研究者データベース

研究者情報

マスター

アカウント(マスター)

  • 氏名

    江本 理恵(エモト リエ), エモト リエ

所属(マスター)

  • 高等教育推進機構 高等教育研究部

所属(マスター)

  • 高等教育推進機構 高等教育研究部

独自項目

PositionHistory

  • 総長補佐, 2023年4月1日, 2024年3月31日

researchmap

プロフィール情報

所属

  • 北海道大学, 高等教育推進機構

学位

  • 博士(学術)

プロフィール情報

  • 江本
  • 理恵
  • ID各種

    200901041575587638

所属

  • 北海道大学, 高等教育推進機構

業績リスト

研究キーワード

  • FD・IR   情報教育   教育システム   高等教育   

研究分野

  • 人文・社会 / 教育工学

経歴

  • 2023年04月 - 現在 北海道大学 高等教育推進機構 教授
  • 2021年10月 - 2023年03月 北海道大学 高等教育推進機構 准教授
  • 2008年04月 - 2021年09月 岩手大学 大学教育総合センター 准教授
  • 2005年04月 - 2008年03月 岩手大学 大学教育センター 講師

学歴

  • 2019年04月 - 2023年03月   放送大学   大学院文化科学研究科
  • 1999年04月 - 2002年03月   東京工業大学大学院   大学院社会理工学研究科   人間行動システム専攻
  • 1993年04月 - 1995年03月   東京理科大学大学院   理学研究科   物理学専攻
  • 1989年04月 - 1993年03月   東京理科大学   理学部第一部   物理学科

論文

  • 森 沙耶, 奥本 素子, 江本 理恵
    日本科学教育学会研究会研究報告 38 2 215 - 218 一般社団法人 日本科学教育学会 2023年12月09日 
    科学館の展示物は体験型・参加型であるハンズ・オン展示が主であり,近年はデジタル機器を用いてよりインタラクティブな体験を提供するデジタルハンズ・オン展示も増えている.科学館利用者の多くは家族連れであり,家族で展示を体験する際に親は学習者としてだけではなく,ガイド役やファシリテーター役を担うことがわかっており,その役目を果たすためには科学館の支援が必要とされている.本研究ではデジタルハンズ・オン展示であるAR Sandboxを用いて,その展示体験の様子を主に親子の会話分析から明らかにすることを目的とし,保護者のファシリテーターとしての役割への支援としてどのような方法が考えうるか検討した.その結果,展示物の滞在時間が短いほど親の発話に相槌やオウム返し,展示物に関する背景知識や解説のカテゴリが多く,滞在時間が長いほど展示物の中の注目すべきポイントを提案したり,子どもに問いかけをするカテゴリが多いことがわかった.
  • 江本 理恵, 加藤 浩
    日本教育工学会論文誌 46 1 1 - 14 一般社団法人 日本教育工学会 2022年02月20日 [査読有り]
     
    2020年度に公示された「教学マネジメント指針」によると,大学には,個々の教員が授業科目単位の教学マネジメントを実施するためのFD・SD が求められている.その一方策として,組織的にICT を活用したシステムを導入し,個々の教員がシステムを活用して教学マネジメントを行い,授業を改善するというFD が考えられる.本研究では,FD の一環として導入された学修支援システム「In Assistant(アイアシスタント)」が一定の利用者を獲得していることに着目し,利用者がこのシステムを受け入れて持続的に活用するプロセスを分析している.その結果,外部評価対策などの外的要因で使い始めた利用者が,過去のデータが蓄積するにつれて,授業実施のPDCAサイクルに沿って教学マネジメントを行い,自発的に授業を改善していくプロセスを見いだすことができた.
  • 江本理恵
    教育システム情報学会学会誌 32 1 111 - 122 2015年01月01日 [査読有り][通常論文]
     
    We have been running a learning management system called “In Assistant” at Iwate University since 2007 and users have been steadily increasing. This paper examines requirements for large-scale and sustainable operation of such learning management systems. In addition to developing systems in response to some observations made from preceding cases, the committee in charge of faculty development have engaged in development and management of this “In Assistant” system. Thus, we set the aim of this system to be for faculty development and dedicated to providing trainings for users to promote their understanding. As a result, we identified that the sustainable management of this system requires not only the functions given to the system but also building user support mechanisms including continuous trainings for users, especially targeting new users.
  • 江本理恵
    看護教育 55 12 1128 - 1133 医学書院 2014年12月 [査読無し][招待有り]
  • 井下千以子, 井下理, 小笠原正明, 江本理恵, 柴原宣幸, 山地弘起, 田部井潤
    大学教育学会誌 36 2 42 - 44 大学教育学会 2014年11月 [査読無し][招待有り]
  • 江本理恵, 遠山紘司, 尾澤重知, 中島平, 村上正行, 酒井陽一
    大学教育学会誌 33 2 58 - 61 大学教育学会 2011年11月 [査読無し][招待有り]
  • 江本 理恵, EMOTO Rie
    国立教育政策研究所紀要 139 73 - 84 国立教育政策研究所 2010年03月 [査読無し][招待有り]
     
    The University Education Center in Iwate University used Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology funding (Special Education Research Funding) from 2005 to 2007 to carry out a project for systematic lesson improvement and the construction of an extramural study support system. One part of this project was the development of the 'In Assistant' educationsupport system which functions to systematically improve lessons, and also support extra-mural study. The system has been implemented throughout the university.The salient feature of this project is that it is a university-wide education support system run by the University Education Center's Education Evaluation and Reform section, who run the FD for the whole university.In Assistant has been structured in such a way as to visualize each individual teacher's basic education reform activities, thus enabling improvements in the education on offer. In concrete terms, it has built a PDCA cycle into its system: PDCA refers to the actual giving of lessons, withP (planning the syllabus) → D (delivering the lessons) → C (making lesson records) → A(improvements in the lessons).Teachers need various kinds of support
  • 江本 理恵, 加藤 由香里, 尾澤 重知
    大学教育学会誌 31 2 88 - 91 大学教育学会 2009年11月 [査読無し][招待有り]
  • 加藤 由香里, 江本 理恵, 尾澤 重知
    大学教育学会誌 30 2 88 - 92 大学教育学会 2008年11月 [査読無し][招待有り]
  • Rie EMOTO, Toshiki MATSUDA
    Educational Technology Research 30 1 53 - 63 日本教育工学会 2007年10月 [査読有り][通常論文]
     
    We propose to incorporate "Informatical and Systematical Thinking" into Information Studies in high school as a part of the learning content. The present study aims to prove that "Informatical and Systematical Thinking" is not only helpful for students to find better ways to use information, but also is effective as a means of developing better understanding of information ethics. We began by giving learners a certain problem to solve and then we taught them how to deal with problems using "Informatical and Systematical Thinking". After that we gave them another problem to see if what they had learned from us had made any difference in their approach to problem solving. Comparing the results we were able to confirm the effectiveness of "Informatical and Systematical Thinking".
  • 江本理恵, 松田稔樹
    日本教育工学会論文誌 30 3 213 - 222 日本教育工学会 2007年02月 [査読有り][通常論文]
     
    筆者らは,普通教科「情報」で指導し,習得させるべき学習内容の1つとして,「情報的な見方・考え方」を提案している.本研究は,学習者に「情報的な見方・考え方」を指導することで,彼らの情報や情報技術を活用した問題解決が改善されることを確認することを目的としている.具体的には,授業において「情報的な見方・考え方」を明示的に指導し,指導した学習者に問題解決活動を行わせ,彼らの問題解決のパターンや解決方法の発想,選択に関わる思考・判断に指導の効果が反映されているかを検証した.
  • 江本理恵, 萩生田伸子, 松田稔樹
    日本教育工学会論文誌 29 増刊 229 - 232 日本教育工学会 2006年03月20日 [査読有り][通常論文]
     
    本研究では,高等学校における「情報B」の授業で「情報的な見方・考え方」の指導を行い,その前後で生徒の「問題への取り組み方」に対する認識に変化が生じたかを調査した.具体的には,実践授業の前後でアンケート調査を行い,分析した.得られたデータに基づき,因子構造を検討した結果,指導前には「物事を多面的に分析・発想する態度」「問題をより深く捉える態度」の2因子構造が見られ,指導後には,「多様な解決方法を発想する態度」「物事を多面的に捉える態度」「物事を論理的に捉える態度」という3因子構造が見られた.
  • 道徳的知識・情報技術の知識・合理的判断の知識の組み合わせによる情報モラル指導法〜普通教科「情報」試行授業での実践〜
    玉田和恵, 松田稔樹, 江本理恵, 萩生田伸子
    日本教育工学会論文誌 29 増刊 79 - 84 2002年03月20日 [査読有り][通常論文]
  • 松田稔樹, 江本理恵, 波多野和彦, 野村泰朗
    科学教育研究 25 2 117 - 127 2001年01月 [査読有り][通常論文]

MISC

書籍等出版物

  • 村上, 正行, 田口, 真奈, 日本教育工学会 (担当:分担執筆範囲:第11章 ICTを活用した組織的な教育改善支援)
    ミネルヴァ書房 2020年11月 (ISBN: 9784623083909) iv, 201p
  • 岩手大学大学教育総合センター (担当:編者(編著者)範囲:第3章第1節 岩手大学におけるICTを活用した教育改善の取り組み)
    東北大学出版会 2013年04月 (ISBN: 9784861632259) ix, 247p
  • 東北大学高等教育開発推進センター (担当:分担執筆範囲:第3章第3節 根拠に基づいた教育改善活動を目指して)
    東北大学出版会 2010年03月 (ISBN: 9784861631443) 257p
  • 授業設計と教材開発の指導~情報Bを中心に~(実践編)
    メディア教育開発センター 2002年03月
  • 授業設計と教材開発の指導~情報Bを中心に~(解説編)
    メディア教育開発センター 2001年03月
  • 授業設計と教材開発の指導~情報Bを中心に~(素材編)
    メディア教育開発センター 2001年03月

講演・口頭発表等

  • eポートフォリオによる学修成果の可視化は何をもたらすのか -岩手大学アイフォリオを事例として-  [招待講演]
    江本理恵
    東北学院大学 第 28 回 FD 研修会・講演会 2021年12月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • ティーティングポートフォリオワークショップ  [招待講演]
    江本理恵
    岩手医科大学全学教育推進機構ティーティングポートフォリオワークショップ 2020年07月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 授業設計のススメ  [招待講演]
    江本理恵
    岩手医科大学薬学部FD研修 2019年09月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 学修成果の可視化をめざして~eポートフォリオ『In Folio』の活用  [招待講演]
    江本理恵
    北海道地区IDEセミナー「学修成果の可視化をめざして」 2019年08月 口頭発表(基調)
  • 教育の内部質保証システムの一端を担うIn Folio(アイフォリオ)と教学IR  [招待講演]
    江本理恵
    東北文化学園大学IRセミナー 2019年08月 口頭発表(招待・特別)
  • 授業設計のススメ  [招待講演]
    江本理恵
    岩手医科大学看護学部FD研修 2019年04月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • ティーチングポートフォリオ作成ワークショップ  [招待講演]
    江本理恵
    日本赤十字秋田看護大学・秋田短期大学FD研修会 2019年03月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • ディプロマ・ポリシー達成度の可視化と学修ポートフォリオの活用  [招待講演]
    江本理恵
    YU-AP事業FD・SDワークショップ 2018年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 教育の内部質保証システムの一端を担うポートフォリオシステム 「In Folio」の活用  [招待講演]
    江本理恵
    立正大学研究会 アクティブ・ラーニングの実践とポートフォリオ研究会 2018年10月 口頭発表(基調)
  • 岩手大学の入学前教育  [招待講演]
    江本理恵
    2013年度岩手県立大学盛岡短期大学部FD講演会 2014年03月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 岩手大学の初年次教育の取組 -入学前教育から基礎ゼミナールへ-  [招待講演]
    江本理恵
    初年次教育学会第1回地域研究フォーラム 2014年02月 口頭発表(招待・特別)
  • いわて高等教育コンソーシアムにおけるFD・SDの取り組み  [招待講演]
    江本理恵
    第10回全国大学コンソーシアム研究交流フォーラム 第6分科会:コンソーシアムにおけるFD・SDの推進】 2013年09月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • Form Teaching to Learning - Mediasite as a new educational tool for teachers -  [招待講演]
    Rie EMOTO
    unleash2013 : The Mediasite User Conference 2013年05月 口頭発表(招待・特別)
  • 岩手大学におけるICTを活用した教育改善 -教授技術『匠の技』伝承プロジェクト-  [招待講演]
    江本理恵
    Mediasite User Meeting 2012 2012年08月 口頭発表(招待・特別)
  • 岩手大学におけるICTを活用した教育改善  [招待講演]
    江本理恵
    第16回FDフォーラム【第5分科会:FD・教育改善を推進するためのICTの役割】 2011年03月 口頭発表(招待・特別)
  • 岩手大学におけるICTを活用した教育改善
    江本理恵
    国際シンポジウム「フランス語圏の高等教育事情とICTの活用」 2011年01月 口頭発表(招待・特別)
  • アイアシスタントを活用した全学的FDの取り組み  [招待講演]
    江本理恵
    情報処理学会設立50周年記念全国大会 2010年03月 口頭発表(招待・特別)
  • 岩手大学におけるICTを活用した組織的FD活動について  [招待講演]
    江本理恵
    千葉大学普遍教育センター第5回学習会 2008年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 教員と学生が双方向的に活用できる学習支援システム(アイアシスタント)の開発と展望  [招待講演]
    江本理恵
    東北学院大学FD講演会 2008年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 岩手大学におけるICTを活用した組織的FD活動について  [招待講演]
    江本理恵
    金沢大学FD・ICT教育推進シンポジウム 2008年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 教育支援システム「In Assista;アイアシスタント;の全学的導入  [通常講演]
    江本理恵
    日本教育工学会第23回全国大会 課題研究:教育サービスとしてのe.Learning 導入の検討 2007年09月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募)
  • 教育支援システム「アイアシスタント」の全学的導入と授業改善  [招待講演]
    江本理恵
    山形大学第9回授業改善ワークショップ 2007年08月
  • 岩手大学のFD活動と教育支援システム「アイアシスタント」の全学的導入  [招待講演]
    江本理恵
    国際連携を活かした高等教育システムの構築プロジェクト特別研修会 2007年04月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2024年04月 -2028年03月 
    代表者 : 松河 秀哉, 川面 きよ, 村上 正行, 渡辺 雄貴, 長濱 澄, 江本 理恵, 串本 剛, 根岸 千悠, 大山 牧子, 新居 佳子, 岩崎 千晶
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2024年04月 -2027年03月 
    代表者 : 杉本 和弘, 村上 正行, 江本 理恵, 串本 剛, 長濱 澄, 松河 秀哉, 川面 きよ, 安田 淳一郎
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2020年04月 -2024年03月 
    代表者 : 松河 秀哉, 川面 きよ, 村上 正行, 渡辺 雄貴, 江本 理恵, 串本 剛, 根岸 千悠, 大山 牧子, 冨永 陽子
     
    本年度は大きく分けて2つの課題に取り組んだ。課題1は、機械学習を活用した自由記述の自動分類・フィードバックシステム開発であり、課題2は、各大学における分析結果を活用したエビデンスに基づく新たなFD・IRモデルの開発である。 課題1に関しては、各大学の授業評価アンケートの自由記述を収集し・従来のデータに追加した。特に、東京理科大に関しては、大量の自由記述を紙ベースで保有しているため、自由記述テキストのデータ化に取り組んだ。その結果、本年度1年間で9万件以上の自由記述を収集することができた。本年度の授業評価は新型コロナウイルス対応による授業のオンライン化の影響をはじめて受けたと考えられる。その影響を検討するため、今年度中に得られたデータを用いて、トピックモデルによる分析とトピックに対命名作業を行い、今年度の複数の大学の授業評価アンケートの自由記述に対応したモデルを作成することができた。その結果、作成したモデルには、従来の授業では見られなかった,授業のオンライン化にかかわる複数のトピックを含んでいることが明らかになるなど、興味深い知見が得られた。これらの結果については、日本教育工学会の全国大会で発表を行った。本年度はこのほか、大量データを保管・分析するためのサーバやデータベースなどの情報処理環境の整備も並行して進めた。 課題2に関しては、東北大学において実施された、授業のオンライン化の影響に関するアンケートの自由記述を、トピックモデルを用いて分析・分類し、その結果を大学執行部に共有するなど、本研究の成果に基づいたIRの実践を行うことができた。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2020年04月 -2023年03月 
    代表者 : 江本 理恵
     
    本研究の目的は、高等教育機関における授業改善(教育改善)を推進するために、ICTを活用した教育支援システムを組織的に導入・提供することで、教員の授業(教育活動)がどのように変化するのかを明らかにすることである。 令和2度は、岩手大学で平成19年度から本格稼働しているICTを活用した教育支援システム「In Assistant(アイアシスタント)」を対象とし、継続的に利用している教員を研究参加者として半構造化面接法にて面接調査を行った。面接調査の内容は文字データにし、M-GTAにて分析した。その際、分析テーマには「教員がどのようなプロセスを経てアイアシスタントを受け入れ、どのように活用しているのか」を設定し、分析焦点者には「アイアシスタント以前にはICTを活用した教学マネジメント支援のシステムを授業期間中に使う経験がなく、かつ、持続的に授業記録機能を使い続けている教員」と設定した。その結果、外圧によってシステムを受け入れ、使い始めた教員が、使い続けることで教学マネジメントを意識的に行うようになり、それが習慣となっていくプロセスが見いだされた。ここまでの過程において、広く同分野の研究者から意見をきく機会として2件の学会発表を行ったが、プロセスが見いだされたことに伴い、教育工学論文誌への投稿(査読有)及び学会発表を行うことを予定している。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2011年 -2013年 
    代表者 : 江本 理恵, 後藤 尚人
     
    本研究の目的は、大学教員の教育業績評価の1つの方策として、「e-ティーチング・ポートフォリオ」システムのあり方を検討し、プロトタイプを構築することである。 最初に、本研究グループは、国内外の高等教育機関を訪問し、「e-ティーチング・ポートフォリオ」システムの活用状況を調査した。その結果、組織的な導入は難しいこと、そして、入力する教員の手間を省く工夫が必要であることが確認された。次に、ポートフォリオの根拠資料となる動画の活用方法を検討し、実際に授業とインタビューを組み合わせて編集した15分ほどの動画をいくつか開発した。最終的に、これらをとりまとめたポートフォリオのプロトタイプを作成した。


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