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近藤 浩之 (コンドウ ヒロユキ)
| 文学研究院 人文学部門 表現文化論分野 | 教授 |
| 教育イノベーション機構 | 教授 |
研究者基本情報
■ 学位■ URL
researchmap URL■ ID 各種
J-Global ID■ 研究キーワード・分野
研究キーワード研究分野■ 担当教育組織
経歴
■ 経歴経歴
- 2019年 - 現在
北海道大学, 大学院文学研究院(人文学部門 表現文化論分野 中国文化論研究室), 教授 - 2015年 - 2019年
北海道大学, 大学院文学研究科(言語文学専攻 中国文化論講座), 教授 - 2007年 - 2015年
北海道大学, 大学院文学研究科(言語文学専攻 中国文化論講座), 准教授 - 2005年 - 2007年
北海道大学, 大学院文学研究科(言語文学専攻 中国文化論講座), 助教授 - 2000年 - 2005年
北海道大学, 大学院文学研究科(歴史地域文化学専攻 中国文化論講座), 助教授 - 2000年 - 2005年
Associate Professor - 2005年
- Associate Professor - 1999年 - 2000年
日本学術振興会特別研究員(東京大学東洋文化研究所) 日本学術振興会特別研究員 - 1999年 - 2000年
Postdoctoral Fellowships of Japan Society for the Promotion of Science
研究活動情報
■ 論文- 『戰國縦橫家書』蘇秦書信に關する再檢討
近藤浩之
日本中国学会報, 74, 3, 16, 2022年10月, [招待有り]
日本語, 研究論文(学術雑誌) - 田中本『周易』(重文)のもう一つの顔―白点調査中間報告―
石井 行雄; 近藤 浩之; 髙田宗平
歴博, 第201, 20, 23, 2017年03月
日本語, 研究論文(大学,研究機関等紀要), 11103167;27177633 - 『朱子語類』卷六十五 易一 綱領上之上譯注(その四)
近藤 浩之; 廖 海華; 趙 海涵; 林 則尭; 木村 清順; 関 雅泉; 吉田 勉; 黄 臻真; 井上 真理子
中国哲学, 第44, 151, 186, 北海道中国哲学会, 2016年12月, [責任著者]
日本語, 研究論文(学術雑誌) - 『朱子語類』卷六十五 易一 綱領上之上譯注(その三)
近藤 浩之; 林 則尭; 木村 清順
中国哲学, 第43, 153, 176, 北海道中国哲学会, 2015年12月, [責任著者]
日本語, 研究論文(学術雑誌) - 日本易學研究之成果及述評――日本近五十年易学研究状況及成果
近藤 浩之
哲學與文化, 42, 12, 55, 74, 2015年12月, [査読有り]
中国語, 研究論文(学術雑誌), 11103173;11103166;11103168;11103172 - 擲錢法に對する桃源瑞仙の講抄
近藤 浩之
中國思想史研究, 36, 1, 42, 京都大学文学部中国哲学史研究会, 2015年06月, [招待有り]
日本語, 研究論文(学術雑誌), 11103167;11103166;11103168 - 『朱子語類』卷六十五 易一 綱領上之上譯注(その2) (佐藤錬太郎教授還暦記念)
近藤 浩之; 西 信康; 文 盛載; 趙 熠瑋
中国哲学, 41, 277, 314, 北海道中国哲学会, 2014年09月, [責任著者]
日本語 - 上海博物館藏戰國楚竹書『周易』の「首符」「尾符」
近藤 浩之
中国哲学, 0, 33, 1, 20, 北海道中国哲学会, 2005年03月, [査読有り]
日本語, 11103173;11103172;27177634 - 帛書《二三子》篇對“言有序”的解釋――擇善而不言不善
近藤 浩之
『國際易學研究』, 第8輯, 261, 264, 2005年, [査読有り]
中国語 - 無小と無大、善と不善--『帛書周易』二三子篇に關する考察二則
近藤 浩之
中国哲学, 0, 30, 1, 23, 北海道中国哲学会, 2001年12月, [査読有り]
日本語, 11103173;11103174 - “The Silk-Manuscript Chou-i from Ma-wang-tui and Divination and Prayer Records in Ch‘u Bamboo Slips from Pao-shan: A Tentative Study of the Formation of the Chou-i as Seen from the Pao-shan Ch‘u Bamboo Slips”(馬王堆帛書『周易』と包山楚簡の卜筮祭祷記録―包山楚簡より見た『周易』の形成に関する試論―)
近藤 浩之
ACTA ASIATICA, 80, 41, 51, 学術雑誌目次速報データベース由来, 2001年, [査読有り]
英語, 11103174;11103172 - 包山楚簡卜筮祭祷記録与郭店楚簡中的《易》
近藤 浩之
『郭店楚簡国際学術研討会論文集』, 《人文論叢》特輯, 128, 133, 2000年05月
中国語 - 「『馬王堆漢墓帛書易傳』二三子篇の龍」
近藤 浩之
『東方学』, 96, 16, 29, 1998年, [査読有り]
■ 書籍等出版物
- 水上雅晴編・髙田宗平編集協力『年号と東アジア―改元の思想と文化―』
近藤 浩之; 石井 行雄; 猪野 毅, 第一部2 金沢文庫本『群書治要』移点の意味(75-94頁)、附録2 続群書類從 改元関係記事索引(27-35頁)
八木書店, 2019年04月, 27177633, [分担執筆] - 漢文の読み方─原典読解の基礎─
宮本, 徹; 松江, 崇; 近藤,浩之; 和田,英信; 小寺,敦, 第9・10章 思想書講読(一)(二)(168-190頁)
放送大学教育振興会, 2019年, 9784595319266, 274p, 日本語, [分担執筆] - 唐古・鍵考古学ミュージアム 常設展示図録
藤田 三郎; 石井 行雄; 近藤 浩之, (コラム5)唐古・鍵遺跡出土卜骨の焼灼再現実験始末記,24頁
田原本町教育委員会, 2018年05月, 11103166, [分担執筆] - 仁平尊明編『悩める人間 人文学の処方箋』
近藤 浩之, 第七章 是か非か悩んだ果てに――荘子の悩み (165-191頁)
北海道大学出版会, 2017年06月, [分担執筆] - 池田知久・水口拓壽編『中國傳統社會における術數と思想』
池田, 知久; 水口, 拓寿; 近藤 浩之, 周縁文化より考える占卜の技術と文化(217-246頁)
汲古書院, 2016年12月, 9784762965784, ix, 250, 9p, 図版 [2] p, 11103166;11103168, [分担執筆] - 松江崇編著『誤解の世界―樂しみ、學び、防ぐために―』
近藤 浩之, 第五章 名を正すこと――中國古典における誤解の分析と對策 (165-186頁)
北海道大学出版会, 2012年03月, [分担執筆] - 『易学哲学史』
伊東倫厚; 近藤浩之, 朱伯崑原著、伊東倫厚監訳、近藤浩之主編
朋友書店, 2009年04月, 11103171;11103172;11103173;27177634;11103174, [編者(編著者)] - Philosophy in east and west = 東洋の哲学と西洋の哲学
北海道大学大学院文学研究科; 近藤 浩之; 石原 孝二
[北海道大学大学院文学研究科哲学講座・倫理学講座・中国文化論講座], 2003年
- 桃源『百衲襖』における「閏法」理解と算術
近藤浩之
黄氏口義研究会@Google Meet, 2025年07月12日, 蔦清行, 日本語, 口頭発表(一般)
2025年07月12日 - 2025年07月12日, 47672122;44579991;11103167;11103168;11103169 - 『戰國縦横家書』の読み方―その史料的性格について
近藤浩之
北海道大学中国哲学会十月例会, 2022年10月28日, 日本語, 口頭発表(一般) - 足利学校と桃源『百衲襖』の易学
近藤浩之
令和4年度足利学校アカデミー第5回, 2022年07月02日, 日本語, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
2022年07月02日 - 2022年07月02日, 11103167;11103168, [招待講演]
- 修士論文, 2024年, 修士課程, 文学院
- 中国思想特別演習, 2024年, 修士課程, 文学院
- 修士論文・特定課題指導特殊演習, 2024年, 修士課程, 文学院
- 中国文化論特殊講義, 2024年, 修士課程, 文学院
- 博士論文指導特殊演習, 2024年, 博士後期課程, 文学研究科
- 一般教育演習(フレッシュマンセミナー), 2024年, 学士課程, 全学教育
- 博士論文指導特殊演習Ⅰ, 2024年, 博士後期課程, 文学院
- 中国思想, 2024年, 学士課程, 文学部
- 博士論文指導特殊演習Ⅱ, 2024年, 博士後期課程, 文学院
- 中国思想演習, 2024年, 学士課程, 文学部
- 中国思想演習Ⅰ, 2024年, 学士課程, 文学部
- 中国語学文学, 2024年, 学士課程, 文学部
- 中国語学文学Ⅰ, 2024年, 学士課程, 文学部
- 中国語演習, 2024年, 学士課程, 全学教育
- 日本漢文学, 2024年, 学士課程, 文学部
- 歴史・文化モジュール特殊科目B, 2024年, 学士課程, 現代日本学プログラム課程
- 歴史・文化モジュール特殊科目B, 2024年, 学士課程, 現代日本学プログラム課程
- 歴史・文化モジュール特殊科目B, 2024年, 学士課程, 現代日本学プログラム課程
- 現代日本文化ⅠB, 2024年, 学士課程, 現代日本学プログラム課程
■ Works(作品等)
- 「『易』傳の哲學――陰陽・剛柔・仁義」,公共哲学京都フォーラム北海道会議
2004年 - パネルディスカッション「出土資料と中国学研究」,国際シンポジウム「戦国楚簡と中国思想史研究」
2004年 - 「王家臺秦墓竹簡『歸藏』について」,科研郭店楚簡研究会主催・日本女子大学共催(於日本女子大学桜楓会館),郭店楚簡国際学術シンポジウム―中国古代思想史の再構築に向けて―
2000年
- 中国近世における考証学の発展に関する基礎的研究
科学研究費助成事業
2024年04月01日 - 2029年03月31日
水上 雅晴; 青木 洋司; 近藤 浩之; 高田 宗平; 種村 和史; 陳 佑真; 鶴成 久章; 吉田 勉; 和田 敬典
日本学術振興会, 基盤研究(B), 中央大学, 24K00009 - 文化史資料としての抄物の研究
科学研究費助成事業
2023年04月01日 - 2028年03月31日
蔦 清行; 木田 章義; 大谷 雅夫; 宇佐美 文理; 近藤 浩之; 大槻 信; 金沢 英之; 緑川 英樹; 金光 桂子; 山中 延之
本研究課題全体の研究の目的は、抄物の文化史的資料としての価値を明らかにすること、と定めている。そのために、抄物の内容の検討、および周辺の資料との比較が必要であり、具体的には①幅広い分野の研究者が集う研究会を継続的に開催する、②複数の抄物を扱う研究者があつまり、それぞれの扱っている抄物資料についての知見を公開してもらうシンポジウムを企画する、③文庫や寺院の文献調査を行って、新たな価値ある資料を発掘・紹介する、という三つの活動を計画した。以下この三点について、実績を報告する。
①については、黄庭堅の詩の抄物『黄氏口義』(建仁寺両足院蔵、二一巻・二二冊、林宗二筆、1560-1567年写)を精読する研究会を、前年度までに引き続き開催した。各回の参加者は20名程度で、本年度は11回開催し、通算の開催回数は112回となった。
②について、本年は研究代表者・分担者の多くが、①の研究成果をまとめた書籍『抄物を読む:『黄氏口義』提要と注釈』の執筆・編集に取り組んでいたため、開催できなかった。
③については、まず山中は高山寺(京都市右京区・2023年9月22-25日)において、抄物資料『無門関鈔』・仁和寺(京都市右京区・2023年4月-2024年2月まで計9日間)において『山谷詩抄』『蒙求知抄』等抄物資料の原本調査を行った。蔦は高山寺(京都市右京区・2023年9月22日-25日)において、室町時代後期の漢字カタカナ交じり資料の原本調査を行った。金沢は神宮文庫(伊勢市)、刈谷市中央図書館、阪本龍門文庫(吉野郡吉野町上市)、天理図書館(天理市)、石川武美記念図書館成簣堂文庫(東京都千代田区・以上いずれも2024年3月、各地1-2日間)で日本書紀の古活字版、古写本等の原本調査を行った。
日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 23K25297 - 文化史資料としての抄物の研究
科学研究費助成事業
2023年04月01日 - 2028年03月31日
蔦 清行; 木田 章義; 大谷 雅夫; 宇佐美 文理; 近藤 浩之; 大槻 信; 金沢 英之; 緑川 英樹; 金光 桂子; 山中 延之
日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 23H00600 - 年号勘文資料の研究基盤の構築
科学研究費助成事業 基盤研究(B)
2015年04月01日 - 2019年03月31日
水上 雅晴; 小幡 敏行; 鶴成 久章; 名和 敏光; 末永 高康; 武田 時昌; 石井 行雄; 近藤 浩之; 高田 宗平
日本の大半の年号が漢籍の出典を持つことはよく知られているが、典拠として使われた漢籍については、学術的な調査・考察の対象となったことがほとんどない。本研究は、新元号を決める会議に提出される「年号勘文」と呼ばれる文書や「難陳」と呼ばれる討議に着目し、これらの中で引かれる漢籍と引用文の調査と分析を中心に研究を進め、国内における漢籍の伝来・受容に関して新たな資料群を見出した。「年号勘文資料」と名づけられるこれらの資料群を対象として進めた研究は、『日本漢籍珍稀資料(年号之部)』全5冊(上海社会科学院出版社、2018年)と『年号と東アジア』(八木書店、2019年)の2点に結実した。
日本学術振興会, 基盤研究(B), 中央大学, 15H03157 - 漢字文化圏における骨卜と亀卜に関する総合的研究
科学研究費助成事業 基盤研究(C)
2015年04月01日 - 2018年03月31日
近藤 浩之; 小杉 康; 山際 明利; 石井 行雄; 水上 雅晴; 佐野 比呂己; 橋本 裕行; 細井 浩志; 鶴成 久章
本研究では、弥生時代の骨卜(太占)における、鹿の肩甲骨の焼灼方法について、調査し、考察し、再現実験を行った。調査対象は、鳥取青谷上寺地遺跡出土の卜骨、奈良唐古・鍵遺跡出土の卜骨、長崎壱岐島出土の卜骨である。伴信友『正卜考』の記述を手がかりに、鹿(または猪)の肩甲骨による占いの考察を行った。
鹿の肩甲骨を、土に埋める方法と水に漬ける方法と、両方の方法を試み、その骨を、モグサで焼灼する方法を考察した。再現実験では、モグサを用いて、鹿の肩甲骨を、同時に2~3箇所焼くことにより、骨に生じる亀裂をコントロールすることを再現できた。再現実験の結果、出土卜骨の焼灼痕と非常に類似する焼灼痕が得られた。
日本学術振興会, 基盤研究(C), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 15K02970 - 日中校勘学の発展と相関をめぐる複合的研究
科学研究費助成事業 基盤研究(B)
2011年04月01日 - 2015年03月31日
水上 雅晴; 石井 行雄; 近藤 浩之; 佐野 比呂己; 江尻 徹誠
文字テキストの本来の姿、もしくはあるべき姿を追求してなされる校勘は、古典や経典を対象として行なわれる研究の基礎作業と位置づけられる。校勘は中国の清代に至って一つの学術分野と認められるほどの発展を遂げたが、校勘それ自体を対象とする研究は少ない。本研究では、琉球を含む日本と中国において基本的教養の書であり続けた儒家の経典を主たる材料として、それぞれの地域における校勘の発展のプロセスについて相互の影響を視野に入れながら跡づけた。同時に、校勘に従事した知識人の実態、文字の異同を示すために書き入れられた校語が持つ学術上の価値などの諸問題についても論じ、さらには校勘学上有用な新資料も発掘した。
日本学術振興会, 基盤研究(B), 琉球大学, 連携研究者, 競争的資金, 23320009 - 日本中世期における易学の受容と発展に関する研究
科学研究費助成事業 基盤研究(C)
2011年 - 2013年
近藤 浩之; 水上 雅晴; 石井 行雄; 加藤 眞司; 西 信康; 松本 武晃
桃源瑞仙の『百衲襖』(別名『易抄』)は、日本の中世期における、『易経』経伝全体及びそれ対する解釈学・術数学・実用学をほぼすべて集大成した講義ノートである。まさに古注と新注、義理と象数、基本と応用を総括した、日本中世易学の一大総集編である。さらに桃源瑞仙独自の易学説をも含んでおり、日本中世易学の実態を如実に反映している。
日本学術振興会, 基盤研究(C), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 23520051 - 日本中世期の経書学に関する基礎的研究
科学研究費助成事業 基盤研究(B)
2007年 - 2009年
水上 雅晴; 近藤 浩之; 比良 輝夫; 石井 行雄
日本中世期における経学、すなわち儒家の経典に対する解釈の状況の把握を目的に据え、明経博士家として中世期の経学の方面で主流たる地位を占めた清原家を主要な対象として、その経学の内実と実態解明を実施した。同時に、中世禅林における易学に対しても講義記録などを手がかりに検討を加え、その解釈の特徴と時代思潮との関わりについて解明した。さらには、年号決定のための評議の場において口誦された年号勘文集成書により、当時の漢籍の訓読やその背景にある漢学のあり方について考察した。
日本学術振興会, 基盤研究(B), 琉球大学, 連携研究者, 競争的資金, 19320008 - 科挙に関する文献学的総合研究
科学研究費助成事業 基盤研究(B)
2006年 - 2009年
佐藤 錬太郎; 弓巾 和順; 近藤 浩之; 水上 雅晴; 末岡 実; 山際 明利; 名畑 嘉則; 小幡 敏行
国際的な学術動向を踏まえた上で研究交流を推進し、国内外の研究者と協力関係を構築した。最終年度には、中国の科挙学会「中華炎黄文化研究会科挙文化専業委員会」及び台湾国家科学委員会研究計画「清代經典詮釋方法與理論的轉向」の協力を得て、2009年8月に北海道大学において、「科挙と中華伝統文化」を主題とする科挙学国際シンポジウムを開催し、国内10名国外20名の科挙研究者を招聘し、科挙学の最新の研究成果を発表した。
日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 連携研究者, 競争的資金, 18320013 - 両漢儒教の新研究
科学研究費助成事業 基盤研究(A)
2005年 - 2008年
池田 知久; 堀池 信夫; 渡辺 信一郎; 池澤 優; 近藤 浩之; 李 承律; 辛 賢
本研究は、両漢儒教に対して新たなる方法論による総合的な研究を行った。第一に、従来、中国哲学・東洋史・中国文学のように分かれて研究されてきた両漢文化を複合的に学際的に研究する方法論を取り、第二に、出土資料の研究成果を積極的に取り入れた。その結果、研究代表者は一冊の研究書を、共同研究の成果としては毎年一冊ずつ計四冊の研究書を出版し、両漢儒教の研究を大きく進展させた。
日本学術振興会, 基盤研究(A), 大東文化大学, 連携研究者, 競争的資金, 17202002 - 馬王堆漢墓帛書の占術と漢代易学の発達に関する研究
科学研究費助成事業 若手研究(B)
2004年 - 2006年
近藤 浩之
本年度の研究実績として、学会例会で一回、国際学会で一回の研究報告を行った。また、三篇の学術論文を発表した。研究報告は次の通り。また、論文は次頁の〔雑誌論文〕に掲げた通り。
1「『墨子』小取篇の論理--措僻形式を利用した論證方法」、北海道中國哲學會七月例會(於北海道大學、2006年7月28日)
2「「神明」的思想--以『易』傳爲中心」、「東アジアの経典解釋における言語分析」第一同國際學術シンポジウム(於北海道大學、2006年8月23目〜25日
上記の研究報告を通して、或いはその後の考察の中で、明らかになったことは次の通りである。
『墨子』小取篇は、中国古代の古漢語の措辞形式を活かした、いわば漢文式の形式論理学を説明し実践している篇であると言える。中国古代の言語特徴と論理展開を考える上で、非常に興味深い。また、「神明」とは、祖先などの「神霊」「鬼神」の世界を表わす言葉であるが、本来は、その神霊や鬼神の能力のように、見えない所をも見通す明察さを言うものであろう。
日本学術振興会, 若手研究(B), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 16720010 - 『易』の起源・成立及びその解釈の歴史的展開に関する研究
科学研究費助成事業 基盤研究(B)
2002年 - 2005年
伊東 倫厚; 佐藤 錬太郎; ゆはず 和順; 近藤 浩之; 水上 雅晴; 名畑 嘉則; 室谷 邦行
最も主要な研究成果は、朱伯崑著『易學哲學史』(全四巻、華夏出版社、1995年)の訳注である。全体を十二に分け、出来上がった部分から順に、製本・印刷し出版した。平成18年3月までに、十二分冊のうち八冊が完成した。その内容は、『易』解釈に関わる学術史を通じて描かれた一種の中国哲学史でもある。すなわち、『易』の起源、易学の成立と展開、及び各時代や各思想家における『易』解釈の論理や思考、更にはそれに基づく自然・宇宙・人生などに対する哲学的基本問題への様々な思索を、科学的に歴史的に、そして網羅的に体系的に解き明かしている。更に附録として、馬王堆帛書『周易』に関する朱伯崑氏の論文三篇、及び太極図に関する論文「『太極図』より見た易学の思惟の特徴」を訳出した。本訳注は、原著本文および引用原典に対する一種の厳密な校勘でもあり、学術的参考価値は非常に高く、日本における易学哲学の研究の基盤となる成果である。
今後は、平成18年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)学術図書の交付を受けて、平成19年2月28日までに『易學哲學史』全四巻の訳注が完全な形(伊東倫厚主編『易學哲學史』、朋友書店)で刊行される予定である。
なお、研究分担者の近藤浩之は、11月、台湾(第二届国際易学与現代文明学術研討会)において「朱伯崑著『易学哲学史』の翻訳の意義」という研究報告を行なった。
日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 連携研究者, 競争的資金, 14310007 - 出土資料より見た『周易』の形成に関する研究
科学研究費助成事業 若手研究(B)
2001年 - 2002年
近藤 浩之
昨年度の三回の研究報告を踏まえて、調査・考察した成果を、主に以下の二篇の論文に纏めた。
1「王家臺秦墓竹簡『歸藏』の研究」
2「無小と無大、善と不善-『帛書周易』二三子篇に關する考察二則」
上記の論文に纏めた内容の概要は次の通りである。
戰國末期以降の『周易』卦爻辭への卜辭の添附・追加は、單に注解のためだけではなかったようだ。阜場漢簡『周易』の形態は、卜に使う龜の入手困難や卜筮の普及と簡易化などの要因のために、筮が(簡便に)卜の代用にもなり得るような形態であり、より實用的な占書の形態を呈しているのかもしれない。それはいわば、卜筮併用から卜筮代用へという趨勢である。(そしてそれは、もう一つの趨勢である馬主堆帛書『周易』のような、多くの傳を附されて思想・哲學の書へと変貌する形態とは、まるっきり異なる方向である。)王家臺秦簡『歸藏』の場合は、『周易』の六十四卦の卦臺(及びその卦名)を兆形の代用としている、と考えられるのである。これも卜筮併用から卜筮代用へという趨勢を示す形態の一種と言えよう。
傳本『歸藏』に惑わされなければ、秦簡『歸藏』、阜陽漢簡『周易』、帛書『周易』の卦臺・卦名はすべて同じ一つの『周易』に由來するものであると言える。秦簡『歸藏』が一見、『周易』とは異質なものに見えたのは、すでに論じたような卜筮代用の構造になっていたからである。秦簡『歸藏』も阜陽漢簡『周易』も、ひいては帛書『周易』も、そしてきっと上海博物館所蔵戰國楚簡『周易』も、現在までに確認されている『易』に関係するすべての出土資料は、同じ『周易』の流れを汲むものである。それらの出土資料は、戰國期から漢初にかけての『周易』が一方では實用的な占卜・占筮に、一方では思想・哲学にと様々な形態で利用され、決して今本『周易』の形態だけに固定していたわけではないことを物語る。けれども、その源泉は一つであると言える。今のところ、『連山』『歸藏』などの別の源泉からの流れを考える必要はない。
日本学術振興会, 若手研究(B), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 13710006
