日本学術振興会:科学研究費助成事業 特別研究促進費
研究期間 : 2019年10月 -2020年03月
代表者 : 丸山 喜久, 能島 暢呂, 庄司 学, 永田 茂, 宮島 昌克, 大庭 哲治, 梶谷 義雄, 佐藤 翔輔, 筆保 弘徳, 小林 文明, 竹見 哲也, 飯塚 聡, 宮本 佳明, 益子 渉, 丸山 敬, 松井 正宏, ガヴァンスキ 江梨, 野田 稔, 中嶋 唯貴, 西嶋 一欽, CRUZ Ana・Maria, 高橋 徹, 友清 衣利子, 劉 ウェン, 有川 太郎, 柴山 知也, 高木 泰士, 平石 哲也, 清野 聡子, 田中 規夫, 八木澤 順治, 竹林 幹雄, 大西 正光, 畑山 満則, 平田 輝満, 轟 朝幸, 大石 哲
本研究では,2019年台風15号(房総半島台風)によって引き起こされた様々な被害に関して調査研究を実施した.台風15号によってもたらされた長期停電によって,電力依存社会の抱える脆弱性が次々と露見された.このことから,本研究の成果は,風水害の防災対策のみならず,今回と同様に大規模な停電が懸念される首都直下地震や南海トラフ巨大地震などの地震対策にも非常に重要な知見をもたらすものと考えられる.さらに,近年風水害が頻発し,その被害が激甚化している我が国の防災・減災対策の立案に,本研究は大きく貢献できるものと期待される.