中嶋 唯貴 (ナカシマ タダヨシ)

工学研究院 建築都市部門 先端空間性能准教授
広域複合災害研究センター准教授

研究者基本情報

■ 学位
  • 博士(工学), 名古屋工業大学
■ URL
researchmap URL■ ID 各種
J-Global ID■ 研究キーワード・分野
研究キーワード
  • 都市防災
  • 地震工学
  • 建築情報
研究分野
  • 社会基盤(土木・建築・防災), 社会システム工学
  • 社会基盤(土木・建築・防災), 安全工学
  • 社会基盤(土木・建築・防災), 建築構造、材料
  • 社会基盤(土木・建築・防災), 建築計画、都市計画
■ 担当教育組織

経歴

■ 経歴
経歴
  • 2012年04月 - 2020年04月
    北海道大学, 助教
  • 2009年04月 - 2012年03月
    (財)地震予知総合研究振興会 東濃地震科学研究所, 研究員
委員歴
  • 2025年04月 - 現在
    自然災害学会, ホンネで語ろう「防災イブニングカフェ」企画メンバー, 学協会
  • 2025年04月 - 現在
    日本建築学会, 建物健全性モニタリング小委員会 委員, 学協会
  • 2023年04月 - 現在
    地域安全学会, 学術委員
  • 2016年05月 - 現在
    北海道, 北海道防災会議地震専門委員, 自治体
  • 2013年04月 - 現在
    北海道, 地震防災対策における減災目標策定に関するワーキンググループ 委員, 自治体
  • 2012年04月 - 現在
    北海道自然災害資料センター, 運営委員, 学協会
  • 2022年04月 - 2027年03月
    日本建築学会, 振動運営委員会 幹事, 学協会
  • 2022年04月 - 2026年03月
    日本地震工学会, 論文編集委員
  • 2025年04月 - 2025年10月
    自然災害学会, 大会実行委員会, 学協会
  • 2023年06月 - 2025年05月
    日本地震工学会, 理事, 学協会
  • 2021年04月 - 2025年03月
    日本建築学会, 建物健全性モニタリング小委員会 主査, 学協会
  • 2020年04月 - 2025年03月
    日本地震工学会, 大会実行委員会, 学協会
  • 2012年04月 - 2025年03月
    日本建築学会 北海道支部, 都市防災委員会 委員, 学協会
  • 2019年06月 - 2020年03月
    北海道, 北の住まいるタウン 防災ワーキンググループ 主査, 自治体
  • 2016年06月 - 2020年03月
    (公財)地震予知総合研究振興会, 地域地震防災基準に関する基本問題研究委員会 委員, 学協会
  • 2010年04月 - 2013年03月
    (社)地盤工学会中部支部, 中部総合防災システム研究委員会, 学協会
  • 2010年04月 - 2012年03月
    (財)地震予知総合研究振興会, 地域基準研究委員会, その他
  • 2009年04月 - 2010年04月
    (財)地震予知総合研究振興会, 震害と防災研究委員会, その他

研究活動情報

■ 受賞
  • 2013年, 日本自然災害学会, 学術発表優秀賞
    地震による部屋別人体損傷度確率関数の提案
    中嶋唯貴
  • 2010年, 地域安全学会, 平成22年度地域安全学会論文賞
    コンピュータービジョンによるリアルタイム音声誘導システムの開発~地震時室内負傷低減のための多重対策の一環として~
■ 論文
■ その他活動・業績
■ 書籍等出版物
■ 講演・口頭発表等
  • 地震防災対策
    中嶋唯貴
    地震観測センター公開講座, 2024年06月15日
    2024年06月15日 - 2024年06月15日
  • 逃げ地図ワークショップ
    中嶋唯貴
    一日防災(北海道函館西高等学校), 2024年05月18日
    2024年05月18日 - 2024年05月18日
  • 逃げ地図ワークショップ
    中嶋唯貴
    逃げ地図ワークショップ(函館市), 2024年01月31日
    2024年01月31日 - 2024年01月31日
  • 逃げ地図ワークショップ
    中嶋唯貴
    逃げ地図ワークショップ(損保ジャパン札幌支店), 2023年11月13日
    2023年11月13日 - 2023年11月13日
  • 地震防災対策
    中嶋唯貴
    地震観測センター公開講座, 2023年09月22日
    2023年09月22日 - 2023年09月22日
  • 釧路市を対象とした地震・津波被害の実態
    中嶋唯貴
    釧路市防災ワンデー, 2023年01月16日
    2023年01月16日 - 2023年01月16日
  • 地震・津波による人的被害の季節変動性と減災対策
    大規模災害対策研究機構(CDR)講演会, 2022年10月06日
    2022年10月06日 - 2022年10月06日
  • 地震防災対策
    中嶋唯貴
    地震観測センター公開講座, 2022年06月25日
    2022年06月25日 - 2022年06月25日
  • 地震の揺れの違いを見てみよう
    中嶋唯貴
    ほっかいどう防災ひろばinチ・カ・ホ:防災教育, 2020年01月17日
    2020年01月17日 - 2020年01月17日
  • 地震時室内負傷体験・振動台実験
    中嶋唯貴
    第9回住まいの安全安心フェア:防災教育, 2019年10月24日
    2019年10月24日 - 2019年10月24日
  • 北海道の住宅構造からみた地震保険の必要性
    中嶋唯貴
    損害保険協会:防災講演, 2018年11月14日
    2018年11月14日 - 2018年11月14日
  • 地震時室内負傷体験・振動台実験
    中嶋唯貴
    第8回住まいの安全安心フェア:防災教育, 2018年10月27日
    2018年10月27日 - 2018年10月27日
  • 地震時室内負傷体験
    中嶋唯貴
    ほっかいどう防災ひろばinチ・カ・ホ:防災教育, 2018年01月20日
    2018年01月20日 - 2018年01月20日
  • 地震時室内負傷体験・振動台実験
    中嶋唯貴
    釧路市 第8回住まいの安全安心フェア:防災教育, 2017年10月29日
    2017年10月29日 - 2017年10月29日
  • The Importance of Seismic Death Risk Assessment Each Household Unit
    Tadayoshi Nakashima; Shigeyuki Okada
    JPGU-AGU joint meeting,2017, 2017年05月, 英語
    2017年05月 - 2017年05月, [招待講演]
  • 地震について学ぶ
    中嶋唯貴
    ほっかいどう防災ひろばinチ・カ・ホ:講演, 2017年03月12日
    2017年03月12日 - 2017年03月12日
  • 地震時室内負傷体験
    中嶋唯貴
    釧路市 第7回住まいの安全安心フェア:防災教育, 2016年10月22日
  • 地震時室内負傷体験2016
    中嶋唯貴
    ほっかいどう防災ひろばinチ・カ・ホ:防災教育, 2016年03月06日
    2016年03月06日 - 2016年03月06日
  • 地震時室内負傷体験2016
    建築士と一緒に楽しく学んで『防災博士』になろう! :防災教育, 2016年01月16日
    2016年01月16日 - 2016年01月16日, [招待講演]
  • 地震時室内負傷体験2015
    中嶋唯貴
    第6回釧路安心住まいフェア:防災教育, 2015年10月31日
    2015年10月31日 - 2015年10月31日
  • 地震に伴う室内被
    中嶋唯貴
    新ひだか町:講演, 2013年10月05日
    2013年10月05日 - 2013年10月05日
  • 地震に伴う室内被害
    中嶋唯貴
    厚岸市:講演, 2012年10月20日
    2012年10月20日 - 2012年10月20日
  • 地震に伴う健康被害
    中嶋唯貴
    土岐看護専門学校:講演, 2011年11月15日
    2011年11月15日 - 2011年11月15日
  • 住宅耐震性能と液状化
    中嶋唯貴
    瑞浪市おもしろ科学館
    2011年08月26日
  • 我が家の地震防災
    中嶋唯貴
    瑞浪市中部寿大学, 2011年05月25日
    2011年05月25日 - 2011年05月25日
  • 住宅耐震性能と液状化
    中嶋唯貴
    瑞浪市おもしろ科学館, 2010年08月13日
    2010年08月13日 - 2010年08月13日
  • 瑞浪市の防災力
    中嶋唯貴
    瑞浪市民を対象とした防災交流会
■ 主な担当授業
  • 都市防災学特論, 2024年, 修士課程, 工学院
  • 都市防災学特論, 2024年, 博士後期課程, 工学院
  • 計画・設計演習Ⅰ, 2024年, 学士課程, 工学部
  • 地震工学, 2024年, 学士課程, 工学部
  • 建築システム情報学, 2024年, 学士課程, 工学部
  • 建築算法, 2024年, 学士課程, 工学部
  • 建築都市学概論, 2024年, 学士課程, 工学部
■ 所属学協会
  • 2022年06月 - 現在
    日本風工学会
  • 2020年04月 - 現在
    日本免震構造協会
  • 2013年04月 - 現在
    日本地震工学会
  • 2013年04月 - 現在
    人工知能学会
  • 2006年04月 - 現在
    日本建築学会
  • 2001年04月 - 現在
    地域安全学会
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • 建て方・平面構成・住まい方の制御による土砂災害減災戦略実現のための設計法の構築
    科学研究費助成事業
    2026年04月 - 2030年03月
    中嶋唯貴; 内藤誠人; 松島潤平; 厚井高志
    日本学術振興会, 基盤研究(B)(一般), 北海道大学, 研究代表者, 26K01106
  • 木造建物倒壊シミュレーションを用いた救助支 援システムの開発
    令和8年度拠点間連携共同研究
    2026年04月 - 2028年03月
    中嶋唯貴; 松島信一; 肥田剛典; 毎田悠承; 小山真紀
    北海道大学
  • 地震動・津波浸水深さの不確定性を考慮した人的被害軽減に結びつくまちづくり施策の検討
    研究助成
    2026年04月 - 2027年03月
    中嶋唯貴; 肥田剛典; 小山真紀
    大林財団, 北海道大学
  • 「防災まちづくりにおける防災・減災対策評価ツールの開発」
    道総研重点研究
    2024年04月 - 2027年03月
    石井旭; 中嶋唯貴; 奥村与志弘; 森朋子
    道総研, 研究分担者
  • 人口減少都市において防災効果を高めるロバストコンパクトシティの構築
    科学研究費助成事業 挑戦的研究(開拓)
    2021年07月 - 2026年03月
    瀬戸口 剛; 中嶋 唯貴; 渡部 典大
    ①対象地方都市のうち函館市と釧路市の中心市街地における、災害危険度と避難可能性について明らかにした。両市が公開する災害危険区域やハザードマップなどを用いて、津波想定浸水区域を500mメッシュごとに示し、津波想定浸水深を3m区分で図示した。同時に、両市の都市計画基礎調査より、建物高さをGIS上で示した。それらを統合して、津波想定浸水深+2階分をバッファーとし、それよりも高い建物、かつ新耐震基準を満たしている建物を、津波被害を免れる残存可能性が高い「津波避難可能ビル」とし、GIS上で示した。さらに「津波避難可能ビル」のうちで、津波想定浸水深+2階分よりも高い階数部分の床面積を、それぞれ明らかにしGIS上に明示した。その結果、自治体が指定する「津波避難ビル」に加えて、「津波避難可能ビル」が大幅に上回ることが明らかとなり、津波災害時に避難できるビルが大きく増加することを示した。
    ②「津波避難可能ビル」に避難可能な人口を明らかにした。対象地方都市にうち函館市において、「津波避難可能ビル」周辺に居住する人口から、高齢者の避難を考慮して分速28mで「津波避難可能ビル」に到達できる人口を明らかにした。その結果、中心市街地居住人口91,962人のうち、函館市が指定する「津波避難ビル」へ避難できる居住人口は49,279人(居住人口の53.6%)に留まることに比べて、「津波避難可能ビル」全体を対象とすると88,428人(同96.2%)が津波からの避難が可能となることが明らかとなった。中心市街地にある多くの建物ストックを「津波避難可能ビル」として指定し、活用することで、多くの人命を津波被害から免れる可能性を示すことができ、防災計画において画期的な結果が明らかとなった、また、中心市街地へのコンパクトシティを推進する都市計画においても、津波からの甚大な被害を回避できる可能性が高まり、有用な結果となった。
    日本学術振興会, 挑戦的研究(開拓), 北海道大学, 21K18174
  • 構造・平面構成・住まい方の制御による世帯目線の土砂災害死者軽減方策の構築
    科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽)
    2021年07月 - 2024年03月
    中嶋 唯貴; 小篠 隆生; 植松 武是
    わが国の人口の5%もの住民が土砂災害警戒区域に住居があり、斜面改良など多額の費用が掛かる対策を全エリアに実施するのは不可能であり新たな対策の検討が急務である。本年度は、土砂災害における人的被害発生家屋の倒壊状況の把握と土砂による住居内における生存可能な空間の損失率の調査と評価を実施する。土砂災害に伴う被災建物の実態を2004年新潟県中越地震、2018年北海道胆振東部地震、令和元年台風19号、令和2年九州豪雨における資料の掘り起こし並びに調査を実施した。加えて、2018年胆振東部地震において2階部の死亡率が一階部に比べ明らかに小さいことから、胆振東部地震で得られた写真を再現できるよう個別要素法で建物と土砂災害を再現し、建物に、速度、土砂厚さを変更しながら倒壊メカニズムと生存空間の変化に着目し検討を実施した。結果、2階部の生存空間を担保するためには一階が倒壊した場合において2階部落下の衝撃に耐える必要があり、2階部の剛性が重要となることが判明した。しかしながら、土砂厚さが2階床を超えるとほぼすべてのケースで建物は1階2階とも倒壊し、2階部の生存可能空間は完全に損失する結果となった。このことより、胆振東部地震のケースとは異なり、土砂が2階部床の高さを超えると2階部においても死亡率が高くなることが危惧される。今後は、土砂災害警戒区域における住宅の居室構成や敷地内における建築場所を調査し個別要素法で再現することで、生存空間に与える影響をより詳細に検討していく。
    日本学術振興会, 挑戦的研究(萌芽), 北海道大学, 21K18757
  • 部屋のコーディネート判定手法の確立に関するテーマ
    令和4年度ニトリみらい社会デザイン講座研究公募
    2022年04月 - 2023年03月
    中嶋唯貴; 小澤丈夫; 内藤誠人
  • 建物被害調査画像管理の⼀元化を可能とする建物⾃動分類システムの構築
    2021年04月 - 2023年03月
    中嶋唯貴; 西嶋一欽; 友清 衣利子
    京都大学防災研究所, 京都大学防災研究所共同研究 一般
  • RTK 搭載バルーンによる⾼密度 3 次元⾵速場実測
    2020年04月 - 2023年03月
    大風翼; 西嶋一欽; 中嶋唯貴
    京都大学防災研究所共同研究 一般
  • 厳冬期における地震津波複合災害による人的被害予測モデルの構築と減災戦略の策定
    科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    2020年04月 - 2023年03月
    中嶋 唯貴; 和藤 幸弘; 小山 真紀; 麻里 哲広; 竹内 慎一
    本年度は、20年度に実施した現状の人的被害予測における問題点に検討と減災施策の現況把握結果を用い、厳冬期の人的被害予測モデルの構築と、道内主要都市での被害評価及び検証を実施した。
    ①評価関数の高精度化:まず、木造・非木造損傷度関数であるが、既に耐震診断値分布を用い式が構成されているが、これを厳冬期においても適用可能とすべく、耐震評点分布に積雪荷重を地域ごとに加えることができる損傷度関数を構築した。これにより、地域ごとの積雪量の差異による被害評価が可能となった。また、閉じ込め時の余命であるが、10℃以下で低体温症や凍死が発生することを加味し、関連環境下における低体温症による行動不能や死亡に至る時間を衣服等の状況別に考慮可能な低体温症に関する評価式を構築した。加えて、閉じ込め者の救助時間について兵庫県南部地震、熊本地震のデータを収集しモデル化を試みた。
    ②道内主要都市を用いた被害評価:被害想定地域として、積雪量の異なる稚内商圏、札幌商圏、函館商圏を対象とし、今年度構築した損傷度関数を用い、積雪を考慮した被害関数を適用することで、季節ごとの建物被害数、人的被害者数を算出した。また、閉じ込め者数の推定と要救助時間の算出を実施した。結果、結果に比べ閉じ込め者は3倍ほどになり救助完了時間は大幅に増加することが判明した。加えて、北海道において倒壊に伴う閉じ込め者は冬季においても室内が温かいことから薄着で生活している市民も多く建物倒壊時には寒冷曝露により短時間で低体温症での行動不能や死亡となることが判明した。北海道における生活様式に着目した減災施策の立案が重要となる。
    ③減災戦略の検討:昨年度の賃貸住宅の危険度把握に引き続き本年度は、中古住宅の危険度把握と夜間発生地震の危険度把握を実施した。特に夜間に関しては暗闇の中地震最中に適切な行動がとれず昼間の4倍の負傷が発生することが判明した。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 20H02403
  • 部屋のコーディネート判定手法の確立に関するテーマ
    令和4年度ニトリみらい社会デザイン講座研究公募
    2021年04月 - 2022年03月
    中嶋唯貴、小澤丈夫、林響太
    令和3年度ニトリみらい社会デザイン講座研究公募
  • 令和元年台風15号による停電の長期化に伴う影響と風水害に関する総合調査
    科学研究費助成事業 特別研究促進費
    2019年10月09日 - 2020年03月31日
    丸山 喜久; 能島 暢呂; 庄司 学; 永田 茂; 宮島 昌克; 大庭 哲治; 梶谷 義雄; 佐藤 翔輔; 筆保 弘徳; 小林 文明; 竹見 哲也; 飯塚 聡; 宮本 佳明; 益子 渉; 丸山 敬; 松井 正宏; ガヴァンスキ 江梨; 野田 稔; 中嶋 唯貴; 西嶋 一欽; CRUZ Ana・Maria; 高橋 徹; 友清 衣利子; 劉 ウェン; 有川 太郎; 柴山 知也; 高木 泰士; 平石 哲也; 清野 聡子; 田中 規夫; 八木澤 順治; 竹林 幹雄; 大西 正光; 畑山 満則; 平田 輝満; 轟 朝幸; 大石 哲
    本研究では,2019年台風15号(房総半島台風)によって引き起こされた様々な被害に関して調査研究を実施した.台風15号によってもたらされた長期停電によって,電力依存社会の抱える脆弱性が次々と露見された.このことから,本研究の成果は,風水害の防災対策のみならず,今回と同様に大規模な停電が懸念される首都直下地震や南海トラフ巨大地震などの地震対策にも非常に重要な知見をもたらすものと考えられる.さらに,近年風水害が頻発し,その被害が激甚化している我が国の防災・減災対策の立案に,本研究は大きく貢献できるものと期待される.
    日本学術振興会, 特別研究促進費, 千葉大学, 19K24677
  • 都市の将来変化を加味した地震・津波の複合による人的被害評価手法と減災手法の開発
    科学研究費助成事業 若手研究(B)
    2017年04月01日 - 2020年03月31日
    中嶋 唯貴
    本年度は、昨年度構築した人的被害予測式を札幌市、釧路市など道内主要都市に適用し、被害推定を実施した。また、胆振東部地震が発生し、道内主要都市以外における現有の被害関数の適用性の検討も実施した。
    この結果、釧路市においては、これまで考えられていなかった家屋や室内における閉じ込めに伴う死者に加え、閉じ込められなくとも高齢化により死亡率は大きく上がることが判明した。また、高齢化による移動速度の低下により避難ビルの設置に伴う死者軽減効果が異なるため、現有の都市に合わせ避難ビルを配置すると将来地震が発生した場合の死者軽減効果が低下する可能性があることが判明した。
    また、札幌市においては負傷者に対し、病院数が月寒断層における地震が発生した場合、想定される最大規模のM6.8ではなく、M6.4の地震でも病床数が足り無くなることが判明した。札幌市内においても不足病床数に地域差があり、被害を抑えるべく、建物の耐震化や家具の固定、被災時の行動などにより減災を行うとともに、被災発生時の搬送計画などを検討していく必要がある。
    加えて、人的被害減災に重要である住宅の建て替えについて検討するにあたり、経済状況と対策の関係を検討したところ、北海道市民は貯蓄額が全国に比較し低いにもかかわらず、高気密、高断熱の北方型住宅は他地域に比べ住宅建設費用が高く住宅再建が他地域よりも厳しくなることが判明した。
    今年度の研究成果を踏まえ、次年度においては実現可能性を考慮しつつ人的被害の減災戦略の検討を行っていく。
    日本学術振興会, 若手研究(B), 北海道大学, 17K13003
  • プリベンタブルデス(防ぎ得た死)の評価と対策
    科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    2016年04月01日 - 2019年03月31日
    岡田 成幸; 中嶋 唯貴; 和藤 幸弘; 田守 伸一郎; 戸松 誠; 伊藤 喜紀; 高橋 遙; 松本 将武; 村口 紗也; 篠田 茜; 角田 叡亮; 西嘉山 純一朗; 谷川 真衣
    地震時において本来死なせてはいけない発災時の生存者(プリベンタブルデス)を被害評価で明示すべく、(1)建物内における発災時生存者の負傷程度(ISS)発生確率推定モデルを提案し、(2)その検証のため住家の破壊過程を個別要素法で模擬し確認した。さらに(3)病院搬送限界時間検討のため、余命時間とISSとの関係を交通事故症例を代替データに関数化し、ISSが41~75の傷病者は即応的に拠点病院に搬送することが救出救助の観点から最優先すべきことを示した。加えて、(4)医療機関への搬送問題として北海道を対象地域とした対応限界を見定めた。医療機関の事前準備情報としてプリベンタブルデス防止に有効な情報となる。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 16H03141
  • 個人世帯の地震災害時生活継続計画の提案とその作成支援に関する研究
    科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    2013年04月01日 - 2016年03月31日
    岡田 成幸; 中嶋 唯貴; 佐藤 健; 渡辺 千明; 豊田 祐輔; 谷口 仁士; 南 慎一; 崔 明姫; 奥田 幸平; 気仙 誠; 高橋 遥; 大井手 理央; 飯田 彬斗; 北原 将行; 若海 貴文; 有吉 一葉; 安宅 彰洋; 松本 将武; 村口 紗也
    地震災害時における個人世帯の予防から復旧までの時系列的自助能力向上のための防災計画を生活継続計画(Family-life Continuity Plan:FCP)と定義し提案する。総合的復旧目標を「世帯の幸せ(Well-being)」の復旧とし、生活の質(Quality Of Life:QOLと記載)により数値評価されるという考えから、地震により個人及びその世帯が影響を受けるQOL損失を、「身体的被害」「資産的被害」「精神的被害」の3事象で評価することを試み、それぞれの被害軸への影響を事前対策及び事後対応でいかに予防し、早期回復できるかをシナリオ評価できるモデル構築を行った。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 25282109
  • 市民への的確なリスクコミュニケーション方策としての住宅構造安全性モニタリング
    科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    2007年 - 2009年
    岡田 成幸; 井戸田 秀樹; 林 勝朗; 竹内 慎一; 名知 典之; 中嶋 唯貴; 島田 佳和; 石田 隆司
    本邦の主要住家である木造建物(倒壊により死者発生危険度が特に高いとされている構造形式)について、地震からの構造健全性を微動のカオス挙動を測定する手法を応用して逐次監視し、さらに監視結果である物理指標を居住者に分かり易い防災情報(生命安全性)に変換し提供(リスクコミュニケーション)することにより、構造ヘルスモニタリングを人的被害軽減化対策システムとして防災に有効活用させる方途を考究した。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 名古屋工業大学, 19360249
■ 産業財産権
■ 学術・社会貢献活動/その他
社会貢献活動
  • 変わりゆくまちと地震・津波被害:将来を見据えた防災対策
    2026年06月20日 - 2026年06月20日
    講師
    北海道大学理学部地震火山センター
    公開講座
  • 地震や津波による建物被害と人的被害
    2025年10月07日 - 2025年10月07日
    講師
    令和7年度防災シンポジウム「巨大地震が引き起こす広域複合災害の影響と減災」(釧路市)
  • 岩見沢直下の地震で何が起きどう守る
    2025年07月17日 - 2025年07月17日
    講師
    高齢者対象講座(ことぶき学園・寿大学・長寿大学)(岩見沢)
  • 空間と人を守る防災減災対策
    2025年07月03日 - 2025年07月03日
    講師
    日本防災産業会議
    防災イノベーションセミナー
  • 地震防災対策
    2025年06月14日 - 2025年06月14日
    講師
    北海道大学理学部地震火山センター
    公開講座
  • 執務・生産空間と人を守る防災減災対策
    2025年02月19日 - 2025年02月19日
    講師
    構造計画研究所
その他
  • 2024年
    秋山大樹:実地震のアンケートに基づく転倒に伴う人的被害推定式構築の試み
    2024日本建築学会(関東)構造部門振動分野 若手優秀発表賞
  • 2022年
    飯田彰斗:地震時の潜在的凍死者救助にかかる必要救助活動参加者数の推定 -北海道札幌商圏・函館商圏・稚内商圏を対象として-
    2022年度日本地震工学会(北海道)優秀発表賞 2022.12
  • 2021年
    小林純平:夜間発生地震に対する人体損傷度関数の適合性並びに応用拡張性の検討
    2021年度地域安全学会若手優秀発表賞2021.10.05
  • 2019年02月
    角田叡亮: 地震動に伴う閉じ込めを考慮した住民転居による津波人的被害減災評価
    第15回日本地震工学シンポジウム若手優秀発表賞
  • 2019年
    早川怜恵:市場取引にみる賃貸住宅の地震時室内リスク価格の地域間評価
    2019年度日本建築学会大会(北陸)構造部門振動分野 若手優秀発表賞
  • 2018年05月
    松本将武.個別要素法を用いた建物崩壊過程における人的被害発生機構推定-長野県神城断層地震被害例への適用及び比較-
    2017年度地域安全学会,優秀発表賞,2018.5
  • 2018年
    角田叡亮: 釧路市における地震津波複合災害に伴う死者発生リスクの将来変化に関する考察
    2018年度日本建築学会大会(東北)構造部門振動分野 若手優秀発表賞
  • 2017年06月
    角田叡亮:地震及び津波による同時複合災害における閉じ込め者救助負担の将来変化の考察
    2017年度日本建築学会北海道支部研究報告会 優秀奨励賞,2017.6
  • 2015年06月
    飯田彰斗: 地震時人的被害推定高度化のための建物内部空間被災度関数の再構築に向けて
    2015年度日本建築学会北海道支部研究報告会 優秀奨励賞,2015,6.