研究者データベース

研究者情報

マスター

アカウント(マスター)

  • 氏名

    田中 孝平(タナカ コウヘイ), タナカ コウヘイ

所属(マスター)

  • 高等教育推進機構 高等教育研究部

所属(マスター)

  • 高等教育推進機構 高等教育研究部

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プロフィール情報

所属

  • 北海道大学, 高等教育推進機構 高等教育研究部, 助教

学位

  • 学士(教育文化学)(2019年03月)
  • 修士(教育学)(2021年03月)
  • 博士(教育学)(2024年03月)

プロフィール情報

  • プロフィール

    専門は大学教育学。高校の探究学習を通じた高大接続の実態について、学生の語りへの質的分析を中心としながら分析しています。また、学習者が高校から大学へどのような移行を経験しているのかについて関心があります。さらに、高校現場でのアクション・リサーチをふまえ、実践に根ざしたカリキュラム開発に関わっています。

  • 田中, タナカ
  • 孝平, コウヘイ
  • ID各種

    202201006748130623

所属

  • 北海道大学, 高等教育推進機構 高等教育研究部, 助教

業績リスト

研究キーワード

  • 高大接続   高等教育への移行   教育接続   探究学習   

研究分野

  • 人文・社会 / 高等教育学

経歴

  • 2021年04月 - 2024年03月 独立行政法人日本学術振興会 特別研究員(DC1)

学歴

  • 2021年04月 - 2024年03月   京都大学大学院   教育学研究科   博士後期課程
  • 2019年04月 - 2021年03月   京都大学大学院   教育学研究科   修士課程
  • 2015年04月 - 2019年03月   同志社大学   社会学部   教育文化学科

受賞

  • 2024年03月 大学教育改革フォーラム in 東海実行委員会 高等教育ライジングリサーチフォーラム 審査員賞
     高大接続研究の拡張可能性―接続から移行へ― 
    受賞者: 田中孝平

論文

  • SSH・SGH 指定校における探究学習のカリキュラムに関する検討―研究開発関連文書の分析を通して―
    田中孝平
    京都大学大学院教育学研究科紀要 70 1 - 14 2024年03月 [査読有り][通常論文]
  • 田中孝平, 大野真理子, 岡田航平
    名古屋高等教育研究 23 437 - 457 2023年04月 [査読有り][通常論文]
  • 青翔開智における「デザイン思考」を軸とする探究のカリキュラム:「学術研究としての探究」へのオルタナティブの模索
    教育方法の探究 26 33 - 40 2023年03月 [査読無し]
  • 田中孝平
    京都大学大学院教育学研究科紀要 69 193 - 206 2023年03月 [査読有り][通常論文]
  • 松下 佳代, 田中 孝平, 大野 真理子, 岡田 航平, 佐藤 有理, 斎藤 有吾
    大学教育学会誌 = Journal of Japan Association for College and University Education / 「大学教育学会誌」編集委員会 編 44 2 143 - 148 大学教育学会 2022年12月
  • 高校・大学間における教育接続タイプの特徴
    田中孝平
    大学教育学会誌 44 1 150 - 159 2022年06月 [査読有り][通常論文]
  • 広尾学園・医サイコースにおける探究カリキュラムの特質:「研究活動」をコアとするカリキュラム編成論の意義と課題
    石田智敬, 岡村亮佑, 田中孝平, 岡田航平
    教育方法の探究 25 25 21 - 28 2022年03月 [査読無し][通常論文]
  • 対話型論証を取り入れた高校の探究学習に関する量的・質的研究―教科学習と探究学習への取り組み方に着目して―
    田中孝平
    京都大学大学院教育学研究科紀要 68 357 - 370 2022年03月 [査読有り]
  • ミネルヴァ大学の正課教育における汎用的能力の育成 --ミネルヴァ大学生へのインタビュー調査を通して--
    田中孝平, 松下佳代
    京都大学高等教育研究 27 1 - 12 2021年12月 [査読有り][通常論文]
  • 田中 孝平, 松下 佳代
    大学教育学会誌 = Journal of Japan Association for College and University Education 43 1 149 - 158 大学教育学会 2021年06月 [査読有り][通常論文]
  • 田中 孝平
    京都大学高等教育研究 = Kyoto University Researches in Higher Education 25 37 - 45 京都大学高等教育研究開発推進センター 2019年 [査読有り][通常論文]
     
    わが国の大学教育において、学士課程教育の後半に卒業論文・卒業研究などの研究活動が設定されることが多い。しかし、学士課程教育の後半になって、学生がいきなり研究活動を行うことは難しい。そのため、学士課程教育全体を通して、研究の要素を取り入れた学習を体系的に実施することが求められる。そこで本稿では、研究の要素を取り入れた学習の1つとして探究学習を取り上げ、その特色や諸類型を検討し、学士課程教育プログラムにおける探究学習の位置づけを考察することを目的にした。その結果、(1)研究との関係、(2)探究の枠組み、(3)問いの設定段階、(4)問いの探究段階という4つの観点から探究学習の類型を整理することができた。また、探究学習を学士課程教育に体系化する方法として、直線型の位置づけとらせん型の位置づけという2種類の考え方を示した。今後の課題は、理論と実践を架橋しながら高等教育における探究学習の理論の精緻化を行っていくことである。

講演・口頭発表等

  • 「高等教育への移行」研究の展開  [通常講演]
    田中孝平
    大学教育学会 第46回大会 2024年06月 口頭発表(一般)
  • 汎用的/分野横断的な能力は育成可能か―学士課程カリキュラムの比較を通して―  [通常講演]
    松下佳代, 奥村百香, 田中孝平, 山本達也, 岡田航平, 布柴達男, 平山朋子, 田中一孝, 梅川紗綾, 澤邉潤
    大学教育学会 第46回大会 2024年06月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • TANAKA Kohei
    European Educational Research Association 2023 2023年08月 口頭発表(一般)
  • 探究学習の多様性の検討  [通常講演]
    田中孝平, 石田智敬, 松下佳代, 高橋亜希子, 松尾奈美, 宮本勇一, 岡村亮佑
    日本カリキュラム学会 第34回大会 2023年07月 口頭発表(一般)
  • 田中孝平
    大学教育学会 第44回大会 2023年06月 口頭発表(一般)
  • 松下佳代, 田中孝平, 大野真理子, 武藤浩子, 宇田響, 岡田航平
    大学教育学会 第44回大会 2023年06月 口頭発表(一般)
  • 田中孝平, 松下佳代, 岡田航平, 山村滋, カレン・グラベット, 斎藤有吾
    第29回大学教育研究フォーラム自由研究発表 2023年03月 口頭発表(一般)
  • 田中孝平
    日本教育方法学会 第58回大会 2022年10月 口頭発表(一般)
  • MBaccにおける汎用的能力の育成:類似のバカロレア型教育モデルとの比較を通して  [通常講演]
    田中孝平
    日本カリキュラム学会第33回大会 2022年07月 口頭発表(一般)
  • 高校の探究学習と大学における卒業研究の教育接続についての検討  [通常講演]
    田中孝平
    大学教育学会第44回大会 自由研究発表 2022年06月 口頭発表(一般)
  • Forumを活用したオンライン授業の特徴  [通常講演]
    大野真理子, 田中孝平
    大学教育学会第44回大会 ラウンドテーブル「汎用的能力の育成と評価の可能性―ミネルヴァ・モデルを手がかりに―」(於岡山理科大学) 2022年06月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 正課教育の目標と評価に対する学生の認識  [通常講演]
    田中孝平
    大学教育学会第44回大会 ラウンドテーブル「汎用的能力の育成と評価の可能性―ミネルヴァ・モデルを手がかりに―」(於岡山理科大学) 2022年06月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 講評・総評  [招待講演]
    田中孝平
    グローバルサイエンスフォーラム2021 2022年03月
  • 「探究学習評価型入試」が目指す高大接続の検討―大学における教育的取組との接続をふまえて―  [通常講演]
    田中孝平, 大野真理子, 岡田航平
    第28回大学教育研究フォーラム, オンライン 2022年03月 口頭発表(一般)
  • 「ミネルヴァの汎用的能力育成のアプローチ―IBDPとの対比に着目して―」参加者企画セッション「汎用的能力の形成を可能にするもの―ミネルヴァ大学の学生・教員へのインタビューから考える―」  [通常講演]
    田中孝平
    第28回大学教育研究フォーラム, オンライン 2022年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 話題提供「高校の探究学習における対話型論証の実践」自主企画セッション「対話型論証による学びのデザイン――知識とスキルにおける教科固有性と汎用性――」  [通常講演]
    田中孝平
    日本カリキュラム学会第32回大会, オンライン開催 2021年06月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 高校の探究学習でよく学んでいるのはどんな生徒か―教科学習と探究学習の対比に着目して―  [通常講演]
    田中孝平
    第32回日本カリキュラム学会, オンライン開催 2021年06月 口頭発表(一般)
  • 大学院生による博士論文の自己評価・ピア評価用ルーブリックの提案  [通常講演]
    岩田貴帆, 溝口侑, 澁川幸加, 杉山芳生, 田中孝平
    大学教育学会第43回大会, オンライン開催 2021年06月 口頭発表(一般)
  • 高校の探究学習が大学における学習に及ぼす影響―初年次学生の語りに着目して―」  [通常講演]
    田中孝平, 松下佳代
    大学教育学会第43回大会, オンライン開催 2021年06月 口頭発表(一般)
  • 話題提供「ミネルヴァにおける正課授業」  [通常講演]
    田中孝平
    シンポジウム「汎用的能力を捉え直す―ミネルヴァ生との対話を通して―」, オンライン開催 2021年05月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 話題提供「高大接続と対話型論証」参加者企画セッション「対話型論証による学びのデザイン―高大接続をサポートする―」  [通常講演]
    田中孝平
    第27回大学教育研究フォーラム, オンライン開催 2021年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 「正課教育における汎用的能力の育成」参加者企画セッション「汎用的能力の再考―ミネルヴァ・モデルの批判的検討を通して―」  [通常講演]
    田中孝平, 澁川幸加, 平山朋子, 飯尾健
    第27回大学教育研究フォーラム, オンライン開催 2021年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 実践報告「総合学習における探究活動の指導について」  [通常講演]
    田中孝平
    「論証モデルを用いた探究の指導 オンライン・ワークショップ」, オンライン開催 2021年02月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 高校の総合学習の探究活動化の功罪―「総合的な学習の時間」から「総合的な探究の時間」への移行に着目して―  [通常講演]
    田中孝平
    日本カリキュラム学会第31回大会, オンライン開催 2020年06月 口頭発表(一般)
  • 話題提供「大学における探究学習の類型と位置づけ」ラウンドテーブル「未来の教養教育の授業デザインと開発―ABC学習モデルを使った文理融合型探究科目開発ワークショップの体験」―  [通常講演]
    佐藤浩章, 田中孝平, 加藤満徳, 尾澤重知, 山内洋, 榊原暢久, 梅村修, 根岸千悠
    大学教育学会第42回大会, オンライン開催 2020年06月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 高校の探究学習は大学の学びに発揮されるか―学生のインタビューデータのSCAT分析を通して―  [通常講演]
    田中孝平, 松下佳代
    大学教育学会第42回大会, オンライン開催 2020年06月
  • 話題提供「ミネルヴァにおけるHCsとその構造」参加者企画セッション「汎用的能力をどう育成するか―ミネルヴァ・モデルをめぐって―」  [通常講演]
    田中孝平, 飯尾健
    第26回大学教育研究フォーラム, オンライン開催 2020年03月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 大学入学後の主体的な学習態度の規定要因―高校段階の学習行動と生活経験に着目して―  [通常講演]
    田中孝平, 山田礼子
    大学教育学会第41回大会, 玉川大学 2019年06月 口頭発表(一般)

担当経験のある科目(授業)

  • 「総合的な学習の時間」指導法環太平洋大学
  • 教育学近畿高等看護専門学校

所属学協会

  • 日本教育学会   日本教育方法学会   日本カリキュラム学会   大学教育学会   

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 特別研究員奨励費
    研究期間 : 2021年04月 -2024年03月 
    代表者 : 田中 孝平
     
    1. 高校で探究学習を経験した学生の語りから考える高大接続の検討①――高校で探究学習を経験したことのある大学2・3年生を対象として,縦断的な半構造化インタビュー調査を実施し,その語りについてSCAT (Steps for Coding and Theorization)を用いて分析した。その結果,高校の探究学習を通して身につけたと考えられる資質・能力のうち,アカデミックスキルについては連続的であるのに対し,高次の統合的能力については,特に理工系学部において,大学低年次の学習との間では非連続的であることを明らかにした。
    2. 高校で探究学習を経験した学生の語りから考える高大接続の検討②――高校で探究学習を経験し,高校時代に大学で学びたい学問分野に関連する探究テーマを設定した大学1年生を対象として,半構造化インタビュー調査を行い,その語りについてSCATを用いて分析した。その結果,高校時代に関心を抱いていた探究テーマが大学の学習の中で連続的に引き継がれたり,非連続的に再構成されたりしながら,探究テーマが拡張されていく過程を明らかにした。
    3. 対話型論証を取り入れた高校の探究学習の実践に関する検討――対話型論証(ある問題に対して,他者と対話しながら,根拠をもって主張を組み立て,結論を導く活動)を取り入れた探究学習の実践を行っているX高校にてケーススタディを行った。具体的には,高校1年で探究学習を経験した高校2年生に対して,質問紙調査及びインタビュー調査を行うことによって,生徒タイプごとに探究学習に対する認識の差異を明らかにした。
  • 高大接続における学生の移行に関する比較検討
    京都大学大学院教育支援機構(DoGS):京都大学大学院教育支援機構(DoGS)海外渡航補助金
    研究期間 : 2023年08月 -2023年08月 
    代表者 : 田中孝平
  • 高校の探究学習を通じた高大接続に関する研究:政策文書及び入試設計者へのインタビュー調査に基づく検討
    広島大学高等教育研究開発センター:広島大学高等教育研究開発センター 大学における教育研究の生産性向上に関する国際共同研究 共同利用・若手支援型
    研究期間 : 2022年06月 -2023年03月 
    代表者 : 田中孝平

メディア報道

  • 探究のプロセスを見通しつつ,論理的・批判的に思考することができる「対話型論証モデル」で,探究の自走を図る(特集テーマ:新しい自分に出会う探究学習)
    報道 : 2023年04月
    執筆者 : 本人以外
    番組・新聞雑誌 : Benesse View next高校版
     新聞・雑誌
  • 京大院生・田中孝平さん「探究を学んだ高校生は大学で生かせているか」
    報道 : 2021年07月21日
    発行元・放送局 : 朝日新聞
    番組・新聞雑誌 : EduA
     新聞・雑誌
  • コロナ禍という「フィールド」で、 オンライン授業実践の「フィールドワーク」を
    報道 : 2020年11月17日
    発行元・放送局 : 京都大学総務部広報課
    番組・新聞雑誌 : 紅萌
    p.4 会誌・広報誌


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