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眞壁 仁 (マカベ ジン)
| 法学研究科 附属高等法政教育研究センター ガバナンス部門 | 教授 |
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研究者基本情報
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研究活動情報
■ 論文- 神の憑依するところ:昌平黌釈奠改革と徳川日本の儒礼受容
眞壁 仁
東京女子大学比較文化研究所附置丸山眞男記念比較思想研究センター報告, 0, 99, 110, 東京女子大学比較文化研究所附置丸山眞男記念比較思想研究センター, 2017年03月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要) - 徳川儒学思想における明清交替 : 江戸儒学界における正統の転位とその変遷
眞壁 仁
北大法学論集, 62, 6, 1359, 1418, 北海道大学大学院法学研究科, 2012年
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要) - 古賀侗庵の知的世界(2):昌平黌御儒者の<開国経験>
眞壁 仁
東京都立大学法学会雑誌, 39, 2, 415, 437, 東京都立大学法学部, 1999年01月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要) - 古賀侗庵の知的世界(1):昌平黌御儒者の<開国経験>
真壁 仁
東京都立大学法学会雑誌, 39, 1, 551, 581, 東京都立大学法学部, 1998年06月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 書評 「日本の本来性」をめぐる偽装と暴露のせめぎ合い 齋藤公太『「神国」の正統論:『神皇正統記』受容の近世・近代』(ぺりかん社、2019年)
眞壁仁, 政治思想研究, 20, 410, 411, 2020年05月, [招待有り]
日本語, 書評論文,書評,文献紹介等 - 書評 柳父圀近『日本的プロテスタンティズムの政治思想:無教会における国家と宗教』」
眞壁仁, 内村鑑三研究, 51, 98, 110, 2018年04月, [招待有り]
日本語, 書評論文,書評,文献紹介等 - 政治思想史(日本・アジア) 対象 月脚達彦『福沢諭吉と朝鮮問題 : 「朝鮮改造論」の展開と蹉跌 (2016年度 書評)
眞壁 仁, 年報政治学 = The annuals of Japanese Political Science Association, 2016, 1, 245, 249, 2016年, [招待有り]
木鐸社, 日本語, 書評論文,書評,文献紹介等 - 書評 エクレシアなき「紙上の教会」と〈精神〉のゆくえ 赤江達也著『「紙上の教会」と日本近代 : 無教会キリスト教の歴史社会学』
眞壁 仁, 福音と世界, 68, 11, 40, 43, 2013年11月, [招待有り]
新教出版社, 日本語, 書評論文,書評,文献紹介等 - 大学出版の源流:「官板」から「福澤氏蔵版」まで
眞壁仁, 大学出版, 94, 2, 6, 2013年04月, [招待有り]
日本語, その他
- 平和の政治思想史
千葉 真; 将基面 貴巳; 押村 高; 出原 政雄; 村松 晋; 眞壁 仁; 田中 収; 井上 弘貴; 植木 献; 高橋 康浩; 片野 淳彦; 萩原 能久; 佐々木 寛, 矢内原忠雄の植民政策論と絶対平和論
おうふう, 2009年08月, 9784273035570, 149-183, 日本語, 学術書 - 政治学のエッセンシャルズ:視点と争点
眞壁仁, 政治的象徴:意識拘束と意味創出の作用
北海道大学出版会, 2008年03月, 9784832966918, 98-113, 日本語, 教科書・概説・概論, [分担執筆]
- 政治思想史学特殊演習, 2024年, 修士課程, 法学研究科
- 現代日本政治思想, 2024年, 修士課程, 法学研究科
- 政治思想史学特別研究, 2024年, 博士後期課程, 法学研究科
- 一般教育演習(フレッシュマンセミナー), 2024年, 学士課程, 全学教育
- 日本政治思想史, 2024年, 学士課程, 法学部
- 日本歴史ⅢD, 2024年, 学士課程, 現代日本学プログラム課程
- 演習Ⅰ, 2024年, 学士課程, 法学部
- 現代政治思想論Ⅱ, 2024年, 専門職大学院, 公共政策学教育部
- 日本における英国政治システム理解の変遷:デモクラシーにおける主権論との関連
科学研究費助成事業
2020年04月01日 - 2024年03月31日
眞壁 仁
デモクラシーにおける対内的な主権論との関連において、日本における英国政治システムの理解の変遷を明らかにすることが、本研究の目的である。研究の第二年目は、英国の政治システム理解の前提となる英国政治学の古典的著作の日本での受容を分析して、主題検討に繋げようと試みた。近年刊行された各種の翻訳書や研究書に刺激されて、代議制デモクラシーの哲学的基礎の再検討が本研究に不可欠であると考えたからである。前年度までに代議制デモクラシーを「知性」や「徳性」の関係から検討する視点を確認したが、本年度は、さらに「自由」や「効用」の理解との関連に注目して分析を行った。
具体的には、①J.S.ミルの政治思想の日本への受容状況を確認するために、晩年の著作『自由論』・『功利主義論』の近代日本での各種翻訳と英語原文との比較対照を行った。特に明治期の中村敬宇・高橋正次郎、また西周・澁谷啓藏らの翻訳は、翻訳者たちの思想的立場によって解釈の強調点が異なることを確認した。先行研究で指摘された論点の再検討ばかりでなく、翻訳受容の新たな解釈の可能性を探った。
また、②英国における古典的功利主義論の展開とその明治・大正期日本での受容や理解の変遷の検討を行った。国内外の研究動向を踏まえて、J.S.ミルだけでなく、ジェレミー・ベンサムについても、小野梓・陸奥宗光・田制佐重らの翻訳や翻案を分析した。個々の訳文の特徴のみならず、英書原本の日本での受容、各時代の翻訳の背景、翻訳者の他著作との関係、翻訳本の影響を検討するために、功利主義理解をめぐり、福澤諭吉から、明治中期の加藤弘之・井上哲次郎、大正・昭和初期の河合栄治郎・渋沢栄一・和辻哲郎までを検討対象とした。
日本学術振興会, 基盤研究(C), 北海道大学, 20K01443 - 徳川儒学における儒礼受容とその展開:林家・昌平坂学問所の思想と実践を中心に
科学研究費助成事業
2016年04月01日 - 2020年03月31日
眞壁 仁
本研究では、寛政期以降の海外学術蒐集の中心であった江戸林家の家塾や昌平坂学問所の儒者を取り上げて、彼らの儒礼における父祖に対する家祭と孔子崇拝の釈奠をめぐる思想と実践を関連づけて分析した。その際、古代日本の「古礼」と中国宋代の「程朱学」における儀礼への回帰にとどまらない要素に着目し、それらが必ずしも明代・清代学術受容に起因するものではないこと、むしろ日本近世期の儀礼において神霊が憑依する対象とその変化や武家霊廟にみられる人神祭祀との関連を重視して、儀礼モデルを設定し実施する際の選択の枠組みを提示しようとした。
日本学術振興会, 基盤研究(C), 北海道大学, 16K02197 - 東アジアにおけるアメリカ認識の相克--日中韓比較による総合的研究
科学研究費助成事業
2014年04月01日 - 2018年03月31日
古矢 旬; 久保 文明; 大津留 智恵子; 小檜山 ルイ; 西崎 文子; 岡山 裕; 吉見 俊哉; 尾崎 一郎; 川島 真; 外村 大; 馬 暁華; 林 載桓; 宮田 智之; 中島 岳志; 眞壁 仁
本研究では、現代の東アジア国際関係に、日本、中国、韓国各国の対米認識の相違がいかなる影響を及ぼしてきたのかを、歴史と国際関係の現状との両面から解明してきた。
米国がこの地域で超大国として登場した第二次世界大戦以後現在まで、日中韓三国は、相互の対立と協調の諸局面で、自国の国益のために、米国の影響力を利用する必要に迫られてきた。本研究により、米国の歴史、社会、政治、経済、対外関係をいかに理解するかが、各国の内外諸政策の不可欠の決定要因であったことが明らかとなった。トランプ大統領登場以後の東アジア政治の展開も、それがアメリカ政治の変容と連動することを示すもう一つの事例であったといえよう。
日本学術振興会, 基盤研究(A), 北海商科大学, 26243004 - グローバル化時代のシティズンシップ―日本における「民」の再定義に向けて―
科学研究費助成事業
2012年04月01日 - 2016年03月31日
遠藤 乾; 柄谷 利恵子; 安里 和晃; 明石 純一; 辻 康夫; 眞壁 仁; 山崎 幹根
本研究は、チームの中で現場検証、制度的検討、思想的考察をつなぎ合わせながら、グローバル化時代の「民」イメージを柔らかく再検討する試みであった。
業績は順調に出た。遠藤乾と柄谷利恵子による『グローバル・コモンズ』に加えて、明石純一『「グローバル人材」をめぐる政策と現実』など書籍も刊行され、英語による発表なども数多く、眞壁仁による論考「日本における「民」の政治思想史」をメンバー全体で共有できた。また、代表者自身が進めた共訳書『軽いシティズンシップ―市民、外国人、リベラリズムのゆくえ』(クリスチャン・ヨプケ著)とそれに伴う解説を通じて、学界に対しても一定の問題提起できた。
日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 24330050 - 徳川儒学思想における清朝学術の受容:徂徠学以降の思想展開をめぐる新たな枠組の模索
科学研究費助成事業
2011年04月28日 - 2016年03月31日
眞壁 仁
本研究では、中国清朝の学術移入後の徳川儒学思想の展開を分析し、学派別の思想分類を再検討して、徂徠学以降の儒学思想を捉える新たな枠組を提示しようとした。蔵書群の書誌調査をもとに、足利学校から、紀州藩、林家とその門人、昌平坂学問所に至るまでの学問方法とその内容を検証し、限られた対象を通してだが、考証学の日本における展開を位置づけた。また徂徠学以降の儒礼受容と実践についての一般化を試み、東アジアでの儒礼受容と展開の型について、独自の整理を行った。
日本学術振興会, 基盤研究(C), 北海道大学, 23520797 - 人類の思想的営みとしての宗教遺産の形成に関する総合的研究 ―宗教遺産学の構築へ―
科学研究費助成事業
2010年04月01日 - 2015年03月31日
上島 享; 山岸 常人; 東 昇; 高木 博志; 眞壁 仁; 川瀬 貴也; 中 純夫; 王 衞明; 向井 佑介; 阿部 泰郎; 岡本 隆司; 上杉 和央; 井上 直樹; 藤本 仁文; 阿部 拓児; 水本 邦彦; 川分 圭子; 上田 純一
西洋世界の文化的・学問的蓄積のなかから生まれた「文化遺産」とは、人類の文化的諸活動により生み出された有形・無形の文化財を指すとされ、有形・無形など文化財の形状に応じた様々な分類がなされている。本研究が目指す〈宗教遺産学〉とは、人類の思想的な営みこそが、宗教に関わる諸遺産を生み出す原動力になったとする見方に立ち、様々な形状の諸遺産に通底する宗教思想の分析に力点をおくことで、諸遺産を統合的にとらえようとするものである。東アジアや日本における具体的な事例研究より、〈宗教遺産〉なる概念の有効性を明らかにし、今後の研究の方向性を示した。
日本学術振興会, 基盤研究(A), 22242003 - 徳川儒学思想における明清交替--政治と学問の〈正統性〉評価の変遷
科学研究費助成事業
2008年 - 2010年
眞壁 仁
本研究では、中国での「華夷変態」を、短絡的に日本でのナショナリズム運動と国学運動の勃興に結びつけるのではなく、徳川中期・後期の儒学者たちの正統性認識の変容として検討した。本研究により、限られた江戸の儒学者を通してだが、明清交替期を経て清朝の各時代の学術が徳川日本に移入するに際して、時代の局面ごとにどのような形で受容され、いかなる反応を生んだのかについて見取り図を描くことができた。徳川儒学の独自な問題意識と展開のもと、幕府儒者の周辺においても清朝学術の批判的摂取が行われていたことが判明した。
日本学術振興会, 基盤研究(C), 北海道大学, 20520562 - 徳川後期の学問と政治-林家・昌平黌儒者を中心として
科学研究費助成事業
2002年 - 2004年
眞壁 仁
今年度は、寛政以降の林家と昌平坂学問所儒者たちの思想形成に多大な影響をもたらした、江戸思想史における中国の明清変態(1644年)を重点的に追究した。寛政以前の幕府知識人の思想展開を東アジア儒学思想との連関で同時代的に捉えることは、研究対象の思想的特徴を明らかにする上で不可欠である。明の遺臣(朱舜水や隠元ら)が近世初期の日本思想にもたらした思想的影響は知られているが、「鎖国」体制下の日本では一国内だけで儒学学説が展開したという認識により、その後の唐船書籍移入と中国儒学受容を踏まえた近世儒学思想研究は、従来十分に究明されてこなかった。
本研究では、広義の幕府知識人の思想を捉えるために、(1)藤原惺窩・林羅山らの徳川初期の明儒学受容、(2)林家によって編纂された『華夷変態』『崎港商談』での清朝認識、(2)享保年間の徳川吉宗周辺の儒者たち(室鳩巣・荻生徂徠・荻生北溪ら)の明・清認識、(3)「折衷学派」として従来括られた宝暦年間以後の儒学の再検討、(4)寛政年間の清初儒学評価と異学の禁の検討を行った。これらの研究調査により、近世日本の儒学思想を一国思想史の展開としてではなく、東アジア儒学の思想展開のなかで同時代史的に把握することが可能となり、徳川中後期において清朝及び清初儒学への評価が定まり、明後期・明末儒学の評価が変化していく様を、民間思想ではなく幕府政権に近い知識人たちの思想変遷によって明らかにすることができた。これらの研究成果は、現在執筆中の研究論文に生かし、公刊予定の単著『徳川後期の学問と政治』に収録する予定である。
日本学術振興会, 特別研究員奨励費, 東京都立大学, 02J03573 - 昌平黌儒者古賀家三代の研究
科学研究費助成事業
1999年 - 2000年
眞壁 仁
昌平黌儒者古賀家三代の関連文書は、未整理史料も多く全国に散在しており、史料探訪・蒐集・整理、目録作成などの、思想分析の基盤となる書誌研究に多大な労力を払わざるを得ない。そのために、今年度は多くの関係諸氏にご協力頂いて、まず、焦点を絞った上で各史料所蔵機関を調査し、マイクロフィルムによる複写・整理・史料解読を行った。その機関とは、(1)昨年度から引き続き古賀家三代-精里・〓庵・茶溪-の著作を収集するため、慶応義塾大学附属研究所斯道文庫・宮内庁書陵部「古賀本」、早稲田大学中央図書館特別資料室・東北大学狩野文庫、(2)林家と他の昌平黌儒者たち-柴野栗山・頼春水ら-の史料調査のため、国立公文書館内閣文庫・東京大学史料編纂所・広島市立中央図書館浅野文庫・洲本市立図書館・徳島県立図書館阿波国文庫、(3)古賀家と関係をもった佐賀藩校弘道館の儒者たち、とりわけ草場珮川・船山の著作を確認するため、多久市郷土資料館に寄託された草場家文書、(4)昌平黌の学問吟味及第者の政策提言を調査するため、特に東京大学史料編纂所所蔵「維新史料稿本」などである。つぎに、これらの調査に基づいて、寛政以降の昌平黌儒者による漢籍を介した海外情報の収集、漂着した唐船への勧告書起草、外交文書起草など書きことば漢文を用いた外交、幕臣たち-特に学問吟味及第者-によるペリー来航の際の上申書、そして対外交渉日記の比較を通して、彼らの外交の具体的な経験やその対外観を含む思想を分析検討した。その結果、徳川後期の日本社会において、広義の東アジア外交に果たした昌平黌儒者の政治的役割とその思想が明らかになった。この成果は、書誌研究を踏まえた古賀家三代としては初の包括研究となる、現在執筆中の論文「徳川後期の学問と政治-昌平黌儒者古賀家三代の系譜」(仮称)に盛り込まれ、近く発表する予定である。
日本学術振興会, 奨励研究(A), 東京都立大学, 11720051
