大鐘 武雄 (オオガネ タケオ)

情報科学研究院 メディアネットワーク部門 情報通信システム学分野教授
産学・地域協働推進機構教授
数理・データサイエンス教育研究センター教授
Last Updated :2025/06/07

■研究者基本情報

学位

  • 博士(工学), 北海道大学, 1994年12月

Researchmap個人ページ

研究キーワード

  • 移動通信
  • ルーティング
  • OFDM
  • チャネル割り当て
  • ESDM
  • ビット配分
  • 選択性フェージング
  • チャネル誤差
  • ダイバーシチ利得
  • セクタ
  • フェージング変動
  • ネットワークコーディング
  • ARP
  • アダプティブアレー
  • 分散ネットワーク
  • 送信電力制御
  • 同一チャネル干渉
  • SDMA
  • サブキャリア
  • 低アンテナ高
  • 指向性アンテナ
  • MIMOチャネル
  • 固有ビーム
  • 呼損率
  • 電波伝搬
  • MIMO
  • 空間スムーズィング
  • 準光学アンテナミキサ
  • 合成開口レーダ
  • フェーズドアレーアンテナ

研究分野

  • ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学), 通信工学

担当教育組織

■経歴

経歴

  • 2019年04月 - 現在
    北海道大学, 大学院情報科学研究院, 教授
  • 2015年10月 - 2019年03月
    北海道大学 大学院情報科学研究科, Graduate School of Information Science and Technology, 教授
  • 2007年04月 - 2015年09月
    北海道大学 大学院情報科学研究科, Graduate School of Information Science and Technology, 准教授
  • 1995年04月 - 2007年03月
    北海道大学 大学院工学研究科, Graduate School of Engineering, 助教授
  • 2005年10月 - 2006年09月
    英国ブリストル大学, 客員研究員
  • 1992年07月 - 1995年03月
    (株) ATR光電波通信研究所, 研究員
  • 1986年04月 - 1992年06月
    郵政省電波研究所, 研究員

学歴

  • 1984年04月 - 1986年03月, 北海道大学, 大学院工学研究科, 電子工学専攻
  • 1980年04月 - 1984年03月, 北海道大学, 工学部, 電子工学科

委員歴

  • 2019年01月 - 2020年12月
    IEEE Sapporo Section, Chair, 学協会
  • 2017年01月 - 2018年12月
    IEEE Sapporo Section, Vice Chair, 学協会
  • 2013年08月 - 2014年05月
    IEEE VTC 2014 Spring, Track Co-chair, 学協会
  • 2012年05月 - 2014年05月
    電子情報通信学会, 英文論文誌B編集委員長, 学協会
  • 2011年08月 - 2012年05月
    IEEE VTC 2012 Spring, Track Co-chair, 学協会
  • 2010年05月 - 2012年05月
    電子情報通信学会, 無線通信システム研究会委員長, 学協会
  • 2009年05月 - 2011年05月
    電子情報通信学会, 英文論文誌B編集副委員長, 学協会
  • 2007年05月 - 2009年05月
    電子情報通信学会, 無線通信システム研究会副委員長, 学協会

学内役職歴

  • 教育改革室室員, 2024年4月1日 - 2026年3月31日
  • 数理・データサイエンス教育研究センター長, 2023年4月1日 - 2025年3月31日
  • 数理・データサイエンス教育研究センター副センター長, 2022年4月1日 - 2023年3月31日

■研究活動情報

受賞

  • 2018年, 電子情報通信学会通信ソサイエティ, チュートリアル(和文)論文賞               
  • 2016年06月, 北海道総合通信局, 第66回「電波の日」北海道総合通信局長表彰               
    大鐘武雄
  • 2011年, 電子情報通信学会通信ソサイエティ, マガジン論文賞               
    大鐘武雄
  • 2008年, 電気通信普及財団, テレコムシステム技術賞               
    大鐘武雄
  • 2007年, 電子情報通信学会, 論文賞               
    大鐘武雄
  • 1993年, IEEE AP-S Tokyo Chapter, Young Engineer Award               
    大鐘武雄

論文

その他活動・業績

  • 角度範囲を縮小した近接波用DNNによる到来方向推定の性能改善に関する検討
    安藤ダニエル明, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 123, 434(RCS2023 250-294), 2024年
  • 変分ベイズ法を用いた確率的MIMO信号検出の特性改善に関する一考察
    阿隅大輝, 角田俊介, 萩原淳一郎, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 122, 355(IT2022 29-67), 2023年
  • サブテラヘルツ帯通信におけるビームフォーミングに基づくIRS制御に関する研究
    田所柊人, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 122, 355(IT2022 29-67), 2023年
  • サブテラヘルツ帯通信におけるチャネル予測の演算負荷軽減に関する研究
    望月大瑚, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 122, 355(IT2022 29-67), 2023年
  • グリッドシフトを用いた圧縮センシングによる到来方向推定法の特性解析
    國本周大, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 122, 355(IT2022 29-67), 2023年
  • 分散MIMOシステムにおける疑似焼きなまし法を用いたアンテナ選択によるチャネル推定誤差の影響
    西村健斗, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 122, 355(IT2022 29-67), 2023年
  • サブテラヘルツ帯通信におけるマルチパスの遅延推定に基づくチャネル予測
    望月大瑚, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 大鐘武雄, 電子情報通信学会論文誌 B(Web), J106-B, 6, 2023年
  • 大規模MIMOシステムにおける直接二値探索法を用いた簡易ビーム形成法
    林優太, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 大鐘武雄, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2023, 2023年
  • サブテラヘルツ帯MIMO空間多重におけるサブアレーのビーム制御についての考察
    濱田直輝, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 大鐘武雄, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2023, 2023年
  • OAMモード多重伝送におけるUCAと正方配列アレーの特性比較
    釜谷俊輝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 旦代智哉, 内田大輔, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2023, 2023年
  • Massive MIMOにおけるMCMC法を用いたベクトル摂動法に関する研究
    角田俊介, 萩原淳一郎, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 123, 76(RCS2023 28-78), 2023年
  • 直接二値探索法を用いた簡易ビーム形成法の特性改善に関する検討
    林優太, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 123, 76(RCS2023 28-78), 2023年
  • サブテラヘルツ帯MIMO空間多重におけるサブアレーのビーム制御に関する検討
    濱田直輝, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 123, 76(RCS2023 28-78), 2023年
  • 正方配列アレーによるOAMモード多重伝送の基礎的検討
    釡谷俊輝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 旦代智哉, 内田大輔, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2022, 2022年
  • サブテラヘルツ帯屋内無線通信における空間信号処理
    小川恭孝, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 萩原淳一郎, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 122, 235(RCS2022 128-154), 2022年
  • サブテラヘルツ帯通信におけるマルチパス分離に基づくチャネル予測に関する研究
    望月大瑚, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 122, 235(RCS2022 128-154), 2022年
  • 簡易ビーム形成のための送信ウェイト生成に関する検討
    林優太, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 萩原淳一郎, 小川恭孝, 大鐘武雄, 電気・情報関係学会北海道支部連合大会講演論文集(CD-ROM), 2022, 2022年
  • サブテラヘルツ帯通信における遅延領域マルチパス分離
    望月大瑚, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 大鐘武雄, 電気・情報関係学会北海道支部連合大会講演論文集(CD-ROM), 2022, 2022年
  • 深層学習によるDOA推定における精度向上
    KASE Yuya, NISHIMURA Toshihiko, OHGANE Takeo, OGAWA Yasutaka, SATO Takanori, KISHIYAMA Yoshihisa, IEICE Transactions on Communications (Web), E105.B, 5, 2022年
  • 大規模MIMOにおけるL-BFGS法を用いた信号検出に関する研究
    春日由紀子, 萩原淳一郎, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 大鐘武雄, 小川恭孝, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2022, 2022年
  • 大規模MU-MIMOシステムにおける量子アニーリングを用いた簡易ビーム形成法
    大塚達樹, 西村寿彦, 大鐘武雄, 佐藤孝憲, 萩原淳一郎, 小川恭孝, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2022, 2022年
  • サブテラヘルツ帯通信におけるマルチパスの遅延・到来方向推定に基づくチャネル予測に関する基礎的考察
    望月大瑚, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 122, 73(RCS2022 24-67), 2022年
  • 確率的MIMO信号検出における探索手法による性能・計算量の比較
    阿隅大輝, 春日由紀子, 松村和士, 萩原淳一郎, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 122, 73(RCS2022 24-67), 2022年
  • グリッドシフトを用いた圧縮センシングによる到来方向推定
    國本周大, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 122, 73(RCS2022 24-67), 2022年
  • サブテラヘルツ帯通信におけるビームフォーミングに基づくIRS制御に関する考察
    田所柊人, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 122, 73(RCS2022 24-67), 2022年
  • 学習型AMPを用いたMIMO信号検出におけるモデルパラメータに関する検討
    三好茉莉, 西村寿彦, 佐藤孝憲, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 122, 73(RCS2022 24-67), 2022年
  • サブテラヘルツ帯通信における空間領域信号処理
    小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 122, 117(EMT2022 7-43), 2022年
  • 屋内伝搬環境におけるサブテラヘルツ帯MIMO空間多重に関する考察
    宇津野太一, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 佐藤孝憲, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 121, 327(IT2021 28-82), 2022年
  • OAMモード多重伝送における多重UCAを用いた軸ずれ補償の検討
    櫻谷信彦, 西村寿彦, 大鐘武雄, 旦代智哉, 内田大輔, 電子情報通信学会技術研究報告(Web), 121, 327(IT2021 28-82), 2022年
  • 深層学習を用いた近接波の到来方向推定における精度向上に関する検討
    加瀬裕也, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 佐藤孝憲, 岸山祥久, 電子情報通信学会 技術研究報告, 121, 103, 98, 103, 2021年07月
  • 有相関通信路での多数信号検出における制振付きGaBPのLLR挙動に関する一検討
    安藤ダニエル明, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 佐藤孝憲, 電子情報通信学会技術研究報告, 121, 72, 97, 102, 2021年06月
  • 学習型AMPを用いた信号検出に関する基礎的検討
    三好茉莉, 辻本若葉, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 佐藤孝憲, 電子情報通信学会技術研究報告, 121, 72, 13, 18, 2021年06月
  • 大規模MIMO信号検出における変分ベイズ法と期待値伝播法の比較
    阿隅大輝, 萩原淳一郎, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 佐藤孝憲, 電子情報通信学会技術研究報告, 121, 72, 7, 12, 2021年06月
  • マルチパス分離に基づくチャネル予測の演算負荷軽減に関する検討
    望月大瑚, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 佐藤孝憲, 電子情報通信学会技術研究報告, 121, 72, 1, 6, 2021年06月
  • 光の領域と融合する無線通信 (特集 6Gがひらく2030年の超スマート社会) -- (超スマート化社会を支えるICTの更なる進化)
    西村 寿彦, 佐藤 孝憲, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会誌 = The journal of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers, 104, 5, 485, 489, 2021年05月
    電子情報通信学会, 日本語
  • マルチパス分離に基づく広帯域FDDシステムの下り回線チャネル推定に関する研究 (Encouragement Talk)
    登坂紫織, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 佐藤孝憲, 電子情報通信学会技術研究報告, 120, 404, 267, 272, 2021年03月
  • OAMビーム制御によるUCA軸ずれ補償の検討
    櫻谷信彦, 西村寿彦, 大鐘武雄, 旦代智哉, 内田大輔, 電子情報通信学会技術研究報告, 120, 404, 261, 266, 2021年03月
  • 分散大規模MIMOシステムにおけるアンテナ選択及びUE選択の検討
    西村健斗, 大鐘武雄, 西村寿彦, 萩原淳一郎, 佐藤孝憲, 小川恭孝, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2021, 2021年
  • 学習型AMPによる少数信号検出に関する検討
    辻本若葉, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 佐藤孝憲, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2021, 2021年
  • テラヘルツ帯二次元アレーのビーム探索に関する基礎的検討
    宇津野太一, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 佐藤孝憲, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2021, 2021年
  • 簡易ビーム形成において受信ユーザ数を変化させた場合の特性評価
    大塚達樹, 西村寿彦, 大鐘武雄, 佐藤孝憲, 萩原淳一郎, 小川恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告, 120, 322, 75, 80, 2021年01月
  • 大規模MIMOにおけるハミルトニアンモンテカルロ法を用いた信号検出特性の改善               
    松村和士, 萩原淳一郎, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 佐藤孝憲, 電子情報通信学会技術研究報告, 120, 298, 7, 12, 2020年12月
  • 深層学習を用いた到来方向推定における精度向上に関する検討
    加瀬裕也, 佐藤孝憲, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 来山大祐, 岸山祥久, 電子情報通信学会技術研究報告, 120, 89, 61, 66, 2020年07月
  • ガウス確率伝搬法におけるLLRの挙動に関する検討               
    安藤ダニエル明, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 佐藤孝憲, 電子情報通信学会技術研究報告, 120, 74, 97, 102, 2020年06月
  • Massive MIMOにおけるマルコフ連鎖モンテカルロ法を用いた信号検出に関する研究               
    松村和士, 萩原淳一郎, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 佐藤孝憲, 電子情報通信学会技術研究報告, 120, 74, 91, 95, 2020年06月
  • 差分進化を用いた簡易ビーム形成に関する検討               
    大塚達樹, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 佐藤孝憲, 電子情報通信学会技術研究報告, 120, 74, 67, 72, 2020年06月
  • OAM多重伝送におけるアレーの設置誤差による特性劣化の改善               
    櫻谷信彦, 西村寿彦, 大鐘武雄, 旦代智哉, 内田大輔, 電子情報通信学会技術研究報告, 120, 74, 61, 66, 2020年06月
  • LoRaWAN端末を用いた900MHz帯距離減衰特性の測定試験               
    董 博文, 辻本若葉, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 佐藤孝憲, 電子情報通信学会技術研究報告, 120, 74, 175, 179, 2020年06月
  • 近似メッセージ伝搬法による大規模MIMO信号検出に関する検討               
    辻本若葉, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 佐藤孝憲, 電子情報通信学会技術研究報告, 120, 74, 181, 186, 2020年06月
  • 近似メッセージ伝搬法による少数信号検出の一検討
    辻本若葉, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2020, 2020年
  • 圧縮センシングを用いた広帯域FDD下り回線チャネル推定の検討
    登坂紫織, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2020, 2020年
  • 二段階予符号化大規模MIMOシステムにおけるビーム形状の性能評価
    YAMAMOTO Jumpei, NISHIMURA Toshihiko, OHGANE Takeo, OGAWA Yasutaka, TAKEDA Daiki, KISHIYAMA Yoshihisa, IEICE Transactions on Communications (Web), E103.B, 6, 2020年
  • 深層学習によるDOA推定に関する基礎的検討
    KASE Yuya, NISHIMURA Toshihiko, OHGANE Takeo, OGAWA Yasutaka, KITAYAMA Daisuke, KISHIYAMA Yoshihisa, IEICE Transactions on Communications (Web), E103.B, 10, 2020年
  • 深層学習を用いた到来方向推定におけるDNN構成に関する検討
    加瀬裕也, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 来山大祐, 岸山祥久, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2020, 2020年
  • テラヘルツ帯フェーズドアレーのビーム制御に関する基礎的検討
    宇津野太一, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 佐藤孝憲, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2020, 2020年
  • OAMモード多重伝送における多重UCAを用いた特性改善に関する検討               
    山本綾乃, 西村寿彦, 大鐘武雄, 旦代智哉, 内田大輔, 電子情報通信学会技術研究報告, 119, 296, 55, 60, 2019年11月
  • 大規模MIMOにおけるノード選択付き近似メッセージ伝搬法による信号検出               
    辻本若葉, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会技術研究報告, 119, 296, 43, 47, 2019年11月
  • スパースモデリングを用いた到来方向推定 (Invited Lecture)               
    西村寿彦, 中都正義, 大鐘武雄, 小川恭孝, 革新的無線通信技術に関する横断型研究会 (MIKA), 2019年10月, [招待有り]
  • 大規模SCMAシステムにおけるCRCによる特性改善に関する一検討               
    李仁杰, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会技術研究報告, 119, 176, 7, 12, 2019年08月
  • 深層学習を用いた近接波の到来方向推定の検討—A Study on Close DOA Estimation with Deep Learning—高信頼制御通信
    加瀬 裕也, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 来山 大祐, 岸山 祥久, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 119, 106, 133, 138, 2019年07月
    電子情報通信学会, 日本語
  • 送信ダイバーシチを適用したFSK用狭帯域パイロットレス同期検波方式               
    山口歌奈子, 東中雅嗣, 佐野裕康, 岡村敦, 大鐘武雄, 西村寿彦, 電子情報通信学会技術研究報告, 119, 108, 211, 216, 2019年07月
  • 深層学習を用いた近接波の到来方向推定の検討               
    加瀬裕也, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 来山大祐, 岸山祥久, 電子情報通信学会技術研究報告, 119, 108, 155, 160, 2019年07月
  • IDMAにおけるガウス確率伝搬法とCRCを利用した信号検出の検討               
    河端航, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告, 119, 90, 339, 345, 2019年06月
  • ガウス確率伝搬法等繰り返し手法を用いた多数信号検出特性 (Invited Talk)               
    大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告, 119, 90, 259, 259, 2019年06月, [招待有り]
  • 深層学習を用いたチャネル推定に関する基礎的研究               
    中島亮太, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会技術研究報告, 119, 90, 37, 42, 2019年06月
  • 到来方向推定における圧縮センシングアルゴリズムの比較検討               
    中都正義, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会技術研究報告, 119, 90, 31, 35, 2019年06月
  • 屋内環境での大規模MIMO分散アンテナシステムにおけるアンテナ選択に関するスループット評価               
    島屋早希, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会技術研究報告, 119, 90, 25, 29, 2019年06月
  • インパルス応答推定に基づくFDDシステムの下り回線チャネル推定に関する基礎的検討               
    登坂紫織, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会技術研究報告, 119, 90, 19, 24, 2019年06月
  • LoRaWAN端末を用いた900MHz帯室内距離減衰特性の測定               
    辻本若葉, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会技術研究報告, 119, 90, 13, 18, 2019年06月
  • 深層学習を用いた到来方向推定法の検討               
    加瀬裕也, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 来山大祐, 岸山祥久, 電子情報通信学会技術研究報告, 119, 8, 79, 84, 2019年04月
  • 圧縮センシングを用いた2波の到来方向推定の基礎的検討
    中都正義, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電気・情報関係学会北海道支部連合大会講演論文集(CD-ROM), 2019, 2019年
  • 雑音を考慮したマルチパスの遅延推定に基づくチャネル予測
    高野裕太, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2019, 2019年
  • 遅延推定に基づくマルチパス分離によるチャネル予測に関する考察
    高野裕太, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2019, 2019年
  • 敵対的生成ネットワークを用いたチャネル推定に関する基礎的研究
    中島亮太, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2019, 2019年
  • MIMO SC-FDEにおける受信ウェイト行列の演算量削減手法の評価
    齋藤剣聖, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2019, 2019年
  • 重畳型16QAMを用いた大規模MIMOのDAMPによる信号検出
    渡部泰成, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2019, 2019年
  • 16点SCMA大規模システムのガウス確率伝搬法による信号検出特性の評価
    LI Renjie, 大鐘武雄, 西村寿彦, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2019, 2019年
  • マルチパス通信路のインパルス応答を用いたFDDシステムの下り回線チャネル推定に関する基礎的検討
    登坂紫織, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2019, 2019年
  • 基地局アンテナアレーの分散化とプリコーディングの関係について
    鈴木裕也, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2019, 2019年
  • 屋内環境における大規模MIMO分散アンテナシステムのアンテナ選択に関する検討
    島屋早希, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2019, 2019年
  • Polar符号化伝送におけるSSCL復号とGaBPを用いた繰り返し適応等化に関する検討
    福田健太郎, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2019, 2019年
  • 深層学習を用いた到来方向推定の検討
    加瀬裕也, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 来山大祐, 岸山祥久, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2019, 2019年
  • 遅延時間推定に基づくマルチパス分離によるチャネル予測に関する検討               
    高野裕太, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会技術研究報告, 118, 435, 13, 18, 2019年01月
  • インタリーブ分割多元接続におけるガウス確率伝搬法を用いた大規模信号検出に関する検討               
    河端航, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告, 118, 372, 113, 118, 2018年12月
  • MIMO SC-FDEにおける受信ウェイト行列の演算量削減に関する検討               
    齋藤剣聖, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会技術研究報告, 118, 372, 25, 30, 2018年12月
  • アレー信号処理とその解法アルゴリズムの基礎 (Tutorial Lecture)               
    西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告, 118, 217, 31, 36, 2018年09月, [招待有り]
  • 深層学習を用いた到来方向推定の基礎的検討 (高信頼制御通信) -- (機械学習特別セッション)
    加瀬 裕也, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 118, 125, 51, 55, 2018年07月11日
    電子情報通信学会, 日本語
  • GaBPを用いた大規模SCMA信号分離に関する基礎的検討               
    李仁杰, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会技術研究報告, 118, 125, 237, 242, 2018年07月
  • Massive MIMO SC-FDEにおける受信ウェイト行列の演算量削減に関する検討               
    齋藤剣聖, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会技術研究報告, 118, 101, 261, 266, 2018年06月
  • 大規模MIMOにおけるGaBPを用いた重畳型16QAM信号検出に関する検討               
    渡部泰成, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会技術研究報告, 118, 101, 255, 260, 2018年06月
  • 異なる伝搬環境におけるOAMモード多重伝送の特性比較               
    山本綾乃, 西村寿彦, 大鐘武雄, 旦代智哉, 内田大輔, 電子情報通信学会技術研究報告, 118, 101, 201, 206, 2018年06月
  • マルチユーザ大規模MIMOシステムにおける遺伝的アルゴリズムを用いた簡易ビーム形成の特性評価               
    中村駿太, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会技術研究報告, 118, 101, 101, 106, 2018年06月
  • インターリーブ分割多元接続における確率伝搬法を用いた信号検出に関する検討               
    河端航, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告, 118, 101, 89, 94, 2018年06月
  • 確率伝搬法を用いた重畳変調信号検出に関する基礎的検討               
    福田健太郎, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会技術研究報告, 118, 101, 85, 88, 2018年06月
  • Polar符号化シングルキャリア伝送における確率伝搬法を用いた適応等化の検討 (無線通信システム) -- (移動通信ワークショップ)
    木原 光太郎, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 117, 456, 25, 29, 2018年02月28日
    電子情報通信学会, 日本語
  • 遅延および出射・入射角度領域におけるマルチパス分離を用いたMIMOチャネル予測手法に関する考察 (無線通信システム) -- (移動通信ワークショップ)
    奥村 香菜子, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 117, 456, 179, 184, 2018年02月28日
    電子情報通信学会, 日本語
  • マルチユーザ大規模MIMOシステムにおける簡易ビーム形成のための最適なアンテナ選択方法に関する検討               
    井上航一, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告, 117, 456, 31, 36, 2018年02月
  • 大規模MIMOシステムのビーム形状とビーム選択数に関する特性評価 (情報理論)
    山本 順平, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 岸山 祥久, 武田 大樹, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 117, 396, 125, 130, 2018年01月22日
    電子情報通信学会, 日本語
  • 圧縮センシングを用いたマルチバンド信号の到来方向推定におけるバンド数に関する検討
    星川豊希, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2018, 2018年
  • MIMO SC-FDEにおける受信ウェイト補間法の評価
    齋藤剣聖, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2018, 2018年
  • 遮蔽物のある屋内環境のマルチユーザ大規模MIMOシステムにおける基地局アンテナサブアレーの配置に関する検討
    鈴木裕也, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2018, 2018年
  • 大規模MU-MIMOシステムにおける簡易ビーム形成の特性改善に関する検討
    中村駿太, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2018, 2018年
  • マルチパスの遅延時間推定に基づくチャネル予測に関する検討
    高野裕太, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2018, 2018年
  • 異なる振幅を有するマルチバンド信号に対する圧縮センシングを用いた到来方向推定に関する検討
    星川豊希, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2018, 2018年
  • 大規模MIMO SC-FDEにおける受信ウェイト行列の演算量削減手法の比較
    齋藤剣聖, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2018, 2018年
  • 屋内環境のマルチユーザ大規模MIMOシステムにおける基地局アンテナサブアレーの配置および素子配列に関する検討
    鈴木裕也, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2018, 2018年
  • LLR上限設定を行ったGaBP検出における重畳型16QAM不均一配置の最適化に関する検討
    渡部泰成, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2018, 2018年
  • 重畳変調信号の重畳数とGaBP検出特性に関する評価
    福田健太郎, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 萩原淳一郎, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2018, 2018年
  • 大規模MIMOにおけるビーム選択法とビーム選択数に関する特性評価
    山本順平, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 武田大樹, 岸山祥久, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2018, 2018年
  • 確率伝搬法による多次元信号検出 (Invited Talk)               
    大鐘武雄, 西村寿彦, 小川恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告, 117, 395, 175, 175, 2018年01月, [招待有り]
  • MIMO SC-FDEにおける受信ウェイトの補間による演算量削減に関する検討 (無線通信システム)
    齋藤 剣聖, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 117, 352, 101, 106, 2017年12月14日
    電子情報通信学会, 日本語
  • マルチバンド信号の到来方向推定における圧縮センシングアルゴリズムの精度評価 (アンテナ・伝播)
    星川 豊希, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 117, 283, 161, 165, 2017年11月08日
    電子情報通信学会, 日本語
  • 簡易ビーム形成によるマルチユーザ大規模MIMOシステムの潜在性能評価 (無線通信システム)
    井上 航一, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 117, 284, 117, 122, 2017年11月08日
    電子情報通信学会, 日本語
  • 大規模MIMOにおける確率伝搬法を用いた多値QAM信号検出の検討 (無線通信システム)
    渡部 泰成, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 117, 246, 19, 24, 2017年10月19日
    電子情報通信学会, 日本語
  • 遅延・角度領域におけるマルチパス分離を用いたチャネル予測手法に関する検討 (無線通信システム)
    奥村 香菜子, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 117, 132, 61, 66, 2017年07月19日
    電子情報通信学会, 日本語
  • 時変動環境における大規模MIMOシステムのビーム選択およびビーム形状の特性評価 (無線通信システム)
    山本 順平, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 武田 大樹, 岸山 祥久, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 117, 103, 31, 36, 2017年06月21日
    電子情報通信学会, 日本語
  • MIMO-OFDMシステムにおける受信ウェイトの補間による演算量削減に関する基礎的検討 (無線通信システム)
    齋藤 剣聖, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 117, 103, 121, 126, 2017年06月21日
    電子情報通信学会, 日本語
  • 屋内環境のマルチユーザ大規模MIMOシステムにおけるアンテナアレーの分散配置に関する検討 (無線通信システム)
    鈴木 裕也, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 117, 103, 127, 132, 2017年06月21日
    電子情報通信学会, 日本語
  • マルチユーザ大規模MIMOシステムにおけるアンテナ選択による簡易ビーム形成に関する検討 (無線通信システム)
    井上 航一, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 117, 11, 155, 159, 2017年04月24日
    電子情報通信学会, 日本語
  • 大規模MIMOシステムのビーム形状に関する特性評価
    山本順平, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 武田大樹, 岸山祥久, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2017, 2017年
  • ハイブリッドビームフォーミングにおけるビーム選択およびビーム形状に関する一検討 (無線通信システム)
    山本 順平, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 武田 大樹, 岸山 祥久, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 116, 383, 147, 152, 2016年12月21日
    電子情報通信学会, 日本語
  • レイトレーシング法を用いたFD-MIMO基地局の特性評価 (無線通信システム)
    西崎 隼, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 116, 318, 79, 84, 2016年11月24日
    電子情報通信学会, 日本語
  • 依頼講演 矩形FD-MIMOにおける屋内環境の違いに対するSINR特性の評価 (放送技術)
    西村 寿彦, 西崎 隼, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 映像情報メディア学会技術報告 = ITE technical report, 40, 23, 51, 54, 2016年07月
    映像情報メディア学会, 日本語
  • 大規模MIMO有相関通信路における確率伝搬法のための事前情報の正規化に関する一検討
    高橋拓海, 衣斐信介, 大鐘武雄, 三瓶政一, 信学技報, 116, 110, 53, 58, 2016年06月23日
    日本語
  • Faster-than-Nyquistにおける確率伝搬法を用いた干渉除去の検討 (無線通信システム)
    木原 光太郎, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 116, 110, 47, 52, 2016年06月22日
    電子情報通信学会, 日本語
  • インパルス応答推定に基づくチャネル予測手法に関する検討 (無線通信システム)
    奥村 香菜子, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 116, 110, 81, 86, 2016年06月22日
    電子情報通信学会, 日本語
  • 圧縮センシングに基づく散乱体検出におけるゲート処理を用いた探索領域外からの散乱波除去に関する特性評価 (アンテナ・伝播)
    阿部 大輔, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 115, 506, 69, 74, 2016年03月10日
    電子情報通信学会, 日本語
  • 時変動マルチユーザMIMO環境における2段階の圧縮センシングを用いたチャネル予測 (無線通信システム) -- (移動通信ワークショップ)
    上橋 俊介, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 115, 472, 357, 362, 2016年03月02日
    電子情報通信学会, 日本語
  • B-1-194 圧縮センシングを用いた周波数特性を持つマルチバンド信号の到来方向推定(B-1.アンテナ・伝播C(アンテナシステム),一般セッション)
    遠藤 大樹, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2016, 1, 194, 194, 2016年03月01日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-43 仲上-ライスフェージング環境におけるバトラーマトリクスを用いたアナログビームフォーマの一検討(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    結城 嵩仁, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2016, 1, 436, 436, 2016年03月01日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-102 確率伝搬法を用いた適応等化におけるEXIT軌跡評価(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    萩原 光義, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2016, 1, 495, 495, 2016年03月01日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-103 確率伝搬法を用いた大規模MIMOシステムにおけるLLRの制振に関する検討(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    丹野 柊平, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2016, 1, 496, 496, 2016年03月01日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-119 散乱体が移動するマルチユーザMIMO環境における圧縮センシングを用いたチャネル予測精度の改善(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    上橋 俊介, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2016, 1, 512, 512, 2016年03月01日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-153 アダプティプアレーを用いた無線メッシュネットワークにおける迂回経路導入に関する考察(B-5.無線通信システムB(無線アクセスネットワーク),一般セッション)
    鈴木 宏典, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2016, 1, 546, 546, 2016年03月01日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 確率伝搬法を用いた適応等化に関するEXIT解析 (無線通信システム)
    萩原 光義, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 115, 288, 7, 12, 2015年11月04日
    電子情報通信学会, 日本語
  • 確率伝搬法を用いたLDPC符号化大規模MIMOシステムにおけるLLR更新法の一検討 (無線通信システム)
    丹野 柊平, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 115, 288, 37, 42, 2015年11月04日
    電子情報通信学会, 日本語
  • 大規模MIMOにおける確率伝搬法を用いた16QAM信号検出 (無線通信システム)
    宇佐美 友也, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 115, 288, 43, 48, 2015年11月04日
    電子情報通信学会, 日本語
  • レイトレーシング法を用いたユーザ密集時におけるFD-MIMOシステムの特性評価 (無線通信システム)
    西崎 隼, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 115, 288, 127, 132, 2015年11月04日
    電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-82 確率伝搬法を用いた大規模MIMO信号検出におけるLDPC復号の一検討(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    丹野 柊平, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2015, 1, 344, 344, 2015年08月25日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-83 確率伝搬法を用いた適応等化における重み付き伝搬LLR上限設定(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    萩原 光義, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2015, 1, 345, 345, 2015年08月25日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • BS-2-5 矩形アレーFD-MIMOにおける屋内SINR特性について(BS-2.将来無線通信システム実現のためのこれからの大容量通信技術,シンポジウムセッション)
    西村 寿彦, 西崎 隼, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2015, 1, "S, 39"-"S-40", 2015年08月25日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-1-142 スレッショルドを用いた圧縮センシングに基づく散乱体数検出(B-1.アンテナ・伝播C(アンテナシステム),一般セッション)
    阿部 大輔, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2015, 1, 142, 142, 2015年08月25日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-10 圧縮センシングを用いたドップラー周波数推定とチャネル予測(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    上橋 俊介, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2015, 1, 272, 272, 2015年08月25日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-26 バトラーマトリクスを用いた高周波数帯ビームフォーマの一検討(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    結城 嵩仁, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2015, 1, 288, 288, 2015年08月25日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-81 基地局アンテナ素子数を増加させたFD-MIMOシステムの特性評価(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    西崎 隼, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2015, 1, 343, 343, 2015年08月25日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 異なる振幅を持つ到来波に対する圧縮センシングを用いた到来方向推定の評価 (アンテナ・伝播)
    遠藤 大樹, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 115, 164, 107, 112, 2015年07月30日
    電子情報通信学会, 日本語
  • レイトレーシング法を用いた基地局アンテナ素子数の異なるFD-MIMOシステムの特性比較 (無線通信システム)
    西崎 隼, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 115, 113, 241, 246, 2015年06月24日
    電子情報通信学会, 日本語
  • 確率伝搬法を用いた大規模MIMO信号検出における誤り訂正復号の検討 (無線通信システム)
    丹野 柊平, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 115, 113, 257, 261, 2015年06月24日
    電子情報通信学会, 日本語
  • 確率伝搬法を用いた適応等化における伝搬LLR上限設定に関する検討 (無線通信システム)
    萩原 光義, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 115, 113, 263, 267, 2015年06月24日
    電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-19 TDDマルチユーザMIMOシステムにおける圧縮センシングを用いたチャネル予測(B-5.無線通信システムA(移動通信))
    上橋 俊介, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2015, 1, 374, 374, 2015年02月24日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-53 アダプティブアレーを用いた無線メッシュネットワークにおける迂回経路選択の特性評価(B-5.無線通信システムA(移動通信))
    鈴木 宏典, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2015, 1, 408, 408, 2015年02月24日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-1-193 時間領域ゲーティング技術を用いた圧縮センシング法に基づく散乱体検出(B-1.アンテナ・伝播C(アンテナシステム),一般セッション)
    草野 薫, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2015, 1, 193, 193, 2015年02月24日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-111 16QAM変調環境における送受大規模MIMOへの確率伝搬法適用の一検討(B-5.無線通信システムA(移動通信))
    宇佐美 友也, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2015, 1, 466, 466, 2015年02月24日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-167 高符号化率環境における確率伝搬アルゴリズムを適用した適応等化(B-5.無線通信システムB(無線アクセスネットワーク))
    杉田 大智, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2015, 1, 522, 522, 2015年02月24日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • BS-1-1 圧縮センシングを用いた到来方向推定におけるパラメータ値の到来波数依存性(BS-1.アンテナ・レーダ・センシングシステムを支えるアレー信号処理技術,シンポジウムセッション)
    遠藤 大樹, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2015, 1, "S, 1"-"S-2", 2015年02月24日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • BP-1-4 5GにおけるMIMO・ビーム制御技術(BP-1.将来無線アクセスにむけた要素技術,パネルセッション,ソサイエティ企画)
    大鐘 武雄, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2015, 1, "SS, 9"-"SS-10", 2015年02月24日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • マルチユーザMIMOシステムにおける圧縮センシングを用いたチャネル予測手法に関する検討 (無線通信システム)
    上橋 俊介, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 114, 395, 55, 60, 2015年01月22日
    マルチユーザMIMOシステムでは,ユーザ間干渉やストリーム間干渉を抑圧するため,基地局側で各ユーザへの下り回線のチャネル情報を必要とする.しかし,無線通信では,信号が伝搬する環境は時間とともに変動するため,基地局側で得たチャネル情報は信号を送信する時刻においては,真のチャネルとは異なった値となり,干渉抑圧効果が低減する.そこで,過去に得られたチャネル情報から未来のチャネルの値を予測することで,この問題を解決する手法がいくつか提案されている.筆者らはこれまで,圧縮センシング技術を用いたチャネル予測手法を提案し,端末に多数の素波が到来する環境においても高精度な予測が可能であることを示した.本稿では,時変動マルチユーザMIMOシステムに提案手法を適用したときの効果について報告を行う., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 制御遅延存在下における過素子分散アンテナシステムの分配・選択送信適用時のスループット評価 (無線通信システム)
    中西 裕基, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 大渡 裕介, 岸山 祥久, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 114, 395, 61, 66, 2015年01月22日
    大規模MIMOのように多数の送信アンテナを基地局に用いたシステムでは,フィードバックによってチャネル情報を取得する際に必要となるパイロット信号数が膨大なものになってしまい,伝送効率の低下が問題となる.筆者らはこれまで,多数の素子を使用したシステムにおいて少数のパイロット信号リソースを用いて伝送を行う方法について検討を行い,分散アンテナシステムに適用することでピークスループットを改善可能であることを示してきた.しかし,これまでの検討はフィードバック遅延等の制御遅延の影響を無視したものであるため,これらの影響でユーザ間干渉が生じる場合には特性が大きく劣化してしまう恐れがある.本稿では,制御遅延によるチャネル変動の影響が存在する場合について,これまでに検討した分配送信と今回新たに提案する選択送信の2つを適用した際の特性を評価した.その結果,分配送信では特性改善効果を示す範囲が狭まり,選択送信ではチャネル変動の有無によらず同傾向の改善効果を得られることがわかった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 送受大規模MIMOにおける確率伝搬法を用いた多値QAM検出の一検討 (無線通信システム)
    宇佐美 友也, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 114, 395, 163, 168, 2015年01月22日
    近年の急速なトラフィックの増大に伴い,送受信アンテナ本数を100素子程度に拡張させた大規模MIMOシステムの検討が始まっている.一般にアンテナ本数を増大させることで高速かつ大容量の伝送を行うことができるが,空間多重における信号分離技術の場合,その計算量は素子数の3乗オーダーで増大するため大規模MIMOシステムへの適用は非常に困難である.この問題を解決するために確率伝搬アルゴリズムを用いた信号分離手法が提案,検討されている.この手法により,素子数の2乗オーダーの計算量とQPSK変調環境において良好な誤り率特性が実現されることが報告されている.しかし多値QAM変調環境においても良好な特性が得られなければトラフィックの増大への対応が実現されたとは言い難い.そこで本稿では,16QAM変調における確率伝搬法の適用方法について検討し,誤り率特性を評価した.その結果,誤り耐性の高いビットから先に処理をすることで特性が改善することを明らかにした., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーを用いた無線メッシュネットワークにおける迂回経路選択効果 (無線通信システム)
    鈴木 宏典, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 114, 372, 135, 140, 2014年12月18日
    無線メッシュネットワークにおいては,近隣ノードとの相互干渉が無視できず,空間的な周波数利用効率の低下が懸念される.このため,目的ノードに対し狭ビームの生成を行うことのできる指向性アンテナの適用が検討されている.中でも,ビームだけでなくヌルを適応的に制御することのできるアダプティブアレーは干渉低減効果が高く,他ノードが通信中に新たなリンクを確立できる可能性がより高くなる.また,迂回経路を設定し,第二経路として選択できるようにすると,リソース競合の回避を行うことができ,並列リンクを確立する可能性が高くなることも期待できる.本稿では,アダプティブアレーを用いたメッシュネットワークにおいて,迂回経路を設定することによる特性改善効果について考察する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 確率伝搬アルゴリズムを適用した適応等化に関する検討 (無線通信システム)
    杉田 大智, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 114, 295, 37, 42, 2014年11月12日
    シングルキャリア伝送方式における符号間干渉対策として,その計算量の少なさから周波数領域等化がよく知られている.さらに高精度な等化処理として,繰り返し処理を利用した周波数領域ターボ等化もよく知られている.本稿では,同じく繰り返し処理を利用するため高精度な検出が期待できる,確率伝搬アルゴリズムを適用した適応等化について着目した.実際にMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)マルチパス環境において,すぐれた特性を持つことが報告されている.しかし,SISO(Single-Input Single-Output)マルチパス環境においては,そのままでは機能しない.そこで,SISOマルチパス環境における等化に,このアルゴリズムを適用した場合の問題点とその解決法を示し,その特性について検討を行う., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 圧縮センシングを用いたチャネル予測手法に関する考察 (アンテナ・伝播)
    上橋 俊介, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 114, 245, 1, 6, 2014年10月15日
    無線通信においてはパイロットシンボルを用いたチャネル推定が必須である.時変動環境においては,パイロットシンボルを頻繁に送信しなければならず,伝送効率が低下する.また,そうして得られたチャネル情報も,実際に通信を行う際には真のチャネルとは異なるため,マルチユーザMIMOシステムにおいては干渉が発生し,通信の品質が劣化してしまうといった問題が発生する.これらの問題を解決するため,過去のチャネル情報を用いて,未来の時刻におけるチャネルの値を予測する手法がいくつか提案されている.本稿では,マルチパス環境において端末で受信される各素波の未来の時刻における値を合成してチャネルを予測するSOS(sum-of-sinusoids)法と,素波の到来方向とその複素振幅を推定する手段として用いられる圧縮センシングを組み合わせることによりチャネルを予測する手法を提案し,これにより高精度な予測が可能となることを明らかにする., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 圧縮センシングを用いたマルチバンド信号到来方向推定の各種パラメータ変化に対する考察 (アンテナ・伝播)
    遠藤 大樹, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 114, 245, 7, 12, 2014年10月15日
    近年,高精度な電波の到来方向推定技術として,圧縮センシングを利用した到来方向推定手法が注目されている.筆者らは,受信アレーアンテナにおいて,バンドごとの複素振幅が異なる位相と振幅を持つような周波数特性を有するマルチバンド信号について推定を行ってきた.マルチバンド信号を利用して推定を行うことによって,シングルバンド信号の場合よりも推定成功率が向上するとともに,アレーのアンテナ素子数を超えた到来波の推定を行うことができる.この際,圧縮センシングの線形計画問題を解くための方法としてhalf-quadratic regularization法という手法を用いている.本稿ではこの手法における3つのパラメータを変化させることで,到来方向推定の成功率にどのような影響があるかについて考察する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-1-172 圧縮センシングを用いたマルチバンド信号到来方向推定におけるパラメータ設定(B-1.アンテナ・伝搬C(アンテナシステム),一般セッション)
    遠藤 大樹, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2014, 1, 172, 172, 2014年09月09日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-50 圧縮センシングを用いたチャネル予測に関する検討(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    上橋 俊介, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2014, 1, 321, 321, 2014年09月09日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-51 レイトレーシング法を用いた屋内FD-MIMOシステムにおける異なるユーザ配置領域でのSINR特性比較(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    福田 隼斗, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2014, 1, 322, 322, 2014年09月09日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 圧縮センシングと到来方向推定 (宇宙・航行エレクトロニクス) -- (オーガナイズドセッション レーダ・センシング研究の進展を支えるシステム,信号処理技術とその応用)
    西村 寿彦, 遠藤 大樹, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 114, 194, 65, 70, 2014年08月28日
    電波の到来方向推定を行う際に圧縮センシング法を用いる方法が提案している.この方法によれば,MUSIC法等の従来より用いられている手法に対して比較的容易に角度分解能を高めることが可能である.特に,到来波が広帯域にわたるマルチバンド信号である場合は,その性能を向上させることができる.さらに,到来波の複素振幅が周波数特性を持つ場合でも,カトリ・ラオ積を用いて電力推定を行うように変換し,バンド毎の電力を規格化することで,さらなる精度向上が期待できる.電波の到来方向推定に圧縮センシング法をどのように適用するかを説明し,上記の手法を導入する.いくつかの計算機シミュレーション結果を示して,提案手法の効果を確認する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 圧縮センシングと到来方向推定 (アンテナ・伝播) -- (オーガナイズドセッション レーダ・センシング研究の進展を支えるシステム,信号処理技術とその応用)
    西村 寿彦, 遠藤 大樹, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 114, 193, 79, 84, 2014年08月28日
    電波の到来方向推定を行う際に圧縮センシング法を用いる方法が提案している.この方法によれば,MUSIC法等の従来より用いられている手法に対して比較的容易に角度分解能を高めることが可能である.特に,到来波が広帯域にわたるマルチバンド信号である場合は,その性能を向上させることができる.さらに,到来波の複素振幅が周波数特性を持つ場合でも,カトリ・ラオ積を用いて電力推定を行うように変換し,バンド毎の電力を規格化することで,さらなる精度向上が期待できる.電波の到来方向推定に圧縮センシング法をどのように適用するかを説明し,上記の手法を導入する.いくつかの計算機シミュレーション結果を示して,提案手法の効果を確認する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • レイトレーシング法を用いた屋内環境におけるFD-MIMOシステムのSINR特性比較 (無線通信システム)
    福田 隼斗, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 114, 180, 1, 6, 2014年08月19日
    基地局に非常に多くのアンテナを用いる大規模MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)システムは,高速大容量な通信を実現する手法として将来の移動体通信システムでの実用化が検討されている.しかし現実的には,基地局やアクセスポイントにおけるアンテナ設置スペースには制限があり,設置スペースの大規模化が問題となる.そこで,基地局アンテナを水平及び垂直方向の2次元に配置してMIMO通信を行う,FD-MIMO(Full-Dimension MIMO)システムが提案されている.アンテナを2次元に配置することで省スペース化が図れるとともに,水平方向だけでなく垂直方向の指向性制御が可能となる.本稿では,レイトレーシング法を用いて送受信間のチャネル行列を生成し,1次元に配置した場合と比較して,FD-MIMOシステムの屋内LoS(Line-of-Sight)環境における特性を評価する.基地局近傍にユーザが存在する場合,比較的小規模な長方形配置で1次元配置よりも良好な特性が得られることがわかった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 複数アンテナへの分配送信を適用したマルチユーザMIMO分散アンテナシステムのスループット評価 (無線通信システム)
    中西 裕基, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 大渡 裕介, 岸山 祥久, 電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報, 114, 180, 7, 12, 2014年08月19日
    アンテナを無線セル内に分散して配置する分散アンテナシステムは,集中アンテナシステムに比べてセル端でのスループットを改善することができる一方で,高いスループットを得られる領域は小さくなる.そこで,各Remote Antenna Unit内の送信アンテナ数を増加させることでシステムスループットを改善できると考えられる.しかし,チャネル推定時に必要なパイロット信号数も同時に増加するため,伝送効率の低下が問題となる.本稿では,パイロット信号を増加させることなく多数の送信アンテナを配置して伝送を行う方法として,複数のアンテナに同じ信号を分配して送信することを試みる.分配送信を適用することでスループットを改善可能なことを明らかにし,信号の分配方法を調整した場合についても検討を行う., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 大規模MIMOの基本概念と送受多素子化への展開
    大鐘武雄, 宇佐美友也, 福田航, 小川恭孝, 西村寿彦, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2014, ROMBUNNO.ABS-1-1, 54"-"S-55", 2014年03月04日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • シングルキャリアE‐SDM方式におけるPAPR削減
    田中友基, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2014, 1, ROMBUNNO.B-5-21, 416, 2014年03月04日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • チャネル推定誤差環境下におけるチャネル予測を用いたマルチユーザMIMOシステムに関する考察
    山口歌奈子, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2014, 1, ROMBUNNO.B-1-216, 216, 2014年03月04日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • マルチセル環境における分散アンテナシステムのアンテナ選択に伴うパイロット信号削減効果
    中西裕基, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2014, 1, ROMBUNNO.B-5-80, 475, 2014年03月04日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 有相関伝搬路における確率伝搬法を用いた大規模MIMO信号検出
    福田航, 安孫子卓史, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 大渡裕介, 川村輝雄, 岸山祥久, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2014, 1, ROMBUNNO.B-5-33, 428, 2014年03月04日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • Khatri‐Rao変換を用いた広帯域DOA推定法の誤差軽減
    白井智士, 山田寛喜, 西村寿彦, 小川恭孝, 大鐘武雄, 山口芳雄, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2014, 1, ROMBUNNO.B-1-228, 228, 2014年03月04日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 周波数特性を有するマルチバンド信号の圧縮センシング到来方向推定
    寺田翼, 西村寿彦, 小川恭孝, 大鐘武雄, 山田寛喜, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2014, 1, ROMBUNNO.B-1-231, 231, 2014年03月04日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 有相関MIMO伝搬路におけるBP法のEXIT解析に関する基礎的検討
    安孫子卓史, 福田航, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 大渡裕介, 川村輝雄, 岸山祥久, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2014, 1, ROMBUNNO.B-5-35, 430, 2014年03月04日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • LabVIEWとUSRPを用いた無線メッシュネットワーク用指向性制御の基礎的検討
    出雲恭輔, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2014, 1, ROMBUNNO.B-5-158, 553, 2014年03月04日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 確率伝搬アルゴリズムを適用した適応等化
    杉田大智, 福田航, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2014, 1, ROMBUNNO.B-5-100, 495, 2014年03月04日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • リソース配分を適用した広帯域伝送系におけるシングルキャリアマルチユーザE‐SDM方式に関する検討
    原田佳太, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 電子情報通信学会大会講演論文集(CD-ROM), 2014, 1, ROMBUNNO.B-5-78, 473, 2014年03月04日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 高信頼車車間通信方式
    蔡晟尉, 土居義晴, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告, 113, 456(RCS2013 306-396), 169, 174, 2014年02月24日
    日本語
  • 周波数特性を有するマルチバンド信号の到来方向推定に関する検討
    寺田翼, 西村寿彦, 小川恭孝, 大鐘武雄, 山田寛喜, 電子情報通信学会技術研究報告, 113, 300(AP2013 100-123), 93, 98, 2013年11月13日
    日本語
  • 時変動マルチユーザMIMOシステムにおけるチャネル予測手法の効果に関する考察
    山口歌奈子, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告, 113, 300(AP2013 100-123), 43, 48, 2013年11月13日
    日本語
  • 有相関伝搬路におけるBPアルゴリズムを用いた大規模MIMO信号検出法に関する検討
    福田航, 安孫子卓史, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 大渡裕介, 川村輝雄, 岸山祥久, 電子情報通信学会技術研究報告, 113, 301(RCS2013 174-205), 55, 60, 2013年11月13日
    日本語
  • B-1-208 圧縮センシング法を用いた散乱体検出に関する考察(B-1.アンテナ・伝播C,(アンテナシステム),一般セッション)
    草野 薫, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2013, 1, 209, 209, 2013年09月03日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-33 マルチューザMIMO分散アンテナシステムにおけるパイロット信号共用時の特性評価(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    中西 裕基, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2013, 1, 396, 396, 2013年09月03日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 圧縮センシング法に基づく散乱体検出に関する検討
    草野薫, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告, 113, 151(AP2013 46-61), 43, 48, 2013年07月16日
    日本語
  • MIMOの理解にちょっと役立つ線形代数(チュートリアル講演,初めての研究会,鉄道,車車間・路車間通信,リソース制御,スケジューリング,無線通信一般)
    大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 113, 93, 211, 211, 2013年06月13日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • FPGAテストベッドによる1024QAM MIMOシングルキャリアブロック伝送の実験評価
    山口歌奈子, 西本浩, 岡崎彰浩, 佐野裕康, 石津文雄, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告, 113, 93(RCS2013 37-77), 193, 198, 2013年06月13日
    日本語
  • 分散アンテナを用いたマルチユーザMIMOシステムの参照信号削減による影響評価
    中西裕基, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告, 113, 93(RCS2013 37-77), 55, 60, 2013年06月13日
    日本語
  • 広帯域伝送系におけるマルチユーザシングルキャリアE‐SDM方式に関する考察
    原田佳太, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告, 113, 93(RCS2013 37-77), 49, 54, 2013年06月13日
    日本語
  • 圧縮センシング法を用いたマルチバンド信号到来方向推定の検討
    寺田翼, 西村寿彦, 小川恭孝, 大鐘武雄, 電子情報通信学会大会講演論文集, 2013, 1, 198, 198, 2013年03月05日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • ARモデルに基づくチャネル予測を用いた時変動マルチユーザMIMOシステムの考察
    山口歌奈子, BUI Huu Phu, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 電子情報通信学会大会講演論文集, 2013, 1, 217, 217, 2013年03月05日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • OFDMを用いた上り回線仮想MIMOシステムにおける端末移動速度の影響に関する検討
    小林拓也, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 電子情報通信学会大会講演論文集, 2013, 1, 440, 440, 2013年03月05日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 広帯域伝送系におけるマルチユーザE‐SDM方式に関する検討
    原田佳太, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 電子情報通信学会大会講演論文集, 2013, 1, 414, 414, 2013年03月05日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • Full‐Duplex AFリレーにおけるMMSE‐FDEに関する検討
    清見直史, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 電子情報通信学会大会講演論文集, 2013, 1, 580, 580, 2013年03月05日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • BPアルゴリズムを用いた大規模MIMO信号検出の繰り返し処理に関するEXIT解析
    安孫子卓史, 福田航, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 大渡裕介, 岸山祥久, 電子情報通信学会大会講演論文集, 2013, 1, 422, 422, 2013年03月05日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 格子基底縮小を用いた符号化MIMO‐OFDMのLLR生成に関する検討
    森谷健太郎, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 電子情報通信学会大会講演論文集, 2013, 1, 420, 420, 2013年03月05日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 確率伝搬アルゴリズムを用いた大規模MIMO信号検出
    福田航, 安孫子卓史, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 大渡裕介, 岸山祥久, 電子情報通信学会大会講演論文集, 2013, 1, 421, 421, 2013年03月05日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • BPアルゴリズムを用いた大規模MIMO信号検出における計算量削減法
    福田航, 安孫子卓史, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 大渡裕介, 岸山祥久, 電子情報通信学会技術研究報告, 112, 424(RCS2012 238-283), 225, 230, 2013年01月24日
    日本語
  • 大規模MIMO信号検出におけるMRCを用いたBPアルゴリズムの特性検討
    安孫子卓史, 福田航, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 大渡裕介, 岸山祥久, 電子情報通信学会技術研究報告, 112, 424(RCS2012 238-283), 231, 236, 2013年01月24日
    日本語
  • 格子基底縮小を用いた符号化MIMO‐OFDMの演算量削減と特性評価
    森谷健太郎, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告, 112, 351(RCS2012 184-237), 257, 262, 2012年12月06日
    日本語
  • 複数アンテナを持つ終点でのFDEを用いたFull‐Duplex AFリレー伝送に関する検討
    清見直史, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告, 112, 351(RCS2012 184-237), 203, 208, 2012年12月06日
    日本語
  • OFDMを用いた上り回線仮想MIMOシステムの動的環境における特性評価
    小林拓也, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 電子情報通信学会技術研究報告, 112, 351(RCS2012 184-237), 197, 202, 2012年12月06日
    日本語
  • USRPを用いたマルチホップネットワークの実装
    出雲恭輔, 西村寿彦, 大鐘武雄, 小川恭孝, 電気・情報関係学会北海道支部連合大会講演論文集(CD−ROM), 2012, ROMBUNNO.118, 2012年10月20日
    日本語
  • シングルキャリアE‐SDM方式におけるPAPRの評価
    田中友基, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 電気・情報関係学会北海道支部連合大会講演論文集(CD−ROM), 2012, ROMBUNNO.119, 2012年10月20日
    日本語
  • Time‐Reversal法を用いた多元接続方式に関する検討
    原田佳太, 小川恭孝, 西村寿彦, 大鐘武雄, 電気・情報関係学会北海道支部連合大会講演論文集(CD−ROM), 2012, ROMBUNNO.117, 2012年10月20日
    日本語
  • 大規模MIMO信号検出に関する検討 : 概念と誤り率特性
    福田 航, 安孫子 卓史, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 大渡 裕介, 岸山 祥久, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 112, 239, 7, 12, 2012年10月10日
    送受信機の双方に複数のアンテナを設置し,信号を空間的に多重するMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)システムにおいて,さらに伝送速度を向上させる最も簡易な手法は,送受信アンテナ数を増加させることである.しかし,一般に用いられる信号分離技術の処理量を考えると,最低でも素子数の3乗に比例するため,100素子程度の大規模MIMOへの適用は非常に困難である.本稿では,並列干渉キャンセラと確率伝搬アルゴリズムを用いた信号検出手法に着目し,その特性を評価する.本手法は素子数の2乗に比例した処理量であり,また,素子数が100素子程度あれば,無符号化時でも非常によい誤り率特性を示すことがわかった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 大規模MIMO信号検出に関する検討 : 繰り返し処理に関するEXIT解析
    安孫子 卓史, 福田 航, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 大渡 裕介, 岸山 祥久, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 112, 239, 13, 18, 2012年10月10日
    無線通信システムにおける伝送速度の向上のための手法として,MIMO(multiple-input multiple-output)システムがある.近年,MIMOの素子数を100素子規模に拡大する検討が行われている.しかし,一般の信号検出手法では,最小でも素子数の3乗オーダーの処理が必要になるため,演算量を削減した手法が検討されている.筆者らは,並列干渉キャンセラを用いた確率伝搬アルゴリズムに基づく検出手法に着目し,素子数の2乗オーダーで処理が可能であることを示した.本稿では,繰り返し処理における収束特性をEXIT(EXtrinsic Information Transfer)解析を用いて評価する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 送信側空間平滑法を用いた広帯域信号到来方向推定の精度評価
    寺田翼, 西村寿彦, 小川恭孝, 大鐘武雄, 電子情報通信学会大会講演論文集, 2012, 1, 203, 203, 2012年08月28日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • Time-Reversal MUSICにおけるシーケンシャルゲーティング処理
    崔 喜童, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 112, 149, 17, 22, 2012年07月18日
    MUSICアルゴリズムを用いたTime-Reversal法(TR-MUSIC)は,高分解能イメージングが可能であることからリモートセンシングシステムとして鋭意研究が行われている.特に,角度領域と時間領域でのゲーティング(フィルタリング)を用いたTR-MUSICイメージングは,雑音を抑圧することと,散乱体がアンテナ数より多く存在するときの限界を除くことにより,格段の特性改善を可能とすることが知られている.本報告では,その定式化とイメージング特性の詳細を明らかにする., 一般社団法人電子情報通信学会, 英語
  • IEICE Transactions on Communications : Editor's Message
    OHGANE Takeo, IEICE transactions on communications, 95, 6, 1982, 1982, 2012年06月01日
    英語
  • 広帯域信号到来方向推定における送信側空間平滑法の相関抑圧効果
    前田 恭平, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 111, 487, 25, 30, 2012年03月08日
    無線通信の普及に伴い,伝搬環境の把握や端末の位置推定に用いられる高精度な電波到来方向推定技術は重要性を増している.筆者らは広帯域信号を用いた高精度到来方向推定法について検討している.広帯域信号を複数の周波数に分割し,まず低い周波数でおおよその到来方向を推定し,推定された角度の周辺のみを高い周波数の信号で推定を行うことで,グレーティングローブによる影響を回避しながら高精度な推定が可能となる.本稿では新たにマルチパス環境での推定精度向上のため,送信側に複数素子を配置し,各素子から同時に無相関の信号を送信して相関を抑圧する送信側空間平滑法の効果について検討している.送信側で空間平滑を行うことで,受信側のアレー開口長をそのままに相関を抑圧できる.計算機シミュレーションを行い,相関を抑圧し,高精度な推定が可能なことを確かめた., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-1-224 分散アンテナシステムにおける周波数相関に関する検討(B-1.アンテナ・伝播C(アンテナシステム),一般セッション)
    山口 歌奈子, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2012, 1, 224, 224, 2012年03月06日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-1-186 送信側空間平均法を用いた広帯域信号による到来方向推定法の検討(B-1.アンテナ・伝播C(アンテナシステム),一般セッション)
    前田 恭平, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2012, 1, 186, 186, 2012年03月06日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-54 周波数オフセットを補償したOFDM上り回線における仮想MIMOシステムの特性評価(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    小林 拓也, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2012, 1, 453, 453, 2012年03月06日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-80 格子基底縮小を用いたMIMO信号検出の計算量削減に関する検討(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    森谷 健太郎, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2012, 1, 479, 479, 2012年03月06日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-166 バースト性を有するトラフィック環境下でのアダプティブアレーを用いた無線マルチホップネットワークの検討(B-5.無線通信システムB(無線アクセスネットワーク),一般セッション)
    武田 大樹, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2012, 1, 565, 565, 2012年03月06日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 超高速ブロードバンドアクセスにおけるMIMOチャネル伝送技術
    大鐘武雄, 小川恭孝, 西村寿彦, 電子情報通信学会大会講演論文集, 2012, SS.7-SS.8, 2012年03月06日
    日本語
  • 広帯域伝送系におけるシングルキャリアE-SDM方式の演算量削減に関する考察(一般,移動通信ワークショップ)
    ダビデスク クリスティアン, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 111, 451, 55, 60, 2012年02月29日
    周波数選択性フェージングが厳しいMIMO上り回線では,受信側での周波数領域等化と組み合わせたシングルキャリア変調がOFDMシステムの代替として提案されている.さらに周波数スペクトルを効率よく使用するために,固有ビーム空間分割多重方式(E-SDM)が用いられる.送信側での演算負荷を軽減するため特異値分解の回数を減らす手法がこれまでに提案されている.本稿では,誤り率特性を改善する新しい演算量削減法の提案を行う.計算機シミュレーションにより提案手法の特性評価を行い,その有効性,および,誤り率と計算量がトレードオフの関係にあることを確認した., 一般社団法人電子情報通信学会, 英語
  • OFDMを用いた上り回線仮想MIMOシステムにおける周波数オフセット推定とその補償(一般,移動通信ワークショップ)
    小林 拓也, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 111, 451, 61, 66, 2012年02月29日
    高速伝送を行うためには広い周波数帯域幅を確保する必要があるため,将来の移動通信では高周波数帯を利用することが考えられる.しかし,高周波数帯では伝搬損失が大きく,通信品質が劣化する.特に上り回線では端末の電源がバッテリーであるために送信電力に制限があり,高品質な通信が困難となる.そこで,通信端末とその近傍の端末が協力し,基地局との間に仮想MIMOシステムを構成することで,通信品質の改善を図る手法が提案されている.しかし,仮想MIMOシステムでは,各端末で異なる周波数オフセットによる,異なる位相回転が問題となる.本報告では,この周波数オフセットの推定とその補償法について述べ,OFDMを用いた上り回線仮想MIMOシステムの特性評価結果を明らかにしている., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • マルチアンテナシステムにおける周波数相関に関する検討(一般,移動通信ワークショップ)
    山口 歌奈子, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 111, 451, 67, 72, 2012年02月29日
    無線通信の伝搬路である空間では,多数の反射波や散乱波などから多重波伝搬環境となり,各パス間の遅延時間差が無視できない程大きい場合には,周波数選択性フェージングが生起する.この周波数選択性を評価する周波数相関は従来,単一アンテナについて定義されてきた.しかし,ダイバーシチ受信や空間フィルタリングなどを実現するために用いられるマルチアンテナシステムについては,従来の周波数相関では厳密な評価はできない.本稿では,従来の周波数相関をマルチアンテナシステムへ拡張し,各種の伝搬環境について,従来の周波数相関,および,信号識別の劣化係数との比較を行った., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • ビット反転復号法における2段階縮小係数を用いた適応しきい値更新の検討
    ウェバー ジュリアン, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 111, 345, 1, 6, 2011年12月08日
    LDPC符号は非常に高い誤り訂正能力を有し,LTE-Advancedなど種々の標準で採用されている.確率伝搬法に基づく復号手法は優れた特性を達成できるものの,処理量は非常に大きい.そのため,より簡易な復号法として,ビット反転復号法が検討されている.その中で,近年,ビット反転の有無に応じて反転しきい値を変化させる手法が注目されている.本検討では,この適応しきい値手法について,誤り率特性と繰り返し回数の関係などを検討する.特に,シンドロームに応じて2段階の縮小係数を用いることを提案し,単一縮小係数の場合と同等な誤り率特性を非常に少ない繰り返し回数で達成できることを明らかにする.さらに,繰り返し過程で局所解(誤りのある系列)に収束してしまった場合には,外部から微小な摂動を加えることで最適解に到達する可能性が生じることも実験的に示す, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 広帯域信号における高精度DOA推定の最適化 (アンテナ・伝播)
    前田 恭平, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告 : 信学技報, 111, 288, 1, 6, 2011年11月16日
    無線通信の普及に伴い,伝搬環境の把握や端末の位置推定に用いられる高精度な電波到来方向推定技術は重要性を増している.MUSIC法など一般的な到来方向推定法では,受信側でアレーアンテナが用いられる.このような手法を用いる際,受信アレーアンテナの素子間隔が固定される場合には,高い周波数の信号を用いた方がより分解能の高い推定が可能であるが,ピークの鋭さに合わせて探索のステップ幅を小さくする必要があるために生じる計算量の増大や,素子間隔が半波長以下にできない場合,グレーティングローブの発生が問題となる.筆者らは,これらの問題に対応するため広帯域信号を用いた到来方向推定法について検討している.広帯域信号から複数の狭帯域信号を取り出し,始めにグレーティングローブが発生しない低い周波数でおよその到来方向を推定し,その結果からグレーティングローブを探索範囲外に回避できるような狭い範囲で高周波数の信号を用いて精密な推定を行うことで,グレーティングローブの影響や計算量の増大を防ぐことができる.本稿ではグレーティングローブを回避しながら高い周波数の信号を用いて推定を行うために使用周波数や探索範囲,ステップ幅のパラメータの最適化を行い,より高精度な推定ができることを確認した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • OFDMを用いた上り回線仮想MIMOシステムの特性評価
    小林 拓也, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 111, 289, 185, 190, 2011年11月09日
    高速伝送が可能な広い周波数帯域を確保するため,将来の移動通信においては,高周波数帯を使用することが考えられる.しかし,高周波数帯では伝搬損失が大きいため,通信品質の劣化が生ずる.特に上り回線においては,端末の電源がバッテリーであるために送信電力が制限され,高品質な通信が困難となる.その問題解決として,通信端末が周囲の端末と仮想MIMOシステムを構築することによる通信品質の改善が提案されている.これまで,狭帯域チャネルにおけるシングルキャリアによる検討がなされてきたが,OFDMにおける研究はなされていない.本報告では,OFDMを用いた仮想MIMOシステムの送信電力低減効果についての検討結果を報告する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MISO/MIMO-AFリレー伝送における始点送信ビーム生成
    清見 直史, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 111, 289, 203, 208, 2011年11月09日
    無線メッシュネットワークやセル端ユーザの伝送品質向上の方法としてリレー局を介したデータ伝送が研究されている.始点が複数のアンテナ素子を布するリレー伝送では指向性制御により,特性を改善させることができる.本稿では,Amplify-and-Forwardリレー伝送において,始点が複数のアンテナ素子を有し,また,始点,終点,リレー局間のチャネル情報が得られる場合に,始点での送信ビーム生成手法を検討し,その特性を評価した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-22 Low-Complexity Threshold Updating for LDPC Bit-Flip Decoders
    ウェバー ジュリアン, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2011, 1, 2011年08月30日
    一般社団法人電子情報通信学会, 英語
  • B-5-129 AFリレー伝送における始点送信ビーム生成(B-5. 無線通信システムB(無線アクセスネットワーク),一般セッション)
    清美 直史, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2011, 1, 508, 508, 2011年08月30日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-130 アダプティブアレーを用いた無線マルチホップネットワークのルーティングに関する一検討(B-5. 無線通信システムB(無線アクセスネットワーク),一般セッション)
    武田 大樹, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2011, 1, 509, 509, 2011年08月30日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • BS-2-11 Considerations on TR-MUSIC Imaging using the Time-Domain Gating
    崔 喜童, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2011, 1, "S, 27"-"S-28", 2011年08月30日
    一般社団法人電子情報通信学会, 英語
  • アダプティブアレーを用いた無線マルチホップネットワークのルーティングに関する基礎的検討
    武田 大樹, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 111, 68, 1, 6, 2011年05月19日
    無線マルチホップネットワークでは,近隣ノードとの干渉が空間的な周波数利用効率を低下させる原因となる.このため,鋭いビームを持つ指向性アンテナや,ヌルを制御可能なアダプティブアレーの適用が検討されている.アダプティブアレーの利点は,干渉回避により,近傍のリンクと同時に送信可能なリンクを生成できることにある.しかし,その利点を有効に活用するためには,経路の割当に注意しなければならない.本稿では,無線マルチホップネットワークにおいて経路選択/割当を理想的に行うことで,アダプティブアレーによる改善効果が高くなることを明らかにした., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 広帯域信号における高精度DOA推定の基礎的検討
    前田 恭平, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 111, 29, 65, 70, 2011年05月05日
    近年の携帯電話や無線LANの普及に伴い,伝搬環境の把握や端末の位置推定のための高精度な電波到来方向推定技術は重要性を増している.一般に,MUSIC法に代表される到来方向推定法では,アレーアンテナが用いられる.この種の手法を用いる際,受信アレーアンテナの素子間隔が等しい場合,高い周波数の信号を用いた方が高分解能の推定が可能であるが,探索のステップ幅を小さくすることに起因する計算量の増大や,グレーティングローブの発生が問題となる.筆者らは,これらの問題に対応するため広帯域信号を用いた到来方向推定法について検討している.広帯域信号から幾つかの狭帯域信号を取り出し,始めにグレーティングローブが発生しない低い周波数でおよその到来方向を推定し,その周辺の範囲のみを高い周波数を用いて精密な推定を行うことでグレーティングローブの発生や計算量の増大を防ぐことができる.本稿では二回目以降の探索に用いる周波数を適宜変更し,グレーティングローブの影響を更に低減する手法を提案し,その推定精度の評価を行った.更に,計算機シミュレーションの結果より高精度な推定が可能であることを示した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-91 マルチユーザMIMO下り回線における一般化ブロック対角化法の送信ダイバーシチ利得の評価(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    定 知生, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2011, 1, 477, 477, 2011年02月28日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • LTE下り回線を想定したプリコーディング予測の検討
    下田 悠介, 岸山 祥久, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 110, 433, 319, 323, 2011年02月23日
    LTE (Long Term Evolution)のシステム容量を増加させる手法として,マルチユーザMIMO (MU-MIMO)の適用が考えられている.MU-MIMOではユーザ間干渉を低減するために,送信側でプリコーディングが必要となる.LTEでは,コードブックに基づくプリコーディングが定義されており,端末からの情報でビームを生成する.本稿ではフェージング変動が存在する場合を考慮し,制御遅延による劣化を軽減するための予測手法について検討する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MU-MIMO下り回線におけるチャネル推定時のGBD法の特性評価
    定 知生, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 110, 369, 7, 12, 2011年01月13日
    マルチユーザMIMO下り回線において良質な通信を実現するためには,ユーザ間の干渉(IUI)を低減するプリコーディング処理が必要である.そのようなプリコーディング手法として,IUIを完全に抑圧するブロック対角化法(BD)や,MMSE基準に基づいたプリコーディング手法が知られている.また,筆者らはBD法を拡張し,受信側でIUIの生じる空間を制御する一般ブロック対角化法(GBD)を提案した.本稿では,送受信側でチャネル推定を行い,誤り率特性の視点から,GBD法における推定誤差の影響を計算機シミュレーションによって評価する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 双方向MIMO無線中継システムにおける送信ビームの検討
    松谷 早希子, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 110, 369, 173, 178, 2011年01月13日
    近年,次世代通信システムとして柔軟性の高い通信を実現できる無線中継システムの研究が進められている.また,中継ノードにおいてパケットを符号化するネットワークコーディングは,ネットワーク内の送信パケット数の軽減やスループット向上技術として注目されている.筆者らは以前,端末が一素子のアンテナを備えた双方向無線中継システムにおける送信ビーム生成に関する検討を行ってきた.本稿では,端末のアンテナ数を複数に拡張した双方向MIMO中継システムにおける検討を行い,その特性を評価した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • マルチバンド信号を用いた到来方向推定法の精度評価
    前田恭平, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 2011年電子情報通信学会総合大会, March, 195, 195, 2011年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • Development of a channel emulator for evaluation of MIMO-OFDM and SC-FDMA systems
    Webber, Julian, Nishimura, Toshihiko, Ohgane, Takeo, Ogawa, Yasutaka, APSIPA ASC 2011 - Asia-Pacific Signal and Information Processing Association Annual Summit and Conference 2011, 2011年
  • 上り回線仮想MIMOシステムの特性評価
    伊藤 達也, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 110, 340, 43, 48, 2010年12月09日
    将来の移動通信においては,高速伝送が可能な広い周波数帯域幅を確保するため,高い周波数帯を使用することが考えられる.しかし,高周波数帯では伝搬損失が増大し,通信品質が劣化する可能性がある.特に上り回線は電源がバッテリーのため送信電力の制限により重大な問題となると懸念される.この問題解決のため,筆者らは周囲の複数端末がデータを共有し,分散アンテナシステムとして送信ビームを形成する仮想MIMOシステムの提案を行っている.本稿では,さまざまなシミュレーション環境を想定し,仮想MIMOシステムと従来の非協調SIMOシステムの送信電力に対する誤り率の評価を行い,仮想MIMOシステムの送信電力低減効果について検討した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • チャネル予測を用いたマルチユーザMIMOシステムの考察
    ブイ フーフー, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 110, 267, 47, 52, 2010年11月03日
    複数の端末と同時に通信を行う下り回線マルチユーザMIMOシステムはユーザ間の干渉を除くためにブロック対角化法を用いる.更に,固有ビーム空間分割多重を用いることによって高効率伝送が可能となる.しかし,時変動環境においては送信ウエイトなどの送信パラメータを決定する時刻のチャネルと実際の送信時刻におけるチャネルには変化があるため,干渉が残留し,ビット誤り率特性には劣化が生ずる.一方,チャネル予測を用いることによってその特性を改善することが提案されている.本報告では,室内で測定された時変動伝搬データを基に,直線外挿と二次外挿によるチャネル予測を用いた下り回線マルチユーザMIMOシステムの誤り率特性を評価している., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-13 マルチユーザMIMO下り回線での一般化ブロック対角化法におけるチャネル推定誤差の影響(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    定 知生, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2010, 1, 367, 367, 2010年08月31日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-17 MU-MIMO下り回線におけるプリコーディング予測の検討(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    下田 悠介, 岸山 祥久, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2010, 1, 371, 371, 2010年08月31日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • BS-2-2 動的フェージング環境における上り回線仮想MIMOシステムの送信電力の評価(BS-2.高度化基地局連携・リレー伝送技術,シンポジウムセッション)
    伊藤 達也, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2010, 1, "S, 9"-"S-10", 2010年08月31日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 時変動環境におけるマルチユーザMIMOシステム
    ブイ フーフー, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 110, 135, 7, 12, 2010年07月14日
    複数の端末と同時に通信を行うマルチユーザMIMOシステムはユーザ間の干渉を除くためにブロック対角化法とともに,固有ビーム空間分割多重(E-SDM)を用いることによって高効率伝送が可能となる.しかし,時変動環境においては送信パラメータを決定する時刻と実際の送信時刻におけるチャネルには変化が生じているため,特性が劣化する.本報告では室内で測定された伝搬データを基にチャネルのドップラスペクトルを求めるとともに誤り率の評価を行い,マルチユーザMIMOシステムにおいてはチャネルの時間変化の影響が顕著であることを明らかにしている., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 上り回線仮想MIMOシステムにおける送信電力の評価
    伊藤 達也, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 110, 127, 125, 130, 2010年07月08日
    将来の移動通信では,現在用いられているよりも高い周波数帯による広帯域伝送を行うことが考えられるが,高周波数帯では伝搬損失が増大する.この場合,上り回線においては,端末の電源がバッテリーであるため,送信電力が制限され重大な問題となる.これを解決するため,筆者らは周囲の複数端末が連携し,分散アンテナシステムとして送信ビームを形成する仮想MIMOシステムの提案を行っている.本稿では,より現実的な電波伝搬環境についてシミュレーションを行い,仮想MIMOシステムと従来の非協調SIMOシステムの送信電力に対する誤り率の評価を行った.その結果,仮想MIMOシステムの送信電力低減効果が確認された., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • マルチユーザMIMO下り回線における一般化ブロック対角化法
    定 知生, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 110, 127, 161, 166, 2010年07月08日
    マルチユーザMIMO下り回線では,ユーザ間の干渉による通信品質の劣化が問題となる.この問題を解決する手法として,ユーザ間の干渉(IUI)を完全に抑圧するブロック対角化法や,干渉の低減と所望ユーザへの良好な送信ビーム形成を両立する不完全ブロック対角化法が提案されている.本稿では,IUI抑圧に関する議論を一般化し,上述の両手法を内包する一般化ブロック対角化法について述べ,計算機シミュレーションによってその誤り率特性を評価する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 車載アレーアンテナを用いた歩行者方向推定におけるグレーティングローブによる誤検出の除去
    野場 敏裕, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 110, 1, 47, 51, 2010年04月02日
    近年,高度道路交通システム(ITS)の一環として自動車の歩行者に対する事故を未然に防ぐ技術が注目されている.筆者らは歩行者の持つ電子タグから発信される電波を車載アンテナにより検出し,運転手に歩行者位置を知らせることで事故を防止する研究を進めている.直接波の到来方向が歩行者の方向ではあるが,多重波によるフェージングのため,その方向を推定する際に誤差が生ずる.そこで,車の移動によって得られる異なったフェージングを受けた共通のデータについてアレーアンテナによるビームフォーミングを行い,水平偏波の平均電力が最大となる方位方向を推定する方式により,アンテナ素子数3,素子間隔が1.5波長の直線アレーを用いることで,ほぼ良好な推定が可能であることが分かっている.しかし,素子間隔が半波長より広いため,グレーティングローブによる誤検出の可能性がある.そこで本稿では,グレーティングローブについての対策手法を提案し,評価を行った., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-59 マルチユーザMIMO下り回線における固有ベクトル選択を用いたIBD法に関する検討(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    定 知生, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2010, 1, 491, 491, 2010年03月02日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-34 双方向無線中継システムにおける送信ビームの近似最適化(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    松谷 早希子, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2010, 1, 466, 466, 2010年03月02日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-69 電磁雑音環境下のマルチキャリア伝送におけるスペクトル低減法(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    西本 浩, 平井 博昭, 平 明徳, 久保 博嗣, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2010, 1, 501, 501, 2010年03月02日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • OFDM無線LAN環境におけるスマートアンテナを用いた干渉の低減
    野場 敏裕, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 109, 440, 29, 34, 2010年02月24日
    工場のような環境では,機器の制御などのために無線LANを用いた通信システムが利用されることが考えられる.しかし,同じ方式を用いた他の送受信系が存在する場合,同一の周波数帯・時間帯で通信を行うため,干渉が発生することによって通信が妨げられることがある.筆者らはアクセスポイントに設置した複数のアンテナのビーム制御により,干渉の低減を図ることを目的として研究を進めている.本稿では,受信側のアクセスポイントに4素子の円アレーアンテナを設置し,MMSE基準スマートアンテナとして用いることを提案し,干渉の低減効果を述べている.1つの希望端末と3つの干渉端末を送信側としたシミュレーションの結果から,アンテナの自由度と等しい3つの干渉の低減が可能であることを確認した.また,2つのウエイト決定法を導入し,それぞれの手法を用いた結果の比較・検討を行った., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • PTS-OFDM方式ブラインド検出法の特性評価
    柴田 浩司, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 109, 440, 427, 432, 2010年02月24日
    OFDM方式は,その送信信号のピーク対平均電力比(PAPR)が高いという問題がある.対策として,サブキャリアを複数ブロックに分割し,PAPRが小さくなるような位相回転を各ブロックに与えるPTS(Partial Transmit Sequence)が提案されている.しかし,PTSではその位相回転に関する副情報を受信側へ報知する必要がある.そこで,副情報伝送を回避し,受信側において少ない処理量でブラインドにより信号系列を検出する手法を提案し,これまで評価を行ってきた.その結果,あらかじめ用意する位相回転候補がブラインド検出法の特性に影響を及ぼすことがわかった.本検討では,ブラインド検出に適した位相回転候補の探索法を提案し,評価を行う.また,求められた最適位相回転候補を用い,チャネル推定時の推定誤差,ならびに増幅器による非線形歪み発生時のブラインド検出法への影響評価を行う., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 3重対角行列近似を用いたFDEの特性評価
    齊藤 敬佑, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 109, 440, 443, 448, 2010年02月24日
    シングルキャリア伝送における周波数選択性フェージング対策として,周波数領域等化(FDE),繰り返し復号を応用した周波数領域ターボ等化(FDTE)が知られている.しかし,高速フェージング環境下では伝送ブロック内の周期性が崩れるためにその等化性能が劣化してしまう,このため,筆者らは等化性能の劣化軽減を目的に,チャネル近似と3重対角化を用いた手法を提案し,その有効性を確認した.本検討では,より現実的な環境を想定し,受信側においてチャネル推定を行った場合の提案手法の有効性について評価を行う., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • Performance of a MIMO-OFDM eigenbeamforming system in a correlated channel
    Webber, Julian, Nishimura, Toshihiko, Ohgane, Takeo, Ogawa, Yasutaka, APSIPA ASC 2010 - Asia-Pacific Signal and Information Processing Association Annual Summit and Conference, 2010年
  • 双方向無線中継システムにおける送信ビーム生成
    松谷 早希子, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 109, 305, 25, 30, 2009年11月19日
    近年,次世代通信システムとして柔軟性の高い通信を実現できる無線中継システムの研究が進められている.また,中継ノードにおいてパケットを符号化するネットワークコーディングは,ネットワーク内の送信パケット数の軽減やスループット向上技術として注目されている.本稿では,双方向無線中継システムにおいて,中継ノードが複数のアンテナ素子を有する場合の送信ビーム生成手法について検討し,その特性を評価した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 動的フェージング環境における上り回線仮想MIMOシステムの特性評価
    伊藤 達也, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 109, 305, 73, 78, 2009年11月19日
    将来の移動通信では,広帯域伝送のために現在よりも高い周波数帯を使用することが考えられるが,高周波数帯では伝搬損失が増大する.このことは上り回線においては,端末の電源がバッテリーのため深刻な問題となる.この問題を解決するため,協調無線と呼ばれる通信技術が注目されている.筆者らは周囲の複数端末が連携し,分散アンテナシステムとして送信ビームを形成する仮想MIMOシステムの提案を行っている.本稿では,動的フェージング環境での仮想MIMOシステムの周波数オフセット推定精度,及び,端末間のデータ共有に必要な電力も含めた送信電力と誤り率の評価を行った.その結果,動的フェージング環境においては仮想MIMOシステムの効果が低下することが明らかになった.その理由は送信時のチャネル推定が正しく行われないことにより,送信パラメータが適切に決定できないためと推測された., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • マルチユーザMIMO下り回線におけるIBD法によるマルチストリーム伝送の検討
    定 知生, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 109, 229, 37, 42, 2009年10月08日
    基地局から複数の端末へ信号を送信するマルチユーザMIMO下り回線では,端末間でのユーザ間干渉が問題となる.端末側ではアンテナ数が制限されるため,複雑な信号分離処理を行うことは困難である.したがって,基地局側で信号に重み付けすることでユーザ間干渉を抑圧することが望ましい.その手法の一つとして,不完全ブロック対角化法が提案されている.本稿では,従来はシングルストリーム伝送に限定されていたIBD法をマルチストリーム伝送が可能になるよう拡張する方法について述べ,計算機シミュレーションによってその誤り率特性を評価する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • Hardware Development of a MIMO Pseudo E-SDM System and Real-time Channel Emulator
    Webber Julian, Nishimura Toshihiko, Ohgane Takeo, Ogawa Yasutaka, Proceedings : APSIPA ASC 2009 : Asia-Pacific Signal and Information Processing Association, 2009 Annual Summit and Conference, 684, 687, 2009年10月04日
    APSIPA ASC 2009: Asia-Pacific Signal and Information Processing Association, 2009 Annual Summit and Conference. 4-7 October 2009. Sapporo, Japan. Poster session: Signal Processing and Implementations in Communications (6 October 2009)., Asia-Pacific Signal and Information Processing Association, 2009 Annual Summit and Conference, International Organizing Committee, 英語
  • B-5-49 マルチユーザMIMO下り回線における不完全ブロック対角化法を用いたマルチストリーム伝送(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    定 知生, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2009, 1, 398, 398, 2009年09月01日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-50 動的フェージング環境における仮想MIMOシステム(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    伊藤 達也, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2009, 1, 399, 399, 2009年09月01日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-55 双方向無線中継システムにおける送信ビーム生成に関する検討(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    松谷 早希子, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2009, 1, 404, 404, 2009年09月01日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-62 簡易探索を適用したPTS-OFDMにおけるブラインド検出(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    柴田 浩司, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2009, 1, 411, 411, 2009年09月01日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-88 周波数領域ターボ等化の3重対角行列近似を用いた高速フェージング対策の改善法(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    齊藤 敬佑, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2009, 1, 437, 437, 2009年09月01日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • OFDM方式におけるPTSブラインド検出の改善に関する検討
    柴田 浩司, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 109, 130, 125, 130, 2009年07月09日
    OFDM方式は,周波数選択性フェージング環境に強いという利点を持つが,その送信信号のピーク対平均電力比(PAPR)が高いという問題がある.対策として,サブキャリアを複数ブロックに分割し,PAPRが小さくなるような位相回転を各ブロックに与えるPTS(Partial Transmit Sequence)が提案されている.しかし,PTSではその位相回転に関する副情報を受信側へ報知する必要がある.これまで,副情報伝送を回避し,少ない処理量で受信側でブラインドによって信号系列を検出する手法を提案し評価を行ってきた.ブラインド検出法は,チャネル符号化を想定し,受信側では位相回転候補数の並列復号を行うことで,正しい信号系列を検出するものである.本稿ではブラインド検出法において,畳込み符号の拘束長が長い場合での検出特性の改善を目指し,新たな手法を提案し,その特性を評価する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 3重対角行列近似によるFDEの高速フェージング対策
    齊藤 敬佑, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 109, 130, 119, 124, 2009年07月09日
    シングルキャリア伝送における周波数選択性フェージング対策として,周波数領域等化(FDE),繰り返し復号を応用した周波数領域ターボ等化(FDTE)が知られている.しかし,端末が高速に移動する場合などの高速フェージング環境下では,伝送ブロック内のチャネル行列の巡回性が失われるために,その等化性能が劣化する.本検討では,高速フェージング環境下で発生するFDE,FDTEの等化性能の劣化を,演算量を増大させることなく簡易に軽減することを目的に,チャネル近似と3重対角化を導入した手法を提案するとともに,その有効性について計算機シミュレーションを用いた検証を行う., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 車載アレーアンテナによる歩行者方向推定に関する基礎的考察
    野場 敏裕, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 田中 誠, 佐々木 邦彦, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 109, 117, 177, 182, 2009年07月01日
    近年,高度道路交通システム(ITS)の一環として自動車の歩行者に対する事故を未然に防ぐ技術が注目されている.筆者らは歩行者の持つ電子タグから発信される電波を車載アンテナにより検出し,ドライバーに歩行者位置を知らせることで事故を防止することを目的に研究を進めている.本稿では,歩行者の方位方向を推定する方式の検討を行っている.直接波の到来方向が歩行者の方向ではあるが,多重波によるフェージングのため,その方向を推定する際に誤差が生ずる.ここでは,車の移動によって得られる異なったフェージングを受けた共通のデータについてアレーアンテナによるビームフォーミングを行い,その平均電力が最大となる方位方向を推定する方式を提案し,シミュレーションを用いてその特性の評価を行った.その結果,アンテナ素子数3,素子間隔を1.5波長の直線アレーを用いることにより,ほぼ良好な推定が可能であることが分かった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • BP-2-6 LTE-Advancedにおけるマルチアンテナ技術(BP-2.IMT-Advancedのための無線アクセス技術,ソサイエティ企画)
    大鐘 武雄, 田岡 秀和, 星野 正幸, 関 宏之, 鹿倉 義一, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2009, 1, "SS, 29"-"SS-30", 2009年03月04日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • BI-2-6 移動通信におけるMIMO伝送技術(BI-2.RCS研専20周年記念-今日の移動通信システムを実現したキー技術の系譜,ソサイエティ企画)
    大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2009, 1, "SS, 117"-"SS-118", 2009年03月04日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-70 OFDM方式におけるPTS位相回転情報ブラインド推定に関する検討(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    柴田 浩司, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2009, 1, 503, 503, 2009年03月04日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-56 MMSE受信機における信号振幅補正について(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    西本 浩, 曽我部 靖志, 渋谷 昭宏, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2009, 1, 489, 489, 2009年03月04日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-51 周波数領域ターボ等化の3重対角行列近似を用いた高速フェージング対策(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    齊藤 敬佑, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2009, 1, 484, 484, 2009年03月04日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 仮想MIMOシステムを用いた上り回線における所要送信電力に関する検討
    斉藤 裕大, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 西村 寿彦, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 108, 445, 65, 70, 2009年02月25日
    将来の高速移動通信は,現在よりも高い周波数を使用することが考えられ,無線伝搬の減衰は深刻な問題となる.上り回線においては,端末の電源がバッテリーであるため,送信電力が制限され,通信品質は劣化する.筆者らは,近傍の複数端末がキャリア同期をとり仮想的なアレーアンテナを形成し,MRC伝送やE-SDM伝送によるビームフォーミングを行うことで,通信品質が大きく改善できることを報告してきた.しかし,これまでの検討では端末間の送信データ共有は完全に行われていると仮定し,かつ,共有に必要な送信電力を考慮してこなかったため,非協調時との公平な比較がなされているとは言えなかった.そこで本稿では,データ共有に必要な送信電力,及び,本システムを動作させるために必要な送信電力を考慮し,様々な伝搬環境において,非協調時との特性比較を行った., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 周波数領域ターボ等化を用いたHARQシステムの Chase Combining と計算量削減に関する基礎的研究
    秦 飛, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 108, 391, 201, 205, 2009年01月15日
    周波数領域SCターボ等化はシングルキャリア伝送方式において周波数選択性フェージングによる符号間干渉を除去する有効かつ簡易な方法である.周波数領域SCターボ等化をType-I HARQシステムに適用した時,複数の受信パケットを利用し並列ターボ等化を行うChase Combining手法は,著しい特性改善が得られる.しかし,計算量が増大するため,その削減が必要となる.本報告では,これまで提案した計算量削減手法について分析し,その特性劣化の原因を検討した.また,改善策を提案し,シミュレーションでその有効性を確認した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • Hardware development of a MIMO pseudo E-SDM system and real-time channel emulator
    Webber, Julian, Nishimura, Toshihiko, Ohgane, Takeo, Ogawa, Yasutaka, APSIPA ASC 2009 - Asia-Pacific Signal and Information Processing Association 2009 Annual Summit and Conference, 2009年
  • 車載アレーアンテナによる歩行者位置検出に関する基礎的考察
    野場敏裕, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 田中 誠, 佐々木 邦彦, 2009年電子情報通信学会総合大会, Mar., 228, 228, 2009年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 超広帯域信号を用した到来方向推定に関する基礎的研究
    森川泰成, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 2009年電子情報通信学会総合大会, March, 209, 209, 2009年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • OFDM方式におけるPTSの位相回転情報ブラインド推定に関する検討
    柴田 浩司, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 108, 249, 7, 12, 2008年10月15日
    OFDM方式は,周波数選択性フェージング環境に強いという利点を持つ一方,ピーク対平均電力比(PAPR)が高いという問題がある.対策として,サブキャリアを複数のブロックに分割し,PAPRが小さくなるよう位相回転を与えるPTS (Partial Transmit Sequence)を用いた手法が提案されている。しかし,PTS方式において受信側で元の信号を得るためには,送信時に与えられた位相回転の逆位相の回転を受信信号に与える必要があり,その位相回転に関する副情報を送信時に同時に伝送しなくてはならない.本稿では,畳込み符号による誤り訂正を用い,その復号に位相回転候補数のトレリスを並列にビタビ復号することにより,位相回転に関する副情報を伝送することなく,受信側でブラインドで位相回転を推定する手法を提案し,その特性を評価する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • BS-1-2 仮想MIMOシステムにおけるコードブックを用いた送信ウエイトのフィードバックに関する検討(BS-1.MIMO・協調通信におけるアンテナ・伝播・信号処理の最新技術,シンポジウムセッション)
    斉藤 裕大, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2008, 1, "S, 3"-"S-4", 2008年09月02日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-58 周波数領域ターボ等化を用いたHARQの特性比較(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般セッション)
    秦 飛, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2008, 1, 371, 371, 2008年09月02日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • ブロック対角化とE-SDMを用いたマルチユーザMIMOシステムの時変動実フェージング環境における特性
    ブイ フー フー, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 108, 188, 19, 24, 2008年08月27日
    本稿では,マルチユーザMIMOチャネル特性を求めるため,会議室における伝搬測定について述べている.測定データに基づき,ブロック対角化法と固有ビーム空間分割法を用いた下り回線マルチユーザMIMOシステムの特性を時変動実フェージング環境で評価している.シミュレーションの結果,送信ウエイト行列の決定と実際の下り回線送信の間にチャネルが変動するため,ユーザ間干渉とストリーム間干渉が生じ,特性が大きく劣化することが示された.そこで,チャネル変動を補償するため,直線外挿と2次外挿の二つのチャネル外挿法を提案した.シミュレーションの結果,提案手法を適用することにより,特性が大きく改善されることが明らかになった., 一般社団法人電子情報通信学会, 英語
  • 仮想MIMOシステムにおける周波数オフセットと送信ウエイトのフィードバック量削減に関する検討
    斉藤 裕大, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 108, 188, 25, 30, 2008年08月27日
    将来の高速移動通信は,現在よりも高い周波数を使用することが考えられる.この場合,端末の電源がバッテリーであるため,上り回線の送信電力が制限され,通信品質は劣化する.筆者らはこれまで,近傍の複数端末がキャリア同期をとり仮想的なアレーアンテナを形成し,MRC伝送やE-SDM伝送によるビームフォーミングを行うことで,通信品質が大きく改善できることを報告してきた.本システムでは,基地局から各端末へ,送信に用いる各種情報をフィードバックする必要があるが,フィードバック量の増加は下り回線の通信を圧迫してしまう.そこで,本稿ではこれらのフィードバック量を削減するため,コードブックを用いた送信ウエイトのフィードバック,及び,周波数オフセット,電力配分の量子化を行い,このことが通信特性に与える影響について検討を行った., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 周波数領域ターボ等化を用いたHARQに関する基礎的研究
    秦 飛, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 108, 188, 151, 156, 2008年08月27日
    周波数領域SCターボ等化はシングルキャリア伝送方式において周波数選択性フェージングによる符号間干渉を除去する有効かつ簡易な方法である.本稿は,周波数領域SCターボ等化をHARQシステムヘ適用する方法について検討し,そのスループット特性を確認した.また,複数受信パケットを利用することで,スループット特性を向上させるChase Combining手法を用いる場合において計算量を削減する手法を提案し,シミュレーションでその有効性を確認した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 時変動フェージング環境におけるMIMOチャネル特性と空間多重性能に関する考察
    ブイ フー フー, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 108, 148, 129, 134, 2008年07月16日
    本稿の目的は,典型的な会議室における測定データを基にチャネル特性を解析すること,および,固有ビーム空間分割多重(E-SDM)技術を用いたMIMOシステムの時変動フェージング環境での性能を評価することである.チャネルデータの測定値からチャネルの自己相関関数とドップラスペクトルは端末の移動方向だけでなく,アンテナアレーの構造にも強く依存することが示された.また,見通し外環境においても,測定されたドップラスペクトルは理論値であるU字型をしたJakesモデルのスペクトルとはかなり異なっていることが分かった.更には,送信ウエイトを決定する時刻と実際の送信時刻の間でのチャネル変動はMIMO E-SDMシステムの性能を劣化させることも明らかになった., 一般社団法人電子情報通信学会, 英語
  • BICM-DPSKにおけるブラインド繰り返し復号
    西本 浩, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 107, 518, 193, 198, 2008年03月05日
    送信機においてビットインタリーブされた符号化系列にDPSK変調を適用する場合,差動符号化を内符号とみなすことで,受信側でターボ復号が可能となる.本研究では,畳込み符号とDPSK変調をビットインタリーバを介して直列連接させたBICM-DPSK伝送におけるブラインド繰り返し復号法を検討する.その場合に必要となるチャネル推定として,判定帰還に基づくブラインド型チャネル推定法を提案し,その特性を評価する.結果から,BICM-DPSK繰り返し復号により同期検波PSKの特性を大きく上回ることを明らかにした.また,提案するチャネル推定法により,BLER=10^<-2>において,チャネル既知時の復号特性に対して非フェージング環境で0.1dB,動的フェージング環境で0.9dBの特性差まで改善可能であることを確認した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • マルチユーザMIMO下り回線における不完全ブロック対角化法
    加藤 翔平, 西本 浩, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 西村 寿彦, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 107, 518, 329, 334, 2008年03月05日
    近年,基地局と各端末が複数のアンテナを持つマルチユーザMIMOが大きな注目を集めている.マルチユーザMIMOの下り回線では,各端末に向けて基地局から同時に信号を送信するため,端末でのユーザ間干渉が問題となる.完全な干渉抑圧を実現するブロック対角化法が鋭意検討されているが,基地局でのヌルステアリングにより余剰のブランチダイバーシチを得られないという問題がある.本稿では,各ユーザの最大固有ベクトルとGram-Schmidt正規直交化に基づいて送信ウエイトを簡易に算出する不完全ブロック対角化法を提案し,計算機シミュレーションにより誤り率特性を評価した.その結果,特に多ユーザ環境において,不完全ブロック対角化法により良好な特性が得られることを確認した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • IEEE802.16e準拠OFDMシステムにおけるチャネル予測及び判定帰還型トラッキングに関する検討
    金 相佑, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 107, 440, 85, 90, 2008年01月17日
    周波数有効利用やマルチパス対策においてOFDMは有効な伝送方式である.しかし,高速移動によるマルチパスフェージング環境下では,プリアンブルで推定したチャネルが時間とともに変動するため,それに続くデータ区間においてその変動を補償する必要がある.本稿では,その補償法として判定帰還を用いたチャネル更新法を検討し,帰還系列の精度を向上させる手法を新たに提案した.また,追従特性をより改善するため線形予測を導入し,予測係数を少ないデータから決定する二つの手法について検討した.シミュレーションによる特性評価から,これらの提案手法が有効であることが確認できた., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • Design of a real-time IEEE 802.11n MIMO-OFDM system with PE-SDM beamforming (特集 MIMO)
    Webber Julian, Ohgane Takeo, Nishimura Toshihiko, 光電技報, 24, 8, 14, 2008年
    光電製作所, 英語
  • PE-SDMビーム形成がある実時間IEEE802.11n MIMO-OFDMシステムの設計
    WEBBER Julian, OHGANE Takeo, NISHIMURA Toshihiko, OGAWA Yasutaka, 光電技報, 24, 2008年
  • 高速フェージング環境でのSC/MMSEターボ等化を適用した受信ブロック分割処理の検討
    神原 恵一, 西本 浩, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 107, 402, 37, 42, 2007年12月13日
    シングルキャリア伝送方式における周波数選択性フェージング対策として,周波数領域等化(FDE)が検討されている.しかし,高速フェージング環境下では等化ブロック内の周期性が崩れることから,FDEの等化性能が劣化する.このため筆者らは受信ブロック分割手法を提案し,その有効性を示してきた.ここで,分割後のサブブロック内の周期性を満足させるため疑似CP生成法を導入したが,生成された疑似CPの精度に特性が大きく影響を受けることが明らかになった.そこで,疑似CP処理の際に必要な仮判定信号の精度の向上を目的としてターボ等化を導入し,受信ブロック分割手法に対し周波数領域ターボ等化を適用した場合の検討を行った.計算機シミュレーションを用いた解析の結果,著しい特性の改善を確認することができた., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 仮想MIMOシステムにおける端末周波数オフセットの影響を補償する上り回線ウエイトの検討
    斉藤 裕大, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 西村 寿彦, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 107, 305, 31, 36, 2007年11月01日
    将来の高速移動通信は現在よりも高い周波数帯を使用すると考えられる.この場合,端末の電源がバッテリーであるため,上り回線の送信電力が制限され,通信品質は劣化する.そこで,近傍の複数端末が送信データを共有して互いに協力し合う協調無線が注目されている.しかし,仮想的なアレーアンテナを形成してビームフォーミングを行う場合,各端末は異なる発振器で動作しているため,キャリア周波数のずれによる端末周波数オフセットの存在が通信特性に大きな影響を与えてしまう.そこで,本稿では過去のチャネル情報を用いた端末周波数オフセット推定法とそれを用いた送信側での補償法,及び,RLSアルゴリズムを用いた受信ウエイトの制御について述べ,計算機シミュレーションによりその特性を評価した.その結果,これらの制御を組み合わせることで,特性を大きく改善できることが確認された., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 繰り返しMIMO受信機における順序付け干渉キャンセルを用いた伝送路推定に関する検討
    東中 雅嗣, 久保 博嗣, 渋谷 昭宏, 岡崎 彰浩, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 西村 寿彦, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 107, 262, 1, 6, 2007年10月11日
    本稿では,受信機に繰り返し等化を用いるMIMOシステムにおける伝送路推定法に関する検討を行う.繰り返し等化を適用する場合,復号器からフィードバックされる符号化ビットの信頼度を用いてシンボル期待値を計算し,シンボル期待値を既知データと見なした繰り返し伝送路推定を実行することで推定精度を向上することができる.しかし,MIMOシステムにおいては,複数のストリームが同時に送信されるため,データシンボルの組み合わせによっては,必ずしも伝送路推定に適した系列になっているとは限らず,十分な伝送路推定精度改善効果が得られない可能性がある.本稿では,復号器出力を参照しながら干渉キャンセルを行う伝送路推定法を提案し,その有効性を示す., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 適応変調制御E-SDM通信のテストベッドによる検証実験
    内藤 智, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 107, 262, 19, 24, 2007年10月11日
    MIMO通信は,送受信機双方に複数のアンテナを設置して空間的に信号を多重化させることで,高速な通信を実現するシステムである.このMIMO通信において,チャネルの状態に応じて通信速度を変化させる適応変調制御を行うE-SDM方式を,TDD下り回線に適用する.この際,パケット通信を想定して,スループット最大基準で送信リソース制御を行う.本研究の目的は,適応変調制御を行うE-SDM方式について,室内テストベッドを構築して検証実験を行うことである.従来の適応変調制御では実装する際に計算負荷が問題となるが,簡略化手法を導入して負荷を軽減することで実装を可能とした.また,動的フェージング環境下におけるチャネル変動誤差を補償するために一次外挿によるチャネル予測を用い,特性の改善効果について確認した.本稿では,フェージングシミュレータを用いた室内テストベッドを構築し,適応変調制御E-SDM通信の動的フェージング環境下における検証実験を行った結果について報告する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-25 疑似固有ビーム伝送における時空間ウィンドウ処理を用いた実効チャネル推定法(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般講演)
    西本 浩, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2007, 1, 439, 439, 2007年03月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 仮想アンテナアレーを用いた送信ビーム形成に関する基礎的検討
    小川 健太, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 西村 寿彦, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 106, 555, 65, 68, 2007年02月28日
    高い周波数帯を使用する無線通信では,バッテリー等により上り回線の送信電力が制限される.そこで,異なる複数の端末が互いに協力し,仮想的な1組のアンテナアレーを構成することで通信容量の向上を図る仮想アンテナアレーによる協調無線が近年注目を浴びている.しかし,仮想アンテナアレーにおいて送信ビーム形成を行う場令,各端末では正確なキャリア周波数の同期をとることが困難であるため,位相オフセット,及び,周波数オフセットの影響を無視することができない可能性がある.本稿では計算機シミュレーションにより各端末で生じるオフセット,及び,チャネル推定誤差が通信特性に及ぼす影響について評価した.結果から,オフセットを含む等価的なチャネルを用いて受信処理を行うことにより伝送特性の劣化を抑えることができること,また,シングルビーム伝送に比べて,マルチビーム伝送はオフセットに対する耐性が低いことが明らかとなった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 高速フェージング環境でのMMSE-FDEを用いた受信ブロック分割処理の改善法
    神原 恵一, 西本 浩, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 106, 480, 7, 12, 2007年01月26日
    シングルキャリア伝送方式における周波数選択性フェージング対策として周波数領域等化(FDE)が検討されている.FDEは高速フェージング時に等化ブロック内の周期性が崩れ特性が劣化する.このため,筆者らは受信側でブロック分割を行う手法を提案し,CP (Cyclic Prefix)を含まないサブブロックの周期性を満足させるため,疑似CP生成による補償法を導入した.しかし,高速フェージング時にはチャネル推定精度の影響から疑似CP精度が劣化し,改善効果が少ないことが確認されている.本報告ではチャネル推定精度を向上させるため,三次補間を用いるとともに,サブブロック区間をオーバーラップさせることで疑似CP精度の劣化を軽減できるオーバーラップ分割を検討した.その結果,両者とも受信ブロック分割手法の改善に非常に有効であることが明らかになった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 擬似固有ビーム空間分割多重におけるチャネル推定精度の改善に関する検討
    西本 浩, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告, 106, 480, 67, 72, 2007年01月26日
    各周波数で送信ビーム形成を行うMIMOシステムにおいて,送信機における演算量の削減,及び,受信側で観測される等価的なチャネルの周波数連続性を実現する疑似固有ベクトル手法が提案されている.疑似固有ビーム空間分割多重(PE-SDM)では,その周波数連続性を活用したチャネル推定精度の改善法を用いることで,通常の固有ビーム空間分割多重と同等,またはそれ以上の良好な特性が得られることが報告されている.本稿では,疑似固有ベクトルの算出法に着目し,その性質を利用した簡易な推定精度の改善法を新たに提案する.シミュレーション結果から,従来手法に提案手法を組み合わせることで,PE-SDMのチャネル推定精度を更に向上できることを確認した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • E-SDM伝送を用いたMIMO-OFDMにおける各種フィードバック量削減手法に関する検討
    大渡 裕介, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告, 106, 480, 73, 78, 2007年01月26日
    MIMO-OFDM空間分割多重において,送信側でチャネル情報(CSI)が既知,もしくは,受信側から用いるべき送信ウェイトが報知される場合,固有ビーム空間分割多重(E-SDM)方式を用いることができ,MIMOチャネル最大の容量が得られる.筆者らはこれまで時間領域で最小二乗法を適用し,推定したCSIの内,主要な成分のみをフィードバックすることにより,情報量が削減できることを報告してきた.本稿では,筆者らが提案しているCSIフィードバック手法及びコードブックを用いた送信ウェイトフィードバック手法について比較検討を行う., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 高速フェージング環境下での受信ブロック分割手法におけるチャネル補間法に関する検討
    神原恵一, 西本 浩, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 信学総大, March 2007, 523, 523, 2007年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 仮想MIMOシステムにおける端末周波数オフセットを補償した上り回線ウエイト決定法
    斉藤裕大, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 西村 寿彦, 2007信学ソ大 (通信), Sept., 201, 201, 2007年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • Gram-Schmidt 正規直交化を用いたマルチユーザMIMO下り回線ウエイト
    加藤翔平, 西本 浩, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 2007年信学ソ大, Sept., 202, 202, 2007年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • WiMAXを想定したOFDMシステムにおける判定帰還を用いたチャネルトラッキングに関する検討
    金相佑, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 信学ソ大, Sept. 2007, 337, 337, 2007年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 時変動実フェージング環境におけるMIMO E-SDM系の特性に対するチャネル予測の効果
    ブイ フー フー, 西村 寿彦, 西本 浩, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. SR, ソフトウェア無線, 106, 395, 97, 104, 2006年11月22日
    受信側だけでなく,送信側でもチャネル情報が得られているMIMOシステムでは,固有ビーム空間分割多重(E-SDM)が最適伝送となる.しかし,時間変動する伝搬環境においては,チャネル推定時刻と実際の信号送信時刻の間に生じるチャネル変動のため,サブストリーム間干渉が発生するとともに送信リソース制御が最適な状態から変化し,伝送特性が劣化する.筆者らは,これまで実際の送信時刻におけるチャネルを外挿により予測する手法を提案し,シミュレーションによりその効果を確認してきた.本稿では,見通し内(LOS),および,見通し外(NLOS)の室内伝搬測定実験を行い,動的実フェージング環境におけるMIMO E-SDMシステムの伝送特性を評価した.その結果,実環境においても提案するチャネル予測法が有効であること,また,本実験においてはLOS環境の方がNLOS環境より良好な特性が得られることが明らかになった., 一般社団法人電子情報通信学会, 英語
  • 高速フェージング環境でのMMSE周波数領域等化における受信ブロック分割手法
    神原 恵一, 西本 浩, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 106, 305, 95, 100, 2006年10月12日
    シングルキャリア伝送において,周波数選択性フェージングによる符号間干渉を軽減する手法として,周波数領域等化が検討されている.しかし,高速に移動する端末等を考えた場合,伝送ブロック内のフェージング変動が無視できなくなると,ブロック内のチャネル行列の巡回性が失われるため,周波数領域等化の符号間干渉除去特性が劣化してしまう.本稿では高速フェージング環境においても周波数領域等化を有効的に適用するため,受信ブロックを分割し,ブロック内のフェージング変動の影響を軽減する手法を提案するとともに,分割ブロック内の周期性を保つための疑似CP生成手法についても提案する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-1-217 屋内伝搬環境におけるMIMO-OFDM疑似固有ビーム伝送特性(B-1.アンテナ・伝播C(アンテナシステム),一般講演)
    西本 浩, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2006, 1, 217, 217, 2006年09月07日
    周波数選択性フェージング環境下のMIMOシステムでは,各周波数において固有ビーム形成を行うことで最適伝送を実現できるが[1],周波数毎の固有ウェイトの算出は大きな計算負荷となり,周波数連続性のない送信ウェイトは受信側で観測される実効チャネルのインパルス応答に大きな遅延広がりを生じさせる.これらの問題を解決するため,筆者らは文献[2]において疑似固有ベクトル手法を提案し,これにより演算量削減,及び,実効チャネルの周波数連続性を実現できることを示した.本稿では.文献[3]の屋内伝搬実験に基づき,疑似固有ベクトルを用いるPE-SDM (Pseudo Eigenbeam-Space Division Multiplexing)について,実環境におけるMIMO-OFDM伝送特性を評価する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-9 MMSE-FDEと並列干渉キャンセラを用いたE-SDMシングルキャリア伝送特性(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般講演)
    石田 貴大, 西本 浩, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2006, 1, 368, 368, 2006年09月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-40 周波数領域等化を適用したマルチコード伝送に関する一検討(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般講演)
    岩崎 浄人, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2006, 1, 400, 400, 2006年09月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MIMO-OFDM疑似固有ビーム空間分割多重方式の特性評価
    西本 浩, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 106, 223, 1, 6, 2006年08月24日
    各周波数で送信ビーム形成を行う周波数選択性フェージング環境下のMIMOシステムにおいて,送信機における演算量の削減,及び,受信側で観測される等価的なチャネルの周波数連続性を実現する疑似固有ベクトル手法が提案されている.疑似固有ビーム空間分割多重(PE-SDM)では,その特性を活用した簡易なチャネル推定精度の改善法を用いることで,通常の固有ビーム空間分割多重(E-SDM)と同等,またはそれ以上の良好な特性が得られることが報告されている.本稿では,PE-SDMをMIMO-OFDM方式に適用し,遅延環境の違い,及び,干渉キャンセラ導入の効果について特性評価を行い,併せて通常のE-SDM特性との比較を行う.シミュレーション結果から,PE-SDMでは伝搬遅延が短いときにはチャネル推定精度を更に向上できること,また,並列干渉キャンセラを導入することにより完全な固有ビームを形成するE-SDMよりも良好な特性を得ることを確認した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MMSE-FDEに干渉キャンセラを導入した周波数フラットE-SDM(FFE-SDM)シングルキャリア伝送特性
    石田 貴大, 西本 浩, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 106, 223, 7, 12, 2006年08月24日
    周波数選択性フェージング環境において送信側で周波数フラットな送信ウェイトを用いるFFE-SDMでは,受信側でMMSE-FDEを用いる場合,等化後の残留符号間干渉,及び,ストリーム間干渉を考慮したストリーム品質基準を用いて送信リソース制御を行うことで特性を改善できることが報告されている.本稿では,受信機に並列干渉キャンセラ(PIC)を導入してストリーム間干渉を低減する場合について,提案されている品質基準を用いたFFE-SDM,及び,通常のSDMとの特性比較を行った.その結果,SDMに比べてFFE-SDMはフェージング相関に対してロバストであり,PIC適用時には簡易に算出可能なストリーム品質基準が実用的であることが確認された., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MIMO-OFDM固有ビーム空間分割多重方式における時間領域チャネルを用いたCSIフィードバック量の削減に関する検討
    大渡 裕介, 西本 浩, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 106, 168, 31, 36, 2006年07月12日
    送受信機の双方に複数のアンテナを設置したMIMOシステムを用いてOFDM信号を送信するMIMO-OFDM空間分割多重において,送信側でチャネル情報(CSI)が既知の場合,固有ビーム空間分割多重(E-SDM)方式を用いることができ,MIMOチャネル最大の容量が得られる.筆者らは時間領域で最小二乗法を適用し,推定したCSIをフィードバックすることにより,情報量が削減でき,かつ良好な特性が得られることを報告してきた.本研究では,時間領域で推定したCSIの内,先頭から主要な成分だけをフィードバックする手法を提案し,更なる情報量削減を図った., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • シングルキャリア伝送におけるMMSE周波数領域等化を用いた疑似固有ビーム空間分割多重方式
    西本 浩, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 106, 168, 61, 66, 2006年07月12日
    各周波数で送信ビーム形成を行う周波数選択性フェージング環境下のMIMOシステムにおいて,送信機における演算量の削減,及び,受信側で観測される等価的なチャネルの周波数連続性を実現する疑似固有ベクトル手法が提案されている.本稿では,疑似固有ベクトルを用いるPE-SDMを,MMSE周波数領域等化を行うシングルキャリア方式に適用した場合について,リソース制御で必要となるサブストリーム品質基準の違い,及び,符号化手法の違いによる特性比較を行う.結果から,各周波数でビーム形成を行う場合には,送受信素子数の増加に伴い品質基準の違いによる特性差が小さくなることが認められた.また,ブロック内全体で符号化を行う場合には更に特性差が縮まり,簡易なリソース制御基準が実用的であることが確認された., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 周波数領域等化を適用したマルチコード伝送に関する基礎的研究
    岩崎 浄人, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 106, 168, 73, 78, 2006年07月12日
    直接拡散符号分割多重(DS-CDM)では,多数の遅延パスが存在する周波数選択性フェージング環境下において,コード間干渉による拡散符号の直交性が崩れ,ビット誤り率特性が劣化してしまう.ただし,このコード間干渉は周波数領域等化(FDE)を行うことで,劣化を軽減できる.一方,マルチコードCDM伝送では多重化することでシングルコード伝送よりもPAPRが増加してしまう.PAPR低減手法として,拡散前のデータの位相等をピーク電力が少なくなるよう変化させる手法がある.このとき,位相変化量などを副情報として伝送しなければならない.本研究では,その副情報を符号の冗長性として考え,伝送路符号との繰り返し復号を行うことで特性改善を図る手法を提案する.ここでは,その簡単な検証として偶パリティを用いた繰り返し復号について,その誤り率特性を評価した.その結果,周波数選択性フェージング時にMMSE-FDEを適用した場合において,簡単な偶パリティによる繰り返し復号でも,フレーム誤り率10^<-3>で約3dBの利得が得られることがわかった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 周波数選択性フェージング環境における疑似固有ビーム空間分割多重方式
    西本 浩, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 106, 119, 125, 130, 2006年06月15日
    周波数選択性フェージング環境下におけるMIMOシステムでは,各周波数において固有ベクトルによる送信ビームを形成することで最適伝送となる.しかし,周波数ポイント数が多い場合には各周波数での固有値演算は大きな計算負荷となる.また,周波数毎の固有値演算から得られる固有ベクトルは一般に周波数連続性を持たない.このとき,受信側で観測される等価的なチャネルは大きな遅延広がりを生じてしまう.本稿では,周波数連続である疑似固有ベクトルを簡易に求める手法を提案し,それにより観測されるチャネルの遅延広がりを抑制できることを示す.更に,MIMO-OFDMにおいて疑似固有ベクトルを用いたPE-SDMと通常のE-SDMの特性比較を行い,チャネル推定時にはPE-SDMはE-SDMと同等,またはそれ以上の良好な伝送特性を与えることを報告する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MIMO-OFDM固有ビーム空間分割多重方式におけるチャネル情報フィードバック量の削減に関する検討
    大渡 裕介, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 106, 25, 37, 42, 2006年04月14日
    送受信側に複数のアンテナを設置し,各送信アンテナごとに独立したOFDM信号を送信するMIMO-OFDM空間分割多重では,マルチパス環境においても符号間干渉なしに伝送速度の向上が期待できる.さらに,送信側でチャネル情報(CSI)が既知の場合,MIMOチャネルにおける最大スループットを得る固有ビーム空間分割多重(E-SDM)方式を用いることができる.しかしながら,FDD方式のOFDMでは各サブキャリア毎にCSIをフィードバックする必要があり,通信容量を圧迫してしまう.本論文では,筆者らが以前より提案している時間領域で最小二乗法を適用し,推定したCSIをフィードバックすることで情報量を削減でき,さらに良好な特性が得られることを示している., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MMSE周波数領域等化を用いた固有ビーム空間分割多重方式に関する検討(無線QoS,無線リソース制御,アドホックネットワーク,無線通信一般)
    石田 貴大, 西本 浩, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 106, 25, 55, 60, 2006年04月14日
    周波数選択性フェージング環境下において固有ビーム空間分割多重方式をシングルキャリア伝送に適用する場合,遅延パスにより生じる符号間干渉に対して等化処理が必要になる.受信側でMMSE周波数領域等化を行った場合,遅延パスも考慮した拡張チャネル応答行列に基づく従来の送信リソース制御では信号検出特性が劣化する.本研究では,MMSE周波数領域等化を想定したリソース制御基準を新たに提案し,従来のリソース制御法,及び,通常のSDM伝送との特性比較を行った.その結果,ストリーム間干渉,及び,符号間干渉を考慮した提案方式が良好な特性を与えることが分かった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-76 Channel Prediction for an E-SDM System in Time-Varying Fading Environments
    BUI Huu-Phu, OGAWA Yasutaka, OHGANE Takeo, NISHIMURA Toshihiko, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2006, 1, 428, 429, 2006年03月08日
    一般社団法人電子情報通信学会, 英語
  • B-5-68 固有ビーム空間分割多重伝送を用いたMIMO-OFDMにおけるチャネル情報フィードバック量の削減に関する検討(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般講演)
    大渡 裕介, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2006, 1, 420, 420, 2006年03月08日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-97 OFDMA上り回線における複数ユーザチャネル推定法(B-5.無線通信システムA(移動通信),一般講演)
    宮沢 允, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2006, 1, 450, 450, 2006年03月08日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • A-5-27 実伝搬環境測定データを用いたMIMO-UWB通信の特性評価(A-5.ワイドバンドシステム,一般講演)
    高梨 昌樹, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2006, 141, 141, 2006年03月08日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • マルチユーザMIMO上りリンクにおける送信アンテナ選択方法の検討
    大河原 純哉, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 105, 559, 65, 70, 2006年01月19日
    複数のアンテナを持つ基地局の同一チャネル内に, 複数のアンテナを持つ端末が複数存在するマルチユーザMIMO環境における上りリンクについて検討を行う.このとき, 基地局での信号検出品質は, 基地局の持つ受信自由度と各ユーザの送信アンテナ数に依存する.信号検出品質を改善する手法として, 各ユーザにおいて複数存在する送信アンテナから使用するアンテナを選択することで, 選択ダイバーシチ効果を得ることが挙げられる.本稿では, 良好なダイバーシチ効果を得る送信アンテナ選択方法について検討を行った.計算機シミュレーションの結果, フィルタ出力後のキャパシティを用いて送信アンテナを選択することで, 良好なダイバーシチ効果を得ることが可能となった.また, 送信アンテナ数も考慮して選択することで, 誤り率特性はさらに改善できることを明らかにした., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 屋内伝搬実験に基づくMIMO E-SDM伝送の特性評価(アダプティブアンテナ, MIMO及び無線信号処理技術, 一般)
    西本 浩, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 105, 355, 127, 132, 2005年10月13日
    複数のアンテナを搭載したMIMOシステムにおいて, 各送信アンテナから独立な信号ストリームを送信する通常の空間分割多重(SDM)に対し, MIMOチャネルにおける最大スループットを得る固有ビーム空間分割多重(E-SDM)は, 更なる高速伝送を可能にする有効な伝送方式であると考えられる.本研究では, 屋内伝搬測定に基づき, 2×2, 及び, 4×4 MIMOシステムについて, 屋内見通し(LOS), 及び, 見通し外(NLOS)環境におけるE-SDM伝送の特性を比較した.その結果, 実環境においてE-SDMはSDMよりも良好な誤り率特性を示し, NLOS環境よりもLOS環境において優れた特性となることが分かった.しかしながら, LOS環境におけるE-SDM特性はアレー構成によって特性が大きく変動することが認められた., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 誤り訂正符号を適用したMIMO-OFDMシステムの実験的評価
    大渡 裕介, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 105, 356, 61, 66, 2005年10月13日
    送受信側に複数のアンテナを設置し, 各送信アンテナから独立したOFDM信号を送信するMIMO-OFDM空間分割多重では, マルチパス環境においても符号間干渉なしに伝送速度の向上が期待できる.ただし, 受信側では, マルチパス遅延波を含む全ての信号が同時に観測されるため, 空間フィルタリング等を用いて各信号を分離・検出する必要がある.このMIMO-OFDM空間分割多重通信システムを実験的に検証するために構築した評価システムにおいて, 高精度のチャネル推定, およびMMSE基準に基づく順序付け逐次復号による特性改善が実験的に確認されている.本研究では, この評価システムに誤り訂正符号及びViterbi復号アルゴリズムを適用し, 誤り率特性の改善を図った., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-24 Compensation of Time-variant Fading Channel Error for E-SDM in a TDD System
    Phu Bui Huu, Ogawa Yasutaka, Ohgane Takeo, Nishimura Toshihiko, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2005, 1, 424, 424, 2005年09月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 英語
  • B-5-31 W-CDMA上り回線マルチユーザMIMOシステム(B-5.無線通信システムA(移動通信),通信1)
    田中 豊久, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2005, 1, 431, 431, 2005年09月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • BS-1-4 実環境におけるMIMO固有ビーム空間分割多重伝送の特性評価(BS-1.最新の移動体・端末用スマートアンテナ技術,通信1)
    西本 浩, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2005, 1, "S, 7"-"S-8", 2005年09月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • AS-1-10 周波数領域等化を用いたMIMO-UWB-IR通信に関する検討(AS-1.UWBと複合技術の展開,基礎・境界)
    高梨 昌樹, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2005, "S, 19"-"S-20", 2005年09月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • マルチユーザMIMO上り回線における送信アンテナ選択の効果(誤り訂正, MAC, 無線通信一般)
    大河原 純哉, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 105, 121, 53, 58, 2005年06月10日
    複数のアンテナを持つ基地局の同一チャネル内に複数のアンテナを持つ端末が複数存在するマルチユーザMIMO環境における上り回線について検討を行う.このとき, 基地局での信号検出品質は基地局の持つ受信自由度と各端末の送信アンテナ数に依存する.本稿では, 各端末において複数存在する送信アンテナの使用数を減らすことで受信自由度の効率利用を考え, さらに信号検出精度の高いアンテナを選択することによる改善効果について検討を行った.その結果, マルチユーザMIMO環境において送信アンテナを選択することで, 信号検出品質が向上することが明らかになった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • チャネル変動誤差補償を考慮したE-SDM方式の検証実験(誤り訂正, MAC, 無線通信一般)
    秦 保雄, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 105, 121, 65, 70, 2005年06月10日
    送受信アンテナが複数存在するMIMOチャネル通信において, TDD下り回線へのE-SDM方式の適用を検討する.送信側で取得したチャネル情報より送信ウエイトを計算してから, 実際にデータを送信するまでの時間差が大きいと, 直交チャネルが形成できずに特性劣化の要因となる.本研究では, 既に提案されているチャネルの一次外挿を用いたチャネル変動誤差補償法を検証するため, フェージングシミュレータを用いたE-SDM方式の室内実験を行った.また, E-SDMの送信リソース制御の簡略化を行い, 装置化するうえで重要な計算負荷の軽減についても検討する.実験の結果, 一次外挿によるチャネル変動誤差補償法は非常に効果的で, 優れた特性を示すことが確認できた., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 屋内伝搬実験に基づくトライポールアンテナを用いたMIMO-SDM伝送の特性評価(誤り訂正, MAC, 無線通信一般)
    西本 浩, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 105, 121, 71, 76, 2005年06月10日
    近年, 無線通信では大容量伝送を可能にするMIMOシステムが注目を集めている.マルチパスリッチな環境では, 送信アンテナの偏波方向と異なる偏波成分も強く受信側に到来するものと考えられる.本稿では, 3つの偏波に等しい送受信利得を持たせるため, 3本のオムニアンテナを互いに直交させたトライポールアンテナを用いて3×3 MIMO-SDMシステムを構築し, 屋内伝搬実験結果から伝送特性を評価した.その結果, トライポールアンテナは低い相関を与えるが, 本実験で使用した伝搬環境では直線アレーと比べてあまり大きな特性の違いは認められなかった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-1-244 実環境におけるアレーの違いによるMIMO空間多重特性の比較(B-1. アンテナ・伝播C(アンテナシステム), 通信1)
    西本 浩, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2005, 1, 244, 244, 2005年03月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-84 MIMO-OFDMにおける尤度補正に関する基礎的検討(B-5. 無線通信システムA(移動通信), 通信1)
    星野 正幸, 高草木 恵二, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2005, 1, 533, 533, 2005年03月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • A-5-5 MMSE基準フィルタを用いたUWB-IR通信における干渉除去(A-5. ワイドバンドシステム, 基礎・境界)
    高梨 昌樹, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2005, 121, 121, 2005年03月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 室内伝搬実験に基づくアンテナ配置の違いによるMIMO-SDM特性比較
    西本 浩, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 104, 676, 123, 128, 2005年02月24日
    本稿では, 室内マルチパス環境において行ったアンテナ素子間相互結合の影響を含むMIMO伝搬実験結果から, 見通し内, 及び, 見通し外について多数の異なるアンテナ配置における2×2, 4×4 MIMO-SDM伝送のビット誤り率を求め, チャネル相関, 固有値分布を含めて特性を評価した.その結果, 見通し外に比べ, 見通し内環境は概して良好な特性を持つが, アンテナ配置の違いにより特性の変動が大きい傾向にあることが確認された., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MMSE順序付け逐次復号を適用したMIMO-OFDMシステムの実験的評価
    松野下 昌弘, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 104, 679, 81, 86, 2005年02月24日
    送受信側に複数のアンテナを設置し, 各送信アンテナから独立したOFDM信号を送信するMIMO-OFDM空間分割多重では, マルチパス環境においても符号間干渉なしに伝送速度の向上が期待できる.ただし, 受信側では, マルチパス遅延波を含む全ての信号が同時に観測されるため, 空間フィルタリング等を用いて各信号を分離・検出する必要がある.筆者らは, MIMO-OFDM空間分割多重通信システムを実験的に検証するために, MMSE基準の空間フィルタリングを行う受信機やフェージングシミュレータを用いた評価システムを構築し検討を行ってきた.本研究では, 本評価システムのハードウェアおよびソフトウェア上の性能向上について検討した結果について報告する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MMSE基準フィルタを用いたUWB-IR通信における干渉除去と等化
    高梨 昌樹, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 104, 675, 207, 212, 2005年02月23日
    日本語
  • 符号化MIMO-OFDM並列干渉キャンセラの検討
    柴原 孝治, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 104, 678, 37, 42, 2005年02月23日
    符号化MIMO-OFDM方式における, 並列干渉キャンセラ(PIC)の適用について検討を行った.構成が簡単なハードキャンセラは, 信頼度の低いレプリカによる誤り伝搬の影響を低減するため, 干渉キャンセル係数を導入するのが一般的である.ここでは, 従来とは異なり, 空間フィルタに干渉除去係数を設けたハードキャンセラを提案する.さらに, 干渉キャンセルの復号遅延を低減するため, OFDMシンボル毎に繰り返し処理を行うシンボル毎PICも適用した.その結果, 計算負荷・処理遅延が小さい構成が実現でき, ソフトキャンセルによるPICとの劣化も低く抑えられることがわかった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • SDを適用したターボ符号化MIMO-SDMの繰り返し復号における演算量削減に関する検討
    墨井 健二, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 104, 678, 43, 48, 2005年02月23日
    ターボ符号化MIMO-SDMでは, 軟出力の信号分離技術が必要となる.軟出力MAP復号を用いた信号検出は最適な受信方式であるが, 変調多値数, 送信素子数の増加に伴い, 計算量が指数関数的に増大し, 処理の複雑さが大きな問題となる.これに対し, Sphere Decodingは計算量削減に有効な手法として知られている.しかし, その際, 計算量の削減に伴い軟入力ターボ復号に必要な尤度まで削減されてしまう場合がある.本稿では, このような場合の尤度の算出方法について提案, 検討を行った.その結果, 本手法が計算量削減に有効であることがわかった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • W-CDMA上り回線へのMIMO適用に関する検討
    田中 豊久, 大鐘 武雄, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 104, 599, 37, 42, 2005年01月21日
    第3世代の移動通信方式として既にサービスが提供されているW-CDMAは, 引き続き性能向上のため仕様策定が行われている.下り回線に関しては最高14.4MbpsのHigh Speed Downlink Packet Access(HSDPA)が規定され, 引き続いてMIMOの適用が検討されている.ここでは, W-CDMA方式の上り回線にMIMOを適用した場合について計算機シミュレーションにより検討した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • トライポールアンテナを用いた3×3 MIMO-SDMの屋内伝搬実験に基づく特性評価
    西村寿彦, 西本 浩, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 信学総大, March. 2005, 241, 241, 2005年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 固有値によるE-SDM方式の適応変調制御
    秦保雄, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 信学ソ大, Sep. 2005, 423, 423, 2005年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 屋内伝搬実験による素子間相互結合の影響を含めたMIMO-SDMの特性評価
    西本 浩, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 104, 396, 53, 58, 2004年10月29日
    本稿では,多数の散乱波が存在すると考えられる屋内見通し内伝搬環境,及び,見通し外伝搬環境において行った伝搬実験結果から,アンテナ素子間相互結合の有無によるMIMO-SDM伝送特性への影響を考察した.その結果,見通し内伝搬環境は見通し外伝搬環境に比べ概して良好な特性を示すが,アンテナの素子間隔や配列方向の違いにより,特性の変動が大きい傾向にあること,また,素子間相互結合の影響も大きい傾向にあることが分かった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MIMO-OFDMにおけるチャネルおよび周波数オフセットの推定
    中村 雄一郎, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 104, 258, 79, 84, 2004年08月20日
    マルチパス環境下で,波形歪を受けにくいOFDM方式は,無線LANにも利用されている.送受信側の双方に複数のアンテナを設置して,各送信アンテナから独立な信けを送ることによって,100Mbpsを超える高速伝送を実現するMIMO-OFDM空間分割多重方式の研究が行われている.本橋では,少ないトレーニングシンボルでのチャネル推定を行う3通りの方法の比較検討を行っている.その結果,筆者らが以前より提案している時間領域での最小自乗法に基づく手法が優れたチャネル推定を可能にすることが分かった.次に,この手法をチャネルと送受信機関の周波数オフセット推定法に拡張し,IEEE802.ilaと同じブリアンブルの長さで両者の推定が可能であることを示している., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MIMO-OFDMシステムの実験的検討
    松野下 昌弘, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 104, 258, 103, 107, 2004年08月20日
    送受信側に複数のアンテナを設置し,各送信アンテナから独立なOFDM信号を送信するMIMO-OFDM空間分割多重では,マルチパス環境においても符号間干渉の影響なしに伝送速度の向上が期待できる.このMIMO-OFDMにおいては,各送信アンテナからの信号を受信側で分離・検出することが必要となる.そのために必要な高いチャネル推定精度は,0FDM通信系の少ないトレーニングシンボルにおいても,それに依存する条件数を小さくすることで実現できることが報告されている.本稿では,実際にMIMO-OFDM実験系を構成し,条件数の大小がチャネル推定精度,およびBER特性にどのように依存するのかを実験的に検証した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 屋内5.2GHz帯伝搬実験に基づくMIMO-SDMの特性解析
    西本 浩, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 104, 202, 25, 30, 2004年07月15日
    本報告では,MIMOシステムにおいて各チャネル間の独立性が崩れる可能性のある,見通し内伝搬路で行った5.2GHz帯での伝搬実験結果から,そのような環境における2×2MIMO-SDMの有効性を検証し,見通しとならない環境における特性との比較を行っている.また,複数のアンテナ素子を設置したときに生じる素子間相互結合の有無による特性への影響も検討している.その結果,見通し内伝搬環境においても多数の散乱波が存在する場合にはSDM方式が有効であり,見通し外伝搬環境に比べ概して良好な特性を示すが,アンテナの素子間隔や配列方向の違いにより,見通し内伝搬環境は特性の変動が大きい傾向にあること,また,素子間相互結合の影響も大きい傾向にあることがわかった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 並列干渉キャンセラを用いた誤り訂正符号化MIMO-OFDMの特性
    柴原 孝治, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 104, 123, 31, 35, 2004年06月11日
    送信側、受信側共に複数のアンテナを用いたMIMOシステムの各送信アンテナから独立なOFDM信号を送信するMIMO-OFDM方式は通信容量の増加の期待できる手法である.本稿では,IEEE802.11aの規格に準じた変調方式や符号化器を想定し,誤り訂正符号化MIMO-OFDMの受信側の処理に並列干渉キャンセラ(PIC)を用いた構成の特性評価を行い,さらにそのシステムにおける処理遅延を低減する検討も行った.結果から,並列干渉キャンセラによる改善が見られ,パケット伝送に適していることがわかった.処理遅延を低減したシンボル毎PICに大きな特性劣化がないことも示した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • ターボ符号を用いたMIMO-SDMの演算量削減に関する検討
    墨井 健二, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 104, 123, 37, 42, 2004年06月11日
    ターボ符号化MIMO-SDMでは,軟出力の信号分離技術が必要となる.軟出力MLDは最適な受信方法であるが,ターボ復号と軟出力MLDを繰り返して復号する手法を用いる場合,処理の複雑さが大きな問題点となる.そこで,軟出力MLDの繰り返し処理の簡略化について提案し,また,簡略化MLDへの適用も検討した.その結果,本手法が計算量削減に有効であることがわかった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-32 並列干渉キャンセラを用いた誤り訂正符号化MIMO-SDMの特性(B-5.無線通信システムA(移動通信))
    柴原 孝治, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2004, 1, 519, 519, 2004年03月08日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • SB-1-2 MIMO-OFDMにおける周波数オフセットとチャネル推定の検討(SB-1.MIMOシステムにおけるアンテナ・伝搬の諸技術)
    西尾 啓介, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2004, 1, "S, 27"-"S-28", 2004年03月08日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • SB-1-5 屋内見通し環境におけるMIMO-SDMの有効性(SB-1.MIMOシステムにおけるアンテナ・伝搬の諸技術)
    西本 浩, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2004, 1, "S, 33"-"S-34", 2004年03月08日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 周波数選択性フェージング環境におけるMIMO通信の計算量削減に関する検討
    古田 敬幸, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 103, 680, 49, 54, 2004年02月25日
    周波数選択性フェージングをうけるMIMOチャネル環境において,遅延波を取り込み結合推定,系列推定を行う手法は,最適な復号方法であるが遅延波数や送信ストリーム数増加に伴う計算量の増加が問題となる.そこで,誤り訂正符号を用いた周波数選択性フェージング環境下MIMOシステムにおいて,Sphere DecodingやM-Algorithimを適用しメトリック計算量削減を図る.本稿では,周波数選択性フェージングのSDMとE-SDMおいて,各種計算量削減アルゴリズムを適用し,メトリック計算量の削減効果と特性劣化の関係について検討した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MIMOチャネルにおける空間分割多重方法とその基本特性
    大鐘武雄, 信学論 (B), 87, 9, 1162, 1171, 2004年
  • ターボ符号を用いたMIMO-SDMの繰り返し復号に関する検討
    墨井健二, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 2004年電子情報通信学会総合大会, 516, 516, 2004年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 実伝搬路におけるMIMO空間分割多重方式の特性評価
    西本 浩, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 103, 460, 139, 144, 2003年11月21日
    MIMOシステムに空間分割多重方式を適用するMIMO-SDMの評価では,送受信アンテナ間の各チャネルは独立で同一のレイリーフェージング環境と仮定されることが多く,この仮定の下では,受信側での処理により良好な信号ストリームの分離検出が可能となる.本報告では,伝搬路の実測結果をもとに,チャネル間の独立性が崩れる可能性のある,見通し内伝搬路でのMIMO-SDMの有効性を示している.また,極めて散乱波の少ない電波暗室内における見通し内環境についても評価を行なっている., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-1-236 見通し内伝搬路における MIMO-SDM の特性評価
    西本 浩, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2003, 1, 236, 236, 2003年09月10日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-6 DS-CDMA におけるアダプティブアンテナ制御のための信号到来方向推定に関する検討
    大島 功三, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2003, 1, 383, 383, 2003年09月10日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-13 フィードバック情報を用いた OFDM-STTuC に関する検討
    星野 正幸, 上杉 充, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2003, 1, 390, 390, 2003年09月10日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-31 仲上-ライスフェージング環境下での MIMO-SDM 通信の特性比較
    西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 鷹取 泰司, 長 敬三, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2003, 1, 408, 408, 2003年09月10日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • TB-2-3 MIMO システムにおける信号処理
    大鐘 武雄, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2003, 1, "SS, 34"-"SS-35", 2003年09月10日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 同波数選択性フェージング下における Sphere Decoding の適用
    古田 敬幸, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 泰孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 103, 253, 7, 12, 2003年08月21日
    周波数選択性フェージングをうけるMIMOチャネル環境において,遅延波を取り込み結合推定,系列推定を行う手法は,最適な復号方法であるが遅延波や送信ストリーム数増加に伴う計算量の増加が問題となる.そこで,Sphere Decoding (SD)を適用する.SDは受信ポイントの周りに範囲を設けその範囲に含まれる情報ポイントのみ判定するものである.本稿では,周波数選択性フェージングがSDに与える影響を調べ, SDMとE-SDMにSDを適用しメトリック計算量の削減効果と特性劣化の関係について検討した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 各種空間分割多重方式におけるチャネル情報誤差の影響について
    堤 貴彦, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 103, 204, 13, 18, 2003年07月18日
    各種空間分割多重方式について,チャネル情報に誤差がある場合の誤り率特性を比較検討した.また,固有ビーム空間分割多重(E-SDM)方式と重み付きSDM(w-SDM)においては,一次外挿法を用いることにより,特性の改善を図った.その結果,ハチャネルの時間変動が大きい場合には,送信側で処理を行わない結合推定を用いたSDM(JD)の特性より劣化することが明らかとなった.しかし,送信側で一次外挿法を用いることで,大きな改善効果が得られることが確認できた., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • OFDM方式におけるMIMO空間分割多重に関する検討
    西尾 敬介, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 103, 66, 83, 90, 2003年05月23日
    送受信側の双方に複数のアンテナを用いるMIMOシステムにおいて各送信アンテナから独立なOFDM信号を送信するMIMO-OFDM空間分割多重では,符号間干渉の問題を解消するとともに送信アンテナの数だけ伝送速度を高めることができる.本橋では,MIMO-OFDM空間分割多重の構成を示し,その必須技術である,少ないトレーニングシンボルでのチャネル推定法の検討を行い,推定精度劣化原因を明らかにしている.この考察に基づき,送信アンテナ数が2および4の場合について推定精度を改善するトレーニングシンボルの選択法を提案している.更に各種のMIMO受信方式の比較を行っている., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-316 周波数選択性チャネルにおける E-SDM に関する検討
    古田 敬幸, 大鐘 武雄, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 冨里 繁, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2003, 1, 775, 775, 2003年03月03日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-317 E-SDM 方式におけるチャネル変動補償に関する検討
    堤 貴彦, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2003, 1, 776, 776, 2003年03月03日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • SB-3-7 MIMO チャネルにおける重み付き BLAST 送信のスループット特性
    西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 鷹取 泰司, 長 敬三, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2003, 1, "S, 55"-"S-56", 2003年03月03日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • E-SDM方式におけるFEC導入の効果について
    木村 広志, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 102, 675, 1, 5, 2003年02月27日
    MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)チャネルにおいて送信側でチャネル情報が既知の場合は,E-SDM(Eigenbeam-Space Division Multiplexing:固有ビーム空間分割多重方式)方式を用いることにより通常のSDM方式と比較してチャネル容量が改善される.E-SDM方式においてFECを導入し,その効果を考察する.ここでは,FECとして特にターボ符号を用いた.計算機シミュレーションを行った結果,FECを導入したE-SDMの特性がSDM方式を上回ったが,無符号化の時ほどの改善はみられないことがわかった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MIMO-OFDM空間分割多重に関する基礎的検討
    西尾 敬介, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 102, 551, 121, 126, 2003年01月10日
    OFDM方式はマルチパス伝搬環境において符号間干渉の影響をほぼ除くことができるため荷速伝送に適している.また,送受信の双方に複数のアンテナを用いるMIMOシステムでは異なる送信アンテナから独立な信号を送る空間分割多重が可能となるため伝送速度を高めることができる.本論文では,まず,OFDM伝送率に適したアダプティブアンテナの構成法とウェイト決定法を述べている.次に,これを要素技術とするMIMO-OFDM空間分割多重方式の提案を行い,シミュレーションによって,良好な特性が得られることを示している., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MIMOチャネルにおけるE-SDMと重み付きBLASTの特性比較
    西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 鷹取 泰司, 長 敬三, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 102, 551, 127, 132, 2003年01月10日
    送受信アンテナが複数存在するMIM0チャネル通信において,送信側でチャネル応答行列が既知の場合に通信容量を大きく改善できる2つの手法,重み付きBLASTとE-SDMについて考察した.はじめに,送信側のそれぞれの制御法について,送信電力・伝送レート制御を考慮して検討した.次に,受信側の制御法,特に重み付きBLAST送信に対する受信方式について計算機シミュレーションを行って評価した.最後に,重み付きBLASTとE-SDMのビット誤り率を計算し,その特性について比較した.その結果,重み付きBLASTはE-SDMに比較して高い誤り率を示すものの,Zero-forcing法やV-BLAST受信を行う場合,フィードバックのデータ量が少なく,端末の負荷も比較的少ないのでアプリケーションによっては有望な手法であることがわかった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 下り伝搬路推定によるSDMA下り通信特性改善試験結果
    土居義晴, 伊藤 忠芳, 岩見 昌志, 中尾 正悟, 宮田 健雄, 北門 順, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 2003信学総大, March, "S, 43"-"S-44", 2003年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • W-CDMA下り回線用アダプティブアンテナのための到来方向推定に関する基礎検討
    大島 功三, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム, 102, 201, 31, 36, 2002年07月17日
    高速伝送ユーザーが存在する時のW-CDMA方式では干渉の影響が大きな問題となるため,アダプティブアレーアンテナを用いることが提案されている.下り回線においては上り回線の信号を用いて各ユーザからの信号の到来方向を推定し,そのウェイトを決定する方式が有効と期待される.到来方向推定法には,一般にMUSIC法やESPRIT法といった高分解能推定法が知られているが,できる限り演算負荷を軽減するために高分解能推定法を避け,干渉を抑えた上で2つの素子間の位相差を測る方式について,逆拡散前のSIRと推定精度の関係などを計算機シミュレーションにより検討する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 円柱アレーを用いた二次元DOA推定に関する検討
    高梨 昌樹, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 102, 230, 77, 82, 2002年07月17日
    信号の到来方向推定を行う際の受信アンテナとして等間隔リニアアレーが用いられることが多い.これはコヒーレントな複数の信号が到来する場合でも,SSPを適用することによって推定可能になるため等による.しかし,対称性による方向の曖昧さや推定精度が方向に依存するという問題点がある,円アレーを用いたときこれらの問題点は解消されるが,SSPを適用することができないためコヒーレント波の推定は不可能になる.本稿ではまずCUBAを用いたコヒーレント波の到来方向推定について示す.しかし,この手法では通常の円アレー同様,信号の到来天頂角が異なった場合には推定できないという問題点がある.そこで,円アレーを積み重ねた円柱アレーを用いることで方位角,天頂角の二次元の到来方向推定が可能になることを示す., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MIMOチャネルにおけるSDMターボ符号の検討
    木村 広志, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 102, 204, 19, 24, 2002年07月10日
    MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)チャネルにおいて送信側でチャネル情報が未知の場合と既知の場合についてそれぞれターボ符号を適用した.送信側でチャネル情報が未知の場合では,SDM(Space Division Multiplexing:空間分割多重)を用いたターボ符号を提案し,STBC(Space-Time Block Codes)とターボ符号を組み合わせた方式との比較を行った.送信側でチャネル情報が既知の場合においては,送信MRC(Maximal Ratio Combining)を用いたターボ符号とE-SDM(Eigenbeam-Space Division Multiplexing:固有ビーム空間分割多重)方式を用いたターボ符号について計算機シミュレーションにより比較を行った.結果として,送信素子数4,受信素子数2の場合においては,送信側でチャネル情報が未知の場合にSDM方式を用いたターボ符号が優れた特性を示し,送信側でチャネル情報が既知の場合は送信MRCを用いたターボ符号がE-SDMを用いたターボ符号よりも良い特性を示した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 固有ビーム空間分割多重方式におけるチャネル推定誤差を考慮した場合の特性評価
    西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 鷹取 泰司, 長 敬三, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 102, 204, 25, 30, 2002年07月10日
    固有ビーム空間分割多重(E-SDM)方式は,MIMOチャネル通信で受信側の素子数が少ない場合に有効とされている.ここでは,E-SDM方式において,送信ウエイトを決定する際に用いるチャネル応答行列が実際の伝搬時のチャネル応答と異なる場合の特性評価を行う.この場合,完全に直交した固有ビーム空間を形成することはできないため,受信側で最大比合成を行っても平均誤り率特性にはフロアが観測される.しがって,Zero-Forcing法や結合推定が必要になる.受信側で結合推定を行った計算機シミュレーションの結果,チャネル変動の相関が0.8程度でも通常のSDMよりも特性が優れていることが分かった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MIMOチャネルにおける固有ビーム空間分割多重(E-SDM)方式
    宮下 和巳, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 鷹取 泰司, 長 敬三, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 102, 86, 13, 18, 2002年05月17日
    MIMOチャネル情報が送信側で既知の場合,固有ベクトルを用いたマルチビーム形成により直交チャネルを形成し,注水定理による送信電力制御を行うことで,チャネル容量を最大とすることができる.ここでは,この概念に基づき,固有ビーム空間分割多重(E-SDM)方式を提案し,計算機シミュレーションにより従来のSDM方式との比較を行った.その結果,送信素子数5,受信素子数2の場合において,平均誤り率10^-3で約10[dB]の利得が得られることが明らかとなった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 4素子マルチビームSDMA基地局の3空間分割多元接続時の評価試験結果
    土居 義晴, 伊藤 忠芳, 北門 順, 宮田 健雄, 中尾 正悟, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 102, 22, 171, 176, 2002年04月12日
    SDMA(Space Division Multiple Access)移動通信方式は、同一エリアで同一時刻に同一周波数を複数ユーザが共用して通信を行う方式である。また、空間分離ができれば、どのような無線プロトコルにも対応できる。よって、従来の方式と互換を保ちながら数倍のユーザを収容することが可能である。本稿では、開発した4素子のSDMA方式のPHS基地局を用いて3端末が同時に空間分割多元接続で通話中の特性を評価するために、屋内性能評価・暗室での指向性パターンの測定。フィールドでのトラフィックと干渉量の測定試験を実施した。これらの試験結果から、開発した4素子SDMA基地局は、3多重時においても十分な干渉抑圧性能を持ち、約2.4倍のトラフィックの向上が見込めることが確認できた。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MIMO/SDMAにおける受信アンテナ選択を用いた下り回線ヌル形成
    西村 寿彦, 鷹取 泰司, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 長 敬三, 電子情報通信学会技術研究報告. MoMuC, モバイルマルチメディア通信, 101, 686, 17, 22, 2002年03月07日
    SDMA(space division multiple access)方式おいて,基地局及び各端末が複数のアンテナを持つ場合の下り回線用送信ウエイトについて検討する.この場合,基地局・端末間はMIMO(multi-input multi-output)チャネルとなり,更に,SDMA方式では同一チャネル干渉が存在するため単純なビーム形成では良好な受信特性は得られない.提案する手法は,基地局で各端末の受信アンテナそれぞれの組について空間相関を求め,それが最も低くなる素子を1組選択して,それらの素子に対してヌルを形成することによって同一チャネル干渉を低減させるものである.計算機シミュレーションにより提案手法の特性を評価した結果,選択ダイバシーチ効果が観測された.また,端末側で結合推定を行うことによって更に特性が改善されることを明らかにした., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 縦続接続型時空等化器におけるタップ係数に関する検討
    田辺 康彦, 大鐘 武雄, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 浅井 孝浩, 冨里 繁, 電子情報通信学会技術研究報告. MoMuC, モバイルマルチメディア通信, 101, 686, 23, 30, 2002年03月07日
    本報告ではアダプティブアレーアンテナ(AAA)とMLSEの縦続接続型時空等化器のAAA部にフィードフォワードフィルタ(FFF)を組み込む方式について検討を行った.FFFを用いることにより雑音の時間相関が高まり,最小二乗法でウェイトを最適化する方式では特性が劣化してしまう.このような状況でウェイトを決定する手法の提案を行った.提案方式では伝搬路の遅延広がりが大きい場合,FFFのタップ数が少ない場合に特性が改善されることがわかった.また,AAAをマルチビーム化することによって多入力のViterbiアルゴリズムを適用する手法の提案も行い,遅延広がりが大きい場合に良好な特性が得られることがわかった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • A Study on Channel Efficiency for SDMA with an Adaptive Array
    SUZUKI Tohru, OHGANE Takeo, OGAWA Yasutaka, IEICE transactions on communications, 85, 3, 702, 702, 2002年03月01日
    Recently, space division multiple access (SDMA) has been proposed to improve channel efficiency. In this paper, assuming an MMSE adaptive array at a base station, we examine the performance of the system with and without SDMA for both fixed channel assignment (FCA) and dynamic channel assignment (DCA). The performance is evaluated using incomplete service rate as quality of service in addition to the blocking rate and forced call termination rate. The results show that the SDMA achieves 2.08-fold and 1.2-fold capacity improvement at the blocking rate of 3% in FCA on 9 cells per cluster and in DCA, respectively., 一般社団法人電子情報通信学会, 英語
  • マルチビームアダプティブアレイに基づくSDMA/TDD-PHS基地局
    土居 義晴, 伊藤 忠芳, 北門 順, 宮田 健雄, 中尾 正悟, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 101, 489, 9, 14, 2001年12月13日
    SDMA(Space Division Multiple Access)移動通信方式は、同一エリアで同一時刻に同一周波数を複数ユーザが共有して通信を行う方式である。また、空間分離ができれば、どのような無線プロトコルにも対応できる。よって、従来の方式と互換を保ちながら数倍のユーザを収容できる。今回我々は、SDMA方式のPHS基地局を開発し、性能を確認するために種々の評価実験を実施した。屋内性能評価試験では十分な干渉抑圧能力を持つことを明らかにし、フィールド試験により従来の基地局と比較して、数倍のトラフィック容量を持ち、かつ、与干渉が減少することを確かめた。これらの試験結果から、開発したSDMA基地局は、周波数利用効率の向上に非常に優れた基地局であることを確認できた。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • W-CDMA方式における下り回線用アダプティブアンテナのウエイト決定法に関する検討
    宮野 太樹, 小川 恭孝, 北原 美奈子, 大鐘 武雄, 宮谷 徹彦, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 101, 436, 19, 24, 2001年11月12日
    W-CDMAの下り回線においてはマルチパス伝搬に伴う干渉がシステム容量を低下させる。特に高速通信を行うユーザは大電力で送信するため他ユーザに大きな干渉を与える。この干渉の低減にアダプティブアレーアンテナを用いることが有効であり、これまでにも検討結果が報告されている。本稿では上り回線の信号から各パスの到来方向を推定し、下り回線周波数において必要な高速ユーザパス方向にヌルスティアリングを実現するウエイトの決定法を提案している。次に、計算機シミュレーションによってその特性を明らかにする。この方式は上下非対称の回線にも適用できる有効な手法である。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • OFDM通信系におけるアダプティブアレーに関する検討
    今井 友裕, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 101, 368, 15, 21, 2001年10月20日
    本報告では、OFDM通信系におけるアダプティブアレーの提案を行っている。このアレーはFFT後の各搬送波毎にウェイトの乗算を行っており、ガードインターバル内の干渉波のマルチパス波全てを一つのアレー自由度で抑圧し、希望波のマルチパスのエネルギーを取り込むように動作する。希望波と干渉波それぞれのトレーニング区間の信号が既知である条件のもとで、受信側でスライディング相関器を用いて自己相関系列を求め、それぞれのマルチパス波の遅延時間推定を行う。更に、その複素振幅をMMSE基準に従って精度良く推定する。その結果にFFT処理を行い、希望波と干渉波の各搬送波毎にアレー応答ベクトルを求める。それらを用いてウェイトの決定を行う。計算機シミュレーションの結果、従来のウェイト制御アルゴリズムに比べて、出力SINR、ビット誤り率ともに優れた特性を示すことが分かった。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • W-CDMA下り回線用アダプティブアレーアンテナにおけるパス選択の検討
    北原 美奈子, 宮谷 徹彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 101, 368, 31, 38, 2001年10月20日
    W-CDMAで高速データ伝送通信は低拡散率となるためマルチパス干渉で特性が劣化する。このような高速データ伝送通信は下りリンクで多くなると考えられ、下り回線の干渉除去が重要となる。この下り回線の干渉除去を行うのに、アダプティブアレーアンテナを用いることが有効である。これまでに筆者らの提案するアダプティブアレーアンテナ制御法によって干渉除去効果が向上することを報告した。しかし送信方向(送信パス)を変えるとアダプティブアレーアンテナの干渉除去効果が変わり、それに伴って通信特性も変化する。本稿では、送信パスの選択法を比較し、確率的に多くのユーザを収容できるパス選択法を検討したので報告する。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MIMOチャネルでのSDMA下り回線ビーム形成法
    西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 101, 371, 23, 30, 2001年10月13日
    SDMA 方式の下り回線ビーム形成において, MISO(Multi-Input-Single-Output)およびMIMO(Multi-Input Multi-Output)チャンネルを想定した場合に, 結合推定機能をもつ端末での受信特性について考察する.希望信号の電力がそれぞれの端末で最大となる送信最大比合成ダイバーシチと, 干渉信号電力を最小とするヌル制御の概念から導出した下り回線でのビーム形成法について評価する.計算機シミュレーションから, 結合推定機能を持つ端末を用いた場合, ヌル制御によるビーム形成法は送信最大比合成ダイバーシチとなるビーム形成法より特性が優れているという結果が得られた., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-85 アダプティブアレイ技術に基づくSDMA/TDD基地局のアンテナ指向性測定結果
    宮田 健雄, 土居 義晴, 伊藤 忠芳, 飯沼 敏範, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2001, 1, 371, 371, 2001年08月29日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-87 アダプティブアレイ技術に基づくSDMA/TDD試験基地局の与干渉試験
    嶋田 実, 北門 順, 土居 義晴, 伊藤 忠芳, 飯沼 敏範, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2001, 1, 373, 373, 2001年08月29日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-88 マルチステージ干渉キャンセラとアダプティブアレイを結合したSDMA基地局の特性
    中尾 正悟, 北門 順, 土居 義晴, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2001, 1, 374, 374, 2001年08月29日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • SB-1-3 角度広がりを有する波源に対する MUSIC法と遺伝的アルゴリズムの適用
    大島 功三, 田辺 康彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 2001, 1, 539, 540, 2001年08月29日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MUSIC法と遺伝的アルゴリズムを併用した角度広がりを有する波源の推定
    大島 功三, 田辺 康彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 101, 231, 25, 30, 2001年07月27日
    都市部での移動体通信において, 端末は基地局から見通し外となることが多い.その場合, 信号は端末周辺の多数の散乱体から基地局に, ある広がりをもって入射することになる.この角度広がりを有する信号の分布範囲を推定することは重要なことである.これまで高分解能角度推定法として用いられてきたMUSIC法やESPRIT法は, 点波源を推定する手法であり, 角度広がりを有する波源はこの手法の適用条件を逸脱している.本報告では, 角度広がりを有する波源に対して空間スムーズィング前処理(SSP)を用いたMUSIC法と遺伝的アルゴリズムを併用することにより角度広がりを有する波源を推定することを試みる., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • OFDM信号のサブキャリア送信電力制御に関する検討
    頭川 裕紀, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム, 101, 195, 55, 60, 2001年07月19日
    次世代の高速ディジタル移動通信に用いる伝送方式としてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式が注目を集めている.マルチパス環境においてOFDM方式を適用する場合, 周波数選択性フェージングにより各サブキャリアは異なる減衰を受ける.そこで, 伝搬路の状態に応じてサブキャリア毎の送信電力を変化させる方式が検討されている.本研究では, OFDM方式において瞬時の伝搬路状態が推定可能な場合, 各サブキャリアに効率的に送信電力を分配することにより誤り率特性の改善を図る., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • TDD/SDMA方式におけるチャネル応答推定による下り回線ウェイト制御
    宮下 和巳, 大鐘 武雄, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 土居 義晴, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 101, 197, 31, 36, 2001年07月12日
    近年, チャネルの利用効率を向上させるためSDMA(Space Division Multiple Access)方式が提案されている.基地局にアダプティブアレーを用いたTDD/SDMA方式において, 応答ベクトルの時間変動を一次外挿で推定することによって間接的にウェイトを推定する手法が提案されており, その特性が良好であることが報告されている.しかし, より高速な移動通信環境において一次外挿法では推定誤差が大きくなり特性が劣化してしまう.本報告では, 上り回線でのチャネル応答の推定結果を指数関数系で近似し, 下り回線のチャネル応答を推定する手法を提案する.また, 計算機シミュレーションにより従来手法との特性比較を行った., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 瞬時空間相関を用いたSDMA方式チャネル割り当て基準の検討
    若林 大輔, 鈴木 達, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 100, 663, 43, 49, 2001年03月08日
    本報告では, 角度広がりを持つ伝搬路におけるSDMA方式チャネル割り当て基準について空間相関を用いる手法を検討した. 角度広がりがある場合, 平均空間相関がチャネル割り当て基準となることがわかったが, 一度の発呼要求時に平均空間相関を求めることはできない. そこで, 瞬時空間相関を用いてチャネル割り当ての可否を判断する手法を提案し, 呼損率と強制切断率とを考慮したQoS (Quality of Service) として, ICR (Incomplete Call Ratio) を定義し, 特性評価を行った. また, ハンドオーバーの要求の割合 HRR (Handover Request Ratio) についても特性評価を行い, 提案手法の有効性を明らかにした., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • マルチビームアダプティブアレーを用いたTDD無線パケット通信における下り多重化制御
    東中 雅嗣, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 100, 663, 87, 93, 2001年03月08日
    これまで, PRMA方式にマルチビームアダプティブアレーを用いて, 1スロット当たり複数の予約を行う多重予約方式を提案し, その有効性を示してきた. 本研究では, 上りスロットに同方式を用いたTDD無線パケット通信における下りスロットの多重化制御法を提案する. 提案方式では, 送信端末選択時に遅延時間の大きな端末に限定して端末選択を行い, 処理量の低減を図る. また, 上り回線で得られたアレー応答ベクトルを用いて送信ウェイトを決定し, 各端末における推定SINRをもとに多重化の可否を判断する. 計算機シミュレ一ションを用いて評価した結果, 提案方式は, 処理量を低く抑えながら, スループット特性, 及び, 平均パケット遅延時間特性が改善できることが示された., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • QPSK信号におけるターボ符号を用いた送信ダイバーシチ方式
    山下 盛史, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 100, 663, 121, 126, 2001年03月08日
    本研究では, フェージング通信路における受信特性の向上のための技術として, ターボ符号を用いた送信ダイバーシチ方式について検討を行う. 著者らはこれまでに空間分割多重とターボ符号を用いた送信ダイバーシチ方式を提案しており, 優れた特性を持つことを確認しているが, 今回は多値変調方式への適用として, QPSK変調における送受信方式を検討する. 他の送信ダイバーシチ方式とターボ符号の組み合わせにおける誤り率特性との比較を計算機シミュレーションにより行った. その結果, 提案方式は他の方式に比べて優れた誤り率特性を持つことを確認した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-2 誤り訂正符号化した空間領域マルチステージ干渉キャンセラの特性
    西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2001, 1, 400, 400, 2001年03月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 角度広がりを有する波源に対するMUSIC法の適用
    大島功三, 田辺 康彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会2001年総合大会, March, 58, 58, 2001年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • W-CDMA下り回線用アダプティブアレーアンテナ
    北原美奈子, 宮谷 徹彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会, 2001, 413, 413, 2001年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • マルチキャリアシステムにおける最適サブキャリア電力補正
    頭川裕紀, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 信学総大, Mar., 2001, 480, 480, 2001年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレイPHS基地局の特性
    伊藤忠芳, 土居 義晴, 飯沼 敏範, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 野町 真規, 信学通信ソサイエティ大会, Sept. 2001, 369, 369, 2001年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレイ技術に基づくSDMA/TDDソフトウェア無線基地局の開発
    土居, 伊藤 忠芳, 飯沼 敏範, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 信学ソ大, 2001, 370, 370, 2001年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレイ技術に基づくSDMA/TDD試験基地局のフィールド試験結果
    北門順, 土居 義晴, 伊藤 忠芳, 飯沼 敏範, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 嶋田 実, 2001信学ソサ大, Sep., 372, 372, 2001年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • キャリア周波数オフセットが存在するときの高分解能多重波伝搬遅延時間推定に関する検討
    田辺 康彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 100, 341, 37, 42, 2000年10月14日
    今後, 移動体通信はより高速なシステムを実現することが要求されるが, 周波数選択性フェージングが発生するような環境において到来波の伝搬遅延時間を推定することは極めて重要な技術となる.筆者らはこれまで受信した変調波に直接MUSICアルゴリズムを適用するTD-MUSICアルゴリズムを提案してきたが, その際, キャリア再生が正確に行われることを仮定していた.そこで, 本論文ではキャリア周波数オフセットが存在する際のTD-MUSICアルゴリズムの特性を計算機シミュレーションにより検証した.その結果, TD-MUSICアルゴリズムにおいてはキャリア周波数オフセットの影響が極めて小さいことがわかった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MMSE基準に従うアダプティブアンテナにおける参照信号同期法に関する検討
    米澤 伯明, 小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄, 土居 義晴, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 100, 347, 29, 35, 2000年10月07日
    アダプティブアンテナのウェイト制御をMMSE(Minimum Mean Square Error)基準で行う場合, 所望波と参照信号のタイミングが性格に合わなければ, 両者の相関は低下し, 所望波と干渉波の区別がつかなくなることから, 干渉抑圧が十分に行われないと共に, 所望波抑圧も発生する.そこで, 本研究では従来のルートナイキストフィルタよりも狭い通過帯域幅を有する狭帯域フィルタを用いることにより, 相関低下を軽減させることで第1段階のウェイト制御を行い干渉波を相当抑圧する.そして, 再度アレー出力で同期推定を行い, それに基づく参照信号を用いて改めてウェイトを決定する.計算機シミュレーションの結果, 同期精度が向上し, 出力SINR, BER特性, 共に優れた特性を示すことが分かった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • Beamspace MUSIC アルゴリズムを用いた多入力信号到来時の高分解能時間領域推定に関する検討
    木村 昌俊, 田辺 康彦, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 100, 218, 23, 28, 2000年07月27日
    ネットワークアナライザにより測定された周波数領域データに逆フーリエ変換を行い信号の遅延時間を求める時間領域推定が広く用いられている.また, 逆フーリエ変換では分離ができないような近接した信号に対して, 高分解能な推定が可能なMUSIC法が提案されている.しかし, MUSIC法には多入力信号到来時に特性が劣化するという問題点がある.その問題点の改善のための技術として, Beamspace MUSIC法について検討を行い, 推定結果を計算機シミュレーションにより評価した.また, Beamspace MUSIC法とゲーティング法との推定値の誤差に関して比較検討を行い, Beamspace MUSIC法はゲーティング法よりも誤差が小さい傾向にあることを確認した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • マルチビームアダプティブアレーを用いたPRMA方式における音声とデータの統合伝送に関する検討
    東中 雅嗣, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. SSE, 交換システム, 100, 193, 69, 74, 2000年07月19日
    PRMA方式にマルチビームアダプティブアレーを用いて1スロットに複数の予約を許容する方式が提案され、音声端末のみを扱うモデルで既にその有効性が示されている.本研究では, 同方式について音声とデータの統合伝送を行う場合の特性について明らかにし, 各端末の送信許可確率を空きスロットに対して高く, 一部予約スロットに対して低く設定する手法を提案する.これによって, 送信許可が下りないことによるパケット遅延の抑制と一部予約スロットにおける既予約端末の受信失敗の低減を図る.計算機シミュレーションによって特性評価を行った結果, 提案方式は音声パケット破棄確率及び平均データパケット遅延時間特性の改善が実現できることが確認された., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • ターボ符号を用いた送信ダイバーシチ方式に関する検討
    山下 盛史, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. SSE, 交換システム, 100, 192, 83, 88, 2000年07月18日
    本研究では, フェージング通信路における受信特性の向上のための技術として, ターボ符号と送信ダイバーシチ技術を組み合わせる送受信方式について検討を行い, 数種の組み合わせ方式について誤り率特性を計算機シミュレーションにより評価した.また, ターボ符号と送信ダイバーシチ技術の組み合わせ方式において, 送信側では, 空間分割多重の概念を用いたターボ符号化を行い, 送信側では, 空間多重化された受信信号を分離せずにターボ復号を行う方式を提案した.評価の結果, 提案方式は他の方式に比べて優れた誤り率特性を持つことを確認した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 遺伝的アルゴリズムを用いた高分解能多重波伝搬遅延時間推定
    荒木 祐, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2000, 1, 41, 41, 2000年03月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 同期推定を含めた空間領域マルチステージ干渉キャンセラの特性
    西村 寿彦, 千葉 恒彦, 田辺 康彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 北門 順, 土居 義晴, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2000, 1, 412, 412, 2000年03月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 多重波伝搬環境における高分解能伝搬遅延時間推定に関する一検討
    田辺 康彦, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2000, 1, 492, 492, 2000年03月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 角度広がりを持つ伝搬路におけるSDMA方式チャネル割り当て基準
    若林 大輔, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2000, 1, 524, 524, 2000年03月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • ビーム空間に射影したArray Processing MLSE
    花木 明人, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 2000, 1, 527, 527, 2000年03月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 多ユーザ環境におけるDS-CDMAシステムの下り回線用アダプティブアレーアンテナ
    北原 美奈子, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 99, 638, 1, 8, 2000年02月18日
    DS-CDMAでマルチレートサービスを行うとき、高速信号は拡散率を下げて大電力で送信する。低速ユーザにとって大電力で送信される高速信号は大きな干渉となるので、アダプティブアレーを用いて干渉除去を行うという提案がなされている。上りリンクでは低速ユーザ受信パタンが高速ユーザ方向にヌルを形成することで大電力干渉除去を実現できる。一方、下りリンクでは高速ユーザの送信パタンが低速ユーザ端末方向への利得を低減しなければならない。しかし、従来の方法をそのまま下りリンクに適用しても干渉抑圧が十分には行われない。本稿ではアレーの自由度が圧倒的に不足している状況下で低速ユーザ端末方向の利得を低減するアダプティブアレーの制御法を提案する。この手法は上り回線が低速伝送で下り回線が高速伝送であるような上下非対称な状況でも有効である。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • マルチビームアダプティブアレーを用いた空間領域パスダイバーシチ受信に関する検討
    田辺 康彦, 藤嶋 堅三郎, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 99, 638, 15, 20, 2000年02月18日
    高速ディジタル移動体通信において深刻な問題となる周波数選択性フェージングによる波形歪みを補償し, ダイバーシチを実現する方式の一つとして空間領域パスダイバーシチ受信が挙げられる.空間領域パスダイバーシチ受信においては各到来波に正確にシンボルタイミングを合わせることにより特性が改善されることから, MUSIC法を適用する方式が提案されている.しかし, MUSIC法は固有値解析を含むため, 演算量が増大してしまう問題点があった.本研究ではベクトル直交化法を用いてシンボルタイミングを推定することにより, 演算量の削減を計る.この結果, MUSIC法よりも少ない演算量で同程度の特性が得られることがわかった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーを用いたSDMA方式におけるチャネル利用効率の検討 (移動通信ワークショップ)
    鈴木 達, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告, 99, 638, 9, 14, 2000年02月18日
    電子情報通信学会, 日本語
  • アレーアンテナとMLSEを用いた時空間等化処理に関する考察 (移動通信ワークショップ)
    花木 明人, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告, 99, 638, 21, 26, 2000年02月18日
    電子情報通信学会, 日本語
  • SDMA方式における上り回線特性の改善に関する検討
    岸山 祥久, 大鐘 武雄, 西村 寿彦, 電子情報通信学会技術研究報告, 99, 565, 17, 24, 2000年01月21日
    電子情報通信学会, 日本語
  • マルチビームアダプティブアレーを用いたPRMA方式のマルチセル環境における特性
    東中雅嗣, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会, Mar. 2000, 533, 533, 2000年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • SDM (Space division multiplexing) とターボ符号を用いた送信ダイバーシチ
    山下, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会通信ソサイエティ大会, Sept. 2000, 289, 289, 2000年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 空間領域マルチステージ干渉キャンセラを適用したSDMA方式の特性評価
    西村 寿彦, 土居 義晴, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 北門 順, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 99, 357, 103, 108, 1999年10月15日
    アダプティブアレーを空間領域の干渉キャンセラとして用いるSDMA方式では、干渉信号が近接している場合に十分に干渉除去が行えないという問題がある。本研究では、SDMA方式にマルチステージ処理を導入して特性の向上を図る。提案する手法では、フレーム誤りによりレプリカの生成を判断することで、誤りを含むレプリカを受信信号から除去することを防止し、フレーム誤り率の改善を目指す。PHSの上り回線通信環境を想定したシミュレーションを行い、干渉信号の到来角、E_b/N1_oおよびCIRの変化によるFER特性について評価した結果、空間相関の高い範囲において大きな改善効果が得られることがわかった。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MUSICアルゴリズムを併用した空間領域パスダイバーシチ受信に関する検討
    田辺 康彦, 藤嶋 堅三郎, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 99, 356, 89, 95, 1999年10月14日
    高速TDMA移動通信において,遅延時間差の長い多重波による周波数選択性フェージングは波形歪みの原因となり,深刻な問題となる.これに対してアダプティブアレーを用いて空間領域で各多重波を分離し,遅延時間を揃えて合成する空間領域パスダイバーシチ受信が提案されている.本報告では遅延時間の推定にMUSICアルゴリズムを用いることにより,各多重波の伝搬遅延時間をより正確に推定し,誤り率特性を大幅に改善する手法を提案している.また,簡易に最大比合成を近似する荷重係数の提案を行い,誤り率特性において,最適化された荷重係数とほぼ同程度の特性が得られていることを明らかにした., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • DS-CDMAシステムの下り回線用アダプティブアレーアンテナ
    北原 美奈子, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告, 99, 356, 81, 88, 1999年10月14日
    電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-40 高分解能遅延時間推定を用いた空間領域パスダイバーシチ受信に関する基礎的検討
    田辺 康彦, 藤嶋 堅三郎, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1999, 1, 275, 275, 1999年08月16日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-79 マルチパス信号の遅延時間推定簡略化に関する研究
    西村 寿彦, 田辺 康彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1999, 1, 314, 314, 1999年08月16日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • SB-1-2 DS-CDMAシステムの下り回線用アダプティブアレーアンテナの検討
    北原 美奈子, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1999, 1, 399, 400, 1999年08月16日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • PHS/SDMA方式を想定した参照信号の同期に関する研究
    西村 寿彦, 田邉 康彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 土居 義晴, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 99, 141, 61, 66, 1999年06月24日
    PHSにSDMAを適用する場合、プリアンブル信号が各ユーザで同一であるため、複数のユーザが同一タイミングで通信を行うとユーザの識別ができず、アダプティブアレーによる干渉除去を行うことができない。この対策として、送信タイミングに時間差を設けユーザを分離することが考えられる。このとき、先に収容されているユーザは単独使用時にタイミング検出を行えるのに対し、後続のユーザは既存ユーザの信号の影響を受けるため、同期タイミングを正確に推定することが難しい。本研究では、2ユーザSDMAを仮定し、相関法、チャネル推定法ならびに簡易なべクトル直交化法により後続ユーザの参照信号の同期タイミング推定を行った結果について示す。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーを用いたTDD/SDMA方式における下り回線用ウエイト推定法に関する検討
    岸山 祥久, 大鐘 武雄, 西村 寿彦, 小川 恭孝, 土居 義晴, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 99, 141, 67, 72, 1999年06月24日
    近年、チャネルの利用効率を向上させるため、SDMA (Space Division Multiple Access)方式が提案されている。しかし、基地局にアダプティブアレーを用いたTDD/SDMA方式では、上り回線で得られたアレーパターンを下り回線で使用する際、角度広がりのある動的なレイリー伝搬路を想定した場合には、上下回線間の時間差により下り回線で誤り率が劣化する場合があることが報告されている。本報告では、アダプティブアレーのウエイトが各アンテナ素子における応答ベクトルにより一意に表せることに着目し、応答ベクトルの時間変動を推定することによって間接的にウエイトを推定する手法を提案する。また、計算機シミュレーションによって従来手法との比較、特性の評価を行う。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーを用いた空間領域パスダイバーシチ受信における最適な荷重合成に関する考察
    藤嶋 堅三郎, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 99, 19, 19, 24, 1999年04月22日
    高速ディジタル移動通信においては、遅延時間差の長い多重伝搬波による波形歪みのため特性が劣化する。これに対して、波形歪み抑圧と伝搬するエネルギーの有効利用のため、多重波をアダプティブアレーによって空間領域で分離して遅延時間を一致させた後合成する空間領域パスダイバーシチが提案ざれている。多重波に対して最大比合成を実現すると合成後のSINRが最大となることから誤り率特性は最適となるが、厳密には実現不可能である。本報告では、受信した多重波に対し最大比合成を近似的に実現する手法を提案し、その誤り率特性が厳密な最大比合成に近いことと、等利得合成と比較してBER特性が大幅に改善されていることを明らかにしている。また、受信する多重波のうち一部を用いる場合は近似的にSINRの高い順に選択する手法を述べ、良好な特性が得られることも明らかにした。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-48 PHSにアダプティブアレーを用いたSDMAを適用した場合のタイミングジッタの影響
    西村 寿彦, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 1999, 1, 399, 399, 1999年03月08日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • B-5-49 セクタアンテナを用いたARPセルラーシステムにおけるSDMA方式の検討
    鈴木 達, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 1999, 1, 400, 400, 1999年03月08日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーを用いて多重予約を許容したPRMA方式の基礎的研究
    伊藤 晋朗, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 98, 601, 117, 122, 1999年02月18日
    無線パケット伝送方式はパケットの衝突によるスループットの低下が問題となる。解決手法としてマルチビームアダプティブアレー(MBAA)をパケット伝送に応用することにより衝突したパケットから同時に複数のパケットを取り出せることが知られている。この技術をPRMA方式に適用できれば多重予約を行うことができる。本報告では多重予約を実現する手法として、予約されたスロットに追加予約を行う端末を優先する方式1と既予約端末を優先する方式2を提案した。破棄確率及びスループット特性を評価した結果。提案方式2が優れていること、また、通常のPRMA方式と比較すると2素子MBAAで収容端末数を2倍程度まで改善できることがわかった。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 時間領域データを用いた二次元MUSIC法による多重波伝搬推定
    田邉康彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 1999信学総大, 59, 59, 1999年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーを用いた3ユーザSDMA方式におけるチャネル割り当て基準
    田中 大輔, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 98, 358, 103, 108, 1998年10月22日
    近年, チャネルの利用効率を向上させるため, SDMA(Space Division Multiple Access)という手法が提案されている.本報告ではアダプティブアレーを3ユーザのSDMAに適用した場合について検討する.チャネル割り当て可否の判断には, 空間相関を用いることとする.3ユーザが存在するとき3つの空間相関値が与えられる.信号が特定の方向から入射するものと仮定すると, すでに提案した3ユーザの割り当て基準は, 空間相関値の最大値を判定するものであった.しかし, この割り当て基準の設定手法は不適切であり, 3つの空間相関値の自乗和と積の関係によって割り当て可否を判断する手法が適切な割り当て基準であることがわかった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 時間領域データを用いた高分解能多重波伝搬推定
    田辺 康彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 98, 358, 109, 114, 1998年10月22日
    ディジタル無線通信において, 多重波による波形歪みは高速伝送の大きな妨げとなる.従って, 各多重波の遅延時間の推定が重要である.本稿では信号の到来方向の違いを利用して信号相関を抑圧し, 時間領域で測定されたデータにMUSIC法を適用する手法を提案するとともに, その分解能特性を示した.その結果, SNRが30dB以上では高精度な推定が可能である事が分かった.また, PN符号を送信し, そのスライディング相関出力にMUSIC法を適用する事によりSNRを向上させ, 推定制度を改善できる事を示した.さらに, この手法を応用し, 遅延時間と到来方向を同時に推定する二次元MUSIC法の定式化を行い, 高分解能性を示した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • SDMA方式における下り回線の角度変化に対する受信特性
    岸山 祥久, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1998, 1, 272, 272, 1998年09月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーと干渉キャンセラを併用したCDMAにおけるチャネル間干渉抑圧特性
    杉原 史朗, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1998, 1, 509, 510, 1998年09月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーを用いた空間領域パスダイバーシチの合成係数に関する検討
    藤嶋 堅三郎, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1998, 1, 517, 518, 1998年09月07日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • MMSEアダプティブアレーとMLSEの縦続接続法に関する検討
    花木 明人, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 98, 159, 39, 45, 1998年06月29日
    従来のMMSEアダプティブアレーとMLSEの縦続接続構成法ではインパルス応答の一部を固定する拘束条件が必要となるため, 拘束した信号成分に対応するパスと干渉波が近接した場合に出力SINRが低下し, 遅延波電力を有効利用できないという問題が生じていた.本稿では, 従来方式の問題点を改善し, 遅延波電力が有効に利用できるパラメータ推定法を提案する.指向性パターンから出力SINRを評価した結果, 提案方式は出力SINRが低下する頻度を減少させることがわかった.また, 準静的フェージング環境における平均誤り率特性を比較した結果, 平均誤り率1.0×10^-2において提案方式は従来方式に対して2dB, 平均誤り率1.0×10^-3では3dBの利得があり, 提案方式が従来方式より遅延波電力を有効に利用できることが明らかになった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 遺伝的アルゴリズムを用いた移動通信におけるチャネル割り当て法
    村上 誉, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 98, 159, 87, 94, 1998年06月29日
    本稿では、遺伝的アルゴリズム(GA)を用いた、移動通信における固定チャネル割り当て法の提案を行っている。まず、GAの概要を述べ、次に干渉を伴わない割り当てを形成する手法を提案している。49セル、80セル、101セルの3つの環境に対して、トーナメント選択、エリート保存選択、チャネルに着目した多点交叉を適用し、さらに干渉の発生を監視することで、有効な割り当てを実現できることを示している。また、シミュレーションを用いることにより、本提案手法において効率の良い収束を可能とする各種のパラメータの設定に関して考察を行った。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーの自由度と多重波抑圧特性に関する考察
    菊地 亨, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 1998, 1, 125, 125, 1998年03月06日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーと等化器の縦続接続法に関する一検討
    花木 明人, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 1998, 1, 534, 534, 1998年03月06日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 3素子アダプティブアレーを用いたSDMA方式の呼損率の検討
    田中 大輔, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 1998, 1, 535, 535, 1998年03月06日
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 3素子アダプティブアレーを用いたSDMA方式の呼損率特性
    田中 大輔, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 97, 549, 95, 100, 1998年02月20日
    近年、チャネルの利用効率を向上させるため、SDMA(Space Division Multiple Access)という手法が提案されている。本報告では3素子のアダプティブアレーをSDMAに適用した場合について検討する。チャネル割り当て可否の判断には、空間相関を用いることとする。3ユーザが存在するとき、信号が特定の方向から入射するものと仮定すると、各信号の平均SNRが20dB以上であり空間相関値が全て0.89以下であれば、同一セル内で同一チャネルを割り当てることが可能となる。このしきい値のもとで、計算機シミュレーションによって呼損率特性を検討した結果、呼損率の著しい改善効果が明らかとなった。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • インテリジェントアンテナ技術
    大鐘, 小川 恭孝, 1998信学総大, 3, 759, 760, 1998年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 遺伝的アルゴリズムを用いた移動通信における固定チャネル割り当てに関する検討
    村上, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 1998信学総大, 558, 558, 1998年
    一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーを用いた空間領域パスダイバーシチ受信の特性改善
    小川 恭孝, 佐々木 隆平, 大鐘 武雄, 伊藤 精彦, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1997, 1, 68, 68, 1997年08月13日
    複数のウエイトベクトルを持つアダプティブアレーを用いて到来する各多重伝搬波を分離し、遅延時間を一致させた後合成する空間領域パスダイバーシチは伝送されるエネルギーを有効利用する方法である。多重波の中に近接して到来する伝搬波が含まれている場合、アダプティブアレーによるそれらの分離が良好に行なわれないため、等しい重みで合成した場合には、特性が劣化することがある。本報告では、多重波信号電力とアダプテイブアレーの誤差電力を考慮した荷重合成法を空間領域パスダイバーシチに適用することを提案する。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーを用いたPDMA方式の呼損率 : 指向性アンテナとの比較
    大鐘 武雄, 小川 恭孝, 伊藤 精彦, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1997, 1, 69, 69, 1997年08月13日
    チャネルの利用効率を向上させるため, 同一セル内で同一チャネルを複数のユーザに割り当てるPDMA(Path Division Multiple Access)あるいはSDMA(Space Division Multiple Access)という概念が提案されている. 筆者らはアダプティブアレーを用いたPDMA方式において, チャネル割り当て基準を示し, 呼損率特性の検討を行った. ここでは, 本方式と通常の指向性アンテナを用いた場合の比較を行う., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • DS-CDMAにおけるブラインド型マルチユーザ検出器の動特性
    山崎 健一郎, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1997, 1, 295, 295, 1997年08月13日
    DS/CDMA方式では、逆拡散時の符号を直交化することにより、簡易なブラインドアルゴリズムで実現した干渉キャンセラであるOMFが検討されている。筆者らは緩やかな同期が保たれていると仮定し、マルチユーザ検出を容易に行なうことができるブラインド干渉キャンセラを提案したが、本稿ではこのブラインド干渉キャンセラにRLSアルゴリズムを用いた場合に演算量を削減できることを示し、時変フェージング時の特性を計算機シミュレーションを用いて評価する。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • スロットアロハ方式におけるマルチビームアダプティブアレーの一検討
    伊藤 晋朗, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1997, 1, 307, 307, 1997年08月13日
    スロットアロハ方式において、基地局にマルチビームアダプティブアレーを用いてバケットの衝突を回避し、スループットを高める方式が提案されている。しかし、マルチビーム形成はスロットの到着時間差を利用しているため、長いプリアンブルを必要とする。そこで、本稿では、各ユーザが複数のPN符号をランダムに使用することにより、伝送効率の劣化を低減する手法を検討し、そのスループット特性を示す。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • パス選択型アダプティブアレーとMLSEを組み合わせた干渉キャンセラを適用した移動通信システムの下り回線特性
    土居 義晴, 大鐘 武雄, 唐沢 好男, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1997, 1, 311, 311, 1997年08月13日
    移動通信システムの高速化、大容量化を実現するためには、符号間干渉(Inter-Symbol Interference: ISI)と同一チャネル干渉(Co-Channel Interference: CCI)を克服しなけれげならない。筆者らはパス選択型アダプティブアレーとMLSE(Maximum Likelihood Sequence Estimation)を組み合わせてパスダイバーシチ利得が得られる干渉キャンセラを提案してきた。本稿では、提案した干渉キャンセラをTDMA/TDDセルラーシステムの基地局に適用すると共に、移動局には1シンボル遅延波までを等化できる等化器を搭載し、送信アダプティブアレーと受信等化器による下り回線の特性改善に関する検討・評価を行なったので報告する。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 差分量近似LMSアルゴリズムを用いたダイバーシチ合成DFEの誤り率特性
    星野 正幸, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1997, 1, 404, 404, 1997年08月13日
    陸上移動通信における波形歪みの対策として、様々な適応等化技術が検討されている。筆者らはこれまで、判定帰還型等化器(DFE)の適応アルゴリズムに差分量を盛り込む方式を提案してきた。一方でDFEは、ダイバーシチとの組み合わせにより良好な特性を示すことが報告されている。本稿では差分量近似を用いた適応アルゴリズムによりダイバーシチとの合成受信系を制御する方式を検討する。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • ダイバーシチブランチ選択アダプティブアレーと等化器の従属接続干渉キャンセラによる移動通信システムの下り回線特性
    土居 義晴, 大鐘 武雄, 唐沢 好男, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 97, 194, 27, 32, 1997年07月25日
    筆者らは, 以前にシングルビーム形成型のダイバーシチブランチ選択アダプティブアレーと, 最ゆう推定等化器を組み合わせた高利得干渉キャンセラを提案している. このシステムは, 1つのアンテナ指向性パターンで, ダイバーシチブランチとなる所望波と遅延時間の短い遅延波を選択するため, これらの信号の到来方向が接近している場合でも十分なパスダイバーシチ利得が得られる. 本稿では, このキャンセラをTDMAのセルラー基地局に適用し, 移動局側に1シンボル遅延までを等化できる等化器を搭載した移動通信システムを想定し, 送信アダプティブアレーと受信等化器による下り回線の通信品質向上効果について検討・評価を行なった. その結果, 通信速度に対して移動局の移動速度が十分遅いと, 下り回線においても上り回線と同様にパスダイバーシチ利得が得られることが明らかになった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 差分量近似によるDFE適応制御方式
    星野 正幸, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 97, 194, 33, 38, 1997年07月25日
    ディジタル陸上移動通信で高速・高品質伝送を実現するためには, アルゴリズムの簡略化と周波数選択性フェージングへの追従性能を同時に満足しなければならない. 本稿では, 判定帰還型等化器に用いる適応アルゴリズムとして, 差分量を導入したLMSアルゴリズムを提案する. 差分量の導入により単純マルコフプロセス近似の可能な伝搬路を追従する能力の向上が期待できる. このアルゴリズムを用いて, 簡易な構成となるLMS-DFEを設計し, 計算機シミュレーションにより伝送特性の評価を行なった結果, 通常のLMS-DFEのフロア誤りを半減できることが明らかとなった. 更に, ダイバーシチ合成DFEへの拡張についても検討し, 同様の評価を行なっている., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • DS-CDMAにおけるブラインド型マルチユーザ検出器
    山崎 健一郎, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 97, 194, 57, 62, 1997年07月25日
    本報告ではDS-CDMAにおけるブラインド型マルチユーザ検出器について検討する. 本検出器は各ユーザ間の同期がほぼ保たれていると仮定した場合に, 逆拡散後の各ユーザの信号を平均的なサンプルタイミングで同時にサンプリングすることで受信器の構成が簡易なものとできる. 最適ウェイトは受信信号と各逆拡散符号の相互相関値のみで求められるため, 判定信号や参照信号を必要としないプラインドアルゴリズムが適用できる. また, 受信信号の相関行列が実対称行列となることを利用してRLSアルゴリズムを用いた場合には, 演算量を約半分に削減できる. 計算機シミュレーションにより, 本方式が簡易にマルチユーザ検出のできる受信器であることを確認する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 複数のPN符号を用いたマルチビームアダプティブアレーによるパケット伝送方式
    伊藤 晋朗, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 97, 193, 103, 108, 1997年07月24日
    従来, マルチビームアダプティブアレーを用いたスロットアロハ方式は, 到着時間差によるPN符号のずれを用いてパケットの分離検出を行なっていた. 本報告では, 従来方式にさらに各ユーザーが複数のPN符号からランダムに選択することによって, 分離検出することを提案する. 計算機シミュレーションによりスループット特性の評価を行なった結果, 同一時刻の同一PN符号によるパケットの衝突はあるものの, 最大到着時間差を低減しても高いスループットが得られることがわかった. このため, プリアンプル長の増加を抑えることによる伝送効率の改善や, 遅延プロファイルのピーク検出分解能の低下によるスループット劣化の回避が図られる., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーを用いた空間領域パスダイバーシチ受信に関する検討
    佐々木 隆平, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 伊藤 精彦, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 97, 193, 109, 116, 1997年07月24日
    高速ディジタル移動通信においては, 1ビット当たりのエネルギーが小さくなるとともに遅延時間差の長い多重伝搬波のため特性が劣化する. この多重波信号電力の有効利用と歪み補慣を図る手段として, 複数のウエイトベクトルを持つアダプティブアレーを用いて, 到来する各多重伝搬波を分離し, 遅延時間を一致させた後合成する空間領域パスダイバーシチが提案されている. 多重波の中には近接して到来する伝搬波が含まれている場合もあるため, 特性が劣化することがある. 本報告では, この改善方法として, 多重波信号電力とアダプティブアレーの誤差電力を考慮した荷重合成法を提案した. その結果, 劣化要因であった到来角度が非常に近接した伝搬環境において従来の等利得合成と比較して提案方式は, 大幅にBER特性を改善できることが明らかになった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーを用いた空間領域パスダイバーシチ受信の誤り率特性に関する検討
    佐々木 隆平, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 伊藤 精彦, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 1997, 1, 699, 700, 1997年03月06日
    高速ディジタル移動通信においては, 遅延時間差の長い多重波による周波数選択性フェージングが重大な問題になる. アダプティブアレーは, 遅延時間差の長い多重波ほど抑圧効果が良好になることから周波数選択性フェージング対策として期待されている. さらに, 遅延時間差の異なる信号を複数のウエイトベクトルで個別に受信し, 遅延時間差の補正を行った後, 合成する空間領域パスダイバーシチ受信によって多重波ひずみ補償と伝搬エネルギーの有効利用が図られる,. 本報告では, 高アンテナ基地局にアダプティブアレーを配置したとき, 即ち, 各多重波が複数の特定の方向から入射する場合におけるBER特性の検討を行った. BER特性は, フェージングの影響を受けていない場合と準静的フェージングを受けた場合に分けて, 計算機シミュレーションにより求めた., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーを用いたPDMA方式の呼損率に関する検討
    大鐘武雄, 小川 恭孝, 伊藤 精彦, 信学通信総合大会, 1997, 477, 477, 1997年
    チャネルの利用効率を向上させるため, 同一セル内で同一チャネルを複数のユーザに割り当てるPDMA(Path Division Multiple Access)あるいはSDMA(Space Division Multiple Access)という慨念が提案されている. 筆者らはアダプティブアレーを用いたPDMA方式において, チャネル割り当て基準に関して検討し, 各信号のアンテナ入力ベクトルの相関が適当な基準であることを示した. ここでは, 本方式における呼損率特性に関して検討する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーを用いたPDMA方式のチャネル割り当てに関する一検討
    大鐘 武雄, 小川 恭孝, 伊藤 精彦, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1996, 1, 386, 386, 1996年09月18日
    チャネルの利用効率を向上させるため,同一セル内で同一チャネルを複数のユーザに割り当てるPDMA(Path Division Multiple Access)あるいはSDMA(Space Division Multiple Access)という概念が提案されている.しかし,同一チャネル干渉を除去する手法を用いても,所要の誤り率特性を得られない状況が存在する場合には,同一チャネルを割り当てる基準が必要となる.ここでは,アダプティブアレーを用いたPDMA方式において,チャネル割り当て基準に関して検討する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 陸上移動通信における自由度を上回る多重波に対するアダプティブアレーの挙動
    八木 宏樹, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 伊藤 精彦, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1996, 1, 402, 402, 1996年09月18日
    高速陸上移動通信においては、周囲の環境によって反射、回折、散乱のために多量波が発生し、著しい特性劣化が生ずる。これらの多重波を抑圧するために、アダプティブアレーを用いることが提案されている。一方、道路沿いの建物等が原因でこれらの多重波が広い範囲にわたって多数入射するため、アダプティブアレーの自由度を超える多重波が入射することがある。本稿ではパタンの自由度を超える多重波が入射するときのアダプティブアレーの特性をシミュレーションにより明らかにした。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 基地局アダプティブアレーの同一チャネル干渉下における誤り率特性
    加藤 喜久, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 伊藤 精彦, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1996, 1, 406, 406, 1996年09月18日
    近年、周波数資源の有効利用を目的として同一無線チャネル干渉除去技術が検討されている。本報告では、基地局にアダプティブアレーを配置することを提案し、基地局と移動局の間の見通しがほとんどない場合、即ち各到来波が基地局の周囲から多数入射する場合のBER特性の評価を計算機シミュレーションにより行った。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • レイリーフェージング伝搬路におけるアダプティブアレーとMLSEを組み合わせた高利得干渉キャンセラの特性
    土居 義晴, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1996, 1, 408, 408, 1996年09月18日
    将来のディジタル移動通信の高速化大容量化にそなえ、符号間干渉(Inter-Symbol Interference:ISI)と同一チャネル干渉(Co-Channel Interference:CCI)が同時に存在する電波伝搬環境において、良好なディジタル無線通信を行なうための手法の確立が必要である。筆者らはアダプティブアレーアンテナとMLSE(Maximum Likelihood Sequence Estimation)を組み合わせてパスダイバーシチ利得が得られる干渉キャンセラを提案してきたが、これらの特性評価は、すぺて準静的なレイリーフェージング伝搬路で行われてきた。そこで、本稿では、動的なレイリーフェージング伝搬路における特性評価を行ったので報告する。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • DS-CDMAにおけるマルチユーザ検出用ブラインド干渉キャンセラに関する検討
    山崎 健一郎, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1996, 1, 418, 418, 1996年09月18日
    DS/CDMA方式では、リバースリンクにおいて干渉キャンセラを導入して容量増加をはかる検討が行われている。OMFは逆拡散時の符号を直交化することにより、簡易なブラインドアルゴリズムで実現した干渉キャンセラである。一方、基地局でマルチユーザ検出を考えた等化器も検討されているが、完全非同期条件では構成がやや複雑になる。そこで本稿では、緩やかな同期が保たれていると仮定し、マルチユーザ検出を容易に行なうことができるブラインド干渉キャンセラについて検討し、その評価を計算機シミュレーションにより行なう。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 判定帰還型適応等化器における簡略化アルゴリズムの一検討
    星野 正幸, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1996, 1, 424, 424, 1996年09月18日
    陸上移動通信では、波形歪みの対策として様々な適応等化技術が検討されている。そのうち判定帰還型等化器(DFE)は、演算量が比較的少なく1チップDSPでの実現も容易である。今後の伝送速度向上の必要性から、本稿では現在検討されているRLSと比較して各段に計算量の少ない、LMSの修正アルゴリズムによる等化を試みる。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 自由度を上回る多重波到来時のアダプティブアレーの特性
    八木 宏樹, 小川 恭孝, 大鐘 武雄, 伊藤 精彦, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 96, 212, 9, 14, 1996年08月08日
    高速陸上移動通信おいては, 所望波とともに周囲の環境による反射, 散乱, 回折が原因で遅延時間差を持った多重波が発生する. 多重波抑圧をアダプティプアレーで行うことが提案されているが, アンテナ高が低い場合には, 周囲の建物等が原因で, これらの多重波が広い範囲にわたって到来する. このような状況下ではパタンの自由度を超える数の多重波が到来することが予想される. 自由度を超えた多重波が到来するときのアダプティブアレーの特性を主としてシミュレーションにより考察し, 0.1〜0.3シンボル長以内の遅延時間差を有する多重波はほぼ1つの信号とみなされ, 自由度が消費されることによる重大な特性劣化は起きないことが明らかになった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アンテナ素子数が到来波数より少ないときのアダプティブアレーとMLSEを組み合わせた高利得干渉除去システムの特性
    土居 義晴, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 96, 212, 27, 32, 1996年08月08日
    我々は, 低C/Iでもパスダイバーシチ効果を持つ, アダプティブアレーアンテナと最ゆう推定等化器を組み合わせた高利得干渉除去システムを提案してきた. 本システムは, 1番目の到来波と一定時間以内の遅延波を同時に合成するため, 従来のアダプティブアレーアンテナと比べて, アンテナ素子数が少なくても良好に動作すると考えられる. そこで本稿では, 到来波数よりもアンテナ素子数が少ないときの高利得干渉除去システムの特性をシミュレーションで明らかにした. その結果, (到来波数)-(所望局からの一定時間以内の遅延波数)と同数以上のアンテナ素子数があれば, 良好に干渉除去を行うことができ, 軽減困難な誤りを生じないことが分かった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • セルラ基地局アダプティブアレーの同一チャネル干渉除去特性 : 到来波が多方向から入射する場合
    加藤 喜久, 大鐘 武雄, 小川 恭孝, 伊藤 精彦, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 96, 29, 29, 34, 1996年04月26日
    セルラシステムにおいて、同ーチャネル干渉の影響を抑圧するために、基地局にアダプティブアレーアンテナを配置した。各到来波が基地局の周囲から多数入射する場合のSIR、SINR特性を、計算機シミュレーションによって評価した。移動局の場所を固定し各到来彼の平均電力を一定として瞬時変動に対するダイバーシチ利得を評価した結果、基地局のアンテナ本数と総到来波数が等しい場合には、総到来波数の増加とともに特性の向上が見られた。また、総到来波数より基地局のアンテナ本数が多い場合にはダイバーシチ利得が得られた。移動局がセル内に一様に分布する場合には、上下回線の相関が1の時、下り回線のSINR特性は繰り返しゾーン数が1でも大きな効果が得られ、平均SINRの5%値は約16.3dBであった。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーとMLSEを組み合わせた高利得干渉キャンセラ : 所望波と遅延波の同時合成による低C/I時の利得向上
    土居 義晴, 大鐘 武雄, 小川 英一, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 1996, 1, 483, 483, 1996年03月11日
    将来のディジタル移動通信の高速化、大容量化にそなえ符号間干渉(Inter-Symbol Interference:ISI)と同一チャネル干渉(Co-Channel Interference:CCI)が同時に存在する電波伝搬環境において、良好なディジタル無線通信を行なうための手法の確立が必要である考えられる。筆者らはアダプティブアレーアンテナとMLSEを組み合わせてパスダイバーシチ利得が得られる干渉キャンセルシステムを提案してきたが、平均C/Iが低くなると十分な利得が得られない欠点があった。本稿では、トレーニング信号とトレーニング期間のデータサンプリング間隔に工夫を加えることにより、低C/Iにおいても十分なパスダイバーシチ利得が得られる、アダプティブアレーとMLSEを組み合わせた干渉キャンセラを提案する。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • セルラ基地局用アダプティブアレーにおける下り回線送信電力制御の検討
    大鐘 武雄, 小川 恭孝, 伊藤 精彦, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 1996, 1, 504, 504, 1996年03月11日
    セルラ方式において周波数利用効率を改善するためにアダプティブアレーによる同一チャネル干渉除去が提案されている.ここでは,さらに,下り回線において送信電力制御を行うことを検討する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーアンテナと最ゆう推定を組み合わせたパスダイバーシチ効果を持つ干渉キャンセラ
    土居 義晴, 大鐘 武雄, 小川 英一, 電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム, 95, 490, 15, 21, 1996年01月25日
    アダプティブアレーアンテナと最ゆう推定等化器を組み合わせた低C/Iでもパスダイバーシチ効果を持つ干渉キャンセラを提案する. 本キャンセラはトレーニング信号とトレーニング期間のデータサンプリングタイミングに工夫を加ることにより, 所望波と一定遅延時間以内に到来するISI(Inter-Symbol Interference)を同時に取り込み, 最ゆう推定を用いて等化する事によりパスダイバーシチ利得を取得する. ISIとCCI(Co-Channel Interference)が混在する準静的なレイリーフェージング伝搬路における本キャンセラの平均BER特性を計算機シミュレーションにより明らかにした. その結果, 干渉波を良好に除去していること, 低C/Iでも優れたパスダイバーシチ効果が得られることが明らかになった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • セルラ基地局の送受信アンテナ指向性制御による周波数利用効率の改善 (ディジタル陸上移動通信技術シリ-ズ)
    大鐘 武雄, 通信総合研究所季報, 41, 4, 347, 353, 1995年12月
    電気通信振興会, 日本語
  • セルラ基地局用アダプティブアレーの誤り率特性
    大鐘 武雄, 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集, 1995, 1, 215, 215, 1995年09月05日
    セルラ方式において周波数利用効率を改善するためにアダプティブアレーによる同一チャネル干渉除去を提案した.ここでは,誤り率特性について評価する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 準静的なレイリーフェージング伝搬路におけるアダプティブアレーアンテナと最ゆう推定等化器の組み合わせによるISI・CCI適応キャンセラの特性
    土居 義晴, 大鍾 武雄, 小川 英一, 電子情報通信学会技術研究報告. SAT, 衛星通信, 95, 160, 19, 24, 1995年07月20日
    アダプティブアレーアンテナと最ゆう推定等化器を組み合わせたISI(Inter Symbol Interference)・CCI(Co-Channel Interference)適応キャンセラを提案する。本適応キャンセラの準静的なレイリーフェージング伝搬路における平均BER特性を計算機シミュレーションにより明らかにした。アダプティブアレーアンテナのウェイトベクトルの計算アルゴリズムはウィナー解を採用した。その結果アダプティブアレーによりCCIが除去されること、C/Iが大きくなるにつれ最ゆう推定等化器によるパスダイバーシチ効果が顕著になることが明らかになった。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • SPM(Super-resolution PN correlation method)を用いた多重波遅延時間の測定
    土居 義晴, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会総合大会講演論文集, 1995, 1, 27, 27, 1995年03月27日
    多重遅延波による受信信号の歪みが、ディジタル移動通信においては、通信品質の劣化を引き起こす。我々は多重遅延波を高分解能に推定できるSuper-resolution PN correlation method (SPM)について、これまで計算機シミュレーションによってその分解能特性等を明らかにしてきた。本稿では、Delay Simulatorを用いた簡易な実験システムを構築し、SPMが持つ分解能の高さを実験的に検証し良好な結果が得られたので報告する。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーアンテナと最ゆう推定等化器の組み合わせによるISI CCIキャンセラ
    土居義晴, 大鐘 武雄, 小川 英一, 信学通信ソサイエティ大会, 1995, B, 277, 1995年
    ディジタル移動通信において周波数利用効率を高める方法として同一周波数の繰り返し利用は有効な方法であるが、そのためには同一チャネル干渉(Co-Channel Interference:CCI)を克服しなければならない。一方、符号間干渉波(Inter Symbol Interference:ISI)は所望波と同じ情報を持つため有効に利用すればパスダイバーシチ利得が得られる。そのため、CCIの除去能力をもつ適応等化器やパスダイバーシチ能力を持つアダプティブアレーの研究が行われている。本稿では、アダプティブアレーと等化器の組み合わせによるISI・CCIキャンセラを提案する。準静的環境におけるこのキャンセラの平均BER特性を計算機シミュレーションにより明らかにした。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • アダプティブアレーを適用したセルラ基地局のSIR特性(2波モデル条件)
    大鐘 武雄, 電子情報通信学会秋季大会講演論文集, 1994, 1, 357, 357, 1994年09月26日
    セルラ方式において周波数利用効率を改善するためにアダプティブアレーによる同一チャネル干渉除去を提案した.これまでは,移動局-基地局間は1つのパスで接続されていると仮定してきた.ここでは,2つの異なったパスを持つ場合についてSIR特性を評価する., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • SPM(Superresolution PN Correlation Method)の分解能特性
    土居 義晴, 大鐘 武雄, 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播, 94, 38, 45, 52, 1994年05月19日
    広帯域ディジタル無線通信において、多重遅延波は伝送品質を劣化させる大きな原因である。この多重遅延波を測定する方法としてPN符号相関法が一般的となってきている。ところがPN符号相関法はチップ長より短い時間間隔で到来する遅延波を分離できないため、測定対象によっては必要とする分解能が得られない。この欠点を補うために当研究所からPN符号相関法にMUSIC法とスムーズィング法を組み合わせた高分解能推定法SPMが提案された。本研究では、このSPMが本来持っている分解能と、各種パラメータに対する分解能特性を明らかにした。その結果SPMの分解能はPN符号相関法に比べて40倍程度の分解能を有し、測定時のパラメータを変えることで、さらに高分解能化出来ることがわかった。, 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語
  • 4.マイクロセルにおける分散制御アルゴリズムによるダイナミックチャンネル割当の呼損率特性(<特集>ICC'92)
    渡辺 敏英, 大鐘 武雄, テレビジョン学会誌, 46, 10, 1361, 1361, 1992年10月20日
    一般社団法人映像情報メディア学会, 日本語
  • フェ-ジング対策技術開発用シミュレ-ションプログラム (ディジタル陸上移動通信技術<特集>) -- (技術開発支援評価システム)
    大鐘 武雄, 三瓶 政一, 神尾 享秀, 通信総合研究所季報, 37, 1, p177, 186, 1991年02月
    電気通信振興会, 日本語
  • 評価実験装置--ディジタル信号処理装置 (ディジタル陸上移動通信技術<特集>) -- (技術開発支援評価システム)
    神尾 享秀, 三瓶 政一, 大鐘 武雄, 通信総合研究所季報, 37, 1, p201, 207, 1991年02月
    電気通信振興会, 日本語
  • 陸上移動多重伝搬路 (ディジタル陸上移動通信技術<特集>) -- (陸上移動伝送路の特徴と課題)
    大鐘 武雄, 関沢 信也, 通信総合研究所季報, 37, 1, p13, 17, 1991年02月
    電気通信振興会, 日本語
  • A Development of GMSK/TDMA System with CMA Adaptive Array in Land Mobile Communications : An Outline
    OHGANE T., 1989 Autumn National Convention Record of IEICE, B, 511, 1989年

書籍等出版物

  • わかりやすいMIMOシステム技術               
    大鐘武雄, 小川恭孝
    オーム社, 2009年06月, [共著]
  • WiMAX教科書               
    庄納崇編著, 6.2
    インプレスR&D, 2008年07月, [分担執筆]
  • 適応フィルタ理論               
    鈴木博翻訳主幹, 第6章
    科学技術出版, 2000年11月, [共訳]
  • 移動通信               
    笹岡秀一編著, 第12章
    オーム社, 1998年05月, [分担執筆]

所属学協会

  • IEEE               
  • 電子情報通信学会               

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 細分化深層学習による到来方向推定と実測検証
    科学研究費助成事業
    2023年04月01日 - 2027年03月31日
    大鐘 武雄, 筒井 弘, 西村 寿彦
    各到来波数に対応した特化型DNNの設計を図ることが大きな目標であった.そのため,まず3波到来環境に適したDNNを構築した.さらに,SN比に応じて訓練したSNR特化型DNNで推定すると特性が向上することから,あるSNRと推定波数における特化型DNNの構築を図った.次に,これを用いて,2波到来環境と3波到来環境に対応可能なシステムを構築するため,到来波数を推定するDNNとSNRを推定するDNNとを用意し,これらの推定結果を基に,最適な特化型DNNを選択する手法を採用した.その結果,2波到来環境で約95%以上に,3波到来環境においても約85%の成功率を達成できた.しかし,低SNR環境や,3波到来環境の成功率はまだ不十分であることも明らかとなった.
    低SNR環境での問題は,データに含まれる雑音が無駄な入力となっているということである.そこで,入力データに対して主成分分析を行い,SNRに応じて入力次元を削減することを新たに提案した.その結果,SNR=0dBの環境において,推定成功率を約10%から60%以上に改善することができた.
    3波到来環境においては,推定失敗例を解析した結果,3波が約20度以内の範囲に集中している場合に推定誤りが多く発生していることがわかった.そこで,3波が約20度以内の範囲に集中している場合を想定した近接波特化型DNNを構築し,通常の特化型DNNでの推定結果において3波が約20度以内の範囲に集中している場合には,前記の近接波用DNNを再度適用し直すことを行なった.これにより,推定成功率を約99%に向上することができた.
    実測用USRPに関しては,Lora変調を用いて通信実験を行うことができた.
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 23K26101
  • 細分化深層学習による到来方向推定と実測検証
    科学研究費助成事業
    2023年04月01日 - 2027年03月31日
    大鐘 武雄, 筒井 弘, 西村 寿彦
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 23H01406
  • 大規模MIMOシステムにおけるルースビームフォーミングの実現
    科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    2020年04月01日 - 2023年03月31日
    西村 寿彦, 大鐘 武雄
    マルチユーザ大規模MIMOシステムでは, 基地局に100 素子以上の送信アンテナ素子を配置することに伴い, ウェイト形成の計算量が著しく増大する. このため,送信に使用するアンテナを選択するのみでウェイトを生成するルースビームフォーミングという手法が提案されている. 今年度は, 主に以下の2点について検討を行った.
    一つ目は,ルースビームフォーミングの送信アンテナ選択について,前年度は機械学習や遺伝的アルゴリズムを用いて準最適解を得ていたが,新たに量子アニーリングを導入した.量子アニーリングは,組み合わせ最適化問題に特化したクラウドソルバーとして商用利用されるようになり,近年その用途について多くの検討が始まってきた.ルースビームフォーミングは送信アンテナを使うか使わないかの2値のベクトルを通信容量が最大となるように最適化することで実現できることから,この量子アニーリングが有用なソルバーとなりえると考えた.検討の結果,前年度に用いた機械学習や遺伝的アルゴリズムに比べて,極めて短時間で同程度の性能を得られる可能性を確認した.
    二つ目は,マルチユーザ大規模MIMOシステムについて,ルースビームフォーミングと分散アンテナシステムの類似性から,分散大規模MIMOシステムにおけるアンテナ選択及びユーザ選択の検討を行った.屋内環境における大規模分散アンテナシステムを想定し,ユーザ選択及びアンテナ選択の効果を評価した.検討したモデル内では,アンテナ選択については有意な改善は見られなかったものの,ユーザ選択の効果は示された.
    日本学術振興会, 基盤研究(C), 北海道大学, 20K04460
  • 確率伝搬法による大規模・過負荷MIMO信号検出を用いた超多数IoTデバイスの収容
    科学研究費助成事業 基盤研究(A)
    2018年04月01日 - 2021年03月31日
    大鐘 武雄, 西村 寿彦, 林 和則, 衣斐 信介, 石橋 功至, 高橋 拓海
    1000個程度までの超多数IoTデバイスを同時に収容し,多数のアンテナ,あるいは,サブキャリアを用いて多数信号の同時信号検出を信号数の2乗オーダーで実現することを目的としている.
    2018年度は初年度であるため,具体的なIoTデバイス収容手法を新たに想定することとした.その結果,SCMA (sparse code multiple access), IDMA (interleave division multiple access) MIMO-OFDM, サブキャリアIQインデックス変調に着目し,ガウス確率伝搬法による検出を行なった.その結果,どの手法においても過負荷,すなわち,信号数が受信信号数より多くても検出可能であることがわかった.
    SCMAに関しては,LLRの適応スケーリング,LLRの非均質化の有効性や,サブキャリア間相関による最適利用率の変化など,新たな知見が得られた.また,MIMO-OFDMおよびサブキャリアIQインデックス変調では,信号の離散性とグループスパース性,プリプロセッシングによる近似メッセージ伝搬が十分に適用できることが確認された.特に,検出すべき信号が限られた値のみ取るという性質が近似メッセージ伝搬を始めとする圧縮センシング技術等で有効であることがわかった.
    これ以外の基礎的分野では,要素技術であるチャネル推定と,チャネル符号として注目されているPolar符号の繰り返し復号への応用も新たに検討が開始されている.
    日本学術振興会, 基盤研究(A), 北海道大学, 18H03765
  • 確率伝搬法による大規模・過負荷MIMO信号検出を用いた超多数IoTデバイスの収容               
    科学研究費補助金(基盤研究(A))
    2018年04月 - 2021年03月
    大鐘武雄
    文部科学省, 研究代表者, 競争的資金
  • 大規模MIMOシステムにおけるアンテナ選択によるビーム制御               
    科学研究費補助金(基盤研究(C))
    2017年04月 - 2020年03月
    西村寿彦
    文部科学省, 競争的資金
  • 大規模アナログ結合を有する2 部グラフ理論の確立               
    科学研究費補助金(基盤研究(A))
    2015年04月 - 2018年03月
    大鐘武雄
    文部科学省, 研究代表者, 競争的資金
  • 分散ネットワークのための指向性制御付ルーティング
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2012年04月 - 2015年03月
    大鐘 武雄
    無線分散ネットワークは災害時の緊急ネットワークの候補などとして注目されている.しかし,有線ネットワークと異なり,全てのノードが互いに結合されているため干渉が懸念される.ここでは,指向性制御機能を各ノードに付加した際のクロスレイヤー処理を検討した.第2層の指向性制御とその実装について検討するとともに,第3層で迂回経路選択によりスループットを改善できることを明らかにした.
    文部科学省, 基盤研究(B), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 24360144
  • 圧縮サンプリング手法を使用したマルチバンドMIMOレーダの検証実験               
    戦略的情報通信研究開発推進制度 (SCOPE)
    2013年11月 - 2014年03月
    西村 寿彦
    総務省, 競争的資金
  • 電波伝搬測定に基づくMIMO通信容量の評価とその改善に関する研究               
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2011年04月 - 2014年03月
    小川恭孝
    文部科学省, 競争的資金
  • メタヒューリスティックスを用いた到来方向推定に関する研究
    科学研究費助成事業
    2010年 - 2012年
    大島 功三, 村本 充, 小川 恭孝, 柏 達也, 田口 健治, 今井 卓, 大鐘 武雄, 西村 寿彦
    本研究では,メタヒューリスティックスを用いて高分解能な多重波伝搬推定を実現することを目的として,遺伝的アルゴリズム(GA),免疫アルゴリズム(IA),粒子群最適化(PSO)に注目して,到来方向推定に適用することを試みた.従来の到来方向推定では,波源は十分遠方にあり,平面波が入射している場合を想定していたが,波源が近傍にあり,入射波が球面波になる場合について従来手法との比較・検討を行い,その有効性を明らかにした.
    日本学術振興会, 基盤研究(C), 旭川工業高等専門学校, 22560400
  • MIMOレーダーを応用した無線端末間相対位置検出
    科学研究費補助金(基盤研究(C))
    2010年 - 2012年
    西村 寿彦, 小川 恭孝, 大鐘 武雄
    本研究ではMIMOシステムによって送受信間の相対位置を推定する方法、すなわち、MIMOレーダの実現法を検討している。これまでにMIMO-UWB(Ultra WideBand)-IR(Impulse Radio)通信を利用した高精度位置検出について検討してきたが,本年度はこの研究を発展させ,特に以下の2つについて検討し,学会発表を行った.1.これまでに検討したUWB通信を利用した高精度位置検出法は,その到来信号が無相関(インヒーレント)なものを扱っていたが,ここでは,有相関(コヒーレント)の信号を取り扱う.その際,高分解能到来方向推定法であるMUSIC法に空間スムージングを施すことで可能となり,その特性を計算機シミュレーションにより評価した.その結果,高い確率で2波を分離可能であることがわかった.2.前述の手法は,近接した角度で到来する2波を高精度分離する方法であったが,ここでは,ランダムに到来する2波を高精度で方向推定する方法を検討した.すでに検討した直線アレーとともに円形アレーを用いた場合についても,特性評価を行った.その結果,円形アレーを用い,3段階で角度推定するうちの最初の段階でのスナップショットを増加させることで,より高精度の推定が可能であることがわかった.また,室内の伝搬状況の変化を検出する方法を検討し,変化前と変化後のチャネル応答行列を操作することで,高精度な伝搬...
    文部科学省, 基盤研究(C), 北海道大学, 連携研究者, 競争的資金, 22560355
  • 情報ポテンシャルによる分散ネットワーク最適化
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2009年 - 2011年
    大鐘 武雄, 小川 恭孝, 西村 寿彦, WEBBER Julian
    分散ネットワークにおいて,最適ルーティングを行う場合,まずネットワーク全体のトラフィックを軽減することが重要となる.このため,ネットワークコーディングの適用を昨年に引き続き検討し,特にリレー,端末とも複数アンテナを有するMIMO無線中継システムに発展させた場合での,最適送信ビーム生成手法の導出を図った.ただし,与えられた条件では解析的に求めることが困難であったため,SNRが十分大きいことに加え,各MIMOチャネルの第2固有値が第1固有値よりも十分小さいという近似を適用した.これにより,最適指向性が解析的に導出でき,MISOの場合と同様に非常に簡易な式で表せることがわかった.この最適指向性を用いた場合と,他の手法との比較を行った結果,チャネル容量の和の最大化が最も高い性能を示すことを明らかにした.これと並行して,指向性アンテナを有する端末によるメッシュネットワークを考慮し,互いに干渉を及ぼさないルーティングの検討を開始した.具体的には,まず,指向性アンテナの使用を前提として終点までの通信時間を種々のルートで確認する.このとき,他の通信中ノードを経由するルートの場合は待ち時間も考慮に入れ,この中で到達時間最小となるルートを決定する.3x3のノードで構成されたメッシュネットワークにおいて,このルーティング手法を採用した場合,システムスループットが実際に増加することを確認した.本件は...
    文部科学省, 基盤研究(B), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 21360175
  • 仮想アンテナアレーによる送信ビーム形成を用いた高信頼度無線通信に関する研究
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2007年 - 2009年
    小川 恭孝, 大鐘 武雄, 西村 寿彦
    将来の高速移動通信においては,広い伝送帯域幅を確保するため,電波が伝わりにくい高い周波数帯を使用することになる.この場合,上り回線においては,電源がバッテリーのため電力の制限が厳しく,信頼性の高い通信を行うことが困難となる.本研究では,異なる複数の端末が互いに協力しあい,1組のアンテナアレーとして動作する仮想アンテナアレーによる送信ビームを形成する検討を行った.必要となる要素技術の提案を行い.4端末が協調することにより,平均ビット誤り率10^<-4>において,協調をしない場合に比べて約6dBの送信電力低減が可能であることが明らかになった.
    文部科学省, 基盤研究(B), 北海道大学, 連携研究者, 競争的資金, 19360168
  • 疑似固有ビーム伝送技術の研究開発               
    戦略的情報通信研究開発推進制度 (SCOPE)
    2007年 - 2008年
    大鐘武雄
    総務省, 研究代表者, 競争的資金
  • MIMO-OFDM(多入力多出力-直交周波数分割多重)を用いた高速無線通信の研究
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2003年 - 2005年
    小川 恭孝, 西村 寿彦, 大鐘 武雄
    1.実験系によるチャネル推定法の検証と誤り率特性の評価:DSPボードを用いたOFDM復調系を作成し,本研究グループで提案している,最小自乗法に基づく時間応答のFFTによるチャネル推定法を2×2MIMO環境について検証した.トレー一ニング系列を用いて形成される行列の条件数(最大固有値/最小固有値)を小さくする系列を用いるとチャネル推定精度が向上し,平均ビット誤り率が低下することを確認した.更にこれを発展させ,順序付け逐次復号受信方式および誤り訂正を用いた受信方式の実験的検証を行った.2.MIMO-OFDMにおけるチャネルと周波数オフセット推定:40FDMシンボルの短いプリアンブル区間でチャネルと周波数オフセットの推定を行う方式についてシミュレーションを行い,良好な特性が得られるごとを確認した.3.E-SDMにおけるチャネル情報のフィードバック量削減:周波数分割復信(FDD)において固有ビーム空間分割多重(E-SDM)を実現するためには,チャネル情報を受信側から送信側にフィードバックする必要がある.時間領域で最小自乗法を用いて得られたインパルス応答(時間領域チャネル情報)をフィードバックすることにより,その量を著しく削減可能であることを明らかにした.4.MIMO伝搬特性の評価:送受信間に見通しがある場合・ない場合のそれぞれについて伝搬実験を行い,フェージングの空間相関やアンテナ間...
    文部科学省, 基盤研究(B), 北海道大学, 連携研究者, 競争的資金, 15360198
  • 固有ビーム分割多重方式の実現に関する研究               
    戦略的情報通信研究開発推進制度 (SCOPE)
    2003年 - 2004年
    小川恭孝
    総務省, 競争的資金
  • OFDM方式におけるサブキャリア電力制御に関する研究
    科学研究費補助金(基盤研究(C))
    2001年 - 2003年
    大鐘 武雄, 山本 学, 西村 寿彦, 小川 恭孝
    近年,容量増加を目指して,MIMO(Multiple-input Multiple-output)チャネルの検討が盛んに行われている.中でも,複数の送信アンテナから独立な(あるいは符号化された)ストリームを送信し信号を多重化する手法を空間分割多重:SDM(Space Division Multiplexing)方式と呼ぶ.これまでのSDM方式の検討の多くは,送信側でMIMOチャネル情報が未知であることを前提とし,各送信アンテナに均一に情報と送信電力を割り当てていた.しかし,送信側でMIMOチャネル情報が既知の場合には,MIMOチャネルの各チャネル応答を要素とする行列を特異値分解することにより得られる固有ベクトルを用いて指向性制御を行い,空間的な直交チャネル(固有チャネル)を形成することができる.この空間的な直交チャネルを用いた多重化手法(E-SDM:Eigenspace SDM)では,各直交チャネルの品質に応じて,送信ビット数,送信電力を割り当てなければらない.その手法として,本研究でこれまでOFDM方式に適用してきた誤り率最小基準を導入した.その結果,従来のチャネル容量の検討結果と同様に,誤り率特性からもE-SDM方式はSDM方式よりも優れた特性を持ち,特に,受信素子数が小さい場合に大きな改善が得られることがわかった.また,仲上-ライスフェージングのように見通しのある環境に...
    文部科学省, 基盤研究(C), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 13650390
  • 動的チャネル割り当てを応用した空間分割多元接続(SDMA)方式
    科学研究費補助金(奨励研究(A))
    1998年 - 1999年
    大鐘 武雄
    陸上移動通信では,周波数利用効率の向上のためにサービスエリアを複数のセルに分割するセルラ方式が適用されている.通常は,使用できるチャネルをあらかじめそれぞれのセルに割り当てしておく固定チャネル割り当てが行われている.しかし,トラフィックの空間的な不均一性により,あるセルではチャネルが不足し,あるセルでは余剰が生じるような場合が生じてしまう.これを解決する手法として,動的にチャネルを割り当てる手法が提案されている.一方,同一セル内の複数のユーザに同一チャネルを割り当てるSDMA方式も,周波数利用効率の改善効果が著しい.SDMA方式は基地局に干渉除去のためのアダプティブアレーを必要とする.そこで,アダプティブアレーを他セルからの同一チャネル干渉除去に用いるものと,SDMA方式を併用した場合とのチャネル利用効率を,動的チャネル割り当てを想定してシミュレーションにより評価した.なお,動的チャネル割り当てとして,ランダム割り当て方式を仮定した.その結果,基地局がすべてのチャネルを使用できる場合,SDMA方式を併用してもほとんど利用効率の改善効果が得られないことがわかった.しかし,PHSのように基地局で利用できるチャネルに制限がある場合には,SDMA方式併用による大きな改善効果が得られることが明らかになった.このように,現実的なモデルを想定した場合には,SDMA方式が有効であると言える.
    文部科学省, 奨励研究(A), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 10750258
  • 人工生命の概念に基づく通信システムの最適化に関する基礎研究
    科学研究費補助金(萌芽的研究)
    1996年 - 1998年
    小川 恭孝, 大鐘 武雄, 西村 寿彦
    本研究は、種々の通信システムの最適化問題に人工生命の概念を導入することを目的としたものである。本研究においては、主に遺伝的アルゴリズムを用いた、移動通信の固定チャネル割り当て、ATM網のルーテイング、および、フェーズドアレーアンテナの低サイドローブ化について検討を行った。さらに、移動通信の最適受信法についても研究した。以下にその実施結果を述べる。1. セルラー方式を用いた移動通信の固定チャネル割り当ては組み合わせ論的問題になるため、一般に膨大な演算が必要とされる。本研究では、まず、遺伝的アルゴリズムを適用することにより、チャネル割り当てを実現する方法の定式化を行った。ここで、遺伝的アルゴリズムの交鎖においてチャネル間干渉が生じない染色体構造を提案するなど、チャネル割り当てへの遺伝的アルゴリズムの適用にいくつかの新知見を得た。2. ATM網のリンクコストを最小化する最適アルゴリズムも組み合わせ論的問題となる。このようなルーティングを遺伝的アルゴリズムにより実現する方法の定式化を行い、シミュレーションにより本アルゴリズムの評価を行った。3. フェーズドアレーアンテナのサイドローブレベルを低減する励振位相を求めることは非線形最適化問題となる。各移相器の励振位相を連結したものを染色体とみなし、交鎖、突然変異、選択の遺伝的アルゴリズムの操作を適用した。これにより、短い演算時間でフェーズ...
    文部科学省, 萌芽的研究, 北海道大学, 連携研究者, 競争的資金, 08875073
  • 未利用周波数帯特にミリ波アンテナ技術に関する基礎研究
    科学研究費補助金(一般研究(A), 基盤研究(A))
    1995年 - 1998年
    伊藤 精彦, 石井 望, 大鐘 武雄, 大宮 学, 小川 恭孝, 山本 学
    本研究では,ミリ波帯アンテナシステムに関して検討を行い,次に示す新知見および成果を得た.1. コプレーナ導波路により給電される二周波マイクロストリップアンテナを用いた準光学アンテナミキサを開発した.このアンテナミキサをアレー化し,LO信号の照射角度もしくは周波数を制御することにより,RF信号の受信角度を走査できることを示した.2. 低損失なミリ波導波路として,イメージNRDガイドを開発した.イメージNRDガイドのイメージ面上にスロットを設けることにより,不要モードの発生を抑えた新しいミリ波アンテナ構造を提案した.この構造のアレー設計に用いる規格化インピーダンスの数値解析法ならびに測定法を確立した.3. 誘電体イメージ線路に関して,カットオフ現象を応用した同軸プローブ給電方式を開発した.さらに,イメージNRDガイドから誘電体イメージ線路への変換構造を提案し,実験ならびにFDTD法による数値シミュレーションにより,その有効性を確認した.4. トリプレート型電磁結合マイクロストリップアンテナにおけるパラレルプレートモードについて,スペクトル領域モーメント法を用いた理論解析を行い,その発生機構を明確化した.また,この結果をもとに,パラレルプレートモード抑制法を開発し,実験と理論の両面からその有効性を確認した.5. ミリ波帯無線LAN用セクタアンテナの構成要素として,バックワード励振ス...
    文部科学省, 一般研究(A), 基盤研究(A), 北海道大学, 連携研究者, 競争的資金, 07405019
  • 空間領域信号処理によるセルラ方式通信システムの周波数利用効率の改善
    科学研究費補助金(奨励研究(A))
    1996年 - 1996年
    大鐘 武雄
    現在の移動通信において,PHSや,携帯電話に代表される移動通信への需要の増加はめざましく,周波数の確保が困難な状況になってきている.これらのシステムはセルラ方式により,同一周波数を空間的に離したゾーンで繰り返し使用することにより,周波数の効率的な利用を図っている.したがって,これ以上の改善のためには,同一周波数を使用する他チャンネルからの干渉を何らかの方法により軽減しなければならない.本研究では,セルラ方式における周波数利用効率の改善を目指して,低アンテナ高の基地局において同一チャネル干渉を軽減させる手法に関して検討を行った 以下にその実施結果を述べる.1.低アンテナ基地局では各アンテナ間でのフェージング相関がない伝搬モデルを使用する必要がある.2.アダプティブアレーを低アンテナ基地局に適用することにより干渉を十分除去できる.3.総到来波数がアンテナ本数よりも多い場合には余剰自由度によりダイバーシチ利得が得られる.4.総到来波数がアンテナ本数と等しい場合,総到来波数が大きくなると実効的な余剰自由度が発生し,若干のダイバーシチ利得が得られる.ただし,SN比が小さい場合にのみ観測される.5.フェージング変動が速い場合には上下回線のフェージング相関が小さくなるため,特性の劣化が生じる.送信時のウェイトの推定を行うことによりこの劣化を低減することができる.上記のように,本研究により同...
    文部科学省, 奨励研究(A), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 08750410
  • マイクロ波電力伝送システムにおける送受電能動アンテナの試験研究
    科学研究費補助金(試験研究(A), 基盤研究(A))
    1994年 - 1996年
    伊藤 精彦, 石井 望, 大宮 学, 小川 恭孝, 大鐘 武雄
    本研究では,研究代表者などによって国有財産化されている特許を利用し,宇宙太陽発電衛星に代表されるマイクロ波電力伝送システムにおける送受電能動アンテナを開発することを目的として検討を行い,以下に示す新しい知見と成果を得た.送電能動アンテナについて送電アンテナ素子,ビーム走査を実現するための位相制御アルゴリズムおよび送電能動アンテナシステムを構成するための2.45GHz帯マイクロ波回路の設計を行うための概念「仮想実験環境」を提案した.送電アンテナ素子としてキャビティ付スロットアンテナの使用を提案した.次に,送電アンテナ素子の理論的設計にFDTD法を適用することを提案した.FDTD法によるアンテナ素子の解析手法を示し,解析結果と測定結果の比較から,両者の特性は良く一致しており,実験結果の妥当性および解析手法の有効性を確認した.さらに,単純化した給電構造を有する送電アンテナ素子の開発を行った.仮想実験環境の概念に基づいて,送電能動アンテナシステム用マイクロ波回路の設計を行った.これらのマイクロ波回路はすべてシリコン半導体デバイスを使用している.受電アンテナ素子として研究代表者らが提案している円形マイクロストリップパッチアンテナについて新しくスロット給合マイクロストリップ給電によるアンテナの設計法を明らかにした.さらに,整流回路で発生する2.45GHzの奇高調波成分の再放射を抑圧するた...
    文部科学省, 試験研究(A), 基盤研究(A), 北海道大学, 連携研究者, 競争的資金, 06505002
  • 二次元スーパーレゾリューション法を用いた高分解能レーダイメージング
    科学研究費補助金(一般研究(C))
    1994年 - 1995年
    小川 恭孝, 石井 望, 大宮 学, 伊藤 精彦, 大鐘 武雄
    レーダターゲットの識別を行うためイメージングが重要な手段となっているが、これまでのところ、二次元フーリエ変換が用いられているため分解能に制限があった。本研究は、高分解能なレーダイメージングを得ること、および、それに関連する技術を開発することを目的としたものである。研究期間中に得られた主な成果を以下に述べる。1.空間領域での高分解能推定を可能とするため、二次元MUSIC法を用いたスーパーレゾリューション法の定式化を行った。2.入射する信号数が増加すると二次元MUSIC法による推定の信頼性が低下するため、空間領域でのゲーティングという前処理法を導入し、二次元MUSIC法を適用する範囲を事前に限定する方法を提案した。3.二次元MUSIC法を用いたレーダイメージングの高分解能性を検証するため室内における電波伝搬実験を行った。送信アンテナから送られる周波数掃引された無変調正弦浪の振幅・位相を測定する。これを受信アンテナの位置を変え繰り返す。得られたデータに変数変換を行うことにより、室内を伝搬する各多重浪の到来方向と遅延時間の推定を行うことは、レーダイメージングにおける散乱中心推定と等価であることを示した。実験の結果、二次元フーリエ変換法では分離できなかった近接した信号を二次元MUSIC法では検出できることが分かり、スーパーレゾリューション法の有効性が確認できた。従来のMUSIC法では各...
    文部科学省, 一般研究(C), 北海道大学, 連携研究者, 競争的資金, 06650397