山木 将悟 (ヤマキ シヨウゴ)

水産科学研究院 海洋応用生命科学部門 水産食品科学分野助教
Last Updated :2026/02/04

■研究者基本情報

学位

  • 博士(水産科学), 北海道大学

Researchmap個人ページ

研究者番号

  • 20824337

Researcher ID

  • GOE-3655-2022

研究キーワード

  • 水産食品
  • 食品衛生
  • バクテリオファージ
  • 食品微生物

研究分野

  • ライフサイエンス, 水圏生命科学
  • ライフサイエンス, 応用微生物学
  • ライフサイエンス, 食品科学

担当教育組織

■経歴

経歴

  • 2018年04月 - 現在
    北海道大学大学院水産科学研究院, 海洋応用生命科学部門, 助教
  • 2017年04月 - 2018年03月
    北海道大学大学院水産科学研究院, 日本学術振興会特別研究員 PD(DC2より切替)
  • 2016年04月 - 2017年03月
    北海道大学大学院水産科学院, 日本学術振興会特別研究員 DC2

学歴

  • 2014年04月 - 2017年03月, 北海道大学, 大学院水産科学院, 海洋応用生命科学専攻 博士後期課程
  • 2012年04月 - 2014年03月, 北海道大学, 大学院水産科学院, 海洋応用生命科学専攻 修士課程
  • 2008年04月 - 2012年03月, 北海道大学, 水産学部, 資源機能化学科
  • 2005年04月 - 2008年03月, 北海道大麻高等学校

■研究活動情報

受賞

  • 2024年01月, 公益社団法人 日本水産学会, 日本水産学会 令和5年度北海道支部大会 最優秀講演賞(発表者)
    腸炎ビブリオに感染するバクテリオファージVF16 の性状
    三浦太暉;⼭⽊将悟;⽥渕いつき;⼭﨑浩司;川合祐史, 44512735
  • 2023年11月, 公益社団法人 日本缶詰びん詰レトルト食品協会, 令和5年度逸見賞(筆頭・責任著者)
    Inhibition of Morganella morganii growth and histamine production using a bacteriophage cocktail
    山木将悟;坂之上葵;新井康介;山﨑浩司;川合祐史, 国内学会・会議・シンポジウム等の賞, 日本国, 28657562
  • 2023年08月, 公益社団法人 日本食品科学工学会, Food Science and Technology Research Award Vol. 28(筆頭・責任著者)
    Inhibition of Morganella morganii growth and histamine production using a bacteriophage cocktail
    Shogo Yamaki;Aoi Sakanoue;Kosuke Arai;Koji Yamazaki;Yuji Kawai, 日本国, 28657562
  • 2022年05月, 日本防菌防黴学会, 令和3年度 日本防菌防黴学会 論文賞(共著者)               
    Spore heat resistance and growth ability at refrigeration temperatures of Bacillus spp. and Paenibacillus spp.
    小林哲也;東考憲;八十川大輔;山木将悟;山﨑浩司, 学会誌・学術雑誌による顕彰, 日本国
  • 2018年09月, 日本食品微生物学会, 日本食品微生物学会 平成30年度論文賞(共著者)               
    低温性ヒスタミン生成菌Morganella psychrotoleransの水産食品における分布とヒスタミン生成能
    加藤莉子;王迪;山木将悟;川合祐史;山崎浩司
  • 2017年03月, 北海道大学大学院水産科学院, 伊藤一隆賞               
  • 2015年08月, 日本食品科学工学会, 第11回若手の会 優秀ポスター企業賞               
    広宿主域を示すPhotobacterium damselae subsp. damselae溶菌バクテリオファージの探索とその性状
    山木将悟;黒沼宗弥;久保田光矢;川合祐史;山崎浩司

論文

その他活動・業績

  • IAFP 2019 Annual Meetingに参加して
    山木将悟, 日本水産学会誌, 86, 1, 30, 30, 2020年01月15日
    Japanese Society of Fisheries Science, 日本語
  • 水産物における損傷菌-食品加工における損傷菌発生とその問題点               
    山木 将悟, 山﨑 浩司, 日本防菌防黴学会誌, 47, 11, 467, 472, 2019年11月, [招待有り], [国内誌]
    日本語
  • 食品微生物制御におけるバクテリオファージの利用
    山木 将悟, 山崎 浩司, New food industry = ニューフードインダストリー : 食品加工および資材の新知識, 59, 7, 15, 23, 2017年07月, [招待有り]
    食品資材研究会, 日本語
  • 食品微生物制御へのバクテリオシンの利用
    山木 将悟, 山﨑 浩司, 日本醸造協会誌, 109, 9, 636, 642, 2014年09月, [招待有り]
    近年,消費者は加熱・加工を極力控えた食品を好むようになっている。このような消費者のニーズに応えつつ食品の安全を担保することは至難の業である。そこで,著者らに食品保存料として世界で広く利用され,食品における食中毒リスクの低減と品質の向上に大きく寄与し,食品の味,香りに影響なく,ヒトの消化酵素により分解される安全な天然由来抗菌ペプチドのバクテリオシンの代表のNisin A,さらにはバクテリオシンと他の抗菌物質との組み合わせなどを解説いただいた。味噌には精製ナイシンとして,5mg/kgの使用が認可されているので,味噌業界の方はご一読いただきたい。, 日本醸造協会, 日本語

書籍等出版物

  • 生食のはなし : リスクを知って、おいしく食べる
    山木将悟, コラム「ヒスタミン食中毒」
    朝倉書店, 2023年04月, 9784254431308, ix, 147p, 100–101, 日本語, 一般書・啓蒙書, [分担執筆]
  • 食品製造・検査における芽胞・損傷菌とその検出・制御技術               
    山木将悟, 山﨑浩司, 第II編 損傷菌の検出と制御 第2章5-「リステリア損傷菌の発生と制御」
    シーエムシー出版, 2020年05月, [共著]
  • Seafood Safety and Quality - Chapter 5               
    Koji Yamazaki, Shogo Yamaki, Dominic Kasujja Bagenda, Chapter 5 - Control of pathogens and spoilage bacteria on seafood products
    CRC Press, 2018年09月, [共著]
  • Seafood Safety and Quality - Chapter 3               
    Shogo Yamaki, Koji Yamazaki, Chapter 3 - Foodborne pathogens related to seafood products
    CRC Press, 2018年09月, [共著]

所属学協会

  • American Society for Microbiology               
  • International Association for Food Protection               
  • 日本食品微生物学会               
  • 日本食品科学工学会               
  • 日本水産学会               

Works(作品等)

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 腸炎ビブリオとファージの共進化的軍拡競争:より強力なファージの作出と応用
    科学研究費助成事業
    2025年04月 - 2030年03月
    山木 将悟
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 研究代表者, 25K00091
  • 腸炎ビブリオファージの多様な宿主認識機構:腸炎ビブリオ制御への展開
    科学研究費助成事業
    2022年04月 - 2026年03月
    山木 将悟
    腸炎ビブリオは水産物を汚染する食中毒細菌である。本菌は海水や水産物に広く分布しており,低温管理から逸脱した水産物の生食などにより食中毒の原因となる。近年,食中毒細菌の制御を目的として細菌に感染するウイルスであるバクテリオファージ(ファージ)を利用した微生物制御手法が注目されている。本研究では,腸炎ビブリオに感染するファージを分離し,その宿主特異性に関して明らかにした上で,腸炎ビブリオファージを利用した腸炎ビブリオの制御手法を構築することを目的として研究を行った。
    令和4年度は,腸炎ビブリオファージの分離に取り組み,複数の腸炎ビブリオファージの分離に成功した。分離ファージの中から,様々な腸炎ビブリオの菌株に対してプラークを形成するファージVF-16を選抜し,一段増殖実験や吸着動態の観察,透過型電子顕微鏡によるファージの形態観察などを行なった。腸炎ビブリオファージVF-16は非収縮性の長い尾部を持つ(siphovirus)ファージであり,迅速に宿主細胞へと吸着することが明らかとなった。さらに,VF-16の増殖には,培地へのカルシウムイオンやマグネシウムイオンの添加が必要であり,腸炎ビブリオの増殖を阻害するためにはVF-16と二価カチオンを併用する必要があると推察された。実際に,カルシウムイオンとマグネシウムイオンを添加した液体培地で腸炎ビブリオの増殖抑制能を調べた結果,VF-16添加区ではVF-16未添加区と比べて腸炎ビブリオの増殖が大きく抑制された。
    以上のように,令和4年度は腸炎ビブリオに感染するファージを複数分離するとともに,そのうち一株のVF-16を用いて,腸炎ビブリオファージが腸炎ビブリオの増殖抑制剤となり得る可能性を示すことができた。
    日本学術振興会, 若手研究, 北海道大学, 研究代表者, 22K14947
  • モルガン菌ファージカクテルの開発による魚肉のヒスタミン食中毒制御
    2019年度学術研究助成
    2020年01月 - 2021年12月
    山木将悟
    前川報恩会, 北海道大学大学院水産科学研究院, 研究代表者
  • 過酢酸製剤による水産物のヒスタミン食中毒制御法構築に関する研究               
    平成31年度学術研究助成
    2019年04月 - 2020年03月
    山木将悟, 川合祐史, 山﨑浩司
    南北海道学術振興財団, 北海道大学大学院水産科学研究院, 研究代表者
  • 腸管出血性大腸菌に感染する広宿主域ファージの感染機構の解明と食品への応用
    科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
    2018年08月 - 2020年03月
    山木 将悟
    腸管出血性大腸菌やサルモネラによる食中毒は世界的にも重要な問題である。特に,腸管出血性大腸菌による食中毒は重症化することが多く,我が国においても度々事件が発生している。本研究では,これらの食中毒細菌に対してバクテリオファージを用いた微生物制御手法の利用について研究した。本研究で用いるバクテリオファージEscoHU1の宿主域は通常のバクテリオファージと比べて広く,EscoHU1は腸管出血性大腸菌O157:H7やSalmonella entericaの複数の血清型に広く感染した。また,透過型電子顕微鏡観察によりEscoHU1の同定を行った結果,EscoHU1はSiphoviridae科に属するバクテリオファージであることが明らかとなった。また,腸管出血性大腸菌とサルモネラからそれぞれ1株を選出してEscoHU1の感染サイクルについて調べた。EscoHU1の吸着動態について調べた結果,サルモネラに対する吸着速度よりも腸管出血性大腸菌に対する吸着速度の方が早かった。また,一段増殖実験によりEscoHU1の潜伏期,暗黒期,バーストサイズをそれぞれ算出したが,腸管出血性大腸菌とサルモネラに感染する場合で大きな違いはなかった。EscoHU1の殺菌力を液体培地中で評価した結果,EscoHU1処理により腸管出血性大腸菌とサルモネラの生菌数は有意に減少した。さらに,EscoHU1の安全性を確認するため,ゲノムシーケンスを行った。
    以上,平成30年度は研究に使用するバクテリオファージEscoHU1の一般性状を明らかにすることに成功し,本ファージが優れた微生物制御剤となる可能性を示すことができた。
    日本学術振興会, 研究活動スタート支援, 北海道大学, 研究代表者, 19K21155
  • ファージセラピーによるヒスタミン食中毒制御法の構築に関する研究
    科学研究費助成事業 特別研究員奨励費
    2016年04月 - 2018年03月
    山木 将悟
    ヒスタミン食中毒は, ヒスタミンを過剰に蓄積した食品を喫食することにより発生しアレルギー様症状を呈する。食品へのヒスタミンの蓄積はヒスタミン生成菌の働きによって起こるため, 本食中毒の防止にはヒスタミン生成菌の制御方法の確立が必要であると考えられる。そこで本研究では, ヒスタミン食中毒の原因となるヒスタミン生成菌の制御法としてバクテリオファージの利用に着目し, バクテリオファージを用いたヒスタミン生成菌制御の方法について研究した。
    平成29年度は, 過去に分離したMorganella morganiiに感染するバクテリオファージの混合物を用い, 耐性菌の出現抑制と食品でのヒスタミン生成菌ならびにヒスタミン蓄積抑制効果について研究を行った。バクテリオファージ混合物の耐性菌出現抑制効果については液体培地の系で実験を行った。バクテリオファージ混合物で宿主細菌を殺菌した結果, 混合物を構成する各バクテリオファージを単独で処理した場合と比較して耐性菌の出現率が有意に減少した。
    次に, 食品におけるバクテリオファージ混合物の殺菌効果について検証した。ツナフレークにMorganella morganiiを接種しバクテリオファージ混合物を処理した結果, ツナフレーク保存中の生菌数とヒスタミン蓄積量がバクテリオファージ混合物未処理区と比較して大きく減少した。また, 同様の実験を生のマグロ魚肉を用いて行ったところ, ツナフレークでの実験よりも抑制効果は減少したが, バクテリオファージ混合物は魚肉中のMorganella morganiiの発育とヒスタミン蓄積を大きく抑制した。
    以上, 平成29年度はMorganella morganiiのバクテリオファージ耐性菌の出現抑制に対する知見を得ることに成功し, バクテリオファージ混合物を用いた処理による魚肉のヒスタミン蓄積抑制効果を示した。
    日本学術振興会, 特別研究員奨励費, 北海道大学, 研究代表者, 16J03433

主な担当授業

  • 微生物学実験, 2024年, 学士課程, 水産学部
  • 水産食品科学特論Ⅰ, 2024年, 修士課程, 水産科学院
  • 水産食品科学特論Ⅱ, 2024年, 修士課程, 水産科学院
  • 健康と社会, 2024年, 学士課程, 全学教育