五十嵐 洋介 (イガラシ ヨウスケ)

公共政策学連携研究部 公共政策学部門 公共政策学分野准教授
社会科学実験研究センター准教授
経済学研究院准教授
Last Updated :2025/11/06

■研究者基本情報

学位

  • PhD (Economics), Penn State University

Researchmap個人ページ

研究分野

  • 人文・社会, 理論経済学

担当教育組織

■研究活動情報

論文

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 金融政策と金融機関の資本規制の相互作用に関する分析
    科学研究費助成事業
    2018年04月01日 - 2022年03月31日
    五十嵐 洋介
    本研究では、産出、投資、金利といったマクロ経済変数を説明する標準的なモデルに、銀行の破綻リスクを入れたモデルを構築し、マクロプルーデンス政策と金融政策の相互作用をシミュレーションした。プルーデンス政策は銀行の投資とリスクの双方を減らすが、トータルでは社会の厚生を上昇させうる。シミュレーションの結果、(価格安定化だけでなく)金融安定化も考慮した金融政策とマクロ・プルーデンス政策とはある程度代替関係にあること、経済状態に関わらず一定の「レベル」のプルーデンスを達成するにはマクロプルーデンス政策の方が向いていること、一方マクロ経済の変動に合わせた「調整」には金融政策の方が向いていることが示唆された。
    日本学術振興会, 若手研究, 北海道大学, 18K12759