岩渕 和則 (イワブチ カズノリ)

農学研究院 基盤研究部門 生物環境工学分野教授
サステイナビリティ推進機構教授
総合イノベーション創発機構教授
質保証推進本部教授

研究者基本情報

■ 学位
  • 博士(農学), 北海道大学
■ URL
researchmap URLホームページURL■ ID 各種
J-Global ID■ 研究キーワード・分野
研究キーワード
  • SDGs (1, 2, 6, 7, 9, 13, 15)
  • 循環型社会/ Sustainable society
  • 半炭化/ Torrefaction
  • バイオ炭/ Bio char
  • バイオマス燃料/ Solid biomass fuel
  • PM2.5抑制/ PM2.5 reduction
  • バイオ炭利用作物生産/ Crop production using biochar
  • 堆肥化/ Composting
研究分野
  • 環境・農学, 農業環境工学、農業情報工学, Bioresource Engineering
■ 担当教育組織

経歴

■ 経歴
経歴
  • 2020年10月 - 現在
    北海道大学 総長補佐(国際連携機構)
  • 2020年09月 - 現在
    NPO法人 浄化槽ナビゲーター認証機構 理事長
  • 2012年04月 - 現在
    北海道大学 大学院, 教授(農学研究院)
  • 2010年04月 - 2012年03月
    宇都宮大学, 農学部, 評議員
  • 2006年11月 - 2012年03月
    宇都宮大学, 教授(農学部)
  • 2008年04月 - 2010年03月
    東京農工大学 大学院連合農学研究科, United Graduate School of Agricultural Science, 代議員
  • 2000年08月 - 2006年10月
    宇都宮大学, Faculty of Agriculture, 助教授(農学部)
  • 2002年04月 - 2004年03月
    宇都宮大学農学部, Faculty of Agriculture, 学部長補佐
  • 1993年 - 2000年07月
    山形大学, Faculty of Agriculture, 助教授(農学部)
  • 1996年 - 1997年
    Visiting Professor, School of Engineering, University of Guelph (CANADA)
  • 1987年 - 1993年
    山形大学, Faculty of Agriculture, 助手(農学部)
委員歴
  • 2023年04月 - 現在
    農業食料工学会, 理事(情報委員会 委員長), 学協会
  • 2021年09月 - 2023年09月
    農業施設学会, 会長, 学協会
  • 2021年04月 - 2023年03月
    (一社)農業食料工学会, 理事(北海道ブロック長)
  • 2021年04月 - 2023年03月
    廃棄物資源循環学会 北海道支部, 支部長
  • 2019年03月 - 2023年02月
    (一社)札幌農学同窓会, 理事
  • 2003年04月 - 2023年
    農業農村工学会, 資源循環研究部会 幹事, 学協会
  • 2019年 - 2021年09月
    農業施設学会, 副会長, 学協会
  • 2019年04月 - 2021年03月
    農業食料工学会, 生物資源部会 部会長
  • 2017年04月 - 2019年03月
    農業食料工学会, 理事(産官学連携委員会 委員長), 学協会
  • 2015年04月 - 2018年03月
    廃棄物資源循環学会 バイオマス系廃棄物研究部会, 部会長, 学協会
  • 2010年04月 - 2018年
    CIGR, Member of Technical Sections IV, 学協会
  • 2015年11月 - 2017年03月
    東京農工大学, 理工系プロフェッショナル教育推進事業調査委員会委員, その他
  • 2015年04月 - 2017年03月
    農業食料工学会, 理事(情報委員会 委員長), 学協会
  • 2015年08月 - 2017年
    音威子府村, 自然エネルギー検討委員会 委員, 自治体
  • 2014年01月 - 2017年
    千歳地域バイオガス活用モデル検討委員会 委員長, その他
  • 2013年10月 - 2015年
    独)農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター, 研究課題評価委員会 委員, 政府
  • 2011年 - 2015年
    農業施設学会, 理事, 学協会
  • 2013年04月 - 2014年03月
    北海道 環境生活部 環境局, エゾシカの減容化処理に関する検討委員会 委員, 自治体
  • 2013年08月 - 2014年02月
    帯広市, 木質バイオマス発電導入推進委員会 委員長, 自治体
  • 2008年07月 - 2012年03月
    栃木県農政部, 農業試験研究推進管理委員会 副委員長, 自治体
  • 2004年09月 - 2012年03月
    栃木県, リサイクル製品認定審査委員会 委員, 自治体
  • 2003年11月 - 2012年03月
    栃木県資源循環型農村研究会 会長, その他
  • 2009年 - 2011年03月
    平成21,22年度 科学研究費助成事業 審査委員, 政府
  • 2007年04月 - 2010年03月
    (財)畜産環境整備機構, 家畜排せつ物利用促進等技術開発普及事業に係る新技術・新製品調査専門委員会委員, 政府
  • 2006年04月 - 2010年03月
    (社)地域資源循環技術センター, 農村地域向けメタン発酵実証システム検討委員会, 政府
  • 2010年 - 2010年
    東京農工大学 農学部, 教育GP外部評価委員, その他
  • 2008年 - 2009年
    独)農研機構 生研センター, イノベーション創出基礎的研究推進事業に係る書類審査専門委員, 政府
  • 2004年10月 - 2008年03月
    (社)地域資源循環技術センター, 有機性資源循環技術審査会委員会委員, 政府
  • 2007年07月 - 2008年02月
    日本総研, 下水処理場等からのバイオガ ス高度利用にかかる事業化可能性調査事業検討委員会, その他
  • 2007年 - 2007年
    群馬県農政部, 群馬県農業技術センターのあり方検討会委員, 自治体
  • 2005年12月 - 2006年03月
    社)地域資源循環技術センター, 農村地域におけるバイオマス利活用施設整備にかかるPFI手法活用促進検討委員会 委員, その他
  • 2005年04月 - 2006年03月
    栃木県農務部, 栃木県農業農村整備懇談会 会長, 自治体
  • 2004年09月 - 2006年03月
    栃木県, バイオマス利活用推進会議アドバイザリーグループ 座長, 自治体
  • 2004年04月 - 2006年03月
    財)畜産環境整備機構, 畜産環境技術開発普及事業に係る在野技術検討委員会 委員, 政府
  • 2004年07月 - 2005年03月
    (独)農業・生物系特定産業技術研究機構, 畜産先端研究開発情報整備事業に係る専門委員, 政府
  • 2004年04月 - 2005年03月
    (社)地域資源循環技術センター, メタン発酵利活用施設技術指針検討委員会 幹事, その他
  • 2003年04月 - 2005年03月
    日本有機資源協会, バイオガス事業推進委員会 委員, 学協会
  • 2003年07月 - 2004年03月
    栃木県馬頭町北沢地区不法投棄物適正処理検討委員会委員, 自治体
  • 2002年04月 - 2003年03月
    (財)日本農業土木総合研究所, 地域資源リサイクル等における事業効率化推進調査委員会 委員, その他
  • 1999年04月 - 2000年03月
    建設省東北地方建設局, ゼロエミッション社会を目指す技術開発委員会 委員, 政府
学内役職歴
  • 企画・経営室室員, 2017年4月1日 - 2017年10月25日
  • 質保証推進本部, 2023年4月1日 - 2025年3月31日
  • 総長補佐, 2020年10月12日 - 2022年3月31日
  • 総長補佐, 2022年4月1日 - 2024年3月31日
  • 総長補佐, 2024年4月1日 - 2026年3月31日
  • 評価室室員, 2020年7月1日 - 2022年6月30日
  • 評価室室員, 2022年7月1日 - 2023年3月31日

研究活動情報

■ 受賞
  • 2022年09月, (一社)農業食料工学会, 学術賞
    「資源循環と低環境負荷を基軸とした廃棄物系バイオマスの炭化による再資源化」
    岩渕和則
  • 2022年05月, 日本農業工学会フェロー
  • 2010年02月, 平成21年度宇都宮大学 ベストレクチャー賞
    岩渕 和則
  • 2008年12月, 平成20年度宇都宮大学 優秀講義賞
    岩渕 和則
  • 2006年, 神戸大学農学部食料環境システム学科 生産環境工学コースBest Teacher Award
    岩渕 和則
  • 1997年, 農業機械学会東北支部奨励賞
    日本国
■ 論文
■ 書籍等出版物
  • あぐり博士と考える北海道の食と農
    岩渕 和則
    北海道新聞社, 2014年, [分担執筆]
  • 最新 畜産ハンドブック
    岩渕 和則
    講談社サイエンティフィク, 2014年, [分担執筆]
  • バイオマス技術入門
    岩渕 和則
    社)地域資源循環技術センター, 2009年
  • コンポスト化技術による資源循環の実現
    岩渕 和則, コンポスト化および材料の熱的解析
    シーエムシー, 2009年, [分担執筆]
  • バイオマス用語事典
    岩渕 和則
    オーム社, 2006年
  • 栃木から世界をのぞく
    岩渕 和則, ふん尿の隠れた力
    下野新聞社, 2005年, [分担執筆]
  • A Study of the Heat Production Rate during Composting of Dairy Cattle Feces
    Proceeding of International Symposium on Automation and Robotics in Bioproduction and Processing, 1995年
  • Relation between micro and macro phase phenomena during composting of biological wastes such as animal wastes and kitchen residues(共著)
    ASAE, Proceeding of Seventh International Symposium on Agricultural and Food Processing Waste, 1995年
  • Thermal Properties of Agricultural Organic Wastes
    ASAE, Proceeding of Seventh International Symposium on Agricultural and Food Processing Waste, 1995年
■ 講演・口頭発表等
  • 循環社会と糞尿利用
    岩渕和則
    地球研・北大合同地球環境セミナー, 2015年11月06日, 北海道大学工学研究院,総合地球環境学研究所, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
    北海道大学農学部大講堂,札幌市, [国内会議]
  • Reinvigoration of the regional agriculture and energy industries in the Philippines through effective utilization of unused resources
    岩渕 和則
    International Conference on Harnessing Environment-Friendly Technologies on Waste Utilization, 2013年12月06日, Bicol University, 英語, 口頭発表(招待・特別)
    Legazpi City, Republic of the Philippines, [招待講演], [国際会議]
  • 堆肥化技術概論
    岩渕 和則
    バイオマスタウン形成促進のための地域における人材育成事業、バイオマス利活用中央研修会, 2009年05月, (社)地域資源循環技術センター, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
    東京都港区, [招待講演]
■ 主な担当授業
  • 国際農学概論Ⅱ, 2024年, 学士課程, 農学部
  • 生物生産工学特論, 2024年, 修士課程, 農学院
  • 国際農学特論Ⅱ, 2024年, 修士課程, 農学院
  • 有機資源循環学特論, 2024年, 修士課程, 農学院
  • 食品・循環農業システム工学特論, 2024年, 修士課程, 農学院
  • 温暖化影響学総論, 2024年, 修士課程, 農学院
  • 有機性廃棄物工学, 2024年, 学士課程, 農学部
  • 生物生産環境工学, 2024年, 学士課程, 農学部
  • 農業機械学, 2024年, 学士課程, 農学部
  • 物理学概論, 2024年, 学士課程, 農学部
  • 環境と人間, 2024年, 学士課程, 全学教育
  • 生物環境工学実習, 2024年, 学士課程, 農学部
■ 所属学協会
  • 日本農業工学会
  • 日本熱物性学会
  • 日本畜産学会
  • 米国農業生物工学会(ASABE)
  • 廃棄物資源循環学会
  • 農業施設学会
  • 農業食料工学会
  • ASAE
  • Japanese society of Agri. Machinery
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • 微生物呼吸熱と化学反応熱のハイブリッド反応による有機性汚泥の炭化
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2014年 - 2016年
    岩渕 和則
    文部科学省, 基盤研究(B), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 26292130
  • 酸素ナノバブルによる副資材が不要な高水分有機、汚泥の減量化方法の考案
    科学研究費補助金(萌芽研究)
    2007年 - 2008年
    岩渕 和則
    有機廃棄物は高濃度の栄養源を蓄えているが、酸素については外部からの供気によって溶存化する必要がある。しかし高水分有機廃棄物の場合は,水分が多いため廃棄物内部までは酸素が供給されずに分解、減量化が阻害される。本研究で用いられる微細気泡は気泡直径杢約100μm以下に微細化させることによって、溶液中の酸素保持時間が数ヶ月もの長期になると言う報告があり、この特長によって汚泥分解に必要な酸素供給が効率的になり分解速度も飛躍的に高くなると考えている。本研究では以下の2点について検討した。まず高水分材料における微生物活性について検討を行った。高水分状態が酸素貯蔵庫となることの検証実験を、酸素供給が律速とならないように数グラムの高水分有機廃棄物を試料として分解発熱する好気性微生物の活性データを,マイクロヒートカロリーメータによる発熱量を計測し比増殖速度を求めた。この結果高水分状態は、低水分状態にくらべて明らかに微生物活性が高くなることが観測された。これは試料周囲からの酸素拡散による酸素供給が妨げられない限り、高水分状態は溶存酸素を豊富に貯留することが可能であることを示している。ただし37℃の環境下では対照区と比較して約2倍の微生物活性が表れたが、55℃では差が表れなかった。また微細気泡水と汚水と混合して有機物分解に与える影響を検討した結果、対照区である蒸留水混合区と比較して有機物分解に差は表れなかった。これは連続的に微細気泡が生ずるような反応方法を採用せず、バッチ式で微細気泡水を供給したためと考えられ、有機物分解に必要な酸素量に対し微細気泡の酸素量が小さかったためと考えられる。
    文部科学省, 萌芽研究, 宇都宮大学, 研究代表者, 競争的資金, 19658090
  • 水分調整が不要な高水分有機廃棄物の微高圧コンポスト化システムの開発
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2001年 - 2002年
    岩渕 和則
    家畜排泄物をコンポスト化し、土壌に還元することは生物資源の再資源化に必要不可欠なプロセスであり、循環型社会の形成を促進する有効な手段である。家畜排泄物は多くの未消化有機物を含んでいるため、その有機物を資源化することが可能である。コンポスト化反応は家畜排泄物等の生物系廃棄物に含まれている有機物を好気的条件下で微生物の働きによって分解し堆肥を生産する反応で、生産物である堆肥は土壌へ還元することができる。コンポスト化反応の律速因子には含水率、通気量、pHなどがある。特に含水率はコンポスト化反応に大きな影響を与える因子である。通常は材料水分が55-60%w.b.のときコンポスト化反応速度が最大となり、材料水分が約60%w.b.以上になるとコンポスト化反応は抑制されていく。一般に生物系廃棄物の材料水分は食品廃棄物で約80%w.b.、家畜排泄物では約85%w.b.、と高含水であり、間隙のほとんどが水分で占められた水分飽和に近い状態である。これらの生物系廃棄物を未処理の状態で用いてコンポスト化を行っても、反応は抑制されてしまい十分なコンポスト化は期待できない。そのため高含水率材料を用いてコンポスト化をする際には様々な処置が必要となる。高水分材料は、水分量が多いことから溶存酸素量も多い。高水分材料中の溶存酸素を利用して、バルキング材を使用せずに高水分材料のコンポスト化反応を促進させることの可能性を探ることを本研究の目的とした。この結果、コンポスト化反応開始直後におけるコンポスト化細菌の比増殖速度は試料含水率が高くなるほど増大する。これはコンポスト化細菌が溶存酸素を用いて増殖活性を行い、溶存酸素量は高水分材料になるほど多く保持されているためである。
    文部科学省, 基盤研究(B), 宇都宮大学, 研究代表者, 競争的資金, 13460109
  • 微生物増殖速度を制御因子とする生物系廃棄物コンポスト化法の確立
    科学研究費補助金(奨励研究(A))
    1996年 - 1996年
    岩渕 和則
    基質濃度や、菌体濃度が測定可能な系や、比較的基質濃度の変化が測定されやすい活性汚泥プロセスなどの溶液反応においては微生物の動力学的検討が数多くなされ、測定データの蓄積がある。しかし、コンポスト化のような固体反応においてはその直接測定が困難であることが影響し、動力学的検討はされにくく、活性汚泥法による比増殖速度のデータをそのまま用いているものが多く、その値は0.013から0.17(1/h)である。筆者らが断熱条件下で詳細にコンポスト化反応速度を検討した結果、比増殖速度が従来の10倍以上に相当する1.7(1/h)にも達する能力を持ち合わせていた。この能力を引き出す最適環境として、試料含水率約55%w.b.があげられる。これは試料固体周囲に付着する水膜厚さによる酸素供給速度の支配と微生物活性に及ぼす水分ポテンシャルの両因子の結果である(農業機械学会誌投稿中)。水膜厚さは材料固有の表面積に、水ポテンシャルは水分特性に左右されるため、これのデータをいろいろな材料を対象として収集する必要がある。また水分状態を、より一般化するためには重量含水率による表示ではなく、水膜と水分ポテンシャルによる関数化が必要である。最適環境としての酸素濃度、菌種等は現在研究を継続中である。
    文部科学省, 奨励研究(A), 山形大学, 研究代表者, 競争的資金, 08760230
  • コンポスト化反応における物理的律速因子の数理解析
    科学研究費補助金(奨励研究(A))
    1994年 - 1994年
    岩渕 和則
    コンポスト化を行う場合、材料の最適含水率がよく問題となるが実験的に50〜60%といわれており、ハンドリングに適した含水率であることも相まって、都市ごみや農産廃棄物コンポストプラントではこれに従って運転されている。筆者はこれを実験的に確認するため、牛ふんを材料に、含水率の上下限界に近い30〜80%の広い範囲でコンポスト化反応速度を測定した。この結果、反応速度の最大値が含水率50〜60%に存在した。では、なぜ反応速度の最大値が含水率50〜60%に存在するのか。本研究はこの疑問を解決するために行った。反応速度の最大値を引き起こす水分環境は存在するが他の水分条件でも肥化反応が停止してしまうような強い反応阻害ではなく、反応は十分進行する。水は溶媒としての役割をもっているだけなので、上記の現象が起きる原因を有機質資材粒子周辺に存在する水膜中の酸素移動量が変化するためではないかと考えた。反応速度の最大値を有機質資材粒子周辺の水膜厚さ(d_L)を変数として整理したのが結果、水膜が3.87×10^<-9>mより厚くなると酸素移動量が漸減し、酸素消費速度が制限されるが、一方水膜厚さが3.87×10^<-9>mより小さくても、水分による微生物活性が徐々に低下したため酸素消費速度が次第に低くなった。したがって水膜厚さ3.87×10^<-9>m付近が最も酸素消費速度(反応速度)が大きくなり、酸素供給の面からと微生物活性の面を総合した堆肥化反応の最適条件と考えられた。
    文部科学省, 奨励研究(A), 山形大学, 研究代表者, 競争的資金, 06760293
  • 気-液間物質移動を考慮した堆肥化過程のダイナミックシミュレーション
    科学研究費補助金(奨励研究(A))
    1993年 - 1993年
    岩渕 和則
    生態系保全型農業を展開する場合、農産有機廃棄物の高度な利用がポントとなり、ここでは1.土壌環境に対して負荷抑制できる、良質な堆肥の生成。2.酸化分解発生熱の利用。を目的にしている。これまで、目的に適合した反応制御を行うために好気生分解反応モデルの構築が必要とされるため、反応のメカニズムを検討する目的で、試料の比熱を用いて熱収支解析および酸素ガス収支解析によって熱発生速度および酸素消費速度を求め、これを指標として好気性分解反応過程を考察した。この結果、微生物依存の反応速度は等しくも、試料物性や通気量等の影響を大きく受けた結果、堆肥化過程で生ずる酸化熱による試料温度変化速度は大きく異なる場合があることが指摘された。そこで、試料水分条件の変化が反応速度に及ぼす影響を調べた結果、試料水分条件によって反応速度に差が生じ、特定の水分条件下で最大値をとることが明らかになった。ただし、反応速度の低下といっても堆肥化反応が停止してしまうような強い反応阻害ではなく、反応は十分進行するが熱発生速度や酸素消費速度の値にやや影響がでる程度であることや、水は溶媒としての役割をもっているだけなので、上記の現象が起きる原因を有機質資材粒子周辺に存在する水膜中の酸素移動量の変化に原因があると考えた。堆肥粒子の水膜外周から微生物が付着している粒子表面への酸素移動コンダクタンスは、Fickの第一法則を援用して計算した結果、水膜厚さが薄くなると伴に増加する結果が得られた。また、さらに水分が低い場合に、反応速度の低下が観察されるのは、微生物の水分活性が原因と考えられた。
    文部科学省, 奨励研究(A), 山形大学, 研究代表者, 競争的資金, 05760253
■ 産業財産権
  • 有機性廃棄物の処理方法及び熱エネルギー利用方法
    特許権, 岩渕 和則
    2009年
    特許第4382856号
  • バイオマス材料の処理方法及び処理装置並びに熱エネルギー利用方法
    特許権, 岩渕 和則
    特許第4538595号
■ 学術・社会貢献活動/その他
社会貢献活動
  • バイオマスの資源化とエネルギー化
    2015年08月26日
    講師
    北海道大学
    神奈川県議会環境農政常任委員会訪問団への講座
  • 「うんこやごみの有効利用」
    2015年04月22日
    講師
    北海道大学農学部
    第25回時計台サロン 「捨てるにはもったいないー農山村資源の可能性ー」
  • 「うんちがエネルギー?」
    2014年09月06日
    コメンテーター
    北海道大学農学部、北海道新聞社編集局
    あぐり大学・親子講座 第5回
  • 地域資源の活用に関する講習会
    2013年11月12日 - 2013年11月15日
    講師
    北海道平取町
  • 北海道の資源・エネルギーに関するバイオマス利活用の現状と課題
    2013年10月03日
    講師
    (公社)日本技術士会農業部会
    第40回技術士全国大会農業部会講演会
  • 平成22年度農芸フォーラム講演
    2011年03月
    講師
    東京都立農芸高等学校
  • 栃木県立真岡高等学校 模擬講義
    2010年10月
    講師
    宇都宮大学
  • 群馬県立桐生高等学校 出前授業
    2009年11月
    講師
  • 平成21年度SPP 「首都圏“食農学”サポーター」育成講座
    2009年07月 - 2009年08月
    司会, 企画, 運営参加・支援
    宇都宮大学農学部
    宇都宮市
    高校生
    東京都立農芸高等学校,東京都立園芸高等学校,東京都立瑞穂農芸高校,東京都立農産高校の生徒約30名の宿泊型体験学習を企画,運営
  • 群馬県立大泉高等学校 出前授業
    2009年07月
    講師
  • 宇都宮大学農学部アグリ支援機構について
    2008年09月05日
    講師
    第21回国立大学法人共同研究センター専任教員会議
  • バイオマス資源リサイクルを支えるコンポスト化技術
    2008年03月
    講師
    熊本県八代市
    八代市バイオマスタウン検討プロジェクト会議
  • 炭酸ガス濃度低減化を目的とした農地からの石油代替資源の生産
    2008年02月
    講師
    独)北海道農業研究センター
    平成19年度北海道農業試験研究推進会議 畜産草地部会
  • 生物系廃棄物のリサイクル
    2005年11月18日
    講師
    宇都宮東高等学校
    平成17年度高大連携大学講座
  • 地域振興に関する大学の取り組みについて(宇都宮大学アグリ支援機構の取り組み)
    2005年11月17日
    講師
    農林水産省 農林水産技術会議
    平成17年度農業中核研究員養成研修会
    農林水産技術会議筑波事務所
  • 生物系廃棄物のリサイクル
    2005年08月24日 - 2005年08月25日
    講師
    宇都宮女子高校 出張講義
  • 地域研究における都県・大学,独法の新しい連携を求めて-宇都宮大学農学部の取り組みー
    2005年01月
    講師
    関東東海北陸試験研究推進会議
    中央農業研究センター
  • 第3回農学系JABEE 審査員研修会
    2004年07月31日 - 2004年08月01日
    その他
    JABEE (日本技術者教育認定機構)
  • シンポジウム「農業機械・施設・利用技術の『人類技術史』への文脈化と接合」実行委員
    2004年07月09日
    運営参加・支援
    日本学術会議農業機械学研究連絡委員会,日本学術会議農業機械学研究連絡委員会農業機械・施設・利用技術の状況への文脈化と接合専門委員会実行委員会委員
    日本学術会議大会議室
メディア報道
  • 活かそうバイオマス 創ろう循環型社会
    2005年10月30日
    栃木テレビ
    クローズアップとちぎ
    [テレビ・ラジオ番組]
  • 農業試験研究の展開
    栃木テレビ
    クローズアップとちぎ
    [テレビ・ラジオ番組]