日本学術振興会:科学研究費助成事業
研究期間 : 2013年04月 -2018年03月
代表者 : 沼野 充義, 三谷 惠子, 松里 公孝, 柳原 孝敦, 青島 陽子, 小松 久男, 乗松 亨平, 楯岡 求美, 井上 まどか, 亀田 真澄, 下斗米 伸夫, 坂庭 淳史, 池田 嘉郎, 湯浅 剛, 阿部 賢一, 安達 祐子, 加藤 有子, 平野 恵美子, 羽場 久美子, 柴田 元幸
ソ連解体後のスラヴ・ユーラシアの変容と越境の様々な様相に焦点を合わせた包括的な研究である。グローバル化時代の世界情勢を考慮に入れ、新たな研究の枠組みの構築を目指した。代表者および19名の分担者の専門は、地域的にはロシア、ウクライナ・コーカサス・中央アジア、中・東欧から、東アジアや南北アメリカに及び、分野も文学・言語・芸術・思想・宗教・歴史から政治・経済・国際関係に至るまで人文社会科学全体にわたる。このようなグループによる超域的・学際的アプローチを通じて、国際学会の組織に積極的に関わり、日本のスラヴ・ユーラシア研究の国際的発信力を高めるとともに、この分野における国際交流の活性化に努めた。