野田 隆史 (ノダ タカシ)

地球環境科学研究院 環境生物科学部門 生態保全学分野特任教授

研究者基本情報

■ 学位
  • 博士(水産学), 北海道大学
  • (BLANK)
■ URL
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J-Global ID■ 研究キーワード・分野
研究キーワード
  • 群集動態
  • メタ個体群
  • 海洋生態学
  • 岩礁潮間帯
  • ベントス生態学
  • 個体群生態学
  • 群集生態学
  • benthos ecology
  • population ecology
  • Community ecology
研究分野
  • 環境・農学, 生物資源保全学
  • ライフサイエンス, 多様性生物学、分類学
  • ライフサイエンス, 生態学、環境学
■ 担当教育組織

経歴

■ 経歴
経歴
  • 2016年10月 - 現在
    地球環境科学研究院, 環境生物科学部門, 教授
  • 2016年10月 - 現在
    北海道大学 地球環境科学研究院 教授
  • 2005年 - 2016年09月
    Associate Professor, Faculty of Environmental Earth Science
  • 2005年 - 2016年09月
    北海道大学 地球環境科学研究科(研究院), 准教授
  • 1995年 - 2005年
    北海道大学大学院水産科学研究科 助手
  • 1991年 - 2005年
    Assistant Professor, Faculty of Fishries,
  • 1991年 - 1995年
    北海道大学水産学部 助手, School of Fisheries Sciences
  • 北海道大学
学歴
  • 1989年, 北海道大学, 水産学研究科, 水産増殖学, 日本国
  • 1989年, 北海道大学, Graduate School, Division of Fisheries
  • 1986年, 千葉大学, 理学部, 生物学科, 日本国
  • 1986年, 千葉大学, Faculty of Science
委員歴
  • 2017年01月 - 2020年12月
    The Society of Population Ecology, Editor-in-Chief (Population Ecology), 学協会
  • 2017年01月 - 2020年12月
    個体群生態学会, Editor-in-Chief (Population Ecology), 学協会
  • 2010年 - 2016年12月
    個体群生態学会, Associate Editor (Population ecology), 学協会
  • 2010年 - 2016年
    The Society of Population Ecology, Population Ecology (Associate Editor), 学協会
  • 2010年 - 2015年
    Ecological Society of Japan, Associate-Editor-in-Chief (Ecological Research), 学協会
  • 2010年 - 2015年
    日本生態学会, Associate-Editor-in-Chief (Ecological Research), 学協会
  • 2003年 - 2005年
    個体群生態学会, 英文誌編集委員, 学協会
  • 2003年 - 2005年
    日本生態学会, 英文誌編集委員, 学協会
  • 1997年 - 2002年
    The Japanese Association of Benthology, Editorial Board, 学協会

研究活動情報

■ 受賞
  • 2011年03月, 日本生態学会, 大島賞
    野田 隆史
■ 論文
■ その他活動・業績
■ 書籍等出版物
  • 「競争」"動物学の百科事典"
    野田 隆史, 競争
    丸善出版, 2018年09月, [分担執筆]
  • Ecological Impacts of Tsunamis on Coastal Ecosystems
    IWASAKI Aiko; FUKAYA Keiichi; NODA Takashi, pp.35-46 (Quantitative Evaluation of the Impact of the Great East Japan Earthquake and Tsunami on the Rocky Intertidal Community)
    Springer, 2016年11月, [共著]
  • Marine ecosystems after Great East Japan Earthquake in 2011
    野田 隆史, pp.73-74: Rocky intertidal zonation: impacts and recovery from the megaquake.
    Tokai University Press, 2016年03月, [分担執筆]
  • 生態学が語る東日本大震災—自然界に何が起きたのか—
    野田 隆史, 磯の生き物たちと東日本大震災
    文一総合出版, 2016年03月, [共著]
  • 生態学入門
    日本生態学会生態学教育専門委, 8・2 共存共栄
    東京化学同人, 2012年04月, [分担執筆]
  • メタ群集と空間スケール (シリーズ群集生態学5)
    大串 隆之; 大串 隆之; 近藤 倫生; 野田 隆史
    京都大学学術出版会, 2008年12月22日, 487698347X, 189, [共編者(共編著者)]
  • ブナ林再生の応用生態学
    寺澤和彦; 小山浩正, 第1章 第2章
    文一総合出版, 2008年03月, [分担執筆]
  • 群集生態学
    宮下直; 野田隆史
    東京大学出版会, 2003年02月, 4130622110, 187, 日本語, [共著]
  • 「岩礁」“生態学辞典”
    共立出版, 2003年
  • 競争とその抑制による種多様性決定機構:岩礁潮間帯の海藻群集「群集生態学の現在」(共著)
    京都大学学術出版会, 2001年
  • 自然観察フィールドガイド-みなみ北海道の森・川・海-(共著)
    北海道新聞社, 1997年
  • Natural histories about Southern Hokkaido
    GENYO-SHA, 1994年
  • みなみ北海道の自然誌
    自然誌研究ネットワ; なみ北海道; 後藤 晃; 鴈沢 好博; 沢井 哲滋; 田中 伊織; 田中 邦明; 五嶋 聖治; 野田 隆史; 矢部 衞; 宗原 弘幸; 紀藤 典夫; 寺澤 和彦; 夏目 俊二; 八坂 通泰; 小松 利民; 国兼 信之; 佐藤 理夫; 伴 修平; 柳井 清治; 稗田 一俊; 石本 省三
    幻洋社, 1994年, 4906320260, 日本語
■ 主な担当授業
  • 大学院共通授業科目(一般科目):自然科学・応用科学, 2024年, 修士課程, 大学院共通科目
  • 北方生態系の生物多様性基礎論, 2024年, 修士課程, 環境科学院
  • 動物生態学特論Ⅰ, 2024年, 修士課程, 環境科学院
  • 多様性生物学概論, 2024年, 修士課程, 理学院
  • 生態学基礎論, 2024年, 修士課程, 環境科学院
  • 生物圏科学実習Ⅰ, 2024年, 修士課程, 環境科学院
  • 生物圏科学実習Ⅱ, 2024年, 修士課程, 環境科学院
  • 動物生態学特論Ⅱ, 2024年, 修士課程, 環境科学院
  • 生物圏科学特別講義Ⅱ, 2024年, 修士課程, 環境科学院
  • 環境と人間, 2024年, 学士課程, 全学教育
  • 生物学Ⅱ, 2024年, 学士課程, 全学教育
■ 所属学協会
  • 個体群生態学会
  • 日本貝類学会
  • 日本生態学会
  • The Society of Population Ecology
  • American Society of Limnology and Oceanography
  • Malacological Society of Japan
  • Ecological Society of Japan
  • The Japanese Association of Benthology
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
  • 人新世における生態系変化とその予測可能性の評価:岩礁潮間帯での25年実証研究
    科学研究費助成事業
    2023年04月01日 - 2028年03月31日
    野田 隆史; 岩崎 藍子; 和田 葉子; 深谷 肇一; 山田 勝雅; 仲岡 雅裕
    地球規模で環境変化が進行しつつある現在、生態系の変化を予測することは生態学に課せられた最大の課題である。本応募研究では生態系の数十年の変化の予測可能性を評価するための新たな研究フレームを提案し、これを岩礁潮間帯生態系に適用する。太平洋沿岸の6地域×5海岸×5岩礁の計150岩礁において、遷移区(人工裸地)とその対照区(無操作区)で集積した25年間の肉食者、植食者、固着動物、底生藻の4機能群の各種のアバンダンスデータを用いて様々な生態系属性を求める。得られた生態系属性とその安定性の約20年後の予測可能性を評価する。
    本年度は,遷移区の再設置とその対照区での野外調査を行った.太平洋沿岸の6地域(北海道東部,北海道南部,三陸,房総半島,南紀,大隅半島)の5海岸、各海岸の5岩礁の計150岩礁のうち,大隅の2海岸を除く海岸において,自然撹乱を模した遷移区(人工裸地)を再設置した.再設置した遷移区の設置時期(季節),設置方法,位置およびサイズは,最初に設置した2002年の時と完全に一致するように行った.また,対照区での野外調査は,これまでの長期センサスと全く同一の調査項目について例年同様に夏季に行った.
    加えて,すでに蓄積されている長期センサスデータを用いて予備解析を行った.北海道東部の21年間の岩礁潮間帯生物群集の主要機能群(底生藻類,固着動物,植食性動物,肉食性動物)を対象に地域スケールでの機能群アバンダンスと種アバンダンスについてトレンド解析を行った.その結果,機能群レベルでも種レベルでも,一部の対象において有意な時間傾向が検出された.
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 23K27237
  • 人新世における生態系変化とその予測可能性の評価:岩礁潮間帯での25年実証研究
    科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    2023年04月 - 2028年03月
    野田 隆史
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 23H02546
  • 階層的空間アプローチによる岩礁潮間帯生物の群集動態の安定性の空間変異性の解明
    科学研究費助成金(基盤研究B)
    2018年04月 - 2023年03月
    野田 隆史
    文部科学省, 研究代表者, 競争的資金
  • 固着性生物の種内変異が種間共存に及ぼす影響の長期観測に基づく解明
    科学研究費助成事業
    2018年04月01日 - 2021年03月31日
    甲山 隆司; 金子 正美; 野田 隆史; 相場 慎一郎; 工藤 岳; 久保 拓弥
    陸上植物や沿岸付着動物のような、固着性生物では、定着環境の変異に対応して個体間変異が大きい。同じ固着性の他種と共存するメカニズムと、種内個体間変異がどのよおうに関係するかは未解明の課題である。本研究は、森林樹木・低木・沿岸フジツボを対象に、継続観測データに基づいて、種内の生活史変異を解析した。個体間変異の時間積算が、種レベルの回転率の遅速トレードオフをもたらし、共存に貢献することを見出した。
    日本学術振興会, 基盤研究(B), 北海道大学, 18H02504
  • 大規模長期連続調査による東北地方太平洋沖地震後の潮間帯生物群集の回復過程の解明
    科学研究費補助金(基盤研究(C))
    2015年 - 2017年
    野田 隆史
    東北地方太平洋沖地震は巨大な津波と地盤の沈降をもたらした。震源近くの5海岸で、岩礁潮間帯群集に対する地震のインパクトとその後の回復過程を評価した。その結果、生物群集は津波によって明らかにダメージを受けたものの、その被害は比較的軽微であった。一方、地盤の沈降は生物の分布と生育量に大きな影響を及ぼした。地震6年後でも生物群集は地震前の状態には回復しておらず、いくつかの優占種の帯状分布は地震前とは明らかに異なる状態にあった。未回復の種には成長が遅く、住み着き能力に劣る種が含まれたことから、今後、仮に岩礁潮間帯の生物群集が地震前の状態に回復するとしても、かなりの長時間を要することが示唆された。
    文部科学省, 基盤研究(C), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 15K07208
  • 東北地方太平洋沖地震の潮間帯群集へのインパクト:地震前後の大規模調査による解明
    科学研究費補助金(基盤研究(C))
    2012年 - 2015年
    野田 隆史
    【研究目的】地震直前の9年間に群集動態、遷移過程および各種の加入量が継続調査された複数の岩礁海岸において、地震後に同一地点で同一の調査を行う。得られた地震前後のデータとあわせて解析することで、①地震による岩礁潮間帯生物群集の変化とその後の回復過程、②地震による加入過程の変化、③地震後の小規模撹乱後からの回復過程の変化を明らかにする。【24年度の研究内容と成果】調査は三陸沿岸の大槌湾、山田湾、船越湾に存在する5海岸のほぼ垂直な25岩礁に3種類の調査区(対照区と加入区と遷移区)を作成して行った。5月には、対照区において移動性の底生動物の種別の個体数、固着生物の種別の被度及び存否を測定した。また、調査区全体を写真撮影し、撹乱パッチの形成の確認を行った。また、加入区(人工裸地)を作成した。7月には、対照区と加入区における生物調査、全加入区内での写真によるフジツボ等の加入量調査と加入区の再裸地化、遷移区(人工裸地)の作成を行った。11月には、対照区、遷移区、加入区における生物調査と加入区の初期化を行った。得られた対照区のデータを地震前の対照区のデータを用い、地震による各種の個体群サイズの変化について効果量を求めて比較した。その結果、地震前後の個体群サイズの変化の仕方は種によって著しく異なり、激減した種もいる一方で激増した種も確認された。このような種による反応の差異は、種間の生態的特性(成体の移動能力の有無と遷移ニッチ)の違いによってある程度説明可能であることがわかった。また、先行研究のある地殻が隆起した場合のダメージと比較すると今回の地震の沈降によって岩礁潮間帯生物群集の被ったダメージは小さいことも判明した。
    文部科学省, 基盤研究(C), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 24570012
  • 変動環境下における沿岸生物群集の保全に向けたメタ群集アプローチの確立
    科学研究費助成事業
    2009年 - 2012年
    仲岡 雅裕; 田中 法生; 堀 正和; 四ッ倉 典滋; 宮下 和士; 磯田 豊; 野田 隆史; 灘岡 和夫; 山本 智子; 浜口 昌巳
    本研究は、日本の温帯と冷温帯の沿岸生物群集を対象に、生産者と消費者の広域分散過程、および温度変化に伴う生産者と消費者の相互作用の変異を調べることにより、地球規模での環境変動に伴う沿岸生物群集の変化を理解し、沿岸資源生物および沿岸生態系の保全・管理に資することを目的とする。広域野外調査、リモートセンシング・GISを用いた長期変動解析、メタ群集決定構造の数理的解析、集団遺伝解析、野外操作実験を組み合わせたアプローチにより、沿岸生物群集の構成には、水温等の広域スケールの変動要因と、競争・捕食等の局所スケールの変動要因が複雑に関与していることが判明した。今後の気候変動に伴い、沿岸生物群集の動態は、植物-動物間相互作用の変化を通じて不安定化する可能性が高いことが予測された。
    日本学術振興会, 基盤研究(A), 北海道大学, 21241055
  • 窒素同位体と食物網の構造から評価する北方域水圏生態系の動態
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2009年 - 2011年
    南川 雅男; 野田 隆史
    石狩川水系、環境変化のおこっている海岸域として三陸域の潮間帯、富山県のダム湖を取り上げ、観測と試料採取、および一部の分析を行った。本流と支流(当別川、夕張川、豊平川)、および茨戸湖などの三日月湖において、窒素の動態を観測をもとに解明し、富栄養化の影響が下流の生物系に及ぼす影響を解析した。昨年より石狩川での観測調査を継続した。三陸海岸の潮間帯では、試料採取と生態系の構造解析のために生態調査を実施した。石狩の試料については炭素窒素同位体と、インキュベーションによる脱窒活性の実験を毎月行った。これまで得られた結果は以下の通りであるが、学会で報告するとともに、論文を投稿し、一部は印刷中となっている。(1)底泥の脱窒機能が最も高いのは、三日月湖であり、硝酸濃度が高い季節(冬期)ほど潜在的な活性が高い。(2)河川水の脱窒能は硝酸を添加して培養してもそれほど高い脱窒機能を示さず、河川水自体は基質の有機物の制限により、底泥よりも低いことがわかった。(3)石狩川の河川水中の懸濁粒子は、そのd15NとC/N比には逆相関があり、粒子の窒素同位体組成は水性微生物によって重く、陸生植物の破砕物によって軽くなる傾向を示した。(4)潮間帯の生物群について胃内容物から食物連鎖の構造を明らかにした。富栄養化の程度が異なる富山県下の湖沼、ダム湖10か所で底泥、懸濁粒子、生物試料を定期的に採集し、窒素同位体、胃内...
    文部科学省, 基盤研究(B), 北海道大学, 連携研究者, 競争的資金, 21340163
  • 群集動態に対する安定化メカニズムと等質化メカニズムの相対的重要性の評価方法の開発
    科学研究費補助金(基盤研究(C))
    2008年 - 2011年
    野田 隆史; 高田 壮則
    共存機構と群集動態との関係を明らかにすることは群集生態学の中心課題のひとつである。本申請研究では、多種共存に必須な安定化メカニズムと等質化メカニズムの相対的重要性を野外群集で評価するための新しい方法を開発する。
    文部科学省, 基盤研究(C), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 20570012
  • 海洋底生動物の着定量のマルチスケール時空間変異性とその要因
    科学研究費助成事業
    2007年 - 2008年
    野田 隆史; MUNROE Daphne Marie; MUROE Daphne Marie
    岩などの硬い基質上をすみかとする底生動物では、加入個体の分布が基質の微小な割れ目に集中することが知られている。しかし、このような特定の微地形への加入個体の集中が水深や加入密度に依存してどのように変化するかは、ほとんど明らかになっていない。そこで、北海道の岩礁潮間帯に生息するキタイワフジツボを材料に、岩表面の割れ目に対する加入個体の集中度が水深、年、加入密度に依存してどのように変化するかを明らかにした。
    解析には北海道南部の垂直な岩礁に設置した永久方形枠(縦1m、横50cm)で2004年から2008年の期間に収集されたデータを用いた。方形枠内の岩表面は毎年7月に無生物化し、その3ヶ月後に永久方形区内のさまざまな潮位に設置した80コドラート(各25cm^2)を写真撮影した。この写真を用い、定着個体の分布とその定着場所(岩表面の割れ目とそれ以外)を評価した。
    その結果、加入個体が割れ目に集中する程度は高潮位(水深が浅い)ほど高くなることがわかった。また、加入個体が割れ目に集中する程度は、加入密度が高くなるほど低くなることがわかった。さらに、高潮位では、割れ目に見られた加入個体は、割れ目の外の個体より体サイズが大きいことが分かった。
    これらの結果は、本種の幼生は定着するときに岩の割れ目を選好するが、その選好性は割れ目の内外で成長量に差の出る高潮位ほど強い可能性を示唆している。このことは、観察された加入個体の割れ目への集中度の潮位による違いは幼生の適応的な定着場所選択の結果である可能性があることを示している。
    日本学術振興会, 特別研究員奨励費, 北海道大学, 07F07781
  • 広域空間動態解析と分子生態学的手法の統合による沿岸景観形成種の保全指針の作成
    科学研究費補助金(基盤研究(A))
    2006年 - 2008年
    仲岡 雅裕; 近藤 昭彦; 灘岡 和夫; 野田 隆史; 梶田 忠; 田中 法生; 野田 隆史; 灘岡 和夫; 近藤 昭彦; 熊谷 直喜; 島袋 寛盛
    沿岸生態系の諸機能(生産性、安定性、物質循環など)に多大な影響を与える海草やマングローブなどの優占種(景観形成種)を対象に、生態学、分子生物学、海洋工学、地理情報学の各分野の最先端の理論・方法論・技術を統合的に利用することにより、メタ個体群の広域変動様式および変動機構の一般性、特異性を解明し、主要個体群の生物学的情報、生活史・分散特性に応じた保全指針の作成を行った。
    文部科学省, 基盤研究(A), 千葉大学->北海道大学, 連携研究者, 競争的資金, 18201043
  • Study on Metapopulation dynamics of Tigriopus japonicus
    2001年 - 2008年
    競争的資金
  • Study on rocky intertidal communities
    1994年 - 2006年
    競争的資金
  • Study on Population Dynamics of Barnacles
    1994年 - 2006年
    競争的資金
  • 生物群集の多様性とその決定機構の空間スケール依存性:潮間帯における大規模比較実験
    科学研究費補助金(基盤研究(B))
    2002年 - 2005年
    仲岡 雅裕; 山本 智子; 野田 隆史
    本研究は、岩礁潮間帯群集を対象に、パッチ群集スケールから地域群集スケールまでを階層的に組み合わせた定量調査・実験を行うことにより、群集の多様性や安定性、およびその決定機構に対する空間スケールの効果を検討することを目的とする。この目的を達成するため、北海道東部から鹿児島県に至る太平洋沿岸の岩礁潮間帯に150調査点を空間の階層性を考慮して設置し、海藻、固着性動物、移動性動物の野外定量調査を行うと共に、環境観測、生物遷移実験、ベントス幼生の加入量の測定を4年間継続した。主な成果は下記のとおりである。1:空間スケールの変化に伴う種多様性の階層的変異性の違いを明らかにすることを目的とした解析を行った。その結果、種多様性については、地域スケールで明瞭な緯度勾配が見られ、空間スケールの拡大に伴ってγ多様性に対するα多様性の貢献度が相対的に小さくなることが判明した。2:岩礁潮間帯群集の類似度が異なる空間スケールでどのように変異するか明らかにするために、空間階層サンプリングデザインを用いた調査方法により解析した。その結果、各地域の群集構造は南の2地域を除き有意な違いがあること、また類似度は地理的距離と負の相関があるものの、生物のグループにより距離の効果が異なることが判明した。3:海藻類を対象にRabinowitzによる希少性分類を適用し、各カテゴリー間で含まれる種の生物学的特徴の違いと、海岸ご...
    文部科学省, 基盤研究(B), 千葉大学, 連携研究者, 競争的資金, 14340242
  • 岩礁潮間帯食物網の制御機構に対する生産性と環境ストレスの影響の実験的検証
    科学研究費補助金(基盤研究(C))
    2001年 - 2002年
    野田 隆史
    食物網動態は、その成立する環境の生産性要因と環境ストレスの双方によって制御されていると考えられるが、従来の理論および実証研究では、両要因のどちらかだけが食物網制御機構に及ぼす影響が扱われてきた。そこで、岩礁潮間帯生物群集をモデル系に選び、「生産性要因」と「環境ストレス要因」を同時に実験操作することで、無機環境要因が食物網構造制御機構に及ぼす複合的影響を明らかにした。実験は、」北海道の岩礁潮間帯に成立する海藻(葉状海藻と糸状海藻)-カサガイ(大型植食者)優占群集を対象に、生産性要因(栄養塩レベル)と環境ストレス(乾燥度)を同時に操作することで行った。その結果、乾燥ストレスと栄養塩レベルは、海藻-カサガイ優占群集に対し、相互が独立して影響を及ぼしていたことが判明した。また、両要因は、海藻と小型植食者であるヨコエビを減少させるカサガイの植食の効果には影響をおよぼさなかった。乾燥ストレスは、一部の海藻榛状海藻)を減少させることを通し、間接的に糸状海藻を増加させ、また餌と住み家を減少させることで間接的にヨコエビを減少させた。栄養塩レベルの上昇は、海藻類を増加させ、その結果ヨコエビを増加させていた。これらの結果は、生産性要因(栄養塩レベル)と環境ストレス(乾燥度)の変化は、植食圧(トップダウン効果)に直接的に影響するのではなく、一次生産者(海藻)を変化させることをとおし(ボトムアップ効果...
    文部科学省, 基盤研究(C), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 13640622
  • 岩礁潮間帯生物群集におけるトップダウン/ボトムアップコントロールの実験的検証
    科学研究費補助金(奨励研究(A))
    1999年 - 2000年
    野田 隆史
    栄養塩レベルの違いが群集内の種の共存や種間関係に及ぼす影響は、古くから生態学者の興味を引いてきたが、これまでの研究の多くは平衡群集における栄養塩レベルの影響に注目したものである。植物が固着性である生息場所では、植物群落は非同調的に生じる撹乱とその後の住み着きと絶滅(パッチダイナミクス)によってその多様性が維持される非平衡な系であることが多い。このような系で、栄養塩レベルが植物同士の共存機構や食物網関係にどのように影響を及ぼすかは良く判ってはいない。北海道南部の岩礁潮間帯中部では、二枚貝のムラサキインコガイが高密度に生息している。ここで競争的優占種であるムラサキインコガイが波により剥がされてできた撹乱パッチ(空き地)には様々な海藻と、これを餌とするグレーザー(マクログレーザーのカサガイとメソグレーザー)が生息している。本研究ではパッチ内に成立するこの群集における栄養塩レベルの影響を明らかにするため、栄養塩供給量とカサガイの密度を実験的に操作し、群集構造の変化を一年間追跡し、得られた結果から、栄養塩レベルが、種間相互作用(グレージングと競争)と、種の住み着きと絶滅率を通して群集構造の時空間変異に及ぼす影響を解析した。その結果、栄養塩添加により、海藻の増殖速度は早くなり海藻間の競争が強くなった。またカサガイが増加し海藻へのトップダウン効果とメソグレーザーに対する排除が強くなった。ま...
    文部科学省, 奨励研究(A), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 11740420
  • Study on Population Dynamics and Life History of the Sand Snail, Umbonium costatum
    1987年 - 1999年
    競争的資金
  • 棲み場所構造の決定を通して地質が潮間帯生物群集構造と多種共存機構に与える影響
    科学研究費補助金(奨励研究(A))
    1997年 - 1998年
    野田 隆史
    【研究目的】岩礁潮間帯では地形構造決定を通して地質が生物群集構造と多種共存機構に及ぼす影響を調べた研究はない。そこで北海道南部で火山岩と火山砕犀岩からなる岩礁海岸のムラサキインコガイ帯で、地質の違いに対応して地形構造と群集構造は異なるか、地質の違いが群集形成作用にどのように影響するか、地質の異なる岩礁海岸で固着生物群集の多種共存メカニズムはどのように異なるか、を明かにすることを目的とした。【平成9年単年度の実績】火山岩と火山砕屑岩からなる11の海岸で地形の複雑さとムラサキインコガイ群集構造を調査した。また各海岸にムラサキインコガイを剥いだ人工パッチを5個つくり、パッチ内の初期遷移と海水成分(栄養塩・chl a)の反復観測を開始した。その結果、火山岩海岸は火山砕犀岩海岸に比べ、1-10cm、1-10m空間スケールでの地形の複雑さが大きく、ムラサキインコガイは少なく、ムラサキインコガイを餌とする肉食性巻貝は多く、また種多様性種数は高いことが明らかになった。このことは火山岩海岸では肉食性巻貝が競争的優位種ムラサキインコガイの競争的排除を抑えることにより多様性が高くなっている可能性を示唆する(key stone predation仮説)。【平成10年度の研究実績】key stone predation仮説を検証するため、4つの火山岩海岸と火山砕犀岩海岸で、肉食性巻貝の密度操作実験を行...
    文部科学省, 奨励研究(A), 北海道大学, 研究代表者, 競争的資金, 09740572
  • Multi-scale Pattern of Rocky Intertidal Community and Its Determinants.
    競争的資金