佐藤 嘉晃 (サトウ ヨシアキ)
歯学研究院 口腔医学部門 口腔機能学分野 | 教授 |
環境健康科学研究教育センター | 教授 |
北海道大学病院 | 教授 |
Last Updated :2024/12/06
■研究者基本情報
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経歴
学歴
■研究活動情報
論文
- Synthesis and evaluation of fluorescent resins with europium-β-diketonate complex for orthodontic use
Shuichi YAMAGATA, Takaaki YAMAMOTO, Yoshiaki SATO, Tsukasa AKASAKA, Yasuhiro YOSHIDA
Dental Materials Journal, 43, 4, 531, 538, Japanese Society for Dental Materials and Devices, 2024年07月25日, [査読有り]
研究論文(学術雑誌) - オトガイ形成術を行った患者における側貌軟組織の変化について
松下 和裕, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 高道 理, 武藤 麻未, 中西 康, 義達 理恵子, 関口 珠希, 町田 友梨, 足利 雄一, 道念 正樹, 小堀 善則, 大井 一浩, 原田 沙織, 格口 渉, 大賀 則孝, 坂田 健一郎, 山口 博雄, 大廣 洋一
日本顎変形症学会雑誌, 33, 2, 139, 139, (NPO)日本顎変形症学会, 2023年05月
日本語 - Morphological Study for the Osteocytes in Podoplanin-Conditional Knockout Mice
Kyoko Osawa, Takenori Kanai, Natsumi Ushijima, Koichiro Kajiwara, Yoshihiko Sawa, Yoshiaki Sato
Journal of Hard Tissue Biology, 32, 4, 213, 222, Society for Hard Tissue Regenerative Biology, 2023年
研究論文(学術雑誌) - 温度応答性歯科矯正用解体性接着材の開発
春藤 彩花, 中西 康, 金子 知生, 黒川 考幸, 松本 愛子, 遠藤 諒俊, 赤坂 司, 吉田 靖弘, 佐藤 嘉晃
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 81回, 177, 177, (公社)日本矯正歯科学会, 2022年10月
日本語 - 北海道大学病院歯科矯正歯科における感染性心内膜炎予防の実態調査
菅原 由紀, 山本 隆昭, 岩崎 弘志, 佐藤 嘉晃
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 81回, 189, 189, (公社)日本矯正歯科学会, 2022年10月
日本語 - 成長期におけるBeckwith-Wiedemann症候群を有する患者の歯科的な特徴と治療法の検討
福島 久夢, 松本 愛子, 中西 徳子, 星 麻里絵, 山本 隆昭, 金子 知生, 高草木 祐理, 角谷 瞳, 松下 和裕, 舟山 恵美, 佐藤 嘉晃
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 81回, 208, 208, (公社)日本矯正歯科学会, 2022年10月
日本語 - 上下顎骨形成術を行った開咬患者における側貌軟組織の変化について
松下 和裕, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 高道 理, 武藤 麻未, 中西 康, 宮上 雄希, 義達 理恵子, 町田 友梨, 足利 雄一, 道念 正樹, 小堀 善則, 大井 一浩, 原田 沙織, Nguyen Thi Trang, 格口 渉, 坂田 健一郎, 山口 博雄, 大廣 洋一
日本顎変形症学会雑誌, 32, 2, 154, 154, (NPO)日本顎変形症学会, 2022年05月
日本語 - 顎変形症患者の下顎前歯根尖の位置変化について
武藤 麻未, 山本 隆昭, 中西 康, 松下 和裕, 山口 博雄, 高道 理, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃
日本顎変形症学会雑誌, 32, 2, 176, 176, (NPO)日本顎変形症学会, 2022年05月
日本語 - 上下顎骨形成術を行った開咬患者における側貌軟組織の変化について
松下 和裕, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 高道 理, 武藤 麻未, 中西 康, 宮上 雄希, 義達 理恵子, 町田 友梨, 足利 雄一, 道念 正樹, 小堀 善則, 大井 一浩, 原田 沙織, Nguyen Thi Trang, 格口 渉, 坂田 健一郎, 山口 博雄, 大廣 洋一
日本顎変形症学会雑誌, 32, 2, 154, 154, (NPO)日本顎変形症学会, 2022年05月
日本語 - 顎変形症患者の下顎前歯根尖の位置変化について
武藤 麻未, 山本 隆昭, 中西 康, 松下 和裕, 山口 博雄, 高道 理, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃
日本顎変形症学会雑誌, 32, 2, 176, 176, (NPO)日本顎変形症学会, 2022年05月
日本語 - 下顎第二小臼歯歯胚の萠出方向の検討
木山 望, 柳澤 瞳子, 山方 秀一, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 80回, 184, 184, (公社)日本矯正歯科学会, 2021年11月
日本語 - 顎変形症患者の上顎中切歯と上顎犬歯の根尖の位置変化について
武藤 麻未, 山本 隆昭, 中西 康, 松下 和裕, 山口 博雄, 高道 理, 山方 秀一, 三古谷 忠, 佐藤 嘉晃
日本顎変形症学会雑誌, 31, 2, 138, 138, (NPO)日本顎変形症学会, 2021年05月
日本語 - 開咬を伴う下顎後退症ならびに下顎前突症の咬合平面の前後的傾斜角度の変化について
松下 和裕, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 高道 理, 武藤 麻未, 中西 康, 町田 友梨, 道念 正樹, 大井 一浩, 小堀 善則, 金子 真梨, 原田 沙織, 松田 光平, 長 太一, 足利 雄一, 義達 理恵子, 井上 農夫男, 山口 博雄, 三古谷 忠, 鄭 漢忠
日本顎変形症学会雑誌, 31, 2, 98, 98, (NPO)日本顎変形症学会, 2021年05月
日本語 - Morphology and fluorescence of Y
2 O3 :Eu3+ nanophosphors and dispersibility in adhesives resins
Shuichi Yamagata, Takaaki Yamamoto, Yoshiaki Sato, Natsumi Ushijima, Tsukasa Akasaka, Yasuhiro Yoshida
Nano Biomedicine, 11, 2, 57, 64, 2020年
研究論文(学術雑誌), After orthodontic treatment has been completed, we consider fluorescent imaging to be one of the most effective solutions for secure removal of colorless residual adhesives from tooth surfaces using cutting instruments. Nanoscale Y2O3:Eu3+ particles were synthesized using the homogeneous precipitation method with two different starting concentrations of urea aqueous solutions, followed by firing at 1000°C. These particles exhibited narrow size distribution (approx. 200–300 nm) and sharp crystallinity regardless of the urea concentration. Moreover, their photoluminescence peak corresponded well with the typical 4f-4f transitions of Eu3+. The Y2O3:Eu3+ particles were almost uniformly dispersed and retained in the monomer blends and polymerized bulk bodies. Photoluminescence measurement is a valid detection method and can be useful for future studies on dispersion control. We conclude that the crystalline Y2O3:Eu3+ particles could be applicable for further development of fluorescent orthodontic adhesives. - Fluorescence mechanical properties of Y
2 O3 :Eu3+ and Nanophosphor-containing adhesive resins
Shuichi Yamagata, Takaaki Yamamoto, Yoshiaki Sato, Natsumi Ushijima, Tsukasa Akasaka, Yasuhiro Yoshida
Nano Biomedicine, 12, 1, 19, 26, 2020年
研究論文(学術雑誌), Secure removal of remnants on tooth surfaces by rotary cutting instruments after an orthodontic treatment could be guaranteed if the orthodontic adhesive used is highly visible. Fluorescent imaging is a potentially effective solution for increasing the visibility of orthodontic adhesives. In this study, Y2O3:Eu3+ nanoparticles were synthesized by a homogeneous precipitation method followed by firing at 1,000 °C. The size of most of the synthesized nanoparticles was approximately 200 nm in diameter. The photoluminescence properties of the nanoparticles were similar to that of the typical 4f-4f transition of Eu3+. Regardless of the concentration of the particle, the nanoparticles were almost uniformly dispersed and remained in their polymerized bodies without deteriorating the intrinsic flexural modulus of the dimethacrylate resin. Although the fluorescence of the 10 wt%-phosphor-containing resins was adequately recognizable to the naked eye, it was suggested that the preferred concentration of Y2O3:Eu3+ nanoparticles should be more than 10 wt% in terms of fluorescence intensity. - 顎骨内における不透過性病変の矯正歯科治療に与える影響
上村 光太郎, 金 壮律, 菅原 由紀, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃
北海道矯正歯科学会雑誌, 47, 1, 60, 61, 北海道矯正歯科学会, 2019年12月
日本語 - セメント質骨性異形成症が歯の移動に及ぼす影響
上村 光太郎, 金井 壮律, 菅原 由紀, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 78回, 242, 242, (公社)日本矯正歯科学会, 2019年11月
日本語 - 北海道大学病院における顎変形症患者に施行したSARPE後の結果に関する考察
吉沢 早織, 山本 隆昭, 中西 康, 武藤 麻未, 山口 博雄, 松下 和裕, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 78回, 222, 222, (公社)日本矯正歯科学会, 2019年11月
日本語 - 転院症例での治療の実態について
松下 和裕, 原田 沙織, 山口 博雄, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 高道 理, 道念 正樹, 三古谷 忠, 鄭 漢忠
日本顎変形症学会雑誌, 29, 2, 151, 151, (NPO)日本顎変形症学会, 2019年05月
日本語 - マイクロ・サブミクロパターン構造を付与したCOP film上における細胞挙動
本間 淳, 赤坂 司, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 吉田 靖弘
北海道歯学雑誌, 39, 2, 167, 167, 北海道歯学会, 2019年03月
日本語 - マイクロ・ナノ構造が歯周組織関連細胞の挙動にもたらす影響
高田 亮, 赤坂 司, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 吉田 靖弘
北海道歯学雑誌, 39, 2, 167, 167, 北海道歯学会, 2019年03月
日本語 - 重度歯周炎と精神遅滞を伴う成人上顎前突症例
菅原 由紀, 宮治 裕史, 佐藤 嘉晃
北海道歯学雑誌, 39, 2, 137, 145, 北海道歯学会, 2019年03月, [査読有り]
日本語, 精神遅滞と重度歯周炎を有する上顎前突症患者に、矯正歯科治療を含めた包括歯科治療を行うことで、安定した咬合を得ることができたので報告する。患者は33歳10ヵ月の女性。重度歯周炎による強い歯の動揺を主訴として来院した。上顎前歯の著しい唇側傾斜と空隙歯列、過蓋咬合を呈し、強い咬唇癖が認められた。歯周基本治療後、矯正歯科治療を開始した。歯周炎による歯槽骨の低下に配慮し、矯正力は弱く、歯科矯正用アンカースクリューを用いて上下顎前歯の唇側傾斜の改善並びに空隙の閉鎖を行った結果、前歯部の舌側傾斜による挺出と大臼歯の近心移動を防ぐことができた。動的治療期間は2年6ヵ月であった。保定は補綴物を連結した永久保定とし、保定8年が経過した現在も咬合は安定している。(著者抄録) - Fabrication of light-curing type fluorescent orthodontic bonding materials using europium-β-diketonate complex
Yamagata S, Yamamoto T, Sato Y, Abe S, Akasaka T, Yoshida Y
Nano Biomedicine, 10, 2, 53, 60, 2018年12月, [査読有り]
英語, 研究論文(学術雑誌), We successfully prepared light-curing type fluorescent resins as orthodontic adhesives doped with tris(1,3-diphenyl-1,3-propanedionato)(1,10-phenanthroline)Eu(III) [Eu(DBM)3Phen] by a photoinduced radical polymerization method. The transparent and almost colorless appearance of the composites under natural light is favorable for an esthetic dental product. The strong luminescence under near-UV light, especially when the content of Eu(DBM)3 Phen is above 0.1 wt%, is promising for safe and complete removal of this adhesive after completing orthodontic treatments. We have also found that concentration quenching may occur around a concentration of 0.2-0.4 wt%. Based on the results obtained, in situ monomer polymerization can be applicable to Eu(DBM)3Phen-containing adhesives. Although we are still investigating this proposed system, we conclude that the Eu(DBM)3Phen-containing adhesives is a promising candidate for application to fluorescent orthodontic adhesives. - 上顎前方牽引が上顎第二乳臼歯の近遠心的位置に与える影響 片側性唇顎口蓋裂患者について
正満 健斗, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 77回, 309, 309, (公社)日本矯正歯科学会, 2018年10月
日本語 - 歯根が上顎洞底に接する移動困難歯に対して上顎洞底挙上術を施行した1症例
高草木 祐理, 小堀 善則, 原田 沙織, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 77回, 341, 341, (公社)日本矯正歯科学会, 2018年10月
日本語 - マイクロ・ナノ構造が細胞接着にもたらす影響
高田 亮, 赤坂 司, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 吉田 靖弘
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 77回, 256, 256, (公社)日本矯正歯科学会, 2018年10月
日本語 - ユウロピウム錯体を用いた矯正歯科用蛍光ボンディング材の試作
松本 愛子, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 阿部 薫明, 赤坂 司, 吉田 靖弘
日本歯科理工学会誌, 37, Special Issue72, 107, 107, (一社)日本歯科理工学会, 2018年09月
日本語 - 北海道大学病院歯科診療センターにおける下顎枝矢状分割術による下顎後方移動症例の術後安定性
原田 沙織, 三古谷 忠, 松下 和裕, 山口 博雄, 小堀 善則, 大井 一浩, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 弓削 文彦, 高道 理, 井上 農夫男, 飯田 順一郎, 鄭 漢忠
日本顎変形症学会雑誌, 28, 2, 118, 118, (NPO)日本顎変形症学会, 2018年05月
日本語 - 片側性唇顎口蓋裂患者における永久歯先天性欠如、矮小歯、過剰歯に関する実態調査
田幡 千尋, 武藤 麻未, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本口蓋裂学会雑誌, 43, 2, 177, 177, (一社)日本口蓋裂学会, 2018年04月
日本語 - 糖尿病モデル動物における間歇的圧刺激による微小血管の形態変化
西川 瑛亮, 佐藤 嘉晃, 正満 健斗, 工藤 悠介, 山本 隆昭, 飯田 順一郎
北海道歯学雑誌, 38, 2, 140, 151, 北海道歯学会, 2018年03月
日本語, 近年、歯科矯正治療を希望する成人、高齢者が増加しており糖尿病や糖尿病予備軍の患者が矯正治療の対象となる機会が増えている。しかし、高血糖下において矯正力による機械的刺激に対する微小血管の変化について不明な点が多い。高血糖下では血管の脆弱化が生じることから、我々はより短い荷重期間での間歇力に着目した。また、これまで正常血糖下において機械的刺激により毛細血管が毛細血管後細静脈の太さまで拡張すると新たに単球系細胞が血管外へ遊走する場となることは明らかにされている。そこで本研究では、ストレプトゾトシン(以下STZ)誘発糖尿病ハムスターを用いて、高血糖下における間歇力に対する微小血管の変化および血管構造を維持しつつ血管拡張が生じる時間条件を検討した。実験動物としてSTZ非投与ハムスター4匹(非糖尿病群)とSTZ誘発糖尿病ハムスター16匹(糖尿群)を用いた。糖尿病群は荷重を加えないcontrol群と3種類の条件で荷重を加える群の計4群(各群4匹ずつ)に分けた。間歇力として、20秒間のうち1秒間の荷重期間と19秒間の非荷重期間を繰り返す条件をT20群とし、同様の荷重期間でT40、T60群を設定した。それぞれ背側皮膚に独自に考案した任意の時間間隔で圧刺激(100g/cm2)を付与できる荷重付与装置付きのdorsal skinfold chamberを装着し、荷重付与群の3群に間歇的荷重を与えた。各群の微小血管の変化を6日間、実体顕微鏡および蛍光顕微鏡で観察し、各群間における相違を比較し、以下の結果を得た。1.control群に比べT20群とT40群において有意に毛細血管径が増大していた。2.T20群が他群に比べ有意に出血傾向が強く、血流が停止している部分を認めた。3.T20群の毛細血管消失率が他群に比べ有意に高かった。これらより、糖尿病ハムスターにおいては、1秒間の荷重付与と39秒間の非荷重付与を繰り返す間歇的矯正力を用いることで歯周組織の血管構造を維持しつつ、毛細血管を毛細血管後細静脈の太さまで拡張させることが示唆された。(著者抄録) - Y
2 O3 :Eu3+ phosphors by homogeneous precipitation and subsequent calcination at varied temperatures for orthodontic adhesives
Shuichi Yamagata, Takaaki Yamamoto, Yoshiaki Sato, Natsumi Ushijima, Shigeaki Abe, Tsukasa Akasaka, Yasuhiro Yoshida, Junichiro Iida
Nano Biomedicine, 9, 1, 15, 22, 2018年
研究論文(学術雑誌), Subsequent to the orthodontic treatment, removal of residual colorless adhesives from tooth surfaces by cutting instruments with the lowest possible iatrogenic damage has been a long-standing challenge. Fluorescent imaging can be one of the most effective solutions. Y2O3:Eu3+ particles were synthesized by a homogeneous precipitation method and the subsequent calcination was performed at various temperatures. The particles had a narrow size distribution (200-300 nm) and showed sharp crystallinity independent of the calcination temperatures above 800 °C. In this study, 1,000 °C is confirmed to be the optimum calcination temperature. Although the reason for the decline in emission intensity of the 1,100 °C-calcined particles is still unclear, loss of spherical shape associated with excessive crystal grain growth and simultaneous sintering to each other by firing is a possible explanation. The emission from the phosphor-containing resins, intended for use in orthodontic adhesives, is appreciable although the emission intensity of the resins was weak even if their content was 20 wt.%. The decrease in emission intensity may be attributed to the scattering by the particles or cross relaxation processes. We conclude that the crystalline Y2O3:Eu3+ particles calcined at 1,000 °C could be applicable for further development of photoluminescent orthodontic adhesives. - 上顎前突再考 骨格性上顎前突の外科的矯正治療
飯田 順一郎, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭
北海道矯正歯科学会雑誌, 45, 1, 33, 35, 北海道矯正歯科学会, 2017年12月
日本語 - ユウロピウム錯体の蛍光特性を応用した矯正歯科用ボンディング材の光学・色彩学的評価
松本 愛子, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 76回, 207, 207, (公社)日本矯正歯科学会, 2017年10月
日本語 - 北海道大学病院における矯正患者の永久歯先天性欠如に関する統計調査
中村 貴子, 田幡 千尋, 彦根 敦, 武藤 麻未, 正満 健斗, 木山 望, 宮上 雄希, 吉沢 早織, 上村 光太郎, 土屋 聡, 金子 知生, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 76回, 218, 218, (公社)日本矯正歯科学会, 2017年10月
日本語 - 北海道大学病院における6歯以上の先天性欠如を有する患者の治療目標に関する一考察
佐藤 嘉晃, 武藤 麻未, 田幡 千尋, 中村 貴子, 彦根 敦, 正満 健斗, 木山 望, 宮上 雄希, 斉藤 文夫, 菅原 由紀, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 76回, 219, 219, (公社)日本矯正歯科学会, 2017年10月
日本語 - 北海道大学病院における6歯以上の先天性欠如を有する非症候性部分性無歯症患者に関する統計調査
彦根 敦, 武藤 麻未, 中村 貴子, 田幡 千尋, 木山 望, 宮上 雄希, 吉沢 早織, 上村 光太郎, 土屋 聡, 金 壮律, 岩崎 弘志, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 76回, 219, 219, (公社)日本矯正歯科学会, 2017年10月
日本語 - Evaluation of the effectiveness of intermittent mechanical pressure with short loading duration: new type of intermittent force for orthodontic treatment
Kento Shoman, Yoshiaki Sato, Eisuke Nishikawa, Yuusuke Kudo, Takaaki Yamamoto, Junichiro Iida
EUROPEAN JOURNAL OF ORTHODONTICS, 39, 3, 264, 269, OXFORD UNIV PRESS, 2017年06月, [査読有り]
英語, 研究論文(学術雑誌), Background: Since it is difficult to precisely control the magnitude of force in orthodontic practice, controlling the duration of force is expected to prevent tissue damage. The use of an actuator as an appliance for intermittent force application is a possible solution for controlling the duration. However, effectiveness of an actuator for controlling the duration is still not clear.
Aim: To determine whether a short loading duration of intermittent force has the potential to maintain a sound condition of the capillaries and induce dilation of capillaries, which is a requisite phenomenon for orthodontic tooth movement.
Materials and methods: Six-week-old male hamsters with a dorsal skinfold chamber attached to an intermittent loading device were used. In three experimental groups, application of intermittent pressure that involved repetition of loading and unloading was performed. The durations of loading/unloading were 1 second/9 seconds (group T10), 1 second/19 seconds (group T20), and 1 second/29 seconds (group T30). Vessels were examined using a fluorescence microscope and a stereomicroscope for 5 days.
Results: Widths of capillaries in groups T10 and T20 increased significantly (P < 0.01). In contrast, widths of capillaries in group T30 showed no significant difference from those in the control group. Only group T10 showed bleeding, obvious destruction of vessels, and a significant increase in the rate of disappearance of vessels.
Conclusion: In the epidermis, although conditions are limited, a short loading duration of intermittent force maintains a sound condition of the capillaries at the tissue level and induces dilation of capillaries. - 小児歯科学臨床基礎実習に試行導入したルーブリックと振り返りに対する有効性の検討
高崎千尋, 佐藤嘉晃, 岩寺信喜, 種市梨紗, 八若保孝
小児歯科学雑誌, 55, 3, 364, 374, 2017年06月, [査読有り]
日本語, 研究論文(学術雑誌) - 術前における下顎遠位骨片の矢状面回転量予測の実態 下顎骨形成術に対しての上下顎骨形成術の特徴
松下 和裕, 高道 理, 原田 沙織, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 道念 正樹, 山口 博雄, 小堀 善則, 金子 真梨, 長峯 杏介, 大井 一浩, 松田 光平, 長 太一, 弓削 文彦, 三古谷 忠, 飯田 順一郎, 鄭 漢忠
日本顎変形症学会雑誌, 27, 2, 102, 102, (NPO)日本顎変形症学会, 2017年05月
日本語 - 北海道大学病院矯正歯科来院患者の埋伏歯に関する臨床統計
生野 啓一郎, 吉沢 早織, 中西 康, 木山 望, 正満 健斗, 宮上 雄希, 武藤 麻未, 菅原 由紀, 金 壮律, 山方 秀一, 金子 知生, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 44, 1, 118, 118, 北海道矯正歯科学会, 2016年12月
日本語 - 北海道大学病院矯正歯科来院患者における上顎埋伏犬歯の治療結果に関する考察
吉沢 早織, 生野 啓一郎, 中西 康, 木山 望, 正満 健斗, 宮上 雄希, 武藤 麻未, 斉藤 文男, 岩崎 弘志, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 44, 1, 118, 119, 北海道矯正歯科学会, 2016年12月
日本語 - Evaluation of a Gliding Arc Discharge Non-thermal Atmospheric Pressure Plasma Device for Orthodontic Bonding
Shuichi YAMAGATA, Takaaki YAMAMOTO, Yoshiaki SATO, Shigeaki ABE, Tsukasa AKASAKA, Yasuhiro YOSHIDA, Junichiro IIDA
Nano Biomedicine, 8, 1, 57, 63, 2016年10月, [査読有り]
英語, 研究論文(学術雑誌), The purpose of this study was to investigate the effect of gliding arc discharge non-thermal atmospheric pressure plasma with N2 carrier gas on surface chemical modification for adhesion improvement. The shear bond strength between the orthodontic adhesive resin and plasma-treated stainless steel surface improved slightly, although the surface free energy of the stainless steel samples increased from 73.6 mJm-2 to 112.9 mJm-2 mainly due to an increase of the dipole component (γSp) and partially due to an increase of the hydrogen bond component (γSh). This is partly because the metastability of the stainless steel surface was stabilized by immediate hydration or adsorption of water on the highly hydroxylated stainless steel surfaces. However, surface cleaning and hydroxylating efficacy of the handheld device was determined to be superior to those of other surface cleaning procedures, particularly in terms of intraoral applications. The technique may be potentially employed in establishing M-S coordinate bonds in dental precious metals and related alloys. - Evaluation of Fluorescent Orthodontic Adhesives Containing Y2O3:Eu3+ Particles
Shuichi YAMAGATA, Yoshiaki SATO, Takaaki YAMAMOTO, Shigeaki ABE, Tsukasa AKASAKA, Yasuhiro YOSHIDA, Junichiro IIDA
Nano Biomedicine, 8, 1, 35, 40, 2016年10月, [査読有り]
英語, 研究論文(学術雑誌), Orthodontic adhesives are usually colorless and transparent for aesthetic purposes. However, making such adhesives fluorescent is one of the most effective solutions to make them visible to ensure safe and complete removal after orthodontic treatments. Trivalent europium ions were doped into yttrium oxides by a homogeneous precipitation method. The particles were synthesized via a homogeneous precipitation method and had a narrow size distribution (200-300 nm) and showed sharp crystallinity independent of the starting concentration of Eu3+. The strongest emission and absorption peaks were identified at 611 nm and 396 nm, respectively. In this study, 8 mol% was confirmed to be the optimum doping concentration. The emission intensity of phosphor containing PMMA adhesives was appreciably weak even when the concentration of phosphors was 10 wt%. It may be attributed to the clustering of the particles or a multiphonon relaxation process owing to organic groups in the polymer. We conclude that the crystalline Y2O3:Eu3+ particles could be applicable for the development of fluorescent orthodontic adhesives. - 骨格形態による関節円板ならびに円板後部結合組織の差異について
松下 和裕, 井上 農夫男, 箕輪 和行, 山口 博雄, 大井 一浩, 小堀 善則, 金子 真梨, 原田 沙織, 道念 正樹, 飯田 順一郎, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 高道 理, 弓削 文彦, 三古谷 忠, 鄭 漢忠
日本顎変形症学会雑誌, 26, 2, 124, 124, (NPO)日本顎変形症学会, 2016年05月
日本語 - 北海道大学病院を受診した成長期のRussel-Silver症候群患者の特徴
山崎 与志紀, 佐藤 嘉晃, 熱田 結香, 大塚 麻衣, 福島 久夢, 山方 秀一, 金子 知生, 山本 隆昭, 三古谷 忠, 小山 明彦, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 43, 1, 23, 23, 北海道矯正歯科学会, 2015年12月
日本語 - 間歇的圧刺激による微小血管の形態変化に対する糖尿病の影響
西川 瑛亮, 正満 健斗, 工藤 悠介, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 74回, 188, 188, (公社)日本矯正歯科学会, 2015年11月
日本語 - 間歇的圧刺激による微小血管の形態変化
正満 健斗, 西川 瑛亮, 工藤 悠介, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 74回, 188, 188, (公社)日本矯正歯科学会, 2015年11月
日本語 - 連携医療機関の役割 大学病院歯科との連携が何をもたらすのか? 北海道大学病院歯科診療センターについて 地域歯科医療への貢献をめざして
飯田 順一郎, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃
北海道矯正歯科学会雑誌, 42, 1, 30, 33, 北海道矯正歯科学会, 2014年12月
日本語 - 連携医療機関の役割 大学病院歯科との連携が何をもたらすのか? 北海道大学病院歯科診療センターについて 顎変形症カンファレンスについて
山本 隆昭, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 山口 博雄, 松下 和裕, 三古谷 忠, 高道 理
北海道矯正歯科学会雑誌, 42, 1, 34, 36, 北海道矯正歯科学会, 2014年12月
日本語 - 連携医療機関の役割 大学病院歯科との連携が何をもたらすのか? 北海道大学病院における先天異常を有する患者の矯正治療 片側性唇顎口蓋裂患者へのチームアプローチを中心として
佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 飯田 順一郎, 小山 明彦, 三古谷 忠
北海道矯正歯科学会雑誌, 42, 1, 37, 42, 北海道矯正歯科学会, 2014年12月
日本語 - 対金属ダイレクトボンディングへの大気圧プラズマの応用
山方 秀一, 宮西 華子, 木山 望, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 42, 1, 43, 44, 北海道矯正歯科学会, 2014年12月
日本語 - 上下顎骨形成術後の歯軸変化について
松下 和裕, 井上 農夫男, 三古谷 忠, 山口 博雄, 道念 正樹, 小堀 善則, 大井 一浩, 金子 真梨, 原田 沙織, 飯田 順一郎, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 芝田 健二郎, 大畑 昇, 高道 理, 弓削 文彦, 加藤 剛士, 上北 広樹, 鄭 漢忠
日本顎変形症学会雑誌, 24, 2, 126, 126, (NPO)日本顎変形症学会, 2014年05月
日本語 - 北海道大学病院歯科診療センターにおける最近15年間の顎変形症患者に関する検討(第2報)
芝田 健二郎, 山本 隆昭, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 小堀 善則, 金子 真梨, 松下 和裕, 山口 博雄, 上北 広樹, 弓削 文彦, 高道 理, 鄭 漢忠, 三古谷 忠, 飯田 順一郎
日本顎変形症学会雑誌, 24, 2, 134, 134, (NPO)日本顎変形症学会, 2014年05月
日本語 - 外科的矯正治療で咬合を改善した右側唇顎口蓋裂の症例
道念 正樹, 松沢 祐介, 松下 和裕, 山口 博雄, 三古谷 忠, 塚本 祐理, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 飯田 順一郎, 井上 農夫男
日本口蓋裂学会雑誌, 39, 2, 167, 167, (一社)日本口蓋裂学会, 2014年04月
日本語 - 両側性唇顎口蓋裂者の矯正歯科治療後における顎顔面形態の特徴
岩崎 弘志, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 飯田 俊二, 飯田 順一郎
日本口蓋裂学会雑誌, 39, 2, 200, 200, (一社)日本口蓋裂学会, 2014年04月
日本語 - 二段階口蓋形成術を施行した片側完全唇顎口蓋裂児における咬合関係の評価
澁川 統代子, 三古谷 忠, 片嶋 弘貴, 天願 俊泉, 須佐美 隆史, 佐藤 嘉晃, 松沢 祐介, 伊藤 裕美, 曾我部 いづみ, 山本 栄治, 鄭 漢忠, 戸塚 靖則
日本口腔科学会雑誌, 63, 1, 157, 157, (NPO)日本口腔科学会, 2014年01月
日本語 - Postnatal treatment factors affecting craniofacial morphology of unilateral cleft lip and palate (UCLP) patients in a Japanese population
M. K. Alam, J. Iida, Y. Sato, Takashi S. Kajii
BRITISH JOURNAL OF ORAL & MAXILLOFACIAL SURGERY, 51, 8, E205, E210, CHURCHILL LIVINGSTONE, 2013年12月, [査読有り]
英語, 研究論文(学術雑誌), We have evaluated the craniofacial morphology of Japanese patients with unilateral cleft lip and palate (UCLP) and assessed the various postnatal factors that affect it. Lateral cephalograms of 140 subjects (mean (SD) aged 7 (2) years) with UCLP were taken before orthodontic treatment. Surgeons from Hokkaido University Hospital had done the primary operations. The craniofacial morphology was assessed by angular and linear cephalometric measurements. Cheiloplasty, palatoplasty, and preoperative orthopaedic treatment were chosen as postnatal factors. To compare the assessments of the postnatal factors, we made angular and linear cephalometric measurements for each subject and converted them into Z scores in relation to the mean (SD) of the two variables. Subjects treated by the modified Millard cheiloplasty had larger sella-nasion-point A (SNA) and nasion-point A-pogonion (NA-POG) measurements than subjects treated by the modified Millard with a vomer flap cheiloplasty. Two-stage palatoplasty showed consistently better craniofacial morphology than the other palatoplasty. Subjects who had preoperative orthopaedic treatment with a Hotz plate had significantly larger upper incisor/sella-nasion (U1-SN) measurements than who had no preoperative orthopaedic treatment or an active plate. We conclude that in subjects treated by a modified Millard type of cheiloplasty, a two-stage palatoplasty, and a Hotz plate there were fewer adverse effects on craniofacial morphology. (C) 2012 The British Association of Oral and Maxillofacial Surgeons. Published by Elsevier Ltd. All rights reserved. - 矯正治療中に痛みを助長しない食事は何か? サンドイッチからのアプローチ
日下部 豊寿, 佐藤 嘉晃, 武藤 麻未, 富樫 里紗, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 72回, 265, 265, (公社)日本矯正歯科学会, 2013年10月
日本語 - Congenital and Postnatal Factors Inducing Malocclusions in Japanese Unilateral Cleft Lip and Palate Patients -Determination Using Logistic Regression Analysis.
Kajii TS, Alam MK, Mikoya T, Oyama A, Koshikawa-Matsuno M, Sugawara-Kato Y, Sato Y, Iida J
The Cleft palate-craniofacial journal : official publication of the American Cleft Palate-Craniofacial Association, 50, 4, 466, 472, ALLIANCE COMMUNICATIONS GROUP DIVISION ALLEN PRESS, 2013年07月, [査読有り]
英語, 研究論文(学術雑誌), Objective: To assess the congenital and postnatal factors that affect degree of malocclusion in patients with unilateral cleft lip and palate using multivariate statistical analysis.Design: Retrospective study.Patients: All information on 135 subjects with unilateral cleft lip and palate was obtained from an oral examination and radiograph at the initial examination at an orthodontic clinic and from surgical records. Plaster models were taken before orthodontic treatment. The ages of the subjects ranged from 5 to 8 years with a mean age of 6.9 years. All primary surgeries for the patients were performed at a university hospital.Main Outcome Measures: The GOSLON Yardstick was used to assess the dental arch relationships (degree of malocclusion) in patients. Family history of Class III, degree of cleft, and congenitally missing upper lateral incisor on the cleft side were chosen as congenital factors inducing malocclusion. Presurgical orthopedic treatment, cheiloplasty, and palatoplasty were chosen as postnatal factors. Associations between various factors and dental arch relationships were assessed using logistic regression analysis.Results: According to adjusted odds ratios, family history of Class III is associated with a significantly worse dental arch relationship. Palatoplasty using push-back alone correlated to a dental arch relationship that was significantly worse than palatoplasty using push-back with a buccal flap.Conclusions: Multivariate analysis shows evidence that a positive family history of Class III and palatoplasty using push-back alone are associated with worse malocclusion of unilateral cleft lip and palate patients. - 上顎洞底に接する移動困難歯に対して上顎洞底挙上術を実施した顎変形症の1例
原田 沙織, 小堀 善則, 金子 真梨, 大井 一浩, 松下 和裕, 上北 広樹, 弓削 文彦, 塚本 祐理, 梶井 貴史, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 山口 博雄, 飯田 順一郎, 大畑 昇, 鄭 漢忠, 井上 農夫男
日本顎変形症学会雑誌, 23, 2, 97, 97, (NPO)日本顎変形症学会, 2013年05月
日本語 - 北海道大学病院歯科診療センターにおける最近15年間の顎変形症患者に対する検討
芝田 健二郎, 山本 隆昭, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本顎変形症学会雑誌, 23, 2, 103, 103, (NPO)日本顎変形症学会, 2013年05月
日本語 - 上下顎骨形成術後の矢状面における下顎近位骨片の回転について
松下 和裕, 井上 農夫男, 山口 博雄, 小堀 善則, 大井 一浩, 金子 真梨, 原田 沙織, 道念 正樹, 飯田 順一郎, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 大畑 昇, 高道 理, 弓削 文彦, 加藤 剛士, 上北 広樹, 三古谷 忠, 鄭 漢忠
日本顎変形症学会雑誌, 23, 2, 116, 116, (NPO)日本顎変形症学会, 2013年05月
日本語 - 上顎が無歯顎の骨格性反対咬合患者に顎矯正手術を施行した1例
道念 正樹, 村上 有二, 尾田 充孝, 小堀 善則, 松下 和裕, 山口 博雄, 三古谷 忠, 高道 理, 柴田 健二郎, 斉藤 文男, 塚本 祐理, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 井上 農夫男
日本顎変形症学会雑誌, 23, 4, 216, 223, THE JAPANESE SOCIETY FOR JAW DEFORMITIES, 2013年
英語, With the growth of the aged population, untreated elderly patients who have malocclusion with prognathism will increase. When a patient with prognathism becomes edentulous, we often experience, during treatment, complete dentures not being stable and the patient is not satisfied with the form of the dentures because the relative position of the maxilla and mandible is skeletal Class III. We report a case of mandibular prognathism with edentulous maxilla by orthognathic treatment. The patient is a 58-year-old woman. Her complaint is that because the full maxillary denture is not stable, she cannot bite right and where the mandibular protrusion is. The diagnosis is a mandibular protrusion with edentulous maxilla and partially edentulous mandible (7-4). We made a full maxillary denture and sagittal split ramus osteotomy (SSRO) was performed. After orthognathic surgery, the position of the maxilla and mandible were improved. Thereafter, we made a definitive prosthesis. As the dentures were stable and the mandibular protrusion had improved, the patient was satisfied. - 1. 骨接合材を固定源として用いた症例の臨床統計(一般口演,第54回北海道矯正歯科学会大会)
日下部 豊寿, 佐藤 嘉晃, 斉藤 文男, 山方 秀一, 金子 知生, 山本 隆昭, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 41, 1, 36, 36, 北海道矯正歯科学会, 2013年
日本語 - 2. 北海道大学病院歯科診療センターにおける骨接合材の治療結果(一般口演,第54回北海道矯正歯科学会大会)
斉藤 文男, 佐藤 嘉晃, 日下部 豊寿, 山方 秀一, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 41, 1, 36, 37, 北海道矯正歯科学会, 2013年
日本語 - 3. 骨接合材を用いた歯列の遠心移動は有効か?(一般口演,第54回北海道矯正歯科学会大会)
佐藤 嘉晃, 日下部 豊寿, 斉藤 文男, 山方 秀一, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 41, 1, 37, 37, 北海道矯正歯科学会, 2013年
日本語 - 義歯に定着したカンジダに対する3室ダブルイン型電解機能水(高還元水、高酸化水)の除菌効果
坂田健一郎, 山崎 裕, 大内 学, 亀崎良助, 佐藤嘉晃, 後藤まりえ, 久本芽璃, 飯田順一郎, 横山敦郎, 北川善政
北海道歯誌, 34, 11, 17, 2013年, [査読有り]
日本語, 研究論文(学術雑誌) - 蛍光ボンディング材の開発に向けた焼成温度の異なる希土類含有ZnO微粒子の検討
山方 秀一, 半場 悠介, 中西 康, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 71回, 191, 191, (公社)日本矯正歯科学会, 2012年09月
日本語 - 前歯部開咬を伴った下顎後退症の術後の安定性 術後の形態的変化
山本 隆昭, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本顎変形症学会雑誌, 22, 2, 122, 122, (NPO)日本顎変形症学会, 2012年05月
日本語 - 下顎前歯歯槽部骨延長術と上下顎骨切り術を応用した上顎前突症例
佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 山方 秀一, 高道 理, 大畑 昇, 松下 和裕, 山口 博雄, 井上 農夫男, 飯田 順一郎
日本顎変形症学会雑誌, 22, 2, 158, 158, (NPO)日本顎変形症学会, 2012年05月
日本語 - An examination of rare-earth-element-containing ZnO nanoparticles by different calcination temperatures for fluorescent adhesives
Yamagata S, Sato Y, Yamamoto T, Hamba Y, Nakanishi K, Iida J
The Journal of Hokkaido Orthodontic Society, 40, 1, 1, 8, 北海道矯正歯科学会, 2012年, [査読有り]
英語, 研究論文(学術雑誌), Making orthodontic adhesives visible is valuable for safe and complete removal of these adhesives after completion of orthodontic treatments using a multibracket appliance. In order to make orthodontic adhesives visible by irradiation with purple or near ultraviolet light, trivalent europium ions, which emit clear red fluorescence, were doped into the lattices of zinc oxides by a homogeneous precipitation method and subsequent calcination at 400℃ or 850℃. The primary crystals of the synthesized products, overall, were on the nanoscale. The fluorescence intensity of the ZnO:Eu^<3+> nanoparticle-containing polymer adhesives was somewhat weak. The spectra, independent of the calcination temperatures, exhibited characteristic peaks corresponding to the intrinsic 4f-4f transitions of Eu^<3+>. However, it is evident from the X-ray diffraction (XRD) patterns that the 850℃-calcination tended to crystallize more EU_2O_3, along with increased incorporation of Eu^<3+> ions into ZnO lattices, in comparison to the case with the 400℃-calcination. In addition, although the yielding load of the adhesives containing nanoparticles calcined at 850℃ decreased significantly, the decrease in the actual measured values was quite limited in both the cases. From a comprehensive standpoint, although the ZnO:Eu^<3+> nanoparticles calcined at 850℃ exhibited acceptable fluorescence intensity, the calcination at 400℃ is preferred for application to orthodontic adhesives. - 1. 笑顔の認識について(一般口演,第53回北海道矯正歯科学会大会抄録)
佐藤 嘉晃, 日下部 豊寿, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 40, 1, 26, 26, 北海道矯正歯科学会, 2012年
日本語 - 6. ユウロピウム含有ZnO微粒子による歯科矯正用ボンディング材への蛍光特性の付与(一般口演,第53回北海道矯正歯科学会大会抄録)
山方 秀一, 半場 悠介, 中西 康, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 40, 1, 28, 29, 北海道矯正歯科学会, 2012年
日本語 - 技工室の作業環境を向上させるクリーンルームシステムの提案〜歯科技工士の塵肺症罹患の潜在的リスクの解消のために
中谷 公一, 大澤 孝, 佐藤 嘉晃, 石橋 晃, 大畑 昇
歯科技工, 40, 8, 956, 960, 2012年, [査読有り] - 矯正歯科基本研修におけるルーブリックと振り返りの導入試行
佐藤 嘉晃, 金子 知生, 山本 隆昭, 日下部 豊寿, 金井 壮律, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 70回, 272, 272, (公社)日本矯正歯科学会, 2011年10月
日本語 - スライディングメカニクスに対する八角形ワイヤー(Octagonal Wire)の有効性
山方 秀一, 半場 悠介, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 70回, 288, 288, (公社)日本矯正歯科学会, 2011年10月
日本語 - 顔面非対称症例に対する上下顎移動術施行後の変化について 顔貌の変化
和田 悟史, 山本 隆昭, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本顎変形症学会雑誌, 21, 2, 98, 98, (NPO)日本顎変形症学会, 2011年05月, [査読有り]
日本語 - 3. 高出力半導体レーザーの創傷治癒に対する効果(一般口演,第52回北海道矯正歯科学会大会抄録)
石井 教生, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 39, 1, 22, 22, 北海道矯正歯科学会, 2011年
日本語 - 10. 下顎の左方偏位を伴う反対咬合症例(症例発表,第52回北海道矯正歯科学会大会抄録)
佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 39, 1, 42, 43, 北海道矯正歯科学会, 2011年
日本語 - PMMA/MMTナノコンポジットの機械的特性におよぼすMMT含有率の効果
山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 亘理 文夫, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 69回, 212, 212, (公社)日本矯正歯科学会, 2010年09月
日本語 - 外科的に上顎歯槽基底部を拡大した症例の咬合安定性
佐藤 嘉晃, 山方 秀一, 山本 隆昭, 高道 理, 大畑 昇, 松下 和裕, 山口 博雄, 井上 農夫男, 飯田 順一郎
日本顎変形症学会雑誌, 20, 2, 175, 175, (NPO)日本顎変形症学会, 2010年05月
日本語 - 3.歯科矯正治療患者の側貌形態 : 北海道大学病院歯科診療センターにおける治療結果(一般口演,第51回北海道矯正歯科学会大会抄録)
小原 三郎, 角野 晃大, 佐藤 嘉晃, 日下部 豊寿, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 38, 1, 41, 41, 北海道矯正歯科学会, 2010年
日本語 - 軟組織プロファイルから硬組織の上下顎前後的位置関係を予測する
佐藤 嘉晃, 角野 晃大, 小原 三郎, 日下部 豊寿, レオナルド遠藤 幸真理, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 38, 1, 10, 16, 北海道矯正歯科学会, 2010年
日本語, セファログラムを撮影できない一般集団や芸術作品について、軟組織側貌から硬組織を推測するために、セファログラムを有する不正咬合患者から軟組織と硬組織との関連性を上下顎の前後的位置関係について検討し、回帰方程式の算出を試みた。資料には北海道大学病院矯正専門外来を2002年から2008年の間に受診した女性80名(矯正群)の術前の側面セファログラムを用いた。硬組織上ではANB角を、軟組織上ではNs(Soft tissue nasion)、Sn点(Subnasale)、Pogs点(Soft tissue pogonion)を設定し、Sn-Ns-Pogs角を計測した。次に両角度の関連性を検討し、回帰方程式を求めた。さらに、われわれが所有する一般集団の女性20名の側面顔面写真からSn-Ns-Pogs角を計測し、ANB角を予測した。結果は以下の通りであった。矯正群においては、Sn-Ns-Pogs角は平均値が7,8°、ANB角は平均値が3.6°であった。Sn-Ns-Pogs角とANB角とにおける相関係数はr=0.84となり、1%レベルで有意な相関が認められた。Sn-Ns-Pogs角(x)からANB角(y)を予測する回帰方程式y=0.73x-2.00、決定係数r^2=0.70が得られた。この回帰方程式を用いて、一般集団のSn-Ns-Pogs角(平均値は9.6°)からANB角を予測すると、平均値は5.0°であった。 - 4.版画に見る日本人の側貌形態 : 矯正治療後の患者との比較(一般口演,第51回北海道矯正歯科学会大会抄録)
佐藤 嘉晃, 角野 晃大, 小原 三郎, 日下部 豊寿, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 38, 1, 41, 42, 北海道矯正歯科学会, 2010年
日本語 - 7.叢生を伴う成人反対咬合の症例(症例発表,第51回北海道矯正歯科学会大会抄録)
和田 悟史, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 38, 1, 58, 59, 北海道矯正歯科学会, 2010年
日本語 - 骨延長法を併用し下顎前歯の decompensation を図った骨格性下顎前突および開咬症例
菅原 由紀, 佐藤 嘉晃, 道念 正樹, 高道 理, 山口 博雄, 山本 隆昭, 飯田 順一郎, 村上 有二, 井上 農夫男
日本顎変形症学会雑誌 = The Japanese journal of jaw deformities, 19, 4, 205, 216, 2009年12月, [査読有り]
日本語 - 北海道大学病院における片側性唇顎口蓋裂患者の矯正治療 : 治療の標準化に向けて : 来院状況と医療費
佐藤 嘉晃, 角野 晃大, 菅原 由紀, 金 壮律, 梶井 貴史, 日下部 豊寿, 岩崎 弘志, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 37, 1, 3, 9, 北海道矯正歯科学会, 2009年12月, [査読有り]
日本語, 唇顎口蓋裂を有する患者の矯正治療を将来的に標準化する事を目的に、今回は現状の把握を行うこととし、唇顎口蓋裂を有する患者の矯正治療に関わる部分について来院状況や総医療費(医業収入)についてretrospectiveな検討を加えた。北海道大学病院咬合系歯科C診療室に受診した、初診時期が1996年4月〜2000年3月にある片側性唇顎口蓋裂を有する女児で、マルチブラケットによる動的矯正治療を2009年3月の時点で終了し、保定治療が開始されている8名を対象とした。これら対象の診療録を用いて初診から保定治療開始に至るまでの総来院回数と総医療費について検討した。得られた結果は以下の通りである。(1)治療期間中の総医療費は766,890円から1,280,850円まで幅広く分布していた。(2)治療期間中の総来院回数についても幅広く分布しており、65回から107回であった。(3)今回用いた8症例においては、来院回数が増加するほど総医療費も増大する傾向が見られた。これより、矯正治療の標準化に向けてさらなるエビデンスの構築が必要である事が示唆された。 - 分割Le Fort I型骨切り術実施症例の安定性II 2分割拡大症例について
諏訪 伸輔, 山本 隆昭, 山方 秀一, 田中 聡, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本顎変形症学会雑誌, 19, 2, 70, 70, (NPO)日本顎変形症学会, 2009年05月
日本語 - 1.Skeletal Class III切端咬合の症例(症例発表,第50回北海道矯正歯科学会大会抄録)
半田 薫, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 37, 1, 51, 51, 北海道矯正歯科学会, 2009年
日本語 - 5.矯正器具の腐蝕と防蝕に関する検討(学術展示,第50回北海道矯正歯科学会大会抄録)
諏訪 伸輔, 佐藤 嘉晃, 金子 知生, 山方 秀一, 日下部 豊寿, 宇尾 基弘, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 37, 1, 46, 47, 北海道矯正歯科学会, 2009年
日本語 - 北海道大学病院矯正歯科における口唇裂・口蓋裂患者の臨床統計的調査 1997年から2006年の10年間
角野 晃大, 梶井 貴史, 松野 美乃, Endo Leonardo Satimary, 田中 聡, 和田 悟史, 塚本 祐理, 工藤 悠介, 斉藤 文男, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本口蓋裂学会雑誌, 33, 3, 304, 314, (一社)日本口蓋裂学会, 2008年10月, [査読有り]
日本語, 北海道大学病院歯科診療センター矯正歯科専門外来を受診した口唇裂・口蓋裂患者の実態を把握する目的で、1997年1月から2006年12月までの10年間における当科初診の患者を対象として年代的、臨床統計的検討を行い、以下の結果を得た。1.口唇裂・口蓋裂患者の来院数は452名であり、矯正歯科総患者数の16.9%を占めていた。2.男性222名。女性230名で、男女比は1:1.04であった。3.初診時年齢は7歳が26.1%と最多で、6歳から8歳までの患者が64.4%と過半数を占めていた。近年初診時年齢のピークがわずかに若年化していた。4.裂型別比率は口唇口蓋裂(54.2%)。口唇顎裂(19.9%)、口蓋裂(20.3%)、口唇裂(4.9%)、その他(0.7%)であったが、近年わずかに口唇顎裂患者の来院数が増加していた。側性は口唇口蓋裂、口唇顎裂、口唇裂全て左側が多かった。口唇裂、口唇口蓋裂では男性が多く、口唇顎裂、口蓋裂では女性が多かった。5.永久歯の先天性欠如歯の保有者は56.9%であった。先天性欠如歯の歯種は上顎右側側切歯(25.4%)、上顎左側側切歯(24.9%)の順に多かった。顎裂側と同側の上顎切歯もしくは犬歯の先天性欠如を示した者は、右側口唇顎裂で83.3%、左側口唇顎裂で65.0%、右側口唇口蓋裂で79.5%、左側口唇口蓋裂で74.7%と高い一致率を示した。6.前歯部オーバージェットがプラスであるものは33.6%、マイナスが61.3%であった。7.初診時∠SNAは口唇顎裂、片側性口唇口蓋裂で経時的増加傾向を示し、初診時∠ANBは片側性口唇顎裂、片側性口唇口蓋裂で経時的に増加傾向を示した。8.動的治療に用いられた最初の矯正装置は上顎前方牽引装置、リンガルアーチ、側方拡大装置の順に多く使用された。経時的にリンガルアーチの使用割合が減少し、上顎前方牽引装置の割合が増加していた。(著者抄録) - 地理的観点から分析した北海道大学病院矯正歯科における口唇裂・口蓋裂患者の統計学的特徴
松野 美乃, 梶井 貴史, 角野 晃大, ALAM Mohammad Khursheed, 菅原 由紀, 岡本 亨, 岩崎 弘志, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本口蓋裂学会雑誌, 33, 3, 315, 321, 2008年10月, [査読有り]
日本語 - 下顎枝矢状分割術を行った回転角度の大きい開咬症例の術後安定性II 下顎骨の回転と術後の歯系の補償
廣澤 知之, 山本 隆昭, 山方 秀一, 諏訪 伸輔, 田中 聡, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本顎変形症学会雑誌, 18, 2, 144, 144, (NPO)日本顎変形症学会, 2008年05月
日本語 - 術前矯正治療期間におけるヴァリアンスについて
佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 山方 秀一, 田中 聡, 諏訪 伸輔, 山口 博雄, 松下 和裕, 高道 理, 大畑 昇, 井上 農夫男, 飯田 順一郎
日本顎変形症学会雑誌, 18, 2, 188, 188, (NPO)日本顎変形症学会, 2008年05月
日本語 - 北海道大学病院歯科診療センターにおける上顎の位置決めについて
山本 隆昭, 山方 秀一, 田中 聡, 諏訪 信輔, 佐藤 嘉晃, 高道 理, 大畑 昇, 大井 一浩, 松下 和裕, 山口 博雄, 戸塚 靖則, 井上 農夫男, 飯田 順一郎
日本顎変形症学会雑誌, 18, 2, 194, 194, (NPO)日本顎変形症学会, 2008年05月
日本語 - 4. 歯科矯正治療とデンタルインプラント(一般口演,第49回北海道矯正歯科学会大会)
佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 36, 1, 51, 52, 北海道矯正歯科学会, 2008年
日本語 - 5. 成長のコントロールにもかかわらず外科的矯正治療に移行した骨格性下顎前突症例(一般口演,第49回北海道矯正歯科学会大会)
諏訪 伸輔, 佐藤 嘉晃, 田中 聡, 山方 秀一, 山本 隆昭, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 36, 1, 52, 52, 北海道矯正歯科学会, 2008年
日本語 - 北海道大学病院矯正歯科における口唇裂・口蓋裂患者の臨床統計的調査:1997年から2006年の10年間
角野 晃大, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 梶井 貴史, 松野 美乃, LEONARDO Satimary ENDO, 田中 聡, 和田 悟史, 塚本 祐理, 工藤 悠介, 斉藤 文男
日本口蓋裂学会雑誌, 33, 3, 304, 314, Japanese Cleft Palate Association, 2008年, [査読有り]
日本語, 北海道大学病院歯科診療センター矯正歯科専門外来を受診した口唇裂・口蓋裂患者の実態を把握する目的で,1997年1月から2006年12月までの10年間における当科初診の患者を対象として年代的,臨床統計的検討を行い,以下の結果を得た.
1.口唇裂・口蓋裂患者の来院数は452名であり,矯正歯科総患者数の169%を占めていた.
2.男性222名,女性230名で,男女比は1:1.04であった.
3.初診時年齢は7歳が26.1%と最多で,6歳から8歳までの患者が64.4%と過半数を占めていた.近年初診時年齢のピークがわずかに若年化していた.
4.裂型別比率は口唇口蓋裂(54.2%),口唇顎裂(19.9%),口蓋裂(20.3%),口唇裂(4.9%),その他(0.7%)であったが,近年わずかに口唇顎裂患者の来院数が増加していた.側性は口唇口蓋裂,口唇顎裂,口唇裂全て左側が多かった.口唇裂,口唇口蓋裂では男性が多く,口唇顎裂,口蓋裂では女性が多かった.
5.永久歯の先天性欠如歯の保有者は56.9%であった.先天性欠如歯の歯種は上顎右側側切歯(25.4%),上顎左側側切歯(24.9%)の順に多かった.顎裂側と同側の上顎切歯もしくは犬歯の先天性欠如を示した者は,右側口唇顎裂で83.3%,左側口唇顎裂で65.0%,右側口唇口蓋裂で79.5%,左側口唇口蓋裂で74.7%と高い一致率を示した.
6.前歯部オーバージェットがプラスであるものは33.6%,マイナスが61.3%であった.
7.初診時∠SNAは口唇顎裂,片側性口唇口蓋裂で経時的増加傾向を示し,初診時∠ANBは片側性口唇顎裂,片側性口唇口蓋裂で経時的に増加傾向を示した.
8.動的治療に用いられた最初の矯正装置は上顎前方牽引装置,リンガルアーチ,側方拡大装置の順に多く使用された.経時的にリンガルアーチの使用割合が減少し,上顎前方牽引装置の割合が増加していた. - 北海道大学病院矯正科における先天疾患患者の臨床統計的調査 地理学的考察
山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 梶井 貴史, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 66回, 170, 170, (公社)日本矯正歯科学会, 2007年09月
日本語 - 北海道大学病院矯正科における唇顎口蓋裂患者の臨床統計的調査(第1報)
角野 晃大, レオナルド・サチマリ, 田中 聡, 和田 悟史, 塚本 祐理, 工藤 悠介, 斎藤 文男, 梶井 貴史, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 66回, 169, 169, (公社)日本矯正歯科学会, 2007年09月, [査読有り]
日本語 - オトガイ形成術と歯槽骨切り術を併用し、下顎前歯唇側傾斜を改善した下顎後退症例II 矯正治療中における形態評価
諏訪 伸輔, 山本 隆昭, 山方 秀一, 豊泉 裕, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本顎変形症学会雑誌, 17, 2, 117, 117, (NPO)日本顎変形症学会, 2007年05月
日本語 - 学会賞(学術奨励賞 平成17年)受賞講演 : 前歯部交叉咬合を自然発症するBALB/c-bm/bmマウスの顎関節における組織学的および生化学的検討
梶井 貴史, 菅原 由紀, 平林 義章, 藤森 修, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
TMJ : journal of Japanese Society for Temporomandibular Joint : 日本顎関節学会雑誌, 19, 1, 40, 42, 2007年04月, [査読有り]
日本語 - 北海道大学病院における最近9年間の矯正患者の臨床統計的調査
山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 35, 1, 25, 33, 北海道矯正歯科学会, 2007年
日本語, 1996年4月から2005年3月までの9年間に北海道大学病院歯科診療センター咬合系歯科・矯正歯科専門外来で初回検査を受けたすべての矯正患者(調査対象1)のうち、転院患者を除く全患者(調査対象2)を対象とし、その動態に関する臨床統計的調査と人文地理学的考察を行い、以下の知見を得た。1. 調査対象1および調査対象2の総数はそれぞれ2,392名および2,147名であった。また、調査対象1において先天疾患患者および顎変形症患者が占める比率は、それぞれ17.6%および18.3%であった。2. 調査対象2における男女比率は、先天疾患患者では1:0.9、その他の患者区分では1:1.7から1:2までの範囲であった。3. 調査対象2のすべての患者における初診時年齢の度数分布は、男女とも5-9歳階級が最も高く、男性患者の年齢層のほうが低くかつ狭いレンジに収束していた。しかし、最大度数を示した年齢層は各患者区分で異なっていた。4. 調査対象2のうち87.7%の患者は当院から半径50km圏内に居住していた。また、札幌市内居住者は74.2%であった。さらに、200-300km圏の11市町に居住する患者も認められた。5. 当院は広域的に道民医療に寄与している反面、一地域の医療機関としての性格も併せ持っていると考えられた。 - 北海道大学病院矯正歯科専門外来における歯科衛生士実習生の卒前臨床教育
佐藤 嘉晃, 日下部 豊寿, 岡本 亨, 岩崎 弘志, 山方 秀一, 山本 隆昭, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 35, 1, 18, 24, 北海道矯正歯科学会, 2007年
日本語, 北海道大学病院歯科診療センター矯正歯科専門外来で実習を終えた歯科衛生士学校3校の実習生41名に対して、「実習の場」としての矯正歯科専門外来の教育現状の確認と問題点の抽出を行うことを目的にアンケート調査を行った。結果を下記に示す。(1) 学習目標は、85%以上の学生が事前に確認しており、実習中にも確認を行っていた。(2) 学習目標は80%近くの学生が達成したと回答していた。また、北海道大学病院は学習目標にあった実習内容を提供していたと考えるものも80%程度であった。(3) 教員やスタッフの指導は85%を超える実習生が「わかりやすかった」および「どちらかというとわかりやすかった」と回答していた。また、大学で提供した教材等については、「十分であった」および「どちらかというと十分であった」という回答が多く見られた。(4) 満足度の高かった項目としては、さまざまな症例を見たこと、歯科医師の詳しい説明、矯正特有の症例をみたこと、自校の教員がいてくれたこと、等があげられ、満足度の低かった項目としては、歯科衛生士特有の業務の見学が少なかった、期間が短く知識が断片的になった、などの回答があった。(5) 実習生の3割弱が実習中の安全に問題を感じる局面があったと回答していた。(6) 北大での実習を終えた段階で80%以上の実習生が歯科衛生士の仕事に情熱をもてたと回答する一方、否定的な回答をする実習生も20%近く見られた。 - 釧路赤十字病院歯科口腔外科矯正歯科における唇顎口蓋裂患者の臨床統計的調査
永山 和典, 村上 有二, 佐藤 嘉晃, 菅原 由紀, 角野 晃大, 今井 徹, 道念 正樹, 三古谷 忠, 井上 農夫男, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 34, 1, 1, 6, 北海道矯正歯科学会, 2006年12月, [査読有り]
日本語, 釧路赤十字病院歯科口腔外科矯正歯科を受診した唇顎口蓋裂患者の実態を把握する目的で、1989年4月から2004年4月までの過去約15年間に当科で初診時検査を行い、治療を開始した唇顎口蓋裂患者について調査した。この結果から、以下の知見を得た。1. 過去約15年間における総患者に占める唇顎口蓋裂患者の割合は約11.8%で、性別は男子17名、女子19名と女子が多かった。2. 裂型分類では唇顎口蓋裂が最も多く、次いで唇顎裂、口蓋裂単独、軟口蓋裂と粘膜下口蓋裂の順であった。3. 永久歯の先天欠如を認めた患者は11名で、その欠損部位は顎裂部に隣接する側切歯が約90%を占めていた。4. 初診時年齢は平均9歳0か月だったが、近年低年齢化傾向があった。5. 歯年齢ではIII A期が最も多かった。6. 居住地の分布ではすべての患者が道東地方に居住しており、かつ、釧路市内が21名と約2/3を占めていた。7. 紹介元の医療機関は釧路労災病院と北海道大学病院で86%以上を占めていた。 - 下顎非対称症例における下顎枝矢状分割術変法 水平面上の回転角度が大きく遠位骨片が移動困難な症例
山口 博雄, 井上 農夫男, 尾田 充孝, 戸塚 靖則, 豊泉 裕, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 高道 理, 大畑 昇
日本顎変形症学会雑誌, 16, 2, 75, 75, (NPO)日本顎変形症学会, 2006年05月
日本語 - 北海道大学病院における顎変形症患者の変遷
山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 諏訪 伸輔, 豊泉 裕, 尾田 充孝, 山口 博雄, 高道 理, 大畑 昇, 戸塚 靖則, 飯田 順一郎, 井上 農夫男
日本顎変形症学会雑誌, 16, 2, 87, 87, (NPO)日本顎変形症学会, 2006年05月
日本語 - 顎変形症患者における下顎骨側方偏位に関する検討
和田 悟史, 山本 隆昭, 山方 秀一, 田中 聡, 諏訪 伸輔, 豊泉 裕, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 尾田 充孝, 山口 博雄, 戸塚 靖則, 高道 理, 大畑 昇, 井上 農夫男
日本顎変形症学会雑誌, 16, 2, 100, 100, (NPO)日本顎変形症学会, 2006年05月, [査読有り]
日本語 - 6. 歯科衛生士受託実習に対する臨床教育に関する一考察(一般口演,第47回北海道矯正歯科学会大会)
佐藤 嘉晃, 日下部 豊寿, 岡本 亨, 山方 秀一, 山本 隆昭, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 34, 1, 28, 28, 北海道矯正歯科学会, 2006年
日本語 - 下顎枝矢状分割術を行った症例の術後安定性 下顎骨の回転量と移動量について
田中 聡, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 山方 秀一, 豊泉 裕, 山崎 篤, 諏訪 伸輔, 安東 真毅, 飯田 順一郎
日本顎変形症学会雑誌, 15, 3, 179, 179, (NPO)日本顎変形症学会, 2005年12月
日本語 - 遠位骨片の位置を表す計測項目の創案とそのモニター画面上での計測精度
山方 秀一, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 豊泉 裕, 諏訪 伸輔, 田中 聡, 安東 真毅, 飯田 順一郎, 高道 理, 大畑 昇, 尾田 充孝, 山口 博雄, 戸塚 靖則, 井上 農夫男
日本顎変形症学会雑誌, 15, 3, 181, 181, (NPO)日本顎変形症学会, 2005年12月
日本語 - 線維性骨異形成症による顔面非対称を伴う顎変形症の1例
佐藤 嘉晃, 大畑 昇, 山本 隆昭, 飯田 順一郎, 石川 博之, 高道 理, 井上 農夫男, 高師 則行, 山口 博雄, 戸塚 靖則
日本顎変形症学会雑誌, 15, 3, 194, 194, (NPO)日本顎変形症学会, 2005年12月
日本語 - 日常生活における口唇閉鎖状態の新しい評価法と応用(第1報)口唇閉鎖状態連続記録装置の開発
半田 薫, 佐藤 嘉晃, 金子 知生, 山本 隆昭, 飯田 順一郎
北海道歯学雑誌, 26, 2, 146, 152, 北海道歯学会, 2005年12月
日本語, 鼻呼吸の異常が自覚的・他覚的に認められない個性正常咬合を有する成人11名を対象に口唇閉鎖状態連続記録装置(本装置)の開発に成功したので,その概要を報告した.本装置で口唇閉鎖を記録するセンサ部分は上唇に固定し,下唇と接触している時にON,離開している時にOFFとなるように設計した.自動的に記録することで口唇閉鎖の状態を長時間経時的に把握することが可能である.実験に際して,条件(A)予め口唇を閉鎖させた状態,及び条件(B)予め口唇を離開させた状態の2通りから実験を開始し,10分間の計測を各々3回ずつ行った.計測結果は全測定時間に対する口唇の閉鎖している時間を口唇閉鎖時間率(口唇閉鎖時間/測定時間×100%)として算出した.その結果,各被験者内における各実験内において口唇閉鎖時間率のばらつきは小さかった.また各個人内において,条件(A),(B)の平均値の間に有意差はなかった.更に口唇閉鎖時間率の大きさから分類すると,条件(A),(B)いずれに対しても平均口唇閉鎖時間率は90%以上の群,及び20%以下の群の2つのグループに分けられた - 骨延長法による歯列弓形態の改善 歯・歯槽部の移動
山口 博雄, 井上 農夫男, 尾田 充孝, 柏崎 晴彦, 戸塚 靖則, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
歯界展望, 特別号, 健康な心と身体は口腔から-発ヨコハマ2004-, 293, 293, 医歯薬出版(株), 2005年06月
日本語 - 二段階口蓋形成術法と一段階口蓋形成術法との比較検討 片側性完全唇顎口蓋裂児の5歳時までの歯槽弓形態変化
熊澤 龍一郎, 伊藤 裕美, 井上 農夫男, 川嶋 邦裕, 三古谷 忠, 松沢 祐介, 飯田 順一郎, 佐々木 了, 斉藤 豪紀, 松岡 真琴, 佐藤 嘉晃, 舟山 恵美, 山本 栄治, 戸塚 靖則, 杉原 平樹, 井川 浩晴
日本口蓋裂学会雑誌, 30, 2, 72, 72, (一社)日本口蓋裂学会, 2005年04月
日本語 - 11. 顔面非対称を有する交叉咬合に対する外科的矯正治療症例 : 外科手術後10年経過症例(症例発表,第46回北海道矯正歯科学会大会)
佐藤 嘉晃, 井上 農夫男, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 33, 1, 77, 77, 北海道矯正歯科学会, 2005年
日本語 - 顔面非対称を有する交叉咬合に対する外科的矯正治療 : Unilateral hemimandibular elongationが疑われた症例
佐藤 嘉晃, 井上 農夫男, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 33, 1, 55, 61, 北海道矯正歯科学会, 2005年
日本語 - 8. 唇顎口蓋裂を有する患者の口腔衛生指導について(一般口演,第46回北海道矯正歯科学会大会)
前澤 かおる, 佐藤 嘉晃, 山方 秀一, 岡本 亨, 坂口 登子, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 33, 1, 68, 69, 北海道矯正歯科学会, 2005年
日本語 - 11. 北海道大学病院矯正歯科専門外来におけるTemporary Anchorage Deviseの使用状況(一般口演,第46回北海道矯正歯科学会大会)
梶井 貴史, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 由川 哲也, 井上 農夫男, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 33, 1, 70, 70, 北海道矯正歯科学会, 2005年
日本語 - 分割Le Fort I型骨切り術実施症例の検討(I) 術前矯正治療における問題点
諏訪 伸輔, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 山方 秀一, 豊泉 裕, 山崎 篤, 高木 洋美, 飯田 順一郎
日本顎変形症学会雑誌, 14, 3, 237, 237, (NPO)日本顎変形症学会, 2004年12月
日本語 - 口唇閉鎖機能の新しい評価法
半田 薫, 佐藤 嘉晃, 金子 知生, 山本 隆昭, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 63回, 171, 171, (公社)日本矯正歯科学会, 2004年11月
日本語 - 骨延長法による歯列弓形態の改善 歯・歯槽部の移動
山口 博雄, 井上 農夫男, 尾田 充孝, 柏崎 晴彦, 戸塚 靖則, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本歯科医師会雑誌, 57, 4, 410, 410, (公社)日本歯科医師会, 2004年07月
日本語 - 積層造形技術の耳介エピテーゼ作製への応用(Application of rapid prototyping technology in constructing an auricular prosthesis)
上田 康夫, 田村 信太郎, 二宮 隆明, 會田 英紀, 大畑 昇, 佐藤 嘉晃, 大井 一浩, 井上 農夫男
顎顔面補綴, 27, 1, 13, 19, (一社)日本顎顔面補綴学会, 2004年06月
英語, エピテーゼは,失われた軟組織を生体により再建することが困難な場合に有効な補綴物である.その作製には,熟練した技能が必要で,これまで誰もが容易に作れるものではなかった.しかし,著者らは3次元CTからの形態情報を元に,積層造形法を応用して,術者が比較的容易に失われた形状を再現できるシステムの構築を試みてきた.そこで,実際の症例を交えながら,このシステムを紹介し,更にシステムそのものの評価を行い述べた - Agenesis of third molar germs depends on sagittal maxillary jaw dimensions in orthodontic patients in Japan.
Kajii TS, Sato Y, Kajii S, Sugawara Y, Iida J
The Angle orthodontist, 74, 337, 342, 3, 2004年06月, [査読有り] - 3. 3次元情報統合システムの有用性の検討(一般口演,第45回北海道矯正歯科学会大会)
岡本 亨, 佐藤 嘉晃, 笠井 信行, 小野木 宏仲, 大畑 昇, 井上 農夫男, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 32, 1, 25, 25, 北海道矯正歯科学会, 2004年
日本語 - 9. 外科的矯正治療前後の臨床歯冠長変化とブラックトライアングルの出現について(一般口演,第45回北海道矯正歯科学会大会)
原口 直子, 佐藤 嘉晃, 豊泉 裕, 梶井 貴史, 岡本 亨, 日下部 豊寿, 山方 秀一, 山本 隆昭, 大畑 昇, 井上 農夫男, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 32, 1, 29, 29, 北海道矯正歯科学会, 2004年
日本語 - 6. 上顎洞底部と歯根との垂直的位置関係について(一般口演,第45回北海道矯正歯科学会大会)
佐藤 嘉晃, 石井 教生, 豊泉 裕, 日下部 豊寿, 梶井 貴史, 岡本 亨, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 32, 1, 27, 27, 北海道矯正歯科学会, 2004年
日本語 - 外科的矯正治療前後の下顎前歯部ブラックトライアングルの出現について
原口 直子, 佐藤 嘉晃, 岡本 亨, 日下部 豊寿, 梶井 貴史, 山方 秀一, 山本 隆昭, 大畑 昇, 井上 農夫男, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 32, 1, 8, 13, 北海道矯正歯科学会, 2004年
日本語, 外科的矯正治療を受けた患者におけるブラックトライアングル(BT)の出現に関して、その原因を明らかにすることを目的に検討を行った。北海道大学病院・咬合系歯科・矯正専門外来を受診した顎変形症症例のうち、骨格性下顎前突症を診断された24症例を無作為に抽出し対象とした。対象の下顎右側犬歯から左側犬歯に存在する5か所の歯間乳頭部について、BTの出現を初診時、術前矯正治療終了時、動的矯正治療終了時の3時点で判定した。BT出現の要因に関しては、初診時年齢、治療期間、顎間ゴム使用期間、下顎上方回転量、Curve of Spee、Arch length discrepancy、切歯臨床歯冠長変化、下顎中切歯移動量、について、BTの出現がみられるBT有り群とBTの出現がみられないBT無し群とで検討を行った。結果は以下の通りである。1. 全24症例中、1か所でもBTの出現がみられた症例は12症例(50.0%)であった。2. 全24症例の下顎前歯部歯間乳頭部120か所に対するBTの最終的な出現率は36.7%であった。3. 初診時年齢、治療期間、顎間ゴム使用期間、下顎上方回転量はBT有り群と無し群との間で有意差はみられなかった。4. BT有り群でCurve of Speeが有意に大きかった。5. 臨床歯冠長はBT有り群の右側切歯部で有意に伸長していた。6. 術前矯正治療終了時から動的矯正治療終了時に至る過程で、BT有り群の下顎中切歯は有意に挺出していた。 - 上下顎移動術を行った顔面非対称症例のチームアプローチ(I) 骨格形態の変化
高木 洋美, 豊泉 裕, 山本 隆昭, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 山崎 篤, 飯田 順一郎
日本顎変形症学会雑誌, 13, 3, 169, 169, (NPO)日本顎変形症学会, 2003年12月
日本語 - 著しい片側性鋏状咬合を有する自閉症患者の1例
豊泉 裕, 佐藤 嘉晃, 山方 秀一, 山本 隆昭, 飯田 順一郎, 上田 康夫, 奥田 耕一, 高道 理, 大畑 昇, 尾田 充孝, 山口 博雄, 戸塚 靖則, 井上 農夫男
日本顎変形症学会雑誌, 13, 3, 203, 204, (NPO)日本顎変形症学会, 2003年12月
日本語 - 上顎歯列弓の狭窄を伴う骨格性下顎前突症例 上顎の3分割と下顎枝矢状分割術の適用
佐藤 嘉晃, 豊泉 裕, 山方 秀一, 山本 隆昭, 飯田 順一郎, 奥田 耕一, 高道 理, 上田 康夫, 大畑 昇, 尾田 充孝, 山口 博雄, 戸塚 靖則, 井上 農夫男
日本顎変形症学会雑誌, 13, 3, 204, 204, (NPO)日本顎変形症学会, 2003年12月
日本語 - 1.外科的矯正治療へのクリティカルパス導入に関する研究 : 第二報 術前矯正治療における精度の検討(一般口演,第44回北海道矯正歯科学会大会)
北澤 慎一, 佐藤 嘉晃, 諏訪 伸輔, 高田 賢二, 岡本 亨, 梶井 貴史, 山崎 篤, 豊泉 裕, 山方 秀一, 山本 隆昭, 大畑 昇, 井上 農夫男, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 31, 1, 30, 30, 北海道矯正歯科学会, 2003年
日本語 - 9.口蓋裂と横顔裂を伴うhemifacial microsomiaの一例(症例発表,第44回北海道矯正歯科学会大会)
佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 31, 1, 38, 38, 北海道矯正歯科学会, 2003年
日本語 - Unilateral hemimandibular elongationの調査
佐藤 嘉晃, 梶井 貴史, 日下部 豊寿, 岡本 亨, 豊泉 裕, 山方 秀一, 山本 隆昭, 飯田 順一郎, 上田 康夫, 奥田 耕一, 高道 理, 大畑 昇, 尾田 充孝, 山口 博雄, 戸塚 靖則, 井上 農夫男
日本顎変形症学会雑誌, 12, 3, 147, 148, (NPO)日本顎変形症学会, 2002年12月
日本語 - 金属アレルギーをもつ矯正患者に関する研究
入江 丈元, 入江 幸保, 由川 将丈, 菅原 由紀, 大瀧 尚子, 永山 和典, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 金子 知生, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 30, 1, 34, 39, 北海道矯正歯科学会, 2002年12月, [査読有り]
日本語, 矯正分野において、金属アレルギーに関して留意すべき点を明らかにすることを目的として、金属アレルギーをもつ矯正患者に対してアンケート調査を行った。調査対象は北海道大学歯学部附属病院歯科矯正専門外来ならびに他の歯科施設の症例で、パッチテストにより原因金属の同定を行い、金属アレルギーと診断された7例(女性6例、男性1例 初診時年齢7歳11ヵ月〜29歳3ヵ月 平均年齢21歳3ヵ月)とした。その結果以下の所見が得られた。1.パッチテストにおける陽性反応を示す金属の頻度ではニッケルが多く、半数を占めていた。矯正分野で使用する金属において、ニッケルは使用頻度が高く、このため金属アレルギー症例の治療の際、材料の選択には注意が必要であると考えられた。2.金属に対する感作の原因としては、ピアスなどによる装飾品によるものが多くみられた。このため、特に矯正分野においては10〜20代の女性が多数受診していることを考えあわせると、問診や観察力が特に重要であると考えられた。3.すべての症例において、何らかの他のアレルギー症状をもっていた。このため、金属に対するアレルギー症状の既往を聞き出すことは勿論、詳細な問診を心がけることは、本人が自覚していない金属アレルギー症例を発見する有効な方法であることが示唆された。 - 骨延長法の上顎歯列弓前方拡大への応用
岩崎 弘志, 山本 隆昭, 宇賀 大, 大瀧 尚子, 松山 功, 佐藤 嘉晃, 山方 秀一, 豊泉 裕, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 61回, 220, 220, (公社)日本矯正歯科学会, 2002年10月
日本語 - 顎変形症患者における顔面形態と自己顔の意識について
佐藤 嘉晃, 梶井 貴史, 梶井 抄織, 岡本 亨, 山方 秀一, 山本 隆昭, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 61回, 223, 223, (公社)日本矯正歯科学会, 2002年10月
日本語 - 14. 外科的矯正治療に対するクリティカルパスの導入に関する予備調査(一般口演,第43回北海道矯正歯科学会大会)
佐藤 嘉晃, 高田 賢二, 岡本 亨, 梶井 貴史, 山崎 篤, 豊泉 裕, 山方 秀一, 山本 隆昭, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 30, 1, 108, 108, 北海道矯正歯科学会, 2002年
日本語 - 4. 外骨症に対して治療後に骨整形術を行った成人上顎前突症例(症例発表,第43回北海道矯正歯科学会大会)
佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 30, 1, 110, 110, 北海道矯正歯科学会, 2002年
日本語 - 上顎歯列弓前方および側方同時拡大のための新しい装置 : 骨延長法の適用
岩崎 弘志, 山本 隆昭, 大瀧 尚子, 佐藤 嘉晃, 山方 秀一, 豊泉 裕, レオナルド遠藤 幸真理, 大畑 昇, 井上 農夫男, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 30, 1, 59, 65, 北海道矯正歯科学会, 2002年
日本語 - 2. 骨延長法を応用した上顎歯列弓前方拡大(一般口演,第43回北海道矯正歯科学会大会)
岩崎 弘志, 山本 隆昭, 宇賀 大, 松山 功, 佐藤 嘉晃, 山方 秀一, 豊泉 裕, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 30, 1, 100, 101, 北海道矯正歯科学会, 2002年
日本語 - 骨延長法を応用した上顎歯列弓前方拡大
岩崎 弘志, 山本 隆昭, 宇賀 大, 松山 功, 佐藤 嘉晃, 山方 秀一, 豊泉 裕, レオナルド遠藤 幸真理, 大畑 昇, 井上 農夫男, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 30, 1, 1, 10, 北海道矯正歯科学会, 2002年
日本語, 骨格性反対咬合で、外科的矯正治療の適応と診断され、上顎骨に骨延長法を応用した上顎歯列弓前方拡大を併用した3症例の治療結果について検討を行った。対象は、骨格性反対咬合で外科的矯正治療の適応と診断された3名(初診時年齢16歳5か月女子、28歳9か月女子、26歳3か月男子)である。資料としてこれら3症例の初診時および拡大終了時の上顎歯列石膏模型、側貌顔面規格写真および側面頭部X線規格写真を用いた。いずれも、初診時に中顔面の陥凹感と上顎歯列に叢生が認められた。中顔面部の前方移動とarch length discrepancyの解消および上顎前歯歯軸の改善のために、これら3症例に骨延長法を応用した上顎歯列弓前方拡大を適応した。またその中の1例に対しては同時に上顎歯列弓側方拡大を行った。拡大装置としては、エクスパンジョンスクリューを用いた。上顎骨切り術後1〜4日間の待機期間後、1日あたり1mmで7〜9日間の拡大を行った。前方拡大量は4.8〜9.1mmであった。同時に側方拡大を行った1例では両側第一小臼歯間で6.8mmの拡大をした。側貌からは中顔面部の明らかな前方移動が認められ、またSNAで+3.5〜+5.1°、SNBで-1.2〜-0.3°、NSP-Aで+4.4〜+5.6mm、U1-SNで+7.1〜+11.2°の変化がみられた。以上より本法により、上顎前歯歯軸傾斜および上顎歯列弓のarch length discrepancyに関する歯列内の問題点を解消するのに十分な歯槽基底の拡大が得られた。また、中顔面の前方移動によって側貌の改善が認められた。 - 一般人における側貌に対する好感度の評価(第2報)
大滝 尚子, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 千秋 宜之, 飛塚 昌則, 今井 徹, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 60回, 206, 206, (公社)日本矯正歯科学会, 2001年10月
日本語 - Surgically assisted rapid palatal expansionの評価
山崎 篤, 佐藤 嘉晃, 豊泉 裕, 日下部 豊寿, 山方 秀一, 山本 隆昭, 飯田 順一郎, 奥田 耕一, 高道 理, 大畑 昇
日本顎変形症学会雑誌, 11, 2, 133, 133, (NPO)日本顎変形症学会, 2001年08月
日本語 - 下顎枝垂直骨切り術後の安定性(I) 形態的変化
豊泉 裕, 山本 隆昭, 山崎 篤, 古谷 忠典, 日下部 豊寿, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
日本顎変形症学会雑誌, 11, 2, 135, 135, (NPO)日本顎変形症学会, 2001年08月
日本語 - 8.Distractionを適用した犬歯の急速遠心移動(一般口演,第42回北海道矯正歯科学会大会)
日下部 豊寿, 山本 隆昭, 山崎 篤, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 29, 1, 67, 68, 北海道矯正歯科学会, 2001年
日本語 - 3.マルチブラケット装置による粘膜損傷を緩快させるための臨床的一考案(一般口演,第42回北海道矯正歯科学会大会)
千秋 宜之, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 29, 1, 64, 65, 北海道矯正歯科学会, 2001年
日本語 - 一般集団の女性における側貌に関する好みについて
佐藤 嘉晃, 三浦 美穂子, 三井 美雪, 大瀧 尚子, 山本 隆昭, 今井 徹, 飯田 順一郎
日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 59回, 253, 253, (公社)日本矯正歯科学会, 2000年10月
日本語 - Surgically assisted rapid palatal expansionを併用した顎変形症症例
石井 教生, 佐藤 嘉晃, 山方 秀一, 山本 隆昭, 今井 徹, 飯田 順一郎, 尾田 充孝, 山田 博雄, 戸塚 靖則, 井上 農夫男
日本顎変形症学会雑誌, 10, 2, 175, 175, (NPO)日本顎変形症学会, 2000年08月
日本語 - 上顎骨骨切り術を行った開咬症例の検討(II) 術前直後の形態的変化
野寺 義典, 山本 隆昭, 山崎 篤, 古谷 忠典, 日下部 豊寿, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 今井 徹, 飯田 順一郎
日本顎変形症学会雑誌, 10, 2, 206, 206, (NPO)日本顎変形症学会, 2000年08月
日本語 - 8.Lacebackによる歯牙移動の臨床的研究(一般口演,第41回北海道矯正歯科学会大会)
藤井 元太郎, 石川 博之, 古谷 古典, 北澤 慎一, 山崎 毅, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 28, 1, 75, 75, 北海道矯正歯科学会, 2000年
日本語 - 矯正患者における上下顎第三大臼歯歯胚の存在と上下顎骨の前後的な大きさについて
梶井 貴史, 梶井 抄織, 今井 徹, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎
北海道矯正歯科学会雑誌, 28, 1, 3, 9, 北海道矯正歯科学会, 2000年
日本語, 第三大臼歯歯胚の存在率と前後的不正咬合や顎骨の大きさとの関連を調べることを本研究の目的とした。本学附属病院矯正科の患者のうち、初診時年齢が15歳未満で先天異常を伴わない365名を調査対象とし、パノラマX線写真と頭部X線規格写真を資料として用いた。調査対象をskeletal Class I、II、III群(以下sk Cl I 、II、III群)の3群、および上下顎骨の大きさによりANS-PNS(+)群とANS-PNS(-)群、GP/SN(+)群とGP/SN(-)群のそれぞれ2群に分け、第三大臼歯の存在率の群間比較を行った。その結果、以下の見解を得た。1.第三大臼歯の存在率はsk Cl II群、sk Cl I群、sk Cl III群の順に高かった。上顎第三大臼歯の存在率はsk Cl III群に比べsk Cl II群とsk Cl I群で高かったのに対して、下顎第三大臼歯の存在率には群間の差はなかった。2.上顎第三大臼歯の存在率はANS-PNS(-)群より(+)群で高かったのに対して、下顎では群間の差はなかった。GP/SN(+)群と(-)群とでは上下顎ともに存在率に群間の差はなかった。3.sk Cl II群にはANS-PNS(+)群とGP/SN(-)群が、sk Cl III群にはANS-PNS(-)群とGP/SN(+)群が有意に多く属していた。以上より、上顎骨の大きなものには上顎第三大臼歯が多く存在するのに対して、下顎骨の大きさと下顎第三大臼歯の存在率には関係がないことが示唆された。 - Bone resorption rate of moved and fixed teeth during alveolar bone remodeling by orthodontic treatment
H Morikawa, S Yamanami, M Nishihira, K Yamamoto, Y Satoh, H Ishikawa, S Nakamura
JSME INTERNATIONAL JOURNAL SERIES C-MECHANICAL SYSTEMS MACHINE ELEMENTS AND MANUFACTURING, 42, 3, 590, 596, JAPAN SOC MECHANICAL ENGINEERS, 1999年09月, [査読有り]
英語, 研究論文(学術雑誌), Orthodontic treatment is based on the remodeling of the alveolar bone in response to externally applied orthodontic force to a tooth. The rate of bone resorption is, therefore, one of the essential factors for understanding tooth movement during orthodontic treatment. There is the basic concept of differential force in orthodontics that the application of an optimal force enables the canine to be moved without moving the molar that is used as an anchor for retracting the canine. In this paper, the resorption rates of the alveolar bone around the molar and the canine were estimated from the clinical measurements of tooth movement and the stress analyses of tooth roots using a 3-D finite element model. The model consisted of an orthodontic spring, the canine, the second premolar, and the first and second molars. The bone resorption rate to a unit stress at the molar was found to be about 0.5 micron/(kPa.day) and almost the same as that of the canine. This result suggests that the concept of differential force can be explained simply by differences in the geometry of the roots of moved and fixed teeth. - 三次元舌運動計測装置を用いた骨格性反対咬合者の母音発音時における舌運動の解析
藤井 元太郎, 山本 隆昭, 山崎 毅, 古谷 忠典, 野寺 義典, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 今井 徹, 中村 進治
日本顎変形症学会雑誌, 9, 2, 90, 90, (NPO)日本顎変形症学会, 1999年08月
日本語 - 臼歯部歯槽骨切り術による著しい片側性鋏状咬合の改善
佐藤 嘉晃, 山方 秀一, 山本 隆昭, 今井 徹, 山口 博雄, 戸塚 靖則, 井上 農夫男, 奥田 耕一, 高道 理, 大畑 昇
日本顎変形症学会雑誌, 9, 2, 115, 116, (NPO)日本顎変形症学会, 1999年08月
日本語 - 4.側貌に対する一般人の認識評価(学術展示,第40回北海道矯正歯科学会大会)
大瀧 尚子, 山本 隆昭, 梶井 抄織, 佐藤 嘉晃, 藤井 元太郎, 千秋 宜之, 今井 徹
北海道矯正歯科学会雑誌, 27, 1, 113, 113, 北海道矯正歯科学会, 1999年
日本語 - 8.歯頚部における歯根吸収の一考察(学術展示,第40回北海道矯正歯科学会大会)
佐藤 嘉晃, 日下部 豊寿, 入江 丈元, 金子 知生, 石川 博之
北海道矯正歯科学会雑誌, 27, 1, 115, 115, 北海道矯正歯科学会, 1999年
日本語 - 5.矯正治療後の上顎中切歯歯根の位置に関するCTを用いた評価(学術展示,第40回北海道矯正歯科学会大会)
雪野 直子, 佐藤 嘉晃, 日下部 豊寿, 若尾 二郎, 入江 丈元, 金子 知生, 石川 博之
北海道矯正歯科学会雑誌, 27, 1, 114, 114, 北海道矯正歯科学会, 1999年
日本語 - Detection of Mycoplasma fermentans in saliva sampled from infants, preschool and school children, adolescents and adults by a polymerase chain reaction-based assay
K Shibata, M Kaga, M Kudo, L Dong, A Hasebe, H Domon, Y Sato, H Oguchi, T Watanabe
MICROBIOLOGY AND IMMUNOLOGY, 43, 6, 521, 525, CENTER ACADEMIC PUBL JAPAN, 1999年, [査読有り]
英語, 研究論文(学術雑誌), Attempts were made to detect Mycoplasma fermentans in saliva sampled from 201 subjects (108 males and 93 females) aged from 4 months to 59 years by a polymerase chain reaction-based assay, M. fermentans was detected in saliva from 110 (54.7%) of 201 subjects, and 10 (28.6%) of 35 subjects aged from 4 months to 3 Sears. Of ten positive subjects, three were aged from 16 to 23 months and five were from 26 to 31 months. The incidence tended to increase with age up to the teens. The incidence was significantly greater in teenagers than in subjects aged from 7 to 12 years, but there was no significant difference in the incidence between the group of teenagers and each of the groups of subjects older than the teenagers. Thus, it was suggested that nl, fermentans colonized the mouth at the age of about 16 months up to the age of 19 years. - 上顎片側の臼歯部歯槽骨切り術を併用した顔面非対称症例
佐藤 嘉晃, 山方 秀一, 山本 隆昭, 今井 徹, 中村 進治, 山口 博雄, 西方 聡, 戸塚 靖則, 井上 農夫男, 奥田 耕一
日本顎変形症学会雑誌, 8, 2, 110, 111, (NPO)日本顎変形症学会, 1998年08月
日本語 - 骨格性反対咬合症例の外科的矯正治療後の長期安定性について
山方 秀一, 山崎 篤, 大瀧 尚子, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 今井 徹, 中村 進治
日本顎変形症学会雑誌, 8, 2, 117, 117, (NPO)日本顎変形症学会, 1998年08月
日本語 - Skeletal Class IIIの顎態に対応した歯軸傾斜について : 歯列模型の計測から(一般講演抄録,第39回北海道矯正歯科学会大会)
山崎 篤, 佐藤 嘉晃, 北澤 慎一, 塚田 東香, 野寺 義典, 日下部 豊寿, 岩崎 弘志, 山方 秀一, 梅田 和宏, 岡崎 恵一郎, 石川 博之, 中村 進治
北海道矯正歯科学会雑誌, 26, 1, 51, 51, 北海道矯正歯科学会, 1998年
日本語 - 顔貌に関する意識調査(一般講演抄録,第39回北海道矯正歯科学会大会)
佐藤 嘉晃, 井上 則子, 大瀧 尚子, 梶井 抄織, 藤井 元太郎, 塚田 東香, 山本 隆昭, 今井 徹, 中村 進治
北海道矯正歯科学会雑誌, 26, 1, 45, 46, 北海道矯正歯科学会, 1998年
日本語 - 矯正装置への抗菌剤の利用(一般講演抄録,第39回北海道矯正歯科学会大会)
岩田 泰明, 林 俊輔, 佐藤 嘉晃, 今井 徹, 中村 進治, 亘理 文夫
北海道矯正歯科学会雑誌, 26, 1, 46, 46, 北海道矯正歯科学会, 1998年
日本語 - 若年者における不正咬合の発現に関する疫学的研究(一般講演抄録,第38回北海道矯正歯科学会大会)
藤井 元太郎, 佐藤 嘉晃, 原口 直子, 金澤 成美, 石橋 抄織, 室井 直代, 高田 賢二, 豊泉 裕, 山崎 篤, 山本 隆昭, 今井 徹, 中村 進治
北海道矯正歯科学会雑誌, 25, 1, 105, 105, 北海道矯正歯科学会, 1997年
日本語 - 北海道大学歯学部附属病院を受診した矯正患者における過去15年間の統計的観察(一般講演抄録,第37回北海道矯正歯科学会大会)
金澤 成美, 山本 隆昭, 高田 賢二, 豊泉 裕, 羽田 直代, 山崎 篤, 藤井 元太郎, 石橋 抄織, 佐藤 嘉晃, 原口 直子, 今井 徹, 中村 進治
北海道矯正歯科学会雑誌, 24, 1, 104, 104, 北海道矯正歯科学会, 1996年
日本語 - 思春期成長後の骨格性反対咬合に関する矯正学的考察 : 境界症例における治療の選択基準について(一般講演抄録,第35回北海道矯正歯科学会大会)
西山 公仁, 上野 拓郎, 山本 隆昭, 安藤 葉介, 友近 晃, 佐藤 嘉晃, 原口 直子, 徳田 佳世美, 小田 裕昭, 入江 幸保, 林田 薫, 岡本 亨, 金澤 成美, 日下部 豊寿, 坂本 美智代, 野寺 義典, 若尾 二郎, 今井 徹, 中村 進治
北海道矯正歯科学会雑誌, 22, 1, 64, 65, 北海道矯正歯科学会, 1994年
日本語
その他活動・業績
- 温度応答性歯科矯正用解体性接着材の開発
春藤 彩花, 中西 康, 金子 知生, 黒川 考幸, 松本 愛子, 遠藤 諒俊, 赤坂 司, 吉田 靖弘, 佐藤 嘉晃, 日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 81回, 177, 177, 2022年10月
(公社)日本矯正歯科学会, 日本語 - 北海道大学病院歯科診療センターにおける顎変形症患者の治療計画とその実際(第3報)
武藤 麻未, 山本 隆昭, 中西 康, 宮上 雄希, 原田 沙織, 松下 和裕, 山口 博雄, 高道 理, 山方 秀一, 三古谷 忠, 佐藤 嘉晃, 日本顎変形症学会雑誌, 30, 2, 149, 149, 2020年05月
(NPO)日本顎変形症学会, 日本語 - 下顎枝矢状分割術を施行した骨格性下顎前突患者の長期経過
中西 康, 山本 隆昭, 武藤 麻未, 宮上 雄希, 大塚 麻衣, 原田 沙織, 松下 和裕, 山口 博雄, 高道 理, 山方 秀一, 三古谷 忠, 佐藤 嘉晃, 日本顎変形症学会雑誌, 30, 2, 168, 168, 2020年05月
(NPO)日本顎変形症学会, 日本語 - 北海道大学病院歯科診療センターにおいて行われた歯槽骨切り術に関する実態調査
宮上 雄希, 山本 隆昭, 中西 康, 武藤 麻未, 原田 沙織, 松下 和裕, 山口 博雄, 高道 理, 山方 秀一, 三古谷 忠, 佐藤 嘉晃, 日本顎変形症学会雑誌, 30, 2, 191, 191, 2020年05月
(NPO)日本顎変形症学会, 日本語 - ナノ多孔質シリカの孔サイズがもたらすイオン放出能への影響
遠藤 諒俊, 中西 康, 坂東 洋祐, 松本 愛子, 阿部 薫明, 山方 秀一, 吉田 靖弘, 佐藤 嘉晃, 日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 78回, 192, 192, 2019年11月
(公社)日本矯正歯科学会, 日本語 - セメント質骨性異形成症が歯の移動に及ぼす影響
上村 光太郎, 金井 壮律, 菅原 由紀, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 78回, 242, 242, 2019年11月
(公社)日本矯正歯科学会, 日本語 - 動的矯正治療終了後10年以上を経過した顎変形症患者の歯科疾患調査
中西 康, 佐藤 嘉晃, 武藤 麻未, 遠藤 諒俊, 大塚 麻衣, 原田 沙織, 松下 和裕, 山口 博雄, 高道 理, 山方 秀一, 山本 隆昭, 三古谷 忠, 飯田 順一郎, 日本顎変形症学会雑誌, 29, 2, 164, 164, 2019年05月
(NPO)日本顎変形症学会, 日本語 - 北海道大学病院歯科診療センターにおける顎変形症患者の治療計画とその実際(第2報) 幅径
武藤 麻未, 山本 隆昭, 中西 康, 塚本 祐理, 原田 沙織, 松下 和裕, 山口 博雄, 高道 理, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 三古谷 忠, 飯田 順一郎, 日本顎変形症学会雑誌, 29, 2, 185, 185, 2019年05月
(NPO)日本顎変形症学会, 日本語 - 重度歯周炎と精神遅滞を伴う成人上顎前突症例
菅原 由紀, 宮治 裕史, 佐藤 嘉晃, 北海道歯学雑誌, 39, 2, 137, 145, 2019年03月
精神遅滞と重度歯周炎を有する上顎前突症患者に、矯正歯科治療を含めた包括歯科治療を行うことで、安定した咬合を得ることができたので報告する。患者は33歳10ヵ月の女性。重度歯周炎による強い歯の動揺を主訴として来院した。上顎前歯の著しい唇側傾斜と空隙歯列、過蓋咬合を呈し、強い咬唇癖が認められた。歯周基本治療後、矯正歯科治療を開始した。歯周炎による歯槽骨の低下に配慮し、矯正力は弱く、歯科矯正用アンカースクリューを用いて上下顎前歯の唇側傾斜の改善並びに空隙の閉鎖を行った結果、前歯部の舌側傾斜による挺出と大臼歯の近心移動を防ぐことができた。動的治療期間は2年6ヵ月であった。保定は補綴物を連結した永久保定とし、保定8年が経過した現在も咬合は安定している。(著者抄録), 北海道歯学会, 日本語 - Lonberg症候群の3症例
佐藤 嘉晃, 日下部 豊寿, 塚本 祐理, 斉藤 文男, 菅原 由紀, 金 壮律, 岩崎 弘志, 飯田 順一郎, 北海道矯正歯科学会雑誌, 46, 1, 29, 29, 2018年12月
北海道矯正歯科学会, 日本語 - 矯正歯科用ステンレススチールワイヤーへのイオン溶出抑制を目的とした表面化学修飾
玉木 宏典, 阿部 薫明, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 吉田 靖弘, 日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 77回, 253, 253, 2018年10月
(公社)日本矯正歯科学会, 日本語 - 北海道大学病院歯科診療センターにおける顎変形症患者の治療計画とその実際 歯科矯正学的見地から
武藤 麻未, 山本 隆昭, 中西 康, 松村 馨, 弓削 文彦, 高道 理, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 日本顎変形症学会雑誌, 28, 2, 124, 124, 2018年05月
(NPO)日本顎変形症学会, 日本語 - 北海道大学病院における顎変形症と診断された骨格性下顎前突症患者の歯科疾患調査
中西 康, 佐藤 嘉晃, 松村 馨, 武藤 麻未, 原田 沙織, 松下 和裕, 山口 博雄, 弓削 文彦, 高道 理, 山方 秀一, 山本 隆昭, 三古谷 忠, 飯田 順一郎, 日本顎変形症学会雑誌, 28, 2, 208, 208, 2018年05月
(NPO)日本顎変形症学会, 日本語 - 北海道大学病院における顎変形症患者の歯科疾患調査
松村 馨, 佐藤 嘉晃, 中西 康, 武藤 麻未, 原田 沙織, 松下 和裕, 山口 博雄, 弓削 文彦, 高道 理, 山方 秀一, 山本 隆昭, 三古谷 忠, 飯田 順一郎, 日本顎変形症学会雑誌, 28, 2, 208, 208, 2018年05月
(NPO)日本顎変形症学会, 日本語 - 口唇口蓋裂症例における歯科矯正治療の要点
佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 齋藤 功, 日本口蓋裂学会雑誌, 43, 2, 107, 107, 2018年04月
(一社)日本口蓋裂学会, 日本語 - 矯正学的歯の移動後の歯槽骨再形成に対する低出力超音波パルスの効果
彦根 敦, 日下部 豊寿, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 北海道歯学雑誌, 36, 2, 63, 71, 2016年03月
低出力超音波パルス(Low-Intensity Pulsed Ultrasound,以下LIPUS)は骨形成を促進することが知られており,骨折の治療などに臨床応用されている.本研究の目的は矯正学的歯の移動後の歯槽骨にLIPUSを照射することで,歯槽骨吸収部の骨再形成におよぼすLIPUSの影響を検討することである. 10週齢ウィスター系雄性ラットの上顎第一臼歯と第二臼歯間にゴムを挿入し,7日間歯を移動させた後,保定を目的にスーパーボンドにて固定した.7日間の保定期間中にLIPUS照射を行った.観察は歯の移動を行わない群(無処置群),歯の移動後の観察群(保定0日群),保定期間中にLIPUSを照射する群(LIPUS照射群)および照射しない群(対象群)に分けて行った.LIPUS照射条件は1.0MHz,240mW,出力モード20%とし,保定開始時より安楽死させる2日前まで1日1回15分,計6回頭頂部より照射を行った.歯の移動後,ならびに保定後7日後に安楽死させ,歯槽骨のμCTを撮影し,三次元解析ソフトにより上顎第一臼歯遠心口蓋根および上顎第二臼歯近心口蓋根間の歯槽骨の体積を計測した.また,組織学的観察を行った. 上顎第一臼歯遠心口蓋根および上顎第二臼歯近心口蓋根間の歯間中隔部歯槽骨の体積は無処置群に比して保定0日群で著しく減少し,7日間の保定期間後は増加していた.保定7日後のLIPUS照射群の歯槽骨体積は対照群に比して歯根中央部の範囲において有意に大きい値を示した.また,組織学的所見においてLIPUS照射群は対照群に比して歯間中隔部歯槽骨の骨形成が進んでおり,LIPUS照射によりすみやかな骨添加が生じることで時間的な差が生じていることが考えられた.これらの結果よりLIPUS照射は保定期間中の歯槽骨形成の促進に効果的であった.Low-intensity pulsed ultrasound (LIPUS) promotes bone formation and is widely used for fracture healing in clinical medicine. The purpose of this study was to evaluate the effects of LIPUS on alveolar bone reformation following orthodontic tooth movement. An elastic band was inserted between the upper first and second molars of 10-week-old rats. After 7 days, the band was removed and the molars were fixed by a retainer (super bond). Four experimental groups were included : 1) rat with 7 days-tooth movement (Ret-0day group), 2) rat with subsequent observation (retention) for 7 days without LIPUS (control group), 3) rat with LIPUS( LIPUS group) ,and the untreated group. A low-intensity pulsed ultrasound (1.0 MHz, 240 mW, 20% duty cycle, 15 min per day, 6days) was used. Animals were euthanized after tooth movement or after following retention period. Bone volume of interalveolar septum between the first and second molars were determined using microfocus x-ray tomography and 3D-reconstruction technology. Histological evaluations were performed under a light microscope. The bone volume of the Ret-0 day group was significantly lower when compared with the untreated group, and increased after retention. Bone volume of the LIPUS group at around the middle portion of the root was higher than the control group. Histological analysis pointed out bone formation in the interalveolar septum advanced in the LIPUS group rather than the control group. LIPUS accelerated bone formation thereby a difference occurred in time between the LIPUS group and the control group. The present study demonstrates that LIPUS promotes alveolar bone reformation in retention period., 北海道歯学会, 日本語 - 口唇閉鎖不全の患者に対する対処法について
飯田 順一郎, 金子 知生, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 北海道歯学雑誌, 36, 2, 43, 46, 2016年03月
口唇閉鎖不全状態,すなわち常時上下の口唇が離れて口呼吸をしているような状態でいると,口腔内が乾燥しやすく,歯肉炎,歯周病などの歯周疾患が進行する要因になると考えられている.一方で,歯科矯正学の分野においても,このような口唇閉鎖不全の状態は,不正咬合の原因,あるいは動的矯正治療後の歯の位置を安定させる保定に関連して,注意すべき事象の一つとなっている. 矯正歯科治療においては,セファロ分析法などを用いて顎顔面骨格形態を分析し,その顎顔面骨格形態に調和するように,治療ゴールとしての歯の位置を決めて正常咬合に導く治療をしている.しかし,歯あるいは顎骨の位置を正常咬合に導いた後,すなわち動的矯正治療が終了した後に,得られた歯の位置,あるいは得られた正常咬合が生涯にわたって維持されるかどうかということは,矯正治療の施術の意義に関わる重要な考慮すべきポイントである.動的矯正治療終了後に通常用いる保定装置は,このような観点から,歯の位置あるいは得られた正常咬合を機械的に保持するために用いるが,生涯にわたって保定装置を使い続けることは非常に稀である. 歯は口唇,頬,舌などの口腔周囲の筋・軟組織が生み出す力に絶えず晒されており,その力によって徐々にその位置を変え得ることから,そのような口腔周囲軟組織から受ける力を考慮して治療ゴールを決定することは矯正歯科治療の成果を左右する重要な要素である. 本稿ではこの様な観点から,口唇閉鎖不全の影響,またそれに対する対応に関して,これまで行われてきた研究成果を紹介する., 北海道歯学会, 日本語 - 北海道大学病院を受診した成長期のBeckwith‐Wiedemann症候群患者の特徴
福島久夢, 佐藤嘉晃, 池田真明, 山崎与志紀, 斉藤文男, 菅原由紀, 金壮律, 岩崎弘志, 三古谷忠, 吉原俊博, 小山明彦, 飯田順一郎, 北海道矯正歯科学会雑誌, 43, 1, 22, 23, 2015年12月25日
日本語 - 北海道大学における教育学習支援システム(ELMS)の歯科矯正学実習への応用
佐藤 嘉晃, 菅原 由紀, 金 壮律, 八若 保孝, 井上 哲, 飯田 俊二, 飯田 順一郎, 日本歯科医学教育学会総会・学術大会プログラム・抄録集, 34回, 119, 119, 2015年07月
日本歯科医学教育学会, 日本語 - 上顎臼歯間幅径の拡大と顎裂部の縮小,顎裂部骨移植を一期的に行った唇顎口蓋裂の外科的矯正治療例
高草木祐理, 佐藤嘉晃, 小山明彦, 上田康夫, 三古谷忠, 飯田順一郎, 日本口蓋裂学会雑誌, 39, 2, 166, 166, 2014年04月30日
(一社)日本口蓋裂学会, 日本語 - 片側性唇顎口蓋裂患者における5‐Year Old Indexの分類と歯科矯正治療との関連
佐藤嘉晃, 澁川統代子, 日下部豊寿, 塚本祐理, 菅原由紀, 伊藤裕美, 松沢祐介, 三古谷忠, 小山明彦, 飯田順一郎, 日本口蓋裂学会雑誌, 39, 2, 189, 2014年04月30日
日本語 - 新素材のイノベーションがもたらす矯正歯科臨床のパラダイムシフト
山方 秀一, 山本 隆昭, 金子 知生, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 北海道歯学雑誌, 34, 1, 18, 20, 2013年09月15日
北海道歯学会, 日本語 - 顔貌の意識に関する研究
日下部豊寿, 佐藤嘉晃, 菅原由紀, 福島久夢, 大塚麻衣, 飯田順一郎, 日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 71st, 129, 129, 2012年09月
(公社)日本矯正歯科学会, 日本語 - 北海道大学病院歯科診療センターにおける歯科矯正治療
佐藤嘉晃, 梶井貴史, 日下部豊寿, 岩崎弘志, 金壮律, 菅原由紀, 小山明彦, 三古谷忠, 飯田順一郎, 日本口蓋裂学会雑誌, 37, 2, 90, 2012年04月30日
日本語 - 口唇口蓋裂治療 未来へのネットワーク 理想的なチーム医療を目指して 北海道大学病院における口唇・口蓋裂チーム医療 歴史と現況
小山 明彦, 舟山 恵美, 佐藤 嘉晃, 上田 康夫, 三古谷 忠, 西澤 典子, 今井 智子, 岡本 亨, 山本 有平, 日本口蓋裂学会雑誌, 37, 2, 75, 75, 2012年04月
(一社)日本口蓋裂学会, 日本語 - 糖尿病ラットにおける矯正力による歯槽骨改造現象に関する研究
関 淳也, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 北海道歯学雑誌, 32, 2, 135, 146, 2012年03月15日
近年,歯科矯正治療を希望する年齢層が高まっており,生活習慣病を有する年齢層の受診も少なくない.これに伴い糖尿病予備軍に矯正治療を行う機会も増加していると考えられるが,インスリン欠乏や高血糖などの糖尿病の症状が矯正治療に与える影響に関しては不明な点が多い.本研究では,ストレプトゾトシン誘発糖尿病ラットを用いて2種類の持続力を加え,歯周組織の変化を評価することにより,糖尿病の条件下における適切な矯正力について検討した.実験動物には,10週齢のWistar系雄性ラット20匹を用い,それぞれ非糖尿病群と糖尿病群に分けた.歯の移動にはNiTiコイルスプリングを用い,荷重条件をそれぞれの群で6gと13gの2種に分けた.また,左側に荷重負荷を施し右側は対照とした.4群5匹ずつの上顎切歯を固定源として左側第一臼歯の近心移動を7日間行った.なお,糖尿病群の歯の移動はストレプトゾトシンによる糖尿病誘発から2日後に開始した.実験終了後,上顎骨を切り出し,EDTAによる脱灰後,通法に従いパラフィンに包埋し咬合平面に平行に厚さ5μmの連続切片を作製し,HE染色を施した.第一臼歯の髄床底から根尖側寄り400μmの切片を起点とし,根尖側方向に50μm間隔で,400μm~550μm,650μm~800μmまでの切片8枚を選択し,光学顕微鏡的観察を行った.また,骨リモデリングの定量解析のため,各切片の第一臼歯歯根の歯髄腔の中心点を結んだ5角形を設定した.この5角形から歯根部分を除いた面積を規準とし,中に分布する骨面積の割合を計測し評価対象とした.結果は以下に示す通りである.⑴400μm~550μmの範囲では,糖尿病13g群は,非糖尿病6g群,非糖尿病13g群に対して,糖尿病6g群は非糖尿病6g群に対して骨面積の割合が有意に小さかった.⑵650μm~800μmの範囲では,糖尿病13g群は,非糖尿病6g群,非糖尿病13g群,糖尿病6g群に対して有意に小さかった.以上より,糖尿病患者に対する荷重条件としては弱い力が望ましい可能性がある., 北海道歯学会, 日本語 - 歯科用高出力レーザーの透過率に関する研究
石井 教生, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 北海道歯学雑誌, 32, 1, 35, 45, 2011年09月15日
これまでに組織の修復や治療に対して低出力レーザーを用いて効果をみた報告は多数見られる.一方,1990年以降,組織深部までレーザー光が到達する能力を持つ高出力レーザーについての報告も散見される.歯周組織深部にある歯根膜や歯槽骨で生じるリモデリングなどの変化に対して好影響を与える事を目的とするレーザ一光の使用では,皮膚粘膜表面に悪影響を与えずに深部に到達する効果が求められる.今回,歯科用高出力レーザー光が与える組織表面性状の変化および透過率を調べる事を目的として実験を行った. 材料・方法 コラーゲン製人工真皮(テルダーミス)を資料にし,半導体レーザー, Nd-YAGレーザー,Er-YAGレーザーおよび炭酸ガスレーザーの歯科用高出力レーザー発生装置を用いて下記の検討を行った. 1.照射による表面性状変化の有無の臨界値の測定 2.各種レーザーの人工真皮透過率測定 3.半導体レーザーについての検討 1)レーザー照射器先端と検知面の距離によるレーザー強度の変化に関する検討 2)レーザー照射器先端と人工真皮の距離による透過率の差異に関する検討. 結果と考察 1.Er-YAGレーザと炭酸ガスレーザーの両者は照射により表面性状が変化しやすいが,半導体レーザーおよびNd-YAGレーザーにおいては近距離で照射した場合においても表面性状は変化しにくかった.これは組織での吸収が少なく発熱等による影響が少ない為と考えられた. 2.透過率は高い順番に半導体レーザー24%,Nd-YAGレーザー18%,炭酸ガスレーザー2.5%,Er-YAGレーザー2.4%,の順であった.これより半導体レーザーが表面に影響を与えず内部に透過する点において最有用であると考える. 3.(1)距離による減弱は連続波とパルス波の両者において10mmでは4~5%,70mmでは81%であった. (2)透過率については,距離の条件によらず,23~26%であった., 北海道歯学会, 日本語 - 歯科矯正学臨床基礎実習に対するルーブリックの導入試行
佐藤 嘉晃, 山方 秀一, 岩崎 弘志, 日下部 豊寿, 菅原 由紀, 金 壮律, 梶井 貴史, 金子 知生, 山本 隆昭, 吉村 学, 八若 保孝, 飯田 順一郎, 北海道歯学雑誌, 32, 1, 46, 54, 2011年09月15日
北海道大学歯学部の専門教育期に行われる臨床基礎実習のうち,歯科矯正学教室が担当する歯科矯正学臨床基礎実習は舌側弧線装置作製実習と症例分析・診断学実習で構成されている.本実習の目標は「歯科矯正学講義で習得した基礎的,臨床的知識を基に症例分析法・矯正治療,技工技術を身に付けること」である.このようなものは一部パフォーマンス課題と呼ばれるものと考えられるが,従来型の評価法では適正な評価が行われない部分である.昨今,教育カリキェラムがプロセス基盤型からアウトカム基盤型へ移行するに伴い,ポートフォリオなどが徐々に取り入れられており,パフォーマンス系の課題にも対応可能な事が知られている.今回われわれは将来的なポートフォリオ評価の導入も視野に入れることも踏まえ,特にアウトカムに着目したルーブリックを実習にて試行し,有用性を評価することを目的とした.対象は平成21年度の3年次学生(平成22年度の4年次学生)46名とした.これらの学生に対して行われた舌側弧線装置作製実習と症例分析・診断学実習に際して,ルーブリックを用いてアウトカムに対する自己評価をさせた.得られたルーブリックから各項目の平均点を算出し比較した.結果より,両実習ともにプロフェッショナリズムは漸増する傾向がみられ,初回よりも最終回で有意に高かった.さらに,全体に舌側弧線装置作製実習の平均値よりも症例分析・診断学実習のそれが高い傾向..., 北海道歯学会, 日本語 - 歯科矯正学臨床基礎実習におけるルーブリックと振り返りに関するアンケート調査
佐藤 嘉晃, 岩崎 弘志, 山方 秀一, 日下部 豊寿, 菅原 由紀, 金 壮律, 梶井 貴史, 金子 知生, 山本 隆昭, 吉村 学, 八若 保孝, 飯田 順一郎, 北海道歯学雑誌, 32, 1, 55, 61, 2011年09月15日
近年,アウトカム基盤型教育の浸透とともに,ポートフォリオの使用が学習ツールとしても評価としても重要視されている.現在,歯科矯正学臨床基礎実習の4年次前期に行われる症例分析・診断学実習に対しては,将来的なポートフォリオの導入も視野に入れ,「ルーブリック」と「振り返り」を導入している.今回われわれは,この「ルーブリック」と「振り返り」が学習者である学生にとってどの程度の効果があったかを調べるためにアンケートを行った.対象は2010年の4年次学生55名である.これら学生に対して,症例分析・診断学実習における「ルーブリック」および「振り返り」について各々に無記名式のアンケートを行った.アンケート内容はルーブリックや振り返りの効果や実習への反映を問うものである.結果より,「ルーブリック」「振り返り」ともに,学習ツールとしての有効性を認める学生が多かった事,アウトカムの重要性や振り返りを認識できた学生が少なからずいた事,がわかった.一方,「ルーブリック」は日常の学習への反映と言う点ではうまくできていない学生もみられた.これらより,「ルーブリック」「振り返り」の利用は歯科矯正学臨床基礎実習にとって有効である事が示唆された., 北海道歯学会, 日本語 - 異なる口蓋形成術を施行した片側性唇顎口蓋裂児の10歳時における顎顔面形態の比較検討
菅原由紀, 梶井貴史, 日下部豊寿, 佐藤嘉晃, 三古谷忠, 小山明彦, 飯田順一郎, 日本口蓋裂学会雑誌, 36, 2, 77, 77, 2011年04月30日
(一社)日本口蓋裂学会, 日本語 - 8.上顎中切歯萌出前に顎裂部骨移植を受けた片側性口唇口蓋裂患者における上顎前方牽引装置の治療効果(一般口演,第51回北海道矯正歯科学会大会抄録)
廣澤 知之, 梶井 貴史, 菅原 由紀, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 北海道矯正歯科学会雑誌, 38, 1, 2010年12月25日
北海道矯正歯科学会, 日本語 - 異なる口蓋形成術を施行した完全片側性唇顎口蓋裂児の10歳時における顎顔面形態の比較検討
菅原由紀, 梶井貴史, 日下部豊寿, 佐藤嘉晃, 三古谷忠, 小山明彦, 飯田順一郎, 日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 69th, 257, 257, 2010年09月
(公社)日本矯正歯科学会, 日本語 - 上顎中切歯萌出前に顎裂部骨移植を受けた片側性唇顎口蓋裂患者における上顎前方牽引装置の治療効果
廣澤知之, 梶井貴史, 小松恵, 菅原由紀, 佐藤嘉晃, 小山明彦, 三古谷忠, 飯田順一郎, 日本口蓋裂学会雑誌, 35, 2, 131, 2010年04月30日
日本語 - 3.北海道大学病院における片側性唇顎口蓋裂患者の矯正治療 : 治療の標準化に向けて 第一報 来院状況と医療費(学術展示,第50回北海道矯正歯科学会大会抄録)
佐藤 嘉晃, 角野 晃大, 菅原 由紀, 金 壮律, 梶井 貴史, 日下部 豊寿, 岩崎 弘志, 飯田 順一郎, 北海道矯正歯科学会雑誌, 37, 1, 45, 46, 2009年12月25日
北海道矯正歯科学会, 日本語 - 北海道大学病院における片側性唇顎口蓋裂患者の矯正治療―治療の標準化に向けて来院回数と矯正医療費―
佐藤嘉晃, 角野晃大, 菅原由紀, KIM T, 梶井貴史, 日下部豊寿, 岩崎弘志, 飯田順一郎, 日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 68th, 212, 212, 2009年11月
(公社)日本矯正歯科学会, 日本語 - 頭蓋顔面骨切り術の術前計画と手術の実際 上下顎 上下顎骨切り術の術前計画と手術の実際 Desirable ProfileとDesirable Occlusionの両立のために
小山 明彦, 佐々木 了, 大澤 昌之, 上田 康夫, 佐藤 嘉晃, 舟山 恵美, 山本 有平, 日本頭蓋顎顔面外科学会誌, 25, 2, 88, 88, 2009年06月
(一社)日本頭蓋顎顔面外科学会, 日本語 - Differences in dento-facial morphology in lip competence and lip incompetence
LEONARDO Satimary Endo, SATO Yoshiaki, KANEKO Tomoo, YAMAMOTO Takaaki, HANDA Kaori, IIDA Junichiro, ORTHODONTIC WAVES, 68, 1, 12, 19, 2009年 - 口唇閉鎖能力と顎顔面形態との関連性について
サチマリ 遠藤 レオナルド, 佐藤 嘉晃, 半田 薫, 金子 知生, 山本 隆昭, 飯田 順一郎, 北海道歯学雑誌, 29, 2, 139, 147, 2008年12月15日
英語 - 北海道大学大学院歯学研究科・歯学部におけるFD活動 (FD特集)
八若 保孝, 加我 正行, 飯塚 正, 山本 恒之, 佐藤 嘉晃, 根岸 淳, 北川 善政, 鈴木 邦明, 森田 学, 吉田 重光, 高等教育ジャ-ナル, 16, 153, 159, 2008年12月
Activities of Faculty Development (FD) in the Graduate School of Dental Medicine and School of Dental Medicine of Hokkaido University consist of lectures on FD, workshops on FD and student evaluation of undergraduate lectures. Basically, the lectures on FD are held 4 times every year. The speakers are selected not only from the faculty of Hokkaido University but also from outside the university. A workshop on FD is held once every year. Usually about 30 faculty members of the Graduate School of Dental Medicine participate in the workshop that takes place for two days in a hotel out of campus. The student evaluation of undergraduate lectures is conducted twice every year; i.e., for the lectures in the first semester and the second semester. The lectures and workshop on FD began in 2000, and the student evaluation of undergraduate lectures began in 1997. Many faculty members have participated in the lectures and workshops on FD and made efforts to develop their competence. The student evaluation of undergraduate lectures showed a gain in the score. However, there are a few faculty members who have a negative view of FD in practice., 北海道大学高等教育機能開発総合センター, 日本語 - Multivariate analysis of factors affecting dental arch relationships in Japanese unilateral cleft lip and palate patients at Hokkaido University Hospital
ALAM Mohammad Khursheed, KAJII Takashi S, KOSHIKAWA-MATSUNO Mino, SUGAWARA-KATO Yuki, SATO Yoshiaki, IIDA Junichiro, ORTHODONTIC WAVES, 67, 2, 45, 53, 2008年 - 術前矯正治療にオトガイ形成術と下顎前歯部歯槽骨切り術を併用した下顎後退症の1例
松下 和裕, 山口 博雄, 諏訪 伸輔, 高道 理, 山本 隆昭, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 尾田 充孝, 大井 一浩, 道念 正樹, 大畑 昇, 戸塚 靖則, 飯田 順一郎, 井上 農夫男, 村上 有二, 日顎変形誌, 18, 3, 221, 229, 2008年 - 4. 骨格性下顎前突の外科的矯正治療における下顎前歯のdecompensationについて(一般口演,第48回北海道矯正歯科学会大会)
佐藤 嘉晃, 角野 晃大, 菅原 由紀, 梶井 貴史, 岡本 亨, 山方 秀一, 山本 隆昭, 山口 博雄, 井上 農夫男, 飯田 順一郎, 北海道矯正歯科学会雑誌, 35, 1, 2007年12月25日
北海道矯正歯科学会, 日本語 - 北海道大学病院矯正科における唇顎口蓋裂患者の臨床統計学的調査―第2報―
松野美乃, 梶井貴史, ALAM M, 菅原由紀, 岡本亨, 岩崎弘志, 佐藤嘉晃, 飯田順一郎, 日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 66th, 169, 169, 2007年09月
(公社)日本矯正歯科学会, 日本語 - 片側性唇顎口蓋裂患者の矯正歯科初診時における咬合に関係する因子の評価
アラム モハマド, 梶井 貴史, 松野 美乃, 菅原 由紀, 三古谷 忠, 井上 農夫男, 佐々木 了, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 日本口蓋裂学会雑誌, 32, 2, 211, 211, 2007年04月30日
(一社)日本口蓋裂学会, 日本語 - 1. 釧路赤十字病院歯科口腔外科矯正歯科における唇顎口蓋裂患者の統計的観察(一般口演,第47回北海道矯正歯科学会大会)
永山 和典, 村上 有二, 佐藤 嘉晃, 菅原 由紀, 角野 晃大, 飛塚 昌則, 北澤 慎一, 松山 功, 石井 教生, 山崎 与志紀, 喜多 宏明, 今井 徹, 金子 知生, 山本 隆昭, 三古谷 忠, 井上 農夫男, 飯田 順一郎, 北海道矯正歯科学会雑誌, 34, 1, 2006年12月25日
北海道矯正歯科学会, 日本語 - 鼻中間顎が大きく偏位した両側顔面斜裂の術前顎矯正を含めた治療経験
佐々木 了, 佐藤 嘉晃, 岡本 亨, 杉原 平樹, 井川 浩晴, 山本 有平, 小山 明彦, 日本口蓋裂学会雑誌, 31, 2, 2006年04月30日
日本語 - 釧路赤十字病院における外科的矯正治療の発展—病病および病診連携の観点からー.
道念 正樹, 松沢 正宏, 村上 有二, 角野 晃大, 菅原 由紀, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 飯田 順一郎, 佐藤 浩一, 土井上 輝夫, 内藤 敢, 高道 理, 大畑 昇, 松下 和裕, 尾田 充孝, 山口 博雄, 戸塚 靖則, 井上 農夫男, 日本顎変形症学会雑誌, 16, 4, 190, 195, 2006年 - 1. 唇顎口蓋裂患者における口蓋形成術法の種類による咬合状態の比較検討(一般口演,第46回北海道矯正歯科学会大会)
松野 美乃, 梶井 貴史, 佐藤 嘉晃, 菅原 由紀, 大矢 和可, Alam Mohammad Khursheed, 李 紅雲, Leonardo Satimary, 飯田 順一郎, 三古谷 忠, 川嶋 邦裕, 北海道矯正歯科学会雑誌, 33, 1, 2005年12月23日
北海道矯正歯科学会, 日本語 - 7. 成人矯正治療におけるオーバーバイトに関する予備的研究(一般口演,第46回北海道矯正歯科学会大会)
石井 教生, 佐藤 嘉晃, 日下部 豊寿, 山崎 篤, 菅原 由紀, 梶井 貴史, 飯田 順一郎, 北海道矯正歯科学会雑誌, 33, 1, 2005年12月23日
北海道矯正歯科学会, 日本語 - 日常生活における口唇閉鎖状態の新しい評価法と応用 : 第2報 睡眠時と覚醒時における口唇閉鎖状態について
半田 薫, 佐藤 嘉晃, 金子 知生, 山本 隆昭, 飯田 順一郎, 北海道歯学雑誌, 26, 2, 153, 163, 2005年12月15日
日本語 - インプラントを用いない耳介エピテーゼの保持方法とその短期的予後
上田 康夫, 田村 信太郎, 高道 理, 大畑 昇, 佐藤 嘉晃, 大井 一浩, 井上 農夫男, 西川 圭吾, 顎顔面補綴, 28, 2, 121, 122, 2005年12月
(一社)日本顎顔面補綴学会, 日本語 - 釧路赤十字病院における顎変形症患者に対する対応 病病および病診連携の観点から
道念 正樹, 村上 有二, 佐藤 嘉晃, 菅原 由紀, 大畑 昇, 飯田 順一郎, 佐藤 浩一, 土井上 輝夫, 内藤 敢, 山本 隆昭, 高道 理, 井上 農夫男, 尾田 充孝, 山口 博雄, 戸塚 靖則, 日本顎変形症学会雑誌, 15, 3, 182, 183, 2005年12月
(NPO)日本顎変形症学会, 日本語 - BALB/c-bm/bm短肢症マウスが前歯部交叉咬合を自然発症する機構に関する研究
梶井 貴史, 菅原 由紀, 佐藤 嘉晃, 平林 義章, 藤森 修, 飯田 順一郎, 歯界展望, 特別号, 健康な心と身体は口腔から-発ヨコハマ2004-, 296, 296, 2005年06月
医歯薬出版(株), 日本語 - 顎顔面の先天異常に伴う不正咬合に対するDistraction Osteogenesisの応用
佐藤 嘉晃, 岡本 享, 日下部 豊寿, 梶井 貴史, 菅原 由紀, 宇賀 大, 飯田 順一郎, 歯界展望, 特別号, 健康な心と身体は口腔から-発ヨコハマ2004-, 299, 299, 2005年06月
医歯薬出版(株), 日本語 - 二段階口蓋形成術法と一段階口蓋形成術法との比較検討 : 完全片側性唇顎口蓋裂児の5歳時における顎顔面形態
菅原 由紀, 梶井 貴史, 佐藤 嘉晃, 三古谷 忠, 井上 農夫男, 戸塚 靖則, 川嶋 邦裕, 井川 浩晴, 飯田 順一郎, 日本口蓋裂学会雑誌, 30, 2, 92, 92, 2005年04月30日
(一社)日本口蓋裂学会, 日本語 - 「線維性骨異形成症による顔面非対称を伴う外科的矯正治療の1例」
佐藤 嘉晃, 石川 博之, 高師 則行, 高道 理, 大畑 昇, 飯塚 正, 向後 隆男, 山口 博雄, 飯田 順一郎, 井上 農夫男, 日顎変形誌, 15, 3, 140, 150, 2005年 - 骨格性下顎前突症患者の側貌の変化—下顎枝矢状分割術と矯正治療との比較.
日下部 豊寿, 佐藤 嘉晃, 岡本 亨, 山本 隆昭, 大畑 昇, 井上 農夫男, 飯田 順一郎, 日本顎変形症学会雑誌, 16, 1, 1, 7, 2005年 - 加圧刺激による微小血管系の形態および機能の変化 : 生体顕微鏡による長期的観察
片桐 洋一, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 北海道歯学雑誌, 25, 2, 235, 244, 2004年12月15日
日本語 - 積層造形技術の耳介エピテーゼ作製への応用
上田康夫, 田村信太郎, 二宮隆明, 会田英紀, 大畑昇, 佐藤嘉晃, 大井一浩, 井上農夫男, 顎顔面補綴, 27, 2, 108, 109, 2004年12月01日
(一社)日本顎顔面補綴学会, 日本語 - BALB/c-bm/bm短肢症マウスが前歯部交叉咬合を自然発症する機構に関する研究
梶井 貴史, 菅原 由紀, 佐藤 嘉晃, 平林 義章, 藤森 修, 飯田 順一郎, 日本歯科医師会雑誌, 57, 4, 412, 412, 2004年07月
(公社)日本歯科医師会, 日本語 - 顎顔面の先天異常に伴う不正咬合に対するDistraction Osteogenesisの応用
佐藤 嘉晃, 岡本 亨, 日下部 豊寿, 梶井 貴史, 菅原 由紀, 宇賀 大, 飯田 順一郎, 日本歯科医師会雑誌, 57, 4, 413, 413, 2004年07月
(公社)日本歯科医師会, 日本語 - 著しい片側性鋏状咬合を顎矯正手術の併用により治療した1例
豊泉 裕, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 高道 理, 大畑 昇, 尾田 充孝, 山口 博雄, 井上 農夫男, 飯田 順一郎, 日本顎変形症学会雑誌, 14, 1, 66, 74, 2004年 - 「前歯部交叉咬合を自然発症するBALB/c-bm/bmマウスの顎関節における組織学的および生化学的検討」
梶井 貴史, 加藤 由紀, 平林 義章, 藤森 修, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 日顎関節誌, 16, 3, 205, 212, 2004年 - 顎裂部への骨移植を行わなかった片側性唇顎裂患者に対する矯正治療の一例
北海矯歯誌, 32: 14-21, 2004年 - 上顎の狭窄を伴う骨格性下顎前突症例 —上顎の多分割Le Fort I 型骨切り術と下顎枝矢状分割術の併用—.
日本顎変形症学会雑誌, 14: 186-195, 2004年 - 「学生による授業評価」の結果に影響を与える評価項目.
日本歯科医学教育学会雑誌, 19: 415-422, 2004年 - Application of rapid prototyping technology in constructing an auricular prosthesis.
Maxillofacial Prosthetics, 27: 13-19, 2004年 - 手術シミュレーション用生体模型作製のためのデータ生成へのマーチンキューブアルゴリズムの適応
上田 康夫, 田村 信太郎, 二宮 隆明, 會田 英紀, 大畑 昇, 佐藤 嘉晃, 大井 一浩, 井上 農夫男, 顎顔面補綴 = Maxillofacial prosthetics, 26, 2, 55, 61, 2003年12月01日
英語 - 片側性唇顎口蓋裂患者における左右同名歯歯根の発育段階について
宇賀大, 岡本亨, 佐藤嘉晃, 日下部豊寿, 梶井貴史, 菅原由紀, 飯田順一郎, 日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 62nd, 266, 266, 2003年10月08日
(公社)日本矯正歯科学会, 日本語 - マウス短肢症の原因遺伝子bmは前歯部交叉こう合を引き起こす
梶井貴史, 菅原由紀, 佐藤嘉晃, 平林義章, 藤森修, 飯田順一郎, 日本矯正歯科学会大会プログラム・抄録集, 62nd, 152, 2003年10月08日
日本語 - 不正咬合モデルとしてのBALB/c-bm/bmマウスの基礎的検討
菅原 由紀, 梶井 貴史, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 歯科基礎医学会雑誌, 45, 5, 305, 305, 2003年09月01日
歯科基礎医学会, 日本語 - Hemifacial microsomia患者における上下第3大臼歯歯胚欠損に関する検討
菅原 由紀, 梶井 貴史, 佐藤 嘉晃, 岡本 亨, 永山 和典, 宇賀 大, 飯田 順一郎, 井川 浩晴, 川嶋 邦裕, 杉原 平樹, 日本頭蓋顎顔面外科学会誌, 19, 1, 60, 61, 2003年04月
(一社)日本頭蓋顎顔面外科学会, 日本語 - 4. 金属アレルギーをもつ矯正患者に対する調査(一般口演,第43回北海道矯正歯科学会大会)
入江 丈元, 入江 幸保, 菅原 由紀, 大瀧 尚子, 由川 将丈, 永山 和典, 山方 秀一, 佐藤 嘉晃, 金子 知生, 飯田 順一郎, 北海道矯正歯科学会雑誌, 30, 1, 2002年12月20日
北海道矯正歯科学会, 日本語 - 外科的矯正治療へのクリスティカルパス導入に関する研究
北海道矯正歯科学会雑誌, 30(1), 46-50, 2002年 - 著しい片側性鋏状咬合を伴う上顎前突の1例
佐藤 嘉晃, 日下部 豊寿, 梶井 貴史, 山方 秀一, 山本 隆昭, 今井 徹, 上田 康夫, 奥田 耕一, 高道 理, 大畑 昇, 尾田 充孝, 山口 博雄, 戸塚 靖則, 井上 農夫男, 飯田 順一郎, 日本顎変形症学会雑誌, 12(1), 24-32, 1, 24, 32, 2002年
初診時33歳8ヵ月女.左側臼歯部鋏状咬合及び下顎右側臼歯部欠損による咀嚼障害,口唇の突出による整容障害,ならびに口裂閉鎖困難を主訴に受診した.上顎左側臼歯部歯槽骨切り術と下顎左側歯槽皮質骨切り術を併用することで外科的矯正治療を行い,良好な治療結果が得られた, (NPO)日本顎変形症学会, 日本語 - 北海道大学医学部附属病院における口唇裂、口蓋裂のチーム医療:その歴史と成果
形成外科, 42(2), 105-116, 2002年 - 高齢者の顎顔面形態と歯列咬合形態の実態調査
内田 禎子, 石川 博之, 佐藤 嘉晃, 飯田 順一郎, 北海道矯正歯科学会雑誌, 29(1), 37-45, 1, 64, 64, 2001年
北海道矯正歯科学会, 日本語 - A case of skeletal class III malocclusion with severe open bite treated by combined Le Fart I and sagittal split ramus osteotomy
Sato Yoshiaki, Kajii Takashi, Kusakabe Toyohisa, Okamoto Toru, Yamagata Syuichi, Yamamoto Takaaki, Imai Tohru, Ohata Noboru, Inoue Nobuo, Iida Junichiro, Journal of Hokkaido Orthodontic Society, 29, 1, 50, 57, 2001年
北海道矯正歯科学会, 英語 - 矯正歯科治療における口腔インプラントの応用
亀澤 千博, 佐藤 嘉晃, 越智 守生, 広瀬 由紀人, 坂口 邦彦, 富田 達洋, 永山 正人, 三嶋 顕, 日本口腔インプラント学会誌, 14, 1, 36, 46, 2001年
Orthodontic treatment of patients with periodontal disease has been difficult due to the lack of a source of anchorage to which orthodontic force can be applied.However,osseointegrated implants have become popular as a safe and reliable tool,not only for the treatment of a missing tooth but also for other purposes,including the use of osseointegrated implants to reposition natural teeth.We report here two patients in whom an osseointegrated implant was placed into the alveolar bone and used in orthodontic treatment.The oral implant was immobile by definition.Case 1 had maxillary and mandibular protrusion,a mandibular molar defect,and periodontal disease.After treatment of her periodontal disease,an osseointegrated implant was placed.Seven months later,the patient received orthodontic treatment using the implant as the source of anchorage.After 29 months of orthodontic treatment,the patient is satisfied with the improvements in her initial complaints of difficulty in mastication, dysfunction of the masticatory system, difficulty in closing the lips,and aesthetic dissatisfaction.Case 2 was a patient with anterior crossbite reversed occlusion,a molar defect,and periodontal disease.After treatment of the periodontal disease and bite-raising by temporary restoration for 2 months,an oral implant was placed.After the 6-month healing period,the patient received orthodontic treatment for 24 months.After the 6-month retention,the final prosthesis was placed using hybrid ceramics.The problem with difficulty of mastication has improved,and the patient is greatly satisfied with the treatment.In both patients who received orthodontic treatment using an oral implant as the source of anchorage,the oral implant did not move or looser. Oral implants may be useful in orthodontic treatment of patients who have no source of anchorage., 公益社団法人 日本口腔インプラント学会, 日本語 - 顎変形症患者における上下顎基底骨幅径の不調和と臼歯部歯軸に関する検討
佐藤 嘉晃, 山方 秀一, 岡本 亨, 山本 隆昭, 今井 徹, 飯田 順一郎, 上田 康夫, 奥田 耕一, 高道 理, 大畑 昇, 尾田 充孝, 山口 博雄, 戸塚 靖則, 井上 農夫男, 日本顎変形症学会雑誌, 11, 1, 21, 28, 2001年
(NPO)日本顎変形症学会, 日本語 - 顎変形症患者における上下顎基底骨幅径に関する検討
佐藤 嘉晃, 山方 秀一, 日下部 豊寿, 岡本 亨, 山本 隆昭, 飯田 順一郎, 上田 康夫, 奥田 耕一, 高道 理, 大畑 昇, 日本顎変形症学会誌, 11, 2, 115, 115, 2001年
(NPO)日本顎変形症学会, 日本語 - A case of skeletal class III malocclusion with severe open bite treated by combined Le Fort I and sagittal split ramus osteotomy
Sato Yoshiaki, Kajii Takashi, Kusakabe Toyohisa, Okamoto Toru, Yamagata Syuichi, Yamamoto Takaaki, Imai Tohru, Ohata Noboru, Inoue Nobuo, Iida Junichiro, 北海道矯正歯科学会雑誌, 29, 1, 50, 57, 2001年
北海道矯正歯科学会, 英語 - Simultaneous distraction osteogenesis of the mandible and maxilla just with internal devices in hemifacial microsomia
HH Igawa, K Kawashima, T Sugihara, Y Sato, J Iida, 3RD INTERNATIONAL CONGRESS ON CRANIAL AND FACIAL BONE DISTRACTION PROCESSES, 313, 317, 2001年
We reported a girl with hemifacial microsomia who underwent successful simultaneous distraction osteogenesis of the mandible and maxilla just with internal distraction devices and with neither intermaxillary wire fixation nor RED system. The affected mandibular ramus corticotomy followed by fracture by manual manupulation and bilateral high LeFort I osteotomy were performed and then internal distraction devices were placed respectively avoiding teeth injury. During the period between application and removal of the devices, mandibular and maxillary multibracket appliances and intermaxillary elastics were used to maintain favorable occlusion. Just at the time of meals, the intermaxillary elastics were temporarily removed. Facial asymmetry and maloclusion significantly improved postoperatively. Our method restricts no daily life and allows oral intake, and hence is suitable especially for children., MEDIMOND S R L, 英語 - Alveolar distraction of the lateral segment for a patient with a cleft using intra-oral devices.
2001 Distraction Odyssey, 313, 317, 2001年 - 矯正歯科治療における口腔インプラントの応用
亀澤 千博, 佐藤 嘉晃, 越智 守生, 広瀬 由紀人, 坂口 邦彦, 富田 達洋, 永山 正人, 三嶋 顕, 日本口腔インプラント学会誌 = Journal of Japanese Society of Oral Implantology, 14, 1, 36, 46, 2001年
Orthodontic treatment of patients with periodontal disease has been difficult due to the lack of a source of anchorage to which orthodontic force can be applied.However,osseointegrated implants have become popular as a safe and reliable tool,not only for the treatment of a missing tooth but also for other purposes,including the use of osseointegrated implants to reposition natural teeth.We report here two patients in whom an osseointegrated implant was placed into the alveolar bone and used in orthodontic treatment.The oral implant was immobile by definition.Case 1 had maxillary and mandibular protrusion,a mandibular molar defect,and periodontal disease.After treatment of her periodontal disease,an osseointegrated implant was placed.Seven months later,the patient received orthodontic treatment using the implant as the source of anchorage.After 29 months of orthodontic treatment,the patient is satisfied with the improvements in her initial complaints of difficulty in mastication, dysfunction of the masticatory system, difficulty in closing the lips,and aesthetic dissatisfaction.Case 2 was a patient with anterior crossbite reversed occlusion,a molar defect,and periodontal disease.After treatment of the periodontal disease and bite-raising by temporary restoration for 2 months,an oral implant was placed.After the 6-month healing period,the patient received orthodontic treatment for 24 months.After the 6-month retention,the final prosthesis was placed using hybrid ceramics.The problem with difficulty of mastication has improved,and the patient is greatly satisfied with the treatment.In both patients who received orthodontic treatment using an oral implant as the source of anchorage,the oral implant did not move or looser. Oral implants may be useful in orthodontic treatment of patients who have no source of anchorage., 公益社団法人 日本口腔インプラント学会, 日本語 - A study of the Discrepancy in upper and lower basal arch widths related to inclination of the upper and lower molars in Jaw deformity patients.
Jpn. J. Jaw Defom., 11, 1, 21, 28, 2001年 - Simultaneous distraction osteogenesis of the mandible and maxilla just with internal devices in hemifacial microsomia
HH Igawa, K Kawashima, T Sugihara, Y Sato, J Iida, 3RD INTERNATIONAL CONGRESS ON CRANIAL AND FACIAL BONE DISTRACTION PROCESSES, ahstiact, 313, 317, 2001年
We reported a girl with hemifacial microsomia who underwent successful simultaneous distraction osteogenesis of the mandible and maxilla just with internal distraction devices and with neither intermaxillary wire fixation nor RED system. The affected mandibular ramus corticotomy followed by fracture by manual manupulation and bilateral high LeFort I osteotomy were performed and then internal distraction devices were placed respectively avoiding teeth injury. During the period between application and removal of the devices, mandibular and maxillary multibracket appliances and intermaxillary elastics were used to maintain favorable occlusion. Just at the time of meals, the intermaxillary elastics were temporarily removed. Facial asymmetry and maloclusion significantly improved postoperatively. Our method restricts no daily life and allows oral intake, and hence is suitable especially for children., MEDIMOND S R L, 英語 - Alveolar distraction of the lateral segment for a patient with a cleft using intra-oral devices
Y Sato, T Kusakabe, T Kajii, T Okamoto, J Iida, K Kawashima, HH Igawa, T Sugihara, 3RD INTERNATIONAL CONGRESS ON CRANIAL AND FACIAL BONE DISTRACTION PROCESSES, Ahstract, 165, 171, 2001年
A 6-year-old Japanese boy with a bilateral cleft lip and palate was applied distraction osteogenesis 3-dimensionally for the purpose of correcting his collapsed maxillary dentition. Le Fort I osteotomy on the left side was performed, and an intra-oral device was fixed in the first step of distraction osteogenesis, and the other expansion appliance was put on the maxillary dentition in the second step. Distraction osteogenesis on the left lesser segment in the first step produced about 7mm of movement inferiorly, and 12mm. of movement laterally/mesially in the second step. 3-dimensional distraction osteogenesis seems to be mostly of satisfaction. These suggest that the effectiveness of the distraction osteogenesis for patients who have severe collapsed maxillary dentition., MEDIMOND S R L, 英語 - Hemifacial microsoniaに関する咬合状態の検討
日本頭蓋顎顔面外科学会誌, 抄録集, 111, 2000年 - 顎変形症患者における自己顔の認識について
日本顎変形症学会誌, 10, 2, 186, 2000年 - 顎変形症における上下顎基底骨幅径の不調和に関する一考察
佐藤 嘉晃, 山方 秀一, 山本 隆昭, 今井 徹, 飯田 順一郎, 尾田 充孝, 山口 博雄, 戸塚 靖則, 井上 農夫男, 奥田 耕一, 日本顎変形症学会誌, 10, 2, 173, 173, 2000年
(NPO)日本顎変形症学会, 日本語 - 成人上顎前突症例
北海道矯歯科学会雑誌, 28, 2000年 - 歯科からみた形成外科の役割と展望
日本形成外科学会抄録集, 2000年 - 側貎シルエットに対する大学生の主観的評価に関する研究(共著)
北海道矯正歯科学会雑誌, 27, 1, 59, 67, 2000年 - 矯正患者における上下顎第三大臼歯歯胚の存在に関する年代別調査(共著)
北海道矯正歯科学会雑誌, 27, 1, 53, 58, 2000年 - A case report of an adult skeletal Class II malocclusion
Sato Yoshiaki, Ishikawa Hiroyuki, Yamazaki Atsushi, Kajii Takashi, Iida Junichiro, 北海道矯正歯科学会雑誌, 28, 1, 57, 64, 2000年
北海道矯正歯科学会, 英語 - Profile preference in Japanese male laypersons
The Journal of Europeau orthodontic society, 2000年 - Study on the subjective estimation of the profile silhouettes by the undergraduate
The Journal of Hokkaido Orthodontic Society, 27, 1, 59, 67, 2000年 - Chronological comparison on the occurrence of tooth germs of the maxillary and mandibular third molars in the orthodontic patients
The Journal of Hokkaido Orthodontic Society, 27, 1, 53, 58, 2000年 - Dentoalveolar compensation related to variations in sagittal jaw relationships
H Ishikawa, S Nakamura, H Iwasaki, S Kitazawa, H Tsukada, Y Sato, ANGLE ORTHODONTIST, 69, 6, 534, 538, 1999年12月
The purpose of this study was to investigate dentoalveolar compensation for variations in sagittal jaw relationships in 44 adult females with normal incisor relationships and either skeletal Class I or skeletal Class III jaw relationships. Cephalometric analysis was performed to evaluate sagittal jaw relationship, maxillary and mandibular incisor inclination, and the cant of the occlusal plane. Molar relationships were evaluated from study models. Correlation analysis was performed be tween skeletal and dental measurements. The most appropriate cephalometric parameters describing dental compensation quantitatively were SN-AB as a skeletal measurement and SN-U1, SN-L1, and SN-OP as denial measurements. Among the compensatory dentoalveolar changes, lower incisor inclination was strongly related to the sagittal jaw relationship and Flayed an important role in obtaining a normal incisor relationship. Compensatory changes in the occlusal plane angulation were slight when compared with changes in the incisor regions. A Class I molar relationship was rare when SN-AB exceeded 84 degrees, even when incisor relationships were normal., ANGLE ORTHODONTISTS RES EDUC FOUNDATION INC, 英語 - 矯正的歯牙移動時における歯根吸収に関する組織学的研究
高田 賢二, 土門 卓文, 佐藤 嘉晃, 石川 博之, 脇田 稔, 歯科基礎医学会雑誌, 41, 5, 465, 465, 1999年08月20日
歯科基礎医学会, 日本語 - 短根歯を伴った骨格性反対咬合の外科的矯正治験例
北海道矯正歯科学会雑誌, 27, 1, 89, 95, 1999年 - A surgical orthodontic case of an adult skeletal class(]G0003[) malocclusion with the short roots(共著)
The Journal of Hokkaido Orthodontic Society, 27, 1, 89, 95, 1999年 - Stress Distribution in Degenerated Periodontal Ligament in Experimental Tooth Mouement(共著)
Journal of Oromaxillofacial Biomechanics, 5, 1, 17, 24, 1999年 - A trial of orthodontic correction for maxillary canine-lateral incisor transposition : A failure and a recovery
Sato Yoshiaki, Kamezawa Chihiro, Imai Tohru, 北海道矯正歯科学会雑誌, 27, 1, 96, 103, 1999年
北海道矯正歯科学会, 英語 - Bone resorption rate of moved and fixed teeth during alveolar bone remodeling by orthodontic treatment
Hajime Morikawa, Seiki Yamanami, Morimasa Nishihira, Katsuyuki Yamamoto, Yoshiaki Satoh, Hiroyuki Ishikawa, Shinji Nakamura, JSME International Journal, Series C: Mechanical Systems, Machine Elements and Manufacturing, 42, 3, 590, 596, 1999年
Orthodontic treatment is based on the remodeling of the alveolar bone in response to externally applied orthodontic force to a tooth. The rate of bone resorption is, therefore, one of the essential factors for understanding tooth movement during orthodontic treatment. There is the basic concept of differential force in orthodontics that the application of an optimal force enables the canine to be moved without moving the molar that is used as an anchor for retracting the canine. In this paper, the resorption rates of the alveolar bone around the molar and the canine were estimated from the clinical measurements of tooth movement and the stress analyses of tooth roots using a 3-D finite element model. The model consisted of an orthodontic spring, the canine, the second premolar, and the first and second molars. The bone resorption rate to a unit stress at the molar was found to be about 0.5 micron/(kPa • day) and almost the same as that of the canine. This result suggests that the concept of differential force can be explained simply by differences in the geometry of the roots of moved and fixed teeth., Japan Society of Mechanical Engineers, 英語 - Histological changes in the PDh influenced by tooth root configuration during orthodontic tooth movement
J. Oromax. Biomech, 5, 1, 25, 31, 1999年 - Bone resorption at the margin of the alveolar bone during orthodontic tooth movement
Hokkaido Journal of Dental Science, 20, 1, 59, 65, 1999年 - Stress distribution in degenerated periodontal ligament in experimental tooth movement
The Journal of Japan Association of Adult Orthodontics, 1999年 - Individual growth in Class III malocclusions and its relationship to the chin cap effects
H Ishikawa, S Nakamura, C Kim, H Iwasaki, Y Satoh, S Yoshida, AMERICAN JOURNAL OF ORTHODONTICS AND DENTOFACIAL ORTHOPEDICS, 114, 3, 337, 346, 1998年09月
Individual growth characteristics of the maxilla and the mandible in Class III malocclusions were investigated in terms of growth amount, growth direction, and timing of growth; chin cap effects were considered in the context of growth characteristics of the jaws. Longitudinal cephalograms of six untreated Japanese Class III subjects were used for the analysis of jaw growth from 8 to 14 years of age. The facial patterns were classified into the five groups with different effects of therapy by discriminant functions derived from our previous chin cap study. The results obtained were as follows: (1) Among the six subjects, inhibition of maxillary forward growth was found in four subjects at ages before the maximum pubertal growth in body height occurred, resulting from occlusal interference of anterior cross bite. The growth potential of the jaws appeared genetically normal, and the facial patterns were classified into groups in which chin caps have been found to be effective to some extent. (2) A subject with growth characteristics of strong mandibular downward growth was classified in a group showing backward growth of the mandible by chin caps. (3) One of the remaining sample showing the strongest mandibular forward growth was classified in a group where chin caps are not effective. (4) It was concluded that effects of chin cap therapy are closely related to growth characteristics of the mandible in Class III treatment., MOSBY-YEAR BOOK INC, 英語 - 北海道大学歯学部附属病院を受診した矯正患者の過去15年間の変遷
金澤 成美, 山本 隆昭, 高田 賢二, 藤井 元太郎, 石橋 抄織, 佐藤 嘉晃, 原口 直子, 今井 徹, 中村 進治, 日本矯正歯科学会雑誌, 57, 2, 92, 102, 1998年
1981年4月から1996年3月までの15年間に北海道大学歯学部附属病院矯正科を来院した矯正患者を調査対象に, 経時的推移を調査し以下の結果を得た.1. 過去15年間の来院患者総数は4, 559名で, 1981年から1990年までは増加していたが, その後の患者数は減少していた.2. 性別では, 男性 : 女性が1 : 1.5と女性が多く, また年齢が高くなるに伴い女性が増加していた.3. 初診時年齢は経時的に年齢が高くなる傾向にあり, 成長期の患者が減少し, 永久歯列期の患者が増加していた.4. 来院動機では審美障害が最も多く, 次いで咀嚼障害であった.また, 顎関節症を主訴とする患者が近年は増加していた.5. 来院経路では, 自意が減少し, 院内他科や他の医療機関からの紹介が増加していた.6. 不正咬合の種類では, occlusal anomaliesが74.2%, space anomaliesが78.7%であった.前者では, 反対咬合が40.5%, 上顎前突が13.6%であったが, 経時的に反対咬合は減少していた.後者では前歯部叢生が62.8%と多く, 経時的に前歯部叢生が増加している傾向が認められた.7. 顎顔面領域の先天異常では, 口唇口蓋裂の占める割合が高かったが, 人数では経時的に減少していた.8. 外科的矯正治療患者の割合は全体の約16%を占め, 反対咬合症例が圧倒的に多かった.9. 顎関節症状を有する患者は増加する傾向にあり, 特に女性の占める割合が高かった., 日本矯正歯科学会, 日本語 - 前後的顎関係が類似した骨格性反対の咬合外科矯正患者と矯正治療単独患者における顎顔面形態の相違について
西山 公仁, 今井 徹, 上野 拓郎, 安藤 葉介, 岡本 亨, 佐藤 嘉晃, 山本 隆昭, 中村 進治, 日本矯正歯科学会雑誌, 57, 4, 247, 257, 1998年
本研究の目的は, 当科にて矯正治療単独または外科的矯正治療を行った骨格性反対咬合症例の中から前後的な上下顎関係が類似したものを研究対象とし, それらの形態的相違を明らかにすることである.研究対象は骨格性反対咬合者35症例で, 歯列矯正治療を行った16症例(矯正群)と外科的矯正治療を行った19症例(外科群)とした.両群のANB角の範囲は矯正群で2.32°∿-5.24°, 外科群で0.29°∿-8.36°であった.研究資料には初診時, 動的治療終了時と保定時の顔面規格写真, 歯列模型および側貌頭部X線規格写真を用いた.両群の形態的特徴の違いを比較検討するためt-検定と判別分析を行い, 以下の結果を得た.1) 初診時に両群間で有意差を認めた項目は上下口唇突出度, Overjet, 上下顎臼歯歯槽部幅径差, 咬合安定指数, 下顎前歯歯軸傾斜, SNB, Wits appraisal, 前下顔面高, symphysis形態であった.2) 動的治療終了時も有意差の残った項目は上下口唇突出度, 上下顎臼歯歯槽部幅径差, 前下顔面高, symphysis形態であった.3) 矯正群の治療による変化は下顎前歯の舌側傾斜, 上顎前歯の唇側傾斜, 下顎のclockwise rotationであったのに対して, 外科群では下顎骨の後退と下顎前歯の唇側傾斜であった.4) 保定時では外科群に下顎骨のわずかな後戻りがあったものの, 両群とも大きな変化は認められず安定していた.5) 判別分析の結果, 以下の判別式が得られ両群を明確に判別することができた.Y=-1.20X1-2.25X2-2.47X3+164.88X4+0.39X5-108.81 X1 : 上下顎臼歯歯槽部幅径差, X2 : Overjet, X3 : B'-B", X4 : ALFH/ATFH, X5 : L1-SNこれらのことより, 成人の骨格性反対咬合に対する治療法を選択する場合には, 複数の資料を用い多角的に評価することが重要であり, また抽出された5項目は治療法選択の目安として有効であることが示唆された., 日本矯正歯科学会, 日本語 - 歯科矯正時の歯槽骨リモデリングによる移動歯と固定歯の骨吸収速度の解析
森川 一, 山南 世紀, 西平 守正, 山本 克之, 佐藤 嘉晃, 石川 博之, 中村 進治, 日本機械学会論文集, 64, 626, 3888, 3893, 1998年
Orthodontic treatment utilizes the remodeling of the alveolar bone in response to externally applied orthodontic force to a tooth. The rate of bone resorption is, therefore, one of the essential factors for understanding tooth movement during orthodontic treatment. There is the basic concept of differential force in orthodontics that an optimal force moves the canine without the movement of the molar, which is used for an anchor of the canine retraction. In this paper, the resorption rates of the alveolar bone around the molar and the canine were estimated from the clinical measurements of tooth movement and the stress analyses of tooth roots using a 3-D finite element model. The model consisted of an orthodontic spring, the canine, the second premolar, and the first and second molars. The bone resorption rate to unit stress at the molar was found to be about 0.5μm/(kPa・day) and almost the same as that of the canine. This result suggests that the concept of differential force can be described only by the difference in geometry of the roots of moved and fixed teeth., 一般社団法人日本機械学会, 日本語 - 顔貌に関する意識調査
佐藤嘉晃, 北海道矯正歯科学会雑誌, 26, 1, 21, 30, 1998年 - Skeletal Class(]G0003[)の顎態に対応した歯系の補償について-矯正治療後の歯列模型の計測から-
山崎 篤, 佐藤 嘉晃, 北澤 慎一, 塚田 東香, 野寺 義典, 日下部 豊寿, 岩崎 弘志, 山方 秀一, 梅田 和宏, 岡崎 恵一郎, 石川 博之, 中村 進治, 北海道矯正歯科学会雑誌, 26, 1, 1, 9, 1998年
Skeletal Class IIIの顎態を持つ患者に対する歯系の補償機構については、これまでは側面頭部X線規格写真を中心にして検討が行われてきた。しかし、前後的な不調和がみられる症例では、上下歯列弓の幅径の不調和も同時に見られることが一般的に多く観察され、補償は上下顎切歯にのみあらわれるのではなく、側方歯についてもあらわれると考えられる。特に犬歯については、前歯のセグメントの両端で歯列の鸞曲が最も強い部位にあるため、補償の様相も多様であると考えられる。そこで今回われわれは顎態がSkeletal Class IIIである患者について、機能的咬合が確立された状態でどのように歯系の補償がなされているかを、模型と側面頭部X線規格写真を用いて検討し、以下の結論を得た。1.臼歯関係III級群においては臼歯関係I級群と比較して、咬合平面に対する下顎前歯の舌側傾斜および、下顎犬歯の遠心傾斜が認められた。また、犬歯の頬舌傾斜については、臼歯関係III級群では症例により上顎犬歯の頬側傾斜あるいは下顎犬歯の舌側傾斜がみとめられた。2.臼歯関係I級群では顎関係が悪くなるにつれて、咬合平面は平坦化する傾向があったが、同程度の顎関係において臼歯関係III級群の方では咬合平面の平坦化は弱く、上下歯列の近遠心的位置関係に不調和が残存していた。3.以上より、Skeletal Class IIIの症例に対してI級の臼歯関係の機能的咬合を確立するためには、犬歯部での補償機構と咬合平面の傾斜角を考慮した診断、治療を行うことがポイントとなることが示唆された。, 北海道矯正歯科学会, 日本語 - 第1大臼歯を含む先天性多数歯欠如に関する一考察
山崎 毅, 佐藤 嘉晃, 北澤 慎一, 塚田 東香, 入江 丈元, 岡崎 恵一郎, 金子 知生, 石川 博之, 中村 進治, 北海道矯正歯科学会雑誌, 26, 1, 11, 19, 1998年
中切歯、第一大臼歯の先天欠如は、多くの統計的調査によりその発現頻度が非常に低いことが確認されている。さらに上下顎第一大臼歯を含む多数歯欠如は極めて稀であり、特に家族性の発現に関する報告は数例を数えるのみである。今回我々は、先天性疾患を伴わず、父とその子供3名に発現した第一大臼歯を含む先天性多数歯欠如の症例を経験する機会を得た。その特徴について頭部X線規格写真及び研究用模型を用い、検討を行ったので報告する。[table]今回我々が対象とした父とその子供3名に発現した第一大臼歯を含む先天性多数歯欠如の症例において、萌出している歯の形態と近遠心的歯冠幅径、歯列弓形態に異常は認められなかったが、顔面形態については上顎の前後的発育不全、後顔面高の短小、顎角の開大傾向などの共通した所見が得られた。これらの症例はすべて血縁関係にあり、顔面形態と遺伝的な要因との関連も否定できないが、これらの形態的特徴が大臼歯の先天欠如と何らかの関連があると考えられた。, 北海道矯正歯科学会, 日本語 - 引張および圧縮試験による歯根膜弾性率の測定
電子情報通信学会技術研究報告, 97, 35, 75, 80, 1998年 - Development of a polymerase chain reaction assay for Mycoplasma salivarium by using the nucleotide sequence within aminopeptidase My gene
T Yoshikawa, K Shibata, M Kaga, Y Sato, H Oguchi, Y Totsuka, T Watanabe, FEMS MICROBIOLOGY LETTERS, 156, 2, 281, 286, 1997年11月
A polymerase chain reaction assay for a 278-nucleotide DNA fragment within aminopeptidase My gene of Mycoplasma salivarium was developed. The assay amplified M. salivarium DNA, but did not amplify DNAs of other mollicutes, bacteria and mammalian cells. The detection limit of the assay was 10 fg of DNA, approximately equivalent to 10 organisms., ELSEVIER SCIENCE BV, 英語 - Development of a polymerase chain reaction assay for Mycoplasma salivarium by using the nucleotide sequence within aminopeptidase My gene
T Yoshikawa, K Shibata, M Kaga, Y Sato, H Oguchi, Y Totsuka, T Watanabe, FEMS MICROBIOLOGY LETTERS, 156, 2, 281, 286, 1997年11月
A polymerase chain reaction assay for a 278-nucleotide DNA fragment within aminopeptidase My gene of Mycoplasma salivarium was developed. The assay amplified M. salivarium DNA, but did not amplify DNAs of other mollicutes, bacteria and mammalian cells. The detection limit of the assay was 10 fg of DNA, approximately equivalent to 10 organisms., ELSEVIER SCIENCE BV, 英語 - 片側性唇顎口蓋発患者の外科的矯正治療にdistraction osteogenesisによる上顎骨骨延長術を併用した治験例
今井 徹, 山本 隆昭, 佐藤 嘉晃, 中村 進治, 井上 農夫男, 戸塚 靖則, 大畑 昇, 日本顎変形症学会雑誌, 7, 2, 147, 156, 1997年 - 実験的歯の移動時における圧迫側歯槽骨に生じる背部骨吸収と血管分布
日下部 豊寿, 歯科基礎医学会雑誌, 39, 6, 623, 640, 1997年 - 若年者における不正咬合の発現に関する疫学的研究
藤井 元太郎, 佐藤 嘉晃, 原口 直子, 金澤 成美, 梶井 抄織, 山崎 篤, 柳 禎子, 山本 隆昭, 今井 徹, 中村 進治, 北海道矯正歯科学会雑誌, 25, 1, 69, 75, 1997年
北海道矯正歯科学会, 日本語 - 左側唇顎裂の症例
北海道矯正歯科学会雑誌, 25, 1, 115, 1997年 - 若年者における不正咬合の発現に関する疫学的研究(共著)
藤井 元太郎, 佐藤 嘉晃, 原口 直子, 金澤 成美, 梶井 抄織, 山崎 篤, 柳 禎子, 山本 隆昭, 今井 徹, 中村 進治, 北海道矯正歯科学会雑誌, 25, 1, 69, 75, 1997年
北海道矯正歯科学会, 日本語 - 歯の移動時における骨髄腔開口部付近の組織変化 -第3報:血管と破骨細胞の3次元的観察-(共著)
歯科基礎医学会雑誌, 39, 特別, 102, 1997年 - 歯の移動時における骨髄腔開口部付近の組織変化 第2報:光学顕微鏡による観察(共著)
日本矯正歯科学会雑誌, 抄録, 96, 1997年 - 矯正装置への抗菌剤の利用(第1部)(共著)
日本矯正歯科学会雑誌, 抄録, 122, 1997年 - 若年者における不正咬合の発現に関する疫学的研究
藤井 元太郎, 佐藤 嘉晃, 原口 直子, 金澤 成美, 梶井 抄織, 山崎 篤, 柳 禎子, 山本 隆昭, 今井 徹, 中村 進治, 北海道矯正歯科学会雑誌, 25, 1, 69, 75, 1997年
北海道矯正歯科学会, 日本語 - Tissue change around Volkman's canal incident to orthodontic tooth movement -part2 : The observation of lightmicroscope-
抄録, 96, 1997年 - Application of antibacterial agent of orthodontic appliance
抄録, 122, 1997年 - 歯根膜の弾性特性の測定
西平 守正, 佐藤 嘉晃, 森川 一, 山本 克之, 石川 博之, 中村 進治, 電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス, 96, 114, 45, 50, 1996年06月21日
歯と歯槽骨との間には歯根膜と呼ばれる線維性軟組織が存在し,歯は歯根膜により顎骨に固定されている.歯根膜は歯に加わるカの分散・緩衝作用を担っており,その力学的性質を把握することは重要である.本研究では,歯根膜を対象として実体顕微鏡下で圧縮試験が行える装置を試作し,ネコ上顎犬歯から切り出した歯-歯根膜-歯槽骨からなる試験片に対し,生理食塩水中で圧縮試験を行った.歯根膜の応力-ひずみ曲線は応力速度に依存し,顕著な非線形性を示した.準静的な条件下(10 kPa/s)での200kPa以下の圧縮状態では,歯根膜のヤング率は0.7MPaであった., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語 - 歯科矯正における歯槽骨リモデリングの生体力学的解析 : 移動歯と固定歯の歯槽骨吸収速度に関する比較検討
山南 世紀, 森川 一, 西平 守正, 山本 克之, 佐藤 嘉晃, 石川 博之, 中村 進治, 電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス, 95, 596, 19, 24, 1996年03月18日
歯科矯正治療は, 矯正力によって生じる歯槽骨の力学的適応変形現象を利用して行われるが, 臨床においては治療経過を定量的に把握する手段がないために, 医師の経験と熟練に基づいているのが現状である. また, 治療は長期にわたって行われる. そこで我々は, 定量的かつ効率的な歯科矯正治療を実現するための, 歯科矯正治療支援システムの構築を目指している. 本報では, その基礎的な検討として, 移動歯及び固定歯を含む歯列モデルを作成し, 歯の移動の基本量となる歯槽骨吸収速度を, 臨床計測及び有限要素モデルの応力解析結果から推定した. さらに, この結果に基づき歯科矯正治療時の重要な概念である差動矯正力(適当な矯正力を加えると, 移動すべき歯は移動し, 固定源とである臼歯は移動しないという概念)について検討した., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語 - 歯根膜の圧縮弾性率の測定
顎顔面バイオメカニクス学会誌, 2, 1, 37, 32, 1996年 - 圧迫側歯根膜に生じる変性組織と応力分布との関連
木村英示, 北海道歯学雑誌, 17, 2, 312, 324, 1996年 - 歯に再荷重を加えた際の圧迫側歯周組織の変化
北海道歯学雑誌, 17, 2, 299, 311, 1996年 - 実験的歯科矯正における破骨細胞出現部位の応力解析
顎顔面バイオメカニクス学会誌, 2, 2, 27, 35, 1996年 - 歯の移動とバイオメカニクス
北海道歯学雑誌, 389, 392, 1996年 - 歯根膜の弾性特性の測定
電子情報通信学会技術研究報告, 207, 210, 1996年 - 歯科矯正における歯槽骨のリモデリングの生体力学的解析-移動歯と固定歯の歯槽骨吸収速度に関する比較検討-
電子情報通信学会技術研究報告, MBE, 96, 45, 50, 1996年 - Measurement of Compressiue Elasticity of Persodontal higament
Journal of Oromaxillo facial Biomechanics, 2, 1, 37, 32, 1996年 - The Relationship between Degenerated Tissue and Stress Distribution of Periodontal higament on the Pressure Side
Hokkaido Journal of Dental Science, 17, 2, 312, 324, 1996年 - changes in Periodontal Tissue on the pressure side Incident to Readjasted Orthodontic Force
Hokkaido Journal of Dental Science, 17, 2, 299, 311, 1996年 - 矯正力を加えた際の圧迫側歯周組織の経時的な変化表面筋電図の周波数分析を用いた垂直的顔面
佐藤 嘉晃, ISHIKAWA Hiroyuki, NAKAMURA Shinji, WAKITA Minoru, 日本矯正歯科学会雑誌, 55, 6, 549, 553, 1996年
日本矯正歯科学会, 英語 - Stress Analysis and Osteoclast Appearance in Experimental Tooth Movement
Journal of Oromaxillofacial Biomechanics., 2, 2, 27, 35, 1996年 - Biomechanics of Orthodantic tooth Movement
Hokkaido Journal of Dental Science, 389, 392, 1996年 - Measurement of Elastic Property of Periodontal higament
Technical Report of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineevs, 207, 210, 1996年 - Biomechanical Analysis of Alueolar Bone Remodeling in Orthodontic Treatment -Comparison of Bone Resorption Rate between Moved Teeth and Anchorage Teeth
Technical Report of the Institute of Electronics, Tnformation and Communication, MBE, 96, 45, 50, 1996年 - 歯科矯正時の歯槽骨吸収速度 : 臨床計測と3次元有限要素解析による推定
森川 一, 西平 守正, 山本 克之, 石川 博之, 佐藤 嘉晃, 中村 進治, 日本臨床バイオメカニクス学会誌 = Proceedings of ... Annual Meeting of Japanese Society for Clinical Biomechanics and Related Research, 16, 61, 64, 1995年10月01日
日本語 - 「I級叢生抜歯症例の動的治療後の長期安定性に関する研究」
入江 幸保, 土田 隆彦, 石橋 抄織, 梶井 貴史, 堀井 豪, 石井 教生, 若尾 二郎, 金澤 成美, 佐藤 嘉晃, 上野 拓郎, 今井 徹, 中村 進治, 『北海道矯正歯科学会雑誌』, 23, 1, 1, 8, 1995年
北海道矯正歯科学会, 日本語 - RELATIONSHIP BETWEEN OSTEOCLAST APPEARANCE AND STRESS-DISTRIBUTION
Y SATOH, H ISHIKAWA, S NAKAMURA, JOURNAL OF DENTAL RESEARCH, 74, 516, 516, 1995年
AMER ASSOC DENTAL RESEARCH, 英語, 研究発表ペーパー・要旨(国際会議) - 歯科矯正時の歯槽骨リモデリングにおける骨吸収速度の推定
森川 一, 西平 守正, 山本 克之, 石川 博之, 佐藤 嘉晃, 中村 進治, 日本機械学会論文集(C編), 61, 589, 3545, 3551, 1995年 - 歯科矯正時の歯槽骨の力学的応用変形G0008-破骨細胞出現部位の応力値に関する考察-
第3回顎顔面バイオメカニクス学会講演論文集, 17, 1, 95, 96, 1995年 - 歯科矯正時の歯槽骨リモデリングによる骨吸収速度の推定
日本機械学会論文集, 35, 36, 1995年 - 歯科矯正時の歯槽骨吸収速度-臨床計測と3次元有限要素解析による推定-
日本臨床バイオメカニクス学会誌, MBE, 95, 19, 24, 1995年 - 矯正力を加えた際の圧迫側歯周組織の経時的な変化
佐藤 嘉晃, 石川 博之, 中村 進治, 脇田 稔, 日本矯正歯科学会雑誌, 54, 3, 177, 192, 1995年
矯正力を加えた際の圧迫側歯周組織の経時的変化について, 組織反応ならびにそれらの三次元的な分布の推移から検討を加えた.成ネコの上顎犬歯を100gの初期荷重で遠心方向に傾斜移動し, 荷重開始から7日, 14日, 28日後の組織標本を作製した.これらの組織像, ならびに連続切片からコンピュータにより構築した三次元画像の観察を行った結果, 以下の知見が得られた.1. 7日間例にみられた無細胞帯および内変性帯からなる変性領域の分布は, 14日間例では三次元的に縮小しており, この過程ですでに変性領域の組織の修復が進行していると考えられた.14∿28日にいたる過程では, 変性領域の分布はさらに縮小しており, 大部分は修復されていた.しかし, 遠心側歯頚部の歯槽骨頂付近には依然として変性領域が残存していた.2. 14日間例において変性領域に面する歯槽骨に活発な吸収像が認められ, この部位からも変性領域の修復が進行することが示唆された.3. 上記の吸収形態は, 変性領域に面する歯根膜腔への骨髓腔の開口部に独立してみられたため, 従来の背部骨吸収は, (1) 歯槽骨内骨髓腔開口部に近接して出現する浅部での背部骨吸収と, (2) 歯槽骨内深くの骨髓腔に出現する深部での背部骨吸収に再分類することが妥当であると考えられた.4. 変性領域と破骨細胞の種々の骨の吸収形態には明瞭な位置関係が認められ, これらは歯根膜に分布する圧の程度と密接に関連していることが示唆された., 日本矯正歯科学会, 日本語 - Relationship between osteoclast appearance and stress distribution in the periodontal ligament during experimental tooth movement
YAMAMOTO K., Proceedings of the 4th CJUS Conference on Biomechanics, 1995, 1995年 - Determination of Alveolar Bone Resorption Rate During Process of Remodeling Caused by Orthodontic Force
Proceedings of the 4th CJUS Conference on Biomechanics, 1995年 - Remodeling of Alveolar Bone Durig Orthodontic Treatment G0008-An Examination of Stress Level at the Site of Osteodast Appearance-
Proceedings of the 3rd Conference of Oronaxrllofacial Bromechanics, 17, 1, 95, 96, 1995年 - Evaluation of Bone Resorpfion Rate during Alueolar Bone Remodeling by Orthodontic Treatment
Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers, 35, 36, 1995年 - Alveolar bone resorption rate during orthodontic treatment. - Estimation from clinical measurement and 3-D REM analysis -
MBE, 95, 19, 24, 1995年 - Time dependent changes of prericdental tissue of pressure side incident to orthodontic tooth movement
The Journal of Japan Orthodontic Society, 54, 3, 177, 192, 1995年 - 歯槽骨のリモデリングにおける破骨細胞分布と応力分布の相関について
西平守正, 電子情報通信学会技術研究報告, MBE, 94, 79, 84, 1994年 - 臨床計測と有限要素モデルによる歯科矯正治療時の歯槽骨吸収速度の推定
森川 一, 西平 守正, 山本 克之, 石川 博之, 佐藤 嘉晃, 中村 進治, 電子情報通信学会技術研究報告, MBE, 94, 99, 106, 1994年
歯科矯正は,矯正力に起因する歯槽骨の吸収と添加を利用している.このような歯槽骨の力学的適応変形は,生体硬組織のなかでも特に顕著であり,骨のリモデリング機構を解明する上で,極めて興味深い対象の一つである.本報では,歯科矯正治療における至適矯正力や骨のリモデリング過程を解析する上で最も基本的な量と考えられる骨吸収速度に注目し,これを臨床計測と有限要素解析より推定することを試みた.まず,歯科矯正時の歯の移動量から歯槽骨吸収量を算出し,次に有限要素解析から得られた歯根部応力分布を骨吸収量と比較して,歯槽骨吸収速度を推定した.本法を用い,6例について解析した解析した結果,歯槽骨吸収速度はおおむね0.5〜2μm, (kPa・day)の範囲にあり,平均0.8μm/(kPa・day)という値を得ることができた., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語 - 歯科矯正治療における生体反応のメカニズム
The Bone, 8, 3, 123, 131, 1994年 - 歯周組織の反応と応力との関連について
骨のリモデリング(第2回日本矯正歯科学会大会ポストセミナー文献集), 54, 56, 1994年 - C correlation between stress and osteoclast distributions during alveolar bone remodeling
Technical Report of the institute of Electronics, Information and Communication Engineers, MBE, 94, 79, 84, 1994年 - 臨床計測と有限要素モデルによる歯科矯正時の歯糟骨吸収速度の推定
森川 一, 西平 守正, 山本 克之, 石川 博之, 佐藤 嘉晃, 中村 進治, 電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス, MBE, 94, 99, 106, 1994年
歯科矯正は,矯正力に起因する歯槽骨の吸収と添加を利用している.このような歯槽骨の力学的適応変形は,生体硬組織のなかでも特に顕著であり,骨のリモデリング機構を解明する上で,極めて興味深い対象の一つである.本報では,歯科矯正治療における至適矯正力や骨のリモデリング過程を解析する上で最も基本的な量と考えられる骨吸収速度に注目し,これを臨床計測と有限要素解析より推定することを試みた.まず,歯科矯正時の歯の移動量から歯槽骨吸収量を算出し,次に有限要素解析から得られた歯根部応力分布を骨吸収量と比較して,歯槽骨吸収速度を推定した.本法を用い,6例について解析した解析した結果,歯槽骨吸収速度はおおむね0.5〜2μm, (kPa・day)の範囲にあり,平均0.8μm/(kPa・day)という値を得ることができた., 一般社団法人電子情報通信学会, 日本語 - FINITE ELEMENT ANALYSIS OF STRESS AROUND A MOVED TOOTH AND CORRELATION WITH OSTEOCLAST DISTRIBUTION
K YAMAMOTO, Y SATOH, M NISHIHIRA, H MORIKAWA, H ISHIKAWA, S NAKAMURA, M WAKITA, PROCEEDINGS OF THE 16TH ANNUAL INTERNATIONAL CONFERENCE OF THE IEEE ENGINEERING IN MEDICINE AND BIOLOGY SOCIETY - ENGINEERING ADVANCES: NEW OPPORTUNITIES FOR BIOMEDICAL ENGINEERS, PTS 1&2, 16, 287, 288, 1994年
I E E E, 英語 - Biomechanics on Orthodontic tooth movement
The Bone, 8, 3, 123, 131, 1994年 - Relationship between periodontal tissue response and stress
Bone Remodeling, 54, 56, 1994年 - 矯正治療中のプラークコントロールに関する一考察-ダイランチン歯肉増殖症患者の矯正治療の経験から-
塚田 隆一, 佐藤 嘉晃, 石川 博之, 中村 進治, 北海道矯正歯科学会雑誌, 21, 1, 55, 61, 1993年
北海道矯正歯科学会, 日本語 - 矯正治療中のプラークコントロールに関する一考察 : ダイランチン歯肉増殖症患者の矯正治療の経験から
塚田 隆一, 佐藤 嘉晃, 石川 博之, 中村 進治, 北海道矯正歯科学会雑誌, 21, 1, 55, 61, 1993年
北海道矯正歯科学会, 日本語 - 背部骨吸収出現の条件に関する考察
日本矯正歯科学会雑誌, 抄録, 135, 1992年 - Consideration of conditions for the appearance of the near bone resorption(共著)
抄録, 135, 1992年 - 叢生を伴う成人上下顎前突症例
北海道矯正歯科学会雑誌, 66-71 - CR画像側面頭部X線規格写真によるMidfacial lineの研究
北海道矯正歯科学会雑誌, 40-45 - Hemifacial microsomiaにおける上下顎第三大臼歯歯胚の欠損に関する検討
北海道矯正歯科学会雑誌, 30(1), 11-16 - シンポジウム:他科からみた形成外科の役割と展望-歯科からみた形成外科の役割と展望-
日本形成外科会抄録集, 57 - Profile preference in Japanese male lag person
Europian Journal of orthodontics, 22, 273
書籍等出版物
所属学協会
共同研究・競争的資金等の研究課題
- インプラント矯正
1999年
競争的資金 - H.R.M.患者における不正咬合
1999年
競争的資金 - The malocclusion of the patients with H.R.M.
1999年
競争的資金 - 顔貌の意識調査
1998年
競争的資金 - The awareness of facial appearance
1998年
競争的資金 - 唇顎口蓋裂患者の治療
1995年
競争的資金 - 顎変形症の治療
1994年
競争的資金 - Malocclusion of Jaw deformity
1994年
競争的資金 - 矯正学的歯の移動のバイオメカニクス
1989年
競争的資金 - Biomechanics on orthodontic tooth movement
1989年
競争的資金