研究者データベース

研究者情報

マスター

アカウント(マスター)

  • 氏名

    吉開 将人(ヨシカイ マサト), ヨシカイ マサト

所属(マスター)

  • 文学研究院 人文学部門 歴史学分野

所属(マスター)

  • 文学研究院 人文学部門 歴史学分野

独自項目

syllabus

  • 2021, 東洋史学特別演習, Oriental History (Seminar), 修士課程, 文学院, 中国 歴史
  • 2021, 東洋史学特殊講義, Asian History (Lecture), 修士課程, 文学研究科, 中国 歴史
  • 2021, 東洋史学特殊講義, Oriental History (Lecture), 修士課程, 文学院, 中国 歴史
  • 2021, 東洋近現代史特別演習, Modern and Contemporary Asian History (Seminar), 修士課程, 文学研究科, 中国 歴史
  • 2021, 漢文漢籍学, Chinese Classical Philology, 学士課程, 文学部, 漢字,漢文,漢籍
  • 2021, 人文・社会科学の基礎, Basics of Humanities and Social Sciences, 学士課程, 全学教育, 中国、歴史
  • 2021, 東洋史学, Oriental History, 学士課程, 文学部, 中国 歴史 近代 溥儀
  • 2021, 東洋史学演習, Seminar in Oriental History, 学士課程, 文学部, 中国 歴史

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プロフィール情報

学位

  • 博士(文学)(東京大学)

プロフィール情報

  • プロフィール

    多民族から構成される近代国家として中国の統合がいかにしてなされたかという関心から20世紀中国史について、中国世界を外と分けるものは何かという関心から西南中国と嶺南地域について、そして学者たちはどのように古代中国を認識してきたのかという関心から中国近現代学術史について、それぞれ研究を進めています。

  • 吉開, ヨシカイ
  • 将人, マサト
  • ID各種

    200901041222226526

対象リソース

業績リスト

研究キーワード

  • 中国研究   中国史   

研究分野

  • 人文・社会 / 地域研究
  • 人文・社会 / アジア史、アフリカ史

経歴

  • 2019年04月 - 現在 北海道大学大学院文学研究院 教授
  • 2015年04月 - 現在 北海道大学アイヌ・先住民研究センター 兼務教員
  • 2016年04月 - 2019年03月 北海道大学大学院文学研究科 教授
  • 2007年04月 - 2016年03月 北海道大学大学院文学研究科 准教授
  • 2003年04月 - 2007年03月 北海道大学大学院文学研究科 助教授
  • 2001年04月 - 2003年03月 東京大学 東洋文化研究所 日本学術振興会特別研究員PD
  • 2000年11月 - 2001年03月 東京大学 東洋文化研究所 研究機関研究員(非常勤)
  • 2000年04月 - 2001年03月 専修大学 法学部 非常勤講師
  • 1995年04月 - 2000年03月 東京大学 東洋文化研究所 助手

学歴

  • 1993年04月 - 1995年03月   東京大学大学院   人文科学研究科博士課程
  • 1993年09月 - 1994年12月   中国北京大学   考古学系(高級進修生)
  • 1990年04月 - 1993年03月   東京大学大学院   人文科学研究科修士課程
  • 1986年04月 - 1990年03月   東京大学   文学部

委員歴

  • 2017年05月 - 2021年03月   北海道大学東洋史談話会   会長
  • 2012年08月 - 2014年07月   北大史学会   委員長

論文

  • 吉開 将人
    北海道大学文学研究院紀要 171 63 - 158 2023年12月 [査読無し][通常論文]
  • 吉開 将人
    北海道大学文学研究院紀要 169 1 - 65 2023年03月 [査読無し][通常論文]
  • 現地調査は難しい、しかし史料の中には過去の現地が無限にある ─貴州・雲南・四川境界地域の近代史研究を例として
    吉開 将人
    日中社会学研究 30 25 - 38 2023年03月 [査読有り][招待有り]
  • 鳥居龍蔵が西南中国で記録した碑文─抹殺された石碑をめぐる物語
    吉開 将人
    鳥居龍蔵研究 5 25 - 35 2022年03月 [査読無し][招待有り]
  • 吉開 将人
    北海道大学文学研究院紀要 166 1 - 52 2022年03月 [査読無し][通常論文]
  • 吉開 将人
    北海道大学文学研究院紀要 163 1 - 66 2021年03月 [査読無し][通常論文]
  • 吉開 将人
    徳島県立鳥居龍蔵記念博物館編『鳥居龍蔵生誕150周年記念国際シンポジウム「鳥居龍蔵と現代社会」講演要旨集』(シンポジウム予稿集) 20 - 30 2021年03月 [査読無し][招待有り]
  • 吉開 将人
    歴史学研究 998 25 - 37 2020年07月 [査読無し][招待有り]
  • 吉開 将人
    北海道大学文学研究院紀要 159 1 - 60 2019年12月 [査読無し][通常論文]
  • 吉開 将人
    北海道大学文学研究科紀要 157 1 - 47 2019年03月 [査読無し][通常論文]
  • 関于清朝皇室「原有私産」的幾個問題:鮮為人知的故宮博物院「前史」
    吉開 将人
    故宮博物院故宮学研究所編『「回眸・検視・展望:変革時代中的故宮博物院」学術研討会論文集』 151 - 163 2017年12月 [査読無し][招待有り]
  • 楊砥中と民国晩期の西南中国─忘れられた西南民族の「領袖」
    吉開 将人
    北大史学 57 68 - 94 2017年12月 [査読無し][通常論文]
  • 近代“苗夷”精英的自我認同─“古苗疆走廊”在国族建構中的転型
    吉開 将人
    貴州大学編『“一帯一路”視野下的中国西南文化走廊専題研討会論文集』 307 - 320 2017年04月 [査読無し][招待有り]
  • 吉開 将人
    北海道大学文学研究科紀要 150 1 - 75 北海道大学文学研究科 2016年12月 [査読無し][通常論文]
  • 近代日本学者与殷墟考古
    吉開 将人
    李永迪(中央研究院歴史語言研究所)主編『紀念殷墟発掘八十週年学術研討会論文集』 25 - 50 2015年03月 [査読無し][招待有り]
  • 「羈縻」政策と二十世紀中国─第二野戦軍「関於少数民族工作的指示(草案)」から見た西南民族エリート問題
    吉開 将人
    『1920年代から1930年代中国周縁エスニシティの民族覚醒と教育に関する比較研究』(平成24~26年度日本学術振興会科学研究費補助金、基盤研究B、研究代表者松本ますみ) 91 - 117 2015年03月 [査読無し][通常論文]
  • 史料考証与故宮及古物陳列所史
    吉開 将人
    故宮博物院故宮学研究所編『古物陳列所百年紀念学術研討会論文集』 47 - 57 2014年12月 [査読無し][招待有り]
  • 宣統十六年の清室古物問題(一)
    吉開 将人
    北海道大学文学研究科紀要 144 47 - 71 2014年11月 [査読無し][通常論文]
  • 吉開 将人
    歴史と地理 679 1 - 14 山川出版社 2014年11月 [査読無し][招待有り]
  • 鳥居龍蔵と銅鼓研究─鳥居を「民族史学者」へと導いたもの
    吉開 将人
    徳島県立鳥居龍蔵記念博物館研究報告 1 149 - 169 2013年03月 [査読無し][招待有り]
  • 民族起源学説在二十世紀中国
    吉開 将人
    復旦学報(社会科学版) 5 30 - 40 2012年09月 [査読有り][招待有り]
  • 殷墟をめぐる日中関係(一)
    吉開 将人
    北海道大学文学研究科紀要 137 1 - 31 2012年07月 [査読無し][通常論文]
  • 苗族史の近代(七)
    吉開 将人
    北海道大学文学研究科紀要 134 1 - 55 2011年07月 [査読無し][通常論文]
  • 傅斯年与日本学者─在国際学術競争中的考古事業
    吉開 将人
    王志剛ほか主編『「傅斯年学術思想的伝統与現代」研討会論文集』 238 - 249 2011年06月 [査読無し][招待有り]
  • 鳥居龍蔵の苗族論と清末中国知識人
    吉開 将人
    鳥居龍蔵研究 1 129 - 141 2011年03月 [査読無し][招待有り]
  • 吉開 将人
    史朋 43 18 - 41 北海道大学東洋史談話会 2010年12月 [査読無し][通常論文]
  • 苗族史の近代(六)
    吉開 将人
    北海道大学文学研究科紀要 132 49 - 138 2010年11月 [査読無し][通常論文]
  • 銅鼓研究と漢籍史料
    吉開 将人
    南海を巡る考古学 77 - 94 2010年09月 [査読無し][通常論文]
  • 苗族史の近代(五)
    吉開 将人
    北海道大学文学研究科紀要 131 1 - 51 2010年07月 [査読無し][通常論文]
  • 苗族史の近代(四)
    吉開 将人
    北海道大学文学研究科紀要 130 1 - 61 2010年02月 [査読無し][通常論文]
  • 苗族史の近代(三)
    吉開 将人
    北海道大学文学研究科紀要 129 29 - 84 2009年11月 [査読無し][通常論文]
  • 苗族史の近代(続篇)
    吉開 将人
    北海道大学文学研究科紀要 127 81 - 121 2009年02月 [査読無し][通常論文]
  • 漢初の封建と長沙国
    吉開 将人
    日本秦漢史学会会報 9 145 - 174 2008年12月 [査読無し][招待有り]
  • 苗族史の近代─漢族西来説と多民族史観
    吉開 将人
    北海道大学文学研究科紀要 124 25 - 55 2008年02月 [査読無し][通常論文]
  • 吉開 将人
    史朋 40 59 - 77 北海道大学東洋史談話会 2007年12月 [査読無し][通常論文]
  • One Century of Bronze Drum Research in Japan
    吉開 将人
    Transactions of the International Conference of Eastern Studies No.49 23 - 40 2005年01月 [査読無し][招待有り]
  • 吉開 将人
    歴史学研究 789 52 - 62 青木書店 2004年06月 [査読無し][招待有り]
  • 吉開 将人
    史朋 36 32 - 48 北海道大学東洋史談話会 2003年12月 [査読無し][通常論文]
  • 吉開 将人
    東洋学報 84 4 95 - 114 東洋文庫 2003年03月 [査読無し][通常論文]
  • 吉開 将人
    東南アジア─歴史と文化 31 79 - 96 Japan Society for Southeast Asian Studies 2002年05月 [査読無し][通常論文]
     
    Lingnan (Guangdong and Guangxi in China) and northern Vietnam have a long history of relation dating back to ancient times. However, after Vietnam's independence from China, the history of both areas came to have completely different meanings for both Chinese and Vietnamese historians. This article is an attempt to discuss the history of both areas as an unity, based mainly on recent archaeological studies.
    The topics discussed here are:
    (1) The conquest of the Lingnan area by the Qin dynasty began within one year after the unification of the Warring States and that northern Vietnam was outside of the Qin's conquest area.
    (2) The Nanyue kingdom established by Zhaotuo at the end of the third century B. C. in the Lingnan area had different control systems over different areas of the kingdom. Northern Vietnam was one of them.
    (3) Except that several artifacts belong to early Shang dynasty, all of the early dated findings related to Chinese cultural tradition, such as a bronze pot, coins and mirrors unearthened in northern Vietnam, are dated the Nanyue period, the second century B. C.
    (4) The significance of the Nanyue period as the starting point of political and cultural relation between Lingnan and northern Vietnam should be highly valued.
    (5) Official seals for special titles and other archaeological facts showing as continuation of local tradition indicate that political control over native leaders and the cultural tradition since the Nanyue period basically continued in these areas, even after the conquest of Nanyue by emperor Wudi of the Han dynasty in 111 B. C. until the middle of the first century A. D.
    Several historical issues during the first millennium A. D. and problems about the construction of self-image and historical identities by both Vietnamese and Cantonese historians after independence of Vietnam from China are also discussed.
  • 吉開 将人
    人文科学年報 32 32 105 - 132 専修大学人文科学研究所 2002年03月 [査読無し][通常論文]

MISC

  • 南方的視角─華南少数民族研究和中国現代学術思想(2012年10月17日講演内容書き起こし)
    吉開 将人 由今溯古(復旦文史講堂之八)中華書局 83 -109 2022年03月 [査読無し][招待有り]

書籍等出版物

  • 吉開 将人 (担当:分担執筆範囲:「『人類学上より見たる西南支那』を読む─中国近代史研究史料としての鳥居龍蔵の旅日記」135~158頁)
    思文閣出版 2020年12月
  • 中村慎一ほか編『河姆渡と良渚─中国稲作文明の起源─』
    吉開 将人 (担当:分担執筆範囲:「中国近代学術史上の良渚考古学─中国文明多元論、“長江文明論”の歴史的系譜」89~99頁)
    雄山閣 2020年12月
  • 鈴木幸人編『かなしむ人間─人文学で問う生き方』
    吉開 将人 (担当:分担執筆範囲:「溥儀の悲憤─「宣統十六年」の紫禁城」131~167頁)
    北海道大学出版会 2019年08月
  • 中国文化事典編集委員会編『中国文化事典』
    吉開 将人 (担当:分担執筆範囲:「青銅器─起源・技術・変遷・思想」408~411頁、「盗掘の歴史─略奪をめぐる歴史的背景」486~487頁)
    丸善出版 2017年04月
  • 細田典明編『旅と交流─旅からみる世界と歴史』
    吉開 将人 (担当:分担執筆範囲:「江戸時代漂流民と「安南国王」阮福映」205~234頁)
    北海道大学出版会 2015年03月
  • 濱下武志ほか編『中国の歴史─東アジアの周縁から考える』
    吉開 将人 (担当:分担執筆範囲:「歴史意識と世界像」176~193頁)
    有斐閣 2015年03月
  • 尾崎雄二郎ほか編『中国文化史大事典』
    吉開 将人 (担当:分担執筆範囲:「曲村遺跡」244~245頁、「固囲村魏墓」327頁、「広州漢墓」352頁、「江陵楚墓群」380頁、「蔡侯墓」434頁、「湿屍」507頁、「錞于」557頁、「新鄭古墓」643頁、「石寨山古墓群」696~697頁、「淅川楚墓」698頁、「洗」712頁、「曾侯乙墓」742~743頁、「長沙楚墓」848~849頁、「貯貝器」864頁、「銅鼓」924頁、「銅緑山遺跡」947頁、「南越王墓」968頁、「南詔太和城」972頁、「包山楚墓」1108頁、「馬王堆漢墓」1141~1142頁)
    大修館書店 2013年05月
  • 北村清彦編『北方を旅する─人文学でめぐる九日間』
    吉開 将人 (担当:分担執筆範囲:「鳥居龍蔵と東アジア」144~170頁)
    北海道大学出版会 2010年03月
  • 飯島渉責任編集『シリーズ20世紀中国史(2)─近代性の構造』
    吉開 将人 (担当:分担執筆範囲:「歴史学者と国土意識」81~102頁)
    東京大学出版会 2009年08月
  • 高浜秀編『現代の考古学(4)─生産と技術の考古学』
    吉開 将人 (担当:分担執筆範囲:「中国古代における生産と流通」95~112頁)
    朝倉書店 2009年05月
  • 費孝通編著、西澤治彦ほか共訳『中華民族の多元一体構造』
    吉開 将人 (担当:共訳)
    費孝通 風響社 2008年
  • 松浦正孝編『昭和・アジア主義の実像─帝国日本と台湾・「南洋」・「南支那」』
    吉開 将人 (担当:分担執筆範囲:「歴史学者と「南支那」」54~77頁)
    ミネルヴァ書房 2007年12月
  • 甘懐真編『東亜歴史上的天下与中国概念』
    吉開 将人 (担当:分担執筆範囲:「日本東亜考古学之形成与中国近現代学術之興起」285~324頁)
    国立台湾大学出版中心 2007年11月
  • 岸本美緒責任編集『岩波講座「帝国」日本の学知 (3)─東洋学の磁場』
    吉開 将人 (担当:分担執筆範囲:「東亜考古学と近代中国」135~174頁)
    岩波書店 2006年05月
  • 曽布川寛ほか責任編集『世界美術大全集 東洋編(2)─秦・漢』
    吉開 将人 (担当:分担執筆)
    1998年

講演・口頭発表等

  • 現地調査は難しい、しかし史料の中には過去の現地が無限にある─貴州・雲南・四川境界地域の近代史研究を例として  [招待講演]
    吉開 将人
    日中社会学会第34回大会 2022年06月 口頭発表(基調)
  • 吉開 将人
    鳥居龍蔵生誕150周年記念国際シンポジウム 鳥居龍蔵と現代社会 2021年03月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 20世紀日中関係と中国考古学研究  [招待講演]
    吉開 将人
    「日本の中国研究の軌跡と現在」第11回公開研究会(トヨタ財団イニシアティブプログラム「中国学の再創生」) 2020年09月 口頭発表(招待・特別)
  • 吉開 将人
    科研プロジェクト「1949年前後の西南中国民族エリートの覚醒と帰趨に関する史料批判主義的再検討」秋季集会(第296回北海道大学東洋史談話会) 2019年10月 口頭発表(一般)
  • 吉開 将人
    「民族、族群与社群的研究反思」学術研討会(中央研究院歴史語言研究所) 2018年09月 口頭発表(招待・特別)
  • 吉開 将人
    新規科研プロジェクト「1949年前後の西南中国民族エリートの覚醒と帰趨に関する史料批判主義的再検討」キックオフ・ミーティング(第289回北海道大学東洋史談話会) 2018年05月 口頭発表(一般)
  • 関於清朝皇室「原有私産」的幾個問題─鮮為人知故宮博物院「前史」  [招待講演]
    吉開 将人
    「回眸・検視・展望:変革時代中的故宮博物院」学術研討会(故宮博物院) 2017年12月 口頭発表(一般)
  • 中国少数民族は如何にして台湾中央山脈の住人となりしか─“雲南反共救国軍”と霧社・清境農場の歴史  [通常講演]
    吉開 将人
    北海道大学東洋史談話会 2017年06月 口頭発表(一般)
  • 近代“苗夷”精英的自我認同─“古苗疆走廊”在国族建構中的転型  [招待講演]
    吉開 将人
    “一帯一路”視野下的中国西南文化走廊専題研討会(貴州大学) 2017年04月 口頭発表(招待・特別)
  • 「涿鹿の戦」は誰の歴史か─中華民族主義と苗族復興運動の今日  [通常講演]
    吉開 将人
    北海道大学東洋史談話会 2016年05月 口頭発表(一般)
  • 20世紀中国における歴史地図集の編纂と国際関係─中ソ関係を中心に  [通常講演]
    吉開 将人
    北海道中央ユーラシア研究会第117回例会 2015年03月 口頭発表(一般)
  • 「羈縻」政策と二十世紀中国─第二野戦軍「関於少数民族工作的指示(草案)」から見た西南民族エリート問題  [通常講演]
    吉開 将人
    国際シンポジウム「20世紀初、中国周縁エスニシティの覚醒に関する比較研究─メディア、移動、政策」 2014年12月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 史料考証与故宮以及古物陳列所史  [招待講演]
    吉開 将人
    古物陳列所百年紀念学術研討会(故宮博物院) 2014年12月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 福音主義と二十世紀中国の民族史論  [通常講演]
    吉開 将人
    北大史学会例会 2013年05月 口頭発表(一般)
  • 南方的視角─華南少数民族研究与近代中国学術思想  [招待講演]
    吉開 将人
    復旦大学文史研究院講座 2012年10月 口頭発表(招待・特別)
  • 近代中国民族起源話語問題  [招待講演]
    吉開 将人
    香港科学技術大学華南研究中心講演会 2012年06月 口頭発表(一般)
  • 民族起源学説在二十世紀中国─従“外来/原住”模式到“土生=世居”模式  [招待講演]
    吉開 将人
    東亜近代知識与制度的形成国際学術研討会(南京大学) 2011年11月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 「越南」国号問題再考─軍機処録副奏摺に見る阮福映  [通常講演]
    吉開 将人
    東南アジア学会第85回大会 2011年06月 口頭発表(一般)
  • 近代日本学者与殷墟考古  [招待講演]
    吉開 将人
    紀念殷墟発掘80週年学術研討会(中央研究院歴史語言研究所) 2008年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 原住民史観対中日両国近代史学発展的影響─外来説・鳥居龍蔵・台湾経験・土着説  [招待講演]
    吉開 将人
    第四回文化交流史「文化的衝撃与変遷」国際学術研討会(天主教輔仁大学) 2008年05月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 地域史像をめぐる諸問題─近代学術史の視点から  [通常講演]
    吉開 将人
    東アジア近代史学会第12回研究大会シンポジウム「“東アジア”再考─近現代史からの問い」 2007年06月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 北方と南方─鳥居龍蔵・北海道帝国大学と「南支那」  [通常講演]
    吉開 将人
    北海道大学文学研究科公開シンポジウム「北方的─北方研究の構築と展開」 2006年09月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 歴史学者と「南支那」─鳥居龍蔵・桑原隲蔵・松本信広・小葉田淳  [通常講演]
    吉開 将人
    シンポジウム「植民地台湾をめぐる日本・中国・南洋」 2005年09月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 広州城をめぐる諸問題  [通常講演]
    吉開 将人
    2005年度東南アジア考古学会大会「東南アジアの都市と都城」 2005年06月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 銅鼓研究の新視角─華南地域を例として  [招待講演]
    吉開 将人
    第49回国際東方学者会議 2004年05月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 秦与南越在嶺南史上的歴史地位─兼論広州「秦代造船遺址」的問題  [招待講演]
    吉開 将人
    中国南方文明研討会(中央研究院歴史語言研究所) 2003年12月 口頭発表(招待・特別)
  • 南越史をめぐる諸問題─中国史とベトナム史のあいだ  [招待講演]
    吉開 将人
    第48回国際東方学者会議 2003年05月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 『中国歴史地図集』の論理─歴史地理と疆域観  [通常講演]
    吉開 将人
    中国社会文化学会2002年度大会 2002年06月 口頭発表(一般)
  • 南越をめぐる歴史意識の変遷と地域像─ベトナム歴史書と広東地方志を例に  [通常講演]
    吉開 将人
    史学会第99回大会 2001年11月 口頭発表(一般)

所属学協会

  • 北大史学会   東南アジア考古学会   史学会   中国社会文化学会   日本秦漢史学会   北海道大学東洋史談話会   

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費(基盤研究B)
    研究期間 : 2018年04月 -2021年03月 
    代表者 : 吉開 将人
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2015年06月 -2020年03月 
    代表者 : 中村 慎一, 小柳 美樹, 槙林 啓介, 楊 平, 秦 小麗, 吉開 将人, 神谷 嘉美, 有村 誠
     
    土器や玉器の形態学的分析から編年を構築し、新石器時代研究の時間的枠組みを確立した。土器研究では、民族考古学や脂質分析の成果を援用しつつ、河姆渡文化の粥調理から良渚文化の蒸し米調理への変遷を明らかにした。耕起具あるいは収穫具とされる石器を対象に、使用痕分析や実験考古学と協働して機能復元を行った。玉器関連では、良渚系玉器の各地への拡散が黄河流域地方文明の勃興の契機となったことを論じた。漆器については、ウルシ塗装工程と使用樹種の復元について大きな発見があった。 遺跡研究に関しては、良渚遺跡群およびその近隣の水利施設群を中心に構造解明を進め、良渚遺跡群の都市性と稲作文明の成立について考察を深めた。
  • 稲作と中国文明
    日本学術振興会:新学術領域研究(研究領域提案型)
    研究期間 : 2015年06月 -2019年 
    代表者 : 中村慎一
  • 中国共産党と多民族史論
    日本学術振興会:科学研究費(基盤研究C)
    研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 
    代表者 : 吉開 将人
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2011年04月 -2016年03月 
    代表者 : 山形 眞理子, 鐘ヶ江 賢二, 俵 寛司, 吉開 将人, 菊池 誠一, 久保 純子, 宮原 健吾, 吉田 泰幸
     
    本研究ではベトナム中部・チャーキュウ遺跡において、発掘調査を根幹とする日越共同研究を実施している。その目的は東南アジアの初期国家「林邑」の出現と形成の過程を考古学的に解明することである。林邑王都に比定されるチャーキュウ遺跡の城壁に注目し、その建設年代と構築方法を知るために、東城壁において二度の発掘調査を実施した。その結果、東城壁の中心を縦走する二列のレンガ壁が検出され、それらを含む最初の城壁の建設が後3世紀後半から4世紀に遡り、その後おそらく6世紀初頭までに二度の増築が行われたことがわかった。林邑史さらには東南アジア古代史研究に対し重要な知見をもたらすことができた。
  • 1920年代から1930年代中国周縁エスニシティの民族覚醒と教育に関する比較研究
    日本学術振興会:科学研究費(基盤研究B)
    研究期間 : 2012年04月 -2015年03月 
    代表者 : 松本ますみ
  • 前近代東南中国の比較地域史研究
    三菱財団:人文科学研究助成
    研究期間 : 2012年10月 -2013年09月 
    代表者 : 吉開 将人
  • 新資料の激増に対応する初期銅鼓研究の全面的再検討
    日本学術振興会:科学研究費(基盤研究B)
    研究期間 : 2009年04月 -2012年03月 
    代表者 : 今村啓爾
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2008年 -2010年 
    代表者 : 桃木 至朗, 八尾 隆生, 山形 眞理子, 嶋尾 稔, 吉開 将人, 久保 純子, 仁木 宏, 京樂 真帆子, 松尾 信之, 蓮田 隆志
     
    本研究は、現在の北部・中部ベトナムに分布する、タンロン(ハノイ)以下の王朝時代の権力拠点について、文献研究と現地踏査を通じて、立地や諸機能の配置を検討したもので、各時期のタンロンの空間的分節化や首都機能の城外における広がりについて、中国など近隣諸国の都城の新研究を参考にしながら新しい理解を提出したほか、チャンパーの都邑、大越の副都や地方の重要な拠点などに関しても、多くの新情報・新資料を収集した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2007年 -2008年 
    代表者 : 津田 芳郎, 三木 聰, 吉開 将人, 松下 憲一, 山本 英史
     
    本年度は、当該研究課題に関する文献史料、特に一次史料の収集に努めるとともに、老字号研究の方法論と老字号の歴史研究の深化を企図して国際シンポジウムを開催し、多大なる成果を上げた。国内における史料の調査・収集としては、研究代表者津田芳郎が平成21年2月に東京大学東洋文化研究所において、また分担者三木聰が同20年11月に同研究所において、商家の家産分割、或いは公私合営化時期の老字号に関する史料の収集を行った。海外調査としては、平成20年9月下旬および平成21年3月の二度に亘って、主に北京・上海の档案館・図書館で実施した。両者とも、津田・三木の他に、分担者の吉開将人・松下憲一および研究協力者として慶應義塾大学教授山本英史が参加した。前者では、ほぼ北京市档案館において、北京の個別老字号関係の一次史料の収集に努めた。特に目立ったものは、解放後における老字号の経営および50年代半ばの公私合営化に関連する各種の調査資料であり、政治的変革期における老字号の浮沈等、興味深いデータを収集することができた。一方、後者では引き続き北京市楷案館でのデータ収集とともに、中国国家図書館・首都図書館・中国社会科学院法学研究所図書室等で当該周辺資料の調査を行った。ただ各機関での調査・収集がすべて順調に進んでいるわけではなく、外国人として地方性档案に接することの困難さ、或いは個別組織の運営の壁を意識せざるを得ない。平成20年12月19-20日には北海道大学文学研究科を会場として「16-20世紀中国の商業・商法・商店経営」と題する国際シンポジウム(研討会)を開催した。海外から中国南京大学教授范金民、台湾中央研究院近代史研究所副研究員巫仁恕、同歴史研究所副研究員邱澎生および同副研究員連玲玲の四氏を招き、国内の研究者との間で活発な議論を展開した。
  • 戦前日本における「南支那」論と学術研究
    文部科学省:科学研究費(若手研究B)
    研究期間 : 2004年04月 -2007年03月 
    代表者 : 吉開将人
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2004年 -2006年 
    代表者 : 三木 聰, 津田 芳郎, 吉開 将人, 松下 憲一, 山本 英史
     
    伝統中国の豊かな歴史像を構築するうえで、訴訟・裁判史料のもつ可能性がきわめて大きいことは、現在では自明のことだといえよう。本研究の目的は、主として中国・台湾の収蔵されている判牘資料を広く調査し、書誌学的データに止まらず、判牘の書かれた時期や地域、案件の種類や性質、分量、所蔵機関等にわたる詳細なデータを集積すると共に、それらに基づいて判牘目録を編纂・公刊することであった。この目的は、本研究の報告書に掲載された「伝統中国判牘資料目録稿(明清編)」によって果たすことができたと考える。当該目録稿には明清時代に関して全171種(明代52種・清代119種)の判牘等、訴訟・裁判史料に関するデータが採録されている。従来、滋賀秀三・濱島敦俊・森田成満の三氏によって紹介された判牘の数は71種(明代16種・清代55種)であり、単純にいえば、当該目録稿には新たに100種の知見を上乗せしたことになろう。 本研究における判牘資料の収集は、主として3年間で5回にわたる中国・台湾での学術調査によって行われた。第1回は2004年9月19日から同年10月3日までの期間における北京調査であり、中国科学院文献情報中心・中国社会科学院法学研究所・中国国家図書館分館の3機関で、主として善本には分類されない普通古籍の調査を行った。第2回は2005年3月26日から同31日までの台北調査であり、台湾大学図書館・中央研究院歴史語言研究所傅斯年図書館・台湾国家図書館の3機関で、同様に普通古籍の閲覧・調査を行った。第3回は2005年9月18日から同28日までの期間に行われた上海・南京調査であり、上海図書館および南京図書館では、これまで未紹介の貴重な善本について調査・収集を行うことができた。第4回は2006年3月17日から同23日までの短期間の調査であったが、再び北京で行われた。この時期は中国国家図書館本館の善本閲覧室において、明末清初期の判牘資料の収集に努めた。最後に、第5回の調査は2006年9月24日から同年10月1日までの期間、三たび北京で行われたが、第1回の調査で積み残した文献の徹底調査を目指して科学院図書館・法学研究所・国家図書館分館に出向いたのであったが、ほぼ所期の目的を達成することができた。このほかに、国内では京都大学人文科学研究所および東京大学東洋文化研究所を中心に継続的な調査・収集を行った。こうして、本研究は上述の成果を得ることができたのである。
  • 出土資料からみた中国内地─周縁構造の成立過程についての研究
    日本学術振興会:特別研究員奨励費
    研究期間 : 2001年04月 -2003年03月 
    代表者 : 吉開将人
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 1998年 -1999年 
    代表者 : 吉開 将人
     
    本課題は、秦漢青銅器の銘文「秦漢金文」を中心に、中華人民共和国建国後50年間に新たに発見・収集された関連資料を総合的に整理し、当時の社会的諸制度を検討しようとするものである。本年度は、『考古』『文物』などの中央学術誌にこれまで掲載されてきた資料を集成する作業を進める一方で、現地中国の広東・広西に赴き(8月23日〜9月13日)、実地調査によってデータの不足を補った。論文としては、金文とならぶ同時代の金石文字資料である印章類の分析に重きを置き、昨年度に続く一連の成果を発表することができた。『東洋文化研究所紀要』に発表した「印からみた南越世界」(後篇)は、当時の政治制度とその理念を、地方政権の側から読み取ろうとした試みである。香港中文大学で開かれる「中国古璽印学国際研討会」(3月9日〜11日)において発表予定の「南越印章二題」は、その内容を中国の学界向けに再構成したものである。収集した資料全体の整理・分析はなおも継続中だが、現在までの基礎整理の結果から、生産・流通にとどまらず、官制・度量衡など当時の社会の各側面についてのいくつかの新たな切り口が読み取れる。体系的な論考として成果をまとめあげる一方で、そのデータをデータベースとして広く公開していく道を探ることが次の目標である。

社会貢献活動

  • 溥儀の悲憤─「宣統十六年」の紫禁城
    期間 : 2018年05月23日
    役割 : 講師
    主催者・発行元 : 北海道大学大学院文学研究科・文学部
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 平成30年度公開講座「かなしむ人間」
  • 江戸時代漂流民のベトナム見聞
    期間 : 2012年06月27日
    役割 : 講師
    主催者・発行元 : 北海道大学大学院文学研究科・文学部
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 平成24年度公開講座「旅と交流」
  • 民族史学者鳥居龍蔵─台湾・南中国への眼差し
    期間 : 2010年11月07日
    役割 : 講師
    主催者・発行元 : 徳島県立鳥居龍蔵記念博物館
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 徳島県立鳥居龍蔵記念博物館開館記念講演会
  • 鳥居龍蔵の足跡を追って─近代東洋学と先住民史観
    期間 : 2007年11月15日
    役割 : 講師
    主催者・発行元 : 北海道大学大学院文学研究科・文学部
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 平成19年度公開講座「北方を旅する」
  • 歴史遺産と中国政治─故宮文物から高句麗問題まで
    期間 : 2005年06月16日
    役割 : 講師
    主催者・発行元 : 北海道大学大学院文学研究科・文学部
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 平成17年度公開講座「過去は語りかける」

メディア報道

  • 民族史学者 鳥居龍蔵
    報道 : 2010年11月06日
    発行元・放送局 : 徳島新聞社
    番組・新聞雑誌 : 徳島新聞
     新聞・雑誌


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