後藤 悠人 (ゴトウ ユウト)

薬学研究院 医療薬学部門 医療薬学分野助教

研究者基本情報

■ 学位
  • 博士(薬科学), 北海道大学, 2025年03月
■ URL
researchmap URLホームページURL■ ID 各種
研究者番号
  • 51020284
J-Global ID■ 研究キーワード・分野
研究キーワード
  • フタロシアニン
  • 光化学
  • 光免疫療法
研究分野
  • ライフサイエンス, 薬系分析、物理化学
  • ライフサイエンス, 薬系化学、創薬科学
■ 担当教育組織

経歴

■ 経歴
経歴
  • 2025年04月 - 現在
    北海道大学 大学院薬学研究院, 生体分析化学研究室, 助教
  • 2023年04月 - 2025年03月
    日本学術振興会特別研究員DC2
学歴
  • 2022年04月 - 2025年03月, 北海道大学, 大学院生命科学院, 生命医薬科学専攻 博士後期課程
  • 2020年04月 - 2022年03月, 北海道大学, 大学院生命科学院, 生命医薬科学専攻 修士課程
  • 2016年04月 - 2020年03月, 北海道大学, 薬学部, 薬科学科

研究活動情報

■ 受賞
  • 日本薬学会第143年会, 学生優秀発表賞受賞
■ 論文
■ 講演・口頭発表等
  • より高い効率で光化学反応を起こす新たな光免疫療法薬剤の開発
    後藤悠人; 中島孝平; 高倉栄男; 小川美香子
    日本薬学会第144年会, 2024年03月
  • Analysis of X-ray-triggered reaction of phthalocyanine derivatives by ESR.
    Y. Goto; S. matsuhiro; M. Yamashita; H. Takakura; K. Nakajima; O. Inanami; M. Ogawa
    The 143rd Annual Meeting of the Pharmaceutical Society of Japan, 2023年03月
  • 光免疫療法における薬剤の光反応メカニズムに関するESRを用いた検討
    後藤悠人; 中島孝平; 高倉栄男; 小川美香子
    日本薬学会第143年会, 2023年03月
  • 生体深部で利用可能なケージド化合物の開発に向けたフタロシアニン誘導体のX線に対する反応性の解析
    後藤悠人; 松廣志乃; 山下柾; 高倉栄男; 中島孝平; 稲波修; 小川美香子
    第61回電子スピンサイエンス学会年会, 2022年12月
  • Development of a new photosensitizer absorbing longer-wavelength light for photoimmunotherapy
    後藤悠人; 中島孝平; 高倉栄男; 小川美香子
    第81回日本癌学会学術集会, 2022年09月
  • 長波長化の光で活性化する新たな光免疫療法薬剤の治療効果および光化学反応の解析
    後藤悠人; 安藤完太; 中島孝平; 高倉栄男; 稲波修; 小川美香子
    第34回バイオメディカル分析科学シンポジウム, 2022年09月
  • 吸収波長を長波長化した新規光免疫療法薬剤における治療効果および光反応性の検討
    後藤悠人; 安藤完太; 中島孝平; 高倉栄男; 小川美香子
    第29回クロマトグラフィーシンポジウム, 2022年06月
  • 長波長の光で励起可能な新規光免疫療法薬剤の開発
    後藤悠人; 安藤完太; 中島孝平; 高倉栄男; 小川美香子
    日本薬学会第142年会, 2022年03月
  • 蛍光相関分光法を用いた光免疫療法の光感受性化合物の三重項状態遷移の解析
    後藤悠人; 北村朗; 高倉栄男; 金城政孝; 小川美香子
    第33回バイオメディカル分析科学シンポジウム, 2021年09月
■ 所属学協会
  • 電子スピンサイエンス学会
  • 日本癌学会
  • 日本分子イメージング学会
  • 日本薬学会
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • がん特異的糖鎖抗原を用いた切除不能小児がんに対する光免疫療法の確立:前臨床モデル
    科学研究費助成事業
    2026年04月01日 - 2029年03月31日
    長 祐子; 真部 淳; 小川 美香子; 寺下 友佳代; 植木 将弘; 河原 仁守; 後藤 悠人
    日本学術振興会, 基盤研究(C), 北海道大学, 26K10771
  • 光免疫療法の薬剤開発を目指した光感受性化合物の電子状態の制御に関する検討
    科学研究費助成事業
    2023年04月 - 2025年03月
    後藤 悠人
    光免疫療法 (NIR-PIT) は光感受性化合物IR700を抗体に結合させた薬剤と近赤外光を用いる新たながん治療法である。 NIR-PITでは、光照射によりIR700が起こす化学反応を起点としてがん細胞を殺傷する。そのため、より化学反応を起こしやすい光感受性化合物を用いることでより効率的なNIR-PITを達成できる可能性がある。 そこで本研究では、IR700の構造を改変し、その電子状態を制御することによって、より反応性の高い新規NIR-PIT光感受性化合物を開発することを目的としている。令和5年度においては、IR700の化学反応のメカニズムに基づいて、新たな光感受性化合物YG700を設計・合成した。合成したYG700は光照射によりIR700と同様の化学反応を起こし、その反応効率がIR700よりも高いことが示された。すなわち、より反応性の高い光感受性化合物の開発に成功した。次に、YG700を用いたNIR-PITの効果を検討するため、抗体と結合させることができるリンカー構造をYG700に導入した化合物を合成し、抗体-YG700を作製した。培養細胞において抗体-YG700の添加および光照射により細胞死が誘導されることが観察された。しかし、定量評価を行ったところ、YG700はIR700よりも高い反応性を示した一方で、抗体-YG700の細胞障害性は抗体-IR700よりも小さいことが明らかになった。抗体-YG700の細胞障害性が小さかった理由を、光学特性を測定することで検討した結果、YG700はIR700よりも疎水性が増加したことで、抗体タンパク質と相互作用していることが示唆された。この相互作用により、YG700は抗体と結合した状態では細胞障害性において重要な光化学反応を起こしにくくなっている可能性がある。したがって、今後、反応性を高めるとともに疎水性を最適化した光感受性化合物の開発を行うことで、より効果的なNIR-PITを達成できると考えられる。
    日本学術振興会, 特別研究員奨励費, 北海道大学, 23KJ0043