伝統的建造物群保存地区保存審議会委員, 自治体
  • 2010年04月 - 2013年03月
    阿蘇市, 阿蘇文化的景観調査検討委員会委員, 自治体
  • 2010年04月 - 2013年03月
    日南市, 坂元棚田文化的景観保護・活用計画策定委員, 自治体
  • 2010年04月 - 2013年03月
    国立大学法人九州大学大学院芸術工学府, 非常勤講師, 学協会
  • 2010年 - 2013年03月
    岐阜県白川村世界遺産マスタープラン策定委員会委員
  • 2008年10月 - 2013年03月
    (社)日本都市計画学会, 表彰委員会委員, 学協会
  • 2007年07月 - 2013年03月
    愛媛県内子町, 伝統的建造物群保存地区保存審議会委員, 自治体
  • 2010年08月 - 2012年03月
    岐阜県白川村, 世界遺産マスタープラン策定委員会委員, 自治体
  • 2010年08月 - 2012年03月
    愛媛県教育委員会, 愛媛県歴史の道総合計画策定委員会委員, 自治体
  • 2010年07月 - 2012年03月
    文化庁, 「歴史文化基本構想(仮称)」策定技術指針に関する検討委員会委員, 政府
  • 2010年04月 - 2012年03月
    文化庁「歴史文化基本構想(仮称)」策定技術指針に関する検討委員会委員, 政府
  • 2009年12月 - 2012年03月
    大洲市, 歴史的風致維持向上計画協議会委員, 自治体
  • 2009年08月 - 2012年03月
    荒尾市, 万田坑整備専門委員会, 自治体
  • 2009年 - 2012年03月
    太宰府市太宰府市民遺産推進計画策定委員会委員, 自治体
  • 2007年11月 - 2012年03月
    愛媛県内子町, 上芳我家保存活用委員会, 自治体
  • 2010年 - 2012年
    愛媛県教育委員会愛媛県歴史の道総合計画策定委員会委員, 自治体
  • 2010年08月 - 2011年03月
    由布市, 観光基本計画策定委員会委員, 自治体
  • 2010年 - 2011年03月
    由布市観光基本計画策定委員会委員
  • 2009年03月 - 2011年03月
    太宰府市, 太宰府市民遺産推進計画策定委員会委員, 自治体
  • 2009年02月 - 2011年03月
    雲仙市, 景観計画策定委員会委員, 自治体
  • 2009年 - 2011年03月
    大洲市歴史的風致維持向上計画協議会委員
  • 2009年 - 2011年03月
    萩市佐々並市伝統的建造物群保存地区保存計画策定委員会委員, 自治体
  • 2008年12月 - 2011年03月
    奄美市・伊仙町・宇検村, 文化財総合的把握モデル事業専門委員, 自治体
  • 2008年11月 - 2011年03月
    尾道市, 歴史文化基本構想等調査委員会委員, 自治体
  • 2008年10月 - 2011年03月
    日南市, 歴史文化基本構想等策定委員会委員, 学協会
  • 2009年 - 2011年
    荒尾市万田坑整備専門委員会, 自治体
  • 2008年 - 2011年
    奄美諸島歴史文化基本構想等策定専門委員会委員, 自治体
  • 2008年 - 2011年
    尾道市歴史文化基本構想等調査委員会委員, 自治体
  • 2008年 - 2011年
    太宰府市景観計画策定委員会委員, 自治体
  • 2008年 - 2011年
    日南市歴史文化基本構想等策定委員会委員, 自治体
  • 2010年05月 - 2010年05月
    国際協力事業団(JICA), ヨルダン・ハシミテ王国:観光セクター開発事業エコミュージアム構想にかかる現地調査団長(10日間), 政府
  • 2009年04月 - 2010年03月
    熊本県人吉市, 国宝青井阿蘇神社保存活用計画策定委員委員, 自治体
  • 2008年11月 - 2010年03月
    太宰府市, 景観計画策定委員会委員, 自治体
  • 2008年09月 - 2010年03月
    うきは市, 新川・田篭地区文化的景観保存調査委員会委員, 自治体
  • 2008年09月 - 2010年03月
    南島原市, 文化財専門委員会委員, 自治体
  • 2008年08月 - 2010年03月
    沖縄県, 沖縄県持続可能な観光地づくり支援事業委員会委員, 自治体
  • 2008年 - 2010年03月
    (社)日本都市計画学会表彰委員会委員, 学協会
  • 2008年 - 2010年03月
    南島原市文化財専門委員会委員, 自治体
  • 2007年10月 - 2010年03月
    福岡県八女市, 景観計画策定委員会会長, 自治体
  • 2007年09月 - 2010年03月
    萩市, 世界遺産特別委員会委員, 自治体
  • 2007年07月 - 2010年03月
    日本建築学会, 「都市・地域マネジメント小委員会」委員, 学協会
  • 2007年07月 - 2010年03月
    日本建築学会, 「建築・街並み・地域のあり方特別調査委員会」委員, 学協会
  • 2007年06月 - 2010年03月
    日田市, 景観計画策定委員会委員, 自治体
  • 2007年06月 - 2010年03月
    日田市, 文化的景観保存計画策定委員会委員, 自治体
  • 2007年 - 2010年03月
    愛媛県内子町伝統的建造物群保存地区保存審議会委員, 自治体
  • 2006年06月 - 2010年03月
    大野城市, 都市計画審議会委員, 自治体
  • 2005年08月 - 2010年03月
    日田市, 文化財保存審議会委員(文化的景観担当), 自治体
  • 2002年08月 - 2010年03月
    八女市, 文化的景観審議会委員, 自治体
  • 2001年04月 - 2010年03月
    大刀洗町, 高橋官衙遺跡整備指導委員会委員, 自治体
  • 2000年04月 - 2010年03月
    福岡市, ごみ減量・リサイクル推進会議委員, 自治体
  • 1997年12月 - 2010年03月
    朝倉市(旧甘木市), 歴史的景観審議会委員, 自治体
  • 1996年04月 - 2010年03月
    うきは市(旧吉井町), 伝統的建造物群保存地区景観保存審議会委員, 自治体
  • 2009年 - 2010年
    雲仙市景観計画策定委員会委員
  • 2008年 - 2010年
    うきは市新川・田篭地区文化的景観保存調査委員会委員
  • 2008年 - 2010年
    沖縄県持続可能な観光地づくり支援事業委員会委員(沖縄県)
  • 2007年 - 2010年
    福岡県八女市景観計画策定委員会会長
  • 2007年 - 2010年
    日本建築学会「都市・地域マネジメント小委員会」委員
  • 2007年 - 2010年
    日本建築学会「建築・街並み・地域のあり方特別調査委員会」委員
  • 2010年
    国際協力事業団(JICA)ヨルダン・ハシミテ王国:観光セクター開発事業エコミュージアム構想にかかる現地調査団長(10日間)
  • 2008年12月 - 2009年03月
    八女市, 大規模建設事業評価委員会, 自治体
  • 2008年10月 - 2009年03月
    八女市, 杉町高塚線整備研究委員会委員, 自治体
  • 2007年07月 - 2009年03月
    山口県, 文化財等保存活用調査研究委員会委員, 自治体
  • 2007年06月 - 2009年03月
    岐阜県白川村, 伝統的建造物群保存対策協議会委員, 自治体
  • 2007年 - 2009年03月
    愛媛県内子町上芳我家保存活用委員会, 自治体
  • 2007年 - 2009年03月
    岐阜県白川村伝統的建造物群保存対策協議会委員, 自治体
  • 2007年 - 2009年03月
    日田市景観計画策定委員会委員, 自治体
  • 2007年 - 2009年03月
    日田市文化的景観保存計画策定委員会委員, 自治体
  • 2005年10月 - 2009年03月
    国立民族学博物館, 共同研究員(研究代表), 学協会
  • 2008年09月 - 2009年02月
    国際協力事業団(JICA), 派遣専門家(ヨルダンSAPI調査), 政府
  • 2008年 - 2009年
    八女市大規模建設事業評価委員会
  • 2008年 - 2009年
    八女市杉町高塚線整備研究委員会委員
  • 2008年 - 2009年
    国際協力事業団(JICA)派遣専門家(ヨルダンSAPI調査)
  • 2007年 - 2009年
    萩市世界遺産特別委員会委員
  • 2007年 - 2009年
    山口県文化財等保存活用調査研究委員会委員
  • 2008年05月 - 2008年09月
    八女市, 都市計画道路見直し委員会委員, 自治体
  • 2008年04月 - 2008年04月
    日本国際協力銀行(JBIC), 専門家派遣(ヨルダン)(14日間), 政府
  • 2004年10月 - 2008年03月
    伊万里市, 国指定史跡「大川内鍋島藩窯跡」保存整備計画策定委員会委員, 自治体
  • 2008年 - 2008年
    八女市都市計画道路見直し委員会委員
  • 2008年
    日本国際協力銀行(JBIC)専門家派遣(ヨルダン)(14日間)
  • 2007年11月 - 2007年11月
    日本国際協力銀行(JBIC), 専門家派遣(ヨルダン)(11日間), 政府
  • 2006年11月 - 2007年10月
    文化庁, 文化審議会文化財分科会企画調査会委員, 政府
  • 2007年07月 - 2007年07月
    日本国際協力銀行(JBIC), 専門家派遣(ヨルダン)(10日間), 政府
  • 2006年10月 - 2007年03月
    福岡県, 旧福岡県公会堂貴賓館活用計画検討委員会委員長, 自治体
  • 2006年04月 - 2007年03月
    福岡市, 病院PFIアドバイザー審査委員会委員, 自治体
  • 2006年02月 - 2007年03月
    廿日市市, 厳島門前町伝統的建造物群保存対策調査委員会委員, 自治体
  • 2006年 - 2007年03月
    萩市, 浜崎拠点施設(旧山村家)施設整備検討委員会委員, 自治体
  • 2005年04月 - 2007年03月
    太宰府市, 景観まちづくり懇話会委員, 自治体
  • 2001年10月 - 2007年03月
    福岡市, PFI事業推進委員会委員, 自治体
  • 1999年04月 - 2007年03月
    福岡市, 都市景観賞選考委員会委員, 自治体
  • 2006年 - 2007年
    旧福岡県公会堂貴賓館活用計画検討委員会委員長(福岡県)
  • 2007年
    日本国際協力銀行(JBIC)専門家派遣(ヨルダン)(11日間)
  • 2007年
    日本国際協力銀行(JBIC)専門家派遣(ヨルダン)(10日間)
  • 2005年10月 - 2006年03月
    長崎県, 景観アドヴァイザー(雲仙市に関する), 自治体
  • 2002年10月 - 2005年05月
    竹富島遺産管理型NPO「NPOたきどぅん」, 理事, その他
  • 2004年10月 - 2005年03月
    伊万里市, 学校給食センター(仮称)整備事業提案審査委員会会長, 自治体
  • 2004年08月 - 2005年03月
    広島県宮島町, 「宮島の町並み調査委員会」委員, 自治体
  • 2004年04月 - 2005年03月
    八女市, 都市計画マスタープラン策定委員会会長, 自治体
  • 2003年11月 - 2005年03月
    文化庁, 伝統的建造物群保存地区保存指針等の検討に関する協力者会議委員, 政府
  • 2003年08月 - 2005年03月
    太宰府市, 文化財保存活用計画策定委員会委員, 自治体
  • 2002年06月 - 2004年06月
    財団法人福岡市くらしの環境財団, 評議委員会評議員, その他
  • 2002年06月 - 2004年06月
    日本建築学会, 九州支部代議員, 学協会
  • 2002年04月 - 2004年06月
    環境省, 「竹富島ビジターセンター」整備検討会議, 政府
  • 2002年05月 - 2004年05月
    福岡県, 都市計画マスタープラン策定委員会委員, 自治体
  • 2002年04月 - 2004年03月
    塩田町, 伝統的建造物群保存地保存対策調査委員会委員, 自治体
  • 2003年04月 - 2003年10月
    萩市, 萩まちじゅう博物館検討委員会委員, 自治体
  • 2002年04月 - 2003年10月
    国見町, 伝統的建造物群保存地保存対策調査委員会委員, 自治体
  • 2002年04月 - 2003年03月
    国立民族学博物館, 共同研究員(研究代表), 学協会
  • 2000年01月 - 2003年03月
    国際都市計画史学会, 会員, 学協会
  • 2001年04月 - 2002年12月
    那珂川町, 文化財指導委員会副会長, 自治体
  • 2000年01月 - 2002年05月
    日本建築学会, 九州支部学術幹事, 学協会
  • 2001年10月 - 2002年03月
    環境省・農水省・文化庁, ヘリテージの森復興による地域活性化検討委員会委員, 政府
  • 2000年01月 - 2002年03月
    日本建築学会, 九州支部常議員, 学協会
  • 1999年10月 - 2002年03月
    八女市, 景観整備委員会委員, 自治体
  • 1998年08月 - 2002年03月
    福岡県, 新宮町まちづくりに関する専任講師, 自治体
  • 1998年08月 - 2002年03月
    福岡県, 「まちづくりアドバイザー」(新宮町に関する), 自治体
  • 1998年04月 - 2002年03月
    福岡市, 専門委員(廃棄物処理施設等に関する調査研究), 自治体
  • 1997年10月 - 2002年03月
    日本観光学会, 会員, 学協会
  • 2000年04月 - 2001年03月
    萩市, 郷土博物館(仮称)建設検討委員会委員, 自治体
  • 1998年04月 - 2000年03月
    萩市, 浜崎地区伝統的建造物群保存保存対策調査委員会委員, 自治体
  • 1998年08月 - 1999年03月
    福岡県, 「景観アドバイザー」(八女市に関する), 自治体
  • 1998年05月 - 1999年03月
    北九州市, 「子供の館(仮称)に関する懇話会」専門委員, 自治体
  • 1997年04月 - 1999年03月
    佐賀市, 都市景観賞選考委員会委員, 自治体
  • 1997年04月 - 1999年03月
    鹿島市, 浜地区伝統的建造物群保存地保存対策調査委員会委員, 自治体
  • 1996年04月 - 1998年03月
    八女市, 八女福島伝統的建造物群保存地保存対策調査委員会委員, 自治体
  • 1994年04月 - 1995年03月
    吉井町, 伝統的建造物群保存地保存対策調査委員会委員, 自治体
  • 美瑛町, 十勝岳・美瑛川地域連携施策検討委員会 委員長, 自治体

学内役職歴

  • 観光学高等研究センター長, 2013年4月1日 - 2015年3月31日
  • 観光学高等研究センター長, 2015年4月1日 - 2017年3月31日
  • 観光学高等研究センター長, 2017年4月1日 - 2019年3月31日

■研究活動情報

受賞

  • 2017年03月, 北海道大学, 北海道大学総長研究賞               
  • 1996年, 日本都市計画学会賞 論文奨励賞               
    日本国

論文

  • レブカの歴史的建造物の特徴と発展に関する研究 その1:戸建住居の平面構成について               
    福本雅美, 江面嗣人, 西山徳明, 八百板季穂, 大森洋子, 成田聖
    日本建築学会計画系論文集, 2020年
  • リビングヘリテージとしての文化的景観の観光活用               
    西山徳明
    月刊文化財, 2019年, 10月号, p.16, p.18, 2019年10月, [査読有り], [招待有り]
    日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要)
  • The changing fabric and use of Levuka’s historic residences and shop houses               
    福本雅美, 江面嗣人, 西山徳明, 八百板季穂
    Historic Environment, Vol 31 2019, heritage conservation across the Pacifie, CULTURE: Conserving it Together, Australia ICOMOS, 2019年
  • 国際協力を通じたエコミュージアム観光開発技術による文化資源マネジメントの試みに関する研究:山口県萩市とヨルダン・ハシミテ王国サルト市を事例として
    村上 佳代, 西山 徳明
    都市計画論文集, 50, 3, 1188, 1195, The City Planning Institute of Japan, 2015年
    日本語, フランスで誕生したエコミュージアム概念が、日本で独自に発展し、山口県萩市の「萩まちじゅう博物館」というエコミュージアム概念に基づいた文化資源マネジメントによる開発手法が確立した。独立行政法人国際協力機構によって全くコンテクストの違うヨルダンに技術移転された、エコミュージアム観光開発技術が、特に保守的なサルト市の地域社会において、エコミュージアムの「コア博物館/サテライト/ディスカバリー・トレイル」のシステムにより、来訪者に見せていきたいもの、見せたくないものの判断が地域側にあり、コントロールできる点、来訪者に地域の文化を尊重してもらうための仕掛けがある点においては適用できたと考える。このように、遺産の保護、地元に利益が還元される観光開発といった点において、エコミュージアム概念に普遍性があり、最適なシステムであると言えよう。しかしながら、ヨルダンと日本の社会構造が違う中で当然であるが、博物館として備えるべき機能を十分に持つことに関しては課題が残る。今後は、大学やサルトの歴史家との連携を強化し、サルトの地域住民自身が学芸員となれるような取り組みを行なっていくことによって解決していきたい。
  • 鹿児島県奄美市赤木名における生業と空間構成
    山口 知恵, 大森 洋子, 西山 徳明
    日本建築学会計画系論文集, 78, 689, 1579, 1587, 日本建築学会, 2013年, [査読有り]
    日本語, This paper aims at analysing the traditional industries and spatial configuration in Akakina, Amami City, Kagoshima Prefecture, which is under official assessment for selection of important cultural landscapes, and suggesting which industry-related landscapes should be conserved.<br>As a result of this research, it was found that in Akakina, while rice paddies and fields were formed in the Paleozoic area suitable for crop production , residential grounds were developed in the alluvial plain of sandy soil where well water could be obtained. Although the maritime industry, the shipping industry, the sugar industry, and agriculture have grown in Akakina, at the present time, institutions from the early modern times such as schools, government offices, roads and the zoning system coexist with the agricultural land supplying materials to the sugar industry established in the same period. Considering the condition of the traditional industries and spatial configuration, it can be argued that agricultural and residential landscapes should be conserved.
  • 伝統的建造物群保存地区における見直し調査に基づく保存地区の設定基準の考察 : 内子町八日市護国伝統的建造物群保存地区を事例として
    長野 麻里子, 西山 徳明, 谷 正和
    芸術工学研究 : 九州大学大学院芸術工学研究院紀要, 17, 1, 9, 九州大学大学院芸術工学研究院, 2012年
    日本語, Recently, the area of preservation district for groups of historic buildings is decided ground on the historic area, landscape, and unity of local community. However, they were narrowed because of various reasons at early stage of the institution. So it is necessary to consider its appropriate area. However, expansion of an area which is not based on a historical basis has a risk of making value lose. Therefore, expansion of an area requires detailed research. The purpose of the research is to put the reexamination of preservation district in apple-pie order and to show the items of the established criteria in Yokaichi-Gokoku. There are five items and show them in the following. It is not divided by the boundary line of a preservation area in consideration of the one nature of a site. It is the historical city area range of YokaichiGokoku. They are temples and shrines which should be saved as the element of history and the landscape composition. The elements such as historic building, stone fence, well, and tree peculiar to an area remains. Scene control for land use, such as farmland, not to develop into home lots is indispensable. These items are effective in order to conserve and succeed the characteristic property of Yokaichi-gokoku supported by the history and culture of the area.
  • 小鹿田焼の里皿山における伝統的な生業の持続と文化的景観の保全に関する研究
    山口 知恵, 松本 将一郎, 西山 徳明
    日本建築学会計画系論文集, 74, 644, 2215, 2222, 日本建築学会 = Architectural Institute of Japan, 2009年10月
    日本語, The Concept of Cultural Landscape has not been yet established because it is difficult to have conservation of Scenic Heritage Elements related to occupation and occupation itself compatible in the conservation system. Therefore, the aim of this study is to clarify the challenges of conservation and creation of the Cultural Landscape, through clarifying the condition to sustain traditional industry as an occupation and understanding the influence on the landscape from pottery industry in SARAYAMA. Findings of the study are that people in SARAYAMA have been inherited the values as intangible heritage in its potter through combining new protocols with traditional protocols and that each Scenic Heritage Element used in pottery has only one style and layout. The challenges for the conservation and creation of the traditional Cultural Landscape is to complete the Cultural Landscape model which is created by residents with advices from experts and tourists and to create the landscape by the residents. Especially, the considerations on the landscape models for kilns with stepped chambers, KARAUSU, IZE and shore protection is important.
  • 歴史的集落・町並みにおける保存対象の選定手法に関する研究 : 竹富町竹富島伝統的建造物群保存地区を事例に
    花岡 拓郎, 西山 徳明
    日本建築学会計画系論文集 = Transactions of AIJ. Journal of architecture, planning and environmental engineering, 625, 595, 600, 一般社団法人日本建築学会, 2008年03月30日
    日本語, It is necessary to select scenic heritage elements which should be inherited, when townscape conserving will be planning in traditional city. This study examines method to make criteria for selection in Taketomijima preservation district for groups of historic buildings.
    The point of making criteria is to assume the continuance of characteristic and legislation degree to be grounds of the criteria. The investigation for selecting was demonstrated that method we practiced was effective for Taketomijima, also it could be applicable to other sites by meeting necessary requirements we derived.
  • 明治中期の土地利用にみる合掌造り集落の空間構成と伝統的景観 : 白川村荻町伝統的建造物群保存地区を事例に
    水ノ江 秀子, 西山 徳明
    日本建築学会計画系論文集, 72, 622, 91, 96, 日本建築学会, 2007年
    日本語, The purpose of the research is definition about the view which is traditional with the grasping of the change of the land use in Ogimachi being based. As the way, it connected more than one sheet of character figures of the middle of Meiji and then it grasped land use in the Meiji period in Ogi-machi while consulting amount of literature and it grasped a traditional view. That it was possible to grasp is as the following. Because of the severe climate, spatial order was concluded by the unique water system in Ogi-machi as the rational life can be led. A method of the analysis which became in the clarifying in this paper can be utilized for the efforts that is decided a scene management plan of the rural farm village landscape in the future.
  • 歴史的集落・町並みにおける伝統的景観要素の明確化に関する研究 : 雲仙市神代小路伝統的建造物群保存地区を事例に
    花岡 拓郎, 西山 徳明
    日本建築学会計画系論文集, 72, 611, 145, 150, 日本建築学会, 2007年
    日本語, This study examines method to evaluate scenic heritage elements for townscape planning in Kojirokuji preservation district for groups of historic buildings. The points of evaluation are based on the spatial and scenic characteristics. The investigation demonstrated that there are more than 500 elements to be conserved in Kojirokuji. It was also demonstrated method we practiced was effective for Kojirokuji, also it could be applicable to other sites. We have identified the fact that intangible elements have the role of conserving scenic characteristics of tangible elements.
  • 白川村荻町の伝統的景観管理とその変遷 : 歴史的集落における景観管理能力の発展条件に関する研究 その1
    高口 愛, 西山 徳明
    日本建築学会計画系論文集, 71, 605, 127, 133, 日本建築学会, 2006年
    日本語, The purpose of this paper is to clarify the traditional landscape management and its transformation in Ogimachi, Shirakawa villege. As a result,we found that the landscape had been managed traditionally until 1950's. In traditionally.they did easy management themselves, and the else difficult part,they left it to the specialist of carpenter etc., and did the help by mutual aid or manpower offer. And the material had been obtained from a more familiar range. But the following, the traditional one has changed by the depopulation, a modernization, and the spread of public service. Afterwards, the local society is working on the landscape management while substituting or reviving the management method because it aimed at the preservation of traditional landscape.
  • 文化遺産の明確化とその管理状況 : 沖縄県・竹富島における文化遺産マネジメントとツーリズムに関する研究 その1
    池ノ上 真一, 西山 徳明
    日本建築学会計画系論文集, 69, 575, 61, 67, 日本建築学会, 2004年
    日本語, The purpose of this paper is to identification the cultural heritage and analysis of its maintenance in Taketomi Island of Okinawa Prefecture. As a result, we found that the cultural heritage which constituted by tangible and intangible heritages are produced against the background of natural environment, history, and a wisdom of sustainable settlement and are the whole of Taketomi Island. After modernization, the traditional environment is changing and the cultural heritage management causes a problem. We made a list of the cultural heritage in order to identify the one. Base upon the verification, we drew the today's problems.
  • 文化的景観条例による町並み保存と景観形成の手法 〜福岡県八女市における事例報告〜
    大森 洋子, 高口 愛, 西山 徳明
    都市計画論文集 No.38, pp.565-570, 3, 565, 570, 公益社団法人 日本都市計画学会, 2003年10月, [査読有り]
    日本語, 福岡県八女市は平成13 年6月に「八女市文化的景観条例」を制定した。文化的景観の概念は世界遺産条約を巡る議論の中などで近年明確化されてきたが、この概念を謳ったということでは全国で初めての条例であり、これによって伝統的建造物群保存地区(以下、伝建地区)の保存と、その周辺バッファゾーンや市内に点在する町並み、田園・農村景観の保全・形成を目指している。八女市での町並み保存運動は平成3年頃から始められており、取り組みの歴史が非常に浅い地域と言えるが、ここ数年、官民協働による先進的なまちづくりが展開している事例として全国的に注目されるようになり、町並み保存を目指す自治体や住民組織等による視察訪問が盛んに行われている。また、そうしたまちづくりを模索する人々や組織を、全国あるいは九州圏内から集めるシンポジウム等も度々開催されている。本報告は、こうした一定の評価を得ている八女市でのまちづくりの取り組みの背景と経緯、及び文化的景観条例の理念と残されている今後の課題を整理することを試みるものである。これによって同様の取り組みを進める地域に対する一つのモデルを示すことができると考えた。 八女市では、市域の景観のあり方について、「単なる見せかけの上の景観整備」ではなく「その背後にある空間構成の原理まで踏み込み、常にこれからの時代の創造活動と連動しつつ、綿々と受け継がれてきた地域の文化やコミュニティとともに継承したい。」と考えた。具体的には、重伝建地区である八女福島地区の景観保存を手始めに、様々な時代の人々の暮らしを物語る歴史的景観や田園景観、あるいはそれらと不可分な伝統工芸や産業を、一体の文化的景観と見なし、現代の生活と連動させて継承していこうとする考え方である。それらの景観の保存・形成のために、伝建地区と景観形成地区の両方を包括するユニークな文化的景観条例が制定された。 八女市における取り組みの特徴は、今日の言葉で言う官民のパートナーシップ形成を早い時期から目指し、実体化してきたということである。行政が持つ広く長期的な視点や様々なまちづくりを支援する事業導入・展開のノウハウと、地域の文化や伝統、様々な特性を最も良く知る住民や地元技術者の知識や知恵を、生かし合い、かつ互いに尊重し合うことのできるようなパートナーシップを形成しようとする取り組みの理念を、八女市では見ることができた。特に特徴的であったのは、街なみ環境整備事業から伝建制度への段階的導入や地元組織名による修理・修景マニュアルの刊行、文化的景観条例導入による地区間における住民の不平等感の解消などである。その際には、歴史や建築、社会に関する専門調査を行うことで両者の価値観や意図を通訳したコンサルタントや大学研究者の存在も必要かつ有効であったことを指摘しておく必要がある。 一方、今後の課題としては、理念が先行して制定された文化的景観条例が、従来の他自治体が制定してきた様々な景観に関する条例と、どのように異なる新たな具体的な地域景観を保全・形成しうるかに焦点が移る。換言すれば、従来の物件(モノ)に依拠する景観保存から、前述したような、人の記憶や生活や風習がつくり出してきた事象(コト)に関連する景観の保全、形成へと対象を展開していけるかどうかである。もちろん伝建地区内やその周辺における固有の問題も今後発生してくるであろうが、こうした周辺の地域景観を多彩に拾い上げ価値づけて、市域全体を個性的で豊かな文化的景観都市とするために、八女市は模索を続けていくことになる。
  • 文化的景観条例による町並み保存と景観形成の手法:福岡県八女市における事例報告
    大森 洋子, 高口 愛, 西山 徳明
    都市計画論文集, 38, 95, 95, The City Planning Institute of Japan, 2003年
    福岡県八女市は平成13 年6 月に「八女市文化的景観条例」を制定した。文化的景観の概念は世界遺産条約を巡る議論の中などで近年明確化されてきたが、この概念を謳ったということでは全国で初めての条例であり、これによって伝統的建造物群保存地区(以下、伝建地区)の保存と、その周辺バッファゾーンや市内に点在する町並み、田園・農村景観の保全・形成を目指している。八女市での町並み保存運動は平成3年頃から始められており、取り組みの歴史が非常に浅い地域と言えるが、ここ数年、官民協働による先進的なまちづくりが展開している事例として全国的に注目されるようになり、町並み保存を目指す自治体や住民組織等による視察訪問が盛んに行われている。また、そうしたまちづくりを模索する人々や組織を、全国あるいは九州圏内から集めるシンポジウム等も度々開催されている。本報告は、こうした一定の評価を得ている八女市でのまちづくりの取り組みの背景と経緯、及び文化的景観条例の理念と残されている今後の課題を整理することを試みるものである。これによって同様の取り組みを進める地域に対する一つのモデルを示すことができると考えた。
    八女市では、市域の景観のあり方について、「単なる見せかけの上の景観整備」ではなく「その背後にある空間構成の原理まで踏み込み、常にこれからの時代の創造活動と連動しつつ、綿々と受け継がれてきた地域の文化やコミュニティとともに継承したい。」と考えた。具体的には、重伝建地区である八女福島地区の景観保存を手始めに、様々な時代の人々の暮らしを物語る歴史的景観や田園景観、あるいはそれらと不可分な伝統工芸や産業を、一体の文化的景観と見なし、現代の生活と連動させて継承していこうとする考え方である。それらの景観の保存・形成のために、伝建地区と景観形成地区の両方を包括するユニークな文化的景観条例が制定された。
    八女市における取り組みの特徴は、今日の言葉で言う官民のパートナーシップ形成を早い時期から目指し、実体化してきたということである。行政が持つ広く長期的な視点や様々なまちづくりを支援する事業導入・展開のノウハウと、地域の文化や伝統、様々な特性を最も良く知る住民や地元技術者の知識や知恵を、生かし合い、かつ互いに尊重し合うことのできるようなパートナーシップを形成しようとする取り組みの理念を、八女市では見ることができた。特に特徴的であったのは、街なみ環境整備事業から伝建制度への段階的導入や地元組織名による修理・修景マニュアルの刊行、文化的景観条例導入による地区間における住民の不平等感の解消などである。その際には、歴史や建築、社会に関する専門調査を行うことで両者の価値観や意図を通訳したコンサルタントや大学研究者の存在も必要かつ有効であったことを指摘しておく必要がある。
    一方、今後の課題としては、理念が先行して制定された文化的景観条例が、従来の他自治体が制定してきた様々な景観に関する条例と、どのように異なる新たな具体的な地域景観を保全・形成しうるかに焦点が移る。換言すれば、従来の物件(モノ)に依拠する景観保存から、前述したような、人の記憶や生活や風習がつくり出してきた事象(コト)に関連する景観の保全、形成へと対象を展開していけるかどうかである。もちろん伝建地区内やその周辺における固有の問題も今後発生してくるであろうが、こうした周辺の地域景観を多彩に拾い上げ価値づけて、市域全体を個性的で豊かな文化的景観都市とするために、八女市は模索を続けていくことになる。
  • Improvement to the D Cryo-plate Protocol Applied to Practical Cryopreservation of ~In Vitro Grown Potato Shoot Tips~
    Omori Yoko, Koguchi Ai, Nishiyama Noriaki
    Journal of the City Planning Institute of Japan, 38, 95, 2003年, [査読有り]
    英語, 研究論文(学術雑誌), Yame-City adopted the Ordinance of Cultural Landscape in June, 2001. By this ordinance, they aim to conserve the Preservation Districts for Groups of Historic Buildings, and townscape dotted in the surrounding buffer zones and the city, and also to conserve and create the landscape of rural and farming villages. This report attempts to summarize the background, progress and principles of the city's project, and also clarify the further problems to solve. © 2003, The City Planning Institute of Japan. All rights reserved.

その他活動・業績

書籍等出版物

  • 竹富島景観形成マニュアル               
    西山徳明
    竹富町教育委員会, 2021年03月, [単著]
  • 竹富町竹富島歴史的景観形成地区保存計画書 令和2年改訂               
    西山徳明
    竹富町教育委員会, 2020年04月, [編纂]
  • 竹富島の集落と民家[第二版]竹富町竹富島伝統的建造物群保存対策調査報告書               
    西山徳明, 宮本雅明, 江面嗣人, 上田裕文, 麻生美希, 八百板季穂, 高口愛, 木下麻美, :序章、2-1(4.)、5 章(5-2 は高口愛と共著)、 6-1、6-2、6-3(八百板季穂と共著)、6-4、 6-5、7 章(木下麻美と共著)、9-5、9-6(木下麻美と共著)、10 章、別添資料1 〜5
    竹富町教育委員会, 2020年04月, [共著]
  • 大内宿の民家と集落〜下郷町大内宿伝統的建造物群保存対策調査報告書               
    西山徳明, 成田聖, 中尾七重, 坂本稔, 門叶冬樹, 大森洋子, 八百板季穂, 四戸秀和, 序章、3 章(3.1, 3.2)、5 章(5.1)、 7 章、8 章
    下郷町教育委員会, 2019年03月, [共著]
  • 国指定重要文化財 旧与那国家住宅 保存活用計画               
    西山徳明, 八百板季穂
    2017年03月, [編纂]
  • 現代日本の遺産マネジメント               
    西山徳明, pp.100-123
    SAGE Publications Ltd, 2015年01月, [単著]
  • 歴史都市の破壊と保全・再生〜世界のメトロポリスに見る景観保全のまちづくり               
    三村浩史, 西山徳明他, 第11章 観光都市か居住できる都市か〜ヴェネツィア pp.428-460
    海路書院, 2006年06月, [共訳]
  • 文化遺産マネジメントとツーリズムの持続可能な関係構築に関する研究               
    西山徳明, 序文 pp.1-5
    国立民族学博物館研究報告(SER )61号, 2006年03月, [編者(編著者)]
  • 「条例による文化遺産マネジメントとまちづくり(太宰府市)」(社)日本建築学会編『景観法と景観まちづくり』               
    白神博明,西山徳明, pp.136-139
    学芸出版社, 2005年06月, [共著]
  • 『萩まちじゅう博物館』萩ものがたり Vol.4               
    西山徳明
    有限責任中間法人萩ものがたり, 2004年10月, [単著]
  • 文化遺産マネジメントとツーリズムの現状と課題               
    西山徳明, 序文
    国立民族学博物館研究報告(SER )51号, 2004年03月, [編者(編著者)]
  • 「町並み保全型まちづくり」日本建築学会編『まちづくり教科書 第2巻』               
    西山徳明, 4章 地域資源の発掘と活用:基本的な考え方と調査・計画手法 pp.36-59, 5章 動き始めたまちづくり保全型まちづくり [事例]萩市・太宰府市・竹富島 pp.92-99,106-111
    2004年03月, [共著]
  • 日本の町並み 中国・四国・沖縄               
    西村幸夫, 西山徳明, 沖縄県 pp.136-144, p.168
    平凡社 別冊太陽シリーズ, 2003年08月, [共著]
  • アジア都市文化学の可能性               
    橋爪紳也編, 西山徳明, 都市における文化遺産のマネジメント pp.215-222
    大阪市立大学文学研究科叢書 (1) 大阪市立大学大学院文学研究科アジア都市文化学教室, 2003年03月, [共著]
  • 「萩 津和野」朝日ビジュアルシリーズ 日本遺産No.14               
    西山徳明, 原田大二郎, 城下町から都市遺産へ pp.8-13
    朝日新聞社, 2003年03月, [共著]
  • 地域空間の歴史的成層分析に基づく景観計画支援情報の整備に関する研究               
    1999-2001年度科研費調査報告書, 2002年
  • 草野町町並み調査報告書               
    久留米市, 2000年
  • 筑後吉井伝統的建造物群保存地区修理修景マニュアル               
    吉井町教育委員会, 2000年
  • 竹富島伝統的建造物群保存地区見直し調査報告書               
    竹富町教育委員会, 2000年
  • 二丈町姉子の浜の鳴き砂保全活用調査報告書               
    (財)日本ナショナルトラスト, 2000年
  • 萩市浜崎地区街なみ環境整備事業実施計画書               
    萩市都市計画局, 2000年
  • 萩市浜崎伝統的建造物群保存対策調査報告書               
    萩市教育委員会, 2000年
  • 住まい学体系099〜建築キーワード               
    土居義岳, 西山徳明, ツーリズム pp.448-459
    住まいの図書館出版局, 1999年12月, [共著]
  • ツーリズム               
    「住まい学体系099〜建築キーワード」住まいの図書館出版局, 1999年
  • 萩市浜崎地区街なみ環境整備事業基本方針報告書               
    萩市都市計画局, 1999年
  • 肥前浜宿伝統的建造物群保存対策調査報告書               
    鹿島市教育委員会, 1999年
  • 地域共生のまちづくり−生活空間計画学の現代的展開               
    三村浩史, 西山徳明, 執筆担当:「地域空間を演出するまちづくり〜フィールドミュージアムの構想」 pp.65-75
    学芸出版社, 1998年07月, [共著]
  • 堺市観光動態調査報告書               
    堺市, 1998年
  • 伝統的集落における歴史的環境整備を中心とした地域活性化方策の調査・検討報告書               
    文化庁, 1998年
  • 八女市福島地区街なみ修理修景マニュアル               
    八女市, 1998年
  • 八女市八女福島伝統的建造物群保存対策調査報告書               
    八女市, 1998年
  • 地域空間を演出するまちづくり〜フィールドミュージアムの構想               
    『地域共生のまちづくり-生活空間計画学の現代的展開』(全382頁)学芸出版社, 1998年
  • 網野銚子山古墳               
    (財)日本ナショナルトラスト, 1995年
  • 吉井町伝統的建造物群保存地区調査報告書(概報)(共著)               
    吉井町, 1995年
  • 竹富島景観形成マニュアル               
    竹富町, 1994年
  • MANUAL FOR LANDSCAPE MANAGEMENT IN TAKETOMI-ISLAND               
    1994年
  • 堺市観光振興基本計画               
    大阪府堺市, 1991年
  • 観光・リゾート開発の人類学               
    三村浩史, 西山徳明, はじめに v-ix, 序論 pp.1-24, ポリネシア文化センター pp.341-363
    勁草書房, 1991年, [共訳]
  • サンアントニオ水都物語               
    三村浩史, 西山徳明,他9名, 翻訳担当:序文 pp.11-16, 日本語版への序文 pp.17-19 , 執筆担当:サンアントニオ市とパセオ・デル・リオ pp.195-199
    都市文化社, 1990年04月, [共訳]

講演・口頭発表等

  • イウォロ(伝統的生活空間)の視点からみた平取町の文化的景観               
    西山 徳明
    令和4年度 平取町文化的景観シンポジウム 「 沙流川流域のイウォㇿ(伝統的生活空間)の景観を知ろう!~未来に引き継ぐために~ 」, 2022年11月06日, 日本語, 口頭発表(招待・特別)
    2022年11月06日 - 2022年11月06日, [招待講演]
  • 阿蘇の文化的景観と世界文化遺産               
    西山 徳明
    阿蘇世界文化遺産登録推進東京シンポジウム 千年の草原・阿蘇〜自然と人々の共生により育まれた文化的景観, 2022年11月03日, 日本語, 口頭発表(招待・特別)
    2022年11月03日 - 2022年11月03日, [招待講演]
  • 文化遺産の持続可能なマネジメント               
    西山 徳明
    第9回世界遺産サミット in 富岡製糸場, 2022年10月30日, 日本語, 口頭発表(基調)
    2022年10月29日 - 2022年10月30日, [招待講演]
  • 阿蘇の文化的景観〜カルデラ火山が育んだ農業牧畜システム               
    西山 徳明
    阿蘇世界文化遺産登録推進国際シンポジウム, 2022年10月28日, 英語, 口頭発表(招待・特別)
    2022年10月28日 - 2022年10月28日, [招待講演]
  • 博物館の力でつなぐ文化資源と地域社会〜萩とヨルダンにおけるエコミュージアム支援               
    西山 徳明
    ICOM国際博物館の日記念2022シンポジウム, 2022年05月22日, 日本語, 口頭発表(基調)
    2022年05月22日 - 2022年05月22日, [招待講演]
  • 宮島観光と「生きた遺産」としての町並みの活用を考える               
    西山 徳明
    廿日市市宮島町 重要伝統的建造物群保存地区選定記念シンポジウム, 2021年12月19日, 日本語, 口頭発表(基調)
    2021年12月19日 - 2021年12月19日, [招待講演]
  • 萩のまちなみこれまで、そしてこれから               
    西山 徳明
    重伝建選定佐々並市10周年、浜崎20周年、堀内・平安古45周年記念シンポジウム, 2021年11月23日, 日本語, シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
    2021年11月23日 - 2021年11月23日, [招待講演]
  • 世界遺産としての文化的景観「阿蘇カルデラ」の価値について               
    西山 徳明
    阿蘇世界文化遺産登録推進九州会議シンポジウム in 熊本, 2020年02月06日, 日本語, 口頭発表(基調)
    2020年02月06日 - 2020年02月06日, [招待講演]
  • 南米ペルー チャチャポヤスにおける文化的景観の持続的保護               
    西山 徳明
    文化遺産国際協力コンソーシアム 第13回 中南米分科会, 2020年01月20日, 日本語, 口頭発表(基調)
    2020年01月20日 - 2020年01月20日, [招待講演]
  • CBT(コミュニティ・ベースド・ツーリズム)による遺産管理               
    西山 徳明
    ACCU国際会議「町並み保存と地域連携」, 2018年11月21日, 英語, シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
    2018年11月21日 - 2018年11月21日, [招待講演]
  • 「行かねばならぬ旅」としてのメディカル・ツーリズム               
    西山 徳明
    第9回国際観光医療学会学術集会 観光医療の社会実装│TOKYO 2020に向けて│, 2018年10月06日, 日本語, 口頭発表(基調)
    [招待講演]
  • ポスト2020 の観光の動向と展示               
    西山 徳明
    日本展示学会第37 回研究大会 「ポスト2020 の文化観光と展示」 第二部: 動向理解:「制度」「技術」「観光学」3 つの視点から, 2018年06月30日, 日本語, 口頭発表(基調)
    2018年06月30日 - 2018年06月30日, [招待講演]
  • 地方創生の切り札としての歴史文化基本構想〜観光資源としての文化財の活用               
    西山 徳明
    平成28年度 全国史跡整備市町村協議会 第1回役員会, 2016年07月28日, 日本語, 口頭発表(基調)
  • 日本における遺産管理と観光               
    西山 徳明
    UNWTO(国連世界観光機関)遺産観光に関する国際会議:世界の遺産をどのように育て活用し保存するか?, 2016年02月25日, 英語, 口頭発表(基調)
    2016年02月24日 - 2016年02月26日, [招待講演]

所属学協会

  • 2006年12月 - 現在
    文化遺産国際協力コンソーシアム               
  • 2006年10月 - 現在
    ICOMOS(国際記念物遺跡会議)               
  • 1990年04月 - 現在
    公益社団法人 日本都市計画学会               
  • 1986年04月 - 現在
    一般社団法人 日本建築学会               

Works(作品等)

  • 文化遺産管理とツーリズムに関する研究               
    2002年 - 2005年
  • 佐賀県塩田町伝統的建造物群保存対策調査               
    2002年 - 2004年
  • 太宰府市文化財保存活用計画策定調査               
    2001年 - 2004年
  • 萩市堀内・平安古伝統的建造物群保存地区保存計画見直し調査               
    2002年 - 2003年
  • 長崎県国見町神代小路伝統的建造物群保存対策調査               
    2002年 - 2003年
  • 岐阜県大野郡白川村伝統的建造物群保存地区(世界遺産地区)保存計画見直し調査               
    2002年 - 2003年
  • 遺産管理型NPOによる竹富島(沖縄県)の文化遺産マネジメントに関する研究               
    2001年 - 2003年
  • 竹富島伝統的建造物群保存地区における修理修景の設計監修               
    2001年 - 2002年, [芸術活動]
  • 八女福島伝統的建造物群保存地区における修理修景の設計監修               
    2001年 - 2002年, [芸術活動]
  • 筑後吉井伝統的建造物群保存地区における修理修景の設計監修               
    1997年 - 2002年, [芸術活動]
  • 福岡県新宮町における第4次新宮町総合計画策定               
    2000年 - 2001年
  • 福岡県新宮町における第3次新宮町国土利用計画策定               
    2000年 - 2001年
  • 福岡県新宮町における土地利用調整基本計画策定               
    2000年 - 2001年
  • 新宮町まちづくり計画策定調査               
    1998年 - 2001年
  • 久留米市草野地区における歴史的景観形成に関する調査研究               
    1999年 - 2000年
  • 筑後吉井重要伝統的建造物群保存地区の修理修景マニュアル作成に関する研究               
    1999年 - 2000年
  • 二丈町の鳴き砂を活かしたまちづくりに関する調査研究               
    1999年 - 2000年
  • 福岡県新宮町におけるまちづくり計画策定に関する調査研究               
    1998年 - 2000年
  • 竹富島重要伝統的建造物群保存地区における新観光・交通システム計画の策定               
    2000年
  • 萩市浜崎地区まちなみ環境整備事業計画調査               
    1998年 - 1999年
  • 萩市浜崎地区伝統的建造物群保存地区保存対策調査               
    1998年 - 1999年
  • 竹富島重要伝統的建造物群保存地区におけるまちなみセンターの設計               
    1999年, [芸術活動]
  • 鹿島市浜宿伝統的建造物群保存地区保存対策調査               
    1997年 - 1998年
  • 八女福島伝統的建造物群保存地区保存対策調査               
    1996年 - 1997年
  • 筑後吉井伝統的建造物群保存地区保存対策調査               
    1994年 - 1996年
  • 八女福島伝統的建造物群保存地区保存対策調査               
    1996年
  • 沖縄県竹富島集落景観マニュアル作成調査               
    1993年
  • 沖縄県竹富島における重要伝統的建造物群保存調査               
    1985年

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 観光資源としての文化的景観の保全と活用に関する研究
    科学研究費助成事業
    2019年04月01日 - 2023年03月31日
    西山 徳明, 麻生 美希, 八百板 季穂
    文化的景観概念の価値把握の新たな枠組みを構築するため阿蘇、竹富島、白川村、萩市の4地域に関する調査成果をとりまとめ、価値説明のストーリーの仮説的提案と、そのストーリーを説明するための映像制作を行った。また、チャチャポヤ(ペルー)の事例については、ペルー文化省の文化的景観課および関連課の専門家および地方政府(アマソナス州)とともに、ウトゥクバンバ渓谷およびペルー国内および日本の文化的景観の事例の価値付けおよびマネジメントの手法について6回のワークショップをリモートで行った。またレブカ(フィジー)とマプア大学(フィリピン)とオンラインWS等を実施した。
    文化的景観の新たな価値把握に資する以下の事例について調査した。阿蘇は世界遺産登録の価値説明を日本の文化的景観制度を用いようとする初めての事例であるため、昨年度に引き続き景観マネジメントの強さと構成資産として登録できる範囲に相関性があるとの仮説を立て、阿蘇7市町村全域を対象としたGISを用いた価値評価の課題を整理した。平取町では、生業との関わりを価値付けの中心とする日本の文化的景観の考え方と世界文化遺産における考え方の違いを埋めることを目指し、アイヌ先住民が有していた自然に対する宇宙観(コスモロジー)が展開した沙流川流域の大景観と、生活権としてのイオル(IWOR)を2段階の景観単位として価値づける手法について検討し、地目から地区ごとの土地利用の特性を明らかにし、町全域の空間構造の把握を試みた。
    その他、CBT によるコミュニティへの効果分析については、竹富島と大内宿において行政、住民、財団への現地追加調査をおこなった。
    文化的景観に対する保存活用計画として新たに設定した「文化財保存活用地域計画」については、研究対象を太宰府市、萩市、中標津町、備前市に設定し計画策定に関する課題分析を行い、国内専門家による研究会を実施した。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 19H04378
  • 歴史的港湾都市レブカにおける住宅等の歴史的建造物の起源と発展に関する実証的研究
    科学研究費助成事業
    2016年04月01日 - 2019年03月31日
    江面 嗣人, 大森 洋子, 八百板 季穂, 西山 徳明, 福本 雅美
    本研究は、フィジー諸島共和国レブカにおいて、主にバンガロー形式の住居の間取、意匠、構造などの特徴と変遷を、実測調査に基づく復原的手法によって明らかにした。歴史的港湾都市レブカには18世紀以降の旧植民地時代からのベランダコロニアル形式の住宅が残存し、その82棟の実測調査から、周囲のベランダが室内化する過程について明らかにした。ベランダの室内化は、19世紀後期に住宅の後方へ台所や浴室を取り込むことから始まり、20世紀に入って前方等がリビングなどの表向きの室やベッドルーム等に細分化して使われるようになり、進められた。オセアニア地域に同形式の発展が確認されているが、同様の起源をもつと推測される。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 岡山理科大学, 16H05758
  • 生業特性から見た文化的景観構成要素としての集落評価
    科学研究費助成事業
    2013年04月01日 - 2016年03月31日
    八百板 季穂, 西山 徳明, 谷 正和, 花岡 拓郎, シャパン アブ ユースフ, フダ ファイサル
    本研究では、バングラデシュテクナフ半島において、文化的景観の構成要素としての集落景観の評価を試みた。具体的には、異なる生業形態を有する集落を対象として、土地利用の把握を中心に景観構成を把握することを目的とした。
    結果として、テクナフ半島全体で、文化的景観としての価値を継承しているものとして、農村の形態や構成要素、地域コミュニティ、牧畜、田畑、海岸、防風林、ガルジョンの森などが挙げられることが明らかになった一方、山林、海岸道路建設による農村と海岸の空間的断絶や生態系、パーンボロズ製作のための森林資源の消失などが失われた要素として挙げられることが明らかになった。
    日本学術振興会, 基盤研究(C), 北海道大学, 25360003
  • インドネシアの木造建造物保存に関する国際共同研究-日本型修理技術の適応と保存意義
    科学研究費助成事業
    2011年04月01日 - 2014年03月31日
    上北 恭史, 斎藤 英俊, 友田 博道, 稲葉 信子, 佐藤 浩司, 花里 利一, 藤川 昌樹, 小野 邦彦, 内海 佐和子, 吉田 友彦, 松井 敏也, 西山 徳明, 箕輪 親宏
    本研究は、我国の文化財修理や伝統的建造物群保存地区で行われている木造建造物の保存方法、および国際協力で実績をあげたホイアン歴史地区保存の事例を通して、インドネシアの木造建造物、特にニアス島南ニアス県バウォマタルオ村伝統的集落とジョグジャカルタ特別州コタゲデ歴史保存地区を調査対象地とした。両地区とも日本のような文化遺産保護の体制は地方政府に確立されていない。そして新しい材料で旧材を置換える修理の方法がみられた。熱帯地方の木材は腐りやすく、蟻害も短時間に進む。伝統的様式を維持するために、伝統工法の継承、文化遺産保存体制の確立、保存に係る人材の育成という保存基盤を早急に整備することが必要である。
    日本学術振興会, 基盤研究(A), 筑波大学, 23254006
  • マラッカ・ジョージタウン世界遺産のボトムアップ保存手法構築のための調査研究
    科学研究費助成事業
    2009年 - 2011年
    張 漢賢, 三村 浩史, 西山 徳明, 平澤 毅, 小林 史彦
    歴史的都市の価値そのものである生きている生活文化とその都市組織に対し、マラッカ・ジョージタウンが世界文化遺産登録により、保存と破壊の衝突が激化している。世界遺産公社の設立、歴史環境保全補助金の導入が民間有識者の活躍する場の構築に貢献している一方、指導の責任と権限所在の曖昧さにより、破壊行為を効果的に防ぐことができていない。民間有識者の直訴が行政に反映できる環境を維持・強化しつつ、シンプルな組織でも効果的な都市保存を実現するために、行政担当者-生活者の連携と価値共有を実現する多岐にわたる活動展開が要請されている。
    日本学術振興会, 基盤研究(C), 鳥取環境大学, 21560657
  • 途上国における砒素汚染と貧困の関係に関する研究
    科学研究費助成事業
    2008年 - 2011年
    谷 正和, 西山 徳明, 稲葉 美由紀
    本研究は、アジアの各地で顕在化している地下水砒素汚染を環境問題としてのみではなく、汚染地住民の貧困に密接に関係する社会的問題として捉え直し、途上国の農村部という社会的環境の中で、砒素汚染による住民の生活への影響について民族誌的調査研究を実施した。その結果、政治経済体制の違うどの汚染地でも、経済的に貧しい住民がより深刻な健康被害を受けていることが分かった。さらに、ネパールでは、カースト制によって形成された様々な社会集団ごとに健康被害が異なることも明らかになった。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 九州大学, 20401045
  • 歴史的港湾都市における持続可能な遺産マネジメントとツーリズム開発に関する研究
    科学研究費助成事業
    2007年 - 2010年
    西山 徳明, 宮本 雅明, 宮本 雅明
    本研究の目的は、国内外の歴史的港湾都市を対象事例とし、「ヘリテージ・ツーリズム開発による地域発展の条件は、遺産の重要性(significance)の真正な継承と地域社会(local community)の持続的な発展の相互補完による実現である」とする研究仮説の証明である。事例研究では、地域住民の主体的関与がないままに推進される観光開発による文化遺産の顕在化と消失の実態、住民生活と共にある有形・無形の遺産の総合的価値、社会基盤の現状等を把握し、各発展段階の事例の比較により、上記仮説を検証し、ヘリテージ・ツーリズム開発の課題を示した。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 九州大学, 19404006
  • 歴史文化基本構想と歴史まちづくりに関する研究               
    2007年
    競争的資金
  • 文化遺産管理とツーリズムに関する研究               
    2002年 - 2005年
    競争的資金
  • 観光開発国際協力に関する研究               
    2003年
    競争的資金
  • 世界遺産の保存管理計画策定に関する研究               
    2003年
    競争的資金
  • 地域空間の歴史的成層分析に基づく景観計画支援情報の整備に関する研究
    科学研究費助成事業
    1999年 - 2001年
    西山 徳明, 小林 史彦, 三村 浩史, 宮本 雅明
    本研究では理論的および実践分析手法として構築した歴史的成層(レイヤー)分析手法によって、地域空間から抽出された実際の景観構成要素や構成原理を、これからの文化財保護行政や都市計画行政の中にいかに位置づけ、保存対象としてのみでなくデザイン要素やデザイン原理として活用して行くかについての理論的構築をおこなった。
    結論として、以下のように説明できる新たな文化財概念としての「空間文化財」概念を提案した。
    1.「空間文化財」とは地域の自然的・歴史的・民俗的コンテクストを備える物的・空間的事象のうち、地域社会がそれらコンテクストを後世に継承する上で欠くことのできないものを特定して言う。
    例:歴史的な道、建造物群、地形景観、祭の空間等。
    2.文化財(保護行政)の体系において「空間文化財」は、「埋蔵文化財」と同様なものとして位置づけることができ、地下ではなく地上空間の中に潜在する文化財のことを言う。
    3.都市計画(行政)の体系においては、「埋蔵文化財」に対するのと同様に、自治体によって価値づけられた「空間文化財」に閧わる開発行為を行う者に対してのアセスメント等の調査および開発配慮の義務をもとめるものとする。
    4.地域の特性を生かそうとするまちづくりや都市計画、ツーリズム開発においては、事前に調査されデータベース化された「空間文化財」のリストが資源として活用できる。
    日本学術振興会, 基盤研究(C), 九州芸術工科大学, 11650632
  • サステ-ナビリティーの概念に基づく都市環境のデザインに関する基礎的研究
    科学研究費助成事業
    1994年 - 1996年
    杉本 正美, PERRY Robert, VERNON Noel, BESS David, CAVIN Brooks, NAKABA Kenne, WOODWARD Joa, LYLE John T., UESUGI Takeo, 包清 博之, 西山 徳明, 重松 敏則, 宮本 雅明, 美川 淳而, 石井 昭夫, NAKADA Kenne, HAMMOND Jona, HIRSCHMAN Jo, MALECHA Marv, TAKEO Uesugi, 宗本 順三
    これからの地球環境時代に向けての環境デザインにおいては,新たな理念,方法論による対応が重要な課題となっている。このような課題の対応策の一つにサステ-ナビリティー(Sustainability)の考え方がある。このサステ-ナビリティーとは,一般にはエコロジカルな面に立脚して環境資源の保護・保全・育成を基調に環境の持続的発展を計る概念とされている。しかし,特にその都市を構成している環境資源は自然的・文化的・社会的資源など多くを数え,都市の将来のあるべき姿をデザインする場合には,これらの諸環境資源の価値評価と共に,それらの相互依存関係に基づくサステ-ナビリティーの考え方を新たな計画的意味を持つ概念として確立する必要がある。
    このサステ-ナビリティーの研究において,先進的な研究実績を重ねている教育研究機関の一つに,本学との国際交流協定締結校である米国のカリフォルニア州立ポリテクニック大学ポモナ校がある。
    そこで本共同研究では,サステ-ナビリティーの概念に基づく都市環境のデザインに関する基礎的知見を得るため,本学と交流締結校であるカリフォルニア州立ポリテクニック大学ポモナ校環境設計学部に所属する研究者と協力して,平成6年〜平成8年の3年間に渡って大学間共同研究を進めてきた。
    平成6年度には,本学から2名の研究者を派遣し,日本国でのサステ-ナビリティに関連する研究事例を紹介すると共に,相手側協力校のRe-Generative Centerで,サステ-ナビリティを基調とした環境保全のための技術的な試みに関する研究資料を収集した。また,相手側研究協力校から3名の研究者を本学に招へいし,サステ-ナブル(持続可能)な景観形成のための条件,サステ-ナブルな都市の生態系を導くための条件,人々の生活と自然的環境や歴史的環境との共生関係を導くためのサステ-ナブル・コミュニティの形成に係わる条件等について,都市,地域,建築,自然の様々な側面から意見交換した。この結果,サステ-ナビリティの概念を論理的に導くための基礎的な考え方を両国の研究協力者間で共通認識する事ができた。
    平成7年度には,研究代表者(杉本正美)をはじめ,本学から3名の研究者を相手校に派遣すると共に,相手側研究機関から3名の研究者を招聘し,調査・研究を進めた。この結果,各種環境資源の自然的・文化的・社会的諸側面からの役割の明確化とそのエリア内のサステ-ナビリティを創出するための考え方及びそれを支持する様々な要素を抽出するための調査の実施方法及び調査・計画項目などに関する知見を得た。また,住居環境の中の電気エネルギーの利用,各種廃棄物の再生・利用,太陽熱や太陽光の天然エネルギーの有効利用,微気候の有効利用,農産物の生産等を配慮したサステ-ナビリティの概念に基づく都市環境の形成のための基礎条件に関する知見を得た。
    平成8年度は,サステ-ナビリティの概念に基づいて,様々な国や地域の諸特性に対応し得る都市環境を形成するためのデザインに係わる諸課題を明確化するため,本学から4名の研究者を派遣し,また相手側研究機関から3名の研究者を招聘し,環境保全,都市緑地,環境資産,都市景観の側面について調査・研究を進めた。
    また,以上の3年間の大学間協力研究の結果,サステ-ナビリティの考え方に基づく都市環境デザインのためには,建築,都市,地域,自然に係わる基礎的条件として,以下の諸点に係わる知見を得ると共に,これらの知見の重要性が把握できた。
    [建築関係]
    ・物理的にも社会的にも,寿命の長い建築物の創出
    ・室内環境における様々な電気製品や電子機器から発生する電磁波の抑制
    [都市関係]
    ・家屋周辺の外部空間,並木道の街路樹空間などによる都市空間の気候緩和
    ・ヒューマンスケールでの既成市街地の再開発
    ・質の高い様式住宅からのデザインコードの抽出による都市環境の形成手法の展開
    ・多様性のある質の高い様々なオープンスペースおよび関連空間の創出
    ・オ-センティシティ,インテグリティを備えた歴史的・伝統的空間の活用
    [地域関係]
    ・広域的な人々の離合集散ポテンシャルに対応した各地域における環境容量の再評価
    [自然関係]
    ・都市近郊林の環境保全機能,アメニティ機能,生態的保全機能の効果の向上
    ・市街地開発における,自然系環境資源の保有する諸環境保全機能の有効活用
    ・地域住民による組織的な自然系環境諸資源の保全・育成活動の支援
    サステ-ナビリティの考え方に基づく都市環境の形成の究極的な目標は,「都市環境を快適な生活環境として持続的に発展させること」にある。このことから,物的または自然的な環境構成要素の相互関係の解明が最も重要な課題である。本研究を通じて把握・検討した諸環境構成要素のあり方は,このための一つの計画条件となると考えるが,更に,この目標に接近するためには,本研究の成果を踏まえ,都市で生活する人々の生活様式のあり方や省資源や省エネルギーなどを含む,更に広範な分野にまたがる調査・検討が必要であり,また具体的なガイドラインの設定が課題となる。
    日本学術振興会, 国際学術研究, 九州芸術工科大学, 06045039
  • 都市の成長管理計画に関する研究               
    競争的資金
  • 集落・市街地の景観管理計画に関する研究               
    競争的資金
  • STUDY ON GROWTH MANAGEMENT PLANNING               
    競争的資金
  • STUDY ON TOURISM AREA DEVELOPMENT               
    競争的資金
  • STUDY ON LANDSCAPE MANAGEMENT               
    競争的資金

主な担当授業

  • 観光デザイン論演習, 2021年, 修士課程, 国際広報メディア・観光学院
  • 観光デザイン論演習【履修証明プログラム】, 2021年, 修士課程, 国際広報メディア・観光学院
  • 人間と文化, 2021年, 学士課程, 全学教育
  • 世界遺産マネジメント論演習, 2021年, 修士課程, 国際広報メディア・観光学院
  • 世界遺産マネジメント論演習【履修証明プログラム】, 2021年, 修士課程, 国際広報メディア・観光学院
  • 地域と観光, 2021年, 修士課程, 国際広報メディア・観光学院