Death Sentence and the Saiban-in(Lay Judge)System in Japan: Focusing on a Recent Precedent　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
The Taiwan Law Review （月旦法學）, 355, 146, 159, Dec. 2024, [Invited], [Lead author]
English, Scientific journal

改正臓器移植法の回顧と展望　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
只木誠＝佐伯仁志＝北川佳世子（編）『甲斐克則先生古稀祝賀論文集［下巻］』（成文堂）, 285, 302, Oct. 2024, [Invited]
Japanese

準詐欺罪をめぐる解釈論上の諸問題　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
穴沢大輔＝佐藤陽子＝城下裕二＝角田真理子＝松原和彦（編）『消費社会のこれからと法 長井長信先生古稀記念』（信山社）, 3, 25, Jan. 2024

実行の着手　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
法学教室, 514, 15, 19, Jul. 2023, [Invited]
Japanese

The Current Situation and Issues Regarding the Citizen Judge Syatem in Japan　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 林儹紘 訳
The Taiwan Law Review, 337, 160, 170, Jun. 2023, [Invited]
Scientific journal

臨床研究に基づく論文掲載と虚偽・誇大広告罪の成否
城下裕二
山口厚ほか（編）『実務と理論の架橋―刑事法学の実践的課題に向けて―』, 293, 314, Feb. 2023, [Invited]
Japanese, 11589168

裁判員裁判時代の量刑論を考える―野村健太郎『量刑の思考枠組み』を読んで―　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
佐伯仁志ほか（編）『刑事法の理論と実務④』, 141, 164, Oct. 2022, [Invited]

クレプトマニア（窃盗症）・摂食障害と刑事責任　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
刑事法ジャーナル, 72, 19, 34, May 2022, [Invited]
Japanese

「裏返しの犯罪論」について―中止未遂の理論構造との関連で―　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
高橋則夫先生古稀祝賀論文集［上巻］, 641, 659, Mar. 2022, [Invited]
Japanese

未遂犯論の系譜　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
刑事法学の系譜 内田文昭先生米寿記念, 493, 518, Jan. 2022, [Invited]

窃盗症（クレプトマニア）・摂食障害と刑事責任をめぐる近時の裁判例の動向　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
寺崎嘉博先生古稀祝賀論文集［下巻］, 153, 179, Dec. 2021, [Invited]

Medical Technology, Terminal Care and Criminal Law: Court Cases from Japan　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
Susanne Brucksch and Kaori Sasaki (eds.), Humans and Devices in Medical Contexts: Case Studies from Japan, Palgrave Macmillan, 143, 166, Jun. 2021, [Peer-reviewed], [Invited]
English

同時傷害の特例と限定解釈　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
日髙義博先生古稀祝賀論文集 下巻, 49, 75, Oct. 2018, [Invited]
Japanese

Sentencing and Punishment in Japan and England : A Comparative Discussion　　　　　　　　　　　　　　　
Julius Weitzdörfer, Yuji Shiroshita, Nicola Padfield
Jianhong Liu and Setsuo Miyazawa(eds.), Crime and Justice in Contemporary Japan, Springer, 189, 214, Jan. 2018, [Peer-reviewed], [Invited]
English

裁判員裁判における死刑選択基準　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
現代日本の法過程（宮澤節生先生古稀記念）下巻, 117, 136, May 2017, [Invited]
Japanese

数故意犯説と責任主義　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
山中敬一先生古稀祝賀論文集 上巻, 373, 390, Apr. 2017, [Invited]
Japanese

無許可輸入罪における実行の着手について　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
変動する社会と格闘する判例・法の動き 渡辺咲子先生古稀記念, 37, 59, Mar. 2017, [Invited]
Japanese

窃盗症（クレプトマニア）・摂食障害と刑事責任　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
浅田和茂先生古稀記念論文集 上巻, 299, 319, Oct. 2016, [Invited]
Japanese

The current issues on special prevention theory and the prospects of culpability theory　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
Houritsu Jihou, 88, 7, 15, 22, Jun. 2016, [Invited]
Japanese

Sentencing circumstances in the death penalty cases
Yuji Shiroshita
Quarterly Keiji-Bengo, 83, 127, 134, 現代人文社 ; 1995-, Jul. 2015, [Invited]
Japanese, Symposium

Lay Judge Trials and "Sentencing Tendency of Similar Cases"
Yuji Shiroshita
Sapporo Gakuin Law Review, 31, 2, 129, 148, 札幌学院大学総合研究所, Mar. 2015, [Invited]
Japanese, 論説Article

アスペルガー症候群と刑事責任　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
川端博先生古稀記念論文集（上巻）, 241, 268, Oct. 2014, [Invited]

混合的包括一罪の再検討　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
刑事法・医事法の新たな展開・上巻（町野朔先生古稀記念）, 331, 360, Mar. 2014, [Invited]

犯罪被害者と量刑―量刑の本質論・実体刑法の視点から　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
刑法雑誌, 52, 3, 66, 78, May 2013, [Invited]
Scientific journal

日本の裁判員裁判における量刑判断　　　　　　　　　　　　　　　
閔永盛, 城下裕二
法学研究（釜山大学法学研究所）, 54, 2, 55, 76, May 2013, [Invited]

Criminal Issues on Terminal Care　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
Criminal Law Journal, 35, 103, 110, Feb. 2013, [Invited]
Japanese, Scientific journal

医療観察法における対象行為の主観的要件について　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
刑法・刑事政策と福祉（岩井宜子先生古稀祝賀論文集）, 99, 117, Dec. 2011, [Invited]

裁判員裁判における量刑の動向と課題　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
犯罪と非行, 170, 60, 85, Dec. 2011, [Invited]

Current Trends and Issues in Japanese Sentencing　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
Federal Sentencing Reporter, 22, 4, 243, 248, Apr. 2010, [Peer-reviewed], [Invited]
English, Scientific journal

Contents and Problems of the Revised Act on Organ Transplantation　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
Criminal Law Journal, 20, 11, 17, Jan. 2010, [Invited]

無期刑受刑者の仮釈放をめぐる諸問題 (特集 無期刑受刑者を巡る諸問題)
城下 裕二
犯罪と非行, 161, 5, 27, 日立みらい財団, Aug. 2009, [Invited]
Japanese

裁判員制度における量刑 (特集 裁判員裁判の実施に向けて--準備状況の現段階と残された課題)
城下 裕二
法律時報, 81, 1, 20, 26, 日本評論社, Jan. 2009
Japanese

［書評］橋本広大（著）『国際組織犯罪対策における刑事規制 処罰の早期化・犯罪収益規制とイギリス比較法』　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 自由と正義, 74, 6, Jun. 2023, [Invited]
Japanese

A Case in Which the Judgement of Prior Instance Sentencing the Defendant to Death was Reversed and the Defendant was Sentenced to Life Imprisonment on the Grounds of Diminished Capacity　　　　　　　　　　　　　　　
SHIROSHITA, Yuji, Review of Medical Law, 6, 113, 127, Dec. 2022, [Invited]
Japanese

医師による不同意堕胎致傷罪について、執行猶予付き判決を言い渡した事例（広島高岡山支判令和3・7・14）　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 新・判例解説Watch【2022年10月】（法学セミナー増刊 速報判例解説）, 31, 203, 206, Oct. 2022, [Invited]
Japanese

疾患の影響下における交通事故（東京高判平成30・2・22）　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 別冊ジュリスト 医事法判例百選［第3版］, 224, 225, Jul. 2022, [Invited]

「犯罪」と「刑罰」について考える　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 法学セミナー, 807, 51, 56, Apr. 2022, [Invited]
Japanese

他人の助力を得て結果不発生に至った場合において中止行為が否定された事例（札幌地判令1・11・29）　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 新・判例解説Watch【2021年10月】（法学セミナー増刊 速報判例解説）, 29, 195, 198, Oct. 2021, [Invited]
Japanese

［書評］金澤真理・安田恵美・髙橋康史（編）『再犯防止から社会参加へ―ヴァルネラビリティから捉える高齢者犯罪』　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 法学セミナー, 798, 132, 133, Jul. 2021, [Invited]
Japanese

［書評］甲斐克則（編）『精神科医療と医事法』医事法講座第10巻（信山社、2020年）　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 医事法研究, 3, 207, 211, Mar. 2021, [Invited]
Japanese, Book review

名義人の承諾と私文書偽造罪の成否　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 別冊ジュリスト 刑法判例百選Ⅱ各論［第8版］, 196, 197, Nov. 2020

実行未遂と中止未遂　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 別冊ジュリスト 刑法判例百選Ⅰ総論［第8版］, 142, 143, Nov. 2020

Research Trends on Treatment of Mentally Disordered Offenders　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita, Japanese Journal of Sociological Criminology, 45, 131, 139, Nov. 2020, [Invited]
Japanese, Introduction scientific journal

虚偽のデータに基づき内容虚偽の論文を作成させて学術雑誌に掲載させた行為と旧薬事法66条1項にいう「記述」　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, ジュリスト臨時増刊『令和元年度重要判例解説』, 156, 157, Apr. 2020, [Invited]
Japanese, Introduction scientific journal

シンポジアムの趣旨について（シンポジアム②「北海道における指定入院医療機関の設置について」）　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二;北潟谷仁, 法と精神医療, 34, 75, 77, Mar. 2020, [Corresponding author]
Japanese, Meeting report

刑法 (特集 学界回顧2019)
城下 裕二, 長井 長信, 小名木 明宏, 松尾 誠紀, 法律時報, 91, 13, 40, 57, Dec. 2019, [Invited], [Corresponding author]
日本評論社, Japanese, Book review

高齢者の万引き窃盗につき、弁護人の精神鑑定請求を却下して完全責任能力を認めた第一審の訴訟手続には法令違反があるとされた事例（①事件） ①事件の差戻審として精神鑑定を実施し、被告人はアルツハイマー型認知症にり患していると認めたが、それが犯行に大きく影響したことを否定して完全責任能力を肯定し、同認知症の影響及び再犯防止策等を考慮して罰金刑を選択した事例（②事件）　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 刑事法ジャーナル, 59, 99, 109, Feb. 2019, [Invited]
Japanese

刑法（特集 2018年学界回顧）　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 長井長信, 小名木明宏, 松尾誠紀, 法律時報, 90, 13, 39, 55, Dec. 2018, [Invited]
Japanese, Book review

入れ墨の施術行為に医師法17条違反の罪の成立を認めた事例　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 速報判例解説Vol.22 新・判例解説Watch, 175, 178, Oct. 2018, [Invited]
Japanese, Introduction scientific journal

Matthew Dyson, The legal regulation of sub-optimal transplanted organs　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita, THE HOKKAIDO LAW REVIEW, 69, 3, 212, 185, Sep. 2018

量刑（刑事政策の新動向 第6回）　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 法学教室, 456, 127, 132, Sep. 2018, [Invited]
Japanese, Introduction scientific journal

［文献紹介］甲斐克則著『臓器移植と刑法〔医事刑法研究第6巻〕』　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 年報医事法学, 33, 255, 260, Aug. 2018, [Invited]
Japanese, Book review

［BOOK REVIEW］唐沢穣・松村良之・奥田太郎編著『責任と法意識の人間科学』　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 法律時報, 90, 9, 160, 164, Aug. 2018, [Invited]
Japanese, Book review

刑法（特集 2017年学界回顧）　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 長井長信, 小名木明宏, 松尾誠紀, 法律時報, 89, 13, 45, 61, Nov. 2017, [Invited]
Japanese, Book review

未遂犯（特集 法科大学院における刑法教育）　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 法学教室, 442, 28, 33, Jun. 2017, [Invited]

生活に困窮し、精神的に追い込まれた状況で突発的に当時13歳の実子を殺害した母親に対して、懲役7年の判決が言い渡された事例
城下裕二, 速報判例解説Vol. 18 新・判例解説Watch, 18, 159, 162, Apr. 2016, [Invited]
日本評論社, Japanese

傷害致死の事案につき懲役10年の求刑を超えて懲役15年に処した第一審判決およびこれを是認した原判決が量刑不当として破棄された事例
城下裕二, 速報判例解説Vol. 17 新・判例解説Watch, 17, 187, 190, Oct. 2015, [Invited]
日本評論社, Japanese

書評：太田達也著『刑の一部執行猶予 犯罪者の改善更生と再犯防止』
城下裕二, 犯罪と非行, 180, 189, 193, Sep. 2015, [Invited]
日立財団, Japanese

最新判例批評([2014] 80)一審で裁判員の参加する合議体が強盗殺人等の事案につき死刑を選択したのに対し、控訴審が、前科を除けば死刑を選択し難い本件について、本件と前科との間に社会的な類似性は認められず、前科を重視して死刑を選択するには疑問があるなどとして、原判決を破棄して無期懲役刑を言い渡した事例[東京高裁平成25.6.20判決] (判例評論(第669号))
城下 裕二, 判例時報, 2232, 149, 154, 01 Nov. 2014
判例時報社, Japanese

一審で裁判員の参加する合議体が強盗殺人等の事案につき死刑を選択したのに対し、控訴審が、前科を除けば死刑を選択し難い本件について、本件と前科との間に社会的な類似性は認められず、前科を重視して死刑を選択するには疑問があるなどとして、原判決を破棄して無期懲役を言い渡した事例　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 判例評論, 669, 35, 40, Nov. 2014, [Invited]
Japanese

少年事件の裁判員裁判で初めて死刑が言い渡された第一審判決の量刑が維持された事例
城下裕二, 速報判例解説 新・判例解説Watch, 15, 11, 163, 166, Oct. 2014, [Invited]
日本評論社, Japanese

名義人の承諾と私文書偽造罪の成否　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 別冊ジュリスト 刑法判例百選Ⅱ〔第7版〕, 196, 197, Aug. 2014, [Invited]
Japanese

実行未遂と中止未遂　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 別冊ジュリスト 刑法判例百選Ⅰ〔第7版〕, 142, 143, Aug. 2014, [Invited]
Japanese

臓器売買事件　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 別冊ジュリスト 医事法判例百選〔第2版〕, 202, 203, Mar. 2014, [Invited]
Japanese

Victims and Sentencing : From a Viewpoint of Sentencing Theory and Substantive Criminal Law
城下 裕二, 刑法雑誌, 52, 3, 422, 434, May 2013
日本刑法学会 ; 1950-, Japanese

確定判決前後の犯行にそれぞれ懲役24年と懲役26年の刑を言い渡し、両者を併科した事例　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 速報判例解説 新・判例解説Watch, 12, 155, 158, Mar. 2013, [Invited]
Japanese

迷惑防止条例違反の事案について、長期の未決勾留に先立つ捜査機関の手続に違法があったことも考慮して、懲役4年の求刑に対して被告人を罰金5０万円に処した事例　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 速報判例解説 新・判例解説Watch, 11, 139, 142, Sep. 2012, [Invited]

労働基準法32条1項（週単位規制）違反の罪と同条2項（日単位規制）違反の罪との罪数関係　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, ジュリスト（平成23年度重要判例解説）, 1440, 169, 170, Apr. 2012, [Invited]

１ 被害者2名に対する殺人および傷害致死等の事案について、検察官の死刑の求刑に対して無期懲役を言い渡した事例 ２ 同一の被害者に対する殺人に先立つ傷害の事案について、約3か月間にわたる多数回の暴行とその結果としての傷害を包括一罪と判断した事案　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 速報判例解説, 8, 187, 190, Mar. 2011, [Invited]

医事法 (特集 二〇一〇年学界回顧)
永水 裕子, 城下 裕二, 法律時報, 82, 13, 122, 129, Dec. 2010
日本評論社, Japanese

医事法トピックス 改正臓器移植法
城下 裕二, 年報医事法学, 25, 191, 197, 2010
日本評論社, Japanese

医事法 (特集 二〇〇九年学界回顧)
宮下 毅, 城下 裕二, 法律時報, 81, 13, 126, 132, Dec. 2009
日本評論社, Japanese

現代の人権(20)「永山基準」の現在
城下 裕二, 法学セミナー, 54, 11, 巻頭1p, Nov. 2009
日本評論社, Japanese

被害者参加制度の下で審理が行われた自動車運転過失致死の事案について、本件事故に係る過失の態様や被告人の供述状況等に照らすと、同種事犯に対するこれまでの量刑傾向を批判的に検討しても、被告人を実刑に処するのはいささか重きに失するといわなければならないとして、被告人に対し、執行猶予付きの禁錮刑を言い渡した事例　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, 速報判例解説, 5, 213, 216, Sep. 2009, [Invited]

Comment
城下 裕二, The Hokkaido law review, 59, 5, 2506, 2513, 2009
日仏シンポジウム「法の下の平等と刑事規制に関する日仏比較」, 北海道大学大学院法学研究科, Japanese

終末期医療をめぐる法と倫理--ジョン・キオン氏を迎えてのスタッフセミナー
城下 裕二, 高橋 文彦, 明治学院大学法律科学研究所年報, 0, 25, 1, 14[含 抄録], 2009
明治学院大学法律科学研究所, Japanese

医事法 (特集 二〇〇八年学界回顧)
宮下 毅, 城下 裕二, 法律時報, 80, 13, 127, 133, Dec. 2008
日本評論社, Japanese

住居の玄関ドアが建造物損壊罪の客体に当たるとされた事例　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二, ジュリスト（平成19年度重要判例解説）, 1354, 183, 184, Apr. 2008, [Invited]

共同研究「刑事法判例研究会」2007年度活動報告
城下 裕二, 明治学院大学法律科学研究所年報, 0, 24, 59, 65, 2008
明治学院大学法律科学研究所, Japanese

生体移植をめぐる法的状況--本特集の趣旨 (特集 生体移植をめぐる法的諸問題)
城下 裕二, 法律時報, 79, 10, 4, 9, Sep. 2007
日本評論社, Japanese

量刑法 (〔日本刑法学会第84回大会〕ワークショップ)
城下 裕二, 刑法雑誌, 46, 2, 274, 277, Feb. 2007
日本刑法学会, Japanese

ロー・ジャーナル 死刑と無期懲役の間--近時の判例動向から
城下 裕二, 法学セミナー, 51, 12, 4, 5, Dec. 2006
日本評論社, Japanese

共同研究:刑事法判例研究会 2005年度活動報告
城下 裕二, 明治学院大学法律科学研究所年報, 0, 22, 91, 95, 2006
明治学院大学法律科学研究所, Japanese

最新判例批評(6)小学校に侵入して児童八人を殺害するとともに児童等一五人を負傷させた殺人、殺人未遂等の事案について、被告人の完全責任能力を認め、死刑が言い渡された事例--大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件判決(大阪地判平成15.8.28) (判例評論(第563号))
城下 裕二, 判例時報, 0, 1909, 192, 197, 01 Jan. 2006
判例時報社, Japanese

Raising the Statutory Penalty Limits and Legislative Policy(Reexamination of Policy-Making Processes in Recent Legislations and Policies on Criminal Justice: Based on the Idea of Evidence-Based Policy)
Shiroshita Yuji, Japanese Journal of Sociological Criminology, 0, 30, 7, 19, 18 Oct. 2005
On December 1,2004, the House of Councilors enacted a law amending the Penal Code of Japan and other related acts. This was the first major amendment of the Penal Code since its enactment in 1907. The main point of the amendments was to raise the statutory penalty limits (i.e., the maximum or minimum sentence set forth in the penal rules for each crime) in response to legislative policy aimed at preventing crime. According to the Ministry of Justice, the amendments result from three primary factors recognized by the legislative branch: (1) a changing sense of justice; (2) an increasing crim..., Japanese Association of Sociological Criminology, Japanese

心神喪失者等医療観察法 (〔日本刑法学会第82回大会〕ワークショップ)
城下 裕二, 刑法雑誌, 44, 3, 445, 448, Apr. 2005
日本刑法学会, Japanese

Part 3
城下 裕二, 臼木 豊, 佐藤 雄一郎, 北大法学論集, 56, 1, 426, 393, 2005
北海道大学大学院法学研究科, Japanese

共同研究 刑事法判例研究会2004年度活動報告
城下 裕二, 明治学院大学法律科学研究所年報, 0, 21, 185, 188, 2005
明治学院大学法律科学研究所, Japanese

座談会 裁判員制度で量刑実務はどのようになるのか (連続特集 裁判員制度と刑事弁護(4)量刑はどうなるのか?)
國田 武二郎, 城下 裕二, 高野 嘉雄, 刑事弁護, 0, 44, 18, 33, 2005
現代人文社, Japanese

Mental Disorder and Treatment of Criminals(Communication)
Shiroshita Yuji, Japanese Journal of Sociological Criminology, 0, 28, 145, 150, 18 Oct. 2003
Japanese Association of Sociological Criminology, Japanese

生命操作と刑事規制 (〔日本刑法学会第八○回大会〕ワークショップ)
城下 裕二, 刑法雑誌, 42, 3, 398, 402, Apr. 2003
日本刑法学会, Japanese

量刑理論の課題と展望 (〔明治学院大学法律科学研究所〕定例研究会)
城下 裕二, 明治学院大学法律科学研究所年報, 0, 19, 109, 112, 2003
明治学院大学法律科学研究所, Japanese

犯罪研究動向 精神障害と犯罪者処遇
城下 裕二, 犯罪社会学研究, 0, 28, 145, 150, 2003
日本犯罪社会学会, Japanese

併合罪規定の解釈と量刑理論--新潟女性監禁事件最高裁判決の検討
城下 裕二, 刑事弁護, 0, 36, 12, 16, 2003
現代人文社, Japanese

判例評論 最新判例批評(99)犯行時一七歳の少年が、好意を寄せていた元同級生の女子高校生に付きまとった挙げ句に、登校途中にナイフで殺害したという事案において、懲役五年以上一〇年以下の不定期刑が言い渡された事例(名古屋地岡崎支判平成12.5.15)
城下 裕二, 判例時報, 0, 1755, 229, 233, 01 Oct. 2001
判例時報社, Japanese

判例研究 第一審判決の無期懲役の科刑を維持した控訴審判決が量刑不当として破棄された事例(最高裁平成11.12.10第二小法廷判決)
城下 裕二, 札幌学院法学, 18, 1, 57, 79, Sep. 2001
札幌学院大学法学会, Japanese

死刑制度--存廃論および適用基準を中心にして (特集 刑法を読む) -- (刑法の基礎を読む)
城下 裕二, 月刊法学教室, 249, 14, 17, Jun. 2001
有斐閣, Japanese

謙抑主義(謙抑性の原則) (特集1 最初の授業で必ず役立つ刑法の大原則--刑法全体を貫いている大原則とは?それらの大原則は条文や制度に、どのように具体化されているのだろう?)
城下 裕二, 法学セミナ-, 46, 6, 24, 27, Jun. 2001
日本評論社, Japanese

脳死と法律 (平成12年度 生命科学振興会北海道支部例会(いのちを考える会) 「脳死ははたして人の死か」一般公開シンポジウム)
城下 裕二, ライフサイエンス, 7, 23, 29, 2001
生命科学振興会, Japanese

量刑事情の意義と限界 (特集 量刑の基準と理念)
城下 裕二, 現代刑事法, 3, 1, 28, 34, Jan. 2001
現代法律出版, Japanese

連邦量刑基準制度の回顧と展望 Kate Stith and Jose A. Cabranes, Fear of Judging: Sentencing Guidelines in the Federal Courts
城下 裕二, アメリカ法, 2000, 2, 300, 307, Dec. 2000
日米法学会, Japanese

最新重要判例評釈(25)常習累犯窃盗罪における常習性の判断基準--広島高判平成10.3.19 判時1645・157
城下 裕二, 現代刑事法, 2, 5, 86, 91, May 2000
現代法律出版, Japanese

最近の判例における死刑と無期懲役の限界
城下 裕二, ジュリスト, 1176, 66, 72, 15 Apr. 2000
有斐閣, Japanese

<翻訳>イギリスにおける生命維持治療の中止 : ブランド判決の道徳的・理性的再検討
キオン ジョン, 城下裕二, 札幌学院法学, 15, 2, 123(297), 160(334), 16 Mar. 1999
札幌学院大学, Japanese

イギリスにおける刑事立法の動向
城下 裕二, 刑法雑誌, 38, 2, 241, 246, Feb. 1999
日本刑法学会, Japanese

裁判所の勧めによりボランティア活動を行った被告人に対し、これを有利な事情として考慮して再度の執行猶予を認めた原判決を破棄し、実刑に処した事例(大阪高裁判決平成9.5.27)
城下 裕二, 判例時報, 1646, 230, 234, 01 Oct. 1998
判例時報社, Japanese

強盗殺人等被告事件について,被告人二名に同時に死刑を言い渡した原判決が破棄され,いずれも無期懲役が言い渡された事例(東京高裁判決平成7.12.13)
城下 裕二, 判例時報, 1594, 233, 237, 01 May 1997
判例時報社, Japanese

Requirements for extraction in the Bill on Organ Transplantation
Yuji Shirosita, Sapporo Gakuin law review, 12, 2, 83, 115, Mar. 1996
Sapporo Gakuin University, Japanese

交通ル-ルを守らせるのに刑法は必要・有益か? (等身大の刑法入門--日常世界の中の「刑法」<特集>)
城下 裕二, 法学セミナ-, 484, p41, 44, Apr. 1995
日本評論社, Japanese

キャンブルに刑法はどの程度関わるべきか? (等身大の刑法入門--日常世界の中の「刑法」<特集>)
城下 裕二, 法学セミナ-, 484, p57, 60, Apr. 1995
日本評論社, Japanese

量刑基準に関する試論--量刑事情としての「犯罪後の態度」を中心に
城下 裕二, 刑法雑誌, 34, 1, p24, 41, Mar. 1995
日本刑法学会, Japanese

I.J.Keown The Law and Practice ofEuthanasia in the Netherlands
Watanabe Yasuo, Cleary W.B, Shiroshita Yuji, Sapporo Gakuin law review, 11, 2, 153, 196, Feb. 1995
Sapporo Gakuin University, Japanese

Sentencing Guidelines--A Need for Creative Collaboration/Marvin E.Frankel(1992)(101 Yale L.J.),Federal Sentencing in the Wake of Guidelines--Unacceptable Limits on the Discretion of Sentencers/Daniel J.Freed(1992)(101 Yale L.J.)
城下 裕二, アメリカ法, 1994, 1, p104, 111, Jul. 1994
日米法学会, Japanese

Die Bedeutung des Merkmals "wer um das Wohl des Entfühtters sorgt" im §225-2 StGB
Shiroshita Yuji, Sapporo Gakuin law review, 10, 2, 41, 61, Mar. 1994
Sapporo Gakuin University, Japanese

Untersuchungen uber die Grundsatze der Strafzumessung (4) -insbesondere zum "Verhalten nach der Tat" als Strafzumessungstatsache-
城下 裕二, The Hokkaido law review, 44, 5, p1077, 1160, Jan. 1994
北海道大学法学部, Japanese

採尿をめぐる捜査手続の違法を量刑事情に加えることの当否
指宿 信, 城下 裕二, 判例タイムズ, 44, 22, p50, 61, 01 Sep. 1993
判例タイムズ社, Japanese

Untersuchungen uber die Grundsatze der Strafzumessung (3) -insbesondere zum "Verhalten nach der Tat" als Strafzumessungstatsache-
城下 裕二, The Hokkaido law review, 44, 2, p267, 336, Aug. 1993
北海道大学法学部, Japanese

Untersuchungen uber die Grundsatze der Strafzumessung (2) -insbesondere zum "Verhalten nach der Tat" als Strafzumessungstatsache-
城下 裕二, The Hokkaido law review, 43, 5, p837, 879, Mar. 1993
北海道大学法学部, Japanese

Untersuchungen uber die Grundsatze der Strafzumessung (1) -insbesondere zum "Verhalten nach der Tat" als Strafzumessungstatsache-
城下 裕二, The Hokkaido law review, 43, 4, p581, 646, Dec. 1992
北海道大学法学部, Japanese

̈Über den Rücktritt von Vorbereitungshandlungen
Shiroshita Yuji, Sapporo Gakuin law review, 8, 2, 1, 27, Jan. 1992
Sapporo Gakuin University, Japanese

アメリカ捜査法研究-3完-
島 伸一, 城下 裕二, 指宿 信, 法学研究, 25, 1, p171, 189, Jul. 1989
北海学園大学法学会, Japanese

アメリカ捜査法研究-2-
島 伸一, 城下 裕二, 指宿 信, 法学研究, 24, 2, p275, 285, Apr. 1989
北海学園大学法学会, Japanese

Computerkriminalitat und deutsche Strafrechsanderung von 1986
Tiedemann Klaus, 丹羽 正夫, 城下 裕二, The Hokkaido law review, 39, 1, p117, 152, Aug. 1988
北海道大学法学部, Japanese

Uber die notige Strafaufhebung und -milderung im Rucktritt vom Versuch -"Ratio" und "systematischer Standort"-
城下 裕二, The Hokkaido law review, 36, 4, p1411, 1475, 1986
北海道大学法学部, Japanese

刑法演習サブノート210問［第2版］　　　　　　　　　　　　　　　
井田良, 大塚裕史, 城下裕二, 髙橋直哉
弘文堂, Apr. 2024, 9784335359774, [Joint editor]

消費社会のこれからと法 長井長信先生古稀記念　　　　　　　　　　　　　　　
穴沢大輔, 佐藤陽子, 城下裕二, 角田真理子, 松原和彦
信山社, Jan. 2024, 9784797282047, [Joint editor]

刑法各論判例インデックス［第2版］　　　　　　　　　　　　　　　
井田良, 城下裕二
商事法務, Mar. 2023, 9784785730130, [Joint editor]

新・コンメンタール刑法［第２版］
松宮, 孝明, 金澤, 真理, 第２章 刑
日本評論社, Feb. 2021, 9784535525344, xviii, 524p, Japanese, [Contributor]

刑法演習サブノート210問　　　　　　　　　　　　　　　
井田良;大塚裕史;城下裕二;髙橋直哉
弘文堂, Apr. 2020, [Joint editor]

刑法総論判例インデックス［第2版］　　　　　　　　　　　　　　　
井田良;城下裕二
商事法務, Dec. 2019, [Joint editor]

Current Discussions on Criminal Responsibility and Punishment　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
Seibundoh, Dec. 2019, [Single work]

医事法辞典　　　　　　　　　　　　　　　
甲斐克則, オプト・アウト、オプト・イン、角膜及び腎臓の移植に関する法律、生体移植、生体肝移植、臓器の移植に関する法律、臓器売買、ドミノ移植、病気腎移植、量刑（10項目）
信山社, Oct. 2018, [Contributor]

刑法各論判例インデックス　　　　　　　　　　　　　　　
井田良, 城下裕二
商事法務, Oct. 2016, [Joint editor]

量刑理论的现代课题（增补版）　　　　　　　　　　　　　　　
黎其武, 趙姍姍
城下裕二, 法律出版社（中国）, Jul. 2016

Organ Transplant and Medical Law　　　　　　　　　　　　　　　
Katsunori Kai, Living Donor Organ Transplant and Criminal Law
Shinzansha, Sep. 2015, [Contributor]

新・コンメンタール刑法　　　　　　　　　　　　　　　
伊東研祐, 松宮孝明
日本評論社, Mar. 2013, [Contributor]

刑事裁判における心理学・心理鑑定の可能性　　　　　　　　　　　　　　　
白取祐司, 第8章 裁判員裁判における量刑判断
日本評論社, Mar. 2013, [Contributor]

Brain Death and Medical Transplantation　　　　　　　　　　　　　　　
Takeshi Kuramochi, Eiji Maruyama(e, Living Donor Organ Transplantation
Maruzen Shuppan, Jan. 2012, [Contributor]

Precedent Index of Criminal Law(General Part)　　　　　　　　　　　　　　　
Makoto Ida, Yuji Shiroshita(e
Shojihomu, Oct. 2011, [Joint editor]

Recent Issues on Sentencing Theory (Enlarged Edition)　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
Seibundoh, Dec. 2009, [Single work]

Legal Issues on Living Donor Organ Transplantaion　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
Nippon Hyoron-Sha, Jul. 2009, [Editor]

New Live Criminal Law　　　　　　　　　　　　　　　
Honnma Kazuwa, Yuji Shiroshita, Masao Niwa
Seibundoh, Jun. 2009, [Joint editor]

Recent Issues on Sentencing Theory　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
Seibundoh, 2007, [Single work]

Study on Sentencing Gudelines　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
Seibundoh, 1995

シンポジアム「窃盗症（クレプトマニア）と刑事責任能力」　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二(司会・コーディネーター)
法と精神医療学会第38回大会, 02 Dec. 2023, Nominated symposium

Legal Issues on "Diseased Kidney Transplantation" in Japan: From the Viewpoint of Medical Criminal Law　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita=Miwa Kojimoto
The 25th Annual World Association for Medical Law, 08 Aug. 2019, English, Oral presentation
[Domestic Conference]

シンポジアム「北海道における指定入院医療機関の設置について」　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二;北潟谷仁(司会・コーディネイター)
法と精神医療学会 第34回大会, 09 Mar. 2019, Japanese, Keynote oral presentation

Sentencing in the Japanese Lay Judge Trials　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
Symposium on Trial-centered Doctrine of China, Japan and South Korea, 29 Jul. 2018, Japanese, Invited oral presentation
[Invited], [International presentation]

量刑理論の現在とこれからの情状弁護　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
公益財団法人 日弁連法務研究財団 研修会「情状弁護の質的転換を目指して」, 27 Oct. 2017, Japanese, Keynote oral presentation
[Invited], [Domestic Conference]

Terminal Care and Criminal Law: Focusing on the precedents in Japan　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
Workshop “Humans and Machines in Medical Contexts: Case Studies from Japan”, 31 Mar. 2017, English, Invited oral presentation
[Invited], [Domestic Conference]

General remarks　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
Workshop on the legal issues of “Diseased Kidney Transplantation” : A possibility of extended criteria donors?, 11 Dec. 2016, Nominated symposium

Gudelines for Capital Sentencing in the Lay Judge System　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
International Symposium for Evaluation of Capital Sentencing, 16 Nov. 2016, Nominated symposium
[Invited]

Criminal Justice and Sentencing : England and Japan Compared　　　　　　　　　　　　　　　
Julius Weitzdörfer, Yuji Shiroshita, Nicola Padfield
Cambridge Festival of Ideas, Darwin College, University of Cambridge, 20 Oct. 2015, English, Nominated symposium
[Invited], [International presentation]

量刑判断における行為事情と行為者事情―「死刑と無期の間」を中心に　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
刑事法学フォーラム第６回研究会, 22 May 2015
[Invited]

Sentencing in the Lay Judge System　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
Korean-Japanese Symposium at the Institute of Law Studies , Pusan National University, Korea, Dec. 2012
[Invited]

犯罪被害者と量刑―量刑の本質論・実体刑法の視点から　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
日本刑法学会第90回大会 分科会「犯罪被害者と量刑」（於 同志社大学）, 19 May 2012, Japanese, Nominated symposium
[Invited], [Domestic Conference]

Recent Trends and Issues in Japanese Sentencing System　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
16th World Congress, International Society for Criminology, 07 Aug. 2011, English, Oral presentation
[International presentation]

Living Donor Organ Transplantation: From a viewpoint of jurisprudence　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
The 37th General Meetings of the Japanese Association of Medical Law, Nov. 2007
[Invited]

法定刑の引上げと立法政策　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
日本犯罪社会学会第31回大会シンポジウム「最近の刑事政策関連立法・施策における政策形成過程の再検討――エビデンス・ベイスト・ポリシーの発想に基づいて――」, 24 Oct. 2004
[Invited]

Terminal Care and Criminal Law in the U.K.　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
The 1st Sectional Meeting in Hokkaido of the Criminal Law Society of Japan, Nov. 1998

Death Penalty in Japan　　　　　　　　　　　　　　　
Yuji Shiroshita
Boalt Chapter of the National Association of Criminal Defense Lawyers, School of Law, University of California, Berkeley, Mar. 1995
[Invited]

量刑基準に関する試論―量刑事情としての「犯罪後の態度」を中心に　　　　　　　　　　　　　　　
城下裕二
日本刑法学会第71回大会, 23 May 1993

子宮移植に関する医事刑法上の諸問題の総合的検討
科学研究費助成事業
Jun. 2024 - Mar. 2026
城下 裕二
日本学術振興会, 挑戦的研究(萌芽), 北海道大学, 24K21398

Inter-disciplinary study for therapeutic jurisprudence supporting non-punishment treatment in the criminal justice
Grants-in-Aid for Scientific Research
Apr. 2019 - Mar. 2024
指宿 信, 安田 裕子, 廣井 亮一, 丸山 泰弘, 後藤 弘子, 中村 正, 城下 裕二, 青木 孝之
コロナウイルスの蔓延により、対面での調査研究活動を展開することができず、内外での学会報告などの計画も滞った。一方で、治療的司法研究会を引き続きオンラインで実施した。
研究会の内容としては、第８回オンライン研究会を、弁護士と心理職の連携をテーマに、臨床心理士の大倉東子氏を迎えて、第９回オンライン研究会を、行為依存と刑事弁護をテーマに、中原潤一弁護士、神林美樹弁護士、精神保健福祉士の斉藤章佳氏、菅原直美弁護士、林大悟弁護士を迎えて、第１０回オンライン研究会を薬物事犯と薬物政策をテーマに、佐藤正子弁護士と国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦医師を迎えて、第１１回オンライン研究会を再犯防止から社会参加に関して、特に高齢犯罪者に焦点を当てて、安田恵美教授（國學院大学）、船山健二教授（新潟県立看護大学）、徳永元教授（大阪公立大学）、井口尚樹教授（目白大学）、高橋康史教授（名古屋市立大学）、金澤真理教授（大阪公立大学）を迎えて、第１２回オンライン研究会を新自由刑（新しい拘禁刑）をテーマに、柑本美和教授（東海大学）を迎えて、第１３回オンライン研究会を、札幌弁護士会が始めた出所者支援の取り組みについて、プログラムの責任者である高野俊太郎弁護士と札幌管区長の中島学氏を迎えて実施した。
研究代表者は、センター長を務める成城大学治療的司法研究センターを拠点に研究を僅かながらも進めており、年度末にはセンター刊行「治療的司法ジャーナル」をオンライン出版することができた。また、研究分担者もそれぞれの所属学会の紀要等を通じて成果を発信している。
Japan Society for the Promotion of Science, Grant-in-Aid for Scientific Research (A), Seijo University, 19H00572

臓器移植法制・法政策の包括的再検証―改正法施行10年目の現況を踏まえた提言
科学研究費助成事業
Apr. 2020 - Mar. 2023
城下 裕二, 山本 輝之, 湯沢 賢治, 柑本 美和, 西村 勝治, 佐藤 雄一郎, 平野 美紀
令和3（2021年度）は、前年度に引き続き、臓器移植法改正の論点の1つである、虐待の疑いのある児童からの臓器摘出制限の問題について検討を継続した。特に、この問題についてかねてから詳細な研究を公刊してきた古川原明子教授（龍谷大学）をお招きした研究会を実施し、虐待を理由とする摘出制限に果たして正当化根拠は存在するか、現場の小児科医らはこの制限に対してどのように対処しているか、といった視点からの知見を提供いただくとともに、本プロジェクトの研究代表者・分担者との意見交換を行った。小児科医らによる本制限に対する異論は強く、今後、臓器移植ガイドラインの内容にも影響を与えうる可能性があることについて認識を共有できた。
また、山口直也教授（立命館大学）の主催される神経法学研究会とも連携し、特に同研究会における脳死体からの臓器移植の最前線に関する研究会に参加させていただき、移植専門医との議論を重ねることにより、脳死臓器移植の現況と課題についての理解を深化させた。
さらに、障害を有する者のドナーないしはレシピエントとしての適格性に関しては、研究分担者の山本輝之教授の主催される精神医療法研究会とも連携し、そもそもわが国の法律は（精神保健福祉法以外の法を含む）は、国連の障害者権利条約（CRPD）に準拠しているのかという根本問題についての検討を行った。
これらの研究活動を通じて、移植医療の現状、またドナーおよびレシピエントに生じうる精神的・肉体的な影響の内実をできる限り正確に把握した上で、今後のあるべき臓器移植法制・法政策の方向性を考察するという体制をプロジェクト内に定着させることができたことは極めて有意義であったと思われる。
日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 20H01430

刑事責任の拡散と収斂―人、法人、AI　　　　　　　　　　　　　　　
科学研究費補助金 基盤研究(B)
Apr. 2018 - Mar. 2022
今井猛嘉
日本学術振興会, Competitive research funding

臨床研究における刑事規制の総合的検討―「被験者保護法」モデルの構築を目指して
科学研究費補助金 基盤研究(B)
Apr. 2017 - Mar. 2020
城下裕二
日本学術振興会, Principal investigator, Competitive research funding

裁判員裁判における「更生に資する量刑基準」の構築　　　　　　　　　　　　　　　
研究助成
Apr. 2017 - Sep. 2018
城下裕二
公益社団法人 日工組社会安全研究財団, Principal investigator, Competitive research funding

Control of Dangerous Driving and Criminal Sanction　　　　　　　　　　　　　　　
Grants-in-Aid for Scientific Research,Research Category:B
Apr. 2014 - Mar. 2018
Takeyoshi Imai, Yuji Shiratori, Makiko Naka, Takaaki Ogata, Toshiyuki Tanaka, Yoshiyuki Matsumura, Kazuhiko Kibayashi, Yuji Shiroshita
Japan Society for the Promotion of Science, Principal investigator, Competitive research funding

裁判員裁判における「同種事犯の量刑傾向」の意義と限界　　　　　　　　　　　　　　　
研究助成
Apr. 2015 - Mar. 2017
城下裕二
一般財団法人 司法協会, Principal investigator, Competitive research funding

Comprehensive Study of Criminal Law Issues on Deseased Kidny Transplantation　　　　　　　　　　　　　　　
Grants-in-Aid for Scientific Research,Research Category:B
Apr. 2014 - Mar. 2017
Yuji Shiroshita
Japan Society for the Promotion of Science, Principal investigator, Competitive research funding

The problems to treat psychiatric patients who commit heavy crimes such as murder or arson
Grants-in-Aid for Scientific Research
Apr. 2012 - Mar. 2016
YAMAMOTO Teruyuki, MACHINO Saku, IGARASHI Yoshito, KOJIMOTO Miwa, SHIROSHITA Yuji, YAMANAKA Yuri, KAWAMOTO Tetsuro, TSUJI Keisuke, HIRANO Miki, MIZUTOME Masaru, YASUDA Takuto, MARUYAMA Masao, KONISHI Takako, HASHIZUME Sachiyo, YOSHINAKA Nobuto
The Medical Treatment and Supervision Act (MTSA) in Japan effective since 2005 does not solve all the problems to treat psychiatric patients who commit heavy crimes such as murder or arson, rape. For instance, in Japan, the mentally retarded, the developmental disordered, and persons with dementia who committed crimes and need special attention or care are treated not in the specialized hospitals under the MTSA but in the prisons in the ordinary discipline. However, some countries have the multidisciplinary system in cooperation with criminal justice and welfare for the mentally ill and (forensic) psychiatry to treat such persons. We compare the several systems in other countries and to conclude that we can learn the system from the Netherlands in many ways.
Japan Society for the Promotion of Science, Grant-in-Aid for Scientific Research (B), Seijo University, 24330022

子どもへの司法面接：面接法の改善その評価　　　　　　　　　　　　　　　
科学研究費補助金 新学術領域研究（研究領域提案型）
Apr. 2011 - Mar. 2016
仲真紀子
日本学術振興会, Competitive research funding

Law and Human Science　　　　　　　　　　　　　　　
Grants-in-Aid for Scientific Research,Research Category:Innovative Areas
Apr. 2011 - Mar. 2016
Makiko Naka, Yuji Shiroshita
Japan Society for the Promotion of Science, Principal investigator, Competitive research funding

修復的司法から修復的正義へ－理論と実証のクロスロード－　　　　　　　　　　　　　　　
科学研究費補助金 基盤研究(B)
Apr. 2011 - Mar. 2015
松村 良之
日本学術振興会, Competitive research funding

飲酒運転対策の最適な制度設計をめざしてーその学際的研究　　　　　　　　　　　　　　　
科学研究費補助金 基盤研究(B)
Apr. 2010 - Mar. 2014
今井猛嘉
日本学術振興会, Competitive research funding

Comprehensive Study of Criminal Regulation on Living Donor Organ Transplantation
Grants-in-Aid for Scientific Research,Research Category:C
Apr. 2010 - Mar. 2012
Yuji Shiroshita, Teruyuki Yamamoto
Only a few attempts have so far been made at examining the necessity of legal control on living donor transplantation in Japan. In order to establish the appropriate criminal regulation on living donor organ transplantation, we need to make the requirements for justification clear. It is reasonable to legislate a comprehensive act of both living and dead donor transplantation using administrative guidelines jointly as a means to regulating. Comparative studies of foreign legislations support this proposal.
Japan Society for the Promotion of Science, Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Hokkaido University, Principal investigator, Competitive research funding, 22530064

犯罪を行った精神障害者-刑事責任論と犯罪者処遇論の架橋　　　　　　　　　　　　　　　
科学研究費補助金 基盤研究(B)
Apr. 2009 - Mar. 2012
山本 輝之
日本学術振興会, Competitive research funding

Research on the Character of the Japanese Sentencing Praxis in Comparison of Germany and Japan
Grants-in-Aid for Scientific Research
2008 - 2010
OKAUE Masami, ASADA Kazushige, IDA Makoto, KUZUHARA Rikizo, SHIROSITA Yuji, TAKAYAMA Kanako, HONJO Takeshi, MATSUMIYA Takaaki, YASUDA Takuto, KOIKE Shintaro
The Aim of this research is to examine theoretically, how the sentencing under the lay judge system in Japan should be, comparing the sentencing in Japan with that in Germany. For a long time only professional jurists, namely judges, prosecutors and lawyers had kept sentencing to themselves, and no citizens had been engaged in sentencing. But the new lay judge system in Japan realized that lay judges also take part in sentencing in criminal cases. It is an important problem of great urgency for jurists and researchers of the criminal law, to clarify the sentencing guidelines and its criterion on the theoretical ground. Our research group, which consists of judges, lawyers, university professors and so on, tries to solve this difficult problem.
Japan Society for the Promotion of Science, Grant-in-Aid for Scientific Research (B), University of Tsukuba, 20330013

Study on Law and Psychology toward the Criminal Forensic Psychology "Criminal Forensic Psychology"
Grants-in-Aid for Scientific Research
2007 - 2010
SHIRATORI Yuji, NAKA Makiko, KAWASAKI Hideaki, IMAI Takeyoshi, TAKAKURA Shinki, TANAKA Yasuo, MATSUMURA Yushiyuki, FUJITA Masahiro, MORI Naohisa, SHIROSHITA Yuji, NAITO Hiromi
Law and Psychology, especially Forensic Psychology may afford the useful analysis on the communication between Judges and Lay Judges (Saiban-in) or their attitudes toward the Judicial System, in the Epoch of Judicial Reform. On the other hand, Forensic Psychology is able to contribute the Construction of the Method to Interview Children, victims of crime. Similarly, the Japanese Criminal Justice System will have to apply the Psychological Expertise.
Japan Society for the Promotion of Science, Grant-in-Aid for Scientific Research (A), Hokkaido University, 19203005

Prospectus of the research project on Ethical and Legal Guidelines for the Use of Human Bodies and Tissues
Grants-in-Aid for Scientific Research
2002 - 2003
SHOJI Kunihiko, TSUNEMOTO Teruki, SHIROSHITA Yuji, KURATA Nobuo, MARUYAMA Eiji, HATATE Toshihiko
We had 22 workshops and conferences from June 2002 to March 2005. One of them was an international workshop, in which some foreign lectures and observers attended.
The minutes of workshop "Patent system and bioethics", which was held in August 2002, was printed on The Hokkaido Law Review Vol.54 May 2003 No.2. The minutes of "Human dignity, ethical and legal positioning of human bodies and lives", which was held in June 2003, was printed on The Hokkaido Law Review Vol.54 February 2004 No.6. The other minutes of workshops are bound as "JINRIN works".
Each investigator attended a lot of related academic conferences and workshops in and out of Japan and collected information about our issue.
We had "Sapporo Cool Seminar" in July and August 2003 and discussed our achievement at the time and made improvement. We made presentations about major part of our achievement in the 15^ conference of Japan Association for Bioethics on November 2003 in Tokyo.
We published JINRIN News Letter every month from April 2003 to May 2004 to discuss a lot of points about our issue. We also run JINRIN mailing list through internet. Those two medium gave chances to discuss a lot of points about the issue and change important information and opinions among bioethics academics.
We collected original materials of related acts, regulations and reports in and out of Japan including translation to construct a database. We put the database on internet.
Japan Society for the Promotion of Science, Grant-in-Aid for Scientific Research (A), HOKKAIDO UNIVERSITY, 14202005

"Restorative Justice" model to the criminal justice system in Japan
Grants-in-Aid for Scientific Research
2000 - 2001
SHIROSHITA Yuji, OKADA Kumiko
The purpose of this research is to examine the applicability of "Restorative Justice" model to the criminal justice system in Japan. We focused attention on sentencing stage, especially on the consideration of the "victim-related factors" as sentencing circumstances. The main viewpoint of research is adjustment to the substantive criminal law theory.
In conclusion,
(1) Protection of victims is too unstable to be incorporated in sentencing guidelines.
(2) Protection of victims is not a purpose of punishment itself. It should be taken as a reflectivity of punishment.
(3) Victim-related factors should not be considered as sentencing circumstances.
Japan Society for the Promotion of Science, Grant-in-Aid for Scientific Research (C), Sapporo Gakuin University, 12620070

「終末期医療と刑法―安楽死・尊厳死問題を中心に―」　　　　　　　　　　　　　　　
09 Feb. 2019
Lecturer
Lecture
北海道大学総合博物館
2019年度第11回土曜公開講座

パネルディスカッション「量刑データベースと情状弁護」　　　　　　　　　　　　　　　
12 Sep. 2014
Panelist
Seminar
日本弁護士連合会
第13回 国選弁護シンポジウム
ウインクあいち（名古屋市）

パネルディスカッション「情状弁護と量刑問題」　　　　　　　　　　　　　　　
21 Feb. 2009
Panelist
Seminar
日本弁護士連合会
第13回 刑事弁護経験交流会
ミッドランドホール（名古屋市）