川田 学 (カワタ マナブ)

教育学研究院 附属子ども発達臨床研究センター教授

研究者基本情報

■ 学位
  • 博士(心理学), 首都大学東京
■ URL
researchmap URLホームページURL■ ID 各種
J-Global ID■ 研究キーワード・分野
研究キーワード
  • 保育学
  • 発達心理学
研究分野
  • 人文・社会, 教育心理学, educational psychology
  • 人文・社会, 子ども学、保育学, child study
■ 担当教育組織

経歴

■ 経歴
経歴
  • 2025年04月 - 現在
    北海道大学, 大学院教育学研究院 子ども発達臨床研究センター, 教授, 日本国
  • 2010年04月 - 2025年03月
    北海道大学, 大学院教育学研究院 子ども発達臨床研究センター, 准教授
  • 2007年04月 - 2010年03月
    香川大学, 教育学部, 准教授
  • 2005年04月 - 2007年03月
    香川大学, 教育学部, 講師
学歴
  • 2005年03月, 東京都立大学, 大学院人文科学研究科, 心理学専攻 博士課程 単位取得満期退学
委員歴
  • 2024年05月 - 現在
    北海道庁, 北海道こども施策審議会・会長, 自治体
  • 2009年04月 - 現在
    三豊市, 三豊市就学前教育・保育研究推進事業 アドバイザー, 自治体
  • 2022年09月 - 2025年05月
    日本保育学会, 編集常任委員会専門委員, 学協会
  • 2022年12月 - 2024年12月
    北海道庁, 北海道子どもの未来づくり審議会 委員, 自治体
  • 2018年04月 - 2023年03月
    お茶の水女子大学附属幼稚園, 研究開発学校運営指導委員会 委員, その他
  • 2021年01月 - 2022年12月
    日本発達心理学会, 機関誌編集委員会委員, 学協会
  • 2020年06月 - 2021年03月
    文部科学省初等中等教育局幼児教育課, 幼児教育の教育課題に対応した指導方法等充実調査研究企画評価会議 委員, 政府
  • 2019年04月 - 2020年03月
    文部科学省初等中等教育局幼児教育課, 幼児教育の教育課題に対応した指導方法等充実検討会議 委員, 政府
  • 2016年01月 - 2018年11月
    日本教育心理学会, 『教育心理学研究』常任編集委員会 委員, 学協会
  • 2015年05月 - 2016年05月
    日本発達心理学会, 年次大会委員会 委員, 学協会
  • 2015年03月 - 2016年05月
    日本発達心理学会, 第27回大会実行委員会 事務局長, 学協会
  • 2014年02月 - 2015年01月
    日本発達心理学会, 発達心理学研究編集委員会 副編集委員長, 学協会
  • 2013年04月 - 2014年03月
    札幌市, 札幌市子ども・子育て支援新制度システム構築業務審査委員会 委員, 自治体
  • 2013年05月 - 2014年01月
    日本発達心理学会, 発達心理学研究編集委員会 委員, 学協会
  • 2013年09月 - 2013年09月
    内閣府, 子ども・子育て支援新制度フォーラム in 札幌 コーディネーター, 政府
  • 2011年04月 - 2013年03月
    北海道, 北海道子どもの未来づくりセミナー実行委員会 委員, 自治体
  • 2011年06月 - 2012年03月
    札幌市教育委員会, 幼・小連携協議会 委員, 自治体
  • 2011年04月 - 2012年03月
    文部科学省初等中等教育局幼児教育課, 幼稚園教育指導資料作成協力者会議 委員, 政府
  • 2009年06月 - 2010年03月
    香川県教育委員会, 子どもの体力向上支援委員会 副委員長, 自治体
  • 2009年05月 - 2010年03月
    香川県教育委員会, 香川県幼児教育振興アクションプログラム策定協議会 会長, 自治体
  • 2008年04月 - 2009年03月
    高松市, 高松市立保育所人材育成のあり方についての懇談会 指導助言者, 自治体
  • 2008年04月 - 2009年03月
    高松市, 高松市立幼稚園・保育所一体化検討会 指導助言者, 自治体
  • 2008年04月 - 2009年03月
    観音寺市教育委員会, 観音寺市幼稚園教育推進連絡会 スーパーバイザー, 自治体
  • 2008年04月 - 2009年03月
    三豊市, 三豊市就学前教育・保育検討委員会 副委員長, 自治体
  • 2007年04月 - 2008年03月
    香川県教育委員会, 香川県幼児教育支援員, 自治体
  • 2007年04月 - 2008年03月
    高松市教育委員会, 高松市立幼稚園のあり方に関する懇談会副会長, 自治体
  • 2007年04月 - 2008年03月
    香川県教育委員会, 香川県家庭教育テレビ番組制作委員会委員, 自治体
  • 2007年04月 - 2008年03月
    香川県教育委員会, 香川県家庭教育支援推進事業企画推進委員会委員, 自治体
  • 2007年04月 - 2008年03月
    観音寺市教育委員会, 観音寺市幼稚園教育推進連絡会スーパーバイザー, 自治体
  • 2006年02月 - 2008年01月
    日本発達心理学会, 発達心理学研究編集委員会 編集委員, 学協会
  • 2006年04月 - 2007年03月
    文部科学省, 平成18年度文部科学省教員配置に関する調査研究委託「30人規模の少人数学級における学習集団,生活集団の教育効果についての実証的研究」実践教育研究協力委員会委員, 政府
  • 2006年04月 - 2007年03月
    香川県教育委員会, 香川県体力向上推進対策委員会 委員, 自治体
  • 2006年04月 - 2007年03月
    香川県教育委員会, 香川県幼児教育振興プログラム推進に関する「調査研究支援協議会」委員, 自治体
  • 2005年04月 - 2006年03月
    香川県教育委員会, 香川県体力向上推進対策委員会 委員, 自治体
  • 2005年04月 - 2006年03月
    香川県教育委員会, 香川県幼児教育振興プログラム推進に関する「調査研究支援協議会」委員, 自治体

研究活動情報

■ 受賞
  • 2021年05月, 日本保育学会, 第52回一般社団法人日本保育学会保育学文献賞
    『保育的発達論のはじまり:個人を尊重しつつ、「つながり」を育むいとなみへ』(単著、ひとなる書房、2019年刊)
    川田 学, 12335079;11268861;11268862;11268864;11268863;24741593;24741591
  • 2007年03月, 日本発達心理学会, 日本発達心理学会第16回学会賞(論文賞)
    乳児期における自己主張性の発達と母親の対処行動の変容:食事場面における生後5ヶ月から15ヶ月までの縦断研究
    川田 学;塚田‐城 みちる;川田 暁子, 日本国
  • 2005年08月, 財団法人 発達科学研究教育センター, 発達科学研究教育奨励賞
    乳児期における身体・情動的発達に関する実験的研究
    川田 学, 日本国
■ 論文
■ その他活動・業績
  • 総論 休息の子ども学へ
    川田 学, 発達, 181, 2, 6, 2025年02月, [招待有り]
    日本語, 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア), 12335079
  • 鼎談 これからの子どもの生活を考える
    秋田喜代美; 大豆生田啓友; 川田 学, 発達, 178, 2, 11, 2024年05月, [招待有り]
    日本語, 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア), 12335079
  • 子どもの世界を守る:敵はウィルスか人間か
    川田学, 幼年教育, 187, 14, 21, 2020年12月, [招待有り], [筆頭著者]
    日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他)
  • かかわりが先、理解は(ずーっと)後
    川田学, 子どもの文化, 50, 10, 2, 7, 2020年11月, [招待有り], [筆頭著者]
    日本語, 記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)
  • 特別分科会異年齢保育・提案を読んで
    川田学, 季刊保育問題研究, 305, 2020年10月, [筆頭著者]
    日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他)
  • 子どもの育ちを丁寧にみつめる:多面的な子ども理解に向けて
    川田学, 児やらい, 17, 95, 117, 2020年10月, [招待有り], [筆頭著者]
    日本語, 記事・総説・解説・論説等(大学・研究所紀要)
  • 「つながり」が生まれる保育:環境との関わりに主体性を読み解く
    川田学, げんき, 181, 2, 15, 2020年09月, [招待有り], [筆頭著者]
    日本語, 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)
  • 「自立心」はどう育つか
    川田 学, 幼児教育じほう, 47, 4, 12, 18, 2019年07月, [招待有り], [筆頭著者]
    日本語, 記事・総説・解説・論説等(その他), 12335079
  • 「保育」と「発達」を結びなおす
    川田学, 幼年教育, 184, 32, 41, 2019年05月, [招待有り], [筆頭著者]
    日本語
  • 浮子の冬
    川田 学, 幼児の教育, 116, 1, 30, 33, 2017年01月, [招待有り]
    日本語
  • 月と木の実の謳
    川田 学, 幼児の教育, 115, 4, 34, 37, 2016年09月, [招待有り]
    日本語
  • 保育のなかの散歩考
    川田 学, 2016ほっかいどうの保育白書, 18, 20, 2016年07月, [招待有り]
    日本語
  • 虫捕り
    川田 学, 幼児の教育, 115, 3, 30, 33, 2016年06月, [招待有り]
    日本語
  • 乳幼児期の発達と子育て・保育の現状
    川田 学, さっぽろ子ども・若者白書2016, 6, 11, 2016年04月, [招待有り]
    日本語
  • 春という生活
    川田 学, 幼児の教育, 115, 2, 30, 33, 2016年04月, [招待有り]
    日本語
  • じっくりと,ぶらぶらと,うれしさと:小さきものの「からだ」と「感情」へのまなざし
    川田 学, 幼年教育, 117, 6, 21, 2016年01月
    日本語
  • 信頼関係の根っこには
    川田 学, 北海道の保育, 37, 9, 14, 2014年10月, [招待有り]
    日本語
  • 乳幼児をもつ母親にとっての住まいでのストレス回復
    平成17年度香川大学産学連携共同研究成果報告書, 1, 5, 2006年
■ 書籍等出版物
■ 主な担当授業
  • 教育学調査実験Ⅰ, 2024年, 修士課程, 教.学院
  • 教育心理特論, 2024年, 修士課程, 教育学院
  • 教育学調査実験Ⅱ, 2024年, 修士課程, 教.学院
  • 教育心理学, 2024年, 学士課程, 教育学部
  • 教育学調査実験Ⅲ, 2024年, 修士課程, 教.学院
  • 卒業論文, 2024年, 学士課程, 教育学部
  • 教育学調査実験Ⅳ, 2024年, 修士課程, 教.学院
  • 専門演習, 2024年, 学士課程, 教育学部
  • 教育心理学講義, 2024年, 学士課程, 教育学部
  • 歴史・文化モジュール特殊科目B, 2024年, 学士課程, 現代日本学プログラム課程
  • 教育学概説, 2024年, 学士課程, 教育学部
  • 教育心理学実験実習(1単位), 2024年, 学士課程, 教育学部
  • 総合的な学習の時間の指導法, 2024年, 学士課程, 教育学部
■ Works(作品等)
  • プレママ&プレパパと0・1・2・3歳児を育てる親子のための子育て応援ブック
    発行・NPO法人子育て応援かざぐるま; 監修・川田学; 加藤靜恵, 2021年03月26日 - 現在, [教材]
  • プレママ&プレパパと赤ちゃんを育てる親子のための子育て応援ブック
    発行・NPO法人子育て応援かざぐるま; 監修・川田学; 加藤靜恵, 2019年03月22日 - 現在, [教材]
  • 住まいと子育てに関する研究
    2007年
  • 住まいと子育てに関する研究
    2006年
  • 住まいと子育てに関する研究
    2005年
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • 異年齢保育の実践論理:developmentalismに拠らない保育の価値の探求
    科学研究費助成事業
    2023年04月01日 - 2027年03月31日
    川田 学; 吉川 和幸; 榊 ひとみ; 長津 詩織; 美馬 正和; 高橋 真由美; 及川 智博
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 23K25642
  • インクルーシブな保育を創出する保育者の実践知に関する縦断的研究
    科学研究費助成事業
    2022年04月01日 - 2026年03月31日
    吉川 和幸; 及川 智博; 川田 学
    本研究は、幼保連携型認定こども園に在籍する障害のある幼児の、入園から卒園までの3年間の経過を辿ることにより、障害のある幼児の自己発揮と定型発達の子どもとの協働的な学びを支えるための保育者の子ども理解、子どもとの関わり、環境構成について明らかにする。そして、多様な子どもが在ることを前提とした、インクルーシブな保育を実現するための保育者の実践知について検討するにすることを目的としている。
    2022年度は、主に事例研究並びに文献研究を行った。事例研究では、研究協力先である、幼保連携型認定こども園の3歳児学級に入園した障害のある幼児を対象児として選定した。また、対象児が在籍する学級の担任保育教諭を研究協力者とし、担任保育教諭に対する定期的なインタビュー、担任保育教諭が作成した保育記録の分析、参与観察で得られたデータを基に、TEA(複線径路等至性アプローチ)による分析を行った。作成したTEM(複線径路等至点モデリング)図からは、インクルーシブな保育が創出する過程において、保育者が、第一に子どもの良さを理解し、集団に無理に合わせることなく、子どもの興味関心を基に援助を構想する姿勢をもつこと、そして、学級担任を支える副担任や特別支援教育コーディネーターの存在とサポートが、無理なく子どもが自己を発揮できるクラスの有りように繋がることが示唆された。事例研究で得られた結果は、2023年度の日本保育学会第76回大会で研究発表を行う予定である。文献研究では、主に国内の先行研究の文献収集を行い、論文主題のテキスト分析、論文発行数の年次推移等の分析を通して、インクルーシブな保育に関する研究の動向について定量的に把握した。
    日本学術振興会, 基盤研究(C), 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所, 22K02456
  • 子ども・子育て家族の貧困と政策・実践:「包括的最低限保障」の構想のために
    科学研究費助成事業 基盤研究(A)
    2021年04月05日 - 2026年03月31日
    松本 伊智朗; 関 あゆみ; 加藤 弘通; 丸山 里美; 大谷 和大; 鳥山 まどか; 田中 智子; 上山 浩次郎; 吉中 季子; 大澤 真平; 川田 学; 新藤 こずえ
    2021年度は、子ども・家族調査、障害児家族調査の二つの調査を実施すること、貧困観・福祉意識調査、当事者意識調査の理論的検討を行うこと、これらを進めるために対面の研究会を行うことが計画されていた。しかし新型コロナウイルス感染拡大による影響で、子ども・家族調査の一部と障害児調査は実施できず、次年度以降に持ち越すこととなった。また対面での研究会も開催できず、貧困観・福祉意識調査と当事者意識調査の本格的検討も次年度以降に延期することとなった。
    子ども・家族調査は、対象は北海道内の2・5歳、小学2・5年生、中学2年生、高校2年生の子どもを養育する家族と、小5、中2、高2の子ども本人の合計約3万人で、北海道内当該人口の約10%に当たるものである。うち2・5歳の保護者調査は、自治体保健部局、保育所等が新型コロナウイルス感染拡大の影響で次年度に延期となり、小2以上の調査を実施した。道内の政令市、中核市、町村のいくつかを選定、人口に応じて調査対象数を設定、代表性を担保した。自治体の協力下で学校で調査票の配布、回収を行った。調査内容は所得、就労と時間、健康、家計、制度認知と利用、子どもの学習・学校経験、活動、進路希望等である。この調査は2016年度に実施されたものと同様の枠組みで実施されており、子どもの貧困に関する継続調査として全国的にも貴重である。集計と第一次分析の結果は、中間報告書(2022年度)に掲載した。
    ほか、以下の2点を行った。①今回の調査結果と比較検討を行うために2016年度調査結果の分析を進めた(単行本として2022年度に刊行)。②子ども・家族調査、貧困観・福祉意識調査、当事者意識調査の分析枠組みの理論的検討の一貫として、イギリス「子どもの貧困アクショングループ」の著作を検討、翻訳し、「子どもの貧困とライフチャンス」として公刊した。


    日本学術振興会, 基盤研究(A), 北海道大学, 21H04404
  • 日本・ニュージーランド・イタリアにおける保育カリキュラムの創造と評価の研究
    科学研究費助成事業
    2021年04月01日 - 2026年03月31日
    塩崎 美穂; 加藤 繁美; 吉川 和幸; 岡花 祈一郎; 赤木 和重; 川田 学
    本研究の目的は、公平性と包摂性を備えた公教育にふさわしい保育カリキュラムの創造
    過程を明らかにし、そのカリキュラムを実現する保育実践「評価」の分析を行うことである。
    2021年5月に開催された第74回大会日本保育学会において、本研究メンバーで「子ども自らのアイデンティティ構築にむけて-公的保育カリキュラムの創造」(投稿番号:J000041)として、公教育にふさわしいカリキュラム構築に必要な子ども理解(アセスメント)についての議論を展開した。研究代表の塩崎から日本の保育実習における保育評価の歴史的経緯を、研究分担者の川田から、保育を評価する分析視覚について報告し、加藤、大宮、岡花、赤木、吉川がコメントした。
    シンポジウムの開催によって、保育料の無償化には、公的な目的で公費を使って行う公教育に「保育」を位置づける側面があるが、しかし、国民教育に値する保育カリキュラムとはどういうものか、保育の何をどのように「評価」すればその質は高まるかなど、教育的価値を含む保育内容の選択基準や、国や自治体が実施に責任をもちうる保育制度や行政システムについての開発はすすんでいない現状を再確認した。
    その後2023年2月にイタリアの保育現場への視察調査を行い、保育「評価」における多様性の承認が個人を過度に分断し、自己責任論を呼び込む温床にならないよう、異質な他者との「つながり」に意味を見出し、能力評価の対象として切り出された個人を「関係性」や「文脈」のなかに埋め戻す理論を構築していく必要があるのではないかといった課題意識を共有した。イタリアの社会民主主義的保育思想が、現在の保育にどのような影響を与えているのか。教育学や心理学など、諸学問的知見や経験をベースにしながら、計画だけに頼らない、不確実かつ可能性にひらかれた保育実践をめぐる考察を国際比較の視点を含め検討していく作業を今後も行っていく。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 東洋英和女学院大学, 23K20695
  • 日本・ニュージーランド・イタリアにおける保育カリキュラムの創造と評価の研究
    科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    2021年04月01日 - 2026年03月31日
    塩崎 美穂; 加藤 繁美; 吉川 和幸; 岡花 祈一郎; 赤木 和重; 川田 学
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 東洋英和女学院大学, 21H00846
  • 離島の子ども世界における多様な他者とのまじりあい:都市部との対比から
    科学研究費助成事業
    2022年04月01日 - 2025年03月31日
    小島 康生; 石島 このみ; 外山 紀子; 川田 学
    コロナ禍により,当初の予定のようには渡航・調査ができなかったが,ようやく2022年9月に渡航が叶い,保育所での散歩の観察を行うことができた。さらに,2023年2月には縦断日誌調査への参加者の募集も行い,10名以上の協力者を得ることができた。また,本申請課題では,7~8年前からの変化を追跡することも大きな目的の一つだが,現地の保育者・教育者へのインタビューは実現しなかった。
    日本学術振興会, 基盤研究(C), 中京大学, 22K02420
  • 教師のファシリテーション能力向上を促す授業カンファレンス・システムの開発と検証
    科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    2019年04月01日 - 2023年03月31日
    伊藤 崇; 姫野 完治; 小泉 匡弘; 中島 寿宏; 川田 学
    本研究課題には2つの目的がある。第一の目的は,学習者間の話し合い過程や教師によるファシリテーション行動を的確に検討できる授業カンファレンス・システムの構築である。小グループでの話し合い活動という特性やそこで教師に求められるファシリテーション能力の特徴を背景とした授業記録の方法を提案することが具体的な目標となる。第二の目的は,様々な成長段階において教師がカンファレンス・システムをどのように利用するのかを明らかにすることを通して,システムの効果検証を行うことである。特に,多様な参加者がいるというカンファレンス環境の特性を考慮し,教師の経験や授業観の違いによってシステムがどのように機能するかを検討する。
    令和3年度は,COVID-19感染防止の観点から前年度に完遂できなかった下記の諸調査を実施した。
    ・模擬授業スタディ:教員養成課程にある学生による,ファシリテーション行動を含んだ模擬授業を対象とした記録システムを構築し,その記録を用いたカンファレンスにおける記録利用行動を分析した。
    ・研究授業スタディ:小中学校で実施される研究授業における教師の視線配布行動とコミュニケーション行動とを同時に測定し,それらの記録を用いたカンファレンスにおける記録利用行動を分析した。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 19H01707
  • 保育における「子ども理解」形成のローカル・ダイバーシティ
    挑戦的研究(萌芽)
    2018年06月 - 2021年03月
    川田 学
    保育分野において多用される「子ども理解」概念について、保育の専門理論および養成に関わる内在的検討と、現代の主流の保育領域とは異なる背景から保育の「子ども理解」を相対化するモメントの2側面から検討した。前者では、身体化レベルの「子ども理解」に関する概念発展史研究の重要性を、また養成課程の重要項目である「子ども理解」において、実習の果たす役割と課題が整理された。後者では、「保育の論理」を共有しない地域住民の視点、保育運動時代の社会問題からの視点、「子ども理解」の背景としての宗教的価値観、近接領域としての子育て支援の視点がもたらす保育者のアイデンティティ変容などが明らかになった。
    日本学術振興会, 挑戦的研究(萌芽), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 18K18615
  • 障害児保育における「信頼モデル」に基づく個別の指導計画及び保育記録の様式開発
    科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    2017年04月01日 - 2020年03月31日
    吉川 和幸; 川田 学
    本研究は、子どもを保育環境における「能動的な学び手」であると捉え、保育環境への意欲的な参加の姿を積極的に評価していく「信頼モデル」の評価観を、障害児保育に適用、実装した「個別の指導計画」及び「保育記録」の様式を開発することを目的としている。2018年度は、以下の4点を中心に研究活動を行った。①研究協力先との連携のもと、継続的な実践研究を行い、データを収集する。②研究の背景となる理論の精緻化を行う。③実践に伴う新規研究協力先を開拓する。④前年度の研究成果のアウトプットを行う。これらの研究活動を通しての、2018年度の主な研究実績は以下の5点が挙げられる。①研究協力先を定期的に訪問し、データ収集及び実践に携わる保育者に対するインタビューを実施した。また、研究協力先におけるカンファレンスに参加し、実践に伴う保育者集団としての子ども理解の深化と課題について検討した。②本研究課題に伴う実践を支える理論について検討し、研究成果を学術誌、書籍等に掲載した。③新規の研究協力先において、保育者を対象とした、本研究課題に関するワークショップを行った。④前年度に実施した、障害幼児の個別の指導計画に関する保育者を対象としたグループ・インタビューの研究成果について学術誌に掲載した。⑤研究課題に関連して、学会(日本保育学会等)、研究会(Learning Storyの海外文献に関する研究会等)に参加し、本研究課題に関連する内容について報告した。
    日本学術振興会, 基盤研究(C), 帝京科学大学, 17K01920
  • 子どもの貧困に関する総合的研究:貧困の世代的再生産の過程・構造の分析を通して
    科学研究費助成事業 基盤研究(A)
    2016年04月01日 - 2020年03月31日
    松本 伊智朗; 湯澤 直美; 関 あゆみ; 蓑輪 明子; 永野 咲; 加藤 弘通; 長瀬 正子; 丸山 里美; 大谷 和大; 岩田 美香; 大澤 亜里; 鳥山 まどか; 佐々木 宏; 杉田 真衣; 山野 良一; 田中 智子; 上山 浩次郎; 藤原 千沙; 吉中 季子; 福間 麻紀; 大澤 真平; 藤原 里佐; 川田 学; 谷口 由希子; 中澤 香織; 伊部 恭子; 山内 太郎; 新藤 こずえ; 小西 祐馬
    本研究の目的は、貧困の世代的再生産の過程と構造についての理論的、実証的研究を通して、子どもの貧困の現代的特質を明らかにすると同時に、政策的介入と支援のあり方を検討することである。子どもの貧困とジェンダー不平等、問題の集中層の分析と政策効果検証、当事者の貧困理解と社会意識等の分析、研究史の整理が行われる。そのために、A子ども・家族の貧困調査、B女性の貧困調査、C社会的養護調査、D貧困意識調査、E研究史の整理と理論的検討、といった課題が設定される。研究課題ごとの2017年度の実績は以下である。


    A子ども・家族の貧困調査:2016年度から2017年度にかけて、ほぼ全道を代表しうる12市町村において、2歳、5歳、小2、小5、中2、高2の保護者と子ども(小5以上)、あわせて約30000人を対象としたアンケート調査を実施、特に2017年度は2歳、5歳の保護者調査の実施と入力、すべてのデータのクリーニング作業と報告書の発行、市民向けフォーラム(2017年11月~12月)を行った。B女性の貧困調査:理論的な検討を行い、2017年10月に松本編著「子どもの貧困を問いなおす(法律文化社)」として上梓した。C社会的養護調査:自立援助ホーム等、社会的養護下にあった若者の心身の健康と「親になる過程」に焦点をあてた個別面接調査と職員への困難事例に関する聞き取り調査を開始した。D貧困意識調査:2017年度は理論枠組みの検討を開始した。E研究史:2017年度は研究会を開始した。
    日本学術振興会, 基盤研究(A), 北海道大学, 16H02047
  • 異年齢期カップリングの発達学:子どもの生きづらさを超えるための学際的協働
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2015年04月 - 2019年03月
    川田 学
    本研究では、「発達」概念の拡張の試みとして、「異年齢期カップリング」という観点から、保育、子育て、学校教育、地域の居場所、発達障がい等をもつ子ども・若者のキャンプ活動などの実践で生じている人びとの関わりの特徴(出来事のパターン)を分析した。その結果、異年齢・多世代構成の活動において、参加者の発達的な差異が互いに補われたり、個人の言動の意味が場全体の出来事として語られたり、支援者と被支援者の関係が循環的になったり、偶発的な事態に対処する問題解決の過程で新たな価値観を創造するなど、特徴的な出来事のパターンが見出された。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 15H03105
  • 積雪寒冷地域における子供の心的ストレス負荷を考慮した新たな身体活動モデルの構築
    科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    2015年04月01日 - 2018年03月31日
    中島 寿宏; 川田 学; 森田 憲輝
    本研究では,積雪寒冷地域の子供たちの身体活動状況や冬季間に身体活動量が低下するストレス状態を検討・分析することで,積雪寒冷地域特有の環境条件に適応した子供の身体活動モデルを構築することが目的であった.調査の結果,幼稚園児では徒歩で登園する子供たちは登園後の園内生活でも身体活動量が顕著に高い傾向が見られるなど,朝の身体活動量が一日全体の活動に影響を及ぼしていることが示唆される結果となった.小学生を対象とした身体活動量と体格の調査では,屋外での活動が多い子供は,屋内での活動が多い子供と比較して,体力ポイントが高いこと,ストレス状態が低いこと,冬季にローレス指数の増加が見られることが明らかとなった.
    日本学術振興会, 基盤研究(C), 15K01766
  • 離島におけるアロマザリングの総合的研究:守姉の風習を中心に
    科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    2013年04月01日 - 2016年03月31日
    根ケ山 光一; 川田 学; 小島 康生; 外山 紀子; 宮内 洋; 山口 創; 白石 優子; 石島 このみ
    沖縄県宮古郡の多良間島をフィールドにして,そこでの子育てや地域の中での子どもの行動発達などを調査した。とくに,「守姉」という10歳前後の少女が主に行う土着的な民間伝承的アロマザリングが注目された。
    その結果,多良間島は守姉を中心として多様なアロマザリングの発達した島であり,それが地域のソーシャルネットワークを支え,発展させる機能を果たしており,都会の子育て環境に再考を迫るものであることなどが明らかにされた。守姉は時代とともに変貌してきており,今後とも追跡調査が必要であると考えられた。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 早稲田大学, 25285186
  • 幼児教育環境と幼児の共発達に関する生態・文化的アプローチ
    科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)
    2013年04月 - 2016年03月
    川田 学
    平成25年度は,3年間を通して研究のフィールドとなる私立幼稚園の諸特性を明らかにすることを中心的な課題した。4月下旬から新年度の幼児および環境構成を観察し,教師への聞き取りを行った。その後,各学年の保育室その他に掲示してあるスケジュールボードの撮影を訪問ごとに行い,教師による学年ごとの時間的環境の設定の仕方を記録した。5月の大型連休明けからは,5歳児において毎週火曜日に「フリーデー」と呼ばれる幼児たち自身がその日一日の活動内容を自分たちで決定する保育形態が導入される過程を観察した。5月下旬から6月下旬までは,6月23日に開催された運動会に関わる練習過程を集中的に観察・聞き取りを行った。これらの調査により,当該幼稚園に特徴的な時間的環境の在り方,年間行事における運動会の教育的位置づけとそれを通した集団形成の仕組みに関する仮設生成を行った。運動会終了後から夏休みを挟んで11月上旬までは,主として園庭における遊びと環境との関係を観察・記録した。具体的には,年少,年中の幼児が上の学年の幼児をどのように「見る」のか,「見る」行為が前後の遊びの文脈とどのように関連しているのかを検討した。8月上旬には全学年の担任に対して1学期の振り返りに関するグループインタビューを実施し,更に,10月の数日間にはセンシング技術を用いた名札型の装置を教師に装着してもらい,保育時間中の教師間コミュニケーションの量と質に関するデータ収集を行った。11月以降は,次年度以降の積雪期の保育場面の観察に関する研究視点を定めるための自然観察を継続して行った。平成25年度の調査概要は,次の論文にまとめた。川田学・井内聖(2014).幼児教育環境と幼児の共発達に関する生態・文化的アプローチ(1):研究の視点とフィールドの特性.子ども発達臨床研究,5,35-57.
    日本学術振興会, 挑戦的萌芽研究, 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 25590166
  • 高等学校教師のライフコース研究-北海道の郡部・離島を対象として-
    科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    2012年04月01日 - 2015年03月31日
    近藤 健一郎; 青木 麻衣子; 浅川 和幸; 梅津 徹郎; 川田 学; 駒川 智子; 山口 晴敬
    本研究は、北海道の郡部・離島に所在する高等学校の教師を対象として、彼らのライフコースを聴き取りやアンケートによって明らかにし、高等学校教師としての職能成長の具体的過程を解明しようとする一環である。
    本研究期間においては、北海道の郡部にある高等学校の教師へのインタビューや北海道内全域の初任期にある高等学校教師およびその高等学校に勤務する経験年数の長い同僚教師へのアンケートなど、主に初任期に焦点をあて調査を行なった。
    日本学術振興会, 挑戦的萌芽研究, 北海道大学, 24653220
  • 健常乳幼児及び発達障害児における役割交替模倣と自他意識の発達
    科学研究費補助金(若手研究(B))
    2008年04月 - 2011年03月
    川田 学
    生後1歳~2歳代における役割交替模倣と自他認識の発達について,定型発達幼児と自閉症幼児を対象に検討した。研究は定型発達幼児を対象とした課題場面での横断的研究,自閉症幼児を対象とした課題場面および保育場面での参与観察研究で構成された。役割交替模倣を測定する課題としてサカナとタモ課題,自己鏡映像認知を測定する課題としてマーク課題,積極的教示行為を検討する課題として他者の課題解決困難場面提示課題を用意し,課題間の連関を検討した。その結果,定型発達幼児では,サカナとタモ課題の通過率は1歳半から2歳にかけて有意に増加した。また,サカナとタモ課題の通過は他の2課題を有意に相関していた。自閉症幼児においても定型発達幼児と類似した傾向が見られたが,他の2課題に対して自己鏡映像認知の成績がやや特異であった。総合して,役割交替模倣が自他認識の発達を調べる上での有益なマーカーとなりうることが示唆された。
    日本学術振興会, 若手研究(B), 香川大学->北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 20730431
  • 0〜2歳児における情動伝染反応と自他意識の発達に関する実験的検討
    科学研究費補助金(若手研究(スタートアップ))
    2006年10月 - 2008年03月
    川田 学
    共感性の一形態であると考えられる「擬似酸味反応」について、今年度は月齢差を中心に検討した。「擬似酸味反応」とは、例えば、他者が梅干を食べようとしているところを見るだけで、(他者が酸っぱそうな顔をしていないのに)自分が酸っぱそうな顔になってしまうといった現象である。本研究には43名の乳児(7ケ月児=22名、11ケ月児=21名)が協力した。材料にレモンを用い、事前にレモンを舐める経験をした乳児(Le群)とそうでない群(N-Le群)に分け、両群に対して実験者が真顔(neutral face)のままレモンを舐めるシーンを提示した。主要な結果として、(1)Le群>N-Le群で多彩な反応が見られること、(2)Le群>N-Le群で顔をしかめたり、口唇の動きが活発になるなどの擬似酸味反応が見られること、(3)Le群の中でも反応には月齢差があり、顔をしかめたり、口唇の動きは7ケ月児の方が多く、手のばしは11ケ月児に多い傾向があること、(4)最初に実験者がレモン舐めシーンを提示してから15分後に再度レモン舐めシーンを提示したところ、実験者のneutral faceを提示されたLe群の乳児の反応と、いかにも酸っぱそうなsour faceを提示されたN-Le群の乳児の反応との間に有意差はなかった、などが示された。低月齢の乳児は他者の情況に対して共振的に反応する傾向が顕著であるのに対して、生後1年目の終わりになると必ずしも共振的に振舞うだけではなくなることを示唆する結果は、生後1年目の三項関係の形成と関連があるかもしれない。
    文部科学省, 若手研究(スタートアップ), 香川大学, 研究代表者, 競争的資金, 18830047