徐 玉 (ジヨ ギヨク)

メディア・コミュニケーション研究院 メディア・コミュニケーション部門 メディア文化論分野講師

研究者基本情報

■ 学位
  • 博士(言語文化学), 大阪大学, 2023年03月
■ URL
researchmap URLホームページURL■ ID 各種
研究者番号
  • 50981346
J-Global ID■ 研究キーワード・分野
研究キーワード
  • 映画研究
  • ジェンダー/セクシュアリティ研究
研究分野
  • 人文・社会, 美学、芸術論, 映画研究 ジェンダー研究

経歴

■ 経歴
経歴
  • 2025年10月 - 現在
    北海道大学, 大学院メディア・コミュニケーション研究院, 講師
  • 2024年04月 - 2025年09月
    名古屋大学, ジェンダーダイバーシティセンター, 特任助教
  • 2023年04月 - 2024年03月
    名古屋大学, ジェンダーダイバーシティセンター, 研究員
学歴
  • 2019年04月 - 2023年03月, 大阪大学, 大学院言語文化研究科, 博士後期課程
  • 2017年04月 - 2019年03月, 大阪大学, 大学院言語文化研究科, 博士前期課程
委員歴
  • 2026年04月 - 現在
    日本映画学会, 理事(大会運営委員会委員 )

研究活動情報

■ 受賞
  • 2023年08月, 大阪大学出版会, 2023年度岸本忠三出版助成
  • 2021年04月, 公益財団法人野村財団奨学生
  • 2020年10月, 公益財団法人寺浦さよ子記念奨学会奨学生
■ 論文
  • 「もうひとつの声」を聞き取る : 有吉佐和子の『恍惚の人』とその映画化にみる「老い」と「ケア」の表象
    『「文化」の解読 (26) : 文化と分断』, 11, 21, 2026年05月
    研究論文(大学,研究機関等紀要), 50010444
  • 「家」を出る女たち―『香華』(1964年)における母娘
    『映像学』, 110, 38, 58, 2023年08月, [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)
  • 女性スター共演の力学― 『千羽鶴』(増村保造 1969)における女同士の関係
    『〈文化〉の解読(23)―文化とコミュニケーション』, 27, 42, 2023年05月
    日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要)
  • 日本文芸映画にみる女同士の絆―1950-60年代を中心に―
    大阪大学博士論文, 2023年03月, [査読有り]
    日本語, 学位論文(博士)
  • 任侠映画における女たち―「姐御」としての岩下志麻をめぐって
    『〈文化〉の解読(22)―文化とイデオロギー』, 23, 32, 2022年03月
    研究論文(大学,研究機関等紀要)
  • 母性幻想とレズビアン感性―『挽歌』と『女であること』における久我美子
    映画研究, 16, 4, 26, 2021年12月, [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)
  • 溝口健二の映画『お遊さま』にみる「レズビアン表象可能性」
    『〈文化〉の解読(21)―文化と伝統』, 11, 22, 2021年05月
    研究論文(大学,研究機関等紀要)
  • 女を見る女のまなざし―映画『華岡青洲の妻』における女同士の絆
    映画研究, 15, 4, 26, 2020年12月, [査読有り]
    研究論文(学術雑誌)
  • 増村保造の映画『卍』におけるレズビアン表象―谷崎潤一郎の原作小説との比較から
    〈文化〉の解読(20)―文化と記憶, 11, 22, 2020年07月
    研究論文(大学,研究機関等紀要)
  • 篠田正浩の映画『美しさと哀しみと』におけるレズビアン表象―川端康成の原作小説との比較から
    〈文化〉の解読(19)―文化とメディア, 47, 57, 2019年05月
    研究論文(大学,研究機関等紀要)
■ その他活動・業績
  • レヴュー「鷲谷花著『姫とホモソーシャル―半信半疑のフェミニズム映画批評』」
    映像学, 113, 156, 160, 2025年02月, [査読有り], [招待有り]
  • 書評「北村匡平/児玉美月著『彼女たちのまなざし 日本映画の女性作家』」
    日本映画学会会報, 73, 11, 15, 2024年11月, [招待有り]
  • 戦後日本映画と「女同士の絆」
    『GRL NEWS』, 11, 3, 3, 2023年07月
■ 書籍等出版物
  • 『映画の猟人 中平康──日本ヌーヴェル・ヴァーグの起源』
    渡邉大輔; 北村匡平; 片上平二郎; 川崎公平; 佐藤未央子; 志村三代子; 徐玉; 藤原征生; 村川透; 門間貴志; 吉永小百合; 四方田犬彦, 「中平康映画におけるジェンダーとセクシュアリティの揺らぎ」
    森話社, 2026年09月, [共著]
  • 女を見る女のまなざし 日本文芸映画における女同士の絆
    2025年02月, 9784872598087, [単著]
  • ユリイカ2024年4月号 特集=山田太一
    「“想い出”としての女同士の絆」、pp. 153-161
    青土社, 2024年03月, 9784791704460, [分担執筆]
■ 講演・口頭発表等
  • 誰の子か?―『不信のとき』(今井正 1968/有吉佐和子原作)における家族形態の攪乱
    日本映画学会第21回大会, 2025年12月13日, 口頭発表(一般)
    50010444
  • 戦後日本映画と女同士の絆(Postwar Japanese Cinema and the Bond Between Women)
    Kinema Club Conference for Film and Moving Images from Japan XXIV in Kyoku, 2025年08月02日, 口頭発表(一般)
    2025年08月01日 - 2025年08月03日, 50010444
  • 異質の女―岸田今日子のクィア性をめぐって
    シンポジウム『クィア・シネマ・スタディーズ』日本映画学会第19回大会, 2023年12月09日, シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
    [招待講演]
  • 戦後日本映画と女性作家―有吉佐和子原作・豊田四郎監督『恍惚の人』を中心に
    日本映画学会第12回例会, 2023年06月24日
  • 任侠映画における女たち―「姐御」としての岩下志麻をめぐって
    シンポジウム【任侠/ヤクザ映画論リローデッド】日本映画学会第17回大会, シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
    2021年12月04日, [招待講演]
  • 『香華』(木下恵介1964)にみる母性幻想とメランコリー
    日本映像学会第47回大会, 口頭発表(一般)
    2021年06月05日
  • 母性幻想、同性愛、〈クィア〉な女優―戦後文芸映画『挽歌』、『女であること』をめぐって
    日本映像学会関西支部第89回研究会, 口頭発表(招待・特別)
    2020年12月26日, [招待講演]
  • 『女であること』(川島雄三1958)にみる母性幻想とレズビアン感性
    日本映画学会第16回大会, 口頭発表(一般)
    2020年12月05日
  • 愛と憎しみの絆―増村保造の『千羽鶴』(1969)における女性たち
    日本映像学会第46回大会, 口頭発表(一般)
    2020年09月27日
  • 溝口健二の映画にみる女同士の絆―『お遊さま』(1951)を中心に
    表象文化論学会第14回研究発表集会, 口頭発表(一般)
    2019年11月23日
  • 『華岡青洲の妻』(増村保造1967)再考―女性の「ホモソーシャルな欲望」の視点から
    日本映画学会第8回例会, 口頭発表(一般)
    2019年06月22日
  • 増村保造の映画『卍』におけるレズビアン表象―谷崎潤一郎の原作小説との比較から
    大阪大学言語文化学会第54回大会, 口頭発表(一般)
    2018年10月27日
■ 所属学協会
  • 表象文化論学会
  • 日本映像学会
  • 日本映画学会
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
■ 学術・社会貢献活動/その他
社会貢献活動
  • GRL展示「メディアにみる女同士の絆」
    2024年01月23日 - 2024年06月30日
    企画, 運営参加・支援
    表象文化研究(特に映画研究)において女優論を含む女性像はひとつの大きなテーマをなしている。日本映画研究においても、例えば、溝口健二監督が描く受苦の女性、「永遠の処女」と言われる原節子のスター・イメージ、若尾文子が演じる新しい女性像などについては優れた先行研究が存在する。しかし、日本映画に限らずこうした女性像はほとんどの場合、異性愛、すなわち男性との関わりを通して論じられており、同性に対する欲望や女性同士の関係に注目した研究はまだ多いとは言えない。イヴ・K・セジウィックによって「男性のホモソーシャルな絆」という概念が提唱されて以来、男同士の絆の表象はさかんに議論されてきたが、セジウィック自身が「女同士の絆」に男性のそれとは非対称なものとして否定的な立場をとった影響もあって、女同士の絆の研究は立ち遅れている。そうした先行研究の現状も念頭に置きながら、今回の企画に至った。
    今回の企画展示では、異なったメディアにおける女同士の絆の表象に焦点をあわせ、文学作品、漫画、シナリオ、DVD、映画パンフレット、女同士の絆を扱う研究書などを展示する。今回の展示が、メディアに表象される母娘、姉妹、友人、同級生といった多様な女同士の絆について考える契機となれば幸いである。
  • 第19回名古屋大学ホームカミングデイ企画「映画にみる女同士の絆」
    2023年10月21日 - 2023年10月21日
    出演, 講師, 企画, 運営参加・支援
  • GRL展示「時代とメディアを超える女性たちの声:有吉佐和子と日本映画」
    2023年07月18日 - 2023年09月30日
    企画, 運営参加・支援
    有吉佐和子(1931-1984)の小説が復刊され、静かなブームを引き起こしています。NHK制作のETV特集「赤い靴を履いて―作家有吉佐和子の問いかけ」(2023年6月3日放送)では、半世紀前に有吉が提起した問題に共感する現代の若い女性たちの声が紹介されました。有吉は、人種差別、環境汚染、認知症介護などの社会の矛盾を次々にとりあげ、そこに直面せざるえない女性たちの内面をえぐりだしました。また、歴史の中でないがしろにされてきた女性たちの声や欲望を可視化させました。
    有吉の数多く作品が出版後まもなく映画化されました。これは当時の女性作家としては異例なことであり、当時の文芸映画が主に女性をターゲットとしていたことから、女性観客の反応を考慮して選ばれたものだと思われます。また、その後も有吉作品は、テレビドラマや舞台など、さまざまなメディアに翻案され続けています。こうして有吉が描いた女性たちは文字どおり身体と声を獲得し、より大衆的な層へとその影響力を拡大させました。
    今回の企画展示では、映画化の原作となった有吉作品、シナリオ、パンフレット、DVD、有吉研究書などを展示します。展示を通じて、有吉が伝えようとした女性たちの声を、時代とメディアを超えて聴きとっていただけましたら幸いです。

    https://www.grl.kyodo-sankaku.provost.nagoya-u.ac.jp/archives/2283