岩間 徳兼 (イワマ ノリカズ)
高等教育推進機構 高等教育研究部 | 准教授 |
アドミッション本部 | 准教授 |
Last Updated :2024/12/06
■研究者基本情報
Researchmap個人ページ
研究者番号
- 70608900
J-Global ID
■経歴
経歴
学歴
■研究活動情報
論文
- 新科目「情報I」に対する高等学校等の反応―進路指導担当者の回答から―
岩間徳兼, 田村志穂美, 板東信幸, 飯田直弘, 池田文人
高等教育ジャーナル―高等教育と生涯学習, 30, 17, 28, 2023年03月, [査読有り] - 入試に関する定期調査の立案と実施ー高等学校等関係者との良好な関係作りを目指してー
岩間徳兼
高等教育ジャーナルー高等教育と生涯学習ー, 29, 121, 127, 2022年03月
日本語 - QQTestの開発と試行
池田文人, 岩間徳兼, 成田秀夫
大学入試研究ジャーナル, 32, 35, 42, 2022年03月, [査読有り]
日本語 - 「コンピテンシー評価」から見えてくる入学者選抜における資質・能力評価への期待と展望-成果・実績によるportfolio評価との比較も含めて-
橋村正悟郎, 池田文人, 飯田直弘, 岩間徳兼, 鈴木誠
大学入試研究ジャーナル, 31, 257, 264, 2021年03月, [査読有り]
日本語 - 高校・大学・社会を繋ぐ追跡調査のためのコンピテンシー・テスト問題の開発
池田文人, 岩間徳兼, 飯田直弘, 鈴木誠
高等教育ジャーナルー高等教育と生涯学習ー, 27, 27, 43, 2020年03月, [査読有り]
日本語 - フロンティア人材評価システム―主体性を含む学力3要素のコンピテンシーに基づく多面的・総合的評価-
池田文人, 岩間徳兼, 飯田直弘, 橋村正悟郎, 鈴木誠
大学入試研究ジャーナル, 30, 186, 191, 2020年03月, [査読有り]
日本語 - 映像コンテンツを利用した教室外日本語学習-タイ人大学生の言語学習ストラテジーの分析から-
岩下智彦, 三國喜保子, 岩間徳兼
社会言語科学, 21, 1, 303, 316, 2018年09月, [査読有り]
日本語 - 項目反応理論を用いたテスト運用への切り替えコスト軽減の試み-多数の潜在特性尺度の同時等化法を利用して-
豊田秀樹, 岩間徳兼, 中村彩子, 齋藤康寛
日本オペレーションズ・リサーチ学会和文論文誌, 58, 122, 147, 2015年10月, [査読有り]
日本語 - 項目特性図を用いた誤答分析における仮説に基づいた誤答選択肢の併合と仮説モデル比較のための情報量規準算出方法
秋山隆, 豊田秀樹, 岩間徳兼
日本感性工学会論文誌, 14, 3, 443, 455, Japan Society of Kansei Engineering, 2015年08月, [査読有り]
日本語, 研究論文(学術雑誌) - 項目特性図における情報量規準を用いた群数の選択法
豊田 秀樹, 秋山 隆, 岩間 徳兼
教育心理学研究, 62, 3, 209, 225, The Japanese Association of Educational Psychology, 2014年09月, [査読有り]
日本語, 研究論文(学術雑誌), テストを構成している項目の性質を調べる際の有用な方法の一つとして項目特性図がある。項目特性図は設問項目における受験者の正答率を用いて, 当該項目がどのような性質, 特性を有していたのかを分析するための道具である。項目特性図作成の際に, 分析者は受験者を任意の数の群に分ける作業が必要となる。経験的に5群に分割されることが多いものの, 群数を決定するための明確な基準, 根拠は知られていない。群への分割数の選択について, 統計的な基準や根拠を与えることができれば, 項目特性図を用いて項目の性質を調べる上で便利である。本論文では項目特性図における情報量規準を用いた群数の選択法を論じる。シミュレーションを行い, 与えられた真の群数を推奨可能であることが示唆された。また, 実データへの適用例を通じて提案手法が妥当な群数を推奨可能であることを示す。 - 再来店までの日数を幾何分布で表現した項目反応理論による顧客ロイヤルティの測定法
阿部 昌利, 豊田 秀樹, 岩間 徳兼, 鈴川 由美
行動計量学, 39, 2, 67, 79, The Behaviormetric Society of Japan, 2012年09月, [査読有り]
日本語, 研究論文(学術雑誌), This paper proposes a new model that measures customer loyalty from the days taken to repurchase in a shop. This model is based on IRT (Item Response Theory) and geometric distribution. It enables us not only to estimate customer loyalty as latent trait variables of each customer, but also to quantify the ability to pull in customers of shops. Moreover these shops could be any selling segment, for example, brand stores, manufacturers, or articles. In order to check the validity of this model, it is applied to actual ID-POS (point-of-sale with identification) data. In addition, another model using exponential distribution is proposed as an alternative model. - 嗜好度間相関を検討するためのシェッフェ型一対比較モデル
岩間 徳兼, 豊田 秀樹
心理学研究, 82, 5, 442, 449, The Japanese Psychological Association, 2011年12月, [査読有り]
研究論文(学術雑誌) - Using Non-Normal SEM to Resolve the ACDE Model in the Classical Twin Design
Koken Ozaki, Hideki Toyoda, Norikazu Iwama, Saori Kubo, Juko Ando
Behavior Genetics, 41, 2, 329, 339, Springer Science and Business Media LLC, 2011年03月, [査読有り]
英語, 研究論文(学術雑誌) - 構造方程式モデリングによる信頼性係数と妥当性係数の計算(準備委員会企画ワークショップ)
尾崎 幸謙, 中村 健太郎, 岩間 徳兼
日本パーソナリティ心理学会大会発表論文集, 19, 4, 4, 日本パーソナリティ心理学会, 2010年10月10日
日本語 - Model selection based on an asymptotically distribution-free method utilizing up to third-order moments
Hideki Toyoda, Norikazu Iwama, Megumi Takeshita, Hiroto Murohashi
New trends in psychometrics, 471, 480, 2009年05月, [査読有り]
英語 - ポジショニング分析における概念数と尺度数を効率的に増やす方法─居酒屋メニューのポジショニング
豊田 秀樹, 池原 一哉, 岩間 徳兼, 久保 沙織, 鈴川 由美, 竹下 惠
消費者行動学研究, 15, 1・2, 19, 36, 2009年03月, [査読有り] - 対象数が多い場合のSEM多母集団モデルによる一対比較法ーネーミングテストへの適用を通じて
豊田秀樹, 岩間徳兼, 鈴川由美, 久保沙織, 竹下惠, 池原一哉
マーケティング・サイエンス, 15, 1・2, 45, 64, 日本マーケティング・サイエンス学会, 2008年03月, [査読有り]
日本語 - 時間的制約が消費者の購買意思決定過程に及ぼす影響―眼球運動測定装置を用いて―
諸上詩帆, 岩間徳兼, 大久保重孝, 竹村和久
感性工学会研究論文集, 7, 2, 275, 282, Japan Society of Kansei Engineering, 2007年12月, [査読有り]
研究論文(学術雑誌)
その他活動・業績
- JB04 Rによる項目反応理論 : はじめの一歩のその次に(自主企画シンポジウム)
池原 一哉, 豊田 秀樹, 岩間 徳兼, 鈴川 由美, 久保 沙織, 秋山 隆, 野口 裕之, 日本教育心理学会総会発表論文集, 55, 0, S56, S57, 2013年
一般社団法人 日本教育心理学会, 日本語, 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議) - Rによるデータマイニング入門
岩間 徳兼, 豊田 秀樹, 久保 沙織, 鈴川 由美, 竹下 惠, 山田 剛史, 日本心理学会大会発表論文集, 72, WS001, WS001, 2008年09月19日
The Japanese Psychological Association
書籍等出版物
- 心理学の測定と調査
吉村宰, 荘島宏二郎, 第8章 観測できないものを探る―因子分析(pp.179-206)
サイエンス社, 2023年12月, 9784781915784, vii, 274p, 日本語, [分担執筆] - 第5巻 心理学統計法 (公認心理師の基礎と実践)
繁桝, 算男, 山田, 剛史, 野島, 一彦, 第3章 2つの変数の記述統計―相関と回帰(pp.43-60)
遠見書房, 2019年03月26日, 4866160551, 320, 日本語, [分担執筆] - Rによる多変量解析入門 データ分析の実践と理論
川端 一光, 岩間 徳兼, 鈴木 雅之, 第9章 複雑な仮説を統計モデルとして表したい(2)(pp.209-236),第11章 カテゴリに所属する確率を説明・予測したい(pp.262-284),第12章 似たもの同士にグループ分けしたい(pp.286-315),第14章 データが持つ情報を可視化したい(pp.342-371),第15章 多変量解析を実践で生かしたい(pp.372-392)
オーム社, 2018年07月19日, 4274222365, 448, 日本語, [共著] - 統計始めの一歩
岩間徳兼, 福中公輔, 第4章 応用的な話題(pp.69-81),第5章 単回帰分析・重回帰分析の実行(pp.83-108)
2016年06月, [共著] - ビジネスデータ分析入門
岩間徳兼, 福中公輔, 第3章 パフォーマンス評価に影響する要因を探るⅠ(pp.85-118),第4章 パフォーマンス評価に影響する要因を探るⅡ(pp.119-156),パフォーマンス評価に影響する要因を探るⅢ(pp.157-184)
産業能率大学, 2016年05月, [共著] - 共分散構造分析 数理編―構造方程式モデリング (統計ライブラリー)
豊田 秀樹, (pp.25-46)(pp.57-72)
朝倉書店, 2012年09月01日, 4254127979, 270, 日本語, [分担執筆] - マルコフ連鎖モンテカルロ法 (統計ライブラリー)
豊田 秀樹, (pp.182-185), (pp.194-197), (pp.202-205)
朝倉書店, 2008年05月01日, 4254126972, 265, 日本語, [分担執筆] - 共分散構造分析[Amos編]―構造方程式モデリング―
豊田 秀樹, (pp.62-71), (pp.218-219)
東京図書, 2007年05月01日, 4489020082, 261, 日本語, [分担執筆]
講演・口頭発表等
- オンライン環境を活用した授業内課題の評価ー相互評価データに項目反応モデルを適用した実践事例
岩間徳兼
北海道大学高等教育推進機構オープンエデュケーションセンターオンライン勉強会, 2021年07月
[招待講演] - QQTestの開発と試行—学力の3要素の多面的・総合的評価を目指して—
池田文人, 岩間徳兼
全国大学入学者選抜研究連絡協議会大会(第16回), 2021年05月 - 質的変数を説明・予測するためのロジスティック回帰分析(シンポジウム「文系学生に対する心理統計教育―質的・カテゴリカルデータの分析」内)
岩間徳兼
日本教育心理学会第61回総会, 2019年09月, シンポジウム・ワークショップパネル(指名) - フロンティア人材評価システム —主体性を含む学力3要素のコンピテンシーに基づく多面的・総合的評価—
池田文人岩間徳兼, 飯田直弘, 橋村正悟郎, 鈴木誠
全国大学入学者選抜研究連絡協議会大会(第14回), 2019年05月 - パッケージggplot2による作図とデータの分類手法(研修会「IRデータの基礎分析と可視化」内)
岩間徳兼
明治学院大学心理学部付属研究所2018年度研究・実務のための心理データ解析研修会, 2018年11月
[招待講演] - 大学入学者選抜改革推進委託事業『個別学力試験『国語』が測定する資質・能力の分析・評価手法に関する研究~記述式問題を中心に~』経過報告
岩間 徳兼
日本テスト学会第15回大会, 2017年08月20日, 日本語, シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
[国内会議] - 公的試験の運営機関においてデータ分析の専門家が担う役割(ラウンドテーブルディスカッション「データサイエンティストが直面する課題」内)
岩間徳兼
日本行動計量学会第43回大会, 2015年09月 - 3次積率を用いたSEM(ワークショップ「共分散構造分析[R編]」内)
岩間徳兼
日本心理学会第78回大会, 2014年09月 - RによるIRT尺度の等化(自主企画シンポジウム「Rによる項目反応理論-はじめの一歩のその次に-」内)
岩間徳兼
日本教育心理学会第55回総会, 2013年08月 - 情報環境利用に関する満足度データの項目反応理論による検討
岩間徳兼, 木村好美, 石田崇, 須子統太, 末松大
大学ICT推進協議会2012年度年次大会, 2012年12月 - Rによる単回帰分析(ワークショップ「回帰分析はじめの一歩」内)
岩間徳兼
日本心理学会第76回大会, 2012年09月 - 多数の潜在特性尺度の同時等化を目的とした等化係数の周辺最尤推定法
岩間徳兼, 豊田秀樹, 中村彩子, 齋藤康寛
日本テスト学会第10回大会, 2012年08月 - 3次積率を利用した構造方程式モデリング-共分散構造分析を越えて-
岩間徳兼
日本心理学会第75回大会, 2011年09月 - 早稲田大学における「User’s Guide for PCs and Networks 2011-2012」の改訂と展望
岩間徳兼, 星健太郎, 末松大, 和田知明, 楠元範明
大学ICT推進協議会2011年度年次大会, 2011年09月
共同研究・競争的資金等の研究課題
- 質問力を測定する評価指標と試験環境の開発
科学研究費助成事業
2020年04月01日 - 2023年03月31日
池田 文人, 鈴木 誠, 岩間 徳兼, 飯田 直弘
質問力を測定するテスト問題を大問で3問、それぞれ小問を3問、開発した。大問1は糖尿病に関する資料、大問2は環境問題に関するデータ、大問3は食糧問題に関するデータ、をそれぞれ題材とし、教科や科目に依存しないSDGsに絡んだ内容とした。小問1は帰納推論の不備を問わせ、小問2は演繹推論の不備を問わせ、小問3は仮説推論の不備を問わせる課題であり、論理の正確性をどれだけ問えるかによって質問力を評価する。このテスト問題を、前年度末に、探究学習を重視している4つの高校の1、2年生約200名に対して試行した。うち180名から有効な解答が得られた。
今年度はこの解答データを分析し、各高校にフィードバックするとともに、テスト問題の改善策について検討を行った。テスト問題については、解答データに基づき、信頼性、妥当性、実用性の観点から分析した。信頼性に関しては各設問と合計点との間の信頼性は見られたものの、測定誤差が大きいことがわかった。妥当性に関しては質問力以外の影響の排除が課題である。また実用性に関しては採点方法の改善が課題である。高校からの感想として、今回のテストの得点が高い生徒は必ずしも一般的な学力試験の得点が高いわけではなく、授業以外のことに好奇心が高く、探究心が旺盛であった。その意味で、本テストは探究力を測定し得る可能性がある。最も大きな課題は、設問あたりの一人当たりの質問数が3個未満と少ないことである。高校から、質問の仕方がわからないという感想が多数寄せられた。今後は質問の仕方を育成することも踏まえた質問力テスト課題を開発する。
日本学術振興会, 挑戦的研究(開拓), 北海道大学, 20K20420 - CATにおける開発・運用コストの削減と汎用性向上に関する研究
科学研究費助成事業
2019年04月01日 - 2023年03月31日
熊谷 龍一, 柴山 直, 岩間 徳兼
本研究は,簡易型コンピュータ適応型テスト(CAT)について,1)そこから算出されるスコアに対して,テスト理論の観点からその特徴を解明すること,2) 簡易 型CATの仕組みを,紙筆テストのような項目固定提示形式のテストへと拡張すること,の2点を目的としている。
研究開始当初は,CATの開発およびそれを実際に実施して得られた受験者からのデータを分析することを想定していたが,コロナウイルスによる社会情勢の変化に伴い,2021年度以降の研究はコンピュータ・シミュレーションを中心とした比較検討を中心に進めるように方針を変更した。
2021年度の研究では,2020年度に計画したシミュレーション研究に加えて,項目難易度の段階数をどの程度にするべきかについても,シミュレーションにより検討することとした。項目難易度の段階数については,何も制限がなければ段階数が多いほど測定精度が向上することが見込めるが,特に人間(評定者)が難易度を決定する場合には,段階数が多いほど,難易度を正確に決定することができなくなる可能性が高くなると思われる。そこで,この点を考慮したシミュレーションプログラムを開発し,実際に難易度の段階数をどの程度にするのが妥当であるのかを検討した。
シミュレーションの結果から,当初の想定通り,段階数増加による測定精度の向上と,難易度決定の失敗による測定精度の低下とのトレードオフが起きることが確認された。段階数がどのくらいが適切であるかについては,段階数以外の条件を設定し,さらに2020年度に得られた得点算出方法との比較なども織り交ぜながら,さらにシミュレーションによる検討が必要であることが示された。
日本学術振興会, 基盤研究(C), 東北大学, 19K03220 - グループ内ピアアセスメントに基づく能力測定のための実用的手法の提案
科学研究費助成事業
2017年04月01日 - 2020年03月31日
岩間 徳兼
近年,高等教育において利用されるようになったパフォーマンス評価について,グループでの評価体制に基づいて,Uto and Ueno(2016)で提案された項目反応モデルによる分析における能力推定精度を検討した。不完備ブロックデザインによって,あるグループの成員が一部のグループの成員を限定して評価する状況を想定して行ったシミュレーション研究の結果,被評価者数が40や60の条件では,欠測率が0.5であっても精度よく被評価者の能力を推定できることが分かった。
日本学術振興会, 若手研究(B), 北海道大学, 17K12940 - -
競争的資金