水野 浩二 (ミズノ コウジ)
法学研究科 附属高等法政教育研究センター 法動態部門 | 教授 |
Last Updated :2024/12/06
■研究者基本情報
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経歴
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■研究活動情報
論文
- 民事訴訟法と法制史ー弁論主義の諸相(令和4年度法学特修演習II ゲスト講義)
河野憲一郎, 水野浩二
熊本法学, 158, 199, 223, 2023年07月, [招待有り], [責任著者]
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要) - 「実務向け文献」に見る明治民事訴訟法ーー審理の準備と審理過程をめぐって
水野 浩二
北大法学論集, 70, 3, 1, 68, 2019年09月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要) - 節度ある職権介入の構想ーー大正民事訴訟法改正における職権証拠調と当事者訊問
水野 浩二
北大法学論集, 68, 3, 1, 42, 北海道大学大学院法学研究科 = Hokkaido University, School of Law, 2017年09月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要) - 葛藤する法廷(3・完)『法律新聞』の描いた裁判官・民事訴訟・そして近代日本
水野 浩二
北大法学論集, 67, 6, 25, 73, 2017年03月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要) - 葛藤する法廷(2)『法律新聞』の描いた裁判官・民事訴訟・そして近代日本
水野 浩二
北大法学論集, 67, 5, 47, 107, 2017年01月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要) - 葛藤する法廷(1) 『法律新聞』の描いた裁判官・民事訴訟・そして近代日本
水野 浩二
北大法学論集, 67, 4, 1, 53, 2016年11月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要) - 学識的民事訴訟における職権補充(suppletio iudicis)ーー中世末期の解釈論の変動
水野 浩二
北大法学論集, 65, 1, 1, 36, 北海道大学大学院法学研究科 = Hokkaido University, School of Law, 2014年05月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要) - 〈口頭審理による後見的な真実解明への志向〉試論ーー一例としての大正民訴法改正
水野 浩二
法制史研究, 63, 63, 1, 53, 法制史學會 ; 1952-, 2014年03月, [査読有り]
日本語, 研究論文(学術雑誌) - Das officium iudicis und die Parteien im roemisch-kanonischen Prozess des Mittelalters. Eine Betrachtung ueber die clausula salutaris.
水野浩二
Zeitschrift der Savigny-Stiftung fuer Rechtsgeschichte. Kanonistische Abteilung., 97, 76, 111, 2011年, [査読有り]
ドイツ語, 研究論文(学術雑誌) - 中世学識法訴訟における職権と当事者(2・完)
水野浩二
北大法学論集, 60, 6, 59, 90, 2010年 - 中世学識法訴訟における職権と当事者(1)
水野浩二
北大法学論集, 60, 5, 1, 27, 2010年 - 西洋中世における法的関係の認識と訴権(3・完)
水野浩二
北大法学論集, 59, 4, 1, 24, 2008年 - 西洋中世における法的関係の認識と訴権(2)
水野浩二
北大法学論集, 59, 3, 167, 198, 2008年 - 西洋中世における法的関係の認識と訴権(1)
水野浩二
北大法学論集, 58, 6, 1, 35, 2008年 - 「西洋中世における訴権の訴訟上の意義(4)――『訴権を軸とする文献』についての一考察
水野浩二
『法学協会雑誌』, 122巻, 11号, 37, 103, 2005年, [査読有り] - 「西洋中世における訴権の訴訟上の意義(5・完)――『訴権を軸とする文献』についての一考察
水野浩二
『法学協会雑誌』, 122巻, 12号, 70, 143, 2005年, [査読有り] - 「西洋中世における訴権の訴訟上の意義(3)――『訴権を軸とする文献』についての一考察
水野浩二
『法学協会雑誌』, 122巻, 10号, 1, 63, 2005年, [査読有り] - 「西洋中世における訴権の訴訟上の意義(2)――『訴権を軸とする文献』についての一考察
水野浩二
『法学協会雑誌』, 122巻, 8号, 1, 81, 2005年, [査読有り] - 「西洋中世における訴権の訴訟上の意義(1)――『訴権を軸とする文献』についての一考察
水野浩二
『法学協会雑誌』, 122巻, 5号, 1, 75, 2005年, [査読有り]
その他活動・業績
- 普通法(ユース・コムーネ)期における法実務の特殊メカニズムとしての上訴手続
スザンネ・レプシウス(水野浩二訳), 法制史研究, 73, 75, 104, 2024年03月, [査読有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) - 林屋礼二著『西欧における民事裁判の発達と展開 西欧大陸民事訴訟史概観』
水野浩二, 法制史研究, 72, 444, 448, 2023年03月, [招待有り], [筆頭著者]
日本語, 書評論文,書評,文献紹介等 - 法制史 (特集 学界回顧2019)
宮川 麻紀, 黒瀬 にな, 代田 清嗣, 辻村 亮彦, 加藤 雄三, 小野 仁美, 水野 浩二, 粟辻 悠, 藤本 幸二, 高 友希子, 法律時報, 91, 13, 229, 242, 2019年12月
日本評論社, 日本語 - 学界回顧2019・法制史(西洋法制史・中世・近世の部分)
水野 浩二, 法律時報, 91, 13, 239, 240, 2019年12月, [招待有り]
日本語, 書評論文,書評,文献紹介等 - 学界回顧2019・法制史(西洋法制史・全般の部分)
水野 浩二, 法律時報, 91, 13, 237, 238, 2019年12月, [招待有り]
日本語, 書評論文,書評,文献紹介等 - 学界回顧2018・法制史(西洋法制史・中世近世の部分)
水野 浩二, 法律時報, 90, 13, 238, 239, 2018年12月, [招待有り]
日本語, 書評論文,書評,文献紹介等 - 学界回顧2018 法制史(西洋法制史・全般の部分)
水野 浩二, 法律時報, 90, 13, 236, 237, 2018年12月, [招待有り]
日本語, 書評論文,書評,文献紹介等 - 学界回顧2017・法制史(西洋法制史・中世近世の部分)
水野 浩二, 法律時報, 89, 13, 239, 240, 2017年12月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌) - 上田理恵子著「一九世紀オーストリア民事訴訟における口頭審理と法曹たち
水野 浩二, 法制史研究, 64, 521, 524, 2015年03月, [招待有り]
日本語, 書評論文,書評,文献紹介等 - 「書評 鈴木正裕『近代民事訴訟法史・ドイツ』(2011年)」
水野 浩二, 法制史研究, 62, 298, 303, 2013年, [招待有り]
日本語, 書評論文,書評,文献紹介等 - アンダース・ウィンロース(水野浩二訳)「教皇の二つの仕事――普遍的教会の最高裁判官、そして司牧者」
水野 浩二, 新世代法政策学研究, 12, 177, 196, 2011年, [査読有り]
北海道大学グローバルCOEプログラム「多元分散型統御を目指す新世代法政策学」事務局, 日本語, 講演資料等(セミナー,チュートリアル,講習,講義他) - Die Bestimmung des Streitgegenstandes, actio, und officium iudicis im römisch-kanonischen Zivilprozess
水野 浩二, Max-Planck-Institut für europäische Rechtsgeschichte Bulletin, 2008-2, 18, 19, 2008年, [招待有り]
ドイツ語, 機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等 - 水野浩二「書評 佐々木有司『コバルビアスとalteri stipulari nemo potestの原則』(日本法学71巻1号)」
水野 浩二, 法制史研究, 56, 344, 347, 2007年04月, [招待有り]
日本語, 書評論文,書評,文献紹介等 - 水野浩二「書評 Bezemer, Kees; What Jacques Saw. Thirteenth-century France through the eyes of Jacques de Revigny. Ius Commune Sonderhefte Bd. 99 (1997)」
水野 浩二, 国家学会雑誌, 113, 9/10, 163, 166, 2000年
日本語, 書評論文,書評,文献紹介等
書籍等出版物
- キーコンセプト法学史 : ローマ法・学識法から西洋法制史を拓く
小川, 浩三, 松本, 尚子, 宮坂, 渉, 「当事者主義と職権主義」「法鑑定」
ミネルヴァ書房, 2024年02月, 9784623095681, x, 442p, 日本語, [分担執筆] - 法の手引書/マニュアルの法文化(法文化叢書19)
水野浩二, 第6章 民事訴訟手引書の系譜-中世後期ヨーロッパから近代日本へ
国際書院, 2022年03月, 9784877913144, 296p, 日本語, [分担執筆] - 松本尚子編『法を使う/紛争文化(法文化叢書17)』
水野 浩二, 第6章 明治民事訴訟法の「使い方」:手続の手引・書式集・素人向け手引の検討
国際書院, 2019年11月, [分担執筆] - 『法のクレオール序説 異法融合の秩序学』
水野 浩二, 「訴訟法書・公証手引書における『職権と当事者』――12・13世紀『法生活の学問化』の一断面」
北海道大学出版会, 2012年, [分担執筆]
講演・口頭発表等
- 学識法における予防法学文献 ブレーデローデ『注意集』
水野浩二
第77回国際古代法史学会(SIHDA)2024大阪大会, 2024年09月24日, ドイツ語, 口頭発表(一般)
2024年09月23日 - 2024年09月28日 - 予防法学文献と中近世法学―ブレーデローデ『注意集』(1590年)について
水野浩二
日本ローマ法研究会第6回大会, 2023年03月13日, 日本語, 口頭発表(一般) - 民事訴訟手引書の系譜―中世後期ヨーロッパから近代日本へ
水野 浩二
法文化学会第22回研究大会, 2019年10月26日, 日本語, シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
[招待講演], [国内会議] - 「利用者にとっての」明治民事訴訟法:手続の手引・書式集・素人向け手引の研究序説
水野 浩二
法制史学会東京部会第273回例会, 2018年12月15日, 日本語, 口頭発表(一般)
[招待講演], [国内会議] - 明治民訴法期における職権・当事者関係の一側面ーー『法律新聞』にみる実態(1900~26年)
水野 浩二
法制史学会第68回総会, 2016年06月12日, 日本語, 口頭発表(一般)
[国内会議] - 英語による日本法教育ーー標準授業案と反転授業の研究
水野 浩二
総長室事業推進経費プロジェクトによる北大教育改革に係る研究成果発表ワークショップ, 2016年06月08日, 日本語, 口頭発表(一般)
[国内会議] - 『法律新聞』にみる釈明権行使の実態(明治33~大正15年(1900~26))
水野 浩二
第5回ローマ法研究会, 2016年03月19日, 日本語, 口頭発表(一般)
[国内会議] - 「節度ある」職権介入の構想ーー大正民訴改正における職権証拠調と当事者訊問
水野 浩二
第3回ローマ法研究会, 2014年03月09日, 日本語, 口頭発表(一般)
[国内会議] - 口頭審理と職権の積極性――民訴法史の中の大正民訴法改正
水野 浩二
第2回ローマ法研究会, 2013年03月, 日本語, 口頭発表(一般)
[国内会議] - 西洋中・近世の民事訴訟における職権と当事者・弁護士
水野 浩二
法制史学会第419回近畿部会, 2011年10月, 日本語, 口頭発表(一般)
[招待講演], [国内会議] - 法源の法実務への適合化――法のクレオールにおける職権の役割について
水野 浩二
科研基盤(S)「〈法のクレオール〉と主体的法形成の研究」シンポジウム「〈法のクレオール〉の諸相を探る」, 2009年11月, 日本語, 口頭発表(一般)
[国内会議] - 西洋中世における訴権の意義とその創造性
法制史学会第53回研究大会, 2005年
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 利用者から見た契約・不法行為の学説―中近世法から現代法への架橋の試み
2023年04月 - 2026年03月
日本学術振興会, 科学研究費 基盤研究(C), 北海道大学, 研究代表者, 23K0104803 - 人文主義法学の比較法学史的再定位
科学研究費助成事業
2021年04月01日 - 2025年03月31日
葛西 康徳, 日向 太郎, 吉原 達也, 小川 浩三, 新田 一郎, 吉村 朋代, 松本 英実, 西村 安博, 守矢 健一, 水野 浩二, 吉川 斉, 比嘉 義秀
新型コロナ禍の2021年度から開始された本研究は、代表者が2021年秋からケンブリッジ大学(セント・ジョンズ・コレッジとキングス・コレッジ)に2022年9月まで留学したため、研究分担者全員が参加した総会は2023年3月に開催された。2022年度の主な活動実績は以下の通りである。
まず、代表者葛西は、ケンブリッジ大学図書館(法学部)に所蔵されているDouglas Oslerの博士論文(未公刊)を手掛かりに、いわゆる「人文主義法学(Legal Humanism)」の概念整理を行うとともに、本研究の関心に沿って、いわゆる人文主義法学者の呼ばれる学者、あるいはその影響を受けた学者の実務家としての業績を具体的に確認した。特に、我国ではもちろん、世界的にも無名のJacobus Goyerの蔵書目録とそのオランダ各地における実務書の所在を確認した。
吉原および吉村は、『ローマ法大全』のうち、とくに『学説彙纂』と『法学提要』に対する17世紀以降の校訂ないし註釈を行ったローマ法学者のうち、主要な実務書ないし判決集を残した者のリストを作成した。また、水野は「予防法学文献と中近世法学―ブレーデローデ『注意集』(1590年)について」と題する報告をローマ法研究会にて行った。松本は、特に17世紀のスコットランドとオランダの法学者の知的交流と彼らの残した実務書ないし判決集のリストアップを実施した。一方、新田は我国の法制史研究の創設者宮崎道三郎(東京帝国大学)の旧蔵書の目録作成を行った。比嘉は近代インド法の立法者の一人、Stokesの業績作成と行った。
日本学術振興会, 基盤研究(B), 東京大学, 23K20566 - 人文主義法学の比較法学史的再定位
科学研究費助成事業
2021年04月01日 - 2025年03月31日
葛西 康徳, 日向 太郎, 吉原 達也, 小川 浩三, 新田 一郎, 吉村 朋代, 松本 英実, 西村 安博, 守矢 健一, 水野 浩二, 吉川 斉, 比嘉 義秀
日本学術振興会, 基盤研究(B), 東京大学, 21H00656 - 人文主義法学の比較法学史的再定位
科学研究費 基盤研究(B)
2021年04月 - 2025年03月
日本学術振興会, 研究分担者, 21H0065612 - 利用者目線に立つ中近世ヨーロッパ私法ーー「実務向け文献」と実務テクニックの研究
科学研究費基盤C
2019年04月 - 2022年03月
水野 浩二
日本学術振興会, 研究代表者, 競争的資金 - 民事訴訟における職権介入の虚像と実像――実務のまなざしから出発する法史学への試み
科学研究費基盤C
2016年04月 - 2019年03月
水野 浩二
日本学術振興会, 研究代表者, 競争的資金 - 英語による日本法教育ーー標準授業案と反転授業の研究
総長室事業経費によるプロジェクト研究
2015年04月 - 2016年03月
水野 浩二
北海道大学教育改革室, 研究代表者, 競争的資金 - 『当事者のために介入する裁判官』の歴史的系譜――ヨーロッパ私法史から大正民訴改正へ
基盤研究(C)
2013年04月 - 2016年03月
水野 浩二
文部科学省科学研究費補助金, 研究代表者, 競争的資金 - 日本法概論に係る英語リーディングス編成法についての研究
総長室事業推進経費によるプロジェクト研究
2014年04月 - 2015年03月
会澤 恒
北海道大学教育改革室, 競争的資金 - 紛争解決における裁判官の積極的役割――近代民訴法の基層の探求
若手研究(B)
2010年04月 - 2013年03月
水野 浩二
文部科学省科学研究費補助金, 研究代表者, 競争的資金 - Die Bestimmung des Streitgegenstandes und die Aktion im mittelalterlichen gelehrten Recht
研究奨励金・博士号取得者対象
2008年10月 - 2010年09月
水野 浩二
アレクサンダー・フォン・フンボルト財団, 研究代表者, 競争的資金 - 法的関係の動態的把握と訴権概念――近代法の再定位のために
若手研究(B)
2008年04月 - 2010年03月
水野 浩二
文部科学省科学研究費補助金, 研究代表者, 競争的資金 - <法のクレオール>と主体的法形成の研究
基盤研究(S)
2005年04月 - 2010年03月
長谷川晃
文部科学省科学研究費補助金, 競争的資金 - 主体の『権利』から主体間の『法的関係』へ――中世におけるその理論的基層
若手研究(B)
2006年04月 - 2008年03月
水野 浩二
科学研究費補助金, 研究代表者, 競争的資金