岩崎 沙理 (イワサキ サリ)

医学研究院 病理系部門 病理学分野助教
Last Updated :2024/12/06

■研究者基本情報

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研究者番号

  • 60455631

研究キーワード

  • 腎病理

研究分野

  • ライフサイエンス, 人体病理学, 腎病理

■研究活動情報

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 血管炎発症機序の解明と新しい分子標的治療法および病態診断法の開発
    科学研究費助成事業
    2008年 - 2010年
    石津 明洋, 外丸 詩野, 岩崎 沙理
    中・小型血管炎を発症するenv-pXラットから自己血管内皮細胞反応性血管炎惹起性T 細胞を単離した。このT細胞の標的分子や血管傷害機構を明らかにすることにより、血管炎の新しい分子標的治療法の開発が可能となる。また、顕微鏡的多発血管炎患者の治療前および治療開始1週間後の末梢血を用いて、網羅的遺伝子発現解析を行った。治療前後の末梢血における16個の遺伝子の発現変化を調べることにより、患者予後を治療開始後の早期に予測できる可能性が示された。
    日本学術振興会, 基盤研究(C), 北海道大学, 20590390
  • ヒト末梢血に検出されるCD8陽性単球に関する研究
    科学研究費助成事業
    2008年 - 2009年
    岩崎 沙理
    全血溶血法を用いたヒト末梢血のフローサイトメトリーにおいて,CD14陽性の単球上にCD8分子が検出される現象を見出した.必要な血清因子の存在下において,Tリンパ球上のCD8分子に抗CD8抗体が結合することにより,抗体のFc部分と単球上のFcγRII(CD32)が結合してTリンパ球と単球を架橋し,細胞膜の流動性や細胞骨格の変動を伴って,CD8やCD3,TCRといったTリンパ球上の機能分子が単球へと移動すると考えられた.
    日本学術振興会, 若手研究(B), 北海道大学, 20790409

担当教育組織